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もし、恨めないと、言うんでしたら。
私を殴って下さい。
……それでオリガさんの気が晴れるとも、私の罪が赦されるとも思わないけど。
[自身でも何故こんな事を謂い出したのか、解らない。
けれど、彼女には。……ヒトの彼女に対して失礼かもしれないけれど、鏡に映したように思えた彼女には。そうされたくて。
そっと、眸を*伏せた*]
え……
[人狼が、彼らの所業に対し罪悪感を抱いているとは思っていないから、侘びの言葉は余りにも意外なもの。
恨んで欲しいと言いながら、謝罪を紡ぐ。彼女のその心理を正しく読み取り理解することは、人狼でない自分にはきっと出来ないだろうけれど]
あぁ、あ。困っちゃった。
………人狼は嫌い。
でも、これじゃ「あなた」は、嫌えない。
[おかしいかな、おかしいよね。
困ったような悲しいような、ほっとしたような、複雑な笑みを口元に浮かべて。]
………殴る?
[予想だにしない申し出に、思わず瞳を丸く見開いた。]
…………。
今ここで聞くまで、ナタリーちゃんが人狼だってことは分からなかったけれど。
ロランくんが死んだ時の貴方の様子を見た時に、思ったの。
もし――もし、ナタリーちゃんが人狼で、あの一件の後、人を殺す理由に食欲やお仲間を守ること以外の、別の理由が加わってしまうのなら。
わたしにはもう、咎めることは出来ないな…って。
口には出さなかったけど、ね。
[口元に、指を一本立てて当ててみせ。]
それで……う、ううん。
殴って気が済むなら………そう、してもいいけれど。
[ぐーぱーと拳を握ってみる。
躊躇無く刃物を振り回した癖に、人を殴るなどなかったし、相手は女の子で。
ナタリーを窺うように見れば、彼女はもう眸を伏せてしまっている。]
………あなたは、わたし。
[小さく呟いて、息をひとつ吐くと。
彼女の傍まで一歩ずつ歩みを進めて――――]
……人間は憎い。
[ロランを死に追い遣ったものが人間である以上、これはもう揺るがす事の出来ない感情。]
でも、「オリガさん」は、憎めない。
[娘もまた、複雑な笑みを浮かべて。]
[それから、彼女の言葉を黙って聞いていた。
咎める事は出来ないと謂われ、眸が揺らぐ。]
[気が、済むのだろうか。
解らない。
けれど少しは気が軽くなるのかもしれないと。
歩み寄ってくる気配を感じれば、瞼を更に強くぎゅっと瞑って。]
――――あいたっ!!!!
[頬を殴られても、声は上げない心算だった。
けれど、“殴られた”箇所があまりにも予想外で。
思わず、盛大に叫んでいた。]
ぇ、え??
[額を抑えながら、きょとんと彼女を見上げる*]
[素っ頓狂な叫びを上げる彼女に。]
ふふ、ふっ。
[娘もまた、忍び笑い。]
さあ、今度はナタリーちゃんの番。
煮るなり焼くなり…じゃなくって、叩くなり殴るなりでこピンなり。
あ、でも。食べるのはナシですからね。
[魂を喰らうのは人狼ではないと、分かっていての軽口。
彼女の躯の眠るベッドに腰掛けるのは気が引けたから、ふわりと宙に浮かび、彼女の眼前に“腰掛けた”。]
[じっとみつめる氷面。
映る筈のない影。
己の姿。
映るのは何故か娘の姿。
首を傾げるわ。
違和感に。
見覚えのある自分の姿。
見間違えやしないわ。
その筈なのに――。
現在の記憶から徐々に徐々に零れ落ちて――。
女はひとり過去に揺蕩うの――**]
―フラッシュバック・何処かの狩場―
[左手が、歌詞のように文字を綴る様を、口元を拭いながら見る。
人間など、どうせ何時かは自分の命惜しさに此方を売ろうとする。
人間など、どうせ何時かは「〜〜を愛している」なんて安っぽい台詞を吐きながら相互肯定のぬるま湯に浸かって。
する事は獣と同じ事――非生産的な分、獣より性質が悪い――に耽溺し、愛する人間を喰う此方を罵倒するようになる。
彼が見てきた人間は、須らく全ての原因を人狼に押し付けてきた。
だから、囁きを返すこの人間がツマラナクなったら、すぐに喰ってしまおうと思っていた。]
[しかしこの男はどうだろう。
何処に行っても、誰をどう喰らっても、むしろ愉しそうで。
攻撃の矛先が自分に向かっても返り討ちに出来る位には強い。
片田舎の村長のお坊ちゃまが。
次はどんな嘲りを死者に送るのだろう?
愉しめる内は、もう少し、もう少し、喰わずに様子を見るか――……]
うー……
[忍び笑いを上げる彼女に、思わず頬が紅くなる。]
わ、たしの番、って言われても……
私には、殴ったりする理由なんて、無いのに。
[既に目の前に“腰掛けて”いる彼女には、困ったな、といったような表情を向けてから。]
―そして現在。2塔地下入口―
……9年、か。
[ぽつり、漏らした。
重い靴が出す音が、天井に響く。
正直、ここまでこの村に居るとは思ってもみなかった。
それ以前は住んだ記憶もない程の間に喰ってきたから。]
よく飽きないモンだよなァ……
[俺も。 ――オマエも。]
―回想・時計塔―
……バケモノね。
[ロランからの呼び名を繰り返す様子には、傷ついたとかの感情は一切見られない。
刀を奪った自分が何かしでかしていたのではないかとの指摘には]
僕は君たちと違って非力だから。
結社や衛兵含めて、あの砦にいる全員を屠ることは流石に無理だって。
人外のよしみで君たちに協力するって考えも一切なかったしね。
[彼らを自分の城たる森に呼び込めば、それも可能にはなってくるのだけど。
競争や飢え、狩りなどで獣や鳥が死に絶える以外の不必要な殺生をあそこでは赦していない。
だから十五年程前に地中に埋められた謎の二つの死体や、それよりも前のケモノの焼身自殺には頭を抱えたくなったものだ]
けど……妖魔としての僕が生き続ければ、今後も数十年に一度は誰かが魂を喰い尽くされた廃人になったんだよ?
ケモノがどう感じるかはわからないけど…ニンゲンには後味が悪いんじゃないかな。
次の宿主は自分の子孫かもしれないんだから。
あの愉快な仲間たちが僕をバケモノ扱いするのはお咎めなしで、僕が自分をそう称してそんな顔をされるのは、ちょっと割りに合わないな?
[ロランの複雑そうな表情には、あえて飾っていた時のように。
涼しい態度のまま、軽口を叩く。>>+154]
ああ、やっぱりあれ痛そうだったんだ。
[あの夜の出来事を思い返すと、苦笑して]
でもお構い無く。
僕は六年前から痛覚が壊れてるから。
あの時は……どうだったっけ。痛いとはまた別の次元だった気がするよ。
[刃物で自らの身体を突き刺す前。
全ての宿主たちの負の感情を直に受けた時は、唯一の激痛を感じたけれど。それは隠したまま]
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