情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
〔いつしか、花園の傍に座り込んでいて〕
……、…
〔その場に居る者等へと、片手を胸へ当てて会釈を向ける。
…眼差しは切なげ。疲れは見えるが焼け焦げた身体は癒え〕
罪を背負って生きていける、か。
それがすてらも生きてる理由なんだな。
[そういう事だとよ、菜っ葉。と芹菜に呼び掛ける
ナサニエルを見やり]
引導は、お前さんが渡してやるか?
何故、貴方が謝るの?
[不思議そうに彼を見詰め]
[頬に触れる手に表情は和らぐ]
[彼の手は酷く汚れただろう]
温かい。
[そっと添えられた手に小さな手を重ね]
[その言葉に、静かに首を振る。
銀の髪がさらさらと肩に流れる。]
…俺はおそらく、里へたどり着く前に事切れる運命だったのだろう。
皆が手を差し伸べてくれて、"ウルズ"はあの地で生きられた。
僅かな日々だったが、それでも沢山のものを得ることが出来た。
[鈍い痛みを抱いたままの、己の首へとそっと触れ。]
感謝こそすれど、怨んではいない。
…予定が僅か狂っただけのことだろう。
全ての理由が其処にある訳ではないけれど、
納得がいったなら良かったのかしら。
すてらもあの調子ならばもう心配ないでしょう。
彼女の事、お礼を云わないとだわ。
引導は必要ないわ、ナサニエル。
私の死まで貴方が背負う事は無いのよ。
[困った様子で微笑んだかも知れない]
[赤黒く爛れて表情は読み取り難い]
どうせもう、そう長くはもたないのだわ。
そう言って貰えると、少しは気が休まる。
願わくば生き残った者たちは現世で幸せになって欲しいが──。
次の生ではお前もきっと、幸せになれるよ。
[保証する、と"彼"へ微笑みかけた]
ああ、そうだ──。
首と胴体を泣き別れにするつもりは無かったんだ。
なるべく疵をつけたくは無かった。
折るだけのつもりだったんだがな。
[改めて、済まないと詫びる]
―どうしてかな?俺にも良く分からないや。
[無表情のまま淡々と言葉を紡ぎ。
汚れた手をそのままにもう片方の手も触れさせて]
―ヘンリエッタは本当に綺麗だよ。
―だって、汚れても綺麗なままだ。
[傍らで眠り続ける舞葉の手へ、花を一輪握らせる。]
この子も、目覚めて歩みだす時には、
人々に愛されて生まれてこれるといいな。
…強い方だ、…シャーロット。
ボクに耐えられるのは…孤独くらいなのに。
多くを背負わせてしまった…
〔迎えが遅くなって済まない…と深く詫びる。〕
自分の事が判らないなんて、困ったナサニエル。
すてらより芹菜より、貴方が一番心配だわ。
[彼の手に懐いて目を細める]
[片腕しか動かないけれど彼に倣い]
[其の頬をそっと滑るよう撫ぜ]
有難う、ナサニエル。
きっとお世辞ではないのね。
[頬を撫ぜた手ははたりと落ち]
仮令、大切な人を護れなかったとしても、
貴方も、綺麗よ。
此処に貴方が居て、貴方に出逢えて良かった。
海か──全てを生み出した母たる海。
私は……ヒトの間で、ヒトとして生きられればそれで良い。
情けないほどに弱い私だが、次こそは。
ヒューバート、私は強くなど無いよ。
逃げてばかりだった。
願いからも目を背けて。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新