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― 個室→広間 ―
[部屋を出るのを随分と躊躇う]
[身に纏う甘い腐臭は消えない]
[包帯を巻いた手で扉を開ける]
閉じ篭っていても仕方ないのだわ。
[言い聞かせる如く呟き]
[俯き加減に広間へ入る]
御機嫌よう、みなさん。
[ドレスの裾を軽く持ち上げ一礼]
[誰からも離れた部屋の片隅へ]
[暫くは彼等の会話に耳を傾け]
[忍者とミッキーの会話に瞬く]
ミッキー、人は嘘吐きよ。
様々な理由で嘘を吐くわ。
理由なんて他者には、
判らないのかも知れない。
私は芹菜の言葉を疑っている訳ではないけれど、
だからと云って鵜呑みにして信じてもいない。
[―不意に漂う甘い香り。
程なくして入ってきた香りの主の方を見やり]
ヘンリエッタ…。
[包帯を巻かれたその姿にあの時見た物が錯覚でもなんでもない現実だと改めて認識させられ軽く拳を握り締める]
[顔の半分は包帯に覆われている]
[名を呼ばれ石榴石がひとつだけ]
[忍者を捉え直ぐに貌を背けるか]
見苦しいわね、ごめんなさい。
[身を隠す如く窓際のカーテンに半ば隠れ]
お気遣い有難う、シャーロット。
独りで居ても舞葉や十姫やヒューバートの事を想ったわ。
今は少し落ち着いているのよ。
[俯き顔をあげまた俯く]
貴女やすてらの事も想ったわ。
折角付き添って呉れたのに、
追い出すようにしてしまいごめんなさい。
本当に、有難う。
――回想 邸内――
[邸内を歩いていたところ芹菜に呼び止められ、目を覗き込まれると困惑の苦笑を浮かべ]
…如何かしたか?
[違うと言われ、謝られても芹菜が何を言いたかったのかはわからない]
…なんじゃろうか…。
[立ち去る背を見送ることしかできず]
[しばらく思案するように沈黙し]
知られてしまっては責を果たす妨げになるかもしれない。
彼らは恐らく──知れば排斥するだろう。
お前が望むのなら、私は従うよ。
いいや。
放っておくことも出来なかったんだ。
それに手当てはほぼ、すてらが。私はただ手伝っただけ。
[小さく笑みを浮かべ]
気分はどうだ?
どこか気持ち悪いところは?
私はお前がそばに居てくれればそれだけで。
一人ではないと思えるからね。
[と、何かを思い出し]
ああ……、いつか歌を歌ってくれないか?
お前は嫌がるかもしれないけれど。
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