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[だが、なおも「良い性格」だと言われて、]
……ふうん。
氷霧、ね。じゃあボクも早めに戻れるようにするかな。
[複雑な気分になりながらそう返した]
[……。+表+
表:コダマとの会話が終わればコンビニへ去るかも。
裏:吸わないままの水星煙草の灰が落ちる。]
………コダマ。
お前がエイリアンだったらな。
[男と別れた後、コダマはパンダの中にいる社長にそっと問うのだった]
良い性格って、いったいなんなんですか……?
キスするにも抱くにも種族は関係ないけど。
[しれっと。]
考えが変わったら何時でも来る事だ。
[それは>>2:446例の件。]
…………。
口説き文句としては上質の部類にあたること言ってくれるじゃーないの。本気にはしないけどさ。
[あっさりそう言ってから、]
あんまりコンビニに迷惑をかけちゃ駄目だからね。
[コンビニで待つのだろうと、そう察してとりあえず釘を指すみたいなことを言うと、男にひらりと手を振って、パンダと共に歩き去るコダマであった**]
馬鹿か。
色気のなさを自覚して言え。
[長くなった水星煙草の灰を叩いて落とし、コダマ達を見送る。]
お前は赤スーツの男とでもよろしくやってろ。
[姿が遠くなった頃。
かけた最後の言葉はコダマの耳に届いたかどうか。**]
[宇宙コンビニに戻ると、何故か床が、
一時的にスケート場みたいになっているのを目撃した。]
カフェモカ一つ。
[注文は何時もと同じ。**]
元ケルベロス艇首領 ケヴィンは遺言状を貼りました。
一つ前の//
セイランへ。
コンビニを出て近くの24時間営業のファミレスに移る。
暫くはそこに居るつもりだが、居ないようなら連絡しろ。
[本心が読めない、とは。
常の男にも言われる事だったが。]
――他人(ひと)にやられると、それなりに快く感じないものですね。
[二人のやり取りを、パンダとしては横目に。
中の男の目の前のパネルに映しながら、パンダの内部でしか聞こえないため息をひとつ。]
……ガイさんからの連絡が本格的に途絶えた?
[金星の一角で物資の補給をしていると、通信が入った]
そうですか。いえ。
心当たりは、―――――…特には。
[そう告げて通信を遮断する。
思い当たる節は、勿論あったが]
……ずいぶん言いたい放題言ってきましたからね。
言われたことに納得できなくてもおかしくないでしょう。
[青年の言葉に返したのは、そんな雑感]
あるいは、それだけではないのでしょうか……
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