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貴女を連れて行かなかったのは、
私が彼を連れて行きたかったから。
こんな血生臭い処で心を成長させるのは、
純粋な心には酷く悲しい事に思えたから。
[緩やかに瞼をおろす]
尤も、彼女は誰の死も望みはしなかったでしょうけれど。
貴女の死も、他のみんなの死も、私の死も。
[顔をあげ芹菜へと視線を向ける]
今日は私を視ると思っていたわ。
自分で云う心算だったのだから、
手間が省けたとお礼を云うべきかしらね。
貴方達は選ばなければいけない。
誰かを生かす事は誰かを殺す事。
…罪、か。
[傍らに座るように促して、灰色の空を見上げる。
この地は何処までも静かで穏やかで。]
俺が棄てようとしたもの。忘れようとしたもの。
そして逃げようとしたものも、おそらく同じものだ。
かつての俺は、人の身で在りながら修羅だった。
死ぬことを忘れ増えすぎた人を、人の身で狩る鬼だった。
ここへ来てやっと、それを受け入れる覚悟が出来た。
[小さく肩を竦める。]
罪を背負っているが故に、輪廻するのかもしれぬ。
償い、やり直すために。
自覚して、受け入れて、それでやっと償うことが出来るようになるのかもしれない。
なんつーかだな。
お前さん(たちかもしれねぇが)、俺をこそ最初に殺してりゃよかったんだよ。
電雷がお前さんの正体をかぎつけられるからだけじゃなくて、な。
[芹菜の頼みに頷き、歩み寄ろうとし―告げられた言葉に足を止める]
――――ぇ?
[信じられない―信じたくない―誰よりも自分に似てる彼女がそうだなんて]
…………。
[凍りついた無表情のまま、ヘンリエッタへと手を伸ばす]
忍者 ナサニエルが「時間を進める」を選択しました
芹菜、私は断罪の為に此処に居るのではないのよ。
彼女が見つかるくらいなら貴女をとも思ったけれど、
罪を背負って生きていける者を殺す気は無いのだわ。
ならば、私は償う資格すら持ち合わせていないかもしれないな。
己の罪から逃げ、苦しみからも生からも逃げ、ヘンリエッタを裏切った。
……お前にも、詫びねばならないだろうか?
無理やりに命を狩り取ったはこの私だから。
[伸ばされる手の気配に緩やかに視線を移す]
私は謝れないのだわ、ナサニエル。
自分の意思でしてきた事を謝れば、
全てを否定して仕舞う事に成るもの。
[感情の見て取れぬ彼の貌を見詰める]
[伸ばされる手を厭う事は無いけれど]
[其の手に触れて良いものかと躊躇い]
其れでも――…
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