情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―――其れでも、わしはお主を愛しく思うよ。
涙を流す、お主のその姿が…。
[ふらり、立ち上がり血色の失せた顔でヘンリエッタへ力無く微笑み]
しゃあろっと、なさにえる…一度屋敷へ戻ろう。
此処に居らぬ者に伝えねばならぬ。
[視線を合わせぬまま、二人へと声を掛け。歩みを進めようとしたところで顔を上げる、徐々に強張って行き]
…風が…
[掠れた声で呟くと駆け出す、微かに漂う煙の方角へ]
嗤いたければ嗤うと良いのだわ。
人形如きが分不相応に心を持ち、
腐れて逝くのは滑稽だと。
けれど私は其の声を聴きわけ、
殺してからこの闇に投げ捨てる。
[絶対零度の静かな声が告げる]
[遠く聴こえる声に瞼を持ち上げ]
[紅く揺れる空に瞳を細めるか]
綺麗…
[無意識のうちに小さく呟き]
燃えているのだわ。
ステラ、貴女が見ているのは誰?
ひとりは厭と駄々を捏ねる子供を、
大人は嗜めるべきなのだわ。
[唇を尖らせふいと彼女の方から顔を背ける]
[駆け出す気配に顔をあげるも呼ぶ声が聴こえ]
[暗殺者へ向き直るより早く腕は伸ばされる]
――…
[どろどろと腐って逝くのに人形の胸は温かい]
[柔らかな肢体に包まれて震える腕は――…]
シャーロット…
[井戸に集まった面々から離れつつ、呟いた]
――それとても、枷。
心が宿るのは、肉にではなかろう。
心が宿るのは、《存在》そのもの。
清浄が不浄へと、聖なるものが穢されたものへと。
生者が死者へと、移り変わるように。
転価する事もまた誉むべきかな。
[井戸を振り向き、白煙たなびく空を見上げ、足元を見下ろした。搾り出すように呟く]
……愚かな、やつ、よ……。
……迷い、迷うて、迷い続けた揚句に果てへと旅立ったか。
――汝、輪廻せしや否や?
[ふわふわと揺れる紅毛を指先で梳り]
誰だって、「一人は厭」。
私だって──、
[同じ、と囁いて小さな体を抱き上げる]
[駆けるすてらの背中を見遣り、少女の言葉に紅く燃える空を見て]
私たちも、行こう。
[少女と抱き、黒い僧衣の後を追った]
今宵は貴女の邪魔をしてしまったわね。
ごめんなさい。
次ぎは貴女が望むならば邪魔をしないから、
想う人を送ってあげて。
けれど、ファーカ、
ひとつだけ覚えておいて。
若し其れを貴女が厭うなら、
若し貴女が望むなら、
私は何時でも貴女の刀に成る。
――うるず!
[前方に見えた銀色の髪へと駆け寄り、身を起こす様子に片手を添えて]
大丈夫か…?
…これは…如何したのじゃ…
[目の前に広がる炎に呆然と呟き]
[抱かれる温かな腕に僅か戸惑うも]
[巻き髪梳く指先の感触には寛ぎ]
[薔薇色の唇は安堵の吐息を零す]
ひとりにしたくはないのよ。
貴女の傍に、何時も誰かが居れば良いのに。
[抱き上げられるのにきょとりと瞬き]
[彼女の貌を覗くひと時もあるだろう]
そうね。
でも、重くはないかしら?
[彼女を気遣う如く小首を傾げ]
[共に火事場へと*向かうだろう*]
ヒューバートがもう、
安らかだと良いのだわ。
[呟き彼女の胸に頭を凭せ]
ファーカ…――有難う。
[俯き加減に*小さく囁いた*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新