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[はらり] [ひら] [はら] [ひらり]
[腐れた魂は静かに解けて逝く]
[ひらり] [はら] [ひら] [はらり]
――…
[お父様を残して朽ちてしまった]
[今際の際に視た迷子の彼を想う]
[今度は彼を残して朽ちてしまう]
……エル…
[彼に生きて欲しかったのか]
[彼に逝きて欲しかったのか]
[歌声に薔薇の花弁は舞った]
[ヘンリエッタに命を奪われた男の気配と影。
塒に火をつけられたはずだが幻は在りし日のまま]
ヒューバートさん、ここが好きだった?ここのみんなの事。
[些か唐突に尋ねてしまったのはなぜだろう]
[ゆっくりと丘を降り、小さな集落の家並みを眺めて回る。]
…こんな風になっていたのか……。
[ほとんど外に出ることが無かったから、立ち並ぶ質素な小屋達も、細い小道も、広場も知らなくて。
感慨深げに、集落の中を散策していた。
久しぶりの散歩で無理が来たのか、足の疲れに座り込む。
見上げる、淡い霧のかかった空。]
〔…望みの繋がるひととき…柳の心を持つ者は、目を開く。〕
〔胸に手をあてて…優しきものへと旅芸人の如き一揖を〕
……ン。…ずっとでもないけれど…ここにいたよ。
…と、こら…
〔業火に焼かれた男は、相手の問いへ緩く首を傾ける。〕
――…芹菜。ボクはね…こわがりだけれど、
ここにいるみんなのことがずっと好きだよ。
…きらいじゃない、でなく…すき。
好き過ぎてこわいってヤツさ…アハハ。
〔生前の出来事を思い出すように…淡い霧のかかった空を一度見上げる。…もう誰も…ひとりじゃない。〕
〔望みの持ち主達を窺うように、耳を澄ませる。〕
だからヒューバートさんはここにいるんだろうね、それじゃ。
……すてらさんとナサニエルさんとあたし、三人だけじゃ寂しいって思ってたけど、
そうでもないって事なんだよね。
〔銀髪の青年が姿を見せると、深い目礼を馳せ…片手を伸べて招き入れる。掻い摘んでだが、芹菜へ彼との経緯を話して紹介し〕
〔続いて語られる言葉には、顎鬚を尖らせるように撫でて…安心させるように笑む〕
…そうだよ。誰にも寂しくなってほしくない…
欲張りすぎるから、それぞれがそれぞれの形で
しあわせになるのが…ボクのしあわせ。
…誰が何を諦めたかなんてね、…芹菜。
終わってみないとわからないものさ。
だからボクは…あれこれ思い詰めてしまったんだけれど。
欲張るタイミングは、難しいや。
〔相手の瞳を覗き込む。細く笑む眼差し〕
ウルズもコーネリアスも、それは同じ。
…疲れさせちまったろうなァ…
〔ごめんよ…と未だ名づけぬ青年へと眉を顰める。〕
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