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―― 朝・自室 ――
[そばにアナスタシアはいたかしら?
頭をかかえて飛び起きる――]
いたっ・・・。
なに・・・が・・・・・。
[ナタリーに受けた打撃、強く、強く、頭を壁にぶつけてしまったから――]
ああ、なん・・・で・・・。
狼・・・を・・・・
[葬らなきゃいけないのに、この手で――]
ナー・・・ち・ゃ・・・。
[苦しくて、苦しくて――アナスタシアへを呼ぶ声は、声にならなかったかも知れない。
頭を抱えてもがきまわる、そのさ中にいくつもの思いがよぎる――]
[張りつめた村役場の空気>>0:0
水車の凍りつくその前に、歯車が回りだしていること――弟は知っていたのだろうか。
惨劇の幕開けを?
はじまりは、いつだったのだろう―――]
[永い、永い、眠りにさらわれる女の脳裏、走馬灯のようによぎるのは幼い日、
アナスタシアとともに森をかけたわずかな日々で――。
あの日初めて森に踏み入った女は、まわりをきょろきょろと見回しながら、夢中でアナスタシアの後追いかけた。
友人との長い付き合いのうちにあって、あまりに短かったその時間。
けれど、あの森こそが自分たちを引き合わせたのだと信じていた――。
自分自身で森へ足を踏み入れることはなくなり、それでもアナスタシアが運んでくる森の香りが愛おしかった。
それは決して、あの森が妖魔の森だとか、奇跡の花だとか、そんな伝承のせいではなく――]
[アナスタシアのくれたおそろいの人形。
大事にしすぎてちょっとくたっとお疲れ気味。
手垢にもよごれて。
だけど、どんな宝石より価値のあるもの。
もしも許してくれたなら、ミハイルさんにお洋服の作り方教えてもらいたかったのに。
大好きな本が自分で作れると知って、夢中で作った拙い絵本。
裁断は曲がっているし、閉じ方もゆるくて今にもばらけてしまいそうな・・・。
それでも修繕する気にならなくて、ずっとそのまま。
黒髪の少女と、金髪の少女が、奇跡の花を探して森をかけまわるハッピーエンドの物語]
[ナタリーの血でこの手を染めて。
死ぬつもりなんてなかったけど、それでも鍵を託したのは予感があったからだろうか?
もうこの足であなたの隣歩けなくなること。
貴女への信頼の証に――形あるものを。
どうかそばに寄り添わせて。
離れていてもいつだって、貴女の幸せねがっていた。
勝手に貴女のためなんて無茶をして、なんで”呼ばなかった”のかと怒られそうね。
いつだってすねた顔したらしようがなさそうに許してくれたけど、今度ばかりは無理かしら?
それでも生きてほしかった、私のわがままをどうか許して]
[深紅に染まったサラファンまで加えてしまったのはとんだ誤算。
完成しなかったそれと同じ、育ちきる前に散った女の恋への寂寥と、捨てきれないわずかな思慕。
自身の命も顧みず、人狼を葬らんとしたのは、確かにアナスタシアのためだと胸張って言える。
たとえ彼女がそれを望まなかったとしても、この思いに嘘はない。
けれど、わずかも交じっていなかったといえるだろうか?
男を食い荒らした人狼の復讐の念と、同じ場所へ行きたいという思いが?
自覚し得ないほどに微かに――]
[ユーリー、あのこ。
ちゃんと笑えているかしら?
目の前に浮かぶのははにかむ弟の笑顔。
守りたくて、この手をすり抜けていってしまったもの。
ごめんなさい。
信じることができなくて。
それでも、愛しているわ。
たとえ貴方が人狼であっても――。
それならこの手で葬りたかったのに、それはかないそうにない。
伝わることのない思いを貴方に。
思い出の品は、家族が壊れていく悲しみと苛立たしさにどこかへやってしまった。
残せるのは露と消えゆく、この思いだけ――]
[神様への花束を欠かさなかった花摘みの娘>>1:58に、
与えられたものはなんだっただろう――。
ノルシュテイン家の娘も、息子も、両親の思い通りにはならなくなってしまったから。
森の近くに捨てられた子供を拾ってきた。
ノルシュテイン家のための、あたらしい装飾品。
少なくとも女の眼にはそう映っていた]
[上等の衣服も、花摘みの少女に施された飾り>>0:116
村長家に引き取られたこの子は幸せ?
どこか後ろめたく考えていた。
妹だなんて思えなくて、姉妹といわれるたびにどこか違和感が付きまとう。
少女は”居候”にすぎなかった――。
どこかよそよそしくしか接することのできなかった少女との二人っきりの一夜は、それでも狂いゆく女の胸に一時の安らぎを与えてくれた。
貴女に奇跡が訪れますように。
今度こそ同情や憐みじゃなくて、そんな風に思えた。
この手は人狼とはいえ命を殺めてしまったけれど、もしもであえたなら神様に文句を言ってやるわ。
どうしてかなえてくれないのって。
かわいい、エカチェリーナ]
[狂ってしまった女の本質は、それでも分厚い氷に阻まれた幼い少女のままで。
幼い少女のままなんて生きてはこれなかったから、寒さに凍えることのないように幾重にも幾重にもまわたで包んで。
雪が降り積もってきたなら、まわりを雪で囲ってじっとその中に縮こまって。
見失うことのないように。
優しくて、弱くて、弱すぎたゆえに狂ってしまった女の望みは、結局あきれるぐらいに”だれか”のこと。
嗤ってくれていいわ。
愚かすぎるって。
どうか長く、長く、待たせてね。
すぐになんて逃げ込まないで、嫌いになっちゃうから。
もういいわと、悲鳴を上げたくなるほど生きて、そして時々は思い出してね]
[ふわと眠りに意識とらわれるその瞬間、駆け巡る思考は順序だってなくて、ごちゃごちゃで。
アナスタシアにもどれだけ読み取れただろう?
なんだかひどく幼いもの――]
[狂気におぼれた女は、幸せな夢の世界に旅立ってしまうの。
恐怖も、恨みも、傲慢なほどにすべて忘れ去って。
脳裏をよぎるのはあの日の幸せの幻想――。
微笑みあう家族。
森をかける二人の少女。
絶望を知らなければ、森に踏み入ることもなかったから、重なることのなかった二つの風景。
重ね合わせて女は眠る――痛みに苦悶の表情浮かべながら、それでもなぜか口元にはやわらかな微笑み。
欲張りな女が、夢見ずにはいられなかった奇跡――]
[胸はかすかに上下して、呼吸はひどく、ひどくゆっくりとしたもので。
生きているのは確かなのに、どれだけゆすっても女は目を覚まさない――。
一人幸せな夢を見るの。
鼓動が最期のひとつをうつまで――**]
―食堂―
[...はリディヤにカーチャが...の初恋相手だって言う事を教える。リディヤは...は恋の病に掛かっていると言う。]
…恋の病か…。
でも、俺に『カーチャより俺の事を心配して欲しい』と言っているが…。
[リディヤは...に『カーチャは...を受け入れて無かった』と言う。]
…ああ。その気になってもらえないと言う感じはしていたな。
行方不明だったはずのお前から聞かされるとはな…。料理作るか…。
[...は料理服に着替え、厨房に入る…。
その時、カーチャの遺体を見つければ…。『カーチャ…死んだのか…。お前の分まで生きたかったが…どうやら俺も行かなければならん。少し待っていろ。』と言い、花を遺体の上に乗せ『さよなら。初恋相手の人。俺はやり残した事をやってから、すぐに行く』と言うだろう。]
―厨房―
[冷蔵庫を覗き、食料を見渡す。]
まだ残っているな。よし…作るとするか。
[...は冷蔵庫の中にある食料を全て料理にする。今まで料理をした中で一番時間が長かった…]
俺は料理人。職業だから料理を作る。
例え、人狼と言う殺人者が現れてもな…。でも、俺は人狼と言う殺人者を認めても、人が狼になると言われた人狼は信じない。水車が止まると災いの前兆も、村はずれの森に妖魔が棲むと言う事も、信じない。
…カーチャに…井戸水のお礼したかった…な…。
[...は食料を全て料理にした。疲労した状態で食堂に戻る…。]
―食堂―
[...はリディヤに料理を食べさせる。好評だった。その後、...は…]
これでやりたい事はやった。もう悔いは無いな…。リディヤ…俺が人狼と言う殺人者じゃない事を教えよう。
どう言う事かって?こう言う事だッ!
[...は自分の胸に包丁を深く刺した。...の白い料理服が少しずつ紅く染まる。リディヤは...の行動に泣き喚き。]
…そう言えば、昔良く遊んでいたな…。リディヤ…。隠していたがそこに遺体がある。
[...はリディヤにオリガの遺体を見せる。リディヤは...の事を心配する。]
人狼と言う殺人者はダニール…。カーチャを見ただけでジュルリと言う音を聞いた。傭兵なので気をつけ…ろ…。
後は…任せ…。何を…して…る…リディ…。
[力弱くなる...の目の前に…リディヤは刺したばかりの包丁を深く刺す。リディヤも同じ様に少しずつ紅く染まる。]
バカ…か…。お前も…刺す…とは…。
[リディヤは『...が死ぬなら私も死ぬ』と言う]
お前…ニコラ…イは…どうした…。
[リディヤは『...の事が好き』と言う]
…俺が…カーチャに…対して…言った…様にか…?
[リディヤは首を縦に振る。]
しょうが…ない…わかった…。カーチャ…は…拒否を…したが…。俺が…カーチャじゃな…く…お前に…恋だった……ら…幸せだったのかも…知れない…。
カーチャには…わるい…が…。天国…で……愛し合お…うか……。
[...はリディヤを深く抱きしめる。互いの暖かさを感じながら死を待った。**]
[...が最後の力を振り絞り、こう言い残す。]
リディヤ…最後にお前と会えてよかった。
[カーチャの遺体を見つかれば、「カーチャ…遅くなったが今…」
カーチャの遺体を見つける事ができなかったら「さらば…。カーチャ…。」を付け加えるだろう。]
[食堂の床には、二人が抱きしめ合ったまま、遺体として置かれた…。**]
[女は夢を見るの。
過去の夢―――。
たとえば、
おそろいの人形作ってくれた人形店の主人とその見習いの夢。
村長家に出入りしているちょっと生意気な母親思いのあの子。
あまーい、お菓子を作り出してくれる魔法の手。
楽しげに笑いあう幼馴染たちの姿。
豪快に笑う医師の笑顔。
そんないろいろなもの――]
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