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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
村長の子息 ユーリー は 服職人 ミハイル に投票した
料理人 ドラガノフ は 服職人 ミハイル に投票した
雑貨屋の娘 ナタリー は 服職人 ミハイル に投票した
人形師見習い オリガ は 服職人 ミハイル に投票した
すながみの花つみ カチューシャ は 服職人 ミハイル に投票した
放埒者 ベルナルト は 服職人 ミハイル に投票した
服職人 ミハイル は 傭兵 ダニール に投票した
傭兵 ダニール は 服職人 ミハイル に投票した
医者 サンドラ は 服職人 ミハイル に投票した
村長の娘 フィグネリア は 服職人 ミハイル に投票した
出戻り アナスタシア は 服職人 ミハイル に投票した
ラビ は 服職人 ミハイル に投票した
菓子職人 シュテファン は 服職人 ミハイル に投票した
服職人 ミハイル に 12人が投票した
傭兵 ダニール に 1人が投票した
服職人 ミハイル は村人の手により処刑された……
ラビ は、傭兵 ダニール を占った。
次の日の朝、医者 サンドラ が無残な姿で発見された。
《★占》 傭兵 ダニールは 【人狼】 のようだ。
《★霊》 服職人 ミハイルは 人間 のようだ。
現在の生存者は、村長の子息 ユーリー、料理人 ドラガノフ、雑貨屋の娘 ナタリー、人形師見習い オリガ、すながみの花つみ カチューシャ、放埒者 ベルナルト、傭兵 ダニール、村長の娘 フィグネリア、出戻り アナスタシア、ラビ、菓子職人 シュテファンの11名。
公証人 の死亡が確認されました。死者の遺言が公開されます。
/*
占→ラビ
霊→オリガ
聖→シュテファン
鳴→カチューシャ、ドラガノフ
証→サンドラ
狼→ダニール、ロラン、ナタリー
狂→ユーリー
求→フィグネリア、アナスタシア
照→ミハイル
魚→サーシャ
妖→ナルト
求婚ライン→フィグネリア&ミハイル、アナスタシア&サンドラ 両方破棄
すながみの花つみ カチューシャは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
/*
今日ラビが吊りになりませんように!!(超必死
勝っても後々廃人確定だから詰みエンド(自分なりの縛り)とはいえ。
一人勝ちする度胸なんて最初からないんだ…(´;ω;`)
/*
うお、遺言公開されてる。
皆ちゃんと書いてるなぁ……サンドラさんより先に死ぬ事にならなくてよかた(´・ω・)
/*
で、昨日のログをもう一度読み直したのですが。
ドラガノフさんの言ってた護衛がどうこうというのは、ログにない情報ですね。一応カチューシャとの線で成立はしてるのかしら。それとも片思い保留?
そうなると、カチュは求婚者ではないのかな。
でも、てるてるさんはミハイルさんでしょうし、サーシャくんは魚っぽいですし……ほかにいませんよね。あれれ……? とりあえず後追いの有無が気になります。
― 騒動の後・食堂前 ―
……気を、つけて。
[祈るように手を結んで、扉を開け放つベルナルトに呼びかける。
合図があったら逃げるようにと言い含められて頷いたけれど、本当にそうなった時、直ぐに行動に移せるかは自信がなかった。
今は何も手に持ってはいない。
今後は、武器になりそうなもののひとつも持ち歩かなくては危ないだろうか。しかしまた一方で、武器など持ちたくないと頑なに拒む気持ちもある。
つい数日前まで一緒に聖夜を祝った村人同士が疑い合い殺し合っている現実に、ただ唇を噛みしめた。]
/*
>>3:*106
>[相手が否定する事など想定の範囲内。]
だからダニールは(ry
今返すとこいつは肯定するので(その方が反応面白そうだから)、ちょいとスルーしておこう。
多分、今日どっちか処刑でない限りは後のお楽しみにした方が良い。
[それから間もなく、扉の方から声がして。
躊躇なく食堂の中へと駆けてゆく。]
終わってる、って……?
え…………!
[恐る恐る中を覗き込んだ瞳が、真っ先に鮮血を捉える。
広がる白い粉と、飛散した瓶の欠片、散らかった椅子が。
事の異様さと凄惨さを容易に想像させた。]
[シュテファンがベルナルトに経緯を語るならば、娘もまた近くで聞き、その話に沈黙する。
ミハイルの突然の豹変。怪我人も少なくなく、とりわけサンドラが酷いと聞けば、痛ましげに眉を寄せた。]
それじゃ………ミハイルさん、は……もう。
サンドラさんはお部屋ですね?
ご自分で処置をされると仰った…そう、ですか。
お湯などが必要なら、持って行こうかと思ったんですけど。
[サンドラの居る塔の方を見つめる。
やがてシュテファンに倣うようにベルナルトが床の掃除を始めたなら、厨房の棚を確認しながら荒れた調理台を片付け始める。]
包丁が見当たらないみたい。
武器に使われた分、食堂に落ちていませんか…?
[厨房から顔を覗かせ、食堂に居る二人に声をかける。
と、シュテファンがふと背を屈めた時、首が赤く腫れているように見え、思わず駆け寄った。]
……!? シュテファンさん…!!
首、お怪我をしているんじゃ。
[手当をしないと、と見回すも、ここは医務室ではない。
清潔そうなタオルを濡らし、固く絞って運ぶ。
もし彼の痣を近くで見ることが出来たなら、その赤々とした腫れと、ただの痣とは思えぬ精緻な紋様に息を呑んだだろう。]
これは………?
[もし彼が隠したがるようであれば無理に尋ねることはない。]
――昨日・夕方――
ん、誰か死んだか?
[血を愉しむ人狼達の声を、聞きながら、新たな煙草を作る。>>3:*105
その表情は、二人に負けず劣らず愉しそうで]
……礼を言うなら、今度はお前らが愉しませろよ。
[賛辞には、ひとことそれだけ。
それでも、声に乗る喜色は隠せない]
― 深夜:ドヴァの塔3階 ―
[ラビが部屋を出てからも。
娘は一人、ミハイルの遺骸の横に腰掛けていた。]
……まさかミハイルさんが。
あんな事しちゃうなんて、考えもしませんでした。
[彼の顔を見下ろしながら、力無く笑いかける。
その眸に、光は無い。]
あは。あははは。
ミハイルさん。
人でないものを静めたければ。
私を殺せば良かったんですよ。
……簡単に殺せたのに。
それも、“二人も”。
[それは、眠気に襲われていた、娘が食堂へ入ったばかりの時に限る話だったけれど。]
ミハイルさんがあれだけ傷付けたサンドラさんは――
に ん げ ん 。
可哀想に……あの人、あのまま死んじゃうのかも。
[実際には。
彼女にとって致命傷となるのは、腕の傷ではなくて、――――
……今頃は。もうひとりの同胞が、彼女の血肉の味を楽しんでいるのだろうか。]
[さて。
つくられた狂い人のお味の方は――?]
――――イタダキマス。
[広げた傷口へと、顔を埋め。深く牙を立てる。
――ああ。おいしい。おいしい。
惜しむらくは、温かいうちに食せなかったことか。
血肉を。臓腑を。
ゆっくりと。ゆっくりと。
噛み締めるその表情は、うっとりと蕩けていて。
爛々と輝くその琥珀の眸は、獣そのもの。]
…………。
何もかもを忘れ去って。
完全な獣になる日も。
そう、遠くない、かもね。
[ミハイルの遺骸を貪る娘を。
どこか冷めた暗青で見下ろしている娘が居た。]
[やがて、腹が満たされれば。
彼の腹部から、顔を離す。
娘の顔も。娘の服も。彼の鮮血で赤黒く彩られていた。]
ゴチソウサマ。
[あなたも、お気に召したかしら?
そう問いたげに、下腹を擦っていると。
机の上に、服のようなものが置いてある事に。漸く気が付いた。]
…………?
[彼が此処に来てから、作り始めたものだろうか。
女物の、作りかけの服。
砦の中に居る女性へ宛てたものとすれば。
この服に合う体格。
この色が似合うひと。]
――……。
[一人の女性の顔を浮かべると。
その服を無造作に、ミハイルの遺骸の上へと置いて。
そのまま、部屋を後にして螺旋階段を昇っていく。]
[作りかけの服は。
胸の辺りから紅く染まり。
――やがて全体を朱に染めるのだろう。]
― 自室 ―
[部屋の前に置かれていた料理は、叔父の作ってくれたもののようだ。
すっかり冷たくなったスープを、何口か啜ってから。
部屋の外へと出しておいた。]
[そして。
昨日と同じように。
シャワーを浴びて、衣服を洗って。
小瓶を胸に、眠りに就く。
もはや誰の遺したものかも忘れつつある小瓶を。]
――――…………。
[ああ。
どうかこんどこそ。
目覚める事の無い眠りを。]
[娘を幾度も眠りへと誘うものは。
娘の中に残された、僅かな理性――なのかも*しれない*]
[食堂の片づけがひと段落ついたなら、窓から空を見て。
もう、すっかり日が落ちていることに気づく。
ナタリーも乱闘に加わっていたと聞いた。ミハイルを運んだのも彼女とラビらしい。ロランのこともある。
今日は特に、彼女に気を回す余裕が全くと言って無かったけれど、出来れば休ませてあげたい。
ドラガノフもあの調子では、厨房に戻ってくるとは思い難かった。]
……疲れているかもしれませんね。
お昼はドラガノフさんが作ってくれましたから、夕食はわたしが。
[そう言い置いて、ごく普通のシンプルな家庭料理を作った。本業のひとや、お料理を得意とするひとの作るものよりも、だいぶ豪勢さには欠けるもの。
食堂に居る人たちにはそのまま提供し、顔を出さない人へは夕食とステファンの菓子の用意があることをメモに書き付け机に置いた。
尤も、この乱闘の後、まともに食堂で食事をする気になった者がいるかどうかは定かではない。]
/*
多分明日にはロランの事忘れちゃってます。
ロランのロールから、ナタリーが死ぬにしても生き延びるにしてももう逢える事は二度と無いのかもなぁ、と思ったので……
/*
あーそっか。
処刑ランダムだからこそ、村側は殺意を全面に出したくても出せないのか。
気付かなかった。ごめん。
んーじゃあどうすっかな。
[医師にあてがわれた部屋。
窓際に小さな皿が置かれくすぶる灰が煙を上げている――のろしの様に。
よく見る者が居れば、それが紙幣であることがわかるだろう**]
[部屋に戻ったのは、すっかり夜闇に包まれた頃。
湯浴みと着替えの後、毛布へと滑り込んで。
今日は、逃げずに目を閉じよう。]
…………願わくば。
[夢鏡が映すのは、一人だけであるように**]
/*
>すごい勢いで地上の村側が女性ばかりになりそうなのも把握……っ
せんせー!
サンドラさん!
サンドラさん!
大丈夫こんどこそフィグネリアさんたべるぉ^w^
雑貨屋の娘 ナタリーは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
/*
この感じだとシュテファンさん処刑なのかなー。
ただあと4票残ってるから、どう転ぶか分からない……
私死ぬなら絶対ユーリーさんやダニールさんより先が良いので、この2人が死ぬのは困るんだじぇ!
――夜・ミハイルの部屋――
[顛末は囁きで知ったか。ひとりミハイルの部屋に訪れると、より無残になった彼を見やる]
あーあ。上手くやれよって言ったじゃねえか。
村のためっつっても、村人は誰一人協力しやがらねえからなあ。
だが、愉しかったぞ?
[それは自分にとって、最大の賛辞。
薄く笑んで、その顔を覗き込む]
……ああ、そうそう。
[わざとらしく、何かを思い出したように手を付いて]
謝らないとなぁ。俺はひとつ、嘘をついていた。
……あーいうことをするとな。
うちの化け物どもは鎮まるんでなく、逆に煽られるんだ。
すまんね?
[彼の死体に向けてか、それとも青き囁きに向けてか。
けらけらと笑って謝罪すると、いつも通り文字を書いた]
"ひとのための ひとばしら
ひとでなしも ひととき遊ぶ
一日だけの、人柱"**
村長の子息 ユーリーは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
[ああ。
そういえばダニールに、狩りの結果を聞くのを忘れていた。]
[きっと、尋ねるまでもないのだろうけど。]
――――……。
[睡魔に身を預け、娘は暫し意識を*手放す*――]
―回想>>3:487―
ベルナルト…食堂でミハイルが暴れている。
[...はベルナルト>>3:491にそう伝えた後、...はベルナルトに怒られる]
最初、俺は必死に戦おうとした…とした時、睡魔が襲ってきた!なので、ナタリーを庇った!
俺は万能な人間じゃないだ!疲れない人間がいる方がおかしい!俺は疲れ切っているんだ!
[...は怒るベルナルト>>3:4493に言い訳をする。床で寝ていた事を除いて…。
そして、なんとかベルナルトは落ち着いたようだ…。]
いや、暴れているのを黙認したわけじゃない…。自分の身を守りたい。ただ、それだけだ。
[...はベルナルトの部屋はお断りと言う事を知ると、...は…]
相変わらずだな…。
[...はそう言い、自室へと戻る…。]
―回想終了―
/*
ロラン忘却後も覚えてること:
・お腹の中には大事な人との仔が居る
・小瓶は常に持ち歩いている
・時々無意識にロランの部屋を訪ねてシーツを抱きながら寝る
みたいなかんじで。
―自室―
人狼と呼ばれる存在は…ここに来なかったな…。
[二日振りのベットから立ち上がる...。食堂の事件はどうなったのか?
傷を改めてサンドラに見て貰おうか?食堂の事件で逃げた俺は何て言えば良いか?]
眠気は無いな…。昨日と比べて…。
[...は食堂に向かう…**]
/*
>>21
すげえ現実的な考え方だけれど、それがゆえに非現実的な行動である。
んー、いっそ「そういうRP」、なんだろうか。
前もこういうことあったなあ。
その人じゃないことは絶対に確実なんだけど。
行動がひとりで完結しているから、フォローする方向にも持って行けないという。
/*
>ベルナルト&オリガ>>>21 俺は言い訳をする。だけど、表で嫌わないでね。
えっ。
「中の人」が、じゃなくて「表=白ログのPC」が?
嫌って欲しい意図でない発言だったことは分かるが、「なぜ嫌な反応が返ってきたのか」を考えないと意味ないぞ。
まあ、さすがにこれは、二人が何か指摘するだろう。
ラビは、放埒者 ベルナルト を能力(占う)の対象に選びました。
傭兵 ダニールは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
放埒者 ベルナルトは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
― 自室 ―
[疲れた体を引き摺るようにして部屋へ。すっかり血に染まった衣服を脱ぎ散らかして、シャワー室へ行くと熱めの湯を浴びた。
…既に固まってしまって両手にこびりついた血をゴシゴシと洗い流しながら]
…殺した
ミハイルさんを…殺した
あぁ、ミハイルさんが人狼だといい
[呟いて…キュッとシャワーのコックを閉める]
---疲れた
[のろのろとタオルを纏うと倒れるようにベットに転がる。護り刀を胸に抱えて丸くなると、泥のような深い眠り落ちた]
ラビは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
― 騒動の後・食堂―
…何?
[食堂の方が騒々しい。
出入りも激しいようだ。
通りすがりに騒がしさを感知し、知ろうとして食堂を覗きこむ。
ベルナルトやオリガが其処へ駈けつけた頃合だったろう。
すると鼻を突く臭い、食堂内の凄まじい有り様>>1。
認めれば、息を呑むしかない。]
/*
妖魔の実態を説明して過去話も繰り広げてそこそこ顔も出しつつ呪殺RPもして締める……。
先生、これ2000pt+飴1,2個に収まるんでしょうか……。
[素の。素っ頓狂な声が出る。
信じられない。信じられない。
ベルナルトへのシュテファンの経緯説明を横合いで聞き、表情にはそう描く。]
[服職人のミハイル。]
[女にとっては、それが全てだった。
豹変した彼の暴挙が想像に難しかった。
だが、複数人が目撃していたとの話だから、
ミハイルの凶行は事実あったのだろう。]
/*
私占いなら頑張ってラビ篭絡にもっていこうかと思ったから襲撃延期できるかもと思ってたけど……
今日はラビ襲撃かなー。
[それに、この件に驚きを感じた自分自身にも
意外な思いを持つ。
自覚こそ無かったけれど。
思いのほか、ミハイルを信じていた、のだろうかと。
自問の先、答えは…… ]
[食堂内の清掃や片付けは人任せにし、
シュテファンの作ったハルヴァを、口にはせず手にして。
ただただそれを、眺めていた。]
料理人 ドラガノフは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
― 回想・4塔 自室 ―
[熱いシャワーを浴び、寝間着に包まる。
すぐ手の届く所へナイフを置いてから、ベッドの中で休んだ。**]
[少しづつ、少しづつ、狂い行く女の、
アナスタシアへの思いは本物。
静に寄り添う。
だからこそ、アナスタシアもすぐには気づけない――]
/*
あと、襲撃は完全PC襲撃なのかしら。
どこかでPL要素介入させないと、特にランダム吊の村の場合後半が厳しい気がするんだけれど、狼さん達は慣れた方っぽいしそこは安心していて良いのかどうか。
[徐々に、徐々に、
歪みは大きく、大きく、
育っていって、
アナスタシアが気がつくのはいつのこと?
それとも変わらぬ思い故に気づかぬまま?]
/*
色々読み直して、すごく恰好良い狼さんたちだと思うのでした。
目覚めたばかりの仔狼2人と大ベテランっぽい狼と、有能な狂人……
ダニールさんは引率の先生だったのですね。
―食堂―
[...が食堂にやってきた時、喪服の二人を見かけた。アリョールは首飾りを付けたまま何も言わないが、
ヴァレリーが何かぶつぶつ言っていた。]
昨日の騒動…ミハイルが暴れた件…アレはどうなった…。
そして、サンドラはどこだ…。
[...はヴァレリーに聞いてみるが、誰かからサンドラが死亡した事を聞く。]
ミハイルも…サンドラも…死亡しただと…。
昼食は俺が作る…。ところで二つ位、質問をしたいが…。いや…ミハイルの事でもサンドラの事でも無いが…。
[...はヴァレリーに言う。]
応急手当てはできるのか…?
あと、アリョールの首に付けている首飾りは何だ?
[...はヴァレリーに質問する。どうやら、アリョールの首飾りについてはここでは話せないらしい。]
応急手当ては余りできないか…。なるほど…。
[...はヴァレリーと一緒に厨房へ移動する]
―食堂・厨房―
[...はヴァレリーはアリョールの首飾りについては内緒で話す。]
何…昔、アリョールは性格は大人しかったが、今の性格は荒れている…。
[...はアリョールの首飾りは死んだ弟の宝物と判明した。弟が死亡した以来、性格が荒れた事を聞いた。]
お前はどうなんだ?
[ヴァレリーは最初から性格が荒れたらしい事を聞いた]
わかった…。
[そう言うと、...とヴァレリーは食堂へと戻る。]
―回想・昨夜/サンドラの部屋―
[シュテファンがサンドラを運ぶ後を付け、施錠されていないのを確認する。
人気がなくなったのを見計らって、ドアの前に立った。
コンコン
ノック。
返事を待たずに部屋に入る。]
[――ぱしゃり。
闇に溶け。また凝集し。青年の姿は安定しない。]
……サーシャ?
[何度目かの目覚めの後。自分以外の気配を感じた気がして……そっと声を出した。]
[血の気を失った顔。
最早、彼に抵抗するだけの力も無さそうに見える。]
......Доброе утро.
(おはよう)
[サンドラには、何度も世話になったから。]
……センセイ。
俺さ……燃費悪ぃみたいで。
[彼女は、自分の訪問理由に、気付いているだろうか。]
食堂で出てくるモン食っても、腹が減って仕方がない。
[ここまで言えば、判るだろう。]
……サーシャは。美味しかったみたいだよ。
[死してなお聞こえる赤いささやき。伝わってきた歓喜を思う。]
……それが、サーシャの慰めになるの。
[忌み子など迷信だと、そう信じていた。子供を避ける大人たちに怒りすら覚えたことを思い出す。両親を説き伏せ、食事に招こうとしたこともあった。……その首が縦に振られることはなかったけれど。
……けれど、わからない。
食べられることを喜びとするその思考が。同時に思う。自分が子供にしてきたことは、ただの自己満足だったのだろう、と。]
……。
[――ぱしゃり。
もう一度、しばしの眠り。**]
[サンドラは、何か言っただろうか。
此方を、罵っただろうか。
それすら知覚する余裕はなく。
極限まで我慢して喰らいついた女の肉に夢中になる。
薫った少し黴臭い匂いが、彼女が『書を持つ者』だという事を黒銀に伝える。]
――旨いなァ。
さすが、腐っても、女。
っつったら怒るかな。
[物言わぬ骸を味わい、黒銀は嗤う。]
/*
恒例の昼休み一撃離脱。
アリョールさんの設定、今後の流れに何か使われるのかな。
首飾りとか、何かキーアイテムみたいだけど。
さて、吊り来ました。
大人しく死を望むルートならベルナルトさんに。
ただし、かなり無茶がある話の流れなのでOKか一度聞いてみよう…。
何かしらあらがって暴れた末の吊りならダニールさんにパァン、と撃たれたいナ。
――――だれ……?
[けれど。
娘はそのコエの主を。
思い出すことが、できなくて。]
――――……。
[再び、眠りの中へ。]
/*
>ヴァレリーは最初から性格が荒れたらしい事を聞いた
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
―朝・自室―
ふわ……――ぁ、
[伸びをして目覚めた。
人間達は昨夜の騒動や疑心暗鬼で憔悴している事だろう。
全く楽なものだ。
此処から出られる日も、そう遠くないかもしれない。
待望の胸肉を喰らったが、『人間』の食事はまた別腹。
朝はまたあのまずい珈琲を飲んで、昼飯を楽しみにしていよう。]
[目覚めは、一瞬。
……泣き声が聞こえた気がして。]
ナ……。
[けれど、名前を呼ぼうとした唇は途中で閉ざされる。
……彼女にとって、幸せなのはどちらなのだろう?]
/*
>>35
でもあと今日除いても3回処刑逃れなきゃいけないんだぜっていう……
きびしーなぁ。
できればLWにだけはなりたくない。いや絶対なりたくない。
―回想:厨房でのシュテファンとの会話―
お菓子作りの手伝いは、僕だと足手まといになってしまいます。
珍しいって……まあ、放っておいたらそのままになってしまいそうな気がして。
そういうの、見過ごすの苦手なんですよ。
[殊勝に雑用をこなす姿を見られれば、やはりというか驚かれた。>>492
あれだけふらついているのだから、無理もないが]
…………シュテファンさんが亡くなられても。
悲しむ人は、いるんですよ?
[サーシャの元に行きたいと零す彼の姿に叱咤はしないが、語気にはやんわりと意思を込める。
死者を弔うためにお菓子を作りたいという想いには、不謹慎だと責めるでもなく首肯した]
ああ。
[そこで、思い出したように]
でも…………僕は、会えないと思います。
[なぜ、と問われても。曖昧に笑って。
皿洗いを丁度終えた所だったので、いつものように挨拶して厨房を出て行った]
―回想:厨房でのシュテファンとの会話・了―
[ 邸宅のそば。 不思議なもり。
いろとりどりの花。 鳥のこえ。
あまいかおり。
菓子を手に。 男が歩く。
たどり着いた小屋。 ヘイゼルのひとみ。 ]
『――サーシャの奇跡は、カーチャだよ。』
……サーシャ。
[ ちいさなくま。 抱きしめて。
――さむいはずなのに、なぜか、あたたかさを感じた。 ]
――夜・サンドラの部屋――
[彼の人狼よりも少し後に、部屋を訪れる。
入ってすぐ、窓際に、小さな皿があるのが見えた。燻る灰がのろしのように煙を上げている。
燃えていたのは、よく見れば紙幣だった]
ふうん?
[一瞥して、特に気にすることはなく遺体に向き直る。見慣れた光景がそこにある。無残な肉塊。
候補を絞る際は「女」の区分にさえ入れなかったのに、と嗤いをこぼす]
/*
あ。狂人がCだから後2回吊り逃れればいいのか……
でも狼陣営の濃度が高くなればなるほど吊りに当たる可能性も高くなるしなー。しなー。
[遺体に近づき、いつものような散文を書こうとして、ふと思い出す。
黒い手袋を外す。赤い手が晒された]
ああ、俺も世話になったっけ。
[遠くなりすぎた記憶を手繰る。思い出というよりも、もはや赤の他人の記録を見ているような気分。
この手を治療してもらったときのことか。あるいは、どこかで耳にしたか。
その声を思い出しながら、そのときの言葉を書いた]
"大丈夫、ちゃんと治るよ。少し傷は残るけど"
― 水車小屋 ―
――ん……
[ 瞼をあける。
つめたい床。 身をおこす。 ]
っぇ、くしゅ!
[ ぞわりと震える。
頭がぼーっとする。 視界はどんよりと。
――どうやら、熱でもでたかしら。 ]
……、ふ……
[ ふらと起きあがり。
とびらをあける。 ]
― 食堂 ―
[ ぼう、と視界にうつる影。
どうやら、人がいるみたい。
――その、人が。
あの顔のこわい男だと気づくのに。
どれだけ、かかったかしら。 ]
[ふらつく小さな体を心配そうに。子供はその隣を漂う]
…………。
[触れる事も叶わないこの手では、
彼女の額の熱を測る事も出来やしない]
[シャワーを浴びて、着替えをして。
鏡の前で、両頬を強く叩く。
乾いた音。]
ミハイルさん…、サンドラさん。
[夢が示したふたりの影は、どちらも"白色"。
昨日の事件は、人間同士で殺し合って、人間同士が命を落としたのか。
人狼の掌の上で踊らされているような、焦燥と苛立ち。]
[ヘイゼルを伏せて、フードを落とす]
我が望みは叶えども……。
[君があんなに泣くなんて思わなかったから。
胸の奥が、チリチリと痛いのは、どうして――…?*]
[首を振って、バッグの中の荷物を探る。
巻いた工具類を包んだ布、その紐を静かに解いて、机に並べた。]
………。
[錐、鑿、切出小刀。
自分が扱っても、余程でない限り致命傷を与えるには至らないような気がする。殺傷能力はほどほどと言ったところか。
でも、それで良かった。その方が、良かった。
逡巡の末、錐を手に取り。
上着の内側に隠し、部屋を出る。]
/*
*は絡み薄いので変動可能
好感: ミハイル、アナスタシア、ダニール
普通: ドラガノフ、ロラン、オリガ*、サンドラ*
嫌い: サーシャ、ナタリー、フィグネリア、ラビ、ベルナルト*
死ね: カチューシャ
まあ、割とバランスは良い感じである。
/*
うんなんていうか、負感情持たれるの苦手な私が言うのもなんだけど(どんとこいなんだけど中の人の残念スペックのせいで上手く接せない)
正縁故ばっかりってつまんなくね?って思うんだよねー
まぁ私正縁故結ぶの大好きだけど。むしろ結びすぎて吊りにいけなくなっちゃうけど。
正3:負1くらいの割合で負縁故が欲しいところではある。
今回よりによって味方と負縁故できてるし/(^o^)\
ナタリーの苦手なタイプっぽいなぁと思った2人が2人共赤とか(芝)もうね(芝)
一番強い正縁故結んだ人がしょっぱなからラ神の悪戯で吊られちゃうし(ノ∀`)
どう……した?
一人、か?
[開いた口の誤魔化しに、言葉を紡いで。
恐怖と緊張で硬直するカチューシャを、今すぐ頭から齧り付きたい衝動を必死で抑える。
――まだだ。
『ごちそう』は、もっと後に取っておくんだ。]
/*
あwwwwたwwwwまwwwwかwwwwらwwwwwwwwwwwwwwww
もうおじさんだいすき
/*
なにそれ乱入したい。
が、最悪これ、ダニール俺側に付くか?
皆遺体発見を先にしたいだろうし、食堂に来るのは後になりそう。
むー。
/*
ああ、苦手なのはナタリーがってだけで。
中の人はユーリーさんもダニールさんも大好きです(まがお
ユーリーさん┣¨Sだし。ダニールさん┣¨エロいし。
さりぷる┣¨Mだから、いじめられるたびにときめいてます^q^はぁはぁ
でも残念な子だから面白い切り返しができないんだごめんなさい……
……しかし皆優しいなぁ。さりぷるは的確な助言が出来ないので傍観中です。
……ひ!
[ 口を開くのが見えて。 思わず、肩が跳ねる。 ]
ひ……ひ、ひとり、か……?
……ひ、ひとり、よ……
[ ぎゅ、とポケットのなかのくまを握る。
声が、ふるえる。 ]
―回想:自室―
[就寝前に、一人物思いに耽る。
シュテファンから聞かされたこと。
頭の中には、ミハイルが食堂で凶行に及んだ際に口にしたという言葉]
ミハイル・レメスレニク…。
あいつの考えはニンゲンやケモノじゃなくて、僕に近いと思っていたけれど。
……撤回だ。
あいつの主張は妖魔に似たものですら、ない…。
[ニンゲン。
ケモノ。
魔の者。
三つの理のどれとも、外れているように思えた。
あえて言うなら、ケモノが御するには都合がいい考えだろう。
そういえばあの忌み子も、彼と似た雰囲気があった気がする]
[机を、握り拳で殴る。
必死で押さえこまないと暴発してしまいそうな、怒りに似た――どこかが違う感情。
この感情のなまえを、妖魔は知らない。
しかし人ならざるモノたちの時間に近付いているせいもあってか、些細な変化は現れていた。
青年自身はこのように時折変化があることには、気付いていない。
幸運にも、一人きりの時にしか訪れていなかったから。
勿忘草の眸は――黒紫色に、染まる。
黒死の、いろ]
[落ち着くために珈琲を啜った。
……なんてこったい、まずすぎて余計口直しが欲しくなる。]
まだ飯じゃないようだぜ。
[震える声に湧き上がる嗤いを手袋で隠して。]
声が震えてるぞ。寒いんじゃないのか?
取って喰やしないから、中に入って待ってると良い。
[喰やしない。
ま だ 。]
/*
めも>
おじちゃんに関しては、次の返事次第かしら・・・
おじさん噛んだ!噛んだ!
いつもの調子でふふふぼくが舐めてあげるよとか言いそうになったはあはあ
/*
やだこの妖魔厨ニくさい。
瞳の色は黒紫と黒死(何か災いとか振り撒きそうな不吉なイメージ)をかけてます。
PL自体が思う各陣営のテーマカラーは、村側→青や緑、狼側→赤や金、妖魔→紫や黒、恋人→ピンクかなあとか。
――、ぅ。
[ ぎくりと身を強張らせ。
数拍、おいてから。 そろそろと踏みだす。 ]
…………
[ 警戒と畏怖にみちみちた視線をおくったまま。
幾分、はなれたばしょに、座る。 ]
[まずは一番近い、ミハイルの部屋へ向かう。
ドゥヴァの塔から漂う黒靄にまだ足は竦むけれど。]
― 自室→ドゥヴァ塔三階 ―
[漂う血の臭い。
ふと、遺骸を間近で見るのは事件が起きてから初めてだったことに思い当たる。サーシャの時は、遠目に輪郭と血痕とを捉えただけだったから。]
……布?
[遺骸に掛けられていた布を認めれば、怪訝そうに半歩、踏み出した。
良く見ると縫製の途中のような形。
服でも作ろうとしていたのだろうか。
躰が覆われる形になっていたから、傷の状態はよく分からない。
けれど、それにしたって血が流れ過ぎている、ような。]
[とてもではないけれど、じっと見てなどいられない。
当然、傷の状態など確かめられるわけもなく。
真っ赤に染まる服から、血文字へと視線を移して――]
…―――っ!!
[遺骸が、"喰われている"ことを知った。
反射的に、部屋から駆け出して………動悸が静まった頃に、サンドラの居るトゥリーの塔へも遺骸の確認と血文字の有無を確認に行っただろう。
見知っていた者だからこそ、語りかける言葉は多くない。
ふたりへの黙祷は、ごく短いもの。*]
―― 早朝・1塔地下の牢獄 ――
[毛布にくるまって寒さに震えながらの目覚め。
大事なものだけはしっかりと持ち出して、牢の隅。
数瞬、どこだかわからなくて目を瞬く]
[ふらり]
[立ち上がったなら、他の4つの鍵は牢の中に捨て置いて、牢の外]
[カシャン]
[錠に鍵をかける]
/*
基本負縁故で動くキャラってかっこいいとおもう。
さりぷるにはできそうにない(´・ω・`)
や、単に負縁故振り撒くってだけなら出来ると思うけど、そこから良いキャラ作りをしていける自信がないんだよね。
ただうぜぇだけのキャラになりそうっていう。
[地下への入り口は一見してわからない程度には隠されていて、知っているのはおそらくは女の弟だけだろう。
時計塔に保管されていた鍵は、女が持ち出して空っぽ]
まずは朝ご飯食べなきゃね。
おなかすいちゃったし。
[4Fの自室に戻ったなら身支度を整えて、食堂へ向かう。
その様子は至って”普通”。
こんな”異常”な状況にあって―――]
―― 朝・自室→塔1と塔2の間の通路 ――
[ちょうど見つけた後姿は、シュテファンのもの。
駆け寄って、声をかける]
シュテファンさん!
おはようございます。
[もしも聖痕を目にすることが出来たなら、なぜ今まで気づかなかったのかには首を傾げるであろうけれど、その意味は理解するだろう。
女のかき集めた知識によって]
―砦内―
[...は背伸びをし、散歩をする…。誰かに会ったのだろうか…。誰かに会ったのなら別れた後の事だろう、
...はこう思う…。]
そう言えば、食材はまだ残っていたか…?
[...はそう思い、少し食堂へと戻る]
[相手の表情はどうだっただろう?
憔悴していたか、青ざめていたか、なにかあったのだろうと思わずにはいられなかっただろう]
また、なにか・・・?
[そっと、心配そうにたずねる。
その様からは読み取れやしなかったろう、
女がしずかに、しずかに、狂い始めているなんて**]
[ぶるっと身を震わせて、あまりの寒さに目覚める。]
そっか・・・昨日はあのまんま髪も乾かさずに寝ちゃっんだ
[寝癖のついた髪をぽりぽりと掻きながら、ベットからはだしで降りる。床に散らばった血でごわつく衣服を足で部屋の隅へと集めて…]
これは、もうさすがに着れない…か
――食堂――
…………。
[入ってすぐ、ダニールの前で身をこわばらせるカチューシャの姿を見かけた。
どちらかを、あるいは両方を射殺すような視線で一瞥した後、席に座らず隅の壁にもたれた。
片付けられたとはいえ、どこか乱闘の痕が見える食堂の中を見回している]
―食堂―
[食堂は相変わらず血塗れだ。粉も少し混じっている。
...は厨房に行こうとした瞬間…二人を目撃する。]
………。
[...は無言でカーチャの隣へと座る。]
どうした…。
[そして、カーチャに一言…**]
[ぶるっと身を震わせて、あまりの寒さに目覚める。]
そっか・・・昨日はあのまんま髪も乾かさずに寝ちゃっんだ
[寝癖のついた髪をぽりぽりと掻きながら、ベットからはだしで降りる。床に散らばった血でごわつく衣服を足で部屋の隅へと集めて…]
これは、もうさすがに着れない…か
[少し残念そうな声を出して、母親が用意してくれていた新しい服に着替えた。
しゅるりとベルトを通してといつものように守刀を挿す]
/*
あ、牢獄…!
初めて出てきましたよね。触れる人がいたことに大喜び。
フィグネリアお姉さまの知識はとても重要な気がするけれど、死亡フラグ立てるのでしたっけ。
というか、死亡フラグが予約でいっぱいとか…あれでしょうか、クリスマスシーズンだからでしょうか。
[食堂に張り詰めた空気が漂う。
明らかな警戒の色を灰翠の奥に見つけて。
ふと、聞いてみたくなった。]
なぁ、
[犬歯は、はみ出ていないだろうか。]
オマエ、嫌いなヤツ、いるか?
オマエみたいなヤツでも、誰かに『死ね』って、思うのか?
[少女の様子から、少し言語や知能に遅れがあるのは見て取れている。]
…さむっ ロランの上着借りに行かなきゃ
[しゅんっと鼻をすすり]
帰りにサンドラさんの所にいって薬貰おうかな…
1の塔に行って…三の塔にいって
ややこしい造りだぜ
[ぶつぶついいながらロランの部屋へ、鍵が閉まっているのがわかればまたブツブツつぶやきながら降りて上ってナタリーの部屋を訪ねる]
村長の娘 フィグネリアは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
[ 傭兵の問い>>68。 びく、と震える。 ]
……きら、い、な……やつ……
(――――いる。)
[ すぐそこにいるのにも、気づいている。 けど
相手の眼から、視線は外せずに。 ]
[扉をノックしてナタリーが出てきたら事情を説明する。もし鍵を差し出すのならナタリーに一緒に来て欲しいと頼む。
…ナタリーの後ろをついて階段を降りてまた登る
その間会話は無くてナタリーにはただ後ろから少年がついてくる足音だけが響いて聞こえるだろう]
……一緒に?
[>>72少年にこくりと頷いて。窓辺に置いてあった“自室のものではない鍵”を手に、彼と共に自室を後にする。]
[――ところで。
彼はロランの部屋がどうこうと、謂っていた気がするけれど。]
[…………ロランって。だれ、だったっけ。]
/*
>気づいたらおっさん3人に囲まれてたのよ。なにこれこわい。
ほんとにね……って赤2人は20代じゃないですか><
/*
>おっさんめも
視えてますよ。
了解です。単純におっさんのお部屋ならわんわん部屋のすぐ近くだし移動面倒臭くなくていいな!と思っただけなのでした。
次もおっさん吊りでわんわんは塔に一人ぼっちです。
いや…ぼうっとしてるから、大丈夫かなって思って
[にっこりと微笑んで]
それに、ロランの部屋こっちだよ
[1の塔を指差して]
風邪でもひいた?
それなら後から一緒にサンドラさんの所に薬を貰いに行く?
[首を傾げて尋ねるとロランの部屋へと階段をあがっていく]
あ。……うん。
……大丈夫、とは、言えないかな。
[>>77少年の微笑みには、苦笑いで返す。]
あ……そうだったね。
[そうだったのか。]
風邪、じゃなくて……
最近、すごく、眠いんだ……
……眠気覚ましの薬でも、あればいいんだけど。
――――?
[ とつぜんの相槌。
ふしぎそうに、僅かに眉をあげる。 ]
[ そうしていたら、髭男に厨房へと*つれていかれる*だろう。 ]
[...は厨房に移動して、ダニールの方を見る。]
(少しの間、時間稼ぎだ……。)
少し冷蔵庫を見てくれないか?
[...はカーチャにそう言う。**]
…………?
[二人、一緒に居るのか。
嫉妬深いおにーちゃん?何の事?と思わなくも無かったが。
態々囁く程の事でも無いか。
……何より、誰かの逆鱗に触れそうな気がしたから。]
くすり?
[鸚鵡返し。
そう。誰かに何かを飲まされた記憶は、あった。
けど。]
……ちがうと、思う……
[首を横に振る。]
[そうしているうちに、2階の部屋へと辿り着いただろうか。
持って来た鍵を差し込み――扉を開く。]
[駆け出していた。
一直線に。ベッドへ。]
…………!!!
[その上に無造作に置かれているシーツをぎゅっと、抱き締めた。]
[ こくりとうなずき。
冷蔵庫をあける。 ]
(……さむい。)
[ 熱のせいか、冷気のせいか。
それとももっと、べつのなにかか。
全身の震えが、おさまらない。 ]
…………。
[ダニールの挨拶に返事はせず。不機嫌そうな顔を向けるのみ。
彼のつぶやきは、幸いにしてか聞こえず。
すぐに視線をはずして]
……ここで何があった?
[誰とはなしに、問うた]
[ナタリーの様子が明らかにおかしいが
ロランを失ったショックでと思えば納得はいって…
そんなナタリーに何をいえばいいのかわからずただ黙って後をついていった。
彼にとってロランとナタリーは仲の良い友達で
羨ましさを通り越してお似合いのふたりだったから
ナタリーを護って逝ったロランの言葉を疑う気持がうかぶはずはなくて…守刀でナタリーを視るつもりはなからなかった]
[部屋がひらくとシーツへと飛びついていくナタリーの姿に少し驚いたが…
きっとロランが死んだ傷は簡単には癒えることはないのだろうと…彼女の事はそっとしておこう。そう考えて]
[ロランの部屋のシーツに飛びつき残り香を懐かしむように見える少女をじっと見つめて]
…じゃあ、この上着を借りるね。
ちゃんと返すから
[ロランがいつも身に着けていた上着を手に取る
…ナタリーはこちらを振り向いただろうか?
ナタリーがベットの上でまたぼぅっとしている様子だったらそのままにおいて静かに部屋から出て行くだろう]
―記憶の森・妖魔とその宿主のおはなし―
[六年前。
妖魔の森の前に、少年が一人佇んでいる。その腕には旅支度かのような荷物。
義父から実の両親の悪口を言われ、激昂した少年。
母が息を引き取ってからの傷が癒える間もなく、父がその穴を埋めようとするかのように後妻を迎えた。
義母からどこか嫌な雰囲気を感じても、「いい子」を演じてきた。
父が亡くなるとあの女は金の亡者である本性を顕にして、父よりも以前から付き合っていたらしい男を義父とした。
…………もう、少年の心は幼なじみに見せる態度よりもずっと擦り切れていて。限界だった]
[ぼろぼろと、涙をシーツが濡らす。
一瞬だけ、誰かの。
穏やかな笑顔が。
娘を呼ぶ声が。
優しい温もりが。
思い出されたような気がして。]
……………………。
[少年が用事を終え、部屋から出て行った後も>>87
暫くそのまま、シーツを抱いて佇んで。
こてりと、*横になった*]
結局。奇跡…叶えてくれなかったね。
[奇跡の花を探し求めた森を見つめ、森の主に吐き捨てる。
妖魔が奇跡の花をこの手に握らせてくれたなら、母もまだ生きていてこんなことにはならなかったはずなのに。
その時だった]
[――そろそろ、力を蓄えなければ。
ああ、ちょうど見合った“器”がいるじゃないか。
あの時のニンゲンの子よ。
お前を、宿主にさせてもらおう]
[男とも女ともつかぬ声が、確かに聞こえたような気がして。
気がついた時には、少年は妖魔であり――妖魔の“宿主”になっていた。]
[妖魔について、ニンゲンが持ちうる知識は多く無い。
どこから現れたのかも、詳しいことは判明されていない。
実体のない、精神だけの存在。
普段は森や洞窟、廃墟などをその不思議な力で満たしながら隠れ住んでいる。
正体は死して力を手にした者の成れの果てだとも、そもそも死者の魂とはまた異なった一種の種族だとも諸説ある]
……誰が、兄だって?
[ぎしりと、軋むような気配が囁きに満ちる]
てめえの暴食癖を見張ってるだけじゃねえか。
涎出てんぞ?
[実際のところなど見ていないが]
[――そして、この知識を持つ者は本当に僅か。
妖魔の力は、生命力に同じ。
それは妖魔の住処に少しずつ放出されてゆき、放出を抑える術はない。
何も手を打たなければ枯渇する。
だから数十年に一度、ニンゲンの魂に“寄生”するのだ。
宿主の魂を十年をかけて“喰い”、自身の力に変換する。
宿主は基本的に妖魔の波長に合った者、特に心に傷を持つニンゲンほど適している]
[そうした後に妖魔が抜けた、ニンゲンの末路は。
――――文字通りの、抜け殻。生ける屍。
誰とも言葉を交わせず、二度と心が戻ることのないまま、残りの生を生きなければいけない。]
[ケモノはニンゲンの身体を喰う。
魔の者はニンゲンの魂を喰う。
まことに残酷なのは、どちらか。
どっちにしろこの森の主たる妖魔も、こうして生きてきたからにはもちろん幾つもの魂を喰ってきた]
/*
我慢しようかなーとも思ったけど、ここで初笑いしちゃえ。
青チップ!青チップ!
…赤ログが赤チップじゃない…?
え、見えてないの俺だけ?
中発言おっけーになってもみんながほぼロールしかしてないので中は独り言にしておくの。
*/
[だから、“ベルナルト”も元はニンゲンで。
ロランと同じく、後天的に人外になった者。
葛藤していた様子の彼とは対照的に。
宿主となって、妖魔の記憶が流れこんできた少年は――それを、いともあっさりと受け入れた。
これこそが寄生の第一段階であったことは知らない。
よって、人外故の葛藤という感情が欠落している青年には。
ロランがひどく憎らしく――あるいは*妬ましくも、見えた*]
―記憶の森:妖魔とその宿主のおはなし・了―
人形師見習い オリガは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
/*
第一部だけでptが半分を切っただと…。
まあべるなると愛の劇場・第二部の方は墓下でやっても差し支えないかなとは思う。
[この娘がそうだとはわからなかったけれど。
獣はこんなにも喜んでいる。
ああ、やはり間違いではなかったのだ。
嬉しそうに。
嬉しそうに。
影は笑う。]
[昨日ミハイルさんを挿してしまった時のことを思い出しやっぱり…仇でも、身を守るためでも
人を殺したりするのは嫌だ
ミハイルさんが人間なのか人狼なのかわからないけど
昨日挿してしまった
部屋へと運んだミハイルさんは
---どう見ても人間だった
殺してしまった自分が嫌だった
ぬるりと手にまとわりつく血の感触は気持悪かった]
もう 嫌だ、誰かに相談しよう…信用できる人に
サンドラ先生なら…
(昨日サンドラ先生は一生懸命ミハイルさんを止めていた
殺されそうになっても手を刺されても…ミハイルさんを必死で止めようとしていた。
人狼だったらそんな事する必要はないから)
きっと・・・サンドラ先生なら信用できる
[口の中で大丈夫だと繰り返しながらサンドラの部屋へと]
/*
ユーリーの「嘘だっぴょん」にどうリアクションするかなー
1,無様に泣き叫ぶ
2,怒り狂う
3,狂いエスカレートで笑う
4,狂信者に都合の悪いことが聞こえるわけないじゃん
個人的には4かなあ。ミハイルだし。
*/
―回想―
>>504
[サンディブロンドへ、唇を近寄せた。]
[いつか森で会ったあの日、
この髪へ落ちていた零れ日が、とても綺麗だった。
この子もまた、守りたい子。]
んーーとね、
カチューシャとフィグネリア以外の、誰か…誰かたち、よ。
まだそれしか、わかんない。
[収集された人々の中に混入している人狼の正確な数など、女には知る由は無く。]
[娘の問いかけが切欠で、容疑者たちの顔が脳裏を過る。
中でも一際悩ましいのは、村長の長男の顔だった。]
―回想・了―
―4塔 自室―
[その朝は。
やけに目覚めが悪かった。]
[意識がはっきりするまで、幾度も寝がえりをうつ。
やがて気だるく起きあがると昨日と同じ、少し汚れた服に着替え、上着の内ポケットへナイフを滑り込ませた。]
[螺旋階段を下り、まずは外気の中をうろつき回った。
散歩というには、虚ろな足取りで。
それから、三の塔へ向かった訳は、食堂辺りで不愉快な顔とはち合わせたくなかったのと、
…昨日負傷したと聞いたサンドラの具合が、やはり気がかりであった為。**]
―→三塔―
[自分より先にサンドラの元を訪れていたらしいラビの報告で、彼女が次の犠牲者だと知れ渡る。
娘は、サンドラの遺骸を確かめて暫しの黙祷を捧げた後、その足で何処へ向かうか決めあぐね、閉ざされた正門付近に佇んでいた。
役人の不審そうな視線が突き刺さるように感じられるようになった頃、その場を後にして食堂へと足を踏み入れた。]
― サンドラの部屋→門付近→食堂 ―
― 食堂 ―
[ごく軽い会釈をして、テーブルの端に席を取る。
見回すと、壁に凭れるユーリー、それにダニール。通りすがりに覗いた厨房には、ドラガノフとカチューシャの姿が見える。]
………。
[自分を含め、昨日の乱闘時にその場に居なかった者、或いは目立った動きを見せなかった者達。
サンドラとミハイルが人間だと確信を得たことで、人狼の仕組んだ余興という線を強く見ていた。その意味でも、昨日あの場に居ない――途中で姿を消した者も――者の方が、より疑わしいと思っている。]
―― ミハイルの部屋 ――
[オリガが去って>>58後、シュテファンの話を確かめるようにミハイルの部屋へと足を運ぶ。
シュテファンはみることを拒んだのだったか、それとも共にきたのだったか。
目に飛び込むのは彼女の為の作りかけの服――赤黒く染まった。
無言のうちにそっと手に取ったなら、
あらわになる獣の痕跡]
え?
[どういうことだろうと青ざめて首をかしげる**]
[何処か殺しを愉しむような血文字。
嬲るような遺骸。
今、この食堂に居る村人の中であれば………]
[ふと、視点が一点で留まった。
長く苦手意識を抱いていた年嵩の青年。
彼への感情は決して嫌悪ではなく、物言いへの怯えだけではあったのだが。
あり得る、だろうか?
逡巡するように数拍眺めて、ふいと視線を手元に落とした。*]
―サンドラの部屋―
[叫び声>>101が響き渡り、
少年と肩がぶつかった直後のこと。
凄惨な光景を目にして、女は立ち竦んだ。]
[扉口から部屋へ踏む込み、サンドラであった「物」へとふらつきながら歩み寄った。
それへ触れた拍子に、紅の色が袖口に付着する。]
[揺さぶり動かしてみる。
が、サンドラから反応は返らない。]
[一見して、死の現実が悟れる状況――
にも関わらず、確かめずには居られなかった。]
―食堂・厨房―
よし、まだ使えるな…。
カーチャ…。冷蔵庫を調べてくれ…。食料があるかどうかだ…。
[...はカーチャにそう言う。カーチャがクシャミをするのを見て…。...は少し考え事をする…。
そして、食堂へと戻った…。]
[ふいに、気付く。]
…。また?
[サーシャの死亡時と同じく、血文字が認められていた。
だがその文言からは、]
…………。
[先のものとは
随分と異なる雰囲気を感じたけれど。**]
―食堂―
まだ食料はあるらしいな。昼に期待だな。
[...は食堂にいる皆に、食料がある事を伝える。。
...はカーチャが何か行動をするなら、食堂に止まり…。カーチャが何も行動をしないなら、一緒に外へ出るだろう。**]
*/
明日の夜までいないかも知れないにも関わらずにそう言う行動してごめんごめん。
「ミハイルが暴れているのに ドラガノフが冷静だったのは料理人修行の時に慣れているから…。」と先に先行して教えておく。
**
[オリガの視線が手元に落ちた後。
す、と彼女を見返す。その視線に感情の色はない。
探るように眺めた後]
なあ。
昨日、ここで何があった?
[同じ質問を、彼女に向けて繰り返す。>>86]
昨日…?
[ユーリーの問いに顔を上げる。>>118
周囲をそれとなく見回して、自分に向けられた物であると知れば]
ミハイルさんが、刃物を持ち出して暴れ出したとか。
わたしはこの場に居ませんでしたので、後にシュテファンさんから伺ったんですけれど……
[事態はミハイルがラビ達の手によって殺されて収束したこと。怪我を負ったサンドラが亡くなったこと。
他にも、昨夜の暴動について聞いた事があればそれを伝える。]
… 何を言っているのかわからないが 。
…『村のため』の方法を、教えてくれて…助かった。
[影は笑う。
盲信するものに。
妄信するものに。
都合の悪いことは、聞こえやしない。]
…待ってる。
[全員が死ぬものと信じ続けているから。
少し順番が違うだけ。
死者は変化しない。
死の直前まで信じていたものは揺るがない。**]
ミハイルが?
[聞き返す。怪訝そうな顔を作り、首を捻る。
淡々としたさまは変わらない]
俺と飲んだ後か?
やけに達観してた以外は普通だったが。
……ふうん。あいつが狂うか。
食堂でなんか騒いでたのは知ってたが。
[考え込むように黙り込む。
その他の騒動については、サーシャなどの死体を見た時のように、冷淡に流す]
/*
ただ狂ったように見えるより、教えてもらったんだ、って唆されたこと示した方がよかったかな?と終わってから気づくいろいろ。
ぎしあんはもっと修練が必要だな。
死んだ女の話は、入れるタイミングが掴めなかった。
左目周りの火傷ネタをすこんと忘れてたのはでっかいミス。
咄嗟でもきちっとできた設定は忘れないようにしたいね!
*/
[ドラガノフが戻って食料のことを告げると>>117]
んな乱闘があったところで喰いたい奴は、俺かダニールくらいしかいなさそうだがな。
[つまらなさそうに鼻を鳴らす。
カチューシャがそばにいたならば、そちらを無遠慮に一瞥して]
こいつもそんときいたの?
―回想・昨夜 食堂にて―
[瓶の欠片を掃き集めると、次は小麦粉へ]
……。
[血痕からは目を逸らす。
掃けども消えぬ小麦粉、拭けば良いと頭の何処かで告げるもそうする気力が男には無かった。
だから、食堂へやって来た人の気配にも顔を上げず]
――…ベルナルト…
オリガ?
[声が聞こえ、>>3:508のろのろと顔を上げて2人の名を呼ぶ。
そうする事で、空虚な気持ちが幾分か穏やかになった]
サンドラ先生は今は自室で処置をされている筈、僕も手伝うおうとしたのだけど…。
でも、きっと不便である事には変わりない。また時間を置いて様子を見に行こうと思っているよ。
オリガも、その時に何か手伝ってあげるときっと先生も喜んで下さると思う。
[2人が片付けを手伝ってくれ、元通りの姿を取り戻しつつある食堂。その間に何があったのかを仔細に話して行った]
包丁は…確かミハイルがこの辺りで落としたような……あ、あった。
[オリガから問われ、一番荒れていた場所で屈み込む。
包丁を拾い上げた際にガーゼを外した首筋が晒されたか、更にオリガから気遣う声が上がったのに首筋に手をやった]
あ…いや、これは怪我じゃないんだ、だから大丈夫だよ。
心配させて済まないなあ…。
[濡らしたタオルを持って近付いて来る彼女が息を呑む。>>3
それを聞いて、彼女にも話しておいても良いかと考えてゆっくりと語り始める]
これは、僕にとって……
[祝福の証であるはずの聖痕、21年前の爆発事故、それによって喪った両親と恋人――男にとってこれは忌むべき証だと。あった事を包み隠さず、全て。
ベルナルトも傍に居るなら聞いているだろう。男は彼も良しとし、続けた]
この痣は、僕から全ての人を奪うものなんだ。
[2人はこれを聞いて何を思っただろう]
[死の事実に然程驚くこともなく、淡々と言葉を紡ぐ様子。
黙り込むユーリーへと、ふと問いを向けた。]
ミハイルさんと飲んでいた…ユーリーさんが。
達観していたって、何か仰っていましたか?
その、変わったこと、とか。
[駆けつけた時には全てが終わった後だった。
だから、ミハイルが酩酊状態であったかは判断がつかない。
シュテファンの話しぶりからは、酔っ払って包丁を振り回しているようにも思えなかったから。]
―回想・昨夜 食堂にて―
[また、アナスタシアの姿も認めれば>>24同じように話す。
勿論、痣の事も]
……ミハイルは、恐らくはドヴァの自室に。
ずっと、意味の解らない事を言っていた。でも…
[彼は人なんだ、信じている。と口の中で紡ぎ。
アナスタシアが菓子を手に>>28何を思ったのか、同じように男も見つめていた]
[カチューシャに話が及べば、聞いた話をもう一度思い返しながら]
カチューシャちゃんは……特にこの場に居たとは聞いていません。
[語られなかったからといって、居なかったとも否定し切れないというニュアンス。彼女が食堂の騒動を知っていたかどうかも、娘には知り得ぬこと。
ユーリーの探るような視線には、やんわりと同じものを返した。*]
/*
ん?何か違う。
×居なかったとも否定し切れない
○居なかったとも言い切れない
噛んでいる上に分かりにくすぎた。
変わったとこ? ねえよ。
[即答を返す]
俺の前で刃物ふりまわしてたら、俺が殺してるぜ?
[それがさも当然であるかのように、断言した。
カチューシャについての曖昧な答えを聞けば、肩を竦めた]
― 厨房 ―
[ じい、と。
食堂へと視線を*むける*。 ]
(――あの人。
まだ、いるのかしら。)
[ 傭兵の姿が目に入ったなら、ふたたび厨房へと。
いないか、だれかと話しているようすなら。
食堂まではもどるかしら。 ]
―回想・昨夜 自室にて―
[食堂の片付けを終え、自室で休むと其処を出た。
ドヴァの塔の2階、このすぐ上には]
…ミハイル。
[物言わぬ彼は、今その身を横たえて居るのだろうか。
其処まで連れて来てくれたラビとナタリーには改めて礼を言わなければと、自室へと戻る]
……っ!!痛ぁ…
[肩を斬られているのを忘れそのままシャワーを浴びてしまい、熱に沁みる傷口を押さえて呻く。
慌ててタオルで覆い部屋へと戻るが、鏡に映った自分の姿を曖昧な輪郭で捉えると、眼鏡を掛けて一部を睨むように見つめた。
首の、赤]
生きて、いる。
いつまで?何を成すまで?
[厨房で呟いた時と同じ疑問>>3:474
答えなどあるはずも無く、男は日記を広げ何事かを書き込んで眠る]
……っ!!痛ぁ…
[肩を斬られているのを忘れそのままシャワーを浴びてしまい、熱に沁みる傷口を押さえて呻く。
慌ててタオルで覆い部屋へと戻るが、鏡に映った自分の姿を曖昧な輪郭で捉えると、眼鏡を掛けて一部を睨むように見つめた。
首の、赤]
生きて、いる。
いつまで?何を成すまで?
[答えなどあるはずも無く、男は日記を広げ何事かを書き込んで眠る]
/*
ごめんね。
カーチャ、おじちゃんとは一緒にいけないって言ってるから、一緒におでかけはしないと思うのよ。
― 深夜 ―
[先程までの騒動が嘘のような静寂。
耳鳴りが耐えられなくて、窓を開けた。夜気が心地よくて、目を細める。
少し遠くに、村がある。ほとんど消えた灯り、やはりあそこも耳鳴りがするほど静かなのだろうか。
灯りがぼやけて、螢のよう。
現世に漂う、魂のよう]
ミハイル……
[物言わぬ姿になった男、それに荷担した自分。
後悔や罪悪感は、あまりない]
代金、払いそびれた。
[コートの直しを頼んだ、その代金の半分は借りたままだ。
まったく、と大きなため息が、漏れる]
あんたはいつもそう。
[ことり、と窓辺に小皿を置く。
彼の骸はきちんと弔われるのだろうか。
先に亡くなった時計塔の番人や、森の子や司法を志した少年は、ちゃんと弔われたんだろうか]
客の話をちゃんと聴けっていうのに。
[――金が無くて三途の川が渡れないっていうのも不憫だしね。
言って。思って。自嘲する。
迷惑そうな顔をするだろう、服飾人はきっとそう言う男だろう。
そして自分は、それをわかっていても]
ほら、忘れ物。
[紙幣に火をつけ、夜空に昇る煙を眺める、そんな人間]
[15年前の、あの日。
娘が、人狼の記憶を喪ったのは。
頭を強打したから、ではなく。
ヒトの心を護りたかったから?
完全なけものと化してしまいたくなかったから?
……今はもう忘れてしまった、大事な幼馴染を喰らいたくなかったから?
正確な理由なんて、誰にも解らないけれど。
部分的に記憶を喪う理由は。
娘の精神状態にあったのかも、しれない。]
[ならば。
自分の全てだ、と思う程、愛した青年を。
忘れてしまったのは――……
彼が自分をどう見ているか、考えるのが怖かったから?
あの日と反対に、けものとなる為?
なぜ、けものであろうとした?
――……彼の復讐を果たす為。
その目的も、今は忘れてしまっているけれど。]
[微かに残る、彼との記憶のカケラは。
“誰か”と為した胎内の仔と。
“誰か”の香りが残る小瓶と。
“誰か”の温もりが残るシーツ。
そして。
――――結社の人間。特に女の方。
“大切な誰か”を裏切った人間への、激しい憎悪。]
…………ふゎ。
[ああ、ねむい。
目尻に涙が溜まっているのは、きっと欠伸のせいだ。
シーツを両腕に抱いたまま、部屋を後にして。
夢遊病者のように、ふらふら、ふらふら、と。ホールを*歩く*]
―早朝・自室―
[肩の傷、後ろ首の痛み。
2つの痛みに何度も目を覚まし、結局深い眠りに就く事が出来なかった。
もう少し、と思えど製菓材料の鞄を視界に入れればサンドラの事が気に掛かり、身を起こす]
先生、眠れていないんじゃないか。
どれ…少し様子を見に行こう、何か持って行けるものはあるか…。
[製菓材料の鞄の中に、2人分の菓子が入っているのを確認して少し、目を閉じた]
…ミハイルの分と、改めて作って来るから。
少し待ってておくれね。
[それはサーシャとロランに向けた言葉。
2つの菓子を整え、部屋を出る]
/*
フィグネリアさんと逢う頃には既にサンドラさんの遺体が発見されているんだっけか…ちょっと調べながら書き書き。
それにしても、メモのダニールさんが可愛いなあ!噛んだ噛んだ。
[あんたが、こわい、なんて。だれがいうんだか。
無造作に近寄る傭兵に視線を置いたまま、思う。
ナタリーに早く聞いてやれば良かったと。
この男はそういうんじゃないのだと。
恐くなんてないのだと。言ってやれたのに。
眉間から力を抜いて。
少しだけ困ったように笑う。
何もかもに納得する。
少し、笑みが深くなった]
[叫ぶ言葉も抵抗する体力も先程全部使いきった。
男との距離がゼロになる。自分の生きる時間も同じく零に]
―― 。
[全て納得して、受け入れて、それでも最期に少しだけ死に抗うと、唇を振るわせた**]
/*
ちょー 自己満足でした。おしまい。
ナタリー周りは、もうナタリー時間進んでいて状況変わっているけれど、サンドラ視点なのでこんな感じに。
単純に「あのひとこわくないよ」と言いたかっただけなのでした。だからナタリー食いに来るのはいいけど襲撃するときは居ないでーという我が儘。ごめんなさいよですよ。
―2の塔と3の塔の間 通路―
[風が冷たい。
もう後ろ首にはガーゼを貼っておらず、襟で隠す事もしていないので痣は風に晒されている。 その為隙間から入り込む風に身震いをして。
そんな時、背後で男を呼ぶ声が聞こえて>>62振り向いた]
フィグネリア…おはよう。
これから何処へ…?
[この通路を通っているのだから、2か3の塔に用事があるのだろうと思いながら彼女に近付いた。
何かがあったのかを察しているのか、訊ねて来るのを見れば>>64昨夜の食堂での一件とミハイルの死、その件によりサンドラが負傷した事、そして彼女の本を預かった事をゆっくり歩きながら伝える]
…ミハイルの事は、僕自身どう言えば良いのか解らない。
ただ、信じていたいという事は…未だにあるね。
[昨夜のミハイルを思い出すと唇を噛み、ぐっと涙を堪えるように俯いた]
/*
>>137
いやだよwwwwwwwwwwww
なんだよその要望wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
それで…これから先生の所に様子を見に行こうと思ってね。この本も返さなければならないし。
もしも、君も急ぎでなければ一緒に来てもらえないか…?
僕1人では多分、先生の手伝いは無理そうだからね。
[女性の手伝いはやはり気が引ける、と無理に笑って見せてフィグネリアに訊ねた。
ただし、その笑顔もすぐに凍り付く]
[3の塔の方で、誰かを呼ぶ悲痛なラビの声が聞こえたから>>101]
―3の塔・サンドラの部屋―
[フィグネリアも同行していたならば2人で3の塔へと急ぐ。
人を呼びに行ってしまったのか、ラビの姿はもう其処には無く、>>102
代わりにアナスタシアが部屋の中に居るのを見て、身体中から血の気が引いたような感覚に襲われた]
アナスタシア……何が…
先生は…
[彼女が子供のように、何度もサンドラの名を呼んでいる>>114のが分かると男はその場に膝を付いた]
せ、先生……?そんな…!!!
[製菓材料の鞄を強く強く握り締め、何故昨夜あのまま付いて居なかったのかと、後悔の念に押し潰されそうになっていた]
/*
サンドラの落書きは、壮大な皮肉のつもりだったけど通じてなくて涙目。
固有の何か考えられるほど絡んでない件。
―ホール―
………。
[それから後、男が見る2つ目の血文字も頭に入らず。
サンドラの部屋を出てアナスタシアとフィグネリアを見送った。
彼女の死の衝撃から立ち直れず、虚ろな目でフラフラとホールへと降りて来た]
……。
[サンドラから預かった本が、重い]
[ホールへ辿り着いたは良いが、この後何をしようか等という考えは全く無く。
また水車小屋で落ち着こうかと思った矢先]
ナタリー…?
[ふらふらと歩くナタリーの姿が在った。>>135
しかし何処か様子がおかしいように思え、確認するかのように彼女の名を呼ぶに留まる]
出戻り アナスタシアは、菓子職人 シュテファン を投票先に選びました。
[いきなり現れた料理人の男がカチューシャを厨房に連れて行く>>80。
あの少女が料理の手伝いが出来るとは余り思えないのだが。
……きっと、自分から引き離したかったのだろうと思い至って、クスクスと嗤い声をあげた。]
憎むものあれば、愛するものあり。
人間ってのは本当に面倒だな。
[彼を憎む者はこれまで幾人も居た。
彼を愛していると言ってきた者も居た。
だが彼自身はどちらの感情も抱いた事などない。
憎しみという強い感情を持てるユーリーは、この声を聞けるが矢張り人間なのだと、席に着かない男から視線を外した。
宙に浮かぶユーリーの問い>>86に、改めて食堂を見回す。
昨日の騒動の名残が、其処此処に見て取れた。]
……さぁな。
[この場に居なかった自分から答えが返るとは思っていないだろう男に、それでも言葉を返した。]
― ホール ―
[シーツを撫ぜながら、歩く娘。
シュテファンに名を呼ばれれば、ふらりとそちらへ歩み寄った。]
……シュテ、ファンさん……?
[覚束無い足取りも、たどたどしい口調も。
実際には、睡魔によるものだけれど。
傍からは、憔悴しているようにも見えるだろうか。]
昨日は……大丈夫、でしたか……?
[ミハイルに真っ先に狙われた人物だから。
僅かに心配したような色を声に混ぜ、尋ねてみる。]
―ホール―
[いつもより遅い起床。
鏡を見た時には、青年の眸は常の勿忘草に戻っていた。
身支度を整え、今度こそは忘れないように父の形見のナイフを服の下に隠し持っておいた]
……。
[探すのは幼なじみの姿。
彼女の安否を確かめたい気持ちも強く――また、ミハイルの正体も気にかかっていたから。
本当は、彼女が夢を見ないのが一番ではあるのだけれど。
青年の知識では占い師も霊能者も、少なくとも人狼が全て消えるまでは能力は手放せない。
まして、受動的な力である後者なら]
/*
普通のRP村なら、もっと疑われるように動くんだけど……
いつ処刑されるのか、それとも最後まで処刑されないのかも解らないので狼バレするような発言がなかなかできないっていう><
ー時計塔の上ー
[時計塔からみえるヨールカや祭飾り少し前までの当たり前の日々
ミハイルを殺めた自分は
もうあの中へ戻れない気がして…]
それでも…
[あの小さな家の中でただじっと息子が帰ってくることを信じて待つ小さな母の事を考えると]
なにがあっても生きて帰る
[ぎゅっと白木の刀を握る]
…?
[ホールに入った時にナタリーとシュテファンの姿を見留め。
どちらもどこか心ここにあらずといった様子に、一瞬声を掛けるのを躊躇った。
憔悴は無理もないが、なぜナタリーはシーツまで持って歩いているのだろう…まさか夜通しそうしていたとかじゃ。]
狼毒草とやらがあるなら、その副作用か……?
[森に生えてないので実際に見たことはないが、この手の効果を引き起こす似たような草や茸を何種類か頭の中に思い浮かべる。
たとえ本当にそんな草があっても、人狼にのみ劇薬で人間には無害というのは信じ難く。ロランすらそれに気づいていなかった可能性だってある]
ナタリー、シュテファンさん、おはようございます。
[考えを纏めた後、今気づいたような顔をして二人に挨拶する。なるべく、普段通りに近づけた口調で]
……二人とも、大丈夫?
サンドラさんの所に行って薬をもらってきた方が…。
[間近でそれぞれの顔を見ると、青年の表情は心配げに]
―ホール―
[男の名を呼ぶ彼女の反応に、ほっと息を吐いて同様に彼女の方へと近付いた。
昨夜の事もある、彼女は疲れているのだろうと思い]
僕は、うん…大丈夫だ。
それよりも君の方が…あの後、ラビと一緒に…ミハイルを連れて行ってくれたんだよな。
何も出来ず、済まなかった。
[肩と首の痛みはあれど、今こうして居られるのだから素直に返す]
いえ……
シュテファンさんも、サンドラさんを運ぶの、大変だったでしょうし……
[>>149済まなかった、との言葉には、ゆるく首を横に振った。
と。背後から声が掛かる>>128]
おはよ、ござい、ます……
[何だか彼の顔を見るのが酷く久し振りのように感じた。]
そう、ですね……
眠気覚ましの薬、ある、かな……
[彼らは気が付いただろうか。
薬を「貰おうかな」ではなく、「あるかな」と。
娘が無意識のうちに、サンドラの死を知っている事を表に出していることに。]
……治してしまって、いいのかねェ
[くすくすと笑う、患者を前にして]
治してくれと頼んで、金まで払ったんだ。
治ってしまっても、文句は言うまいねェ?
[女は自分の身体を見下ろして。
それから傭兵だった生き物を見て。
音無く笑う――**]
あ…ベルナルト、おはよう。
君も、夕べは本当に…ありがとう。
[振り返り、ベルナルトへも挨拶を返す。
続けてこちらを気遣う彼からサンドラの名が出た途端>>148]
―――先生は…。
[ぎゅ、と鞄の肩掛けの紐を握り締めて唸る様に告げた]
もう。
……もう?
[彼女が喰事の対象となった事、紅い囁きから知っている。
けれど、娘は“知らない”はずだから。]
サ、ンドラさん、が……
[ふるふると震えながら、シーツを撫ぜていた手で口元を抑えた。]
サンドラさん……
あの人の血、いいにおいだったな……
お母さんが人間だったら、あんな感じのにおいだったのかな。
……少し分けてもらえばよかったかも。
[彼女の甘い血のにおいを思い出せば、ふるりと身震いし。
隠した口元からは、歪な笑みが零れた。]
[手の中でくるくると白木の守刀を弄びながら、いつもの少年には似合わない思案顔で時計塔の階段から降りる。
食堂の前で集まって話をしているナタリー達の姿が見えると、軽く会釈して、キョロキョロと誰かを探す様子で食堂へ入っていくだろう。]
…………サンドラさん、が?
[長い硬直の末。やっと言葉というものを思い出した]
人狼に、ですか…。
それとも、ミハイルさんに傷を負わされたって仰ってましたけど……その傷が原因で?
[シュテファンが前者に対して頷いても頷かなくても。
俯いた顔のまま無言でその場を辞し、昨日も訪れたトリーの塔へと歩いて行った]
そう、ですか。
[即答とその内容に違和感を抱くことはなく、こくりと頷いて。
後は、特に何もなければ物思いに戻るだろう。
カチューシャが出てくるようであれば>>130、見えずとも手くらいは振ろう。]
―――…。
[ユーリーとの飲酒後から、ミハイル豹変までの空白。
この間ミハイルに何が起きたのだろう?
それとも、切欠の有無に関わらず、
歯車はもっと前に外れてしまっていたのだろうか?]
― 厨房 ―
看病・してやろう・か?
ううん。 カーチャ、へいきよ。
信用、して・いるのか?
どうして、そんな・こと・聞くの?
[ 首を傾ぐ。
まるでわからない。 そんなぐあいに。 ]
……見てて・ほしい?
[ こんど>>137こそ、目をむいた。 ]
おじちゃん、どうしたの?
なんだか、へんよ。
[は、と大きく息を吐いて顔を上げる]
先生の怪我の具合はどうかと、さっき行ったんだ。
その時には…。
[ベルナルトからの問いには血文字があった事だけを告げ、
鞄から預かった本を取り出し表紙を撫でた]
これを、お預かりしていてね…返しに行こうと、さ。
大切な本だから…僕がいつまでも持っているわけには…
[そういえば、内容について知らぬままだったと。
両手で持つ本に視線を落とした]
[少年が手にした白木の刀には異国の文字で『破邪』という文字が掘り込まれている。長く生きている妖魔や手練れの魔物なら一度くらいそれをみた事はあるかもしれない。
一度みたら魔物にとってはその力と特徴から忘れられる物ではないだろう]
…あいついるかな
[…鞘を少しずらすと青白く光る刀身が冷たく光る]
[ずっと、怪しいと思っていた村長の息子。いつか刀にうつそうと狙っていた。
怪しいと思うのは…もともと自分が気に入らない奴だったからうさんくさく思えるのか、それとも自分の勘が当たっているのか…
証拠なんて必要ないこの刀で確めさえすれば]
― 回想・昨日食堂 ―
怪我じゃない……?
あ、ちょっと座っていて下さい。
[シュテファンに駆け寄った後、礼を言って包丁を受け取って。
拒まれなければ彼の首にそっとタオルを充てる。そうしたところで腫れが引くかは分からなかったけれど。
やがてシュテファンがゆっくりと口を開き、話に聞き入った。
傷ではなく、痣であり。
信心深い者曰く祝福の証、しかし、彼にとっては悲しい記憶の烙印なのだと。]
全ての人を奪うもの……… …、
[繰り返して、押し黙る。
聖痕、痣――…その意味やこれを持つ者の運命、役割。
自分にはそういった知識は皆無だけれど。
ただ、身に刻まれた痣をそう断言するようになるまでにこのひとはどれ程苦しんで来たのだろうかと思えば、紡ごうとした言葉はどれも、とても掛けられるものではないと思い直す。
それが決して慰めではなく、本心からのものであったとしても。
もう一度痣を見詰め、タオルから手を放した。]
― 回想・了 ―
……こういう状況では、人間ってもんは自分にできる役割を求めるそうだ。
[不思議がるドラガノフに、肩をすくめて答える>>129]
その役割を、他の奴が認めてくれるかは別だがな?
[声はかけない
…そっと刀を抜いて
視た]
------ヒッ!
[鏡のように光る刀を覗いて思わず声をあげる]
カタリッ
[思わず刀を取り落とした]
[ 文字は、読めない。
けれど、かたちは、わかる。
――なにかが、引っかかっていた。 ]
(あのかたちは。
どこかで、見た……?)
[凍った湖のように冷たく光る刀のなかにうつっていたのは人ならぬ者---おぞましい獣の姿
それが、目の前で静かに座ってコーヒーを飲んでいた]
---ダニールさん
―三塔―
[ここ数日で、日常が崩れ去り、
目の前に突き付けられたのは、複数の無残な姿。]
誰が、サーシャを殺したの…?
誰が、サンドラを殺したの…?
[ぶつぶつと。口内で呟く。]
[犯人は、誰。][どこ。]
―三塔―
[サンドラの部屋のあの血色の文は、医者に関わるものだろう。
文章の内容からしてそう感じるが。]
治る…。傷…。
サンドラが、傷を治した…?
[何かが、引っかかる気はした。]
ああ・・・
う、うん ありがとう
[男から視線が外せなかった、笑顔を作りながらも男の目は冷たかった。
床に落ちた刀を拾おうと手を伸ばすがカタカタと震える指先は上手く守刀をつかめない。
(---落ち着け、落ち着け 刀を拾ってここを出よう
そしてあの喪服の二人を捜して
狼はこの男だと告げればいいんだ) ]
[疑惑の欠片。
糸口。
一寸でもいいから何かが欲しかった。
さらに記憶をほじくり返し、ふと思い出したは、]
………。
昨晩、生きてる彼女と最後に会った人物は…?
サンドラを送り届けた、あの…?
[サンドラの部屋を辞した後、
遠ざかる背>>141を振り返り少し眺めやった。]
[ベルナルトがトリーの塔の方へと向かって行くのを、じっと見つめ…再びナタリーへと向き直る。
その間にラビの姿が見えたような気がしたが、彼はすぐに食堂へと入っていったようで>>153]
…ナタリー、それで君は…。朝食、かい?
[シーツを抱いて歩いているのだから何事かあったのかと思っていたが、急を要している様子でもなく]
そうだ、もし良かったら…今は食べる気はしないだろうけど。
[そう告げながら鞄から昨日焼いた菓子を取り、差し出した。かつて地獄を見ながら焼いた話でもしながら食べられる、そう思っていたハルヴァ。]
父親の形見、ねえ。
その形見の、得物の刀をこっそりと引き抜いて。
何をしようとしていた?
ミハイルの真似をしてえのか?
[眼光を緩めることはなく、また一歩。
いつになく優しげな声を聞いて、ダニールの方をちらと向く]
[ベルナルトが去った後も、シュテファンが本を撫ぜる>>157様子をじっと、見ていた。
その後、彼が口を開けば>>175]
ん……特に、これといった用事は……。
[ただ、なんとなく歩いていただけ。]
あ……。
……ありがとうございます。
後で、いただきます、ね。
[差し出されたハルヴァを受け取り、小さく、笑んだ。]
どうした?震えてンぞ。寒いのか?
[立ち上がり、刀を拾おうとラビに近づく。]
ああ、さっき。 カ チ ュ ー シ ャ も、震えてたな。
空調が壊れてるのかもな。
[心持ち、カチューシャをゆっくり発音して、震える指先を凝視した。]
[男の口が弧を描く…
そしてまるで見せ付けるように自分にだけ牙をあらわす
その時 この男が魔だ
何かが自分の中で弾ける
サンドラ先生を喰ったのも…
サーシャを食むったのも
---そして ロランを絶望に突き落としたのも
コイツだ
全てコイツが]
……あんまり食欲は、ないですけど……
折角、ここへ来たから。
珈琲くらいは、いただいていこうかなと、思います……
目、醒めるかもしれませんし……
[>>177そう続けて。ふらりと食堂へ入っていく。]
― →食堂 ―
[床を叩いたのはナイフ。
一歩、また一歩と詰め寄ろうとするユーリーと、
ラビに近づくダニールと。]
……っ
[剣呑な雰囲気に眉を寄せ、素早く周囲に目を走らせる。
内ポケットに入れた護身具へと意識を向けた。]
アレは、『真実』を映す鏡だろうよ。
刀の形以外にも色んなのがある。要は、対象を『映し』『視れば』良いからな。
……アレには今、狼が映ってるんだろうな。
[愉しそうに。 ――実際、愉しいのだが。食べる前に好物だと判って。]
…………?
[食堂へ入れば。
ラビへ詰め寄るユーリーと。
ラビへやけに親切そうな笑顔を向けるダニールの姿があった。
そして床には、ナイフが落ちている。]
……なに……?
真実、を映す……
[……占い師の事だ。あの日、崖から落ちる前に母から聞いていたから、それくらいは解る。]
狼が、映ってる……?
[そこから導き出される答えは――?]
……まさかっ、ダニールさん……
[コエには、明らかな焦りが混じる。]
―ホール―
[菓子を受け取ってもらえて、小さく微笑む]
うん、行っておいで。
僕もまた後で…何か摂りに行こうと思う。
[眠気が取れない様子のナタリーを見送り、再び本へと視線を移す]
……。
[内容が、知りたくなった]
[…喪服の二人あの二人に刀をみせて訴えれば全て終わるそう思っていたが
---こいつを殺したい
自分の手で殺したい
殺してしまいたい
その思いが先に立つ]
そうだな…なんだかここは寒い。
[冷たい刀に指先が触れる]
風邪ひいてンのかもしれないしな。
様子でも見てくるか。
[足を厨房に向けかける。
ラビの視線はもう何度も向けられてきた憎しみを帯びたもので。
並の狼ならば占われた事に動揺してヘマをするものだが、生憎彼は並ではなかった。]
[>>187ナイフに触れる少年に、びくりと肩が跳ねた。]
な、なにしてる、の……
[先程自分と居た時とは明らかに様子が異なる。
彼が放ってるものは――殺気?]
だ、だめ
[ふらりと、少年に近付く。]
……つまり、てめえはあのガキに尻尾をつかまれたと。
愉しくなりそうだな?
喰うときは言えよ。
[心配などしない。
ただ高揚だけがある]
[入口にはいつの間にかナタリーの姿。
彼女がラビに近づくのを見れば、弾かれたように立ち上がった。]
ナタリーちゃん!!
[時計塔で抜身のナイフをサーシャに向けていたラビの姿が過り、数歩の間合いを取れる位置まで駆け寄った。]
[入口にはいつの間にかナタリーの姿。
彼女がラビに近づくのを見れば、弾かれたように立ち上がった。]
ナタリーちゃん!!
[時計塔で抜身のナイフをカチューシャとサーシャに向けていたラビの姿が過り、数歩の間合いを取れる位置まで駆け寄った。]
[…それでも ここでは 今、この場所 皆がいる場所では事は起こしたくはなかった。
たぶん相手もそうだろうと]
さあ、バカは風邪ひかねーから
多分大丈夫だろう
[様子を見に行くのは厨房にいるカチューシャのことだろうか。
ダニールにいつもの如くふざけたような声を掛ける]
/*
相方ごめんねごめんね。
守り刀の話は理解しながらも、やっぱりあの一件は気にかかっているらしいですこのこ。
[どうやら少年は昨日のような乱闘を始める気は無いらしく>>191、立ち止まり、ほ、と息を吐く。]
[>>190オリガに駆け寄られれば、弱々しく笑んで。]
……私、てっきり……
昨日みたいな、ことが、起こってしまうのかと……
……でも杞憂みたいで……よかった。
[ラビの軽口。
緊迫した場の雰囲気が一瞬、途切れる。]
………あ
[足を止め、その場に静止して。
ナタリーが弱く笑むのを見れば、何とも言えない表情になった。]
……わたし、も。
何だか、変ね。ピリピリしてるみたい。
[ごめんね、とラビにも声をかけ、そっと胸を撫で下ろした。]
……お前、やけに優しいな?
[近づくダニールに声をかける。表情は冷たいまま]
あいつなら俺が見てくるよ。
刀を止められるのは、いざというときはお前だけだろう?
[ダニールよりも大きく、厨房の方へ踏み出す]
雑貨屋の娘 ナタリーは、ラビ を能力(襲う)の対象に選びました。
………………ごめんなさい。
[長い長い沈黙。
母が生きていた頃の、そして死んで間もない頃のサンドラについての記憶が蘇る。
掠れた声で搾り出すように出てきたのは、謝罪の言葉]
母は……母さんは、あなたを恨んでなんかいなかったのに。
[当時は青年と同い年で、医者としての経験が浅かったサンドラ。
それでも青年の母は彼女を信頼して、どんなに病に苦しい時でも息子に対する時と同様、彼女にも笑顔を向けていた]
責めることは、あなたや母さんの気持ちを台無しにすることだって……気づいてたのに、僕はあなたが生きているうちに謝ることが、できなかった…。
…………だから、ごめんなさい。
[涙は、流せない]
/*
>>195
同時進行のカラオケと、展開それ自体に燃えすぎて動揺して、行動が挙動不審になった件。
まあ、こいつとしてはいい……のか?
そう……
[守刀、と聞いて。少年の笑顔に怯えたように、シーツを強く抱いて顔を埋めた。]
[その隙間から覗く、ダニールに視線を移した彼を見詰める眸が。
やたらと据わっていた事に、気付く者は*居ただろうか*]
[しかし、やはり彼女の大切なもの。
彼女が信頼していた誰かに託した方が良いのではないか?
迷い、悩む]
………ん。
[ズキズキと、また痛み出す後ろ首を押さえて考え込む。
彼女の大切にしていた本を、見届けられる人は誰だろうか、と。**]
/*
んーと明日で8人。
狼陣営吊られなければ8>6>5で2回逃れればEPか……
誰かしら吊りあたりそうでこわい;w;
/*
・考え込みタイム・
明日のスケジュールを見ると、この本がスイッチになって自殺モードに入らなきゃいけなさそう。
まだ痣のせい(融通の利かない護衛の巻き添え)で皆が死んでいるという事に気付いていないから、まずそこ。
/*
明日朝起きたらまず本から入って、かな。
午後はまた鳩も使用不可だからそれまでに自殺モードに入れるように。
そういや投票はだーれにしとこ。菓子ぱんが一番信頼してるのはベルナルトさんだし、そっちで良いかな?
菓子職人 シュテファンは、放埒者 ベルナルト を投票先に選びました。
― 厨房 ―
[ 髭男から犠牲者たちの名を聞く。
瞼を伏せる。
昨日。 あの悲鳴は、先生の。 ]
サー、せんせ……
おようふく・の、おじちゃん……
[ 逃げていなければ。 留まれという声がなければ。
骸と成り果てたのは。 自分、だったのかも。
――身震い。 ]
[ 食堂から僅かに喧騒。
ちらちらと、ようすを窺ったりはしていたものの。
先にこちらへむかおうと、踏みだした影>>188。 ]
……っ!!
[ 灰翠に、あきらかな恐怖のいろ。 ]
[ それよりも大きく、こちらへと踏みだす影>>195。
ふ、と息をはく。
眼を細め。
ちらと髭男を見やる。 ]
[ もしも。
髭男が心配するような視線をむけてきたなら。 ]
だいじょうぶ。
あぶなく・なったら。
たすけて・って・いうから。
[ それまでは、だいじょうぶと。
うなずいてみせる。 ]
[ 視線をもどす。
じ、と睨めつける。
さきほど、こいつ、などと称されたとき>>121にも。
おなじように灰翠をむけ。 ]
なあに。
[ 男が入口へと近づいたなら、声をかけた。 ]
[厨房に赴くと、睨めつける視線に、同じくらい険悪な眼光を返す]
……。
んなとこで隠れて怯えてる奴の心配をする奇特な輩がいたから、代わりに見に来ただけだが?
[弱っている様子を見れば、少し近づいて。
ドラガノフが止めても無視して、その背に合わせて見下すように身体を傾けて。
何事かをつぶやいた]
[ ことばじたいは。
ふだんから放られるそれと、そうちがわない。
――意味合いは、ちがったのかもしれないけれど。 ]
――…………
[ 包丁にのびる手を注意ぶかく、見やる。 ]
きとくな・やから……
[ くり返し。
数拍。
思い当たった顔に、一瞬。 強張る。 ]
そう。
……なんとも・ない・って、つたえて。
[ じ、とまっすぐ、灰色を見あげ。
――つぶやかれた言葉には、 ]
[ ちらと、髭男を見やる。 ]
(――まだ、だいじょうぶ。)
[ 右のポケットのなかみを、握る。 ]
…………。
ああ、わかったよ。
[口元だけで笑みを作り、答える。
シンクの上に置いていた左手を下ろすと、そのまま食堂へと身を翻すも]
――ああ。ごめん?
[左足を、彼女の脚に引っ掛けるように大きく回す。
蹴り飛ばせれば、その先には、重そうな果物籠]
――っ!!
[ 鈍いおと。
かつん、と白いものが飛ぶ。 ]
…………ぁ
[ 身を起こし。
ひらいたくちびるから。 紅が滴る。 ]
……………………
[ 声にならないこえで、唸る。
男へとむける、灰翠。
刺すような鋭さはないものの。
ふかく、よどんだ闇のなかで。
昏くゆらめく焔のようなそれは。
あきらかな、殺意。 ]
[飛んで来た林檎をすぐに掴むと、床に投げ捨てる。深い笑みを刻む]
何? 八つ当たりか?
そんなに大事な奴だったら、てめえが守りゃあよかったじゃねえか。
弱え。
[林檎を放った左手を手で、煙草を取り出して弄ぶ。
余裕を見せると、立ち去ろうと背を向けかけた]
[振り向きかけた、そのとき。
咄嗟に腕を払うけれど]
っ、ぐ……!
[ナイフの刃が、左手の甲に刺さる。激しい熱が襲い、低く呻く。
それでも彼女がまだ柄を掴んでいたら、それごと振り払うように床に叩きつけようとした。
そうでなくとも、蹴りくらいは繰り出して]
[ 柄を握る右手。 左手を添え。
しっかりと握り。 さらにふかく、突き刺そうと。 ]
――っ、ぁ、
[ 後頭部が床を擲る。 ]
…………!!
[ 悲鳴すらあがらず、身を捩る。 ]
[ 顔を苦痛に歪め。
それでも、薄くひらいた灰翠をむけ、睨めつける。 ]
(――あんたなんか。)
……あんた、なんか……
[ 途切れ途切れに、ふるえる声で紡ぐ。 ]
カーチャ、と、……いっしょ・の……くせ・に
[深く、刃が進む。破れた手袋の下から、火傷が覗く。
悲鳴だけは出すまいと、歯を噛み締める。顔に脂汗が浮かぶ。
柄から彼女の手が離れるか、誰かに止められるまで、叩きつけて]
く、そ……!
[強く歯噛みして、顔を歪ませた**]
/*
きたああああああああヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'
キタ━━(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)⌒Y⌒(゚∀゚)━━!!
キタ━━○(#゚∀゚)=( #)≡○)Д`)・∴'.━━ッ!!!!
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!
キタ━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━!!
どう出るんだろうかとwktkしていた!!
料理を作ってる俺の迷惑だ!!!!
どらちゃんwwwwさいこうwwwwwwwwwwwwwwww
[...は我慢できなくなり、ユーリーの顔を殴ろうとする。]
(…後でカーチャに『「助けて」って言ってないのに、なんで俺は助けたんだろ。』と謝らなきゃな…。)
[ユーリーの顔を殴ろうとした時に...はそう思った。**]
…………。
(ああ、そうだ。珈琲、飲みに来たんだっけ。)
[テーブルに置かれてある珈琲は、飲む気になれない。
全く、なれない。]
自分で、淹れてこよ……
[ふらり、厨房へ向かう。]
― 厨房 ―
…………。
…………。
…………。
[そこに、あったものは。
床に倒れ、意識を失っているらしいカチューシャ。
左手の甲にナイフを突き立てて苦しげに呻いているユーリー。
怒号を飛ばし、ユーリーに殴りかかろうとする叔父。]
[今止めるべきは。]
……叔父様、やめて!
[叔父に駆け寄る。
けれど、叔父が自らの意思で止めようとしない限りは、その拳が止まる事は無いのだろう。]
[叔父の拳は、ユーリーに当たってしまったのかそうでないのか。どちらにせよ、叔父を宥めようと、その背を擦る。]
……落ち着いて、ください、叔父様。
と、とに、かく……
……カチューシャを、どこかへ運んで。
ユーリーさんの怪我、治療しないと……
だ、誰か……
[厨房に居る誰かに止められない限りは。
食堂へ、彼らの手当てを出来そうな者を呼びに行くのだろう。]
[――ああ。
珈琲どころじゃなくなっちゃったな、なんて*思いながら*]
― 食堂 ―
[剣呑な雰囲気が収束してから、厨房へと向かうナタリーを見送って席に戻る。
思索に戻ろうとしていると、直後、彼女の声が響いた。]
…どうしたの!?
[料理がどうこうと叫ぶドラガノフの声も聞こえた。
後を追うように駆け込めば、ちょうど彼女が食堂に戻ろうとしている場面に行き当たって。>>224]
[場の状況に呆然と立ち竦む。
ドラガノフはナタリーの手で落ち着きを取り戻していただろうか。
であれば、まずはカチューシャの保護だろう。]
カチューシャちゃん?
カチューシャちゃん…?
[そっと少女の肩に触れ声を掛けるけれど、意識を失っているようだった。
可能ならば抱き上げ、食堂に戻ろうとする。]
――……あ……オリガさん。
た、大変なん、です。
厨房で……カチューシャと、ユーリーさんと、叔父様が。
[丁度、厨房へ向かう彼女と鉢合わせる>>225
彼女がそのまま厨房へ入った様なので、一度そちらへ戻って。
彼女がカチューシャを抱き上げようとする様を、ぼうっと見詰めながら。]
……まさか、叔父様が、二人を……?
[小さく、けれどオリガに聞こえるような声で。
ぽつりと、呟いた。]
/*
オリガさんが叔父様に不信感持ってる事は知らないけども、ナタリーも囁きで何も聞いてないので普通にこれは疑いそうだなと……
[ユーリーの怪我も気がかりだが、誰がどうして彼に怪我を負わせ、何故カチューシャが倒れているのか。滴る血。赤のこびり付いたナイフ。
林檎に果物籠……周囲へと素早く視線を走らせ、何が起きたのか把握しようとするけれど、何が何だかさっぱりわからない。]
…………とにかく、怪我を。
この子を運ぶのは、部屋よりも食堂がいい?
ああ、でも…
[食堂も安全とは言えないだろうか。
それに、寝かせる場所もない。
一先ずは食堂の安全な場所に運び、誰かが来たら判断を仰ぐつもりで。]
[ふと目に留まった料理人の姿。]
……この状況で、料理の心配をしていたというの…!?
[ドラガノフの怒号を思い返して、凍りつく。
このひとは、一体何を考えているの?
脈絡のない言葉。
全く思考も行動も読めない、男。
昨夜の事も相俟って、ドラガノフへの恐怖が離れない。
カチューシャに駆け寄った時に背に聴いたナタリーの声>>227も、娘自身の中に根付きつつあった疑惑と不信感を確実に助長させていた。]
―― 食堂 ――
[彼女のための作りかけのサラファン、
大事に、大事に、地下に運んで。
今度こそ食事をとりに食堂へ]
まぁ、カチューシャ?
[何が起こったのだろうと首をかしげる。
だってみんな死んでしまうのに、と。
そんな思考はみじんもみせず、迷うらしきオリガの言葉に>>228]
部屋に。
[3階にサンドラの部屋
治療道具がそろっているだろう]
[冷静に、冷静に]
だれか、お願い。
[言動は幼くとも16の少女。
女が運ぶには少し骨が折れる]
私は先にサンドラさんの部屋から治療道具を借りてくるわ。
[ユーリーをふりかえる]
治療いるなら、きて。
[それだけ言い置くと、後は気にせず3塔へ*]
[カチューシャを食堂に運んだ頃、フィグネリアが食堂に現れたのを認めれば。>>231]
フィグネリアさん……
[見かけてはいたはずなのに、顔を合わせるのが酷く久しぶりのように感じる。自然、浮かぶ安堵。]
カチューシャちゃんが熱っぽいんです。
だから、出来たらどこかの部屋に寝かせてあげる方がいいと思うんですけれど……
……ユーリーさんも、怪我を。
[部屋へ、と。
冷静な彼女の指示>>231には頷きを返した。
誰かが手伝ってくれるなら、共にトゥリーの塔へと向かうだろう。]
[突然現れたフィグネリアの声にどきっとして振り返るが
テキパキと指示をする女に頷いて、カチューシャを抱えると]
どこか寝かせられる所に…
[どこへ連れて行くかはオリガの指示を待つつもり]
[オリガを手伝うべきか、と思うものの。
叔父がユーリーに危害を加えようとしないか、と思い。
結局は、彼女の背を見送る。]
ええっと……ナイフ、抜かない方が、良いですよね。
[下手な事をすれば余計に血が流れたり、傷口を広げる可能性があるから、動かすべきでは無いだろうと、ユーリーの手の甲のナイフはそのままに。
一先ず食堂へ連れて行くべきか、でも拒まれはしないだろうかと。おろおろとしていれば、フィグネリアの落ち着いた声>>232
ユーリーは彼女に同行しようとするのだろうか。いずれにせよ、彼が立って歩けるようならその背を見送って。
支えが必要そうなら、一度シーツを肩に掛けてから、彼の背を支えるのだろう。]
[オリガの声がきこえたなら>>234]
冷たい水、持ってきてくれる?
氷はあったかしら。
[ラビにはお願いねと声をかけて、道具を借りにいそぐ]
[ラビが動いてくれていた。>>236
背負うならともかく、自分ひとりで運ぶのに無理を感じていた少女をあっさりと抱える少年。]
ラビくん……ありがとうございます。
[彼にも狼の線を考えなかったわけではないが、カチューシャを運んでくれようとする少年にはほっとしたように感謝を告げて。]
それじゃ、カチューシャちゃんの部屋に。
トゥリーの塔はここからも近いですし、フィグネリアさんも先に向かったみたいですから。
……
[今はこの場所から離れたい、そんな気持ちも少なからずあった。]
― サンドラの部屋→カチューシャの部屋の前 ―
[そこに誰かいたなら、けが人がでたことは伝えるだろうけれど、詳細は女も知らない。
サンドラの遺体に沈痛な表情をみせながら、頭を下げる]
おかりします。
[サンドラの部屋から最低限の治療道具をもちだすと、階下のカチューシャの部屋の前]
―自室―
[食堂での騒ぎを知らないまま。
自室に戻っていた青年は、ペンを走らせていた手を止める]
よし…こんなもんかな。
あいつらに宛てる言葉は、特にないし。
[書いていたのは、気取って言うなら遺言状。
これを机の上に置いておけば、誰かしらは読んでくれるだろう。
――時計塔の番人。ロラン。サーシャ。ミハイル。サンドラ。
聖夜の時には死ぬなんて考えてすらいなかった者たち。
死んで欲しくない人たちはいるけれど、もう自分だけは絶対に死なないなんて驕りは捨てよう。
それに、生き残ったって。
あと四年もすれば、妖魔が出て行って自分は廃人と化すんだ。
もう一度、遺言状の文面を確かめた]
[カチューシャを両手に抱えてオリガの後をついていく]
…本当だ 少し顔が赤いね
熱かな
[歯が折れて腫れているのかもしれない。
熱を測ろうと自分のおでこカチューシャのおでこをくっつける]
熱は、そんなには高くなさそう…
[少しだけ安心そうな声をだす]
"この手紙を他の人が読んでいるなら。
既に僕は、殺されてこの世にいないでしょう。
村の意思によってか、ここにいる住民によってか、***(黒く塗り潰されている)によってかは、わからないけれど。
僕からの頼みは二つだけです。
――この騒動が終わったら。
僕の部屋にあるテディベアの片方を、母の墓前に供えてください。
もう一つのテディベアと僕の付けている耳飾りは、“月湖の村”にある墓地に眠っている、
双子の妹であるワシリーサ・スカルディーナの墓前に。
月湖の村の詳しい住所は裏面に書いています。
Bernard=Bestuzhev-Ryumin"
[>>237信頼できないのか、と問われ。]
……信頼したい、ですけど……
叔父様、村へ戻られてから、おかしな言動が多いように感じて。
……ごめんなさい……
[眸を逸らして、気まずそうに俯いた。
→>>238へ]
―記憶の森:占い師の少女のおはなし―
[「……ベルナルト。今まで話したことがなかったが。
おまえには、双子の妹が――――」
父が息を引き取る少し前、ふたりきりで話をしたいと言われ、初めて明かされた真実。
母は、身ごもってから出産して落ち着く頃まで村から離れた所で過ごしていたから。
少年が双子であることを知る者は、村の中でもう自分以外にいないのかもしれない。
彼女がどうして遠縁の親戚の家に引き取られたのか、詳しい事情は知らない。
それでも父に託された、住所が記された一枚の紙を頼りに。
家出と同時に妖魔の宿主になった少年が向かったのは、双子の妹が住む村だった]
[「………じゃあ、ベルナルトくんって。呼んでいいかな?」
少年は双子の妹と、実に16年振りの再会を果たす。
自分たちが確かに双子であり両親の子どもであることを示すものを次々と見せていけば、最初は半信半疑だった少女も納得してくれた。
少女の名前はワシリーサ。
Красивые Василиса(麗しのワシリーサ)というおとぎ話に出てくる姫君と、同じ名前。
母似の少年でさえも驚くほどに、眸の色以外は亡くなった母親に生き写しの容姿だった。
そして物語の姫君と同じ、金の髪に淡い空色の眸を持っていた]
[一見感情の起伏が少ないが、温厚でおっとりとしたワシリーサの性格は。
母が亡くなって変わる前の父によく似ていた。
少年は村の宿屋で働きながら、住民とも交流を深めていく。
少女とはさすがにいきなり家族のような関係にはなれずに、ほとんど友人みたいなものだったが。
親しくしていたことには、変わりなかった。
いつ故郷に帰るかの目処もついていないけれど。
この村で過ごしていた短い間、本当に楽しかった。]
[少年が村に滞在し始めてから、ちょうど一年が経とうとしていた。
人狼の気配を感じたのとほとんど同じタイミングで、百年に一度とも言われる猛吹雪が起こり外に出る手段が失われてしまった。
外界と隔絶された時に村にいた住民と来訪者は十数人ほど。今回砦に集められた人数とほぼ同じだった。
最初の犠牲者が発見されると、“古式”に則って議論が始まった。
議論が始まる少し前、少年は少女から相談されてしまう。ケモノを見分け、魔の者を祓うことができる力を。
遺伝なのか、親類に心当たりのある者はいるかどうか尋ねられたが、首を傾げた。
父の家系は違う――あり得るなら、嫁いできた母か。
彼女以外の母方の人間を少年でさえも知らない、謎の多い家系。
生前の母もタロットとかの占いの類が好きだったが、はっきりとした力まで持っていたかどうかはわからない。]
[ワシリーサは勇気を振り絞って占い師として名乗り出た。
他に名乗り出る者はなく、ほぼ全員から本物だと認められた。
ある日、彼女から狼だと断言された者が処刑される直前。
生殺与奪の権を持って思い上がったケモノは、全員が見ている前で本性を顕し、彼女を脅迫してきた。
あの忌々しい化け物を今夜祓えなければ――お前を殺す、と。
少年は妹と二人きりになった時、とにかく自分を占えと懇願した。
少女はそれにこくりと頷いて。
これでよかったのだ、と思った。のだが]
/*
ベルナルトは個人の設定詰めるよりも、場に混ざった方優先させた方がいいんでなかろうか。
なんか、場から、ガチでいうなら確白の様に浮いている。
[次の日に少年は生きていた。
なぜ。どうして。
ワシリーサが告げた判定は――]
「ベルナルトくんは…………人間、でした」
少年は少女に、どうして占う対象を密かに逸らしたんだと詰め寄りたかった。
でも、それは自分が妖魔だと告白するようなもので――少女がどれだけ自分の正体に感づいていたのかは知らないが、少年から話す勇気などなかった。
その夜、少女は少年に自分の耳飾りを託して。
もっともっと前から家族として過ごしせたらよかったのにねと、悲しそうな顔で微笑んだ。
そして妹は翌朝、無残な姿で発見された。]
[その後、月湖の村は滅んだ。
疑ってすらいなかった最後のケモノは、少年とも友達でワシリーサとは恋仲にあった彼女の幼なじみだった。
ケモノはただ一人残った少年を喰らおうとしたが、瞬間、見えない力で冷たい雪の上に叩きつけられ。
バケモノ――そう恐怖に叫びながら、村から走り去った。
自分がどうやってあの村から出たのかは、覚えていない]
―記憶の森:占い師の少女のおはなし・了―
/*
妖魔占いになったのに占い先逸らして判定騙りとか、ナルトの妹天然狂人ってレベルじゃないぞwwwwwwwww
[フィグネリア>>239には、小さく頷いて。
少し待って下さいね、と言い置き厨房へと引き返す。
氷と水をボウルに移して、トゥリーの塔に向かう面々の元へと戻った。]
それなら、よかった。
少し疲れてしまったのかもしれませんね。
……いろいろと続いたもの。
[発熱は高くないと聞けば>>243、安堵の息を。
カチューシャの部屋の前に着いたなら、フィグネリア>>241や皆に続いて足を踏み入れるだろう。*]
/*
わああん。
遺言とか見たら泣く、絶対泣く。
締めに入っているのに気付くとやっぱりどうしようもなく寂しいな…… ぐすぐす。
―ホール―
[ぼんやりと考え事をしている間、食堂がなにやら騒がしくなったと一度思考を切り替え、顔を上げる]
……ナタリー、お湯でも零してしまったのかな。
[ラビとナタリー以外に誰かが居る事を知らぬ男は、本を抱えたまま食堂へと向かう。
見つけたのは傷付いたカチューシャ、そして皆が食堂から出て行く姿]
―――また。
[直接自分が関わった訳ではないが、何かを確信したかのように呟いた]
/*
そういえばメモ突っ込み
ダニールさん>ラビ 俺と負縁故結んでるから来てもいいよ
負縁故結んでるつもりなかったのに〜しくしく
「殺し方教えてよ」は 傭兵ダニールと言う名前からうっかり 無口な兵隊さん→少年達は密かにカッコイイと思ってる→俺もつよくなりたいな→狼さんもいるし戦闘術教えて教えて!
のつもりだったんだけど もしかしたら探りを入れてると思われたのかな?
/*
血文字云々も実はユーリが書いていたと思い当たったのは
サーシャの血文字についてユーリに話した後だったとか
もしかしたらこれもラビが聡く気づいて探りいれてきたとか狼に思われたら…
なんかラビ推理すごくてかっこええwwwwのでそのまんま設定でお願いします
中の人はそんな事思いついてもいませんでしたwww
/*
ダニールさんとはもう少し会話できる状況がつくりたかった…いろいろありそうな若かりし頃のダニールさんの過去話とかあるのか聞いたりしたかった
まあ、その分赤やエピの期待値あがる
(くそっ、何で信頼できないんだ…)
[...はそう思った。…そしてほとんどが出て行った後、気を落ち着かせようと料理を作る。
ますます信頼できなくなるかも知れないにも関わらず…**]
―回想気味・食堂前―
[響き渡ったドラガノフの怒号>>220。
食堂の出入り口より、何事かと内部を覗きこむ。]
(なぁに?)
[ほどなく認めたのは、2人の異変。
意識を失ったカチューシャ、片手に怪我を負ったユーリー。]
[何が起こったか分からぬまま、
カチューシャを心配し、ただ眉根が寄るばかり。]
/*
>>255で菓子ぱんからの信頼もガタガタになるフラグ立ちましたー。
誰も疑いたくないけれど、流石にこれは菓子ぱんからすると信じられない行動に写るでしょう。
―食堂―
[皆が急ぎ去った後。何があったのかとその場に残っているならばダニールに、若しくは厨房で料理を続けるドラガノフに問うた]
…それで、お前はそのまま調理を続けているのか。
何故?お前は昨日もそうだったな、先生とミハイルが争うすぐ傍に在りながら逃げたよな!?
ナタリーを連れて行ってくれた事には感謝しているが、彼女もすぐに戻って来ていた。
お前は、あの後何をしていたんだ……?
なあ。
[種は違えど同じ職人、本懐は其処に在ると言えども調理台の前から動かないドラガノフに、信じ難いと視線を投げかけた]
[ふと。その場の一人へ目が止まり、一つ記憶が蘇る。]
[「ちゃんと治る、傷は残るけど」、
あの血の文字の意味する事。
軽くはなさそうな、度合いの傷。
そうした傷をサンドラが治す、
そんな場面に。接触した覚えがある。……最近、診療所で。]
[一瞬、静止。
…ダニールへ向けた眼差しへ、微かな疑念が乗った。]
[ドラガノフの声>>237が聞こえ。]
ただ信頼してくれと頼まれたって、困るわ。
…ドラガノフ先輩が、カチューシャとユーリーを傷つけたんですか。
[状況からはそうも推せる。
だから、このような言葉の形になった。]
−カチューシャの部屋−
[カチューシャをベットに寝かせる。
オリガやフィグネリアがあれこれと看病をしはじめるなら]
えっと…たぶん
レディの治療中は…俺はいないほうがいいよな
[いつものように軽口を叩いて]
大した事はなさそうで…良かったな
[たぶん寝てるから聞こえてないだろうけどベットでねてるカチューシャに声をかけて]
んじゃあ
[ヘラリと笑いながら部屋を出る]
― 少し前 ―
あの……
傷口。広げないように、しないと。
[厨房に置いてあった真新しいタオルとテープを手に、ユーリーの手を取る。厭がられるかもしれないけれど、半ば、強引に。
ナイフを固定するようにタオルを巻いていき、更にその周りにテープを巻いた。正しい処置かは解らないけれど。]
?
[途中、火傷の跡のようなものが見えた、気がした。やはり先程の騒ぎで付いた物なのだろうか?手袋を切って外すべきだろうかと思ったものの、結局は、そのままで。]
[廊下にでると険しい顔で]
…たぶん あいつは 全て知ってる
俺を狙って…やつか、それとも
奴の仲間が俺をねらいにくるはずだ
くっそ どうしたら…どうしたらいいか
おちつけ、落ち着いて考えろ
[爪を噛んで必死で考える]
―― カチューシャの部屋の前→中へ ――
[鍵はかかっていただろうか?
かかっていなければ無用心だと顔をしかめて。
かかっていたならカチューシャの体をさぐって。
中へ]
ひとまず、寝かせてあげなきゃ。
[道具をおいてベッドをととのえたなら、ふと、目に留まるなにかの欠片。
振り返って、カチューシャの頭を確かめたなら、失われたトレードマーク]
ラビ君、運んでくれてありがとう。
[オリガにも礼をいってボウルをうけとり、出て行くラビを見送る>>260]
[部屋を出ようとするラビに、もう一度頭を下げる]
ひとりだったら、無理でした。
本当にありがとう。
[フィグネリアにボウルを渡し、手伝いが出来る事は手伝おうとするだろう。]
……いつ、終わるんでしょうね。
数日前が嘘みたい。
[ぽつり、零した。]
傭兵 ダニールは、ラビ を能力(襲う)の対象に選びました。
[歯は折れて出血していたから、そっと清潔な布をかませて止血して]
かわいそう。
だれが?
[あの場所で何があったのかとオリガへと問いかける]
……さっき、あの子、私の所へ一人で来ました。
だから……私の事は、多分占っていないし。
……信用しているかも、しれないですね。
[暗に告げる。
自分があの少年を何処かに誘い出して、油断しているところを殺せはしないだろうかと。]
[目前で止まった拳を睨みつける。>>235]
先に刺して、来たのは、どっちだよ。
[息を荒げていても、その眼光の強さは衰えない。
来る人来る人に、警戒するように、鋭い一瞥をくれる]
歯まで?
[気づかなかった、と呟く。]
誰が乱闘を始めたかはわたしにも、よく。
厨房に向かったナタリーちゃんが声を上げたので、そちらに向かったんです。
そうしたら、カチューシャちゃんは倒れていて、ユーリーさんの手には怪我。其処彼処に物が散乱していて…血の付いたナイフもありました。
ドラガノフさんが、「料理に影響するから迷惑」…というようなことを叫んでいたのだけは聞きましたけど、その為だけに二人を…とはちょっと考えにくいですし。
[…そうだろうか?
出来るだけ一般的な見解を述べるけれど、内心は自信が無かった。]
[たいしたことはなさそうだったけれど、発熱しているようだったから、オリガから氷水で冷やした布を受け取ると額の上へ]
そんなことが・・・・。
オリガちゃんも詳しくはしらないのね。
[ふと、作業の合間、何気ない調子でたずねる]
ねぇ、ミハイルさんと、サンドラ医師は、人間だった?
[その答えをもらったなら、あとはもう一人で大丈夫と告げるのだろう]
…………。
[フィグネリアの冷静なさまを見ると、わずかに違和感を覚える。それでも、深く考えられる余裕はない。
ナタリーが傷口を固定しようとすると、自分でただの布切れと化した手袋を、伸びた刃を使って切り裂いた。
爛れた火傷が全体に広がる。
さらに彼女が肩を支えようとすると、右の腕で大振りに振り払って]
いらねえ。
[ぎり、と。
強い口調で拒絶して、自分で歩こうとした]
/*
ナタリーは殴ろうとしているのを止めて>>223>>224、ドラガノフの>>220の途中で現れたと解釈していたけれど。
最後の一行を聞いたか聞いていないかは、微妙な線だったでしょうかね。もし時系列がもう少し後を想定していたのだったらごめんね、ナタリーちゃん。
物が飛散する音と、ドラガノフの怒号、ナタリーの「やめて!」だけ耳にしたつもり。
―食堂―
[ドラガノフが何かを告げて来ても、恐らく怒りを露にしている今の男の耳には聞き入れられるものではないだろう]
……。
[男はそのまま、無言で食堂を飛び出した**]
[不意に夢見の結果を問われた。
他者ならなおの事理解し難いであろうこの力を、彼女は受け入れているのだろうか。]
……ミハイルさんは人間です。もちろん、サンドラさんも。
わたしが“視た”うち、人狼と確信を得られたのはロランくんだけです。
[途中で誰かが現れることがあれば、同じように伝える。
カチューシャの看病もひと段落し、その場を辞する間際、ふと振り返る]
フィグネリアさん……。
この力のこと、何かご存じなのですか……?
/*
>>妖魔くん デート出刃亀了解。戦いの最中にうっかり刀に映っちゃってファンタジックに自殺→ラビ( ゚д゚)ポカーン→俺いただきまーす&うへぇたまねぎ臭ぇ!でも良いのよ。とかとか。
だからダニールは(ry
盛大に吹いたじゃないかヽ(`Д´)ノ
ミハイルさんは人狼を道連れには出来なかったのね。
[残念そうな響き。
サンドラの亡骸は喰われていたから、おそらくは草だろうと思っていたけれど]
ぅ。
[振り払われて>>271、ぺたりと倒れ込む。続いたのは、強い拒絶の言葉。
まぁ、大体予想していた通りの反応ではあったけれど。]
……本当に大丈夫かしら。
[正直、自分も良い感情を持っている相手ではないけれど、あんなに苦しそうな表情の彼を見るのは初めてだったから。
囁きは使わず、現の声でぽつり、呟く。]
[その後は、落ち着いた厨房で湯を沸かし始め、珈琲の粉を入れたネル越しにサーバーへ湯を注いで。
結社員の用意したものよりも美味であろうそれを食堂へ運び、珈琲を要る者が居るか尋ねて、希望する者が居るならカップへ注いで渡すのだろう。]
― →食堂 ―
……カチューシャ、に。
[ユーリーが彼女に殺意を抱いている事は囁きから知れていたけれど、彼女が誰かを傷つけようとするなど、考えもしなかった事で。
なんで、とは聞かない。恐らくは彼を怒らせるだけだろうからと。]
[オリガに問い返されたなら>>274少し考え込むように]
滅びてしまったところは、わずかも記録が残らないからわからない。
[生き残ったものたちも、あまり多くを語りたがりはしないから広く知られることはない]
でも、全滅を免れたところには、貴女みたいな人もいたみたい。
大丈夫、オリガちゃんはおかしくなんかないわ。
[安心させるように浮かべる笑み]
そういう人たちがいたから難をのがれたのか、それとも人狼たちがそういったものたちを選んで襲撃しているのか詳しいことはあんまりのこってなくて。
[オリガが自分を疑うことがないように。
やさしく、やさしく。
だって自分はまぎれもなく人間で、それなら他に疑いを向けてもらった方が”ありがたい”]
…………っ。
また……
[自分の分の珈琲を淹れたところで、再び強烈な眠気が襲い。
カップを手に、ふらつく足取りで食堂を後にし、自室へ向かう。]
― 自室 ―
…………。
[部屋へ戻り、珈琲を口にしても睡魔は去ってはくれない。
シュテファンから受け取ったハルヴァと共に、半分残った珈琲のカップを机の上に置き、どさりとベッドに倒れ込む。]
――ン……
[忘れてしまった筈のひとの名を、無意識に呟いてから。
娘は意識を、ベッドの海へと*沈み込ませた*]
多くは残されていなくとも、
記録として、正式なものではあるんですね……
[村の中で、より多くの文献や書に触れる事が出来る彼女。 フィグネリアの知識は、人狼と対峙する上で助けになるものも少なくはないと踏んでいた。彼女が人狼でなければ、だけれど。
笑みには、頷きとともに微笑みを返して。]
……前例を聞くことができて、安心しました。
また、何かあったら…お力をお借りします。
わからないことも、まだまだ多いから。人狼のことも。
それでは、一度失礼しますね。
カチューシャちゃんの目、早く覚めますように。
[一礼すると、その場を辞すだろう。]
だいじょ、ぶだとは思う、けど……
……気を、つけて……
[刃物を持っているとはいえ、占い師はたかが少年。
獣に変じずとも、ねじ伏せるなど造作も無い事だろうけれど。
“こちら”の意識も手放す直前に、ダニールへ向けて*囁いた*]
/*
あ。
なんかまとまったかも。役人さんに連行、をすっかり忘れてました…ラビさん、ありがとうございます!
で、加護の形に関する思考を出した後、本を…この分だとアナスタシアさんかな?お渡しして。
後はミハイルさんの皆殺しにちょこっとだけ繋げて連行されようか。
今日はベルナルトさんやラビさんの方が主だと思うので、気付いたらいなかったくらいの方が菓子ぱんらしくて良いしなんか噴く。
[食堂の様子は気がかりだったけれど、足が進まない。
自室に戻ろうと、アジン塔の螺旋階段を上り……ふと、更に上まで続く階段を見上げた。]
……上は、フィグネリアさんの部屋でしょ?
その上は何かに使われているのかな。
………探検。
[ただの好奇心。気分転換がしたかったのかもしれない。
四階を通り過ぎ、さらにその上へと。]
― アジン塔・屋上 ―
ふわー…… そっか、こんな風になってたのね。
[不意に風が吹き、羽織っていた薄布を引き寄せる。
窓や外壁で囲まれていない、四方が見渡せる空間。]
………もっと早く此処に気づけばよかった。
[日々人が死に、緊迫した砦。
鬱屈した気分を掃うには、時計塔の次に適した場所に思えた。
ただ少し高いから、際でうっかり覗き込み足を滑らせることだけは注意しなくてはならないだろうか。]
[...はアナスタシア>>259の発言に...は…]
ち…違う…。
俺が見たら、両者が怪我をしていたんだ…。それで俺は怒…
[...はアナスタシアに言うけど、アナスタシアはあまり聞かず…そのまま厨房を去る…。]
…(カーチャ…俺は…間違っているのか?)
[...はそう思いつつ、シュテファン>>257が厨房に入ってくる。シュテファンの怒りに…]
まだ作っている途中だからだ…。どんな危険がこようと、最後までやらないと気が済まない。それは俺の感情だ。
ミハイルが暴れていた頃、俺は逃げた。理由は…眠気が原因だ。どうも眠いと力が入らない。それはお前でも同じだろ。人間は皆、優秀じゃないんだ。
あと…
[...はそうシュテファンに説得する。…だが、シュテファンは途中で厨房を去る…。]
お前もかよ…。
[ミハイルが暴れているのに、...が冷静だったのは料理人修行の時に慣れていたから…。それが返って疑われている。]
そろそろ完成だ…。
[...がもう一つ逃げた理由を隠し…、ダニールに料理が出来た事を知らせる。]
―ドラガノフの思想―
[...はカーチャ>>3:@22の言葉を思い出す。]
…俺は俺自身を守る為、逃げた…。俺は間違っているのか…?
*/
分かっている事
村人→故ウートラ 占い師→ラビ 霊能者→オリガ 共鳴者→アナスタシア&故サーシャ?
聖痕者→シュテファン 公証人→故サンドラ
人狼→ナタリー&ダニール&故ロラン 狂人→ユーリー?(カチューシャの求婚先?)
妖魔→ベルナルト 求婚者→ドラガノフ&カチューシャ(ドラガノフの求婚先)
魚人?照坊主?→フィグネリア?故ミハイル?
[囁きで状況は知れた。
憎しみに歪む気配。
ユーリーの左手にチラ、と視線を移し。]
……利き手じゃねぇか。
[呟いた。
『装飾』は、どうする気だろう。]
[カチューシャを抱えたラビが出ていく。
すれ違いざまに、口を動かす。]
あ と で 、 な ?
[意図は、伝わった筈。
さあ、ラビはどうするか。
役人或いは味方を連れてくるか?
それとも――自ら獣を屠ろうとするか。
ディナーの事を考えて、獣は薄く笑んだ。]
/*
あ、そういえば……>装飾
私センスないので、ユーリーさんが書くのダメムリだったらダニールさんにお任せしたい;w;
[階段を登って、カチューシャの部屋へ。足取りは重く、その息は荒い。
痛みは鈍いものに変わり、ただ激しい熱を感じていた。
結局部屋に着いたのは、オリガが辞した後か]
…………治療。
[それだけ言って、壁にもたれ、床に座り込んだ。
赤い傷跡の上に刃を刺した左手を上にあげたまま、不機嫌そうな表情で、フィグネリアを見た]
/*
あー、思い出した。
全景のは考えなしに打ちやすいように時計塔打っちゃったから、角度的に水車があの位置じゃないと見えなかったんだ。
どっちにしろ寝ぼけてる\(^o^)/
/*
細かい質問でごめんなさいあさくらさん…!
描写しなければ問題なかったのだけど、もう落としてしまった部分との兼ね合いもあり、
1塔と2塔の間に水車小屋がある(見取り図)のか、2塔と3塔の間(全景)なのかが気になったのでした。
あと、見える風景も違いますしね。
回答感謝なのですよ。
/*
ダニールさんはRPとメモのギャップが……
密会<<デート>>とか、罠<<サプライズ・プレゼント>>とか、一々噴くんですが(芝
[見下ろせば、水車小屋と止まった儘の水車、流れの滞った川が見える。
村の方を振り返れば森と教会。そして墓地。
お店の方向は、残念ながら時計塔が邪魔をして臨むことは適わないけれど――]
辛うじて、ヨールカは見え、見え…………
うん……ちらっと。
[塀に手を掛け首を伸ばして、真白に染まる村を眺めて。
暫くの間、ぼうっと。]
…………、…。
[何事か呟いて、首を振る。
現実に引き戻されるのもまた、一瞬。]
そろそろ。大丈夫、かな。
[相変わらず食欲は無いけれど。
食堂の方が気掛かりで、のろのろと階下へと降りてゆく。]
― アジン塔→食堂方面 ―
―― カチューシャの部屋 ――
[怪我をしているらしいことぐらいは見て取っていたけれど、瞬間みてとったよりも重症であったらしい>>286。
それならここまで来いとは少々酷だったかもしれないけれど、過ぎたこと。
当然の疑問がわく。
オリガは詳しくはしらなかった]
いったい、なにしたの。
[ナイフをぬく為に必要なものを準備しつつ問うた]
[見守ることしかできない死者の前で、事態はどんどん動いていく。]
ミハイルさん……。
[成人の晴れ着を仕立ててもらった腕のいい職人。彼のことはそれくらいしか知らない。彼がユーリーのあれだけの言葉で、どうして凶行に及んだのか知るよしもない。]
どうして……。
[なんでこんなに楽しそうなんだろう。先の子供と同じく、喰われて笑う人々の感情は、仲間の狂い人の感情よりも理解がしがたい。]
[出来る限り血が出ないように圧迫し、ナイフに手をかける。
ちらと意識を失うカチューシャに眼をやると、一言]
声、あげないでね。
[無茶な要求という気がしないでもないけれど、カチューシャを一人にするのもどうかと思ったし、弟の怪我も手早く対処したほうがいいだろう。
ナイフをぬいて、タオルをはずしたなら目に触れるやけどの痕。
この火傷の理由を弟は決して教えてはくれなかった。
あのころの女は、弟までが変わっていくことをただ嘆くしか出来なかったのだ。
化膿しないよう処置したなら、手早く包帯を巻いていく]
・・・・サンドラ医師ならもっとうまく出来たんでしょうけど。
これで我慢して頂戴。
[弟の火傷を治療したのはサンドラだったかと思い返してみるものの、あの血文字と結び付けるには弱いだろうかと思考をめぐらせる。
サンドラの世話になったものは多い]
……あの、ガキが。いきなり刺してきやがった。
[寝台で眠るカチューシャを一瞥して、告げる。
表情の険しさは、痛みによるものより、彼女にやられたという屈辱の方が強い。
赤黒い傷跡の上に、刃の隙間から血がひとしずく垂れる]
……今、この場で刺し返した方がいいん、じゃねえの。
発狂した、奴の。前例が、あるんだろう? 人間、だって証拠もない。
[ミハイルのことを指して言う]
[少年にいつからいた、と問われれば。
柔らかく微笑んで返す]
そういや昼食をとっていなかったなあって思って。
いつからも何も、今歩いて来たばかりだよ?
君、向こうの方から声をかけても全然気づかないんだもの。
[からかうような調子。いつもと変わりのない態度。
もし彼から食堂での騒ぎを聞く機会があれば、眉を顰め]
また、あそこで?
ったく……もう食堂も封鎖して、食事は各自の部屋で取るかセルフサービスにした方がよさそうな気がしてきたよ。
[その後は彼も食堂に行くつもりなら共に行動するし、ここに留まるか別の場所に行くなら手を振って別れただろう]
[二人は触れることこそ出来ずとも、自在に生者の側へ行けるようだった。
自分は違う。この闇の中から、窓を覗くように生者の姿を垣間見るだけ。見えないはずの情報が流れ込んでくるだけ。]
……嗚呼。
[じゃらりという感触でその理由に気づく。首に嵌められた頑丈な枷。長い鎖の先は闇の中に消え、青年をつなぎ止める。]
当然か。
[その枷を生み出しているのが自分自身だとわかるけれど、どうこうする気はない。正義の側に居られなかった青年の、これは当然の自罰。]
[サンドラが喰われればやめろと叫んだ。永遠に治ることのない傷を与えながら書かれた血文字を悪趣味だと糾弾し。自分を忘れつつある幼馴染みをどうすることも出来ずに見守って。
カチューシャがナイフを振りかざしたのには、単純に驚いた。
何も出来ない可哀想な子。無自覚にそういう偏見を抱いている相手だったから。]
……避けられないんだ。
[そして、その凶刃に、狡猾そうな狂い人がかかったのも単純に、驚きだった。]
[今さっきここに来たのは、半分本当で半分嘘。
妖魔の聴覚を研ぎ澄ませれば、少年から距離を置いた場所にいながらにして独り言の内容を聞き取るのはたやすかった。
ああ、これでパズルのピースがカチリと嵌った。
――今朝、彼が手慰みにしていた護刀。
どこかで見たことがあった気がしたが、思い出した]
[だいぶ昔。最年長のシュテファンが今のカチューシャぐらいの年齢の頃の話だ。
和の国から来たと名乗る旅人が村に短期間だが滞在していた時、あのような刀をお守りだとか言いながら持ち歩いていた。
幸い森に立ち入られることはなかったが、その時の妖魔は戦々恐々としたもので。
和の国の民はかように恐ろしい物をお守りとして日常で持ち歩いているのか。誰かに寄生してニンゲンの身体を得ても、あそこだけには行くものかと思ったものだった。
その時の強い感情と、印象に残った旅人の変わった身なりとで。記憶の森にも、未だに樹として残り続けている]
[今の自分を突き動かすものは。
居ると強く信じている胎内の仔と。
“大切な誰か”を裏切った人間への憎悪。
ヒト同士の血の宴に愉悦を感じていた自分を。
恍惚の表情でヒトを喰らう自分を。
彼がどう見ているかなんて――
……関係ない。]
[そもそも、
彼って――――誰?]
……あげるかよ。
[即答で返す声は、しかし平時よりは弱々しい。>>291
フィグネリアの手が柄にかかると、表情はいっそう険しくなり]
っ、ぐ……っ!
[刃が抜かれる瞬間、視界が白く染まる。思い切り唇を噛んで耐える。
口の端が切れて、鮮血が顎を伝って服に落ちた。
右の手が強く握りしめられる。彼女にこんな状態を見られていることすら、屈辱に思えた]
…………。
ああ。
[ナイフに散った赤い血を、、憎々しげに見やる。
礼は言う気もないけれど、手早く包帯を巻くフィグネリアを見ると、わずかに眼を細めて表情を緩めた。幼い頃のような、険のない表情]
/*
多分ナタリー的には、死ぬのが一番幸せな気がしてきた。
でも生存しちゃいそうな予感がひしひしと。
生存勝利してみたいけど。
―回想気味―
……なんだか、頭が重い。
[妙な。得体のしれない
不安感が沈殿し始めている。]
[何故]
[心は、はなれてはいない。
だが、どこか……友との共振に、違和感を感じる。]
……今日。
"占い師"を、喰いに行くのか?
[問いに、悔しげな色が混じる。
行けば、どう考えても足手まといになることは分かっていて]
[先ほど友は、カチューシャを運び付き添う面々と共に
カチューシャの部屋へ向かった筈。]
[物理的な距離など関係無い関係の筈だけれど…
今は少し、近くで動向を見守りたい。]
[しばらくの逡巡の末に、心を決める。
ホールを抜け螺旋階段を上り、カチューシャの部屋の前へ。]
[部屋の中へは入らずに、
扉の脇へ、背中をとんと預けた。]
―→カチューシャの部屋前―
弟の言葉に首をかしげる>>292]
ふうん。
[無残に引き裂かれたカチューシャの残骸を思い浮かべる。
ないとはいえないか、とは思いつつ鵜呑みにする気にはなれない]
ミハイルのことを持ち出されれば]
ああ、後から聞いたわ。
でも、結局無駄死に。
人狼の餌になるために死んだようなものじゃない?
[そう告げる言葉は悲しみをただよわせていただろうか]
[カチューシャを刺したほうがと告げる言葉には、首を振る]
カチューシャが人狼な確信でもあるの。
父さんの思惑がここにいる者たちの全滅なら、それにのってやるようなものじゃない。
[それにせっかく治療したのにと不満顔。
それなら中途半端なことしなきゃいいのにとは内心だけで。]
はいはい。
[弟の強がりには>>300軽く返して。
弟の久しくみない険の取れた表情に、女の眼がわずかにゆれる]
なんであんたたちそんなに仲が悪いの。
[いまさらながら問いかけてみた。
弟と対峙するのに、皮肉の応酬になるのが最近の常で、こんな風に話すのは久しぶりな気がした]
[先刻よりも人の減った食堂。
事の起きた厨房に顔を出すと、食事の支度は出来ているようだったけれども、誰か食べた者はいるのだろうか。]
……これで全部かな?
[きょろきょろと見回すけれどドラガノフも見当たらず、眉を下げた。
仕方がないので、昨日のように食事が出来ている旨メモに記入して、大きなテーブルの真ん中へと置き。
もう一度厨房に引き返すと、先刻の諍いのヒントを求めるかのように見つめる。]
歯が折れて、それも気絶するような状態は。
普通じゃない、と思うけれど。
うう、ん……。
[ナタリーが厨房の様子を見に行くまで、確かにこの場所には三人しか居なかった筈。
誰が仕掛けたにしろ、どこかが不自然な気がした。]
それとも。また人間同士、なの、かしら………
[人狼の思惑とは無関係なのか。
それともこれも作戦のうち、か。]
―― 回想 昨日・サーシャの部屋→通路→水車小屋 ――
[オリガとベルナルトの会話から、オリガが死者を知るものであるとあたりをつける。
疑おうと思えば全てが疑わしい、が、最初からあえて選択肢を広げることもない。
わざわざそんな嘘をつく理由も思い至らない。
人ははみだしものを迫害するものだから。
自らの常識の及ばぬ力に、不審を買う恐れの方が大きいだろう。
ひとまずオリガは人だろうとあたりをつけて、サンドラを探す>>3:253]
[丁度前方からくるお目当ての人の姿に声をかける>>298
怖い顔といわれれば頬をこすって]
あら、いやだ。
考え事をしていたものだから。
ちょっと聞きたいことがあって・・・・。
[手招きされれば水車小屋へと]
うわごと、で?
[推測を聞かされたならサンドラの昨日の様子>>234も得心がいった]
人狼の正体・・・。
[かみしめるように復唱する]
[あるだろうか、ナタリーが人狼?
本当に狼毒草というものがないとしたら、ロランがそれを持ち出した意図は・・・・?
つながるような、気がした――]
[じっと考え込んでいると、沈黙の末に声が掛けられる>>399]
そうですね、お互いに。
[ありがとうございました、と声をかけると水車小屋を後にする。
翌朝サンドラの亡骸を眼にするなんて思いもせず――]
―― 回想 了 ――
オリガ。
[何やら気になることでもあるのか、厨房を見回している幼なじみに挨拶すると]
……昨夜も夢、見た?
その…連日そんな夢を見続けて大変だろ?
僕だったらもうとっくに参ってると思うし…………だから、無理はしないで。
[勿忘草が、気遣わしげにオリガを見つめる。
彼女は人の死を悼むことができる、ちゃんとした感覚を持った“人間”なのだから。
それだけに、精神をすり減らしていないかと]
……そう。
[ミハイルはどうだったかも尋ね、結果を聞けばそれだけ言って頷いた。
人外が静まるだの何だのは、でっち上げにしてもケモノにはあまり思いつかないだろう考えだから。
大体、そうだろうと予想はしていたけれど]
そうだ。僕がサンドラさんの所に行っている間、食堂で何かが起こったらしいけど…。
[話題は食堂での騒ぎに。
既にラビに尋ねていたとしても、補完が欲しかったから。
彼女から知っている範囲のことを聞けたなら、ユーリーとカチューシャの容態について質問し。安堵の言葉を呟きながらも、何かを考える表情]
―― カチューシャの部屋 ――
[弟との話がひと段落ついたなら]
ちょっとお使いしてきてよ。
カチューシャがおきてきたとき用の野菜スープと、それと私の食事!
[ぺこぺこなのよと、
自分の食事を主張する言葉はこれでもかというくらい強調されている]
おなかがすいてちゃなんにも出来じゃない?
[首をかしげて弟にねだった。
だってもう一匹いるんだから、探さなきゃ。
ナタリーを殺すのは聞き出してからでも遅くない]
[食堂の方から近づく足音。
思考を切って振り返る。]
……ベルナルト。
[まだ今日は姿を見ていなかったから、少しほっとしたように表情を緩め。彼が手に持ったままの食器を預かろうと片手を差し出した。]
ええ。サンドラさんもミハイルさんも、人間。
昨日は結局…人間同士で争っていたみたい。
[努めて、淡々と。
此方を心配そうに見つめる瞳には、暫く見つめ返した後、安心させるように微笑んだ。]
[女の中では、ナタリーを殺すことは覆しようのないことで、
ほおっておいたら誰かがまた犠牲になるかもだとか
自分が返り討ちにされるかもだとか
ナタリーが人かもしれないだとか
そんなことは考えもしない]
[だってみーんな死んでしまうの。
だけどアナスタシアは守らなきゃ。
矛盾してるなんて思いもしない”正当”な主張。
それに、それに、
大事なものに人狼が触れるかもしれないなんて、
そんなことは耐えられない。
女が牢獄にこもる理由**]
ありがとう。
そうね、朝はまだ少し不安だけど……全て終われば、視なくなると思いますから。それまでは頑張らないとね。
[無理はしません、と胸元で拳を作ってみせて。
それから今朝の諍いへと話が及べば、知っている限りを答えただろう。
カチューシャの看病にはフィグネリアが付いていること、ユーリーも部屋に向かったであろうことも。]
……?
[思案気な表情には、首を傾げて見上げた。]
/*
死人同士ってやりとり…できん、よな?
できてもおっさん今頭おかしいしな…墓で喋ること困る設定にしちゃったと後から気づいたふふふ
何していいかわからんけどさんpにわくてかするお時間。
地上メモ楽しそうだなあ!
シュテファンどうやって死ぬんだろ。
おっさん仲間がんばれ!
>ドラガノフメモ
>変な事しないからさぁ
本意は違うんだろうけどそれどう見ても変なことする人ww
*/
/*
メモへ突っ込み
ドラガノフさんはもう表ログでもよわい31歳にして始めてカチューシャに恋に落ちたことを告白すればいいと思う。
もう思いっきりカチューシャだけは守りたいんだ!とか言うと良い
純情おっさんと幼女の初恋物語はものすごい好物なんだぜ!
がんばれ!
―カチューシャの部屋の前―
[...は遅れて、カーチャの部屋の前にやって来た。食堂からここに来るまでの間の事は考えていたせいで思い出せない…。
カチューシャの部屋の前で入ろうと思うが…]
何か入り辛いな…。
[何か...はいろいろと疑われたので、入り辛い…。...はどうすれば良いのか…。**]
[いきなり声をかけられて振り向くと立っていたのはにこやかに笑うベルナルト。それまで人の気配は感じられなかっのでベルナルトがそこにいたことに驚いて]
いつから…そこにいた
訝しげに勿忘草色の瞳を見つめた]
[不安げにゆれるアナスタシアの心。
人狼と閉じこめられていることを不安に感じているのだろう。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
あなたは私が守から。
あなただけ、は‥‥。
女の笑う気配がする――]
……さっさと治せよ、ユーリー。
俺、これでもオマエの『装飾』、結構気に入ってンだぜ?
オマエも、終わったら呼ぶから。
[悔しさと屈辱に震える囁きに苦笑を返した。]
ふぅん…
[険のある表情を崩さないまま
いつもと変わらぬ様子の男の話を聞いていた]
そうか、俺そんなに気づいてなかったのか
まあ、考事をしてたから…
[からかう様子にもいつものように乗ることはなく、
食堂での騒ぎに自然に話が及べば、厨房で起こったいざこざについて淡々と話すだけ。食堂へ誘われると]
ちょっと用事があるから
[そういって、手をふるベルナルトを振り向きもせず塔のどこかへと消える]
−塔の中のどこか−
[衛兵をひとり捕まえると]
お願いだ!ヴァレリーという男かアリョールと呼ばれるあの女を呼んできてくれ
俺…人狼を見つけたんだ!
他の奴らに見つからないように あいつら二人に伝言をたのむ、俺は人狼を見分ける事ができるんだ。
なんだったら証明するから、お前にもみせてやる
[そういって守刀を取り出して、衛兵の胸元へと押し付ける]
俺がみつけた人狼を殺してくれ
残りの人は俺が見極めるからおねがいだ!
だい……じょうぶ。
眠い、だけ。
狩りの、じかん、には。
目が、醒める……わ。
[寝言なのか、一瞬だけの目覚めか。
『親切』には微かに苦笑いを漏らしつつ、再び眠りへ。]
あー、こういうのよくあるんだよね…
とくにこの時期、自分だけが助かりたい為なのかな
狼がわかったとか…自分には視えるとかさ、言ってくる奴
[別の衛兵が冷ややかな笑みを浮かべて近付いてきた]
詐欺っていうのかな?偽る奴が必ずいるんだよねー
そういうのが原因で村が滅びたりする事が沢山あるって…
アリョールさんから充分気をつけるようにいわれてるんだ
な−んか変な力持った奴もいるから騙されないようにってね
ここの衛兵はみんなちゃんと教育されてるんだよ
あーあ 君、残念だったね
[衛兵たちは顔を見合わせてにやにやと嘲笑う]
あァ――……
起こしてやるから、寝とけ。
胎の仔の分も睡眠と栄養が要るんだろうよ。
[苦笑の気配にも、『親切』は崩さず。]
――カチューシャの部屋――
こいつを、生かしておいた方が、全滅に加担する行動じゃねえのっ、つってんだよ。
[不満顔に吐き捨てる>>304。懐かしい雰囲気は、すぐに消え去る。
カチューシャを厭う理由を問われると]
あいつが、一番のくそったれの、虚飾だからだよ。
[自然と拳に力が入って、すぐに顔を歪めた。 朱が滲む包帯を、悔しげに見やる。
ドミニカと出会った後。すべてが、特に家族が嘘ごとめいて見えて、それがとても苛立たしかった。
彼女にどことなく似ている癖に、その中で一番の"おかざり"に見えるカチューシャなど、認められるわけもなく]
[だから意味のない装飾をつけるのは、死者に対する最上級の愚弄]
[フィグネリアが食事を持ってくると、それを胡乱げに見やる。
自分の分がないことは、別にどうでもいいけれど]
……お前。
妙に達観しやがったな。何があった?
[次いで、探るような視線を返す。>>314
先程の会話。それに、空元気にも見えない所作。
昨日とはまったく異なる雰囲気に、違和感が募っていた。それでも、深く探るほどの気力はまだないだろう]
/*
>>*41
(*ノωノ)
オニーチャンと呼びたいけど(やめなさい)今くらいの距離感が丁度良いんだろうなぁ。
/*
色んな人の動きが絡まって、伏線じゃなかったものが伏線になる瞬間が好きだ。ひとりじゃ絶対に出来ないこと。
「飾り」という単語でここまで広がるとは。もえる。
フィグカチュ愛してる。あと一回きりにするつもりだった演出を、毎回のことにしやがった(褒め言葉)ダニール。
―昨夜:サンドラの部屋―
[喰われる女、喰う男。
影は見ている。
にたりと笑いながら。]
…これで…また一人。
[確実に近づく終を思い、笑う。]
……無駄に優しくて気持ち悪ぃ。
[苦笑にいつものような反応を返すけれど、平時の勢いはなく>>*39。
それでも、気合いを入れ直すように、短く息を吐くと]
……安心しろ。このまま引き下がる気はねえよ。
もっと地獄を見せてやる。
てめえの無様な死に顔見るまでは、這い上がる。
[常の悪意に満ちた声で、告げる]
/*
よし!後もう少し頑張らないと。
で…ドラガノフさんへのお返事部分、これどうしよう…あんまり菓子ぱんを怒らせると後々死に辛い。みんなを疑いたくないというのが大前提なおっさんだから…んー。
普通に狼を疑った、では無く人として疑った、で良いか。
それはそれで酷いな。
―カチューシャの部屋の前―
[気付けば、ドラガノフの姿>>320が近くにある。]
[彼の先ほどの言>>282は怪しい。
見たら、両者が怪我をしていたなど……
先の状況。
カチューシャは失神しており、
ユーリーの手の甲には何かが突き刺さっていた。
彼の主張通りならば。カチューシャがどこかに頭をぶつけた?
そしてユーリーが自らの手の甲に突き刺した?或いは何かが飛んできて突き刺さった?
馬鹿な。]
入り辛いなら、入らなければいいじゃない。
[ドラガノフに向かって放つ。
しかし彼が扉を叩いたり、部屋の中の者を呼ばわっても、
止めはしないだろう。]
[カチューシャに、ミハエルに対しての、
友のあの物言い。]
大丈、夫…?
[変化を感じても、恐る恐る問う事しか出来ずに。]
人使い荒え。
[フィグネリアに使いを頼まれると、睨め付けた>>314。
警戒は解けていない。真意を測るように見据える。
しかし、最終的には立ち上がって]
てめえの分しか持ってこねえよ。
[言い捨てるように告げると、扉を開けた。
アナスタシアやドラガノフの姿が近くに見えれば、不審げに見やって]
……何してる。
[低い声で問う。
しかし特に反応もなければ、そのまま食堂へ足は向いて]
……そうだな。
このままオマエの方が無様なら、喰っちまうからな。
せいぜい頑張れ。
[聞こえる死者の声は何時も通り黙殺して、嗤った。]
―回想・朝の食堂にて―
[ドラガノフの言っている事>>282は、男の思っていた事よりも違った意味合いのものだった。男は一瞬、呆気に取られて一部を復唱する]
…眠気。
ははは…そうだな、確かに眠いと力は出ないな。
[男は軽く笑い、直後表情を消した]
要するに、それを優先する程にお前はサンドラ先生やミハイル、戻っていったナタリーはどうでも良かったんだな。
だからサンドラ先生は…ミハイルは!!
ラビもナタリーもあんな思いをして!
[そこまで大声で叫んで、項垂れた]
……大声で済まない。
もう、良い。
[男はそのまま、食堂を出て砦内部をしばらく彷徨った]
―カチューシャの部屋―
…俺が…入っても良かったか…?
[...はカチューシャの部屋に居る人に言う。
ここに来た理由を聞かれれば、「看病しに来た」と言うだろう。**]
[祈りが通じたのか。ラビは衛兵の元へと走っていく。……だが。]
……そうか。
[嘲笑う衛兵。顧みられることのない占い師。ミハイルやフィグネリアが気づいたこと。
みなしご。忌み子。人と交流のない。家族に疎まれた。……見いだせそうで捨てたはずの共通点。]
──最初から、皆殺しにするつもりなんだ。
[黒い何かが胸の内に広がるのを感じていた。]
[カチューシャが虚飾というのは>>327なるほど女もうなずくところ。
さりとて、飾りなど気にしなければいいのにと首をかしげる]
ユーリーの言ってることわけわかんないわ。
殺すなら人狼を殺してよ。
[だってカチューシャが人狼ならサーシャを殺す理由がない。
それに、アナスタシアがカチューシャを守りたがっているから。
女にはカチューシャを殺す、理由が、ない]
―現在・砦内部の何処か―
[男は宛ても無く、ただ歩く]
――カチューシャ、ユーリー。
ほら、まただ。
また、誰かが傷付いた。
[立ち止まる。
後ろ首に手をやり、徐々に力を込めて爪を立てた。
痛みは更に増すばかり]
僕の周りで皆が不幸な目に遭っている。
僕はこの痣のおかげで護られている、でもその分が…皆に撥ね返っているんだ。
あの時だってそうだ、本当は僕が死ぬはずだったんだ。
それなのに……。
[なんだかこちらに不審げな視線をなげかける弟の様子>>328に、何がなんだかわからない。
心底おなかがすいていたものだから、料理を取りにいく様子のない弟にいらだつ]
訳わかんない子といってないで、食事とってきて。
怪我がひどくて無理ですって言うんなら、誰かに頼んでくれたらいいからさ。
カチューシャちゃんのそばで物騒な話しないでくれる?
[自分の分しか>>331と言う弟に、なによそれとカチューシャをきにして抑え気味に声を荒げる]
なあに?
[何してるというユーリーの声に首をかしげる]
[周囲が人身御供に差し出されたのだと信じながら。
自分だけは、自分だけは違うと信じているからかろうじて正気を保てる。
人狼の疑いのある犯人に傷をつけられたから。警察から村に連絡が来たから処刑されたのだと。
その傲慢な考えに、自分が気づくことはないけれど。]
―少し前・厨房―
…ふ
[義理のとはいえ、兄妹の争う姿を笑って眺めていた。
ここへ放り込んだ者たちの思惑通りなのだろう。
自分たちが傷つけあって。
そして、数を減らしていく。]
[人狼とこんなところに閉じ込められていることを心配してくれているのだろう。
なんて愛しい私の友人]
心配してくれてありがとう。
私は大丈夫。
ナースチャこそ大丈夫?
[人か人狼か、着実にふるいにかけて、
だけどアナスタシアには告げぬまま。
だってみんないなくなるのに、
人だってわかってたらアナスタシアが庇っちゃうかもしれないでしょう?
そんなことで友人が傷つくなんて耐えられない]
んなもん頼んでねえ。
……俺でなく、あのガキを殴ればよかったのに。
[看病、と聞いても一蹴する>>335。
アナスタシアの小声には、興味深そうな視線を向けて、小さく頷く。>>337
背後から声がかかると、身を引きながら、顎でふたりを指すのみ]
[オリガがこちらを見上げてくる>>318と、困ったように微笑んで]
いや、あんまりろくなことは考えられないんだけどね?
[もう一度、真面目な表情に戻ると]
ユーリーさんに刺さったナイフって……厨房の包丁とは別物、みたいだったから。
……ユーリーさん自身が突き立てたとは考えにくい。
ドラガノフさんは、普通は厨房の包丁を使う方が手っ取り早い。
カチューシャ……あの子が刃物を持ち歩いてるなんて、とうてい信じがたい。
ならそのナイフは、どこから来たんだろうって。
ミハイルさんが突然豹変した時といい……なんだか、僕たちの知らない所で得体の知れない陰謀が渦巻いてるみたいでさ。
[ナイフを持っていた者とそれを渡した者に、結局ケモノとの因果関係はなかったこと。青年は知らない]
[ユーリーの示した先に友人と料理人の二人の姿>>342。
友人の姿には嬉しげな姿をを見せるけれど、許可なく部屋に踏み入るドラガノフ>>335には静かに警戒心をつのらせる]
・・・・結構です。
手は足りてますから。
[数瞬迷って]
・・・ナタリーちゃんはどうしてますか。
[警戒心を解かぬままにといかける]
/*
油断してるところを首絞められて、死に掛けて、もみ合ってるうちに心臓どすーっとかやりたいれす!>フィグ姉さん
―トリーの塔―
……。
[つい先刻の出来事であるのだから、今はまだ落ち着いていないだろう。
そう思い、螺旋階段を見上げて男はカチューシャの部屋へと行くのを後に回し…結局、ホールへと戻って来る]
/*
できれば処刑立候補なしで進めたいですよねー。
禁止していないとはいえ。
自分の描写グロいんだろうか……表現力の残念な描写になってる気しかしていないんですけど。
[ドラガノフの答え>>345に、無気力なナタリーの姿>>3:27>>3:28が脳裏をよぎる。
今となってはあのままでいてくれたほうが楽に送ってあげられたのにと残念に思う]
そうですか。
ありがとうございます。
[部屋を後にするドラガノフを見送ると、カチューシャの額の布をとりかえる]
―トリーの塔―
……。
[つい先刻の出来事であるのだから、今はまだ落ち着いていないだろう。
そう思い、螺旋階段を見上げて男はカチューシャの部屋へと行くのを後に回し…結局、ホールへと戻って来る]
/*
フィグネリアが発狂しても、哀れみは抱くかもしれんが、庇う方向には現状どう考えてもなりそうにないな。
そういう正方面の人間的な弱さは、こいつ端から持ってない。
あの中の誰のものでもなかった、の…?
[ナイフの持ち主を確かめはしなかったから。
齎された情報に、思わず瞳を見開いた]
少なくともあの時間に誰かが渡す暇はありませんでした。
あるとすれば、厨房に置かれていたか、事前に渡されたのか…
……人狼のことはよく知らないけれど。
その、こういう、弄ぶようなことをよくするのかしら…。
[血文字、出所不明の刃物。
明らかに“人”の意思が見え隠れしている気がして。
ふる、と身を震わせた。]
やだ。何だか薄ら寒くなってきました。
そうだ、ナタリーちゃんの珈琲が食堂にあるの。
それとも、紅茶? 良かったら淹れましょうか。
――トリーの塔前――
[食堂へ赴く途中、シュテファンの姿を見かけて立ち止まる。
正確には、その首の後ろにある奇妙な痣を見て]
なんだそれ。
[端的に疑問を発して、怪訝そうな顔をした**]
/*
……………………どうしよう。
処刑立候補なしがいいと言った矢先に……
これ早めに言った方がいいよね……うううううう
/*
おじちゃん>
カーチャのせいで気を遣わせてごめんね。
この前サンドラ先生に相談しようとしてたこと、他の誰かに話してみるのはどうかな?
/*
……と思ったけど、他の人はいまそれどころじゃなさそうね。
カーチャの方からなんとかしてみるわ。
PC視点でも、おじちゃん振ってることバラしちゃって大丈夫かしら?
僕の気にしすぎなら、いいんだけどね…。
[人の意思。あの村の、ケモノに心酔していた狂い人のことを一瞬だが思い出した]
そうだね、気分転換しようか。
あ……オリガが紅茶を淹れてくれるなら、そっちがいいなあ。
[彼女から紅茶を渡されたなら、ありがとうと礼を言って。
どこか昔の面影を残した笑顔でそれを飲み始める]
……おいしい。
[一言の感想に込められた思い。
あたたかくて、ほっとする味。
紅茶を半分ほど飲んだところで、オリガの常磐緑の瞳を見つめながら首を傾げた]
そういえば……ドラガノフさんが来る前だったっけ。
僕に何か聞きたがってたみたいだけど、あれって何かな?
今日はずっと君に質問しっぱなしだし。
何なら僕が答える番に回ってもいいよ?
―トリーの塔前―
[何処へ行こうか、一度部屋に戻った方が良いのだろうか。
纏まらない思考のまま塔を後にし、ホールへと出て来るとこちらへと問い掛ける声が聞こえ、>>349立ち止まった]
…え、あ。ユーリー。
何って…どれの事だい?
[サンドラの本は鞄に仕舞ってあるし、それならば何を気にするものがあるのだろう?としばらく考えた]
/*
うーむ。明日でダニールさんLWにしてしまうのは非常に心苦しいのです。今日は何とか生きた方がいいような。
[ユーリーから再度問われたか、自分で気付いたか。
後ろ首の痣の事を指しているのだと解れば、表情は更に暗くなる]
これ、か…。
教会の人からは、祝福された痣だって聞いたんだけどね。
何処がなんだか…
[軽い愚痴を吐き、彼の左手に巻かれた包帯を、辛そうに目を細めて見つめた]
/*
ウワ━━━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━━━ン!!!
会社から電話来た時から嫌な予感はしていたんだ……
/*
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
なーたん不貞寝しちゃうお……
チックしょおおおおおおおおおおおおおお
[ 手が使えない状態なら。
なんとかなるんじゃないかと、思ったけれど。
十もはなれた、男と女。 ]
(ちからまかせにやられちゃあ、かなわないわ。)
[ なにか、ないだろうか。
考える。
少女の腕でも確実に、男の息の根を止められる、方法。 ]
君のその手の傷も、そうだ。
僕のせいなんだ。
皆が傷付いて行くのは、僕のせい。
[聖痕についてユーリーが何かを知っているようであれば、男の言っている事の意味が今ひとつ解らないかも知れなかった]
このままじゃ、本当に皆殺しになってしまう。
狼じゃない皆まで…。
[そうならない為に何をすべきかは、男の中ではもう結論が出ていたのだろうが、男は言葉を詰まらせた]
/*
>ロランメモ
>ドラガノフ>ナタリーに手を出したら取り殺す。(真顔)
!(*ノノ)!
ロランあいしてる!!!!!1111
/*
>凄い心強いし楽させて貰ってる
えっどのへんが……!?
ウザキモいし足引っ張ってる気しかしないんですが><
気にし過ぎて困ることはきっとないと思う。
[言いつつ、お湯が沸いたなら慣れた手つきで二つのカップに注いで。一つを、手渡す。
飲んで貰えているのを、暫く見つめてから]
……そうですか? 嬉しい。
[一言の感想に返すのも、一言。
幾度も繰り返したやり取りだから、これだけで伝わる。
どこか懐かしい遣り取り。]
[その際、ユーリーが何かを告げる事があったならば。
男はその言葉のひとつひとつを、彼から視線を外す事無く聞き、そしてまた答えるだろう。
また、何を言われたとしても別れ際には]
―――ありがとう。
[深く頭を下げて、食堂へと向かう彼の背を見送る]
ドラガノフさんが来る、前……
[昨夜の記憶を手繰る。
彼の言葉が何を示すのかは、容易に思い出せた]
あ――…、
あれは、質問ではなくて……
[階段を下りる途中、呟いた言葉。
聞こえていなかったのなら、二度も口にするのも何だか憚られ。
問いたいことはそりゃあ沢山あるけれど。
何を言うにも矢張り、迷ってしまうから。]
…あなたには生きていてほしい、と思っているの。
[紡ぎ出したのは結局、同じ意味の。]
[カチューシャの呼ぶ声>>355に微笑んで答える]
なぁに?
[女がこんなに近く、この少女と向き合ったことはあっただろうか?
女にとっては自分と弟が思い通りにならなくなったから、とつれてこられたかわりの人形のような存在で。
身代わりをさせているような後ろめたさから、優しいふりをしてきた、だけ。
女自身に自覚はなかったのかもしれないけれど]
/*
ロランさんやミハイルさんのお名前がメモにあるのに「?」と思っていたら、屍食鬼有りだったんですね!うっかりうっかり…。
そして、このタイミングで母さんがロシアケーキを持って来てくれました。菓子ぱんに食えと言っているのか。
―― 回想 早朝 ――
[首もとの痣の存在に、わずかに目を見張る。
女はその意味を理解していたから。
この男は大丈夫、とほっと安堵の息をつく。
どこへと問う言葉には食堂へ、と答えて。
昨夜の出来事を語るシュテファンの言葉>>138に静かに耳を傾ける]
・・・・ミハイルさん、が?
[昨日のミハイルの様子を思い返す>>173>>185
様子は確かに常の男のものではなかったけれど、
暴れる男の姿なんて想像も出来なくて]
[男にどんな変化があったかなんて知りようもなく、
未完成のままだろうサラファン――捨て置かれた己に
ぴしり
胸のうち、氷は厚みを増して――泣き叫ぶ子供の声が、もうわずかにしか聞こえない――]
私も、わから、ない・・・。
[何故これほどまでに悔しく思うのか――]
[妹が人狼に殺された。信じていた友達が人狼だった。村は滅んでしまった。
これらの一連の出来事で少年は、吹っ切れた。
どうせあと十年もしないうちに、避けられない別れが来るんだ。
なら、大切な人たちがなるべく悲しまないためには。
ベルナルトなんて碌で無しの奴だった――そう最後に思わせればいいじゃないか、と。
だから、本気で人を愛することなんてしない。
いつか訪れる別れが怖いから。
抜け殻となった自分の前で、大切な人に涙を零させたくないから。
後腐れのない、刹那的な関係だけでいい。
そう、ずっとずっと自分に言い聞かせてきたのに]
[青年は見上げている。生者の世界を。越えてはならぬ境界があるはずのその場所を。]
……。
[けれど。どうせ皆すぐに死んでしまうことが決まっているならば。
その境界の意味とは、なんだ?]
[誰のことだろうか>>364と思考めぐらせながら]
うるさかった?
ねてて、いいのよ?
[問われるままに、ドラガノフの名とアナスタシアの名を答えたろう。
ユーリーの名は、伝えたろうか?]
―カチューシャの部屋の前―
[...が部屋を出た後…ぼぉーと立っていた…。]
………俺は無力なのか……。
[ぼぉーとしている理由は無い。
...はただ、ぼぉーとしているだけ…。]
首の後ろのそれ。蝶、か?
[シュテファンに端的に答えると、指をさす>>353。
説明を聞くと、納得したように頷いて]
ああ、それが。
[仕事柄教会との付き合いはある。存在だけは聞いたことがあった。
しかし、それは祝福の証。そのせいで人が死んでいくなど、聞いたことがない]
……なるほど。
皆が人狼に無残に喰い殺されんのも、ミハイルがイカれて無駄死にしたのも、俺が唐突にあのガキに利き腕刺されたんのも。
全部、てめえのせいで、てめえが殺したのも同義か。
[無表情で、シュテファンを睨む]
で、てめえはどうしたいんだ?
もう誰も殺したくないんだろう?
[眼光を緩め、静かに問うた。何か独白などがあれば、何も言わずに聞いた後]
[ぼぉーと立ちながら、今日の事を整理する…。]
(「誰かに自分の身を守れ」と言われたのでミハイルの時、逃げた。
その後、料理を作っていた…。そして二人の喧嘩…。それを止めるため、一人を殴った。
もう一人の事を気にしすぎて、『料理を邪魔するな』と言った。それが返って疑われた。ダニールが言っていたな…。
気を紛らすとはいえ、再び料理を作ってた。…俺は…)
……
[長い沈黙と、困ったような笑顔を常盤緑が捉えた。
死ねないと言ってくれたのに、どうしてだろう。
胸を締め付けるような切なさと、漠然とした不安と、言い様の無い感情が入り雑じる。]
…………ぜったい、ね。
[何処か擦り切れた、大人の感情は捨ててしまって。
子供のように、想いの儘にベルナルトの服の裾をきゅっと握り締めた。]
…ごめんなさい、駄々っ子みたい。
でも、我儘言わせて。
いきて。
[見上げた勿忘草色。見つめる瞳は微かに揺れて。
祈るように、願うようにただ繰り返した。]
……じゃあ、ひとつ良いことを教えてやろう。
その手のもんは、普通に死んでも止まないんだぜ。
何せカミサマからのおくりものだからな。
[淡々と告げるのは、でたらめ。
そも力のある聖痕だとは、まったくもって信じていない。
それを聞いたシュテファンの様子を、一通り眺めて。
ちらりと、周りに人がいないことを確認した後、彼との距離を詰めて、小声で囁くように]
燃やせ。
自分ごと。
/*
しかし端から見たらオリガへの感情がLikeなのかLoveなのかわかりにくいかもしれない文章になっている!!!
基本的にこういうロールを回し始めるのはスロースターターなんだ…(*ノノ) 後半以降から恋愛RPとかも珍しくない。
[シュテファンが躊躇いを見せれば、先刻の"殺した"という事実を持ち出して。
彼自身を捕らえるように、じいとその瞳を、鋭い鈍色の眼が覗き込む]
[同意不同意問わず、彼に何らかの結論が出たように見えたならば、その場を辞して食堂へと向かった*]
―塔の前→時計塔―
[ユーリーとの会話の後、重いままではあるものの何処かしっかりとした足取りで、男は時計塔の階段を上っていた]
………。
[一番上まで辿り着いて、そこから村を一望する。
男が、間に4年は空きはしたが長い間過ごして来た小さな村]
……ヨールカ。
もっとちゃんと見ておくんだったな。
[ゆっくりと目を閉じて、先程の会話を思い出す]
/*
ユーリーさん素敵…燃やすのは全然頭に無かった…!!
うん、躊躇ってもそう言われれば罪の償いだと言って素直に燃えるでしょう。
一瞬身震いした…ヒャー!
ミハイル、さん。
[鎖をじゃらり、鳴らし彼の方を見る。
……生前。彼のこんな表情を見たことはなかった、そう思う。]
……なんだ、こうやって話せるなら。
死んでも、なにも変わらないじゃないか。
[空腹に苛まれることも、将来に悩まされることもない。むしろこちら側のほうが幸せにすら思えてきて。]
……遠くない、なら、早く。
[彼に寄り添うように移動する。ぴしり、ぴしり、ヒビの入る鎖。]
どら……、ナースチャ。
[ ふたりの顔を、うかべ。]
[ ふと。 ]
……ねえさま。
ねえさま・は、どうして、 けっこん 、しない・の?
はは、あははは。
[乾いた笑いがこぼれる。それは徐々に熱を帯びていって。]
死にたがりで、いいんだ。正しいんだよ、ユーリー。
どうせみんな死ぬんだから、怯える時間は短いほどいい。
[ぱらぱらと鎖が落ちる。溶けていく。]
[生前纏っていたストールは破けて主に濡れ使い物にならない有様。
女はそれを一瞥して。
小皿から立ち上る煙に指を差し向け乱し]
これでいい。
[煙色のストールを、肩にかけた]
[少女の問い>>374には困ったように微笑み]
うーんとね、カチューシャは、父さんと、母さん、好き?
[疑問で、返した。
なにせ彼女の結婚しない、否、しよう思えない理由の大半は彼らだったから]
ほう。
ナターリヤ・ウォロフがそっちに行ってもいいと?
[聞こえた声に、嘲りを返すも>>+31]
怯える馬鹿が何もしないまま死ぬことほど、つまらねえことはない。
[乾いた笑いには、吐き捨てて]
オーリャ…。
[きゅっと握り締められた、服の裾。
いきて。
彼女のどこまでも優しい祈りの言葉は、逆十字の形を為して自分の胸をちくりと刺す。
あれ、痛みなんてとっくに感じなくなったはずなのに]
……大丈夫だよ、オーリャ。
[彼女を呼ぶ名前は、昔のものに]
僕は殺しても死なないって、よく言われるんだから。
[微かに揺れる常磐緑を見ながら、明るく笑って。
ぽふぽふと、子供にするみたいにその柔らかな髪を撫でた]
/*
せんせい。
あてくしは
たましいじんせいにおいて
いっさいのないしんびょうしゃをしないことを
ちかいます
……たぶん。
くそったれの衛兵が…人狼殺すのが仕事だろーが
サボりやがって
[悪態をつきながら水車小屋へ向かう]
なんか…ないか
いくら破邪とかいわれてもコイツだけじゃあ、あいつは
---あいつ
[刀に映った目を思い出して一瞬手を止めて]
あの目…俺を見る目は
巣穴から飛び出したウサギを見つけた時の獣みたいだった
楽しんでやがる
こっちはとても楽だよ。
空腹も感じない。食欲も感じない。
[ユーリーの言葉に、にっこりと笑んだ。
生きて帰ったところで村に居場所はない。殺される予定の被疑者なら、まともな生活は望めない。
青年の夢見た司法の徒など。少女の夢見た喫茶店の店主など。
──社会で生きることを捨ててしまえば、獣と同じ。それならばこちらの方がよほど楽に過ごせる。]
― 自室 ―
――――!?
[だれかのいざなうこえが、聞こえて。
眸を開ける。
はやくおいで、と。
娘の名を紡いで。]
[カチューシャの返事>>379に目を見張る。
それは女が両親に対して捨て去った感情]
そう、好きなの。
私も好き、だった、わ。
[思い浮かべるのは幸せの肖像画。
語る言葉は過去を示して]
でも、今は、きらい。
[子供に帰ったような素直さで、カチューシャに訴える]
だれ、なの?
[そのコエに懐かしさを覚えはするものの。]
……ううん、誰でもいい。
私……そっちへは行けない。
行ったところで――
[あなたにあえないもの、と続けようとして。言葉は止まる。]
―回想・ユーリーとの会話―
[ユーリーが挙げて行く事柄に静かに頷き、真っ直ぐに彼の顔を見、その視線が自分を刺すのを受け止めた]
そうだ、全ては僕が居るせいだ。
だからたった数日で沢山の人が死んだんだ…
もう誰も喪いたくない。
誰も。
[僅かに緩んだその眼へと返す]
僕が死ななければならないんだ。
うん………
……、っ、うん。
[頭を撫でられたのは、何年ぶりだろうか。
こみ上げるものを堪えようとすればする程、声が詰まって仕方がない。]
…その、呼び名。
[ここに来てから時々呼んでくれていたこと、知っていた。
耳に柔らかに響く度、どんなに絶望の淵に在っても、救い上げられたことも。]
……
[凍りついていた時が、ほんの少し動き出して。
昔のような、柔らかな微笑が浮かぶ]
――食堂――
[ドラガノフが用意していた料理を、一人分だけ盆に置く。
片手で、それも利き腕でない手で持つのは難儀しそうだった。
舌打ちし、一服しようと左手を動かそうとしたところで、激痛が走って顔を歪めた]
……。
[もう一度、大きな舌打ちが食堂に響く]
……逢いたい……逢いたいよ。
[シーツを強く、抱き締める。]
でも、駄目。
あなたは私とは違うもの。
生まれたときから人狼だった私とは。
[娘自身にも、何の話をしているのか解らない。
けれど、言葉は口をついて出てきて。]
―― Забудьте меня.
(私を忘れてください。)
[寂しそうに笑みながら、虚空へ告げて。
暫くそのまま、シーツを抱いて横に成り続ける。
恐らくは。誰かが此処を訪れるか。
もしくは、同胞からコエが*掛かるまでは*]
[結婚などずっと厭うてきた。
本気のつもりで恋をして、恋うる炎に身を焦がすことはなく――。
けれどなぜだろう、思い返すのはミハイルの部屋>>109、獣の痕跡、立ち尽くした己の姿。
作りかけのサラファン抱きしめて――女の眼の奥、ほの暗い炎が宿る。
それでも溶けないほどに、胸の内凍りつかせて]
[幼いあの日、心に雪を降り積もらせても、
アナスタシアのくれるぬくもりと、幼い弟を守らなきゃという使命感にどこか温かかった、のに――]
亡者の列に加わる気はねえよ。
そんな、傍観しかできねえ詰まらない世界には、な。
[狂った笑い声に断言する。>>+36
ナタリーの誰何の声が聞こえても、何も言わぬまま、鼻で笑うに留めた]
[一度言葉にしてしまえば、後は楽だった]
燃やす…僕ごと?
燃やす……
[この忌むべき痣は、普通に死んだとしても付きまとって行くものなのだと知って、男はうろたえた。
更に彼から告げられた償いの法は、焼身。>>371]
………。
[躊躇い、悩むこと数刻。
しかし自分のせいで近しい人々を殺してしまった事を改めて認識すると、>>372それは至極当然の償いであると結論を出して小さく、ユーリーに頷いた]
―――ありがとう。
[覗き込んでいた鈍色の瞳に、深く深く感謝して]
―回想終了―
―カチューシャの部屋前―
[ユーリーの頷き>>342を認めた。
その向こうには、カチューシャに付き添う友人が垣間見える。]
[彼女のあの様子では、暫くカチューシャから離れはすまい。
そう見越して、胸を撫で下ろし踵を返す。
この間に、食事でもとろうか…。
何が起こるか分からないこの状況下だ、体力を保たなくては。]
―→その辺―
/*
>ベルナルト 昼間から夜までラビ見つけられない俺想像して噴いたかっこわるい。
ダニールのおかげで今日もごはんがおいしいです。
/*
>ダニールさんメモ
>昼間から夜までラビ見つけられない俺想像して噴いたかっこわるい。
(芝)(芝)(芝)
このひとおもしろすぎる
愚かな死にたがりなら、せめて俺を愉しませてから死ね。
[謝意を見せるシュテファンに、囁きで吐き捨てた]
……ダニール。
後からか、今からか。面白いもんが見えるぞ。
お前が喰らってる最中かもしれんが。
それとカチューシャの具合は…どうなのかしらね。
気絶までしたのだから、
今夜は…姉のあなたが看病してあげた方が良さそうに思うわ。
/*
おじちゃんにちょっと確認したいの。
4日目になって、どの役職の視点からも求婚者の位置が確定したことには気づいてる?
[ちらりと時計塔を見上げて人影が見えた気がして]
…あそこから突き落とせたら、とかおもったけど
先客がいそうだな
[少しだけ残念そうに
どこへ隠れても…きっとあいつは見つけに来るから
それならば準備をして待ち受けよう
水車小屋で見つけたものを手にすると5番目の塔へと戻る]
…。
[子供の頃を思い出す、彼女の柔らかい微笑みにも。
自分の愛称を呼んで、少し恥ずかしそうにする仕草にも。
一人のベルナルトとしての心が、それだけで救われたかのような感覚を覚えた。
だから。]
ありがとう、オーリャ。
[*ごめんね。*]
[みひらかれる灰翠>>391に首をかしげる]
だって、役に立たないって、いらないって、いったわ。
[その言葉が弟を指していたなんて知る由もない]
いるって、いってくれたのはナースチャだもの。
[だから、両親とおんなじになりたくないから結婚はしないのだと切々と訴える]
ナースチャも帰ってきちゃったし。
[友人の幸せ願っていたのに、やっぱり結婚なんてするもんじゃないと思ったのだ]
…………。
[面白いもの、と謂われても。
娘の足が動く事は、ない。
興味が無い訳ではないけれど、単純に、ねむい。]
[答えない骸に肩をすくめる頃。
また別の生者の訪問]
まァ 訪問の多い夜だ。
……生きているときと変わらないか。
[肩を、すくめて。
手袋の下から見える火傷のあと、記される文字に視線を落とし]
消してやれなかったねェ
[目を閉じて]
[部屋に戻ると少しばかりの仕掛け
そんなものであの獣をどうにかできるとか
そんな事は思ってなかったけど
奇跡なんかは信じない
ただ生きる為にできる事を考えて
少しでも希望を捨てたくはない
そうやって生きてきたから
生きていくつもりだったから]
[1の塔から順番に、使用者の居る部屋を除き、ラビを探していく。
途中、衛兵がラビの事を噂しているのを耳にすれば、ニタリと笑みが浮かんで。]
かーわいそーになぁ?
信じて貰ってねぇぞ。
[地下。
屋上。
水車小屋。
……居ない。]
ラビ、ラビ、rabbit......出っておっいで〜♪
[他国の言葉で「ラビ」は兎を連想させる。
それに気付いた獣は上機嫌。]
いや、消したくないと――
[ゆるりとかぶりを振る]
消えたくないという傷を消すことなんて、あたしには――
[最後の言葉は胸の内のまま**]
―時計塔―
[目を開き、空を見上げた]
父さん、母さん
……――。
ごめん
[最後に、今もなお心の内に在る恋人の名を呼んで]
[男はゆっくりと、元来た階段を降りて行く。
自室へ、心残りを片付けに]
[ ところどころ、彼女のことばを繰りかえし。
す、と眼を細める。 ]
……そう。
[ ふたたび、暫しの間をおいて。 ]
[アナスタシアの言葉>>14>>15に深くうなずく]
うん、わかったわ。
カチューシャは少し熱があるみたいだから、このままみてる。
[不思議そうにアナスタシアに訴える]
私、カチューシャとこんなに話したこと、なかったわ。
カチューシャは父さんと母さんが好きなんですって。
[どこか嬉しげに訴える姿には狂気の影はなく、幼い日のままの素直さで]
(――ああ。)
(とくべつ、なのね。
しあわせね、あなた。)
[ それがどんなにうらやましかったかなんて、
あなたはしらなくていいわ。 ]
[楽しそうなダニールを見守る。鎖を無くした身体はふわふわと。]
あまり痛いことはしないでほしいな。
[つける注文はそれだけ。]
ナースチャ。
そうね。かえって・きちゃった。
しあわせ・そう・だったのに。
結婚・したいと、みんな・おかしく・なっちゃうの?
おじちゃんも、結婚・したくて、へんに・なっちゃった?
[ 首を傾ぐ。
とうとつなことば。
彼女はどう捉えるかしら。 ]
[不思議そうにカチューシャに問いかける]
どんなところが、すき?
[女にとっては家族とは、遠い記憶のかなたにあるものだったから]
―自室―
[扉にもたれかかり、再び聴覚を研ぎ澄ませる。
あれから気配を消しつつ尾行していたラビは、結局部屋へと戻っていった。
耳に入ってきたのは、あの愛想の悪い男の声。
声が一緒でなければ別人と間違うほどに、上機嫌だった]
……あいつか。
[呟く声は、潜めて低く。]
何か始まったら伝えるさ。
……そっちも、上手くやれよ?
[上手く行かないとは、あまり思ってはいないが。>>*50
く、と低く笑いをこぼして告げた]
[獣の耳には、潜めていても届く、ニンゲンの息遣い。
喰事の昂奮に、自然此方も息が荒くなる。]
ラビ?
居るんだろ? ……入るぞー?
[扉を、
開けた――――……]
/*
ううん。
もう役職FOになってるのよ。
魚の跳ねる音がしてないから、サーシャは魚人。
下駄が飛ばなくなったから、ミハイルは照坊主。
遺言が公開されてるから、サンドラ先生は公証人。
アナスタシアとフィグネリアは共鳴者。
ラビは占い師、オリガは霊能者。
シュテファンは聖痕者。ベルナルトは妖魔。
ユーリーは囁き狂人で、ナタリーとダニールとロランは狼。
求婚者は2人で、残りはカーチャとおじちゃんしかいないの。
――カチューシャの部屋前――
[ゆっくりと、慎重に盆を運ぶ。
途中、何度も放棄してやろうかとも思ったが。
右手を使う練習にはなるだろうと、何度も落としそうになりつつも、階段を昇り、部屋の前に立つ]
何だ。見張りか?
[ドラガノフの姿を見かければ、一言。茫とした様子は、とてもそうは見えなかったが。
特に気にせず扉を開ける]
…そうだな。早くこっちに来るといいな。
[愛する相手の死を望むことの異常を、当たり前のように流して言う。
仲の良い者とは一緒にいたい。
なるべく長い間。
苦しい中にいるなら、早く楽にさせてあげたい。
そんな面だけ見て、当たり前だと。
自分にはそういう相手がいないことに、ほんの少しの寂しさを覚えたけれど、無意識のうちに閉じ込めた。]
―自室―
[鞄に仕舞ったままになっていた、サンドラの本をそっと椅子の上に置いた]
……結局、中は見ないままだったなあ。
今から見てもなんだか悪いし、渡しに行かないと。
[そこで、男は数日の間に“人間”だと判断した人物を思い描いた。1人は既にこの世の人では無かったが、もう1人。
その判断基準は、過去の記憶と会話からだけであった為本当にそうである確証は無かったのだが]
――アナスタシアに。
[子供同志でよくやる遊び
きずかれないように床に縄をはり
相手のタイミングにあわせてそれを引っ張る
単純だけれども上手く嵌れば大人でも転ぶ
…扉を開ける音がした
1 2 … ゆっくり数えて]
万が一これが日記だった時、僕が見てしまっては謝っても謝り切れないしね。
彼女なら同じ女性だし付き合いもあったはずだし、大丈夫だろう。
[なら、と次に自分の日記に向かい、何かを書き留め始めた]
[行けないと。逢いたいと泣く少女を見て、困ったように微笑む。]
大丈夫。
人狼の僕も、狂わされたミハイルさんも、罪のないサーシャも、みんな同じところにいるよ。
[忘れてくださいと続く言葉。本当なら自分の方が言いたかったもの。けれど、今は。]
大丈夫。だから、おいで。
[闇を離れ、彼女の元へ。自らを縛る鎖はもうない。
眠る彼女の額に、そっと口づけを落とした。]
[なんだかこれ以上ない難問をつきつけられたように眉根をよせて>>403]
結婚したままの人たちもいるから、みんながみんなそうじゃないと思うけど。
父さんと母さんは、今でも結婚したままだけど、幸せそうじゃないもの。
おじちゃんって、だぁれ?
[ダニールやユーリーはかわらない、いっそ不気味なほどに。
変わってしまったのは――確信はないから問いかける]
/*
>>+44
きゃあきゃあろらああああああん(*ノノ)
同胞が兎狩りをしている間に、若い狼ちゃんたちはベッドでゐちゃゐちゃしていたのでした……
…そういえば。
死ねばお前に会えると思っていたこともあったが…そうでも、ないのか。
[先に死んだ青年には、会えたのに。
自分を置いて逝った女の面影を、思い出そうとして。]
……?
[浮かばない。]
/*
なんか、いろいろなところがいろいろいたい。
墓から飴投げたら、どうなるんだろう。
アクション見えるの? でもいきなり見えたら驚くよね。
[獣は。
子どもが罠を張っているなど、思いもよらない。
特に、今は『ディナー』で頭がいっぱいで、注意力が散漫になっていた。
だから。
夜目は利くが、足元を気を付ける事なく、一歩を踏み出す――……]
ラビ?
[ふたりはまだ、会話をしていただろうか。目覚めたカチューシャの姿を認めたならば、とても嫌そうな顔をして。
無言で、一人分の料理を部屋に置く。
カチューシャの分を請われても、鼻で笑って一蹴するだろう。
カチューシャのこと以外で呼び止められなければ、そのまま部屋を辞して、派手に死ぬ予定のシュテファンの姿を捜した**]
…ぁ……?
[薄れている。
記憶が白い鉛筆で塗りつぶされているように、ぐちゃぐちゃと靄がかかって思い出せない。
それは彼が狂っていく中に徐々に消えていっていて。
自覚した今、変化はすでにほぼ終わろうとしていた。]
……お前は…だれ、だっけ…?
[名前も。顔も。
塗りつぶされて、融けて消えた。]
マーおじちゃん。
さっき、きたでしょ?
カーチャと、結婚・したかった・って。
それから、へんなの。 おかしいのよ。
ぅおっ?!
[かろうじて、タイミングがずれていた。
少しよろけて部屋の中に飛び出したものの、すぐに体勢を変えて向き直る。]
ラビ?
[今まで見せた事のない、極上の笑み。]
今日はラビがこっちにくるのかな。
[ミハイルの側に舞い戻り、生者の狂騒を見ようと促す。
大事な幼馴染み。かわいい弟分。ダニールに殺させるのは少し悔しい。]
……あのナイフに映れればよかったな。
[占いの力を毒へと変えて術者に返す呪いの血。ダニールのやり方とどっちが苦しみを与えないのかはわからないけれど。]
……。
[静かに扉を開けて。
足音を立てないように、慎重に。
少しずつ、螺旋階段を降りていく。
一気には降りない。彼らが交わす会話の長さにもよる。
――その瞳は、既に妖魔のものである黒紫色へと変わっていた]
[開いた扉に目を向ける>>406]
ありがとう、ユーリー。
[一人分の食事に文句をいいかけるけれど、ずいぶんと嫌そうな顔をしているものだから、礼を言うにとどめた]
/*
今の今までラビの部屋を三階だと勘違いしてた/(^o^)\
二階下の声や音が聞こえるってどんな聴覚だよベルナルト…。
村長の子息 ユーリーは、鮮血を一筋。 ( B156 )
…最悪
俺、この最初の罠にかけてたのにな
[隠れていたのはドアのすぐそば、もし上手くダニールがこけていれば転んだ拍子に上乗りになり攻撃を与えようと思っていた]
ちっくしょう!
[水車小屋で捜してきた斧を思いっきり横薙ぎに振るう。
剣やナイフよりも力が要らず、目的から逸れることも少ないだろうと 70 60以上なら傷を負わせられるかも]
/*
どうせならきっちり女の話を終わらせておこうと思って書いてたがどうにも。まとまらんな。
設定作るなら最初から表に出しておいたほうが動きやすくてよかったんだろなー(今更
時間軸も場所も無視できるのが霊のいいところ。
…しかし自分のPC見返すといろんなところが強引・唐突・むりくりなきがしてくる難しいな!
*/
[骸が砦から出されて。
女はひとり]
もうしばらくは、居られそう、かねェ
[纏うストールに視線をやる。
少しだけ思案すると、歩き出す]
/*
アナスタシアとフィグネリアは、お互いに相方って呼び合ってるの。これ共鳴相方のことよ。
ちなみに昨日カーチャもメモでおじちゃんのこと相方って呼んでるわ。
問題はそこじゃないの。
PL視点ではもう誰が求婚者なのかわかってるってことなのよ。
>>@47
逆に、どうしてサーシャやサンドラの部屋で寝るか聞いていーい?
[ぱちぱちとめを瞬かせて]
マーおじちゃんって。
[目の前の少女と結婚の2文字が結びつかなくて唖然とする。
考えてみれば失礼な話かもしれないけれど。
さっき来たとの言葉でドラガノフとわかるけれど、なぜマーおじちゃんなんだろうとか、年齢差だとか、軽く混乱が襲ってきて]
けっこん?カチューシャと?
[カチューシャみたいに繰り返すばかりになってしまった]
っと!
[自分に『罠』をプレゼントしてくれた子兎に油断して、避けるタイミングが少し遅れた。
それは、服を破り、腹の皮を捲る。]
……イイモン、持ってんな。
[戦闘経験のない子どもに傷を負わされた事で、逆に少し冷静になる。
金色に光る瞳が、ラビを見据え、喉奥からは、唸り声。]
/*
>>+45
実は私もラビころしたいっておもってたんだお……
でもダニールさんがキリングするほうがおもしろそうだった!
/*
人が死んだ部屋で寝てるなんて、そっちの方が怪しまれると思うのよ?
人殺しなんてできないまともな人なら、そんなところで眠れないと思うの。
/*
>金色に光る瞳
あ、もしかして合わせてもらったんだろうか……
さりぷるは人狼=金目派なんですよね……赤目派が多くて肩身が狭いぉ。
見ても良かったのに。
[ちらりと見る、日記を書く横顔を]
いや、開けてなくて、良かった。
[視線を落とす、煤けた表紙に
ゆるりと笑う、かぶりを振って]
これはあんたにやるよ。
好きにしな。
[腹の傷は、深くはないがチリチリと痛痒い。
血が滲むのが判る。]
……チ。
[繰り出される、斧。
今度は避けられるも、背中の傷が完治していない事もあり、体力の消耗は何時もより多く、額に汗が滲んだ。]
重いなら、手放したらどうだ?
[手首に向かって蹴りを。]
/*
それでも部屋で寝たくないなら、
「自室で寝ると「俺がラビを殺した」と勘違いされるから、誰かの部屋に泊めてもらいたい」
って言い方にしてみるのはどうかしら。
少なくとも、「一緒に寝たい」っていきなり言われるよりは、おじちゃんがなにに悩んでるか伝わると思うのよ。
[短く書かれた、日記の最後のページ。
そしてもうひとつ]
ナタリーへ
僕の家の調理台の上にあるものを君に。
手渡す事が出来なくて、ごめん。
[その日記は、小さな鍵と共に机の上に置かれた]
うん。カーチャと。
いっしょに、寝たい・って。
守って・やりたい・って、言われた・けど。
カーチャ、おことわり・したの。
カーチャじゃ・なくて。
じぶんを・守って・って。
家の鍵は置いた、遺書も書いた。
忘れ物はー……ないね。
よし
いこうか。
今時分だと何処に居るだろう。
[サンドラの本だけを持ち、男は部屋を出る]
/*
>>@55
ごめん、間違いなく拒否するww
じゃなくて。
そういう聞き方で、メモでアドバイス求めてみよう?
/*
>カチューシャメモ
>表ログが追えn(要約:ピンクがカオスでごめんなさい。)
どんな事になってるんだ……!?
[攻撃が止まった。
何時ものように致命傷を与えようとして――ふと、気まぐれを起こした。
手首の痺れに顔を歪める少年を見る。]
……殺し方、教えてくれって、言ってたな、オマエ。
[静かな声。]
あの時、誰か殺したいヤツが居たのか?
オマエにとっちゃ、俺以外はみんな『村の仲間』じゃねぇの?
[圧倒的な力を前にして、生を乞うでも助けを呼ぶでもなく、抗おうとする姿に、殺すのが勿体なくなってくる。
ラビがもし、自分の囁きに答えてくれるのなら、一緒に人を殺して回らないかとスカウトする所なのだが。]
[...はカーチャの部屋をノックする。]
…言いたい事があるが…
今日はこの部屋に泊めてもらいたいが…
[...は部屋の中にいるカーチャに言う。
拒否なら、...は他の人に「この部屋に泊めてもらいたいが…」と言う。
最終的に誰かの部屋のベットで寝ているだろう…**]
[囁きに、返事はない。
知らず、溜息をつく。
そうなのだ。
この声に、気付く者は少ない。
獣ですら、そう会えるものでもないのに。
ましてや只人が――……。
胸を過るはそよ風のような寂寥感。]
カチューシャを、守る?
[でも、だって、アナスタシアが信じちゃダメって、言ったのに?]
そうね、ドラガノフさんがいってることが、ほんとうなら、そういうこともあるかもしれない。
でも、カチューシャは信用できるの?
[なんだか今までより少し、親近感がわいていたから、心配げに尋ねる]
あー、あの時か…
[ふと男に初めて話しかけたときのことを思い出す]
あの時は誰が人狼だとかしらなかったからな…
しってる?
---あんた 結構 俺たちの間で噂されたんだ
一匹狼の謎の男でかっこいいってね---まったく本当に人狼だったわけだけどさ
―食堂―
……此処には居ないか。
[テーブルの上にはまだ食事の用意が残ったままになっていただろうか。その端の方に、昨日作ったハルヴァがいくつか余っているのを見つけ、手に取った]
はは、ひとつくらいなら良いよね。
[さくさくと口の中で崩れ行く菓子を噛み締めて、何故だか嬉しそうに微笑んだ]
…美味しい。
もう、皆が死なずに済むからだね。とても嬉しい。
[ついでに、と厨房にあったスピーチカとマースラを適当な袋に入れて抱える]
これで、よし。
あいつはきっと腕が立つとか
どこかのスパイだとかね…
[話しながらもごそごそと何かを用意しながら…]
あの時は本当にあんたに殺せる術を習いたかっただけ
[ベッドの下から聞こえる声。]
噂されてンのは知ってたが、どんな内容かには興味なかったな……。
それで?
謎の男が人狼だった訳だが、もし知ってるヤツ――そう、例えばサンドラセンセイやオリガとかいうあの美人でも、迷わず殺してたのか?
[次は何を用意するのか。
この子どもが、自分に答えてくれたら良いのに!
次の『攻撃』への期待と、『ディナー』への期待と、
――興味が沸いた対象に答えて貰えない寂しさと。
感情がぐるぐる回る。
腹を押さえた手に感じる、ぬるりとした血。
ああ、血は、自分だって紅いのに。
目の前の仔兎と自分はこんなにも、『違う』。]
―ホール―
[アナスタシアの部屋に行ったものかどうか、悩んでいる内にドヴァの塔の前にその姿が在るのを見つけ>>441]
あ…おーい、アナスタシア!!
アナスタシア!
[思わず大声で彼女に声を掛けた。
その時の彼女が何を思っていたかなど、気遣う事もせず]
---いや
俺はずっと親父の仇を殺そうと思ってたんだよ
……そうだな思えばそれが聖夜の奇跡ってやつかも
あぁそうかも
[くっと喉をならして笑う]
― 自室 ―
……小腹空いちゃったな。
[“喰事”の前につまみ食いしちゃっていいものかと悩むものの、机の上に置いたハルヴァの香ばしいにおいに釣られ、ついそれに手を伸ばして。
……未だ、ヒトとしての食欲が残っていた事に苦笑する。]
[ さく ] [ さく ] [ さく ]
[ああ。
やっぱり優しい味だ。
今の私には、もう作り出せない味。]
……おいしい。
[この砦でヒトを喰らって以来、初めて。
ヒト以外の“たべもの”に抱いた*感想*]
カチューシャ・は、しんよう・できるの?
……どう、して?
おじちゃん、いい人・よ?
[ 灰翠に、不安のいろ。
それは、本人の口からも聞いたことば、だったから。 ]
おれは---ずっと 親父を殺した人狼を殺したかったんよ
[立ち上がるとダニールの顔めがけて小麦粉でつくったボールを投げつける。
村の野球チームのポジジョンはレフトでかなり肩には自信があった。]
親父の仇?
ああ、もしかして、オマエの親父、喰われたのか。
それで。
『人狼』を殺すのか。
親父を喰ったのと、別人でも。
[ドアの外に、別の気配。
……ソイツにも、自分が人狼と知れただろうが、構わない。後で殺そう。]
可笑しな話だな。
例えば、ロランを殺した結社を恨んで、ナタリーがもしオマエを殺そうとしたら?
「理不尽だ」って、思わないか?
―ホール―
大声で済まないなあ。
いや…君を捜していたんだよ。これを、君に持って居て欲しいと思ってね。
[抱えたサンドラの本を、笑顔でアナスタシアに差し出した]
万が一内容を見て、これが日記だった場合…なんだか失礼だろう?それなら女性が持っているべきだとね。
[だから、ともう一度彼女に向けて本を差し出す]
[話しかけるのに夢中で、反応が遅れた。
……可笑しなのは、自分だ。
此処が戦場なら、とっくの昔に無様に死んでしまっているだろう。
小麦粉の塊を、7%浴びる。]
/*
>とにかくPCとして不自然でない言動を心掛けるべきかと。
どの口が言いますか、どの口が。
[さりぷるの口をむにむに引っ張った。]
ロランは好きで人狼になったんじゃない
ロランは言ってたずっと苦しんでいたんだ
ナタリーが ?
[ずれたような違和感に首を捻る]
な ん だ っ て?
ナタリーだって… 俺と同じ だろ
人狼 を
お前を憎んでいるはずだ
ロラン君もいいひと、だったよ?
だけど人じゃ、なかったもの。
ずっとそばにいてくれたから、ナースチャだけは信じてるの。
ロランは好きで人狼になったんじゃない
ロランは言ってたずっと苦しんでいたんだ
ナタリーが ?
[ずれたような違和感に首を捻る]
な ん だ っ て?
ナタリーだって、俺と同じだろ
人狼をお前を憎んでいるはずだっ!
……ッ!
[浴びた量は少なかったが、勢いは強く、目に入った。
瞬間、ふらつく。]
……遊びは、終いだ。
[二度も、やられた。
屈辱に、声が低く震える。
ごしごしと拳で目元を拭う。]
>>453
これ? サンドラの?
[受け取った本の表紙へ、目を落とす。]
[ふ、と。
いささか固かった表情が弛緩した。]
……わかったわ。
まあ、預かるだけ預かっとく。
[本を抱え、
シュテファンの笑顔を見上げた。]
……でも。
[ 処刑、された、学生。
彼を『わるいひと』と思ったこと。
いちども、ない。 ]
でも、カーチャを、たすけて・くれたよ……?
さっき・だって。
[ なきそうな瞳を、むける。 ]
[好きで人狼になったわけでは。ラビの言葉に、ずきり、どこかが痛む。]
……もう、いいんだ。終わったことだから。
[言い聞かせるように呟く、その一瞬だけは以前の顔。]
―ホール―
[素直に本を受け取ってもらえ、男の笑顔も穏やかに]
……スパシーバ。
[短く、礼を言って何故かじっと男を見上げている顔を恥ずかしげにちらちらと見て]
え、えっと…何かあったのかな。
――……
私は……
私、は……
……………………わからない。
[そう、答えるしかなかった。
最初は、ダニールが怖かったし。苦手でもあった。
けれど、彼なりの“親切”に励まされた事も、何度もあったから。
励まされる時点で、自分はヒトとしての感情が欠落しているのだと、気付いてはいたが。]
[『呼んだ』のと、同時に、背中に熱い、重い、衝撃。]
……ッ?!ああッ!
[倒れ込みはしないものの、前につんのめる。
何とか体勢を整え、何度も瞬いて、小麦粉で涙目になったその視界に、キックの主を捉えた。]
……べ、ルナル、ト……?
[自身は人狼だ。
けれど、ヒトでありたいと思っていた時期は、確かにあった。
……それでも。
ヒトと人狼は相容れない。
ヒトが共存を望んでも、人狼はヒトを喰らう。
人狼が共存を望んでも、ヒトは人狼を恐れ殺そうとする。
相容れないのなら、受け容れるしかない。
自身が人狼である事を。そして、人狼を。
だから。]
……人狼、は。
恨んでない、です……
[泣きそうな灰翠>>461みつめて]
カチューシャは、どうしたいの?
だれかにいわれたら、うたがうの?
だれかにいわれたら、信用するの?
[サンディブロンドをそっとなでる]
…………。
[同胞のコエには、躊躇いがちに返した。
自分が今、思っているままを。]
…………。
[ハルヴァをつまむ際に腰掛けていた椅子を離れ、ベッドへ戻り。
再び、シーツを腕に抱く。]
……十分だ。
[溜息は、彼女に届いただろうか。
今自分は多分、劣勢だが、それを気取られないように注意する。
仮令此処で自分が潰えても――
彼女が生きているのなら、『人狼』の想いを、憶えていてくれる『人』が居るという事だから。]
[礼に頷きを返してから。]
>>463
こんな時に、よく笑っていられるなと。思って…
ちょっと前の印象と、結構違うから。
[痣の話をしていたあの時とも
また雰囲気が異なるように感じられた。]
[勢い余って体勢を崩しかけるが、何とか着地する。
ダニールが体勢を整えている間、ラビの近くに駆け寄ると]
…………いい夜だね。
まさか、あなたがケモノだったとは。
[黒紫色の眸が、自分を見つめる男の顔を映す]
ロランは…あいつは
きっと誰も傷つけたくなかったはずだ。
そんな奴だった!
だから奴が獣になって血をすすらなければならない者だとわかってたら
---俺がロランを殺してやったよ
だからロランが人を恨むなんてことはない
お前なんかとは・・・
ロランは…ロランは絶対違う!
[大きな声で叫ぶ]
カチューシャ・は、どう・したいの?
カーチャは……
カーチャは。 カーチャは、しんじてる・よ。
[ あたまのかたすみ。 うかんだのは。
いつも。 あの男と、争うとき。
――見てるだけだった、養父。 ]
――……
[ ひとみを、ふせる。 ]
……ごめんなさい。
なんて、言えば良いのか。わからなくて。
[時計塔の番人を殺し、惨劇の引き金を引いたのは紛れもなく彼。
けれど、彼が行動を起こさなくても――
いずれ自身が、誰かを喰らい始めていたのではないか?
……否、喰らっていた。
そんな自分に。人狼を、彼を恨む権利なんて、無いのだし。]
……あの。
なんで今、そんな質問を?
[一種の胸騒ぎ、だろうか。
兎一羽を狩るのに、手間取る事など無いはずだけれど。]
…イズヴィニーチェ。
少しだけ、嬉しい事があってね…つい。
それよりも、君も1人で歩いていては危険だよ?誰か…一緒に居た方が良いんじゃないのかな。
僕も、少し用事があるからそれが終わったら部屋に戻るつもりだ。
[それじゃあ、とアナスタシアに別れを告げて、
ゆっくりとした足取りで彼女の元を離れた。
その向かう先は時計塔]
――――ダニールさん?
[囁きが――止まった?
否、単に囁くのを止めただけかもしれないけれど。
……囁く余裕なんて幾らでもある筈なのに。]
あ、あ……
[信じるといいながら瞳をふせる少女>>470に不思議に思うけれど、浮かぶのは安心させるような微笑]
じゃあ、信じたらいいんじゃない?
[ドラガノフを信用するだけの要素を女は持たず。
サーシャの死、嘆いていた少女。
森の子供のところへいけるならそれもいいだろうと思うから。
あっさり言いきった]
あいつの正体を暴いて役人の奴らに見せたら
きっとみんなわかってくれる
この刀が正しいって
[そうベルナルトに声を掛けて胸にしまっていた破邪の刀をみせる]
この刀で人間かそうでないか視る事ができるんだ
コイツさえ倒せば、後は…
―ホール―
>>472
ふーん、そう。
[嬉しい事があってと聞けば、浅く頷く。]
ええ。あたしもそろそろ部屋に戻るわ。
シュテファンも、気をつけてね。
[彼を人狼ではないかと、疑った事もある。
それでもこう挨拶を返した。]
そうだよ。
…僕は、君を助けに来たんだ。
[片手で隠し持っていたナイフを取り出しながら。
ラビからかけられた言葉には、微笑む余裕はさすがになかったが確りと頷いて]
ダニールがケモノだってこともわかってる。
だから、ラビ。
――君の持っている刀を、僕に預けてくれないかい?
[今の力なら。
ラビの刀を二度と使えないように封を施すことができる――。
実際、ダニールが人狼である情報さえ掴めればラビを見捨てることもできた。
それをせずにこうやって刀に封を掛ける方向に決めたのは妖魔の情か、あるいは気まぐれか]
人間を、恨む?
[変なことを言うのだな、と思った。
人間は様々。人狼も様々。囁きを共にし、人狼の自分より積極的に人を害することを楽しんだユーリーだって、種族としては人なのだし。]
あいつは嫌い。
[名も知らぬ人狼、自分を狼に作り替えた男を指して言う。]
あの結社員たちも嫌いだ。でも。
人間も、人狼も、全体を恨むなんて非合理だ。
[争いを知らず、食欲からも解放された青年は、綺麗事の中。]
好きな人たちとは一緒にいたいな。
だから皆、はやくおいで。
[友達を遊びに誘う子供のような。弾んだ口調で生者を見守った。]
……う、ん。
[ うかぶ微笑。
つられるように、ほほえみ。 ]
[ ――ああ。
やっぱり、ねえさまは、やさしい。 ]
―時計塔 鐘のある場所―
っは……
[先程訪れた場所へもう一度駆け上がる]
此処なら、誰にも…迷惑にはならないだろう…
部屋でとも思ったけど、ね。
[抱えていたスピーチカとマースラを広げ、深い呼吸]
――最後に、皆の顔を見て行きたかったけど。
ベルナルト、怒ったりしないかな?もしもそうなったら誰かが宥めてくれると嬉しいねえ。
[---そうして]
やっぱ、俺、奇跡とか性にあわねーのかもな
[ニッコリ笑って]
救世主に頼るより自分で…
[そういうとベルナルトの目の前で白木の柄を手にしっかと握り すぅ---と音もなく鞘を抜く]
すごいな、ラビ。ダニール相手に一本取るなんて。
[生き残っても苦痛が長引くだけと思いながら、幼馴染みの活躍には嬉しそうに。]
……ダニール。ナタリーを一人にしないで。
[黒狼の窮状に、ぽろり意図せず言葉がこぼれた**]
だ、大丈夫よ、ね……?
あのひと、強いもの……
[胸騒ぎは止まらない。
もし、万が一の事でもあれば。
……人狼は娘一人となってしまう。
胎の仔の為に、生きたいと思った。
けれど、彼を喪えばそれも出来なくなってしまうのでは――?]
[それに、仲間を喪いたくないという思いも確かにあった。
どんなにか残酷な男でも。
彼は自分と同じ“種”なのだから。]
/*
そして、幼馴染と相方とをまとめて喪う日なんですよNE!
オリガは占い師の事は知らず仕舞いだったけれども、背後はかなり頼りにしてたので辛い、な。うん、辛い。
[浮かぶほほえみ>>484
やさしいのは少女のほう。
ふたりっきり、いつまで話していただろう?
いつしか眠りの淵へ**]
[僅かに震える手は喜びからか、恐怖からか
マースラの蓋を開けて高く掲げ、頭からそれを浴びて
空になった容器を無造作に捨てた]
僕が死ねば、皆が不必要に傷付く事も無くなる
僕が死ねば……誰も…悲しむ事なんて無くなるんだ
[うわ言のように死を謡い、スピーチカを束ねて擦り。
僅かな躊躇いの後、それらを自らの頭上へと放り投げた]
……!?
[突然微笑んだ少年。
まさか。
感づかれた――自分の正体を?]
ラビッ!
その刀を寄越すんだ…………っ、抜いては駄目だ!!
[口調を荒らげて、無理矢理に少年の手から刀をもぎとろうとしたその時だった。
刀の鞘が、音もなく抜かれた]
[ ああ。 だから。
このひとのことは、願わなかったのだ。 ]
[ とびらを叩くおと>>434は、そのあたりだったか。
髭男の姿が見えたなら。 ゆるく首をふる。 ]
ねえさまが、きてる・から。
[ やさしい、ねえさまが。 ここにいるから。 ]
―回想・遠い日 書庫―
[珍しくも書庫で本を読んでいた日のこと。
子供たちが押しかけてきて、目の前で調べ物を始めた。
一体何を調べているのか彼らに問えば、答えはこう。
妖魔の森に咲く、奇跡の花。
誰かが、そんなことを言いだしたらしい。]
……い、いかな、きゃ。
[立ち上がり、慌てて階段を駆け下りるものの。
“喰堂”は、ピャーチの塔にある。
……誰かに鉢合わせはしないだろうか。
そう思うと、このまま駆けつけるのは躊躇われて。
通路に誰も居ない事を、誰からも見られていない事を確認しながら、慎重に。
ふたつ離れた塔へと、向かう。]
― →ピャーチの塔へ ―
[その花の形状はどんなかしら、
生えているとしたら、湿った場所?乾いた場所?
妖魔って、どんなモノ??]
[ああ是非ともその花を見つけたい、
広げた本にヒントを求め、子供たちの顔が輝いていた。
奇跡の花の噂が密やかな盛り上がりをみせたは
それからすぐ。]
[いつもの遊び場の、あの森]
[ほんとうに、そんな花が咲いているのだろうか、
ほんとうに、妖魔が棲んでいるのだろうか。]
[なんて、ごくたまには想像を楽しんだ]
―回想・了―
[鏡のごとき、刀の刀身。
そこには何も映っていなかった。
いや、映っているものは――自分の真の正体。真の名前。
その名は、《虚無》]
…………あ。
[ 農夫。
修道女。
商人の男。
牛飼いの少女。
教師の男。
召使いの女。
薬師見習いの少年。
花屋の娘。
小説家の青年。
他にもたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん]
…………ああ。
[もう既に記憶の森から立ち去ったはずの、
今まで寄生して魂を喰らってきた全ての者たちの、
無念の奔流が。
憎悪の奔流が。
怨嗟の奔流が。
絶望の奔流が。
一気に、頭の芯まで直接響いてきた]
うああぁああああああああああああああッ!!!
[痛い、
痛い、
痛い、
痛い、
痛い。
直接頭蓋を傷めつけられるような、かつてない激痛だった]
[妖魔は、ニンゲンの精神に宿る存在。
ニンゲンに寄生している間の妖魔が祓われることは、すなわち。
一時的に精神を破壊されることによって、宿主の精神が死への衝動に襲われることを意味する]
……………っ、はぁ……はっ。
[ひとしきり咆哮をあげた青年。
黒紫の瞳は、焦点を失い。
父の形見であったナイフを振り翳すと、]
ぐ……ぅ。
[身体には、こんな時でさえ痛みは感じなかった。
代わりに、身を焼き尽くすような熱さが襲う。
まだだ。まだ足りない]
[だから、もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度。
刺しては抜く、を繰り返した。
その度に、口から溢れる血、辺りに飛び散る鮮血。
おしまいは自分の喉を。
ナイフが、妖魔を断罪する逆十字のように見えて。
最後の熱さを、味わった]
―聖痕の嘆き―
[男の聖なる痣は、確かにその身を護り続けて来た。
言い伝えられるままに男とその周囲を祝福し、見守り続けた。
しかしある日を境に男は大切なものを全て失い、
それを忌むべきものとして扱った。
いつしか、男の言葉通りに…痣は降りかかる災厄を全て周囲へと撥ね返すようになった。
痣が在る限り、男の命が在る限り、それは終わらない]
[炎が踊る。
赤い火が、男を舐める。
女はちらりと村の方を見て、燃え行く菓子職人を見て]
馬鹿な、ことを。
[もう一度、唇が動いて。今度は音を紡ぐ。
踵を返す、男を送る弔いの鐘を鳴らすため――**]
…はっ?
[ベルナルトの顔がだぶってみえた…
何人も何人もの違う顔
その後に耳を塞ぎたくなるような叫び声が聞こえて]
やめて…やめて いったい…
[続けて起こすその動作…あっけにとらわれ動く事も出来ずに]
何? 何がしたいんだよ?
ぐ、が……ぁ………………ぁあ……ッ!!
[右手にナイフを握りしめたまま、断末魔の声を上げて。
血に濡れた金の髪がふわりと広がったのも束の間、青年は血で浸った床へと崩れ落ちる]
…………――。
[唇が、血を吐きながらも小さく何かの単語を、声にならない声で紡いだ後。
開かれたままの黒紫の眸は。
すぐに、光を失った。
*虚無の主が還る場所は、果たして――*]
/*
まあ鳴りませんが鐘。
すかーって紐を引くんだよ、たぶん。
ベルナルトもお疲れ様でした。
ラビももう一息頑張ってです。お休みなさい。
え……?
[それはほぼ同時か。上がる炎と上がる血飛沫。]
なんで……。
[呆然と呟く。なんでこんな苦しい死に方を。]
ユーリー……っ!
なんで優しく送ってやらないんだ……!
["記憶"をたどれば、シュテファンのほうの理由はすぐにわかった。残酷な狂い人に歯噛みするけれど。
友人の理由の方が、わからない。
ナイフが突き立てられるたび、痛そうに顔をゆがめた。]
[青年が、狂い、自らを傷つけていく様を、呆気に取られたように見る。]
は…………?
[何が起こったのか、理解出来ない。
ただ、何時もなら喰欲を誘う血の匂いが、今は何故か酷く身体にまとわりつくようで。
…………重くなる、身体。]
……ンだ、コレ……?!
[急速に力が抜ける。]
やべぇ……っ
[焦りに声が上ずった。
とにかく、仔兎の『料理』をしなければ。
変化させた腕を、ラビに突きだした。]**
はぁ、
はぁ、
はぁ、
はぁ、
[階段を駆け上る。
焦りからか、距離の割には息を切らしていて。]
――ダニールさん!!
[少年の部屋へ駆けつければ――]
…………え……?
[其処には、まるで予想していなかった人物の遺骸があった。]
― ピャーチの塔・2階 ―
ぐっ…はっ
[急速に変化する獣の腕になぎ倒されて壁へと激突]
あぁ……
[少しくらいは刺し傷をつけられたか確めるすべは無い
頭がくらくらして…]
……ねえさま。
ねえさまには。
奇跡、……あった?
[ にこにこと、*笑う*。
やさしいねえさまを、困らせたくないから。
――彼女の話に、
[何が何だか、解らない。
一瞬の間、遺骸――恐らくは、ベルナルトの――を見詰めていたが。
直ぐに、同胞と占い師へと視線を移す。
……占い師は、傷付きながらもまだ生きている!>>518
そして、負傷した様子のダニールと。>>516
ああ、深く考えている余裕などない!
とにかく、加勢しなければ。]
――っく……
[全身の力が抜けていくのを、感じた。
それでも。
ゆっくりと。
ゆっくりと。
少年に歩み寄る>>522]
[――顔が間近に迫れば、少年にも、駆けつけた人物がが幼馴染の娘である事が解っただろうか?]
――っく……
[全身の力が抜けていくのを、感じた。
それでも。
ゆっくりと。
ゆっくりと。
少年に歩み寄る>>522]
[――顔が間近に迫れば、少年にも、駆けつけた人物が幼馴染の娘である事が解っただろうか?]
わ た し も じ ん ろ う な ん だ
[にたりと、笑んで。
少年の手を取っている方の、手を。
――――月白色のけものへと、*変えた*]
[ゆっくりと 誰かが近付いてくる]
血はとまることなく流れ続けて
霞む目、真っ赤な血…こちらをじっとみているのは
幼馴染の少女、仲の良かったトモダチが守っていた彼女…
ナ タ リ ー ヨ カ ッ タ
[にっこりと微笑む]
/*
襲撃先指差し確認!
空気読まない子でごめんねごめんね。
明日ダニールさんのロールに合わせて動く形でいいかしら……
とりあえずおやすみなさいです。
―妖魔の森―
[とある青年が、命を落としたのとほぼ同時。
森を覆っていた妖魔の力が、かき消された。
そして、樹が。草が。花が。
急速に枯れ始めてゆく。
それは、森で摘んできた草花でさえも例外ではないだろう。
森の主の消滅に。
そこに居た全ての動物や鳥が、轟かんばかりの咆哮をあげた]
―深夜・ラビの部屋―
[狼たちが食事を終えて、部屋を立ち去った後。
はらり。
はらり。
どこからか舞い落ちてくる物。
はらり。
はらり。
それは青年の骸の周りに、落ちてゆく]
[はらり。
はらり。
血に濡れていないものがあれば、何なのかわかっただろうか。
はらり。
はらり。
それは――虹色をした、薔薇の花びら。]
[奇跡の花は、花の形を無くす。
その花が象徴するのは、私利私欲のために乱用していい不思議な力ではなく。
――人間と妖魔の、在りし日の共存。
しかし、占い師に妖魔が祓われてしまった今となっては。
花は、花としての形を保てなくなった。
ゆえに、崩れて花びらに。]
―深夜・ラビの部屋・了―
―記憶の森:人形師見習いの少女のおはなし―
[死の間際に青年が見たゆめ。
あれは、まだ幼かった頃の出来事]
…これを、こうして。
これは、ここに置いて……。
[昨夜に雪がよく降った日。
少年の母が、人形店の人形を買い求めに店の中にいる間。
少年は店の外で、ある思いつきを実行に移していた]
よーし、できあがりっ。
……オーリャ?
[ベールニャ、と自分を呼ぶよく知った声。
店の扉から顔を出している、亜麻色の髪の少女の元へ。
少女は、寒いから中で暖まったらいいのにと少年を気遣って声をかけてくれた。
いつも心優しく、気配りにあふれた子]
ぼくは大丈夫だよ。
それよりオーリャ、見せたいものがあるんだ。
[少女の小さな手を取って。
少年は、店の前に置いてある“それ”を見せた]
ほら、スニェークアヴィク。
こうしてかざっておけば、お店の前を通る人たちへのマスコットみたいになるでしょ?
[そこには、二つの雪だるま。
ちゃんとしたまあるい雪玉ではないけれど]
こっちが、ぼく。
で…そっちが、オーリャ!
……どう?似てるかな?
[雪だるまの顔や服装は、二人に似せて作られてあった。
少年の目には大きな蒼い石、少女の目には大きな緑の石。
二つの雪だるまは、寄り添うように一緒だった。
その後の少女の反応を見て、ますます少年が喜んだことは言うまでもない]
―記憶の森:人形師見習いの少女のおはなし・了―
―さいごのことば―
[命の灯火が尽きる間際。
青年の脳裏に幼い思い出と共に浮かんだのは、幼なじみのこと。
オーリャが、自分の名前を昔のように呼んでくれて。
夢みたいだった。
それが彼女の心をいつか傷つけることはわかっていたのに、舞い上がって。
でも、今の彼女の心が傷ついたままなのも嫌だったのだ]
[結局、自分はオーリャの心を傷つけることしかできないみたいだ。
いきるって約束を、破ったんだから。
彼女は自分を嫌うだろうか。
いっそ、ベクトルが悲しみに向かない分とことん憎んでくれた方が楽な気がした。
また、オーリャとなら、奇跡が起こせるかもしれないと思った。
自分が妖魔から解放されて、元の人間として彼女と生きることができるかもしれない、と。
……妖魔の宿主が奇跡に縋るなんて、なんてお笑い種だ。
それでも。
生きたいと、奇跡を起こしたいとかつてないほどに思わせてくれた彼女には、感謝しなければいけない。]
[さいごのことばは、彼女のなまえ。]
[長い亜麻色の髪を、
綺麗な常磐緑の瞳を、
自分の名を呼ぶ声を、思い出しながら。]
/*
はふー。
妖魔の設定や、五年前の人狼騒動についてはソードマスターヤマト並みの回収だったなー。そこは反省せねば。
/*
うん……まさかこの軽薄男で恋愛RPできるとは思わんかった。
オーリャ本当にいいのかな。どきどき。
まあ、たとえオーリャの好きが幼なじみとしての好きでも全然いいけどね!!
/*
とりあえず。死ねてよかった…。
生き残ったらどうしようとか毎日心配してました。
まあ人狼と占い師の対決に乱入してうっかり呪殺されて死ぬ妖魔とか間抜け以外のwwwwww何者でもないwwwwwww
悲しんでくださった方がいい人すぎる…(´;ω;`)
中身ですら、どう足掻いてもこの展開はギャグに取られるだろうと思ってたんだ…。
/*
おはよう。
>>@46と>>@48真ん中の理由から、
カーチャが求婚者だとか、おじちゃんがカーチャに求婚して振られてるとか、もうモニターの前の皆さんにはバレバレだから、隠すとロールが回しにくいなら無理に隠そうとしなくていいのよ。
>>3:@27はサンドラ先生に話すなら、ここは伏せて欲しいって部分だったから。
ただ、カーチャはシステム的には求婚者って役職だけど、ロール的にはそういうわけじゃないの。
だから、【表で「カチューシャは求婚者」って言い方はしないでほしい】の。
/*
それから、みんなが言ってる「他のPCにどう思われるか考えて」っていうのはね。
部屋には1人分のベッドしかないの。
おじちゃんと一緒に寝るって、どこで?
人の部屋に上がりこんで、その部屋の人を床に落としてベッドで寝るの?
それとも、1人分のベッドで2人?髭のおっさんと?
まともな人なら、すごくいやよ。
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