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一年に、一度だけ。
今年も聖なる一日がやって来た。
聖夜に訪れるのは、奇跡か。それとも。
時計塔の番人 ウートラは、村人 を希望しました。
[番人は空を見上げた。]
[村は俄かに浮き足立っていた。
広場の中心には、綺羅綺羅と飾り付けられた大きな樅の木。
その煌びやかな光の影で、人知れず流れる、噂。
村役場の周辺だけは。
寒さに違わぬ張り詰めた空気に包まれていた。]
[風が吹いた。 今夜は、吹雪に成るだろうか。]
村長の子息 ユーリー が参加しました。
村長の子息 ユーリーは、妖魔 を希望しました。
――早朝・中央広場――
その人形はもっと高いとこに。つぶれてんの目立たない方がいいだろ?
[梯子から巨大な木へと手を伸ばす村人を見上げ、掲げた指を上空に払う。
意地悪そうに笑いながら、ヨールカの飾り付けの指示を出す。
当日まで作業が延びたのは、役場の怠慢か、あるいは噂のせいか。
どちらにせよ緊張も何もない所作で、作業を見る。]
リンゴとかはその辺。
……あ? 親父の指示と違うって? いーんだよあいつセンスねえから。
[吐き捨てるように言うと、懐から紙巻き煙草と燐寸を取り出す。すぐに火を灯した。
紫煙が白い空へと混ざって伸びていく。思い切り吸い込んだ後、満足そうに一息ついた]
料理人 ドラガノフ が参加しました。
料理人 ドラガノフは、おまかせ を希望しました。
[村にコートを背負った一人の男性が入ってくる]
やっと、7(10)年振りに故郷へ帰ってきたな…。
みんなは元気にしてるかぁ?
[男はそう言い、村に入っていった]
んなこと気にしてっと、足滑らせておとぎ話の水車みてぇに凍っちまうぞ?
[煙草を咥えたまま、喉で笑う。
噂を真に受けていたらしい職員の一人が、本当に足を滑らせかけて、慌てて梯子にしがみついた。
それを見て、く、と低く笑う]
[ふと作業から目を離し、榛色の髪を掻き上げて、遠くの空を見た。癖毛の間から、鮮やかな赤い耳飾りが覗く。
見上げた先には、薄い空を突き上げる時計台と、深い深い暗い森。
睨むように眼を細めると、煙草を強く噛んだ**]
料理人 ドラガノフは、求婚者 に希望を変更しました。
/*
開始直前に第一声かけたぜヒャッハー!と思ったら、プロローグが最初から祭り初日ということを忘れていた。
ドジはもうこれだけにしたいところである。
ヽ(`Д´)ノ
――早朝・中央広場――
[...は村を見渡す。大きな木に住宅地があまり変わらない状態を見渡す]
村はそんなに変わってないそうだな…。
長い間、留守にしていたからな…。俺の家がホコリだらけになってないといいがな…。
[...は手を振っているユーリーを見かける。]
久し振りだな。ユーリー。
よーおっさん。またふけたな。
[にやりと笑って軽口をひとつ。
ドラガノフの背負う外套とは対照的な薄着の身をくるりと向けた]
今度はどこまで行ってきたんだ?
土産話と祭り用の料理でも用意してくれたら、家の掃除くらい手伝ってやるよ。
[投げやり気味な声を掛けると、帰路を行く彼の背を見送った**]
/*
とか言った直後に会話が遅れるとかもうね!超いつも通りだね!
まあ、多分ドラガノフは好印象でいいんじゃないかなこいつ。
嫌悪が激しいのはきっと女性の方。
/*
ユーリーはキャラ予約もいちばんだった。(たぶん
やるきじゅうぶん、殺るきじゅうぶん!
こんなユーリーはfortmorstに決まってる[決め撃った]
なんだか直前になってバタバタしてすいません。
うん、私だけ。
なんとか村建てられました。いろんな人にありがとう。
バイト先は爆発しろ\(^o^)/
雑貨屋の娘 ナタリー が参加しました。
雑貨屋の娘 ナタリーは、人狼 を希望しました。
― 自宅 ―
Тихая ночь,дивная ночь!
Глас с небес возвестил:
[スポンジケーキに苺やクリームを飾り付けながら、娘は囀る]
Радуйтесь,ныне родился Христос,
Мир и спасение всем Он принёс,
[娘が生まれた日に、母が贈った唄を]
Свыше нас Свет посетил!
Свыше нас Свет посетил!
[そう、この日は娘の誕生日]
ふぅ、できたっ。
[白と赤で彩られた、シンプルで大きなケーキは。
聖夜に皆と食べる為のもの。]
[自分の為のケーキは、それとは別に焼いてある。
片手の平に収まるくらいの、小さなケーキ。]
[15年前までは。
三人で食べるには充分すぎる大きさのケーキを焼くのも、唄うのも母で。
そして父が獲った鳥の丸焼きや、木の実のサラダに舌鼓を打ちながら。
生まれてきた慶びを噛み締めたものだった。]
[けれど二人はもう居ない。
3歳の誕生日を迎えた日の夜――
その日の娘の記憶と共に消えてしまったから。]
[娘が、物心付くか、付かないかというくらいの頃。
娘の父は、街から来たという商人の女と親しげに話している所を何度か目撃されていた。話の内容までは、誰にも聴かれてはいないだろうが。
“あの日”の晩――父が女を腕に抱いて、森へ向かう所を見たという者も居る。
そして、その翌朝。
ウォロフ家には、父だけでなく、母や娘の姿も無く。
不審に思った村人達は、目撃情報を頼りに森を捜索し。森を抜けた先にある、崖の下で――満身創痍で倒れている母と娘が発見された。
母は、既に事切れており。娘はあと少し発見が遅れていれば手遅れであったであろう程の重態で。
娘が意識を取り戻した時には、転落時のショックからか、両親の消失に関する記憶を全て失っていた。]
[父が家族を捨て、母以外の女と逃げたらしい事。
それを知った母が、娘と心中を図ったのであろう事。
娘は、村人達から聞かされていない。
ただ、“両親は事故で亡くなった”とだけ。]
[けれど、15年も村で過ごせばやはり両親の噂は耳に入るもので。
家族を捨てた父を。
自分を殺そうとした母を。
心密かに恨んでは、いる。]
……お父さんとお母さんに、逢ってこよ。
[娘は薄紅色のロングコートを羽織り、自宅で育てているバコパの苗を一つ手に取って、自宅後にし。
雪道をさくさくと、*歩く*]
― →墓地へ ―
人形師 オリガ が参加しました。
人形師 オリガは、霊能者 を希望しました。
人形師 オリガ は肩書きと名前を 人形師見習い オリガ に変更しました。
/*
しょっぱなからガンガン喉使っちゃうのはさりぷるだけ!
というわけでどうもどうも。Hollyhockこと堀井さりぷるです。
BBS以外のRP村、初の進出ですーヾ(*´∀`*)ノ キャッキャッ
トロイカのキャラセットは独特の色気というかエロスがあってとても好きです。えへ。
ナタリーはラテン語でクリスマスに生まれた子って意味なんですって。なので誕生日を聖夜に設定してみたり。
あ、肩書きは特に深く考えていません。単なる村娘だと某パメラと被っちゃいそうとかそんな理由でなんとなく付けたので多分活かされません。(おいこら
素狼希望。通るといいなぁ。呪狼や智狼はRP出来る自信なかったから希望しなかったれす^q^
って14人村だと素狼2人になるのかぁー。
[中央広場を一望出来る店構えは、店主の趣味か。
大きな窓から店内を覗けば、様々な人形が広いとは言えぬ店内に所狭しと並んでいるのが見える。
木の風合い豊かなもの、一枚一枚布を選び作ったもの、
或いは、旅人が預けて行った何処の地方の物とも知れぬものまで。
工芸品、細工品―――それだけでは心許無いと、今では衣類の簡単な手直しも請け負っている。
最早、人形店を名乗るのが相応しいかも分からない。
何を思って店主がこのような店を作ったのかも、分からない]
[暖かな室内、仄かに曇った窓の外を見詰めている。
暫くして、我に返ったかのようにお留守になった手元へと視線を落とした。]
いけない。急がなくちゃ。
[外では、ヨールカが順調に飾り付けられている。
ひとつ呟いて、再び筆を走らせ始める。
最後に置かれるДед Мороз――ジェット・マロースの人形は、未だ完成していない。*]
/*
実はナターリヤがナタリーの愛称なんだぜっていうね。
ああ、突っ込まないであげてください……
というわけで今回は略称NG無し。
百合はうーん……恋愛感情ありだとNGだけど、友情なら全然OKなんですよね。
お、いつの間にか1人増えてる。フルメンバーになるといいなぁ。
/*
ユーリー、フォルトさんかなぁと思ってみる。
や、同村した事は無いのですが。
ふ、負縁故バリバリなキャラにできる自信は無いですが、せめてがんばってグロります。ひゃっはー!!!
……狼取れるといいなぁ。
すながみの花つみ カチューシャ が参加しました。
すながみの花つみ カチューシャは、妖魔 を希望しました。
ぽいん……ちあ
[ ひとつ。 ]
すと……りれ……?
[ ひとつ。 ]
…………ぷりむら!
[ ゆびを指し。 ]
くりびあ。るぴなす。がーべら。すとっく。
[ にこにこ。笑顔で。 花をつむ。 ]
[ じかんもばしょも、おかまいなし。
どんな花でも、ここに咲く。
ふしぎな、ふしぎな、ストラーンヌィ。 ]
[ しかられたとき。
こころが、かなしくなったとき。
カーチャはいつもここにいる。
くらい、くらい、森のなかで。
きこえるのは、とりのこえ。
ざわめくのは、木々のこえ。
それだけ、それだけ。 ]
らん
[ 両手、いっぱい。 花のはら。
にこにこと、笑顔のまま。たちあがる。 ]
とくべつ。
[ ふわん。 ゆれる。 黒のフレア。
はずむ。 森をでて。 白い吐息。
ちらと。 とおりすぎる墓地。 見えなくなる影>>13。
たたく。 たどりついた扉。 教会のいりぐち。 ]
きょう・は・とくべつ・だから
[ 聖なる、聖なる、スヴャトーエ。
今日だけは。 とくべつな、*サチェーリニク* ]
/*
あさくらさんの村と聞いて!ノシ
今回は女性だぞ女性だぞ女性だぞ……!!
自分に言い聞かせておかないと色々ダメな気がするのでした。
入村後の発言は事前に作ってあったけども、自己紹介とか忘れていました……ええと、姓名辞典姓名辞典。←
/*
ちなみに弾かれたら多分人ですので、父は浮気して逃げて母はナタリーと心中しようとしたって設定がそのまま継続されると思います。
その場合は素村のがいいなぁ。
/*
寝て起きてからにしようと思ったけど
けっこう人きてたから入村しとくのよ。
もうどっからどう見ても中身隠す気がないのよ。
放埒者 ベルナルト が参加しました。
放埒者 ベルナルトは、妖魔 を希望しました。
―少し前のこと・隣村の酒場―
[新年の準備で浮き立つのは、どこの村も同じ。
ありふれた佇まいの酒場の前を、すやすや眠る少女を背負った父親が通り過ぎる。
その父親の目に“ある光景”が留まって。
それを怪訝そうにじろじろ眺めた後。
まだ年端もいかない娘が寝ていてくれてよかったと、心中でそっとため息をついた。
――酒場の前では、青年と女が熱烈なくちづけを交わし合っていたところだったから。]
ふふっ…じゃあ、またね。
聖前夜を可愛い君と過ごせて、本当に楽しかったよ。
[くちづけを終えて、青年は女の髪をやさしく撫でる。
女は甘えるような瞳と少し尖らせた口で、今夜もこちらで過ごせばいいのにと不満を漏らしたけれど。
それには柔らかく微笑んで。]
まあ、さすがに今日は家に帰って腰を落ち着けないとね。
それに――これ以上共に過ごせば、僕はますます君に心を囚われて……帰ることすらままならなくなりそうなんだ。
[実際は、大して心にも思っていなかったが。
女がその後も続く“愛の囁き”で機嫌を直したのを見れば]
……うん。
あと、おばさんには食事と美味しいクワスのお礼を。
はは、大丈夫だって。
またすぐに、会いにいくさ。
[相手が変われど、このやり取りもほとんど恒例行事みたいなもので。
見送る女に手を振りながら、村へと続く道を歩んでいった]
―村の入り口付近―
……さて、まずはどこに行ったものか。
[ぼやきながら、勿忘草色の瞳を細める。
あの遠くに見えるのは。
村で最も高い建物――時計塔。
荷物の中の“贈り物”を思えば。
最初に行くのは、あそこだろうかとも、思うけれど。
やがて、青年の足は*村の中へ*]
/*
はふー。
はじめましての方も、同村経験のある方もよろしくお願いします。
むーつという最近RP寄りにシフトしてきたへたれPLです。
/*
……だいぶ眠さでやられてるからって、この文章のへぼさと遅筆さはどうなんだ自分。
ネタ抜きでそんなんで大丈夫か。
しかも出落ちならぬ出ビッチですよベルナルトさん。
さすがに今回の設定で村内での恋愛RPはないだろうなwwwww
/*
しかしシリアス系の村で男キャラ演じるのも初めてだし、ましてやこんなタイプの男キャラも初めてだしで、ちゃんと扱いきれるかなあああ!!
でもベルナルト使いたかったんだ…!
鳴門かわいいよ鳴門!!
まあ私のキャラ=精神面の打たれ弱さはピカイチだから、ナルトも例外ではなく本質はへたれです。
遊び人で定職なしでへたれとか、本格的に動かす前からダメ人間すぎるだろwww
/*
悩んだのは肩書きで。
最初に考えてた「放蕩息子」がちょうど最近あった列車村のベルナルトと被ったので。
でも職業もないし、かといって「若者」「青年」は誰かと被りそうだし、「遊び人」は微妙にイメージと違うし。
だから「無職 ベルナルト」とかいう出落ちすぎる肩書きを、一時は本気で考えてました…。
/*
うわーベルナルトにめっちゃ負縁故向けてぇー。
ナタリーはひっそり父親を恨んでるから、“父と同じ”女癖の悪い人嫌いなんだよね。でも心のどこかで父に愛されたがってる的な。
問題はベルナルトの品行不方正っぷりが周知の事実なのかどうかだなぁ。
狼取れるかどうかで縁故の向き方変わりそう。
―自宅―
[...は帰るなり、荷物を置き部屋を見回る。]
これは…。
[+パー+だった。
グー:ホコリだらけの部屋 チョキ:7年前と変わらない部屋(ホコリ38%) パー:ピカピカの部屋]
[部屋はピカピカになっていた。多分誰かが掃除したと思われる。]
ふむ。綺麗にしているな。
わざわざ俺の部屋まで掃除するとは…。綺麗好きの暇人だな…。
[...はそう言うと、一旦村の施設を移動する事にした。向かった先は…+パー+
グー:村役場 チョキ:教会 パー:川]
/*
うん、ユーリーはフォルトさんですよね。人を嫌うのが大好きそうなところがw
ナタリーは多分ユーリーにきらわれてるぉ^w^
[花を両手一杯に抱えたカチューシャ>>20とすれ違えば、]
あら、カチューシャ。
あなたも祭りの準備かしら?
[そう笑い掛けるが、彼女はこちらを気にするでもなく教会へ向かっていってしまったので、思わず苦笑した。]
[そうして、墓地へ辿り着き。
娘は、二人が好きだったバコパの苗を二人の墓標の前に置く。]
ねえ、お父さん。
私達を捨てたって、本当なの?
ねえ、お母さん。
あなたの殺そうとした娘は、今夜18歳を迎えるのよ。
あなた達が“亡くなって”から15年。
今年は奇跡が起こるのかな。
――……
[暫し、心の中で二人に語りかけ。
常にポケットの中に入れて持ち歩いている――を取り出し、握り締めた。]
お父さん、お母さん……
[父が細工を施し。
母の編んだ黒と銀の紐を通した。
瑠璃《ляпис лазурь》の首飾り。]
[最期の夜。
娘が記憶を喪う直前に、二人から貰ったプレゼント。]
[あの日以来、娘がそれを身につけることは無い。]
[けれど、心のどこかでは。
二人が自分を愛して呉れている事を信じたい気持ちがあるのか。
手放す事は、出来ないでいる。]
/*
あれ……3回くらい連続でメモ貼ってるのにAct減ってない。
どういうことなの……
非通知にしたから、なのかなぁ……。
― 店内 ―
[絵筆で描き込みを入れ、慎重に塗料を塗り重ねて行く。
白、薄藍、黒、朱――]
……あ。
[筆が止まり、瞳を僅かに見開いた。
ブリキの容器に、水が殆ど残っていない。]
どうしよう。
取りに行かないと駄目、かな。
[曰く。赤色はこの村の河水で溶け、と。
弟子入りして最初に教え込まれたのは、この徹底した拘りで。]
んん。
[ちらと、店奥へと続くドアへと困った様な視線を向けた。]
[元より、ルールを破るつもりはない。
けれどこうも寒いと、希望はなくとも念の為…そう、念の為に、御伺いを立てたくもなるもので。
すう、と息を吸い。店の奥へと声を掛けた。]
ししょうー。お師匠様。
お水、やっぱり取りに行かなくちゃ駄目ですか?
[耳を澄ませる。]
………。
寒くても、ですか?
[扉をそっと開け、師匠の様子を窺って。
目にした"返事"には、眉を下げた。]
………うう。
了解しました。
/*
>川には水車があり、最初は動いています。が、1日目に凍って動かなくなってしまいます。
あ、あれ。
プロではまだ川は流れている、で良いのですよね…? ね……?
凍りつつあってシャリシャリしてるかしら。
[作業台から転がり出た塗料の蓋を慌てて拾えば、今度は筆が落下事故を起こしそうになっている。
常よりも雑然とした店内を見回して、溜息をついた。
今の時期は仕方の無い事。分かっていても、早く仕事を終え祝福ムードに混ざりたいと気が急いてしまう。]
頑張らなくちゃ。
手早く済ませて、ささっと帰って来よう。
[背にしたクローゼットからコートを取り出し、ふわりと袖を通す。
雪兎を模した手製の置物を店番代わりに机へと置いて、足早に店を出て行った。
これが"外出中"を示すことを、店を訪れたことのある村人は知っている。]
………っっ。
[ひゅうと風が吹く。
思わず身を竦め、ブリキのポットを抱える腕に力が籠った。]
徹底防寒でこれでは……完全に敗北ですね。
[ひとりごち、川の方へと歩いて行く。
小走りでは風が強く感じられ、かといって亀の歩みでは冷気に触れる時間が長くなる。
何れにしろ寒いのだけど、外を歩くならどちらがより良いのだろうかなどと、半ば現実逃避気味に考えながら。
からん。ころん。
ポットの持ち手が音を立てていた。**]
――あ、そうだ。
叔父様の家……
[両親を喪ってから。
娘は叔父であるドラガノフに養って貰っていた。
ある程度の生活力が付いてからは、自宅で過ごす事が多くなったが。
彼が村を出るまでは、二日に一度は訪ねて、家事を手伝っていたものだった。
そして、7年前に彼が村を出てからも。
週に一度は訪ね、家の掃除をしている。
自分を育ててくれたせめてもの恩返しにと。]
[確か、最後に掃除をしてから今日で一週間。]
お掃除しに行かなきゃ。
[祭りの準備の事に気を取られ、うっかり忘れそうになっていた。
夜までまだ大分時間がある。今のうちに掃除をしておこうと、叔父の家へ向かった。]
/*
うん、10歳になった位の頃に一人で色々できるようになったって事か。ナタリーは結構しっかり者のようです。
中の人があたまパーンしてるから、しっかり者RP苦手だけどね!
[道中、ヨールカに飾り付けをしている職員達や、彼らに指示を出しているユーリーを見かければ>>1]
おはようございます!
……風、少し強くなってきましたね。
夜までには止めばいいんですけど。
[飾りが吹き飛ばされたりしないものかと、心配そうにヨールカを見上げてから、ぺこりとお辞儀をして小走りにその場を後にする。]
― ドラガノフ宅 ―
……あら?
[中に入ると、見覚えのある荷物が置かれていた>>25]
これ、叔父様の……
戻られていたのね。
[フローラルな香りの香水やら、ソファの背に敷いてあるハート型のクッションやら、星型のコースターやら。
雑貨屋から持ち運んできたファンシーな小物がそこかしこに置いてある事に、叔父は気付いたろうか。]
[料理人修行の為に村を出ていた叔父。
無事に修行を終え、調理師となったという事だろうか。]
今夜は豪華な料理が期待できそうね。
……よーし!
叔父様にゆっくり寛いで頂く為にも、もっともっと綺麗にして驚かせちゃおっと。
それと、後で家から疲れに効く爽やかな香りの香水を持って来て……ふふ。
[彼の料理と、成長した自分を見て驚く姿を想像し、笑みを零せば。
腕捲りをして、各部屋の*掃除を始めた*]
/*
これ、狼取れなかったら普通の良い子ちゃんになりそう……なんといういつものパターン。
赤組になっても良い子ちゃんのままだったりするけどね!(血涙
/*
しかし、1000ptって喉喰い虫のさりぷるには結構辛いのだった……喉回復しても、今までの分に追加されるわけじゃないのね。
/*
んー。しまったな。漢字表記しないで「おじ様」にすればよかったかも。と後悔。
ドラガノフさんが居候OKと言った瞬間に血縁縁故振りたくなったとかそんな。
/*
むーつさんとはまたんさんはまだ入村してないっぽいかな。
とうごさんとも同村経験があるけど、当てられる自信がない……!
/*
ユーリーんとこ行けば負縁故貰えるだろうとは予測済みなのよ。
ついでにその場合、求婚希望して撃ってやるのよ。
んー、どうすっかな。
服職人 ミハイル が参加しました。
服職人 ミハイルは、共鳴者 を希望しました。
―森近くの自宅:作業部屋―
[広さに反してどこか狭苦しい印象を与える部屋の中。
男は無言で作業を行っていた。
木製の台の上に広げられた、色鮮やかな刺繍糸を、男にしては細めの手指でたどる。
止まったのは、純白の糸。
掬いあげて手元の赤い布と合わせ、頷く。]
…これ、か。
[ぽつりと呟いて、傍らの針を手に取る。
また無言で黙々と、布へ刺繍を施していった。
指はするすると器用に動き、出来上がってゆくのはラマーシカ。
男の背後にいくつもかけられているサラファンは、その全てが彼の作品であった。**]
/*
Σおお、いつのまにか満員になってる!
素狼枠1かぁ……弾かれそうだなぁwww
でも満員になったなら他の役職希望する人も出てくるかも……?呪狼や智狼もいるし。
狼取れたらやけに不遜なキャラになる予定です。
/*
満員だと素村に弾かれる可能性が無いのがいいよね!
その分、弾かれてもいいような設定作りをするのが大変だけどwwww
魚人と海坊主が村人みたいなものかな?
傭兵 ダニール が参加しました。
傭兵 ダニールは、守護者 を希望しました。
[ 曇天を見上げる。]
……クソ、傘持ってねぇっつの。
ウチに着くまで降ンなよ……。
[ 『仕事』を終えた彼は、何時ものように待つ者の居ない自宅に向かっていた。
1年の内、こうして自宅で過ごす事は殆ど無い。
金さえ貰えば何処の軍だろうがどんな戦争だろうが参加する。それが彼だった。]
此処ぃらは寒ぃなぁ……。
[ 中身の無い瓶を、躊躇なく通りすがりに川に向かって放り投げた。
誰かに見咎められるかもしれない、などとは考えない。]
[作業は続く。適当に、それなりに速いペースで仕事をさばいていく。
適当な屋台の主から作業机を拝借し、強風に煽られ落ちた飾りをそこに放った。
やはり借り受けた椅子に座り、作業や広場の様子を観察する]
おはよ、ナターリヤ・ウォロフ。
ああ、いい風だ。別にこのままでもいいんじゃねえ?
祭に嵐はつきものだ。
[途中でナタリーに声をかけられると、笑顔で応じる。>>37人を姓名合わせて呼ぶのはいつものこと。
ちらりと、落ちて汚れた熊の人形を一瞥して]
いっそ、この木までぶっ倒れたら面白えのになあ。
[冗談とも本気ともつきかねそうな声で笑うと、小走りで去る彼女を見送った]
―川―
[...は川を見渡す。川には瓶が浮んでいるだけだ。
耳を澄ませば、砦の方から水車が動く音がかすかに聞こえてくる]
川はちっとも変わっていないな。
…戻ろう。
[...はそう言うと、自宅へと向かった。]
医者 サンドラ が参加しました。
医者 サンドラは、おまかせ を希望しました。
― 教会 ―
あァ ん?
[女は片方眉を吊り上げ、それから破顔した]
馬鹿だねェ お祈りで病気が治るの待ってたら、患者がずっと苦しいだろうが。
[向かい合うシスターの肩をぽんと叩く]
なァに、心配しなさんな。
金はあるところからむしり取るさ。
[心配げに言うシスターに、気安く肩をすくめて。
そうすれば、神の加護がどうこうと聖印をきる相手に手を振った]
そういうのは、いいよ――あたしは。
その患者が金持ってるなら、払ってもらうんだしね、たんまりとさ。
[にィ、と。口の端を釣り上げて笑った**]
/*
お、これでキャラ予約も埋まりましたね。
うーん、ナタリーが恋縁故飛ばせそうなところが見つからないw
飛ばす気満々でいたのに……!(そして喰らう気満々
/*
女子率高いな!
16人中8人かぁ……共有者も片方女だし。
うう、予約する前からロランが空いてればロランにしたかもしれないんだけどなー。
―川岸→自宅―
少し思い出したぞ。今日は聖夜と呼ばれる日だな。
[川岸で男性(ダニール)を少し見かけたが、声を掛けなかった。
...が自宅に戻っている途中、川に向かっている亜麻色の髪の少女に会う。
...は+表+。
表:思い出した。人形師見習いのオリガだ。 裏:思い出せなかった。7年も料理人修行に出ていたから名を忘れる人もいる。]
[...は川岸に行こうとしているオリガに声を掛ける。]
オリガ、久し振りだな。
俺を覚えているか?
[...はオリガに*こう言った*]
/*
きた!
期待通りの展開きた!>カチューシャ
うん、ユーリー宅に居候するのは、ナタリーよりカチューシャだなぁと思ってたw
ナタリーは只のいじめられっこになっちゃって張り合いがないかr
すながみの花つみ カチューシャは、求婚者 に希望を変更しました。
― 川への道 ―
はい? ………
[覚えのある声を聞き、顔を向けた。
見上げる格好のまま、髭を蓄えた男性の顔をじっと見る。
やがて、ぽむりと手を打つ。腕の中の物が小さく鳴った。]
ドラガノフさん! わあ、お久しぶりです。
何年振りだろう、6年……いえ、7年振りくらいです?
[記憶の中の男性は、今の自分とそう変わらぬ年頃で。
知り合ったのは何の縁であったか、よくは覚えていないけれど。
確か、料理人になると村を出て行ったのだった気がする。]
ふふ、勿論覚えていますよ。
すこうし、変わられましたね。お髭とか。
村に戻っていらしたということは……免状、頂けたのでしょうか。
ハッハッハッ。そりゃあ勿論だ。
夜になったら、料理を振舞ってやるよ。ハッハッハッ。
[...は少しこう言い、オリガにこう言う]
ところでオリガよ。
一人前の人形師になれたのかい?
[...はオリガに質問する]
それは、おめでとうございます!
丁度聖夜ですもんね。ドラガノフさんのお料理、期待してます。
温かいスープが出ると嬉しいのですけど。
[サリャンカが良いな、などと要望を出してみたりしつつ。
自身の仕事へと話が及べば、少し唸った。]
ううんと、一人前……なのかな。
[近年、店主は人前に姿を現す事が無くなった。
お店の切り盛りも制作も一人で行っている。]
一応、お店に出しても恥ずかしくない品を作れるようにはなったんですけれど。
店長は褒めるでも駄目だと言うでもないので、自分では一人前なのか分かりませんが――…多分。
[なれたと思う、という意味で頷いた。
質問への返答としては曖昧であったかも知れない。]
そうそう。ヨールカはご覧になりましたか?
今年のジェット・マロース人形の納品がギリギリで、着色の仕上げにてんてこ舞いです。
今もこれから川へ水を汲みに行くところでした――これに。
[ブリキのポットを軽く持ち上げて見せた]
ドラガノフさんは、これからどちらに?
[オリガがそう言うと、...はこう言う]
ほぅ。もう一人前か…。
[オリガにヨールカについても人形について語る]
ああ、見たよ。まだ途中だったけど、綺麗な飾り付けだな。
ジェット・マロース人形の納品がギリギリか…。そりゃあ、祝いだからなぁ。大変だな。まあ、俺も料理で忙しくなるけどな…。
水組み頑張れよ。
[...はオリガに何処行くか聞かれる]
ああ、俺の家でちょっと料理の準備をしなきゃならんので、
そう言う事で失礼するよ。
[...はオリガと別れ、急いで自宅へ移動した**]
フィグネリア が参加しました。
フィグネリアは、共鳴者 を希望しました。
ええ。この時期に水汲みは…
[川の方を眺めて、ふうっと溜息を吐く。
自宅に戻るとの返答には頷きを返した。]
はい、お互いに。
それではまた!
ナタリーちゃんにも、宜しくお伝え下さい。
[自宅へと向かうドラガノフを見送って、川へと足を向けた。]
― 教会 ―
おはようござい・ます!
[ 扉をあけ。なかへ。
いちばんに出迎えてくれる、イコノスタス。
ごあいさつ。そこにいたひとたちへ。
――先生も、いらっしゃったかしら。 ]
シスター。
かみさまに、おはな!
[ さしだす。 両手の、花のはら。
壁のうえの白い八端のした。 ひろがる、いろ。 ]
きょうは。
とくべつ・だから。
[ 特別なときは、いつも。
かみさまに、花束を。
まいとし、まいとし。 ]
― 川辺 ―
[川面を流れて行く風は、村の中よりも一層冷たく。
首元のファーマフラーを二重から三重巻きへと変えた。]
あらら?
[師匠に教えられた"定位置"の近くに人影が見える。
恐らくは、知らない―――ひと。
足取り緩く近づいて、小さく会釈をした。
ざぶり、ブリキのポットを水に沈める。]
――広場――
ああ、これでいい。
[完成したヨールカを見上げると、にやりと笑う。
良く言えば洗練された、悪く言えばシンプルすぎる飾り付け。独断で削った部品は、職員のひとりの両手を埋めている]
トクベツな聖夜さまをお迎えするんだ、厚化粧じゃ失礼だろう?
ついでにあの辺のケバい建物とか、鬱陶しいあの辺の森とかも燃やしちまえばいいのに。
[物騒なことを何気なく言うのもいつものこと。
役所の者達は適当に聞き流しつつ、片付けを進めていた]
/*
なんてよぼう。
1.お兄ちゃん
2.お兄ちゃま
3.あにぃ
4.お兄様
5.おにいたま
6.兄上様
7.にいさま
8.アニキ
9.兄くん
10.兄君さま
11.兄チャマ
12.兄や
13.あんちゃん
10(13)
― 教会 ―
[扉が開いて、元気な声が飛び込んだ。
花束を抱えた、少女]
お早うカチューシャ。
特別……あァ
[ぽり、と頭を掻いた。
少女の抱える花はどれ一つ同じものが無いようにも見えて、目を細める]
よく摘んだもんだ。
[撤収指示を一通り出すと、机の上に煙草用の紙片と刻んだ葉を広げた。
黒い手袋を嵌めた指で葉を摘むと、紙片の上に均等にこぼしていく。
さらに懐から小瓶を取り出すと、その中に入っていた灰のような黒い粉末を葉の上に落とした。
慣れた手付きで紙を巻くと、その端を舌で舐めて湿らせ、筒を閉じた。
燐寸を取り出すと、さっそく火をつける]
…………、
[苦みを味わうと、目元がたわみ、自然な笑みが作られる。静かに、遠くの空を見る。
しかし、不意に視線がヨールカへと戻されて]
……おい、マロースじじいの人形はどうした?
[残っていた職員に声を掛ける。
スロフの店に頼んだが未だ届いていない、と答えが返ると、あからさまに眉を顰めた]
出戻り アナスタシア が参加しました。
出戻り アナスタシアは、共鳴者 を希望しました。
サーせんせ。
[ いちりん。
青い、青い、ばら。 ]
せんせ・にも。はい。
森にね。さくのよ。
森にしか、さかないの。
[ にこにこと、さしだす。
ほかのどこにも咲かない、青。 ]
/*
カチューシャも妖魔希望っぽい件について。
うん、まあ求婚者以外なら何とかリカバリ聞くんだけど。
求婚者は本気で何も思いつかない。
[アナスタシアは水きりの要領で川へ小石を放つ。]
[すると流れる水の上、波紋を作りつつ、
その小石の跳ねること3(10)回。]
遅え。何やってんだ。
[吐き捨てると、煙草を咥えたまま立ち上がる]
行ってくる。
親父への報告? んなもん、誰が行っても同じだろ。
[眼も合わせずに答えると、人形師の店へと向かう。
ノックもせずに扉を開けて、大声で催促の言葉を告げようとして]
……どこ行ってんだ?
[未完成の人形と、外出中を示す雪兎の置物を見つけ、大きく舌打ちをした。
すぐに翻ると勢いよく扉を閉めて、辺りを見回した後歩き出す]
いいのかい?
あれに、摘んできたんだろう?
[あれ、と顎をしゃくるのは少女の頭の上の、十字架。
有り難うと言って差し出された花を受け取る。
青い、青い薔薇]
森にしか咲かない、か。
妖魔が出るって言うし、不思議な森だね。
あんまり奥まで行くんじゃないよ?
/*
妖魔の森には青い薔薇があるらしい。>>64
心証予想。とろかったりだらだらしてる子は嫌う。
普通の人は、こっちから嫌われるように振る舞ってみる。
嫌う→カチューシャ、オリガ、ベルナルト
ふつう→ナタリー、ドラガノフ
好感?→サンドラ、ダニール
未定→ミハイル、フィグネリア、アナスタシア
妖魔希望が通るならアナスタシアは嫌いたいのだが。むー。
*/
―川辺―
[ 亜麻色の髪を揺らして若い女性が近づいて来た。
会釈して、身を屈め――]
……邪魔したな。
[ 立ち去ろうとして。
ふと、
思い立った。]
……持ってやろうか?
重そうだ。
[ 気まぐれ。
戦争とは無縁の、日常を、欲していたのかもしれない。]
[立ち去ろうとする様子には首を振る。
直ぐに済みますから、という意味合いで。]
………え?
[思わぬ申し出に瞳を数度瞬いた。
冷たい水を湛えた大きなポットは、自分の身体には確かにとても重いのだが。
幾ら相手が逞しい男性とはいえ、見ず知らずのひとに持たせるというのはどうだろうか。]
でも、あの…良いのですか?
これから村に戻るんですけど、お手を煩わせるのも。
………済みません。
[汲み上げたばかりの水と、男性とを交互に見て。
暫しの逡巡と歯切れの悪い言葉の末、結局お言葉に甘えることにしてしまう。
ポットの周りを厚地のリネンで拭いて、そっと差し出した。]
あれに、つんできた。
[ 花は、すっかり、シスターに。
両手は、からに。 ]
だいじょうぶよ。
かみさまには、いっぱい・だから。
[ ひとつくらい、へいき。
首を、たてに振って。 かしぐ。 ]
あんまり、奥まで。
くらくて、行けないのよ。
[ まがったままの、白い首巻き。
あたまのうえの、八端みたいに。 ]
まだ、会えないのよ。
[ 唇をとがらせる。 ]
ほんとに・いるの?
/*
サンドラさんとカチューシャちゃんは教会か。くっ。
いずれにせよ仕事を終えないことには愛…じゃない会いに行けないですね…!
そもそも知り合いではないのかもしれない。どうか。
[ 戸惑っているような女性の様子に、余計な申し出だったか――と思ったが、拒否はされなかった。]
ああ。
「仕事」で殆ど村に居ないからか。
俺も村の住人だよ、一応。――ハタチ位から村の外れに居る。
[ 軽々とポットを持ち上げると、警戒を解くように自己紹介を始める。]
ダニールだ。
今回は暫く村に居る予定だから、また何処かで会うかもな。
――どこまで運ぶ?
大体地理は把握してるが。
[あれ、と真似して言う少女に、シスターがちくりと視線を投げて来たけれど。
気づかぬふりでそっぽうを向いておく]
そうだね。神様は心が広い。
[首を傾ぐ少女に言って。
青い薔薇で、笑みの乗った口元を隠した]
うーん、どうだろうねェ
[会いたい、と訴える瞳と視線を合わせる。
ぱさぱさの髪、名前と同じ髪留めで止められているけれど。
多分、首に巻かれた白い布と同じように、少し手直ししたい様子なんだろう]
――。
[手を、のばしかけて]
がおー!
[その手で立ち上がるくまのポーズ、妖魔の真似で驚かしたつもり]
村の方でしたか。
多分、初めてお会いしますね。
[重いポットを難なく持ち上げてしまう様子に、おおっと小さく声を上げる。
自己紹介にひとつひとつ頷いた後]
……ダニール、さん。
申し遅れました。オリガといいます。
オリガ――スロフ。
ポットは中央広場近くの人形店までお願い出来ますか。
其処の職人なんです、わたし。
[村に向かって歩き出しながら、自分の名と職業とを告げ。ふと男性を見上げる。]
差し支えなければ、ですけれど。
お仕事は何を? 村に殆どいらっしゃらないって。
―自宅―
[...が部屋に入ると、ナタリーが出迎えてくれた。既に掃除は終えていたそうだ。]
ただいまナタリー。寂しい思いをして悪かったな…。
それにしても、帰ってきた時からいい匂いだな…。
ナタリー。お前が俺の家に香水してくれたのか?ありがとう。
部屋も綺麗だな。助かるよ。
[...はそう言った後、料理服に着替え、シェフ帽を被る。]
そろそろ、中央広場の人の為の料理を作って見るか。ナタリー、手伝いを頼む。
[...はナタリーに伝え、料理を作成し始めた**]
――川辺――
[一通り村を探し回った後、川辺へと向かう。
人影を見かけると足を速めた。ぱしゃ、と石が水を切るような音が聞こえる方へ]
何やってんの。まだすさんでんの?
[目当てとは違う人影に、内心で舌打ちしつつ問いかけた>>68。
問いの答えがどうであれ、さらりと話題を変えてオリガの所在を知らぬか問いかけただろう。
途中でふたりの姿が見えたならば、苛立ちを隠すことはない。**]
/*
オリガに喧嘩売りに行きたかったが、どーにも時間切れである。
ダニールとはキャラチップ的な意味で、思い切り仲良くか思い切り仲悪くしたいなあ。
毎度毎度プロローグの間は、情報量少なくて動きづらすぎるので、
今回は(PRの間だけは)思い切って趣味だけ考えて動く。
*/
!!!
[ びくり。 肩を震わせる。 ]
きゃーー!
[ 身を竦め。手は頬に。
とつぜんのくまさんに、灰翠を見ひらいて。悲鳴。
びっくり。 その拍子に、とすん、と。しりもち。 ]
だめー
カーチャ、おいしくないのよ!
[ ふるふる。首をふる。 ]
職人。
へぇ。――あんたが。
人形にゃ用がなくてな。行った事ねぇや。
ああ、道はわかるぜ?安心しろ。
[ 感嘆の声に口元にだけ薄い笑みを浮かべる。
――平和だ。
この女は、俺に騙されて嫁に行けない位酷い目に遭うかもしれない、とは考えないようだ。]
……職業?
[ 暫し考え。]
あー、えーっと。
便利屋みたいなモンかな。色んな国で働いてる。
*/
本名はドラガノフ・ネイロンに決まったが、没本名がある。
それが「ドラガノフ・トラサルディー」
そして、ナスの本名に俺の名前がァー。
■名前:アナスタシア・ドラガノフ
↑
ここ
あはは。食べない食べない。
[熊の到来に驚く少女に声を上げて笑って]
本当の妖魔はこれより恐いかも知れないよ、カチューシャ。どうする?
[尻餅をついた少女に手を差し伸べる――ついでに、曲がったままの首巻きを直してやりながら]
妖魔はいたずら好きだって言うからねェ 麦畑でかくれんぼしたり、水車を止めたりさ。
だからカチューシャ、妖魔に会ったらいたずらしたらいけませんって叱ってやるんだよ。
[笑みの残ったままの、冗談じみた声]
村の設定が変更されました。
料理人 ドラガノフは、おまかせ に希望を変更しました。
料理人 ドラガノフは、求婚者 に希望を変更しました。
ぅんん……
これより、こわい?
これより、こわい?
[ さしのべられた、手を握る。 はんべそかきながら。
立ちあがって、先生の顔を見あげる。 ]
いたずらしたら・いけません・って
[ 直してもらった、首巻に。手をやって。
じい、と見つめる。
それから、うなずく。 ]
うん!
いたずら・こわいのよ。
カーチャ、しかって・やるの。
げんこつね!
[ 両手で ぐー を作って。 うんうん、うなずく。
そのまま、ぐーの手を振って。 ]
せんせ、シスター。
またね!
[ くるん。 ふりかえる。
ふわん。 ひろがる。黒のフレア。 ]
便利屋さん?
外の国にまで行かれるなんて、凄い。
…わたし、この国どころか、この近隣からも出たことがなくて。
足を伸ばすとしても精々、周辺の村々までです。
ダニールさんは色々な物を見て来ているんでしょうね。
[中央広場に差し掛かると、ヨールカを見上げた。
自分を探していたユーリーと行き違いになったとは知らない。それでも、飾り付けを行っていた一団が疎らになっていると知ると、自然焦りで足は早まる。
広場を横切り、ダニールに店を示す。
入り口の扉を開け、深々とお辞儀をした。]
こちらです。
本当にどうも有難うございました。
―中央広場―
[女のように長く伸ばしている髪が、冷たい風にさらさらと揺れて。
逆十字の耳飾りが、露になる。
――おそらく女が身につける用途として、作られたそれ。
そんなところも一枚の絵になるようだ――といつの日にか自分を褒めちぎった画家見習いの女は、果たしていつ交際していたんだっけか。思い出せない。
もちろん風に吹かれて寒くないわけがなかったが、マフラーの類は身につけていない。
今の着こなしのバランスが崩れるのを、青年はよく思わないから]
あ、前見た時よりだいぶ様になってるんだねえ。
[飾り付けられたヨールカを見て、とりあえずは感心の一言を漏らすけれど。]
……もしかして、これでマロース人形を飾ったら完成とかじゃないよね?
それだと、いささか華が足りないような気がするな。
せっかくの聖夜の逢瀬、とびっきりに着飾って会わせてあげた方がよさそうなのに。
[先刻までここにいて指示していた男とは正反対の言。
青年自身、知るよしはなかったが]
ラビ が参加しました。
ラビは、おまかせ を希望しました。
−中央広場・少し前−
[ヨールカに立てかけられた梯子の上でぶつくさと文句をいいながら飾り付けの作業をこなす少年の姿があった]
ああ、まったく寒いったらないね
・・・えっと この人形飾りは、この辺に っと
[適当に飾りつけていると下のほうから大きな声があがる]
えーっ もっと高い所につけろって?
文句いうなよ・・・
こちとら手がかじかんで上手く作業ができないっていうのにさぁ
下であれこれ指示してンのって村長ところの若様かぁ
えらそうによぉ、むかつくぜ なぁ
/*
鳴門がむーつさんか?
またお姫様抱っこできねえwwwwwwww
ダニールがえりーさんかなあ。
とうごさんがガチでサンドラな予感?
[隣でもくもくと作業をこなす役場の男に小声で囁く。ビューと冷たい強い風が吹き巨木が揺れて体がよろめき慌てて木にしがみ付いた]
おっとっと
[下をみると少しくすんだ赤みがあった黄色の髪の男がこちらを見上げて笑っているのが見える]
ったくいけ好かない野郎だ
[むっとした表情で睨んだ]
これよりこわい。
これよりこわい。
[うんうんと、一緒になって頷いて。
まあ、自分のこれだっていたずらだよなとは、黙っておくのはもちろんのこと]
お、頼もしいねェ
うん。気をつけてお行きよ。
[拳を振る少女に、別れの挨拶はこちらもやっぱり、ぐーにした拳。
黒のフレアスカートを翻す少女が扉の向こうに消えてから、手を下ろした]
/*
サンドガさんがカーチャの電波文をちゃんと翻訳してくれてて感激します。
八端 → 十字架 とかね。
そういや全体マップの村役場の下にある茶色い物体が井戸であることにお気づきの紳士淑女はいるのだろうか。
いなさそうだ。
俺も自分でわかんねえもんwwwwwwwwwwwwwwww
/*
コア的にははまたんのような気もするけど、性潤さが足りない気がする・・・鳴門。
しかし鳴門以外にはまたんっぽいコアいないよね・・・というエンドレスローテーション。
略してローション。
やあ、オリガ。聖夜の君はいつもに増して可愛いね。
あれ、ダニールさんも。珍しいですね。
[広場を歩くオリガとダニールの姿が見えれば、見たことのない組み合わせに驚きながらも手を振って挨拶する。
……いつにも増して可愛いという口上は、実際にはこの青年の挨拶みたいなものだった。
ダニールについては実際話した数は少ないし、話した内容も天気がどうとか行事がどうとかの世間話程度だったが。
一応、顔と名前は知っている]
菓子職人 シュテファン が参加しました。
菓子職人 シュテファンは、おまかせ を希望しました。
―自宅―
[中央広場のヨールカがそれなりの姿になっていた頃。
甘ったるい空気が漏れる家の中、忙しなく歩く男が一人。]
うん、よし。
いい感じに出来たんじゃないかな。
後は砂糖を、こう…
[男の手元には、出来上がったばかりの菓子が並べられている。緊張の面持ちで砂糖のアイシングを施した後、大きく息を吐いて満足そうに微笑んだ]
オリガ。
人形製作で忙しいかもしれないけど、後で君の店に行ってもいいかな?
買いたいものには大体目星がついてるから、別に手間は取らせやしないよ。
ただ君の時間をこの僕の支払いに対して、少しでいいから割いてほしいだけなんだ。
[回りくどい言い方だが、要は店で買い物をしたいということだった。
断られても、既に隣村で購入した人形があるにはあるるので大して差し障りはないけれど。
オリガの答えが聞けたなら、まだ少しの間は何をするでもなく中央広場に留まっている。
僕だったら神様との逢瀬を控えたヨールカをこんな風に着飾るね、なんて呟きながら]
−中央広場・少し前−
あぶねーあぶねー
此処から落ちたらとかぞっとするぜ
ってやっぱりこの木は高いな
随分遠くまで見通せる
[森から教会の方へと黒い花びらのようにヒラヒラと動く人影をみつけて]
あの褪せた金髪 カーチャじゃないかな?
あいつ・・・あんなにひとりで森に近付くなっていったのに
まったく人の話聞いてないんだからな
[フワフワと動く人影に小さく舌打つと後は黙々と作業に取り組む。作業を終えて梯子から下りた頃には体が冷えきり歯ががちがちなる始末]
― 教会前 ―
[ せなかで、とじる。扉。
なんとはなしに。弦をおさえる手の方を。
見やる。 見あげる。 高い、高い、ヴィソーカヤ。 ]
……は。
[ くちびるから、白が洩れる。
首巻きを、引きあげる。
風に撫でられる、砂色。
それから。 ]
ふぅ。
こんなものかしら。
うん、ピカピカ!
[仕上げに。
戻ってきた叔父がいつでも温まれるよう、暖炉に火をくべてから。
額の汗を拭い、満足そうに笑むと。]
[ きぃ ]
[玄関の扉が開かれる音>>77
自分以外に、ノック無しでこの家に入ってくる人物を、娘は一人しか知らない。]
――叔父様!
[たたた、と駆け寄り、嬉しそうにその手を取った。]
おかえりなさい、叔父様。
大丈夫ですよ。一人が寂しくて泣いちゃうほど、私は子供じゃありませんっ。
……ふふふ、叔父様がここを出る前は殺風景なお家だったもの。
彩りが欲しくって、それっぽいものを厳選してここに置いたのよ。
気に入って頂けた?
[ファンシーな小道具を示しながら、悪戯っぽく問う。]
[帰ってくるなり、早速料理を作り始めると言われれば、慌てたようにして。]
あら、広場の方達の料理は私に任せて、夜までゆっくり休んで下されば良いのに。
……くすくす。叔父様ってば。一人前の料理人になられたから、張り切ってらっしゃるのね。
解りました、私も手伝います。
あんまりご無理はなさらないで下さいね。
さて。
何を作りましょう、か。
手軽に食べれるものの方が良いでしょうし……ブリンチキなんて如何でしょう?
[かつてそうしていたように。
少し小さくなったエプロンを纏い、彼の料理を*手伝い始める*]
いいにおい。
[ カーチャは、鼻が良いのよ。
とくに。
だいすきな、あまあいお菓子の香りなら。
ふわふわと。 誘われるように、*歩きだす*。 ]
―自宅:作業部屋―
[どれほど時間が過ぎたのかは、集中していたために全くわからない。意識もしていない。
一つの花を刺し終えて作業がひと段落し、固まっていた身体をのっそり動かした。
手にしていた道具を丁寧に元の位置に戻し、作りかけの布を作業台へのせる。
立ちあがって背筋を伸ばすと、ばきばきと音がした。
窓の外から聞こえてくる賑やかな話し声を一瞥し]
……るさい…
[半目でぼそりと低く零し、目頭を軽くもむ。
寒さで指がかじかむと仕事にならないので、作業場所は暖炉の正面だ。
肩をぐるりと回しながらキッチンへ移動すると、寒暖差に少し震えた。]
これで良し。もう少ししたら袋に詰めて……ヨールカを観に行こう。もうそろそろ美しい姿に変わっているだろうし。
[心の底から楽しそうに、一人呟いて外へ出る準備を始めた。]
…ああ、そうだ。
何か持って出よう。誰かに逢ったらひとつ、ね。
確かシャルロートカがまだあったはずだし…。
[室内には男以外誰も居ない。誰に語りかけるでも無く、延々と独り言を呟きながらりんごとカスタードの詰まったパイのような菓子を持ち出して来ては一口大に切り揃え、ひとつひとつ小袋に詰めた]
どんな姿になっているんだろう、確か今年の飾り付けを取り仕切ってるのは…えーと、村長さんとこの息子さんだったなあ。
[上着を着込み、マフラーをしっかりと首に巻き、菓子を片手にぶつぶつと呟きながら表に出る。
近所の人と出逢えば、おすそ分けだとシャルロートカの入った小袋を差し出して挨拶をし、中央広場へと向かうのかと思えばそのまま*話し込んでいた*]
…今日は、聖夜か……
[賑やかさの原因に思い当たり、苦い顔。
村長に祭りの飾りを頼まれていたが、誰がいつ取りにくるなど何も連絡が無い。
でき上がってはいるが、一体どうするつもりなのか。]
……はぁ…
[溜め息を漏らして、清潔ではあるが手入れなど全くしていない頭をがりがりと掻いた。**]
/*
10代すくない!
うーむ。誰かに片想い縁故振りたいけど難しいなぁ……
ベルナルトはオリガなのかしら。
ミハイルさん、叔父様より年上とか……!
[ポットを受け取ると、その重さに身体が前に傾ぐ。
おっとっと、と呟いて、入り口直ぐのテーブルへと仮置いた。]
運んで頂いたお礼にお茶でも…と言いたい所ですけれど、この通り、あれこれと机が散らかってしまっていて。
また今度、改めてお礼をさせて下さい。
[また何処かで会うかもと、そう言っていたのを思い出したから。]
[二言三言の言葉を交わし、厚意への礼にもう一度お辞儀をしていると、自分達を呼ぶ声を聞き取った。
顔を上げダニール越しに広場を見遣れば、見知った顔がひとつ。]
………ベルナルト。
お知り合いでしたか。
ダニールさんとは、川でお会いしたんです。
[意外そうな表情には、そう説明を付け加えただろう。
何時もの世辞にも、もう慣れたもの。
少し困ったような顔をして、次々と流暢に紡がれる言葉の数々を、右から左に聞き流す。]
お買い物なら、いつでも歓迎しますよ。
ただ――これからマロースさんの仕上げをしなくちゃならないから、もう少し後だと嬉しいな。
[そう答えつつ、雑然とした机とその上の小さな雪兎を見る。
ダニールが去るのであれば見送って、広場に留まるベルナルトにも、それじゃあと挨拶をして。
ふと塗りかけのジェット・マロースと目が合った。
笑顔で急かされているかのような心持になり、うう、と呟き、密かに密かに嘆息を零した。**]
/*
すてぱん45歳はやりすぎたかな…。
な、何歳のつもりで描かれていたんだろう!
先に謝っておきます、すみません…。
/*
ん〜〜〜
シュテファン、むーつさんでもありうる範囲かなぁ……?
むーつさんのRPキャラ傾向、さりぷるは若いおにゃのこしか見た事無いのでよくわからないですが><
ね、叔父様。
修行のお話とか、聞かせてくださいな。
きっと、ものすごく厳しかったんでしょう?
[手伝う傍らで、笑い掛ける。
彼が話してくれれば、楽しそうに聞き入るだろう。]
[やがて、叔父はオリガと会った事を話してくれただろうか。]
そうですか、オリガさんと。
きれいになったでしょう、あのひと。
[昔からきれいだったけど、と付け足して笑う。
サリャンカを希望していたと謂われれば、いいですねー!と頷いてから。]
ね、叔父様。
私も少しは大人っぽくなったかしら?
[一度手を止め、スカートの裾を広げて見せる。
叔父が村を出た頃、幼い少女だった娘は。顔立ちこそまだ少女っぽさが残るものの、体付きは大人の女性とそう変わらないものへ成長していた。]
[しかし、まだ幼い頃は。
そこにはお伽話のお屋敷のようなささやかな上品さを備えた屋敷と、小さくも愛らしい庭園があって。
父が内外共に屋敷の装飾に凝りだし、四阿つきの庭園を年々拡大させて豪華な花で埋め尽くし始めたのは――母が亡くなってからだったか。
今は、父の後妻がその気風を実に“律儀に”守っている]
………………ま、「ここ」は後でいいか。
僕が帰ってきたら、「あの人たち」もいい気はしないだろうし、ね。
[義父と義母は、おそらくあそこにいるのだろうけど。
やがて、屋敷を見つめていた勿忘草色が逸らされる。
ふいと背を向け、*坂道は上らなかった*]
― 広場へ ―
スチェおじちゃん!
[ 風にのってただよった、りんご。
その香りのもと>>101は、だれかとお話していたかしら。 ]
おはよう・ございます。
[ にこにこと。笑顔でぺこり。
じっと見つめる、「おかしちょうだい」の目。
首尾よく、いいにおいのする小袋をもらえたなら。 ]
わあい!
ありがとう・ございます。
[ もいちど、にこり。
それから、くるり。 広場へとむかう。 ]
― 広場 ―
わあ
[ きれいになった、ヨールカ。 高い、高い。
枝にぶらさがる、りんご。 ゆれる、赤。
なにかに、気づいて。
きょろきょろと。 あたりを、見まわす。 ]
あ。
[ 見つかったのは、おともだち>>104。 ]
ビーニャちゃん。
おはよう!
[ にこにこと。近づく。
りんごの香りも、いっしょ。 ]
[ 少年がどんな態度で接してきても、にこにこと笑う。
カーチャは、なかよしこよし。そう思ってるから。 ]
きれいね。
[ いつもより、こざっぱりしたお化粧の、ヨールカ。
じみだ、とか、さみしい、とか、そんな声も聞こえたけど。 ]
ユーにいさま、もう・おうち?
[ 姿が見えないから。 帰っちゃったのかな、って。
養父の息子のゆくえ。少年は知ってたかしら。 ]
そうなの。
[ なんと返されても。カーチャは、そう言うの。
いないところの方が、多いもの。 ]
じゃ、またね。
[ ぷらぷらと。手を振って。
おうちではないところへ、また歩きだす。
ふわ、と。 黒のフレア。おなじいろの、外套。
ばさばさの砂色とは、不釣合いな。上等の。
――それでも。
ともに暮らすふたりのそれよりは、質が落ちるかしら。 ]
― 井戸 ―
[ 川とお役所の、ちょうどまんなかあたり。
さんかくのした、しかくのうえ。
木で出来た、ふちに腰かけて。 ]
らん
[ 小袋を開ける。
ちいさな、粉雪のやま。
ひっぱりだして、ほおばると。ひろがる、りんごとカスタード。 ]
おいしい。
[ にこにこと。 鼻歌うたいながら。
ごはんの時間になるのを、*待ってるの*よ。 ]
/*
メモと灰のみですがおはようございます。
というわけで、ポジション・チアガールのシュテファンです。年齢は背番号を逆にしたら45歳になりました…。
雑貨屋になろうと思ったのですが、ナタリーさんのお家に被っちゃうので急遽菓子職人になって来ました!
進行中にいくつか出せたらいいなぁ。ピロージナエ・カルトーシカは材料調達の意味で大丈夫かしら。チョコー。
― 人形店内 ―
[ヨールカの装飾を担当していたらしい職員からユーリーが店を訪ねたことを聞かされたのは、店に戻ってから直ぐのこと。
脱いだコートの手入れもそこそこに、慌てて作業台の椅子を引く。
川への往復で鉢合わせることはなかったけれど、彼の怒号を浴びる前に完成させたいのであれば、何時もの筆捌きではとても間に合いはしない。]
二倍速、二倍速。
[ポットの河水を小ぶりのペール缶に移し、手元で素早く塗料を溶いてゆく。木片へと刷毛で塗り、光に当てて色合いを調整する。
気は焦れども、妥協は許されない過程。
やがて現れたのは鮮やかな緋色。
顔を上げ、視線はベイウインドウの外へ。
先刻よりも少しだけ着飾ったヨールカをじっと見詰め、手にした色と人形とを重ねるように頭の中で描いてみて。]
………うん。
[漸く、頷いた。]
[床に敷き詰めた古新聞の上、最終作業に入る。
刷毛と筆とを駆使し、細部まで色を埋め込んで]
出来たあ……!
[ジャック・マロースの笑顔が、今度こそ本物の祝福に見える。
思わずぎゅうと抱き締めようとして、寸前ではっと我に返った。]
台無しになる!
[それはもう、色々と。]
[喜んでばかりも居られない。
外の色が剥がれぬよう滲まぬよう、透明の防水塗料を上塗りする。]
十分に乾かす時間は取れないかも知れないけれど、
納品までに完成強度が出れば。
[まだ日は高い、大丈夫だ。そう言い聞かせて、出来栄えを確かめて。マロースを入り口近くへとそっと移動させた。
お手製のドアストッパーを店の扉の下に挟んで風を入れる。多少店内が冷えるけれど、止むを得ないだろう。
ついでに、"準備中"の札を表――"営業中"に返すのも忘れない。]
もう少ししたら、お祝いに混ざれるでしょうかね。
[ドラガノフが料理を作ると言っていた。
叔父が帰ってきたと知り、ナタリーも喜んだことだろう。
この町は職人も多い。美味しい食事に色取り取りのお菓子、綺麗な衣装。毎年の行事ながら、やはり楽しみで。
微笑を浮かべてあれこれと想像しつつ、まずは店内の片付けに取り掛かるのだった。**]
/*
シュテファンさんかわいいな。
ナタリーもお菓子作るの好きだし弟子入りしたい……!
熟年層ばかりに縁故振ろうとしてるしこの子。ファザコンマザコンだから仕方ない^^
しかしメモの文字数が足りない/(^o^)\
―回想・人形店前―
[手渡したポットの重さにオリガがよろけたのを見て、思わず手を差し出したが、彼女は何とか一人で体勢を整えられたようだ。
ベルナルトから声を掛けられ、まじまじと見る。相変わらず人懐こそうな瞳。]
あー…久しぶり。
[明るいベルナルトに、どう接して良いか彼は何時も迷っている。結局、当たり障りのない会話に落ち着いてしまうのだ。]
顔広いなお前。
[オリガとベルナルトとを交互に見た。]
/*
多分あれだ……
ベルナルト以上〜ダニール以下くらいの年齢の人への接し方がよくわからないんだ/(^o^)\
オリガとはそれなりに話とかしてそう。
そして年下層とは多分上手く付き合えてない\(^o^)/
[じゃ、と手を振って人形店を辞す。
元より礼を受け取る気はなかった。]
あー、また今度、な。
[ 次の『仕事』までは村に居る。
また会う事もあるだろう。]**
/*
うーん。
メモ縁故多くて把握し切れないというか、事前縁故結びが微妙に苦手なわたし。
メモ貼りが表示されないのはログがすっきりして良いけれど、元々マメに見る習慣が無いので余計に…!
返答遅くなっていたり、見落としがあったらごめんなさいです。
/*
っていうか何度でも言うけれどカチューシャ可愛いな!!!!
ラビも。何か喋る事にぽわぽわしてしまう、お姉さん。
ロリでショタとか、救えない…!
―回想―
>>78
放っといて頂戴。
[何やってんの。まだすさんでんの?と問う声が耳朶をうつ。
対しては川面と向きあう体勢のままだったが、]
オリガ?
さあ、店じゃないのかしら、
[オリガの所在を尋ねられれば、知らないと首を横に振り、
そこでようやくユーリーへ足先を向ける。
遠巻きに2人の姿を視界内に捉えたのは、その時だった。
男女の2人――オリガと、ポットを持つダニールを。]
―――あら、居たわよ。
[す、と揚げた指でその2人を指し、ユーリーに示す。
苛立つ様子を前に、わずか口角がつりあがった。]
[ナタリーは夜まで休める事を言う]
ははっ、それもそうだけどな。なんかこう料理人になったからには早速仕事をしなきゃならんな。
無理しないように料理するよ。
[...は料理を作成し始めた。作成中、ナタリーから修行の事を聞かされる]
ああ、昔から料理人になりたかったんだ。だから修行していてね…
[その後も料理人修行の事を話しながら、料理を作成する。]
あっ、そうそう。さっき、オリガに会った。
綺麗だった?そりゃあオリガがまた少し綺麗になった事はわかった。
[ナタリーに...がオリガに会った事を言う。ナタリーは「大人っぽくなった」と言っているらしいが…]
はは、俺に聞かれてもなー。でも、また少し大人になったと言う感じはするぞ。
[...の返事はこうだった。その後も会話しながら料理を作成し続ける**]
―回想・中央広場―
[あれは確か、ヨールカの前にいた時のことだったか]
カチューシャ。
うんうん。愛らしい君のおかげで、このヨールカも華やかに見えるようになったよ。
[同じようにヨールカを眺め、きれい、という感想を告げる少女。>>115
居候でも美的感覚は似るものなのだろうか可哀想にと思ったりはしたけれど、特に口は挟まなかった]
いい匂いだね、それ。包装からしてシュテファンさんのだろ?
僕にも分けてくれないかな…………ふふ、冗談だよ。
自分の分はまたもらいに行くさ。
[その後は、広場に戻ってきたオリガとダニールに興味を*移した*]
[完成したものは、挽肉と刻んだゆで卵と野菜を詰めたブリンチキ。手伝った甲斐あってか、早めに作る事が出来た。
温かいうちに次々籠の中へ入れ、両手で抱える。]
よし、っと。
それじゃ、叔父様。
私、差し入れに行ってきますね。
叔父様は今のうちにゆっくり休んでらしてくださいな。
今夜はお祭りの料理を準備したり、忙しくなるでしょうから。
[叔父の返事はどうであったか。
もし共に行くとの事であれば、拒否する事は*ないだろう*]
― →中央広場へ ―
/*
中身は苺と生クリームにしようかと思ったけど、シュテファンさんがお菓子装備しているようなので、被らないように軽食ぽいものにしました><
/*
ナタリー、オリガ、カチューシャが多弁気味である。
Pt少ないからこれでも抑え気味なんだけどな……
カチューシャはあさくらさんだよね、うん。
オリガはどなたかしら。
むーつさんどこー?きょろきょろ。
シュテファンかなぁとも思ったけど、おじさまキャラはあんまりむーつさんのイメージじゃなかったり……!
かといってアナスタシアやフィグネリアとかのお姉さん系もしっくり来ず。
はまたんさんはサーシャかな?
/*
嫌われるたびにテンションあがる。きゅるきゅるする。
オリガ見ても即座に怒鳴りつけない理由どうしよっか。
あとでからかうため?
― 教会 ―
[ふうわりと広がる黒の該当とスカートの裾。
少女を見送って]
特別な日か。
確かに、ねェ
[こぼれる独白。花束を抱えたシスターが物問いたげな視線を向けてくれば、面倒臭そうに手を振って]
またひとつ歳をとるだけさ。
[別れを告げる]
― ミハイルの自宅前 ―
[教会から村にある自宅までの道の途中で、一度、ぶるりと肩を震わせた]
さすがに、寒いわ、こりゃァ
[薄手の外套、マフラーをしても限度がある。
道を逸れて、ミハイルの家へ。
扉を、ノック]
ミハイル、いるかい?
[数日前に頼んだ外套の直し、派手に破いた裾を、あんたが作った物だからやってくれるよねと半ば強引に預けた。
まだできあがるには早いだろうかと思ったけれど]
このままじゃ、凍えちまうよ。
[ねェ。と、手に持ったままの青い薔薇に同意を求めて。
道具の入った鞄を持ち直した**]
― 川辺 ―
玉の輿に失敗したくらいで、人の目気にするなんて馬鹿らしくね?
アナスタシアの言葉に[理解できない、という風に肩をすくめる>>124。実際の事情なぞ知らない]
店にはいなかったんだよ。
ったく、仕事放置してどこへ……、
[言葉の途中でアナスタシアの指が動く。
視線を向けると、並んで歩くオリガとダニールの姿を見かけた]
何やってんのあいつら。
[苛立ちがあからさまに声に乗る。
すぐに声を掛けようとして、しかしふと踏み止まる]
/*
サンドラめも
サンドラの父親はパブロフ。
サンドラの父親はたぶん軍人。
ナタリーが3歳(サンドラ22歳)の時に彼女を治療している。
ラビの母親を治療中。
ベルナルトの母親を治療したが死なせた(14年前)。
軍属時代にで軍人さんの子ができたが死んでいる(たぶん死産)
その軍人さんはたぶん生きて戦地にいる。
ミハイルにコートを仕立ててもらったことがある。
[...は見事なブリンチキを作り出す。ナタリーは差し入れに行くらしい。]
ああ、お言葉に甘えて休ませてもらおう。
後で中央広場に行くかも知れんが、その時はよろしく。
[...は中央広場に行くナタリーを見送り、自宅で少し休憩を取った**]
……ふうん。
[珍しい人物と珍しい組み合わせを、遠目にじろじろと眺めると、最後には面白がるような笑みが浮かんだ。
たとえどちらかが気づいて目が合っても、それは変わらぬまま]
まあ、仕事を完全に放棄するやつじゃないし、後でいいか。
邪魔したな、アナスタシア・チェルトコフ。
[あえて姓だけゆっくりと告げると、笑顔で手を振ってその場を辞した**]
忌み子 サーシャ が参加しました。
忌み子 サーシャは、妖魔 を希望しました。
― 森の奥の炭焼き小屋 ―
[村はずれの森の奥に、人の目から逃れる様にひっそりと、その子供は住んでいた。
子供の名前はサーシャ。姓はない。
その昔、神隠しにあった村の娘が戻ってきた時に、
その腹の中に宿していた子供であったが為に、
忌み子・妖精の子として。この森に捨てられたのだ]
[子供の母親も、もういない。
元々弱り切っていたせいもあって、サーシャを産み落としたときに、その命を散らしたのだと。
時々食料を運んでくる初老の樵が話すのを聞いたのは、何時の頃だったか。
それすらも遠い昔の事の様に朧げに、霞がかった記憶としてあった]
[光の加減によって金を映すヘイゼルの眸が、村の方を見やる]
……なにか、来る。
良くない、何かが。
[忌み子と呼ばれ続けてきたからだろうか。
身を包む悪寒にもにた何かに、僅かに身を震わせて。
子供はぽつりと呟く。
その呟きをあざ笑うかのように。
悪夢の到来を告げる一陣の風が、
ゴウっと音を立てて。
森の奥から村の方へと、駆け抜けて行った]
/*
ロリといえばカチューシャはもしかして智狼希望かなぁと思ってみたり?
赤では妖艶なおねえ様系とか妄想してみます。
…これで、いいだろう。
[一度作業部屋へ戻り、外套をとってきた。
雑な態度とはかけ離れた、丁寧な仕事。
よくよく見なければわからないほど綺麗に修繕された箇所を、ざらりと撫でて示す。
それから客である女性に、ん、と突き出した。**]
/*
ヘーゼルアイが流行なのよ?
ロシアングレーは! ロシアングレーはどこだwwww
しかし聖夜がなぜかお祭りになっててびっくりな村建てである!
/*
つーか、サーシャと設定が被ってる件wwwwwwww
おれおれ、おれも妖精の子なんだけどwwwwwwwwwwww
意味は言ってないし、こっそり変えとくか名前wwww
―川辺―
>>133
人の目ですって? 気にしてないわ。
余計なお世話よ、坊や。
[馬鹿らしくね?と言い、肩を竦めた相手を――
年頃もそう変わらぬ筈の彼を、柳眉を顰め「坊や」と呼ぶ。
声には、虚勢が多く混じっていて。]
[オリガとダニールの様を映し、瞳が細まる。]
― 広場へ向かう途中 ―
――あ、シュテファンさん。
[甘い香りが鼻腔を擽れば、姿が見えずとも誰が近くに居るのか解る。
香りの発信源は、やはり娘の予想通りのひと>>101]
こんにちは。
もしかして、シュテファンさんも差し入れ……ですか?
いい匂いですねー……
[林檎とカスタードの匂いを発する小袋に目を移せば、きゅるんと腹の虫が鳴った。
そういえば、まだ朝から何も食べていなかったか。
シュテファンと目が合えば、顔を真っ赤にして目を逸らす。]
す、すみません……私ってば。
そ、そうだ。
ドラガノフ叔父様、帰ってこられたんですよ。
立派な料理人になって!
それで、広場の職員さん達への差し入れにと、早速ブリンチキを作って下さって……
沢山ありますので、シュテファンさんもお一つ如何ですか?
[まだ赤い顔のままで。話を逸らそうと、よいしょ、と籠を抱えたまま蓋を開き、小袋にブリンチキを一つ詰めて差し出した。]
[結局、物欲しそうな視線を悟られたか、シャルロートカの小袋をひとつ貰えたならば。]
あう……
あ、ありがとうございます……。
[苦笑いしながらそれを受け取る。]
叔父様が腕を振るって作られる料理に、シュテファンさんの美味しいお菓子に……ん〜、お祭りが楽しみです。
って、あ、食べ物だけが楽しみって訳じゃなくてですね……!
[謂ってから、慌てたように首を横に振って。]
……私もケーキ作ってみたんですよー。
シュテファンさんの作るもの程、美味しく出来てる自信はちょっと無いですけど……少しでもお祭りの彩りになればいいなぁ、って。
[自信なさげに笑むと。]
それじゃ、シュテファンさん、また後で。
楽しいお祭りになるといいですね。
[広場の方へ足を向けて、娘はシュテファンと別れる。]
― 広場 ―
お待たせしまし――
……あらぁ、終わっちゃってましたか。
[飾り付けは既に終了していたようで>>60、ユーリーの姿は無く、職員達も撤収を始めていた。
それでも残っている職員達に、どうぞ、とブリンチキの入った籠を差し出す。
職員以外の村人がその場に居れば、やはり同じようにブリンチキを差し出して。]
今年の飾り付けはシンプルですねぇ……でも、やけにゴテゴテ飾るよりは、一つ一つの飾りが見やすくて、いつものより好みかも。
[そんな感想を漏らし、ヨールカを見上げる。]
[ブリンチキの売れ行きは上場。
数が半分を切った辺りで、ぁ、と娘は声を漏らす。]
折角だから、おすそ分けに……っと。
[二つほど、小袋へ詰めて。
残りは作業机へ籠ごと置いて、早く冷めてしまわないように蓋をしてから。
職員達へお辞儀をして、ある場所へ向かう。]
― ミハイル宅 ―
[娘の足は、娘の自宅――では止まらず、その少し先の家で止まった。
生まれた時から知っている、ご近所さんの服職人。娘の服も、彼が仕立ててくれたもの。
あまり家から出ようとしない彼を気に掛け、ある時は雑貨屋からこっそり針刺しを持ち出して差し出し、ある時は掃除用具を持って彼の家へ上がり込もうとし、またある時は作り過ぎた食事をおすそ分けしようとした。
――彼の反応は温かいものでは無かったが。]
[幼いうちに父を“亡くし”、父代わりだった叔父が修行の為に村を去り、寂しさもあったのかもしれない。
どんなに冷たくあしらわれようと、娘は彼へ構う事を止めなかった。]
[ こん、こん ]
[扉を叩く。
彼は窓から客人の姿を確認するのだろう。果たして、その上で出てきてくれるだろうか。]
[扉が開かれれば、叔父が帰還して作ってくれたのだと、声を弾ませながらブリンチキの入った小袋を差出し。
開かれなければ、暫く待った後、ふぅー……と溜息を吐いてから。一度家に戻り、小さな籠に小袋を入れて、彼の家の玄関扉の横に置いて、改めて自宅へ*戻っていくだろう*]
服職人 ミハイルは、照坊主 に希望を変更しました。
/*
なんというファザコン娘
しかしトゲトゲしたふいんきの人や曰くつきっぽい人が多い中、この子平和だよな……!
空気嫁おさりぷる^w^
―自宅―
[ 冷え冷えとした家には、ベッドと簡易コンロだけ。
家が何とか朽ちずにいられるのは、唯一事情を話している村長の計らいによるもの。]
ふー……っ
やっぱ。
寒ぃや。
[ この時期に寒い村には居るもんじゃない、と、腕を組んだ。]
腹減ったな……。
ああ、そういや広場で何かやってたな。食い物があるかもしれんし。
[ 帰ったばかりだが、また家は、閉じられた。]
学生 ロラン が参加しました。
学生 ロランは、おまかせ を希望しました。
……鈍った……。
[少し雪をわけただけで疲弊した足にため息をついて、青年は進む。コートの前をしっかりとあわせて。
たった半年のことなのに、雪の降らない街での暮らしは青年から寒さへの耐性を奪ってしまったようで。]
嗚呼……飾り付け、間に合わなかった、な。
[ようやっと村の入り口にたどり着き、見えた光景にぽつり、呟いた。**]
/*
にゃー。
年越しの可能性があるだと……
うーん。1/2から出かける予定あるんだよなぁ……
それまでにはエピってる、だろうか……
/*
ああ。
参加COの顔ぶれと、キャラの雰囲気や設定から、片想い縁故はほぼ実らないものと確信しております。(笑
しかしあえてその上で、特に実らなさそうなところへ縁故飛ばそうと思います^w^
/*
希望通らないでただの人なら、キモウザいストーカーと化して初回吊り狙い……とかも出来そうだと思ったけど、吊りは完全ランダムなんだよなぁ……!
フィグネリア は肩書きと名前を 村長の娘 フィグネリア に変更しました。
村長の娘 フィグネリアは、おまかせ に希望を変更しました。
―― 協会→広場 ――
[今宵は聖夜――]
さすがに私だけここにこもってるわけにも、ね。
[ぱたんと本を閉じたならこわばった体をほぐすように伸びをする]
今年はあのこが飾り付けの指揮をとってるんだったわね。
・・・・・悪い癖だしていい加減なことしてやいないわよね?
[ひとりごちつつ足早に外へと歩みをすすめる]
シスター!
また私の手に負えなさそうな本がいくつかあったわ。
今度町に行くついでがあるときにでも修復のお願いに行ってくるわね。
[シスターをみかけたならそう声をかけて。
礼の言葉にはいつものことと笑顔で返す]
/*
よーしパパサイコロ振っちゃうぞー!
ユーリー87
ドラちゃん95
ナタリー12
オリガ42
カーチャ78
ナルト96
ミーシャ47
ダニール88
サンドガさん77
おフィグさん60
なすちゃ81
ラビ83
スチェぱん49
サーシャ2
ロラン67
/*
サーシャ1
ナタリー2
オリガ3
ミーシャ4
スチェぱん5
おフィグさん6
ロラン7
サンドガさん8
カーチャ9
なすちゃ10
ラビ11
ユーリー12
ダニール13
ドラちゃん14
ナルト15
こうかな。
よし、これを元にアミダります。
1--------------------1-2
| | |
2--------------------1-3
| |
3--------------------1-4
| | |
4--------------------2-2
| | | |
5--------------------2-3
| | |
6--------------------2-4
| | |
7--------------------3-2
| | | |
8--------------------3-3
| | | |
9--------------------3-4
| / |
10--------------------4-2
| | | |
11--------------------4-3
| |
12--------------------4-4
| \ / |
13--------------------5-2
| | |
14--------------------5-3
| |
15--------------------5-4
7・8間が無理ゲーになってたので修正。
1--------------------1-2 7
| | |
2--------------------1-3 3
| |
3--------------------1-4 6
| | |
4--------------------2-2 5
| | | |
5--------------------2-3 4
| | |
6--------------------2-4 2
| | |
7--------------------3-2 1
| | | |
8--------------------3-3 8
| |
9--------------------3-4 9
| / |
10--------------------4-2 12
| | | |
11--------------------4-3 13
| |
12--------------------4-4 10
| \ / |
13--------------------5-2 11
| | |
14--------------------5-3 14
| |
15--------------------5-4 15
[広場へと向かう途中、ミハイル宅の近くを通りかかる]
・・・・飾りを頼んであるとか言ってたけど、だれか取りに行ったんでしょうね?
[しばし考え込むと、そちらへと足をむける]
新しいプラトークも欲しいし、無駄足にはならないわ。
[なんだかんだと気を回すのは彼女の性分で、おもわず溜息ひとつ]
/*
今度はずれたけどいいや。
1-2 ロラン
1-3 オリガ
1-4 フィグネリア
2-2 シュテファン
2-3 ミハイル
2-4 ナタリー
3-2 サーシャ
3-3 サンドラ
3-4 カチューシャ
4-2 ユーリー
4-3 ダニール
4-4 アナスタシア
5-2 ラビ
5-3 ドラガノフ
5-4 ベルナルト
/*
グハァッ!まんまと俺の計画を潰しやがって。
こうなったら、次だ!次の求婚先だ!
えっ、何の計画かって…。これ読んでる時はエピだろ。エピで聞いたらどうだ。
そういや広場で見かけたカチューシャ、シュテファンさんのお菓子を持ってたんだったな。
ってことは、この辺りか…?
[甘い匂いを求めながらうろつき回る様は、さながら甘い蜜を持った花に誘われる蜂のよう。
花――といえば]
あの子、今日も森の方に行ってたのかな。
[あまいあまいお菓子の匂いに混じって、カチューシャからほんのりと花の香りがしてきたから。
時々青年が纏わせる香水の移り香とは違う、それ]
森ね…懐かしいな、僕も女の子みたく花を摘みに行ってた頃もあったっけ。
そういやあの時は、あんな根も葉もない噂を鵜呑みにして……。
[幼い頃。
「森の奥の奥には、なんでも願い事を叶えてくれる奇跡の花があって、妖魔が摘み取られないよう守っている」だなんて話を友達から聞いた。
都会では、おとぎ話めいた噂だと笑われるような話かもしれないけれど。
蒼い薔薇でさえ咲くあの不思議な森なら、もしかしたら――と、当時は馬鹿みたいに信じていた。]
*/
わざわざエピで計画について聞くのは、先にCOする。
【求婚先はリディヤにするつもりだった】いっその事、この二人を公式カップリングにしませんか?
リディヤリディヤリディヤリディヤリディヤリディヤうがぁぁぁぁぁ!
[ミハイル宅によったなら、誰かと顔を合わせることはあっただろうか?]
ミハイルさん、うちのばか親が飾り頼んでたと思うんだけど誰か取りに来ました?
[否とのいらえがあればうけとって、ミハイルの愛想の悪さはいつものこととそのまま立ち去っただろう。
サンドラやナタリーとかち合うようなことがあったなら、盛大にばか親の愚痴でもこぼしたかもしれない]
[母親が息を引き取る一月程前、少年は悪化する病身の母を救う僅かな望みに縋るように、こっそりと森の奥へ奥へと。
その後は色々と騒ぎになり、翌日なぜか水車の前で倒れていたのを発見された。
熱を出して寝こんでしまったこともあってか、詳しいことは覚えていない。
すごく怖い思いをしたような気がするけれど、今考えてみれば、突風で近くの木の枝が折れた程度のことを大げさに捉えただけかもしれない。
また大人はみんな否定したが、確かに奥まで辿り着けたとあの頃は主張していた。あれも単に意地を張っていただけかもしれない。
確かなのは、少年の手には何もつかめていなかったということ。
「………………そんな魔法みたいな花なんて、あるわけないよ」
それから森で花を摘もうとしたことなど――二度となかった]
料理人 ドラガノフは、魚人 に希望を変更しました。
*/
おっと、少し取り乱したな。
魚人が俺だとなんかなぁ…。やっぱり524村的に照坊主にした方が良いか。
いや、ここはランダ神に決めてもらおう。俺は((呪狼))希望にするぞォォ!あさくらァ!
*/
[...はランダ神の意見を無視して、求婚者希望に戻した。]
求婚先に第二希望があったな。
次は貴様だッ!カチューシャ!
料理人 ドラガノフは、求婚者 に希望を変更しました。
[大きなヨールカはよく目立つ]
これはまた簡素に仕上げたものね?
[彼女は割合好きな感じではあるのだけれど、子供たちにこれで納得しろとはちょっとさみしすぎないだろうか]
せっかくミハイルさんに頼んでた飾りもあるんだし、ねぇ?
[手元の飾りに目を落とすと、だれか男手はいないかとあたりをきょろきょろ]
勝手に追加したってたいして気にやしないでしょ。
悪態ぐらいはつかれるかもしれないけど。
[...は休みながら、こう言った]
喉が渇いたな…。そう言えば井戸の水は飲めたかな?
…確かめたくなった。飲めたらスープを作る材料になるし。
よし、井戸へ行くか。
[...は空瓶を三つ持って、井戸へと向かった**]
*/
表と独り言のギャップが違うな。
まあ、独り言に矛盾も見つかった所だ。
[...が言う独り言の矛盾は『「次の求婚先だ!」と言っておきながら「魚人希望」にした事』らしい]
[誰かを適当に捕まえて、飾り付けを手伝わせる]
私がのぼったら、またぐちぐち言われそうだものね。
[こんな日にまであの人たちの説教は聞きたくない]
― 井戸 ―
[ ぷらぷらと。 井戸のふちに座ったまま。
空になった小袋を、たたむ。 ]
くいしんぼ、ベールニャ。
[ さっき会った、放蕩息子>>128の顔がうかぶ。
ほんとに、とられるかと思ったのよ。
自分のぶんには、ありつけたのかしら。 ]
やー
[ ぽい、と。
たたんで、たたんで、紙ひこうき。
飛ばしたさきに。 影>>165が見えた。 ]
/*
鳴門のあだなを
・べーるにゃ
・べるーにゃ
・なーるちゃ
で悩んだのよ。
ラビのあだなも悩んだのよ。
ロシアの愛称はかわいいけど難易度高いのよ・・・!
[固く絞ったリネンが、作業台の淵で止まる。
引かれた薄い水跡を指が辿り、満足そうに頷いた。]
これで、すっかり元通り。
さあて。マロースさん……そろそろ、乾いているかしら。
[雑然としていた道具や小物が、整然とまでは行かないが今はきちりと並べられている。
ささやかな大掃除を終え、乾かしていた人形へと近づく。失礼します、と断って、マロース人形の頭を服を足を拝見。
まだ強度には欠けるものの、これだけ乾けば飾り付けるのに支障はないだろう。]
[身を震わせると顔をあげる。
一歩を、踏み出す。
ショールを肩に巻いた出で立ちで、歩む。]
[さり、と、音は、足下で砕けた霜。]
[やがてアナスタシアの瞳に映ったのは、
坂道へ背を向けた>>112後の、彼の後ろ姿。]
[道端に落ちていた、ごくごく小さな石を拾いあげると。
少し離れた所からベルナルトの後頭へと、
まるで通り魔のように。それを投げつけた。]
/*
やべえアナスタシア面白い。
フィグネリアと仲良くするなら嫌おうと思ったが、これはこいつかなり好きだな……。
*/
では、お出掛けしましょうか?
[木製のジェットマロースは、肩先程度の大きさ。
街に飾られるような大きな物はひとりでは作ることが出来ないし、小振りなサイズがこの村に合うと――師匠も語るし、自身もそう思っているから。]
それでは、納品に行ってきますね。
[店の奥へと声をかけてから、雪兎の置物を店番に置いて。
マロース人形を抱え――る事は出来ないので、引き摺らないよう気をつけて荷台に乗せ、広場へと向かう。]
― 広場 ―
[広場の中央付近で、ユーリーの姿を捜す。
目的よりも先に、彼の姉が広場に居るのを捉えれば>>164>>166、口元に両手を添えて声を掛ける。]
こんにちは――!
ヨールカの仕上げですか?
さっき見た時より、また少しおめかしして。
[シンプルなヨールカに飾りが加えられたのを見上げて、常盤緑の瞳を細めた。]
ところでフィグネリアさん、ユーリーさんは……まだ戻られていませんか?
その、ジェットマロースさんの納品の事で。
[心なしか小さくなりながら、荷台へと視線を滑らせた。]
―井戸―
んっ。
[...の目の前に紙ひこうきが落ちた。...はそれを拾う。拾った瞬間、少女がやってきた]
多分これは、お前…のか…?
[...は紙ひこうきを少女に渡す。]
[オリガの声>>174に振り向く]
こんにちは!
そうそう、あの子はあれよ、お祭りってものをもう少し理解すべきねっ。
[ヨールカの仕上げかと問われれば、年齢には似合わぬどこか子供じみた調子で片目をつむってみせる]
ああ、マロースおじいちゃまにはぜひ奇跡をよんでもらわなきゃね。
んー、ユーリーはみかけてないわよ?
どこほっつき歩いてんだか知らないけど。
[小首を傾げて考え込むのは数瞬のこと]
ヨールカの前に置いちゃってくれる?
どのみちここに飾られるんですもの。
[支払いなど細かいことはユーリーに伝えておけばいいだろう]
[ミハイルの家から戻る途中で、フィグネリアとすれ違い>>162
会釈をし、広場に叔父の作ったブリンチキが置いてある事を告げる。
愚痴を聞かされる事があれば、苦笑いしながら相槌を打ったりもしつつ。]
― 自宅 ―
[後で叔父の家に持って行こうと思っていた、爽やかなハーブの香りの香水。
薄暗い雑貨屋跡でそれを手に取り、店を見渡す。]
[――両親が消えてから、大分品数が減った。
店を開いていないとはいえ、あらゆるものを置いてある雑貨屋は、やはりそれなりに村人からの需要があるようで。時々は、娘の家を訪れ、雑貨を求める人は居た。娘が不要だと首を横に振っても、代金を置いていく者も居た。
娘が雑貨屋を引き継ぐ心算は無いが、モノが尽きるまでは客人の来るままにしておこうと。できるだけ当時のままの姿を保とうと、綺麗に掃除してある。]
[ポケットから取り出した、瑠璃《ляпис лазурь》の首飾り。
父が細工を施し。母が編み込んだ黒と銀の紐を通したもの。
――娘が最期に二人から貰った、誕生日のプレゼント。]
[“あれ”を耳にした時、捨ててしまおうかと思った。
いっそのこと、此処の“商品”にしてしまおうかとも思った。きっと、それなりのお金にはなるだろうからと。]
[けれど、それも出来ず。
かといって、身に付ける事も出来ずにいるソレは。
こうして15年間、ポケットの中だったり、鞄の中だったり。娘と行動を共にし続けている。]
……皆、私には直接謂わないけど。
[知らない筈等無かった。]
[15年も暮らし続けていれば、厭でも両親の噂は耳に入ってくるのだから。]
[――否、事件の前から既に。
娘の耳には入っていたのだ。
父が、瑠璃の宝石を売ってくれた商人の女と親しげに話していたらしい噂。
幼い娘には、何の話かも解らなかったが。
家族に取って良くない事が起ころうとしている事だけは本能が感じ取って。]
[何処かで聞いた、森の奥に咲くという奇跡の花を摘みに行こうと、“あの日”の夜に、こっそり森へ向かって、そして――
――その先は、憶えていない。]
[それでも、一つだけ解る事は。]
……奇跡の花なんて、在りはしない。
[結局、娘は花を掴む事が出来なかったのだと云う事。
――否、最初からそんな花など無かったのかもしれない。]
奇跡なんて、あるわけないじゃん。
[さも下らなさそうに、普段よりも砕けた口調で言い捨てる。]
[花、という単語を聞く事を嫌う時期もあった。
それでも。
生前から両親が好んで育てていたバコパの苗を捨てる事が出来なくて。
今も無意識のうちに差している水と共に、苗の上に温かな雫がひとつ、*零れた*]
[紙ひこうきを渡された少女の反応はどうだったのか。...は質問する]
もう少し質問をする。知らないのなら「知らない」と言えばいいんだよ。
あそこの井戸の水は飲めるのか?俺はちょっと気になってね…。
[...は少女に井戸の水は飲めるかどうか質問する…。
飲めるならそのまま井戸へ 飲めないなら川に移動する。
知らないなら井戸へ行って少し味見に行くだろう。
仮に少女が同行するなら、拒否はしないだろう**]
[見かけていないと聞けば、そうですかと頷く。
こそりと胸を撫で下ろした。]
ふふ。素敵な新年と奇跡とを呼べる力が宿っている――と良いのですけど。
[フィグネリアの明るい調子に合わせて、握った片手拳を胸元に掲げてみせた。]
でも…今年もぎりぎりでご迷惑をお掛けしました。
出かけていた時にお店までご足労頂いたようなのですけど、どうも行き違ってしまったみたいで。
あ、はい。では先に置かせて頂きますね。
この辺り、かな………
[テキパキとした口調に思わず笑みが零れる。
叱られた記憶の多いユーリーとは違い、彼女には不思議な安心感を抱いていた。
遠目から位置に目星を付け、ジェット・マロースを荷台から下ろす。概ね例年と同じ位置に収まった。]
/*
結構設定出しの早い方もいらっしゃるのですね……!
48時間更新だと、物凄く語れそうな予感。
そういう時に限って、深い設定は特にないという……
― 井戸 ―
[ ひこうきだけを、追いかけて。
追いついたと思ったら。
カーチャよりも先に。ひろいあげる、手。 ]
これは、おまえの?
[ 渡された、ひこうき。
両手をさしだして。 ]
うん、そうよ。
カーチャの!
[ 顔をあげる。 ]
……おひげ。
[ 灰翠を見ひらいた。 ]
マロー…… おじちゃん?
[ 首を傾ぐ。 ]
井戸の・水。
のめるのか?
[ にこにこと。うなずく。 ]
うん!
のめるのよ。
[ 井戸へと走る。
いつもみたいに。 つるべを引いて。 ]
おじちゃん。
お水・のむの?
[ 髭男は、木桶のお水を汲むのかしら。
それなら、じいっと*見ていようか*な。 ]
[ジェット・マロースの人形が定位置に収まったなら、満足げに吐息をひとつ]
みごとなできばえね。
きっと奇跡をよんでくれるわ。
[弟の話題にはぷっと頬をふくらませて]
ユーリーには無駄足ふませとけばいいのよ。
きにしない、きにしない。
見つけたら声かけとくわ。
[ぽんっとひとつ手をうつ]
そうそう、ナタリーちゃんがブリンチキを置いてくれてるんですって。
[作業も一段落したことで、おいしそうな匂いに意識が向く>>177]
これでオリガちゃんも一段落ついあんでしょ?
[オリガにもひとつ手渡す]
[ジェット・マロースの人形が定位置に収まったなら、満足げに吐息をひとつ]
みごとなできばえね。
きっと奇跡をよんでくれるわ。
[弟の話題にはぷっと頬をふくらませて]
ユーリーには無駄足ふませとけばいいのよ。
きにしない、きにしない。
見つけたら声かけとくわ。
[ぽんっとひとつ手をうつ]
そうそう、ナタリーちゃんがブリンチキを置いてくれてるんですって。
[作業も一段落したことで、おいしそうな匂いに意識が向く>>177]
これでオリガちゃんも一段落ついたんでしょ?
[オリガにもひとつ手渡す]
――井戸――
[川から役場へと赴く途中、井戸のそばに見知った人影を認めた。
つるべを引くカチューシャを見ると、眉を顰めた後]
その水、飲んだら妖魔になるぞ?
[意地悪げにくっと嗤うと、反応をよそにそのままそばを通り過ぎた。]
[少女によると、井戸の水は飲めるらしい。俺は井戸の水を汲み飲んだ]
…味は普通だが、飲めるな……。
[そう言うと瓶に水を汲み、自宅へ運ぶ。
もし自宅に運ぶ途中、少女に会ったのなら...は「おっと、一応自己紹介をして置こう。
俺はドラガノフ。料理人になる為に一度村を出たんだ。訳あって忙しくて詳しく言えないが、サンドラと言う医者が俺の事を知っている。」と言うだろう。
すると、帰ってきて最初に会った男が「妖魔になる水」と言った]
…もう飲んだぞ。言うのは遅いぞ。
―回想・広場へ向かう途中―
良い聖夜を。これ、良かったら食べて下さい。
……ええ、シャルロートカ。そうそう…。
[時には長話、時には挨拶のみ。
近所の家々を訪問しては菓子を配りながら広場への道を歩く]
うん、まだあるね。
これだったら二つずつ配るんだったなあ…。
[しばらく話込んだ後、どうやら数が余っているようで苦笑しながら今来た道を振り返る。
その先、よく知った少女が元気良くこちらへと向かって来るのが見えた。]
おぉ、カチューシャ。おはよう。
これからお出かけかな、寒くはないかい?
[にこにこと笑顔で挨拶して来る>>113のに釣られ、顔を綻ばせて同じように頭を下げた。
彼女の次の言葉を待っていると、その視線が手元の菓子の小袋へと注がれている事に気付いた]
そうだ。このお菓子、良かったらどうぞ。いくつ持っても良いよ?
カチューシャもこれから広場かな。ヨールカ、綺麗になっていると良いなあ。
[菓子の小袋が詰まった籠を差し出しながら、ゆっくりと話しかける。
彼女からの返答が如何なものであれ一言毎に頷いて聞いて、広場へと向かって行くのを見送った]
[心なしか漂う良い香りは、ブリンチキであったか、それとも一時誰かが手にしたシャルロートカであっただろうか。
ナタリーが作業員達へと料理を差し入れた事を知ればなるほどと頷いて、お腹の虫が小さく鳴った。]
ああ、美味しそうな匂いだと思ったら。
ブリンチキ……!嬉しい。
朝から何も食事を採っていなかったので、もうぺっこぺこだったんです。
[手渡された暖かな物。
礼を言って受け取り、頬張れば、その美味しさに頬が綻ぶ。]
はい。これで漸くお祝いを純粋に楽しめます。
支払いの件は、何時でも構いませんとお伝え下さいますか。
[予定よりも遅れてしまった分を差し引いてくれても良い、とも付け加える。
フィグネリアは「気にしない」と言ってくれたけれど、念の為に。
元より、これは利益度外視なのだから。]
―回想・広場へ向かう途中―
[再び菓子を配りながら広場への道を歩く。
自分を呼ぶ声に振り向けば、菓子のとはまた違う美味しそうな香りを風に乗せたナタリーが立っていた]
やあナタリー、こんにちは。
ちょっと小さいけれど、シャルロートカを差し入れにと思ってね。
君の方こそとても美味しそうな香りを運んでいるじゃ……
[そこでナタリーの腹が小さく鳴り、>>146そのほんの少し後を追うように自分の腹も切なく鳴る。]
……あはは、ちょっと朝から別のお菓子を作っていてちゃんと朝食を食べてなかったんだ…。
それにしても、ドラガノフが戻って来たとはねえ。7年とは早いのか遅いのか…わからんね?
その間にナタリーもうんと大きくなったし、お菓子を作るのも本当に上手になった。2人揃って村の名物になるのも
そう遠くはないな。
[誤魔化しきれない空腹に頬を掻いて苦笑を漏らし、差し出されたブリンチキ>>147を受け取り頭を下げて籠に収めた。
お返しに、とシャルロートカを2つ…ナタリーに手渡す。
そして何処か自信のない声でケーキを作ったと聞けば、>>148勢い良く語りだす。]
ナタリーの作るお菓子は優しいんだ、僕の作るものとは違う美味しさがある。
ひとつの菓子に対しても人によって作り方は様々で、その風味も人の数だけ在るのさ。
ナタリーにしか作る事の出来ないケーキが今其処に在る、皆に頂けるのなら是非とも僕も頂きたいね!
[ナタリーも同じく広場の方へと向かうようで、また後でとその後姿を見送る。
籠の中にはブリンチキとシャルロートカがまだ沢山。腹がまた小さく鳴るのを押さえて再び歩き出す。]
後でどこか落ち着ける所で頂こう、家に持って帰るまでに冷めてしまいそうだ。
[そうして、再び家々を回りながら広場へと向かって行った。]
―回想終了―
/*
…45歳。この年齢は初めて演じるので本当にこれで良いのかどうか。
腰痛とか持たせた方がいいのかな、かな。
まぁ、何も食べてなかったの?
こちらこそ間に合わせてくれてありがとうだわ。
[ブリンチキを食べてほころぶ頬に、つられるように一口]
うん、おいしい!
[にこにこと心底幸せそうに]
せっかくの聖夜ですもの。
楽しまなきゃ損よ〜。
辛気臭い顔してちゃ幸せが逃げちゃうわ!
[さて、いったい誰を思い浮かべたやら]
/*
狂人か霊能者だと思っているのだけど、てるてるさんもアリな気がしてきました。
村の出入りをせずに希望変更できるのは、便利な機能ですね…!(今知ったとか)
[役場に赴くと村長の下へ。
すぐに役所に帰らなかった文句を完全に聞き流すと、申し訳程度の報告を済ませる。ヨールカの独断飾り付けのことなど言わない]
それよりさあ、あの森。そう、妖魔がどうたらの。
あのままにしといていいの?
いっそ燃やさねえ?
[お説教になりそうなところで、強引に話を切り上げてさらりと告げる。礼儀などない。
そんなことを言うのは、これが初めてではない。役場の者や身内ならば知っていそうなほど。]
まあ、別に伐採でもいいけど。誰かが木材の仕入れが厳しいだの言ってなかったっけ。
ただでさえ迷子とか多いんだし、雪崩やら洪水やらが起きる環境じゃないし。
ああいう迷信の元があるから、せっかくあんな立派なヨールカがあっても、旅人も新たな住人も来やせず村が先細りだ。
そーいう方を心配した方がいいんじゃねえの、村長としては。
行き遅れた娘の心配するより、よっぽど有意義じゃねえ?
[一通り強引な論を展開させると、にこりと笑い、どう? と問うた。
当然怒りを露わにする父親をよそに、大げさに肩をすくめて部屋を辞した。]
――広場――
[咥え煙草をしながら広場へと戻る。
まず眼に入ったのは、見覚えのない飾りが付け加えられたヨールカと、完成したジェット・マロース]
……ふうん?
[少し眉を顰めると、そちらへと近づく。途中で煙草を地面に落とし、踏んで火を消す]
やあ、オリガ・スロフ。
無事完成したようでなによりだ。
[一点の曇りもない笑顔を彼女に向けた。
隣の姉には、まだちらりと視線を向けるのみ。]
本当に、美味しい。
[もぐもぐと食べ進み。
最後の一口を飲み込んでしまってから、包みを小さく折り畳む。]
辛気臭い顔………?
[きょとりとした後に村の誰かの顔を思い浮かべ、くすりと笑んだ。
浮かんだ顔は、果たしてフィグネリアと同じだったかどうか。]
そういえば、ドラガノフさんが戻られたみたいです。
ナタリーちゃんもお料理上手ですけれど、今年はより豪華になりそうですよ。
……って、食べ終わった後にまたお食事の話をするのも……
そ、そんなにおなかが空いているということでは無くて、楽しみだってことなのですけど。
[わたわたと、胸の前で手を振っている。]
― 井戸 ―
ようまに・なるぞ?
[ 困った顔で。
とおりすぎる影>>190を、見やる。 ]
ほんとに?
どうしよう。
[ まえに、おてつだいしたとき。
家のシチューに、ここの水を使ったおぼえが。 ]
みんな。
ようまに・なっちゃう?
あ。
おじちゃん。 おうち・かえるの?
[ 髭男は、先生のおともだちみたい。
外套のポッケから、もういっこ。
さっき>>193もらった小袋。 ]
これ、あげる。
スチェおじちゃんのよ。
[ にこにこと。さしだして。 ]
またね!
[ ばいばい、*手をふった*。 ]
ドラガノフさんが?
それは楽しみね。
[わたわたと手を振るしぐさに、おもわず笑い声が漏れる]
あはっ。
そんなにあわてなくたって、私も楽しみよ?
[ユーリーの姿をみとめたなら>>199皮肉げな笑みを浮かべる]
あらまぁ、愚弟じゃないの。
お姉さまの手をわずらわせるんじゃないわ?
飾り付けもろくにできないの?
[ふふんと鼻で笑ってみせるのはもはやポーズみたいなもの]
―――…ふ、わ!?
[不意にフルネームを呼ばれ、びくりと肩が跳ねた。
恐る恐る見遣った先にはユーリー。
習性だろうか、僅かに身を縮め、フィグネリアの方へと数センチ程身体が寄った。]
……はい、お陰様で。
あの、何だかお手間をお掛けして済みませんでした。
[彼の姉に伝えたのと同じに、まずは謝罪を紡ぐ。
今のところ邪気の感じ取れぬ笑顔を向けられるも、緊張を解いていいのか、その逆か分からない。]
お気に召すと、良いのですけれど。
あれは…ユーリーだっけ?まあいい。井戸の水は妖魔になる水?流石に迷信だと思うな。
大体、「妖魔が住むと言う噂の森」より少し遠いはずだ。まあ、森が井戸より前にできたら少し迷信じゃなくなるかも知れんが…。
あっ、そうそう。久し振りにこの村に戻ってきたから、聞きたい事がある。できれば、少し名前を教えて欲しいが…。
[返事を聞き、袋を渡される。]
ほぅ…。本当に良いのか?悪いね。では、頂く。
[そして、少女に手を振った]
[適当な返事は聞こえたか聞こえないか。
ただじっと玄関先で待っていると、扉が開いて]
仕事が速いね。さすがだ。
[とても愛想が良いとは言えない男が顔を見せた。
口を開く前に、男に用件を言い当てらて。
あははと声を上げて笑うと、当然とばかりに家に上がり込む]
…………。
[シュテファンから受け取った、シャルロートカのうちひとつを、無言で頬張る。
大分冷めてしまっている筈なのに、どこか温かい。]
優しいのはシュテファンさんの方だわ。
[>>196彼の言葉を思い出しながら、口の中に広がる林檎の甘酸っぱさを味わう。]
[平らげた頃に漸く、雫は頬を伝わなくなった。]
[...は帰る途中、こう思う]
(ユーリーが言う「井戸の水を飲むと妖魔になる」と言う言葉、信頼できるか?
俺は迷信だと思うが、念の為残った二つの瓶に川の水を入れてくるか…。ごめんよ。少女。また会ったら謝るから。)
[...は急いで川に移動した。]
[ぐし、と目元を拭って。
そろそろ叔父も祭りの料理を作り始める頃だろうかと、再び外套を羽織る。
がたがたと揺れる窓を見るに、風は、先程よりも更に強く。寒さ避けの為、今度はマフラーも首に巻いて。
外套のポケットには、香水の瓶を。反対のポケットには、もうひとつのシャルロートカと、ひとつ残しておいたブリンチキをそれぞれ入れた小袋を入れてから。]
[娘は自宅を後にする。]
ああ、いたの姉貴。
わさわざ余計なものをつけくわえるなんて、姉貴は相変わらず野暮だな。
[鼻で笑うフィグネリアに、にやりと余裕の笑みを返す。牽制には、逆に口端が釣り上がる]
……飾り自体はそれ程悪くないが。これ、ミハイルの?
―現在・中央広場―
うーん…ベルナルトの家に行くのは後になってしまうな。
先にあちらを回って来れば良かった…。
[どうやら道順を間違えてしまったようで、遠回りになった家があるらしい。
小さく溜息を付いて、それでもようやく辿り着いた広場のヨールカを嬉しそうに見上げ]
今年も綺麗に飾ってもらったんだねえ、賑やかで良い!
[一人感嘆の声を上げた。
大人気なく、嬉しそうにジェット・マロースを見上げては笑みを浮かべて。]
/*
なんか あの、続々とこのだめおっさんのところに来てもらって…嬉しいやら時間軸がよくわからんやらでどうしようか。サンドラとナタリーはかぶってるの?
とりまオリガ。村でのお仕事かぶっちゃってすまん。
完全に見逃してたんだ…
絡みにくいキャラですまん。ひとつの挑戦。
強制的にあとで一箇所に集められるんなら、ひっきー設定でもいいかなと。
つかこういう場合以外ひっきーは使えないような気がして。
だめなおっさん楽しい。
バツイチ属性をつけようか迷って結局まだ放置。
*/
[男についていって、作業部屋の前で待つ。
そこは服飾人の仕事場だから、自分が診察室に無用な人間を入れないように、自分もそこへは入らない]
……ふゥん。
[まあ、覗くけれど。
目に入ったヨールカの飾りの、作りの丁寧さに、口元をほころばせた。
ん。と差し出された外套を、ん、と同じような声を出して受け取る]
/*
箱が止まった焦りで、ミハイルフルネーム呼び忘れたヽ(`Д´)ノ
いっそのこと気に入ってるから呼び捨て、でいいか。
[こんなやり取りは日常茶飯事。>>210
特に気にするでもなく]
相変わらず失礼ね、いたわよ。
[飾りのことをとわれれば]
そうよ?
あのばか親が頼んでたくせに受け取りの手配忘れてたみたい。
素敵でしょ?
[直った外套を、しみじみと撫でて]
よかった、なおって。
[小さくつぶやいた。
ナタリーが訪れた頃は、まだ家に居たかもしれないが、顔は出さなかった]
ありがとうね、ミハイル。本当に。
あ、払いは今持ち合わせがないんで後で持ってくるんでいいかな。
[とりあえず、とポケットから出した金額は、支払いの半分ほどになるだろうか]
[姉に身体を寄せるオリガに、一瞬蔑むような視線を向けた後]
ああ、いい出来だ。
どうやら待ちぼうけを喰らった方が、じいさんはいい味を出すらしい。
じいさんを待たせた逢瀬は楽しかった?
[そんな雰囲気にはあまり見えなかったけれど。わざとにやにやと笑って告げた。
ちらりと、隣のフィグネリアの反応も見る]
[シュテファンの感嘆の声>>211に得意げに]
こんにちは、シュテファンさん。
いいでしょ?
オリガちゃんのジェット・マロース
[広場には、きっとまだ人が残っているのだろう。
真っ赤に腫れたままであろう瞳を、誰かに見られたく無かったから。
少し遠回りをして、叔父の家へ向かう。]
[と。]
……あら?
[村の入り口を通りかかろうとした時に、見覚えのある人影が見えた>>156]
ロラン……?
ロランじゃないの!
街の学校へ出てから……半年くらいだったっけ?
うわーっ、なんだか凄く久し振りみたい。
[腫れた瞳の事も忘れ、青年に駆け寄る。]
ね、南の街はどう?やっぱり温かい?
……温かいのね。だって今そんなに寒そうだもの。
ほら、これ巻いて。
[首に巻いていた白いマフラーを外して、青年の肩へ掛けた。どう反応しようとも、半ば強引に。]
ああ、お話したいのは山々だけど、叔父様を手伝いに行かなきゃ……
ドラガノフ叔父様もね、今日ここへ帰ってらしたのよ。
お祭りの料理、作って下さるそうだから。
これから手伝いに行くの。
[叔父、で思い出したように。ポケットの中へと手を入れて。ふたつの小袋を取り出して、ロランへ差し出す。]
これはブリンチキ。さっき叔父様が作って下さったの。
こっちはシャルロートカ。シュテファンさんから頂いたものよ。
良かったら食べて、ね。冷めちゃってるけど、味は保障するわ。
温かい料理は、後でお祭りの時にいっぱい出すから。
[また後でね、と。ロランに手を振り、その場を*去った*]
[白い白い女の顔。
これ子供が見たら泣いてしまうんじゃないかなとか、不躾な思いが頭を過る]
何なら僕と………………いえいえもちろん冗談ですよ?
[これ以上彼女を苛立たせれば、握り拳大の石を投げられてもおかしくない。
そういえばオリガは、マロース人形を仕上げているだろうか。
甘い匂いもこの辺りには残り香しかないから、探していたシュテファンともどこかですれ違ったのかもしれない――中央広場に戻るか。
アナスタシアに用心しつつ、いつもより早足で来た道を戻り始めた]
[男は一言くらい文句を言っただろうか。そんなことがあれば、真面目な顔してポケットを裏返してみせるんだが]
あんたもヨールカ見にくるんだろう?
また後で、ね。
[なんの効力もない約束を口にして、ひらりと手を振った。
フィグネリアとは玄関先で会ったかもしれない。
一言二言、親の愚痴を聞く頃には、ミハイルへの用件もあって別れただろうか**]
/*
わーい、魔法の花もなたりーに拾ってもらえた!
ナルト本人はあんまりメルヘンしてないので、小道具・ナルト関係のNPC辺りにメルヘン要素いれたいなとか思ってましt
[フィグネリアとユーリーのやり取りを聞きながら。
ヨールカへと新たに飾り付けられたものを改めて見上げている。
ミハイルとは殆ど言葉を交わした事はなかったが、繊細な仕事をする人なのですね、と小さく感嘆を漏らした。]
………。
[シュテファンの声>>211、そしてフィグネリアの得意げな様子>>217には、少し恥ずかしげに笑んで。]
ありがとうございます。
ヨールカも、素敵でしょう?
[本当に、色々な人間の手で作られているのだと実感する。
ヨールカも、勿論、新年を祝う行事そのものも。]
[ユーリーのオリガへ向ける視線>>216にむっとするも、表面上はにこやかに]
あらぁ、嫉妬?
男の嫉妬は見苦しいわよ。
―中央広場―
あ、これはこれは村長さんとこの…
こんにちは、もしかして話を遮ってしまったかな。
[フィグネリアの問いかけ>>217にそちらへと向くと、オリガとユーリーも一緒に居るようで。一瞬口に手をやりながらものんびりとした声音で挨拶を返す]
うん、みんな本当に立派になって行く。オリガも素敵なジェット・マロースを仕上げてくれて…お疲れさま。大変だったろう?
今年のヨールカは本当に、素晴らしいよ。
これ、良かったらどうぞ。数は余裕があるからいくつでも。
[そうだ、とフィグネリア達の方へと寄って菓子の小袋がまだ多く残る籠を差し出した]
……叔父?
[明るく告げられた言葉に、しばし黙考。
時間はかかったが、だいぶん前に村を出た男を記憶から掘り起こした。]
…ああ。あいつか。
[差し出された包みをつまみ上げる。
美味しそうな香りにふうん、と満更でもなさそうな声を上げた。]
もらう。……どうも。
[おまけのように礼を口にし、すぐに娘への興味を失ったように身を引っ込めた。*]
/*
何気にチアガール・シュテファンを実行しています。
プラスの言葉を吐きまくる。
おかしいな、予定ではもっと辛気臭いおっさんになるはずだったのにどうしてこうなった。
/*
端から浮かぶ返答が罵倒というより篭絡するものばかりで困る。
篭絡系はとし始めにいっぱいやるからヘイトばら撒きでいいのに!
まあ、「女の子」には若干攻撃力を下げる方針、でもいいか。
………、……え?
[逢瀬。まるで縁遠い言葉を口中で反芻する。]
………
[ユーリーと行き違ったのは、川に向かった時の事だ。
ダニールと村に戻る様子でも、何処かで見られていたのだろうか。
問いたげにユーリーを見るも、にやにや笑いに萎縮する。]
それは、多分。
勘違いです。
[搾り出したのはそれだけ。
言葉を継げずに、眉が下がった。]
嫉妬だよ?
[同じくにこやかに、即答を返す>>228]
オリガ・スロフは姉貴と違ってかわいいからね?
俺は女の嫉妬ほど醜いものはないと思うがなあ。
[くつくつと笑う。
途中でシュテファンの姿を見かけると、そちらを向いて]
問題ないよ。いつものことだから。
あのヨールカのよさをわかってくれる人ならなおさらさ。
[姉に向ける態度とは正反対の柔和さを見せて、籠からひとつ菓子を貰い受ける]
[甘い匂いに目を輝かせる>>229]
シュテファンさん、ありがとうございます。
[>>231のオリガの返答になにやらまったくのでたらめでもなかったようと察したけれど、不用意に見込むつもりは毛頭ない]
オリガちゃん、オリガちゃん、甘いものは別腹、ね?
[シュテファンの存在がありがたく感じた]
―回想・フィグネリアとのこと:自宅―
[三度目の来訪者に、いい加減億劫になる。
これほど落ち着かないのは聖夜のせいか、と八つ当たり気味に考えながら来訪者を見て、来たのか、とつぶやいた。
先に作業部屋から出来上がっていた飾りを取ってきて、前二人の時よりはすぐに扉を開く。
ただし、面倒そうな表情は露骨だったが。]
……きてない。代金はもらってる。持って行け。
[ばか親という言葉にはふん、と鼻を鳴らし、否定も肯定もせず。
端的に事実を告げ、繊細な彩りに満ちた作品を渡した。
これで用は済んだだろうとばかりに、引き止められなければさっさと扉を閉めてしまうだろう。*]
[甘い匂いに目を輝かせる>>229]
シュテファンさん、ありがとうございます。
[>>231のオリガの返答になにやらまったくのでたらめでもなかったようと察したけれど、不用意に見込むつもりは毛頭ない]
オリガちゃん、オリガちゃん、甘いものは別腹、ね?
[菓子に手を伸ばす]
オリガちゃんがかわいいのは事実だけどね、ユーリーにはもったいないわ。
[冗談じみた物言いに>>232肩をすくめてしれっとかえす]
いいえ。
[話を遮ったかと気にする素振りのシュテファンには、首を振る。
口にはしないが、寧ろ助かった位だと。]
実は完成したばかりで……。
頑張りました。美味しいご馳走とお祝いが待っていますもの。
勿論、シュテファンさんのお菓子も。
[と言ったところで、籠が差し出される。>>229
袋入りの綺麗な作りの菓子に息を呑んで、フィグネリアの言葉にもこくりと頷いて。>>234]
シュテファンさん、本当に頂いていいんですか?
…有難うございます!
[籠の中から袋を一つ手に取り、お辞儀をした。]
/*
ああうサンドラ中にいたのか、全部読んでから返事書くべきだったな…!
こんな人当たり悪いキャラ初めてなんだが、わりと絡んでくれる。
絡みたくないわけじゃないのよ、って意思表示のつもりで飾りとかフラグってみたわけなので、回収しに来てくれたフィグありがとう。
誰かと負縁故も結んでみたいが、誰とどうやるんがいいかな。
おでかけしないとかなあ…
ナタリーがえりーさん、ユーリーがふぉるとさんという予測をたてておこう。
*/
― ドラガノフ宅 ―
ただいま、叔父様。
[既に家には叔父の姿があった。
先程は見なかった三種の瓶を見止めると、叔父も外へ出ていた事が解る。
自分の方が遅れたのは、遠回りしていたせいもあるかもしれない。
井戸の水の話>>190を教えられたなら、迷信ですよぉ、と笑い飛ばすだろう。
それでも、叔父が使いたがらなければ、川の水だけ使いましょうかと苦笑して。
ことんと居間のテーブルの上にハーブの香水瓶を置いてから、支度を始める。]
さて、始めましょうか。
温かくて美味しいもの、たくさん作って。
皆さんを驚かせちゃいましょう!
[サリャンカは確定として、他に何を作ろうか、叔父と相談しつつ。彼の指示に従いながら料理を手伝う。
チキンキエフやパープリカの肉詰め、海の幸のプローフなんてどうでしょうかと提案するが、最終的には彼の判断に*任せるだろう*]
……そうか、なんだ。
よかった。安心したよ
[萎縮するオリガに、心底楽しげに目を細めると、大げさにため息をついた]
オリガ・スロフが私情のために延びた仕事をさらに遅らせるような人じゃないってわかって、ね。
じゃあ今度からは、普通に遅れることもないよう気をつけろよ?
[にこりと。
最初とまったく同じ、しかし眼光だけは鋭い笑顔を向けた]
/*
ト書きが色々と抜けて、何に対して話しているのか分からない台詞が多くなってしまっている感。意味が通じればいいかな、と思いつつもあたふた……。
姉弟バトルをびくぶる見詰めるのが少し楽しいです。
/*
肉はともかく魚どっから仕入れてくるんだよwwwwっておもった\(^o^)/
そのへんはつっこんじゃらめぇっ……!!!
―広場前―
[ ヨールカを見上げる。
綺羅綺羅と光るそれは、『平和』の象徴のようだ。
同じようにクリスマスも新年も祝う世界中、
何処かでまだ戦争は続いている。
そして金をより与えてくれる軍で、彼はまた戦いに身を投じるのだ。]
ブリンチキ。
[ 親切にも、職員の一人が差し入れを彼にも差し出してくれた。
それは、しばらく離れていた彼にはとても懐かしい食べ物で。]
……美味いな。
[ こうして、ゆっくり過ごしているのも何時ぶりだろう。
戦っていない時、どうやって過ごせば良いのか、そしてこの村でどう暮らしていけば良いのか、それ以外の生き方を知らない彼はまだ、思案していた。]
―回想・サンドラとのこと:自宅―
……急がん。
[>>215 女が何事かつぶやく様子は黙ってみていた。
支払いの話になれば、一言。
愛想は最悪でも、作品には関係がない。
街で男の作ったものを売りたいという業者と取引をしており、聖夜前の一区切りで収入が入ったばかりだった。
もとより、先延ばしにしたからといって踏み倒す女ではないことは知っていた。]
…ヨールカか。
[面倒だ、そうは思ったものの、口には出さなかった。
顔には出たが。
ただし。ちらりと作業部屋の方を見やる。
あの飾りが使われるのだとしたら、ひと目くらい見に行ってもいいだろうか。
手を振る女が去るのを、ぼんやりと考えながら見送った。*]
/*
うむ。私はたぶん、勢いで喋りすぎだと思う。
もうちょっとこう、考えてからはどうだろう(自分につっこんだ。
あともうちょっと見間違いというかあれそれ、落ち着こうよ自分。
あ、でもフィグネリアの愚痴を拾ったのは後悔していないのよ。まあ毎度の事だろうし、どこかでいつも聞いているんだよ。
[オリガに向けられる言葉に>>238]
みんながみんな、ユーリーみたいに怠け者なわけないじゃない?
[向ける笑顔は弟が浮かべているのとよく似たそれ]
まったく、こんなだから蛇みたいって言われるのよ。
[彼女が勝手に言っているだけなのだけれど]
―中央広場―
へえ……これは。
うん、さっき見た時よりも華やかになってるね。
主役のマロース人形が登場するだけでも印象、変わって見えるのかな。
さすがは僕の幼なじみ、素晴らしい仕事だよ。
[アナスタシアはあれからどうしただろうか。
また一悶着あったかもしれないが、とりあえず五体満足の状態で広場には戻れたようで。
そこには最後の化粧を終えたヨールカには、素直に賛辞の言葉]
シュテファンさん、ユーリーさん、フィグネリアさんも。こんにちは。
[さっき石を投げられていた時の間抜け面はどこへやら。
いつものような笑顔で挨拶した。
オリガがシャルロートカの小袋を手に取っている>>235のが見える]
……っ。
[完成が遅れたのは私情の為だった。
だから、そう言われてしまえば返す言葉もない。]
次の依頼からは三倍速、で。
………すみません。
[三倍速といえど、普通のひとよりも少し早い程度かも知れなかったが。
承知の意と共についつい謝罪も付け足して。
鋭い眼差しから逃げるように、視線を落とした。]
―自宅―
ただいま。
[...は見回り、ナタリーがいない事を確認すると休憩した。
そして、ナタリーが戻ってきた。]
お帰り。待っていたよ。
[...は料理服に着替え、こう言う。]
あっ、そうそう。スープを作るのだが、この三つの内二つ水が入っているだろ。
そこで井戸の水についてだが、ユーリーだっだっけ?まあ、ある人が「妖魔になる水」と言っている。ナタリーはどう思う。俺は迷信だと思うが…
[ナタリーは迷信と言い笑い飛ばした。]
…そうか。じゃあ、井戸の水を使うか…。
[ナタリーはテーブルの上にハーブの香水瓶を置き料理の計画。ナタリーが提案すると…]
いい案だな。これは採用だな。
[...は言い、料理を作成する**]
[広場を見渡せば、幾つか見知った顔もある。
しかし、自分から声をかけられる程、彼は社交的ではない。]
シャンパンでもありゃぁな……。
[素面じゃなければ、まだ、何とかなるだろうか。
そんな事を考えながら、ぼうっと楽しそうな顔の村人たちを見ている。]
[菓子を取ってもらい、3人の話を遮ったわけではなさそうだと分かると>>232安堵の溜息を小さく、吐いた]
それなら良かった、それから…そう、このヨールカ。
飾り付けの一切を任されていたんだったね、お疲れさま。
これで新しい気持ちで新年を迎える事が出来る。
[最終的な装飾はフィグネリアの指示で行われた事など全く知らないので、素直にユーリーに頭を下げて感謝の意を述べた。]
[アナスタシアの耳へも流れてくる、ベルナルトの様々な風聞。
その中にはやっかみも混じっているのかもしれないが。]
>>218>>223
ご高説ありがとう。
おかげさまで少し、気も晴れたわ。
あなたもどうか、素敵な恋を。
[当たった石。相手が痛がっているかは分からず。]
[皮肉混じりに言い。
口ほど笑っていないその眼を見据え、そのアナスタシアの双眸が細まる。]
>>224
まあ、冗談ですって。
ひどいひと。
[人に石を投げつけておきながら、勝手な言い分を重ねた。
めぼしい握り拳大の石が辺りに見あたらなかった所為か、
それ以上、石を拾うこともなく。]
[おもむろに。背を向け。]
蛇? 俺をあんな、冬の間暢気に寝こける奴と一緒にするなよ。
[肩をすくめて反論する>>241。周りよりも薄着の袖をひらひらと振った。
シュテファンの菓子を味わい終わると、彼に謝辞を告げた後、既に巻いてある煙草を取り出す。
煙草を味わっている間だけは、とても静かに眼を閉じて]
/*
そういえば今回、地図(村・時計塔内部の図)があるので凄く助かります。
大概何処の村でも謎ワープをしているので、どの辺りをどう移動しているのかを掴みきれない人なのです、とほほ…。
それにしても、皆さんのキャラが魅力的で箱前から離れ難いのであります。家事しなきゃー、でも後もうちょっと。
[そして去り際。肩越しに振りかえって。
顔を隠す前髪の下、ショールに埋もれかけの紅唇が開く。
それこそ子供を泣かせる化け物レベルの光景かもしれない。]
今夜は、聖夜でしょう。
ねえ、どんな奇跡が起こると思う?
[それだけを。]
/*
>>244
あっそうか……叔父様料理人だから、きっと荷物の中に肉や魚も入ってるよね!!
荷物の中は四次元に繋がってるよね!
だって叔父様はドラ(削除されました
/*
そしてユーリーから「ナタリーが井戸水使うからマジで妖魔出ただろどうしてくれんだよコンチクショウ」されるフラグktkr^^
/*
ちなみに痛がらなかったのは、妖魔になったら痛覚なくす予定なので一応布石的な。
本当は痛覚ないと日常生活大変ってどころじゃないけど、そこはご都合主義で誤魔化します。
多分妖魔長生きしてるから、痛覚なくても安全に日常生活送れる方法知ってるんだよ!
/*
出かけるか、ひっきーを通すか。
出かけなくても本編が始まれば全員と交流できる。
しかしすることがなくなるだろうなあ。
あと独り言pt多いな…役職希望なーんにしよーう。
秘話ログほしいけど、変わった役職もやりたいんだよな。
*/
― 広場付近 ―
[左手に鞄と薄手の外套、右手に青い薔薇。直ったばかりの外套を着込めば多少の遠回りも苦にはならない]
まったく。
[つい、口をつく。口の端に笑みを乗せたまま。
別れ際の、ミハイルの顔と言ったら]
よっぽど口より語るねェ
[言って、肩をすくめた]
ベルナルト……
[何処からか暢気な声が近づけば、ほ、と息を落とした。]
主役はヨールカですよ。マロースさん小さいもの。
でも、ありがとう。
[ベルナルトの視線を何気なく辿ると菓子袋。
軽く持ち上げてみて、シュテファンへと視線を流す]
シュテファンさんに頂いたんです。
お店に戻ったら、ゆっくり食べようと思って。
[ベルナルトの声が聞こえると、眼を閉じたまま眉がぴくりと動いた。
そのまま、意に介さないように煙草を味わう。
やがて、口から煙草を離して眼を開くと]
ああ、ヨールカが一本増えた。それも去年のみたいなきっついやつが。
[面倒そうにつぶやいて、視線を外す。
ついでに広場をぐるりと見回すと、先刻見かけた珍しい人物がまた見えて]
や。こんなとこで何してんの。
[他の者に対するよりは若干気楽さが見える態度で、ダニールへと大きく声をかけた]
[歩き出したのち。]
祭りが近いわ。
フィグネリアあたりは、祭りの準備をしている頃合かしら。
……広場には人の気配が絶えないことでしょうね。
[ここからでも遠目にのぞめる
ヨールカの天辺から、人々の賑わいから逃げ去る趣を漂わせて、
足を速めた。]
― 井戸 ―
[ 髭男が見えなくなると。
ふわん。 翻る、黒のフレア。
広場とは、逆のほうへ。 ]
[ 名前を聞かれて>>205。カーチャよ、と返したけれど。
村長のとこの拾われっ子とまでは、わからなかったかしら。 ]
/*
>【普段村に居ないのと生来口下手で非社交的の為、自分から絡みづらいので、話しかけて貰えると嬉しい】
なんだこのダニールかわいいぞ。
―現在:自宅―
…はあ。
[ため息をついて、居間の椅子に腰をおろす。
珍しくも一日に次々と訪問者があったため、軽く気疲れしていた。
朝からの作業で腹がすいているのだと気づいたのは、差し入れの香りを嗅いだときだ。
来客がすべて帰った後、ようやくかぶりついた。]
…ん。
[悪くはない、とひねた感想を抱く。
黙々と食べ進め、最後には指先をぺろりと舐めた。]
[ベルナルトの言葉に笑みを浮かべる>>242]
こんにちは。
ふふ、やっぱり少しは華やかさもないとね?
[ユーリーの言い分>>249には、内心ぴったりじゃないかとは思いつつ、藪をつつくまねはひかえようか]
しあわせだわ。
[あまい菓子に自然と頬がゆるむ]
/*
ええと。
ドラガノフ:知っている
ナタリー:知っている
ダニール:今日知り合った
ベルナルト:幼馴染
フィグネリア:お姉様
ユーリー:びくぶる
シュテファン:職人繋がりで知っている
ミハイル:見知っているが会話数少
会ったことがあるor間接的にでも触れた中だと。
こうですかね…
/*
嫌い→カチュ、ベル、フィグ、ラビ
普通→ドラ、ナタリー、オリガ、シュテ
---ここまで悪口ゾーン---
割と気に入ってる→ダニール、ミハイル、アナスタシア
未定→サンドラ、サーシャ、ロラン
/*
やばい……シュテファンさん可愛い^w^
お師匠様がもう少し早く入って来たら、お師匠様へ居候縁故飛ばすのもありだったかも……お菓子繋がりでw
―中央広場―
[ヨールカを見上げ、嬉しそうに微笑んでいるとベルナルトの呼ぶ声が聞こえ、そちらへと顔を下ろす]
ベルナルトじゃないか!
丁度良かった。君の所に行こうと思っていた所なんだが、うっかり遠回りをしてしまったからどうしたものかと…。
もし良かったらと思って配っているんだ。君もひとつと言わずどうかな?
[オリガの視線を受けているのに気付き、>>252菓子の収まった籠を少し高めに持ち上げて見せた。]
−広場−
[近付いてきた顔見知りの少女に声をかけられると>>114赤い顔をして怒り出した]
そういう風に呼ぶなっていっただろう
俺はちゃん付けで呼ばれるような子供じゃないって
[むっとした顔であどけないカチューシャを睨みつけながら]
おまえって ほーんと俺の言ったこと覚えてないな・・・
さっき 森にひとりで行ってただろう?
あそこへ子供が独りでいったらダメだって何度も教えただろうが?
[叱ってみてもただニコニコとしている少女の様子にわざとのように大きく溜息をついて>>115]
まーったく お前になにいっても暖簾に腕押し
無駄、無駄だだなっ。あー もういいよっ!
---って きれいか?
[上を向いた少女の視線の先のヨールカをみあげる]
/*
ダニールいいなあ。俺もメモでああやって言うって手があったか。
ユーリーの言うじいさんって俺だよな?
広場は人が多いから行くなら別の場所だが、よそには俺が行く理由がない。出かける理由はいまんところヨールカしかないからな…
*/
[自宅に戻るにはヨールカの傍を通った方が近い、が]
まァ あたしも人のことは言えない、か。
まったく、十代の小娘じゃあるまいし。
[頭を掻こうとして、手がふさがっていることに気が付いて。少しだけ肩をすくめた。
ヨールカは飾り付けが済んで、遠目にも人が集まり賑やかなのが見て取れる]
良いことだ。
[ふーと細く息を吐いて。
短く漏らした]
―回想>>250―
?
[それ以上は深追いされなかったが。
足を早めた瞬間、アナスタシアの声が聞こえ。
一応振り向くも、振り向かなきゃよかったと思った。
いくら離縁されたからといっても、ここまで薄気味悪い面にならなくてもいいのにと勝手なことを考えながら。]
…奇跡?
そうですね、愛しあう恋人たちが共にこの夜を穏やかに過ごす。
運命が違えば出会わなかったかもしれないことを思えば、これは神に感謝すべき、運命の立派な奇跡だと思いますよ。
[答えるのは、特に非現実でもない内容。
普通の人間なら、もっと突飛なことを思い浮かべるのかもしれないけれど。
――そんな奇跡なんて、あるわけない]
ん…そういえば。
隣村で人狼の噂が立っているんですよね。
ほらあの、夜になると正体をさらけ出して人間を襲うだの、満月に本能が目覚めるだの言われてるあれ。
なんでも不審な死に方をした死体があの村からそう遠くない場所で発見されて、僕の友達たちも何人かは外出を控えるようになったんですよ。
それで僕、割と寂しくて。怖がる女性たちの姿も見たくないし…。
[青年にとっては人狼よりも今のアナスタシアの容貌の方がよっぽど怖いが、それは口に出さず]
――その人狼とやらをまとめて退治してくれる奇跡も。
悪くないですね。
[ごく、軽い調子で答えた]
― 川辺 ―
[ もらってきたのは、3つ。
ポッケに残った、あまい香りの小袋。 ]
あと、ひとつ。
[ カーチャのぶんじゃ、ないのよ。
うーんと、頭をかかえて。
しゃがみこんで。 つめたい流れを、のぞきこむ。
水面にうつる、まっすぐの、白。 ]
…………
[ 先生もお友達>>259も。
みんな、だめって言うけれど。 ]
/*
ユーリーさんのアクトは何だったんだろう……うああああきになるううううびくびく
これって恋なのかしら^q^(ちがいます
よし、完成したぞ。
[川の水を使い、料理は見事にできあがった。
...が作ったのはサリャンカを始め、チキンキエフやパープリカの肉詰め、海の幸のプローフなどを作った。]
これで盛り上がると良いけどな。
[...は自分の料理を見て言った。もし、中央広場へ持ち運ぶとしたら、行くだろう。**]
[ふと、医者の誘いを思い出す。
ヨールカ。
村長の娘が持っていった飾りは、今頃はもう取り付けられているだろうか。]
………
[少しだけ、見に、行ってみるか。少しだけ。
重い腰を上げ、厚く着こむ。
村育ちでありながら、暖炉の前にいる時間の長さから男は寒さにあまり強くない。
細身のため、着込んだところでようやく少し体格が良い程度なのだが。
マフラーに顔を半分埋めて、ようやく家を出た。]
[ユーリーに誘われ、意外そうに唇の端を上げる。]
へぇ。
ヤケに親切だな。
後で何か罠でもあンのか?
[ 鼻を鳴らして嗤い。
教えられた保管場所へシャンパンを探しに行く。]
スパスィーバ!
[ 後手に、礼とばかりに他国で手に入れた煙草を放る。ユーリーが受け取るかどうかまでは確かめない。]
[結局広場には行かずに、自宅に向かう]
花瓶、あったかな。
[そんな、建前くらいは口にして。
結局一輪挿しは見つからなくて、青い薔薇はフラスコなんかに生けられてしまうのだが**]
/*
いやもう、ひろばがどんなようすだかそうぞうつかないなんてことはないよ(めがおよいでいる
うん、いやわかるけど。
突っ込む勇気が無かったのです。
みんなと知り合いになれるチャンスだったのにー(じだんだ
[料理中...はこう思った。]
俺は井戸水を飲んだが、ユーリーが言ったように妖魔になるのか?
でも、カーチャも井戸水をシチューに使ったと言っているがそれをいつだったのか?
…なにやっているんだ俺は。そんな迷信っぽい噂を本気にするとは…。
[...は井戸水の事を少し忘れ、料理を作成し続けた]
[ 服屋の男>>271が目にはいる。
にこにこと。笑顔を向ける。 ]
おはよう・ございます。
[ 木々をくぐり。
森のなかへ。 ]
きょうは。
とくべつ・だから。
[ 妖精の子にも、会えるかしら。
あまいりんごの香りを、*抱いて*。 ]
−中央広場−
[フィグネリアの姿が見えるとホットビールでホロ酔いなのも後押しをして普段は気安く話しかけない村長の娘へ声をかける]
あの・・・フィギネリアさん
今日の駄賃だけど
2度あの高い木に登ったんだし・・・2倍貰えますよね
[断られてもダメ元と、上着の裾を引っ張った]
[新たに合流したベルナルトから掛けられた言葉に、ほんの少し微笑する。
それは多分、この空気を読んだ思いやり。
出会い頭の世辞とは違う、褒め言葉は。
素直にすとんと降りてきて。]
―――…
まだ、試行錯誤の繰り返しだけれど。
そう言ってくれるなら、これからもわたし風で作りますね。マロースさん。
[師匠の物とは趣の違うジェット・マロースを前へと僅かに傾けて。
ありがとう、と一緒に頭を下げてみた。]
[ユーリーが声を掛けた相手は、先程のダニール。
知己のように見える二人の話に口を挟んでは悪いと思ったから、挨拶は出来なかったけれど。
交わされる言葉と、後ろ手に投げられる何か。>>270
彼らの遣り取りを不思議そうに眺めてから、ようやく周囲を見回した。
広場にはいつの間にか人が増えているようだ。]
わたし、一度お店に戻ります。
美味しいお菓子を頂いて、それから…色々と準備もありますし。
また後でお会いしましょうー!
[幸せそうにお菓子を食べるフィグネリアに悪戯っぽく笑いかけ、座っていた場所から立ち上がる。
コートの裾とスカートをそっと掃えば、霜のような欠片がぱらぱらと落ちた。]
/*
そしてサーシャは性別描写ないのね。
アレクサンドル(男性)またはアレクサンドラ(女性)の愛称形、らしいので、男女どちらでもあり得るのか。
女性名だと思っていました。
― 森 ―
わ!
[ びくり、と跳ねる。
声の方へ、振り返り。 ]
おはよう、サーシャ。
[ ヘイゼルを見あげて。
にこにこと笑う。 ]
カーチャ、へいきよ。
これ、サーシャの・ぶんよ。
スチェおじちゃんの。
[ 小袋をさしだして。 ]
[笑うカーチェに、困ったように頬を掻いた]
カーチェが平気でも、サーシャが厭だ。
カーチェが悲しい顔をするのが、一番…厭だから。
[差し出された袋を確り受け取り、コートの懐に仕舞う]
……スパシーバ。
シュテファンにも。そう言っておいて。
― ほんの少し前 ―
[少年が、フィグネリアの裾を引っ張っている。
幾度か顔を合わせたことがあったと思うけれど、名前は何と言っただろうか。記憶を辿る。]
こんにちは!
ええと……ラビくん。ですよね?
[引き出した名前はやっぱり少し曖昧だったから、確かめるような疑問系になってしまった。
木に登った駄賃と言っているからには、彼も飾りつけを手伝っていたのだろう。]
ヨールカの飾り付け、お疲れ様です。
[段々と小さくなっていくような挨拶は、最後まで聞き取れなかったけれど。労いの言葉をかけて、入れ替わりに立ち去るのを謝罪した。]
……そうそう。
マロースさんも無事お出かけしましたから、お買い物はいつでも。
[振り返り際の言葉は、ベルナルトへと。
先刻、買い物がしたいと言っていたことを覚えている。
人形店の方向へと目を向ければ、遠目にも雪兎が鎮座しているのが確認出来た。
都合に合わせると言ってくれたけれど、それこそユーリーの様にまた行き違いで待たせても悪い。
「いつでも」と言ったのは、今度はこちらが合わせると。用事が済んだらで良いと、そういう心算で。]
お礼なんていいのに。
君は魅力的なんだから、そうやって笑ってくれたのは素直に嬉しいけどね。
[オリガが微笑んでくれたことに、心中ではほっとしながら。
彼女に頭を下げられれば、まんざらでもなさそうに笑った]
ああそうだ、店には後で行くよ。
今はこのポードニックの時間、ってね。
[立ち上がる様子にはそう呼びかけて、シャルロートカの小袋を自慢気に示す。
店に帰っていく小さな背に、ひらひらと手を振った]
……女性を褒めるなら、素直にはっきりと褒めればいいのに。
そんな態度をとっていたら肝心な時に伝わらないよ?
[幼なじみに対して、明らかに他と違う態度を見せる年下の少年。
そんな光景を面白がっている気持ちも隠さず、オリガが去ったのを確認した後で声をかけてみた]
/*
役職希望、このままでいいかな。
狂人人気ありそうですし、弾いたら悪いし。ううん。
…てるてるさんが大変気になるなんてそんな。
| | | | | | |
● ● ● ● ● ● ●
▲ ▲ ▲ ▲ ▼ ▲ ▲
/*
地雷物件ベルナルト。
こいつあと100回ぐらいは石投げつけられてもいいんじゃないかな。
オリガに対しては、今後恋愛RPに発展しなかったとしても特別な存在の一人には変わりないんじゃないかなあと思います。
幼なじみだから手は出してないけど、彼女が辛そうなのを見るのは嫌いだし笑顔を見れば嬉しい。そんな感じ?
サーシャが、いや?
[ すこしだけ。
しょんぼりと。瞳をふせる。
でもすぐにまた、あげる。 ]
スパシーバ。
うん! カーチャ、言ってくる・のよ。
[ にこにこと、笑って。 手をふる。
ふわ、と。 黒のフレアがゆれて。
止まる。 ]
[高く掲げた籠から3つ、菓子は引き抜かれ。
代金の話になると>>267困ったように笑って見せた]
これは売り物じゃないんだ、だからお代は要らない。今日は特別な日だからね…配って歩きたい気分なんだ。
[籠を下ろして、幾分か減った中身を並べ直し。ブリンチキに触れると冷めかけていた為慌てて手に取り齧り付いた。]
……美味しい。
ドラガノフ、腕を上げたな?
[賑やかになって行く広場を眺めながら、後は誰に配っていなかったかと思案して次の行き先を*考えていた*]
[ ふり向いて。 ]
ヨールカ、きれい・だったのよ。
[ もういちど、手をふる。 ]
カーチャ、言ってくる・のよ。
またね!
[ 走りだす。
こんどは止まらずに。 ]
厭だ。
サーシャはカーチェがいつも笑ってるのが良い。
[ヘイゼルを揺らして、しょんぼりと俯く少女に告げる。
シュテファンへの伝言を伝えると笑うカーチェを見送る様に手を振って。
背を向けようとした所で、足音がとまるのに不思議そうに首を傾いだ]
ヨールカ……。
[綺麗だったと。
話すカーチェを眩しそうに見詰めて。
もう一度手を振る。
今度は止まる事のない足音に、
子供の歩みもまた、止まらずに。森の*奥へと――*]
[村人全員で食べても充分な量を作るのだから、それなりに時間は掛かる。
完成した頃には、大分日は落ちてきていただろうか>>268]
うん、すっごく良い香り。
流石は叔父様だわ!
盛り上がりますよぅ。
やっぱりお祭りを賑やかすには、美味しい手料理!ですもの。
[その完成度はお見事としか謂い様が無く。
これらにシュテファンのお菓子が加われば、更に豪華になるだろう。
それと、一応自分のケーキも。……お師匠たるシュテファンのお墨付きなのだから、少しは自信を持ってもいいのだろうか。
酒は、大人達が用意しているだろうけれど……問題は自分を含む未成年者に振舞うソークか。
誰か、用意している者は居るだろうか?]
[少しの間、料理の香りを楽しむが。
直ぐにハッと我に返り、倉庫から台車を運んでくる。]
さ、どんどん運ばないと冷めちゃうわ。
かといって、一気に全部持っていくと、食べ切る前に冷めちゃうか……
とりあえず、全体の半分だけ持っていけばいいかな。足りなくなったら追加で持って行けばいいですよね。
[特にお疲れであろう叔父に、家から会場までを往復させるのは忍びないからと。叔父には家の中で台車に料理を乗せる作業をと促すが、彼が行くと謂えば困ったような表情を見せつつも、拒否する事は無く。]
[家に残しておく分には、冷めぬように蓋をし、その上に炭を、すこし。]
[台車に乗せた料理を、迅速に、かつ溢さない様に運んで行く。
会場に、まだ叔父の帰還を知らない者が居るならば。叔父の作ったものだと*告げるだろう*]
― ドラガノフ宅←→広場往復開始 ―
らん
[ うれしい歌。
くちずさみながら。 森をぬける。
見あげた空の、むこうから。
ちかづいてくる。
だいだいの、アランジェヴィ。 ]
くらく・なっちゃう。
おじちゃん、どこかしら。
[ くるん、と。
ひろがる、*黒のフレア*。 ]
/*
しまった……祭り用の料理のレシピ、すごい茶色くね?
緑が足りないよ緑が\(^o^)/
サラダ入れるの忘れてましたさーせん……!!!
うん、料理の中に野菜も入ってるよきっと……
―回想―
[語られた「奇跡」>>261に、ぴくりと眉が動いた。]
それを奇跡と呼ぶのなら。
聖夜に限らず、毎日が奇跡に満ちていると言えそうね。
[声音にどこか宿る不満が遠まわしに、
「聖夜だけの奇跡」への憧れを表して。]
[続く言葉に、]
人狼…
[その怪物についてなら聞いたことがある
と、微かに頷く。]
隣村にまでそんな噂が立つなんて、いやだわ、
もしかしてこの村へも人狼の魔手が及んだりするのかしら。
…奇跡を頼るだけでなく、
自分の手で人狼を倒す気概も持ちなさいよ、あなた。
[そうはっきりと言いきって、歩み出した。]
―現在・村道―
………さむい。
[両手をこすり合わせる。
その指先までが血の気を失い、肌白さが際立っている。
平均よりも体温が低く、血の巡りの悪いこの身体は
寒さに弱い。
いわゆる冷え性と言うやつなのだろう。]
ああ、そうだ。
冷え症の薬が底をつきかけていたわ…。
もらいに、いかなけりゃ…。
[雪の上に足跡を残しつつ、広場を避けて歩む道中で。
ふいに蘇ったのは、頭の中にかきとめておいた一件のこと。]
/*
ツンデレwwwwww
可愛いwwwwww
なんか可愛い人の多い村ですね/////
ナタリーはかわいくないけど^w^
垂らしという形容は正確ではないね。
僕は人より愛が多いだけだよ?
お前……ねぇ。
僕は一応、オリガよりも年上なんだけど。
お前呼ばわりは悲しいな。
[欠片も悲しんでなさそうな声で、ラビの悪態にやや大げさに返す]
ああ、この香り?
別に僕が付けてるわけじゃない、女の子の香水の匂いが移っただけさ。
いい香りだろ?
[女のように伸ばした髪。
耳飾りも女物で、母によく似ているせいか、顔立ちも体格も男らしいかと言われれば否。
この上香水の香りまで纏っているので、義父からは帰ってくる度にその鬱陶しい髪を切れだの女の匂いをさせるなだの嫌味を言われているから、その手の発言は慣れている。
だからラビの続く言葉にも、にこにこと受け流した]
/*
ベルナルトはまだ名前が判明する前の絵だけの段階から惚れてました(告白)
このキャラチップ使って花輪くん的なRPするのが夢だったのです。
でもその結果がこれだよ!!
私は全国の花輪くんファンに土下座した方がいい。
[小袋から、シュテファンの作ったシャルロートカを取り出して口に運ぶ。
カスタードと熟した林檎、二種類の甘さがとても心地良い。]
おいしい。
[そう言って見せた表情は、平時のどこか気取った笑みとは違い。
幼き日、母とお菓子をもらいに来ていた頃の笑顔が戻ったかのような微笑みだった。
今では数少ない、青年がこのような表情を見せる場面のひとつは。小さな頃から親しんでいたシュテファン印の菓子を食べている時である]
これで代金がいらないだなんて、相変わらず奇特な人ですね。
色々な街や村、時には都会って言える所にも行ったけれど、この村以上のお菓子を作れる店はなかったのに。
シュテファンさんが店を出して、多少金額を都会の菓子屋並みに釣り上げても常連客になりますよ僕は。
[この菓子を味わえなかったことが、村を不在にしていた間の心残りの一つでもある。
まあ仮定のように街でずっと店を構えられたら、小さな頃からこれを味わえることもなかったから村にいてくれていいのだが。]
そういや、菓子職人って女性人気はどうなんでしょう?
ほら、女の子なら大抵お菓子が大好きだし。
僕もナタリーみたいに、シュテファンさんにお菓子作りを習えば…もっと女の子の心を掴めるかな?
[話題はなにやら不真面目かつ不純な方向に。
そもそも青年は料理をしないので、せいぜい紅茶を淹れるぐらいが限度であった。
だからこの言葉もほとんど冗談みたいなもので]
──村入口──
ふぅ。
[青年の家は役場の近く。ヨールカを過ぎてもう少し歩かなければ暖かな暖炉にはたどり着けない。
早く向かおうと荷物を持ち直したところで、懐かしい声>>220が聞こえた。]
ナタリー。
[元気の良い年下の幼なじみ。駆け寄ってくるのを見れば、こちらも自然、笑顔になる。]
久しぶりだね。手紙を出すのも大げさな気がしてしまって。
[ほとんど連絡もしなかったことを詫びる。近づいてきた彼女の目元が腫れているのに気づいたけれど、あえて問うことはせず。]
暖かかったよ。朝になっても洗面器の水が凍っていないんだ。
[遠い街の様子を語って聞かせた。]
[幼い頃は彼女を泣き止ませたくて、涙の訳を問い詰めたこともあったけれど。
自力で泣き止んだ彼女を再び泣かせているだけだと、自らの愚行に気づいてからは、ただ、普段通りに接することを心がけて。]
……わ。
[しゅるりとマフラーが巻かれれば、ありがたく受け入れた。]
助かるよ。でもナタリーは寒くない?
[訊ねてもマフラーが彼女に返ることはなく。首元のぬくもりに安らぎを覚えた。]
村の設定が変更されました。
……わ。わ。
[矢継ぎ早に渡される袋を受け取れば、トランクで塞がりかけていた青年の両手は一杯になって。]
ありがとうナタリー。料理楽しみにしているよ。おじさんによろしく。
[ぽんぽんと紡がれる彼女の言葉の合間に、なんとか最低限伝えたいことだけを挟んだ。
青年のテンポがずれているのか、彼女のテンポが早いのか。会話はいつもこんな感じ。]
/*
>忌み子云々を迷信として嫌うため
ナタリーと思考シンクロしておるwwww
ナタリーは奇跡とか信じてない→勿論妖怪だとか妖魔だとか呪われた子だという話も信じてないので。
機会があらばサーシャに絡みにいきたいー!
― 広場←→ドラガノフ宅 ―
[娘は忙しなく、こちらかあちらへ、あちらからこちらへの往復を繰り返す。
運んだ料理をテーブルへ並べ、台車が空になればそれを引いて叔父の家へ戻り、また料理を台に乗せれば、勢い良く運び出す。
寒さを感じる間も無い為、マフラーを幼馴染に渡した影響は殆ど無い>>308
半ば、気分で巻いていたのも有ったから。
むしろ、こうして動いていると暑いくらいで。]
[粗方運び終えれば、広場もテーブルも、より賑やかになっていただろうか?
月や星はうっすらと見え始めていただろうか?それとも、雪が降り始めて隠れてしまっていただろうか。どちらにしろ、額の汗を拭いながら、少し眩しそうに見上げて。]
[娘にとっては、聖夜の祭りは楽しみでもあり、そして憂鬱なものでもあった。
だって聖夜とは。
娘のヂェーニ・ラジヂェーニヤでも*あるから*]
/*
12月半ばだと、
日の出時刻:9時前
日の入時刻:16時前後 みたい。
ふむふむ。
ナタリーちゃんが夜にしてくれているから、17時過ぎくらいなの、かな。
分からなくなったらぼかす…!←
/*
Σはっ
発言回復しないんだ……!?
>(2010/12/12(日) 05:00:00 に発言初期化回復)
o....Σrz
おいおい良く読もうぜ、というお話。
/*
ウートラさんありがとう…!
独り言1196とかどういうこと。
このポイントを白に回したい…っ!
無駄なト書きが多いから、独り言を積極的に使わないと間に合わない気がする。
ヨールカじゃないけれど、装飾を色々削るマイナス作業って難しい な…!
[料理ができた。数も多い。冷めない内に運ばなければ行けない。]
確かに半分ずつ運ばなければ行けないらしいな。ふぅ。
[料理の作成で疲れが出たのか。こう言う]
確かにそうだな。ナタリー…
[...は+裏+
表:一緒に運ぶよ 裏:休憩する為、ちょっと歩くよ。]
[...は料理で疲れたので散歩する事にした]
ナタリー。運ぶのを任せたぞ。
俺も出来るだけ早く運びに行く。
[...はナタリーにそう伝え、少し散歩に出た**]
/*
>ウートラさんメモ
あ、あれ?
回復する予定だったの か な …?
下には確かに12/12日って出ているけれど、
昨日の段階でどうだったかは自信がないですね…。
*/
なんかアリョールが流星剣(FE聖戦)を使いそうな人に見えそうだな…。
キリングシーンでいきなり流星剣を使用して、ヴァレリーが「俺の出番がねぇー!」って言う感じだな…。
― 広場周辺 ―
スパシーバ!
[ 菓子男>>288に近づく。 ]
サーシャにね、あげたのよ。
スチェおじちゃんの、おかし。
スパシーバ、って。
カーチャ、言いにきたのよ。 サーシャの、かわり。
あとで、また、あげてね。
きっと、まってる・のよ。
[ にこにこと。 妖精の子のことを。
伝えられたかしら? ]
いいにおい。
[ 犯人は、雑貨娘>>310。
ぐう。 おなかがお返事。 ]
カーチャ、ごはん、おうち・だから……
[ がまん、がまん。チルペーチ。
カーチャのごはんは、おうち。
いつものこと。 養父がそう決めたから。
バターの香り。 鶏のハンバーグ。
名残惜しそうに見つめながら。
*家へと向かう*。
――散歩してる人>>313とは、会うかしら? ]
む。
[お行儀が悪いと思ったけれど、かすかなリンゴの香りに耐えきれなくなって、包みを開ける。頬張りながら歩けば疲れも忘れるよう。]
シュテファンにお礼を言わなければならないな。
[そして今度は焼きたてのを買うか、熾火で温めて食べるか……休暇中にやることリストに入れておく。]
嗚呼、今年のヨールカはシンプルでいいな。
[やがて広場に差し掛かれば足を止め、ヨールカを見上げる。
シンプルな中に、豪奢な布飾りがアクセントになった飾り付けは、青年の好みにとてもあうもの。**]
ヨールカ……。
サーシャは知らない、そんなもの……。
[帰り際に少女が言った言葉。
それを思い出し、子供は呟く]
どんなものなんだろう、ヨールカって。
……マーマみたいなのかな。
[首から下げた写真の入ったロケットを、服の上から握りしめる。
初老の樵に幼い頃に貰ったそれは、子供にとって唯一のたからものだった]
― 店内 ―
[今度こそ、濡れたコートを暖炉の傍に干してから]
――おつかれさま。
交代の時間ですよ。
[お店番をしていた雪兎を、ヨールカの良く見えるベイウインドウの定位置へと運ぶ。]
今年も綺麗でしょう。
色んな方が手を尽くして、お祝いするんです。
聖夜って言うんですって。知ってる?
[戻ってからも暫くは、人々の行き交う広場を眺めていた。
日が傾き、村役場の後ろへと落ちてゆく様を。
空にちらちらと星の影が瞬き始める様を。]
[カチリ、と古くなったロケットを開ける。
色あせた写真に映る蜜色の髪の女がそこには微笑んでいる]
マーマ……。
[小さく呟き、口接けを一つ贈る。
たった一人の肉親。もうこの世にはいない母を想って。
子供はそっと眸を閉じた*]
[白樺を燃したサモワールが、シュッと音を立てた。
手元の暖房代わりに、また何時でもお茶を口にすることが出来るようにと、素朴な作りのそれには常に火が入っている。
濃く抽出した茶とお湯をカップへと注ぎ、甘さ控えめの――それでも蜂蜜をほんの少し落としてから、柔らかな香り漂う包みを開いて、二つに切り分ける。そうして、ひとくち。]
…あ、林檎。
あったかい味。
[思わず笑みが毀れる。
シュテファンのお菓子が何処か懐かしい味がするのは。
多分気の所為ではなくて。]
/*
瓜科はたしかプロ中の喉は回復しないはずなんだよね。
その代わり、村建てがpt制限変えると初期値に戻ったはず。
某mfmfさんがそんな事をしてたと思う。
……マーマ。
サーシャも、ヨールカ見てみたい。でも……。
[森の外に出る事は、禁じられているから。
外の世界を知る事は、叶わない―――]
/*
今回独り言は、削除発言で表す心算w
ちょっとした挑戦と言うか、なんと言うか。
迂闊に発言ミス出来ないんだ、じぇw
………。
[ふと思考を断ち切り、ふるりと震える。
夜に近づいているからだろうか。
心なしか先刻よりも冷え込みが厳しくなっている気がする。]
まだ雪は降っていないみたいね。
あ……広場にテーブル。ナタリーちゃんかしら。
[何か持っていける物はあるだろうかと思うけれど、質素な生活では、行事に皆に振舞えるような飲料も食材も置いてはいない。
何だか申し訳なくて、ふっと溜息を吐く。]
…………木材。あと、木炭も。
また森に頂きに行かなくちゃ。
樵さんに頼んであった分、もう出来ているでしょうか。
[やがて、年越しの必需品へと意識を移す。
ステファンの菓子をすっかり食べ終わってしまえば、もう一つの皿を手に店の奥へと入っていった。*]
[ロケットを服の中に仕舞い、貰ったばかりのシャルロートカをテーブルの上に広げる。
まだ僅かに湯気を上げる菓子からは、甘い林檎の香りがして。
子供の鼻腔を擽った]
…………。
[さく、と
パイ生地を噛み、頬張る]
あ、まい……。
[口の中に広がる生地と果実の甘さに、
普段味の薄い粗食に慣れている子供は、そんな感想を一言漏らして。
さくさく、と。
パイ生地を噛み砕きながら、残りを口の中に放り込んだ]
[唇をぺろりと赤い舌で舐める。
指に付いたパイ生地の残りまで、ぴちゃぴちゃと綺麗に舐め取った。
行儀の悪い行いも、叱るものは誰ひとりとしていないから。
何時またこの甘いお菓子を食べられるか判らない子供は、
最後の一欠けらまで残さない]
[...が散歩中、カーチャと呼ばれる少女の姿を見つける。...は声をかける]
あっ、カーチャか…。あのな…謝っておくべき事がある…。
あのな、井戸の水は飲めるのに…料理に使わなかった…。折角、井戸の水について色々と聞いたのに…。
[...はその後もカーチャと呼ばれる少女に謝りだす。その後、先程もらったお菓子の袋を出す]
あの…お詫びに返す…。
[カーチャと呼ばれる少女が受け取らなければ、...は一緒にお菓子を食べる事を言うだろう**]
――広場――
は。お前嵌めるつもりなら、ヨールカに爆薬でも仕込むくらいしてるさ。
[こちらも似たような笑みをダニールに返す>>270。
彼が戻ってくると、豪快な飲み口に歯を見せて笑う]
ああ、ダニールは本当にこの村に似合わねえな。
[褒め言葉として告げる。
煙草を受け取ると、愉しそう眼を細めて、すぐに火を付けた]
/*
粉末入れない煙草は別に好きじゃない、としてもよかったのだが、
そうすると妖魔弾かれたときに粉末の伏線に困る可能性があるので普通に吸おう。
[ナタリーが料理を持ってくると、早速つまむ。]
堂々と帰ってくるだけはある。
酒が欲しくなるな。シャンパン程度じゃ物足りねえ。
[いいものは素直に褒めるのが常。
少し早い時間帯ではあったので、アルコールの類はまだ場には出ていない。
誰かに話しかけられれば適当に相手をした後、自宅へと戻る]
…はよ…?
[おはようと挨拶をうけ、そのまま返す。
返してから、ちらと陽が落ち始めている空を見上げて首を傾げた。]
……んだ。森、いくのか。
[いろいろと傍から言われてるだろうに、やかましくないのか。
思うが、わざわざ言ってやるほどでもない。
森へ向かうのを視線で見送り、男は広場のほうへ歩みを進めた。]
/*
えっ……つまり、ダニール「が」オリガ「に」嫉妬してるという事ですかわかりません><
わーいわーい。オリガさんサンドバック仲間ですよー;w;
(エアー握手)
/*
>>329
完全に擦れてはいないのね。
ダニールを人狼事件的な意味で堕とすのすげえ愉しそうだ。
サーシャは皆に好かれるようだから、完全に嫌おう。
/*
オリガもてもてだぉ><
そしてナタリーはあちこちに好意飛ばしすぎだぉ><
ああ、ナタリーのは正縁故と書いてエサと読む……はず。
[男はもともと人付き合いが得手ではなかったが、それが決定的になったのは18の時だ。
当時も出不精ではあっても、新しい技術のチェックや生地や糸を仕入れに、定期的に街へ出ていた。
そこで出会った年上の女に、男は惹かれた。
いろいろなことがあった。
鮮やかで、直視できない日々。
人と付き合うのも悪くはないかと、拒絶していたそれを肯定し始めた矢先に、女が死んだ。
緩みかけていた心に、それはひどい衝撃だった。
以来男には、穴が開いたままだ。
誰にも話していない、鍵をかけられた記憶。]
/*
書き方まずったな。
アプローチされて惹かれたところで女が死んだんだよ。
独り言は消せない→訂正できないんだよな。
人との縁故つめるかとも思ったが、メモで言うよりできれば表で振りたいと思う。そのためには会わないとな。しかしおっさんはほとんど動かない。
引いた役職によって生存欲とか決まるな。
*/
/*
若い子とも縁故出来てナタリーはうれしいぉ^w^
でも縁故広げるだけ広げて、絡み切れないのがさりぷるクオリティ……!!!
[しばらくはその場で盛り上がっていたがしばらくすると落ち着きをなくして]
あっと俺・・・
母さんの様子を見に家にかえんなきゃ
じゃあ また後で
[その場にいた者たちに手を振ると広場を後にして森に近い粗末な民家が集まるほうへと走り去る**]
[シャルロートカを食べ終えると、入っていた包みを箱の中に仕舞って。
寝床にしている藁のベッドに横になり、カーチャが話していた未だ見ぬヨールカへと、子供は思いを巡らせる]
どんなものなんだろう……。
冬になると森に入るみんなが、綺麗だって言う。
でもサーシャは見た事ない。ヨールカも、それ以外のものも。
[呟く声は、一人の部屋に静かに響く]
一度、見て、みたいな……。
[腹が満たされたせいか、睡魔にうとうとと舟を漕いで。
毛布代わりの毛皮を引き寄せると、子供は赤子のように丸まり、
眠りの縁へと落ちて行く―――]
村の設定が変更されました。
― ドラガノフ宅 ―
[料理の半分を広場に運び終えると、流石に顔に疲労の色を浮かべ。広場に居る人達へ、少し休憩してから戻ります、と告げてから。
娘は叔父の家へと戻ってきた。]
ふー、終わったぁ……
[叔父は休憩がてら、散歩へ出ると謂っていた>>313
今、此処には娘一人。]
[一先ず家のソファへ腰掛ける。
爽やかなハーブの香りが心地良い。自分の為に持ってきた訳じゃないんだけどな、と心中で苦笑して。]
村の設定が変更されました。
[うとうとと、夢の世界へ堕ちそうになるが。
ふと、美味しそうな香りを漂わせる残り半分の料理に目を留める。]
そうだ!
あの子にも叔父様の手料理、食べて貰おうっと。
[思いついたように手を叩けば、厨房に残っている料理を少しずつ小皿に取り分け、盆に乗せていく。]
[そうして一人前の料理を並べれば、その盆を持って家の外へと。
木の実や茸、野草等を採取する目的以外であそこへ行くのを誰かに見られると、後々面倒だからと。
きょろきょろと、人目を気にしながら。人気の無い柵に近い側をを通り、向かう場所は――]
― →森へ ―
― 森 ―
[妖魔の棲むと謂われる森。
幼い頃、奇跡の花を求めて足を踏み入れた森。
そんなものは存在しないと。心の中で結論付けた娘は。
今はその目的で入る事は無いけれど。]
[気味悪がって、入ろうとしない村人が多い中で。
子供達は特に警戒もせず、入っていく。
娘も、そのうちのひとり。]
[初めてあの子に逢ったのは、いつの日の事だったか。
確か、パン生地に混ぜる為の木の実を求めて森へ入ったものの、進めど進めど見つからず。
道に迷ってしまっていた時に、声を掛けられたのだったか。
幼心に、神秘的な子だと思った。
自分と同じくらいの年頃の子なのかと思ったら、ほぼ6つも年下と知って驚いたものだ。]
[後に、村人から。森に棲む妖精の子の話を聞いた。
奇跡を信じようとしない娘には。
妖精、だなんて到底信じられないものだけれど。
忌み子、だとか。呪われた子だとか、聞いたときに。体中の血が沸き上がるような思いをした事は良く憶えている。
そんなものは迷信ですと、謂い捨てて。
大人達へ反発するように、頻繁に森を訪ねるようになった。
流石に、今は採集目的以外で入る事は殆ど無くなったけれど。
訪ねる時は、木の実パンやら、ジャムのピロシキやら、何かしらの食糧を持って。
運良くあの子に逢えれば、手渡していた。]
サーシャ、どこ?
[森の奥へ、更に奥へと、足を進める。
あの子が森の何処に棲んでいるか、娘は知らない。
だから、あの子が近づいてきてくれるのを、娘は待つだけ。
我武者羅に森の中を歩いている為、サーシャに逢えなければこのまま迷うのかも*知れない*]
……マーマ。
[赤子の様に丸まる子供が、母の名を呼ぶ。
いくら大人びた容姿をしているとはいえ、
その寝顔だけは年相応に稚く幼い]
………?
[ふと、名前を呼ばれたような気がして。
子供は目蓋を薄らと開ける。
なにか夢を見ていたような気がするけれど、
それを払う様に頭を軽く降って。防寒着としても使っている毛皮を身に纏い、小屋の外へ]
あの初老の樵も。
そうして命を落とした。
[呟く声に苦いものが滲む。
冬の獣の獰猛さは、人の命を容易く奪ってしまう事を、
子供は厭と言うほど知っているから。
無防備な人がいれば、忠告を送る。
あの樵の様に誰も死んでほしくないから。
それでも聞かなければ、知らないけれど――]
大丈夫よ、私これでも結構強いんだから。
[口ではそう謂ってみせるが――実際に熊が出てきたら、多分、恐らく、きっと、腰を抜かしてしまうだろう。]
でも、ありがとう。
[ふ、と笑んで。
食事の乗った盆を差し出す。]
叔父様がね、料理人の修行から帰って来られて。
聖夜の料理を作ってくださったの。
サーシャにも味わって貰いたくって。
[ゆるりと首を傾げて]
さっき、サーシャの名前を呼んでいたのはナタリー?
……此処には来ない方が良いって、前にも。
[言ったよと、続けて]
[差し出された料理の盆に、ヘイゼルが瞬く]
……今日は何かのお祭り?
さっきもカーチャが来た。シュテファンのお菓子を持って。
[盆を受け取り、フードを下に引っ張りながら]
……スパシーバ。
[小声で、礼を]
うん、そうよ。
[名を呼んだのは自分かと問われ、笑みを浮かべたままこくりと頷く。]
来ない方が良いのは、妖魔が出るから?
……もう。そんな御伽噺みたいな事あるわけないじゃない。
[苦笑して。]
妖魔……?
ちがう。
[ふるり、首を振る]
此処に来ることで、ナタリーがあとで怒られる。
サーシャはそれが厭だ。
みんな笑ってるのが良い。
サーシャはみんなの笑顔が、好き。
そうよ。
年に一度の、聖夜のお祭り。
神様が生まれた日……って謂うけど、私は……
[信じてないけどね、と続けて。]
美味しいお料理や、お菓子がいっぱいで。
広場の真ん中で飾り立てられてるヨールカは、とても綺麗なの。
[礼を謂われれば、どういたしまして、と笑んで。]
……ね、サーシャも行かない?
[おずおずと誘ってみる。]
そうか……。
ナタリーは罰あたりだな。
[信じてないと続く言葉に、そう笑って]
でも、サーシャは行かない。……行けない。
この森を出ては駄目だと言われてるから。
[誘う言葉には、もう一度頭を振る]
[娘が怒られるから、と答えが返れば。きょとんとサーシャのヘイゼルを見詰めた。]
……サーシャはそんな事、気にしないの。
まぁ、確かに怒られるのは面倒だけど。
それより一人でも多くの人に、叔父様の美味しい手料理を食べて貰いたいし、ね?
その方が、私も笑えるわ。
ナタリーは笑えても、他の人はきっと厭な顔をする。
サーシャは呪われた子供。妖精の子だって、みんな言う。
[ヘイゼルが揺れる]
だって……
[神様が居るなら。きっと私を一人ぼっちになんてしないもの、と続けようとして。言葉を飲み込む。]
……むう。
どうしても、駄目なの?
[サーシャが頑なに拒むようなら、残念そうに眉を下げる。]
[本当に幼い頃に、一度だけ。
人の温もりが欲しくて森を出た事がある。
だけどその時に掛けられた言葉の毒と、冷たい視線の棘は、
今も子供の心に深い楔として在った。
あの異物を見る様な眸を。
忘れる事など、できない――]
[ごぉ…っと。
森の奥から、一陣の風が吹く。
子供の髪と、ナタリーの髪を揺らして、村へと吹き付ける不吉な、風]
……今夜はきっと、吹雪く。
もう、お帰り。雪が世界を染めてしまう前に。
もー!
呪われた子なんて、居るわけないじゃないの。
自分が呪われてるなんて、謂うもんじゃないよ!
[少々声を荒げ、首を横に振る。
謝罪の言葉には、口を尖らせて。]
……此処に、いる。
それにサーシャが謂わなくても、皆が謂う。
[口を尖らせるナタリーを不思議そうに見詰めて]
どうしてナタリーがそんな顔をする?
ナタリーが謂われてる訳じゃないのに。
/*
ナタリーちゃん、アクティブでいいなあ。
積極的な女の子は必要だ。うんうん。
カチューシャちゃんの自由度もすてき。
←引き篭もりがち陣営
…………
[どうして?……どうしてだろうか。
確かに自分が謂われている訳ではない。けれど。
もしかしたら自分も――否、自分こそが――]
……解らない……。
でも……サーシャは呪われてなんかいないよ。
私達と同じ、だよ……
……っと。
やだなぁ、折角のお祭りなのに吹雪なんて……
[風は村の方へと、娘の背を押すように吹き付ける。
それを受けて、漸く諦めたように、娘の足は村の方へ向いて。]
ね、気が向いたらサーシャも村へ来てよ。
皆でわいわい騒ぐのも、楽しいものなんだから。
[サーシャへ振り返り、またね、と謂ってから。
村の方へと*走り出した*]
― →自宅へ ―
――自宅前――
[村長の邸宅は、村で一番森に近い場所にある。
数歩歩けばすぐその入口に辿り着き、自室の窓から深い緑に手が届きそうなほど。
玄関に辿り着くと、土のにおいが鼻をかすめた。ちらりと、森を見やる]
……本当に燃えりゃいいのに。
[肥溜めでも覗くような嫌悪に満ちた眼で、奥の方に視線を向ける。
そのまま右手が懐から煙草と燐寸を出す。煙草を咥え燐寸を一本出して擦ったところで、ふと止まる。
ゆっくりと森に近くと、足下の枝を見る。赤い炎が強風に揺れた]
…………。
[ふ、と笑い。
その炎を煙草に近づけて、火を灯す。その後勢いよく燐寸を振ると、火は一瞬でかき消えた。
煙草を咥えたまま自宅の方へと戻り、玄関を開ける。カチューシャは既に辿り着いていたか。]
[何かを呟くナタリーを、ヘイゼルは不思議そうに見詰める。
呪われてないと。同じだと紡ぐ言葉には、
微かに笑みを浮かべるだろうか]
……行けない。
でも楽しそうな声は聞いてるから。
ナタリーはサーシャの分も楽しむと良い。
[村へと戻るその背に、手を振って。
子供もまた寝床の小屋へと踵を返した。
手には、まだ温かそうに湯気を上げる料理の盆を抱いて*]
/*
リアルタイムで人と話すとえらい喉喰うのう……気をつけよ。
そして希望役職ほのめかすような発言しちゃったテヘッ
/*
サーシャ男女どっちなんだろう。
と思いつつ、どっちでもないとかどっちでもあるとかにしたい場合を考えて聞けない件。
まあ、地の文での扱いに困るだけなので、まだ大丈夫。
――回想・広場へ至る道――
[自宅へ赴く途中で、ミハイルの姿を見かけて軽く手を振った]
や。何、あんたも祭りへ?
今年は引きこもりもクロッカスみてえに顔を出す。あの忌み子まで出てきそうなくらいだ。
[内容はともあれ、浮かべる笑みに悪意の色はない]
ヨールカの装飾、良い仕事だったよ。
またよろしく。
[賛辞は常に、彼の無愛想さに合わせるように端的だった。
片手を上げると、広場とは逆方向へ歩き出す*]
― 自宅兼診療所 ―
[どうにかフラスコに青い薔薇を落ち着けたころか、戸を叩く、音]
はいはい、はい。
[早足で玄関に向かう」
おや、アナスタシア、どうした。
[こんな日に。と続けようとして、ようやく用件にたどり着いた。あるいは先に言われたかもしれない。
入りなよ、と声をかけて、大きく戸を開く]
―人形店・個室―
[扉の向こうの部屋は、シンプルな白のパーテーションによって二つに仕切られている。
手前を自室として使い、師匠は奥。昔からそのようにしていた。]
お菓子とお茶をお持ちしました。
シュテファンさんに頂いたシャルロートカ。
うんと前、師匠とのお出かけの帰りにお会いしたのを覚えていらっしゃいます?
ここからも広場の声は届くんですね。いつも以上に活気があるでしょう。何でも、ドラガノフさんや国外に出ていた方が戻られて。
今年はますます賑やかなお祝いになりそう。
[中央に位置するテーブルに、コトリと白い皿を置く。]
はんぶん、ですが。美味しいですよ。
出来たら、熱いうちに召し上がって下さいね。
ね、師匠。
今年の納品も無事に終わりましたし、お掃除もばっちりです。
もう少ししたら…今夜は外に出てきてもいいでしょう?
ナタリーちゃんのご馳走が…って、それだけじゃないんですけど。
―――聖夜ですから。
[照明を落とした部屋の中、微かに声が揺れた。]
ジェット・マロースさんが奇跡を呼ぶって……本当でしょうか。
わたし、奇跡って誰かが呼ぶ物じゃなく、起こす物だと思っていました。
でも、どっちでも良かったんです。
どっちでも良いんです、もう。
呼ぶでも起こすでもいいから――…
[口を閉ざせば、静寂が落ちる。
少しの後、師匠の首が縦に振られたのを確認すれば。
有難うございますと頭を下げ、部屋を辞した。]
全く今日は冷えるねェ 雪でも降りそうだ。
[女がどこで待っていてもすることは変わらない。
薬棚をあけて、アナスタシア用の薬を秤に乗せる]
雪のヨーカルも綺麗だろうが風邪引きが増えないかどうかの方が、あたしは心配――と、あんたは症状かわりないかい?
[途中で手を止めて振り返ったりしながら。
特に変わりがなければ、いつも通りの薬ができあがり、それを手渡すだろう**]
[ふと、広場で交わした会話を思い出す。
「きっと奇跡をよんでくれる」と、フィグネリアは言った。
そういう力が宿っているといい、自分はそう答えた。けれど。]
ジェット・マロースさんが奇跡を呼ぶって……本当でしょうか。
わたし、奇跡って誰かが呼ぶ物じゃなく、起こす物だと思っていました。
[子供染みた御伽噺のような台詞。
それにも構わず、言葉は紡がれて。]
でも、どっちでも良かったんです。
どっちでも良いんです、もう。
呼ぶでも起こすでもいいから――…
[口を閉ざせば、静寂が落ちる。
少しの後、師匠の首が縦に振られたのを確認すれば。
有難うございますと頭を下げ、部屋を辞した。]
[ラビに自分の悪行を連ねられてる間は。>>316
そういやこの少年とこんなに話したのも初めてかもしれないなあ、と涼しい顔で全然別のことを考えていた]
否定はしないよ。
まあ……これでも、生まれ育った村での火遊びは慎みを持って控えている方なんだけどね?
言っただろ?僕は愛が多いから、この村だけに範囲を絞っていたらそれこそ別の意味で大火事になりかねない。
[この村での浮いた噂は、女の舞い上がり方が強い分も大きい。
それに、辺りの村や街に行けば更に過激な噂も聞けるだろう。
青年が派手な交際をするのには、そっちの方が楽だったから]
ああ、でも君みたいな初心な子も一定の需要はあるんだよね。
逆に、僕はそういうタイプが好みの女性からは受けが悪くて。
[顔を真っ赤にする様子には、くすくすと笑いながらからかった]
[店に戻れば、サモワールの火に白樺を足し、再度湯を沸かす。
細かな手仕事用のカゴを携えて接客カウンター兼作業台の椅子を引くその頃には、表情は常の物に戻っていた。**]
ラビ!
[ヨールカの側、幼なじみに話しかけられれば破顔して。]
久しぶりだな、背、伸びたんじゃないかい?
[較べるような仕草]
お祭りだしね。それにいくら寒くても、学生寮が閉鎖さ。
[そして、にっこり笑って。ずいっと荷物を差し出した。]
両手がいっぱいなんだ。さあ手伝え。
[小さい頃のように。荷物を押しつけてみた。]
……?
そこにいるのはロランかい?
こうやって話すのも、随分と久しぶりな気がするけど。君も戻ってきたんだ。
うん、聖夜はやっぱり故郷で過ごすに限るからね。
[本来なら家族と過ごすべき聖夜。
それを無意識のうちにか家族という単語は出さず、故郷という言葉に置き換える。
ヨールカを見上げている生真面目な青年>>317にも、近寄って声をかけた。
どうやら彼の美的感覚も自分とは大いに差があるようだ。
遥々南の街まで法律を学びに行っているらしいが、前回の帰省中はこの放蕩息子はよその村の女の厄介になっていて。
だから会うのは、かなり久々。
以前会った時が、家出から帰還して様変わりしてからの対面だった気がする]
やっぱり背景が黒っぽい方が落ち着く……。
今回はずっとbbsにセットしとこう。
瓜科久々だけど、時間の表示が随分とアバウトになったのね。
前はもうちょい正確だったよね??
[ くすねてきたシャンパンは3本。1本を飲み干し、残りは置いておけば誰かが飲むだろう、と料理が並ぶテーブルに置いた。]
ぃち……ッ
[ さて帰るか、とした所で、背中の火傷がまた痛む。どうやら気のせいではなかったらしい。]
医者はまだ居るか……?
[ 軟膏でも貰わないと、ベッドに転がるのも気を遣いそうだ。サンドラの顔を思い浮かべると、記憶を頼りに向かう事にした。]
/*
妖魔希望が通ったら、過去をてきとーに捏造してカチューシャナタリーサーシャあたりとの(妖魔としての)接点を作るべきか…。
しかし無茶振っていいのか悩むでござる。
/*
ベルナルトが意外にやわい。
役職抜きに騒動に積極的に関われそうなのは、サンドラダニールアナスタシア俺か。
*/
― 道すがら ―
マーおじちゃん。
[ 髭男>>325と、会った。 ]
あやまって・おくべき。
料理に・つかわなかった。
[ かなしそうな顔をした。 ]
おわびに、かえす……
[ もっと、かなしそうな顔をした。 ]
お水も、おかしも。
カーチャが、あげたから?
[ なきそうな声でいう。 ]
[ カーチャは、ほかの子とちがう。
カーチャも、知ってる。
かわいそうな子。ムニェジャル。 養父がいう。 ]
[ 目の前の小袋。
受けとらずに。うつむく。
そうしていたら。髭男はなんといったかしら。 ]
……いっしょに、たべる……?
[ たぶん、そんなこと。 ]
……うん!
[ 顔をあげる。 にこにこと、うなずく。 ]
おじちゃん。
カーチャね、ほしいもの・あるの。
[ ちいさな、シャルロートカ。
ふたつにわけると、ほんのちょっぴり。
すっかりなくなったら。 ]
――――
[ 髭男のお耳に、こっそり。 ]
ないしょ・ね。
またね。
[ くちびるに、ひとさし指。
にこっと笑うと。 くるっと黒をひるがえす。
おうちへ向かうのよ。 ]
― 回想>>370 ―
[広場へ着くなり、労いの声がかかり。
料理をテーブルへ並べながら、ベルナルトへ応える。]
そうなんです。これも叔父様の作られたもので。
だから今夜の料理は、今までのと比べ物にならないくらい洗練されていて美味ですよ。
[美しい、との言葉には。苦笑いを零して。]
ベルナルトさん程じゃ、無いですよ。
[軽口を一つ。]
……アハッ。
冗談ですよ、冗談!
……プレゼントとか、別に、良いんです。
毎年こうやって穏やかに過ごせるだけで、充分なんですから。
お気持ちだけ受け取っておきます。
――ありがとう。
[そう謂うと同時、台車の料理を並べ終え。
また次の料理を運ぶべく、娘は叔父の家へと*戻る*]
― 回想終了 ―
― 村長邸 ―
[ 森のいちばん近くの、おうち。
カーチャはすぐそこに、落ちてたみたい。 ]
……燃えりゃ、いいのに。
[ ちょうどまだ、玄関にいたところ。
窓の外に、声の主>>360。
じっと、見つめて。
扉があく前に。
*奥へ*。 ]
― 森の奥 ―
[寝床の小屋へと戻れば、貰った盆を床に置いた。
その隣に座り、まだ湯気を上げるそれへと手を伸ばす]
……美味い。
でも、シュテファンのお菓子の方が、サーシャは好きだ。
[一口かじったそれらに布を掛けると、藁のベッドに横になる。
夜になれば吹雪が来る。
吹雪は良くないものを連れてくる。
良くないものが来る前に、お休みと囁く小さな声に頷いて、子供は眸を閉じる]
[ざわざわ、ざわざわ。
小さな声が囁く。
サーシャ、サーシャ。
妖精の子。私たちの同胞。
悪いものが来るよ。良くないものが来るよ。
だから早くお休み。
夢は妖精の世界の領分。
夢の世界ならば、お前を匿ってあげられる。
だからお休み。
悪いものに。良くないものに捕まってしまう前に――]
[森を抜け、再びきょろきょろと辺りを見回してから。
娘はこそりと自宅へ戻っていく。]
[そろそろ皆、デザートに手を付けたくなってきている頃だろうかと。
今度は自宅の倉庫から台車を運び出し。
貯蔵庫から大きなケーキを取り出して、その上へ乗せて、台車を押しながら広場へ向かう。]
/*
積極的友好→ナタリー、カチューシャ、シュテファン、ベルナルト、ラビ
普通友好→ドラガノフ、オリガ、サンドラ、フィグネリア、ロラン
消極的友好→ダニール、サーシャ
消極的普通→ミハイル、アナスタシア
積極的敵視→ユーリー
*/
― 広場 ―
遅くなりましたー!
[祭りは大分盛り上がりを見せていただろうか。
空いた皿を台車へ移し、代わりに今朝のうちに作ったケーキ>>8をテーブルに乗せる。]
あんまり飾り気は無いですけど……あ、味の方はいける筈です。
[たぶん、と自信なさげに付け加えてから。
娘も村人達に混ざり、叔父の料理や師の菓子に舌鼓を打つのだろう。
けれど、自作のケーキへ手を付ける事は無い。
楽しげに談笑しながらも、その目はどこか遠い場所を――まだ雪の降り始めていない星空を*見詰めていた*]
[小さな声に誘われるように。
子供の意識は夢の中へ――…。
ごおっと音を立てる風も。
ちらちらと舞い落ちる雪も、夢の世界までは踏み込めないから]
……マーマ。
[妖精たちが見せてくれる優しい夢に、
まるで守られているように*包まれて*]
/*
>飴の使用は自由ですが、バランス等は考慮してほしい、です、ね・・・![めそらし]
私ですね、わかります。
さーせん><;;;
―診療所―
[診療所の扉が開き、医者が現れる。>>363 ]
――いつものお薬。
[寒そうに身を竦めた姿勢から上目遣いで、医者の顔を確認して。
アナスタシアは端的に用件を告げる。
招きいれられれば、鼻をすすりあげつつ室内へと。]
特別な日でも、ここは休まず開いているのね。
[このサンドラの領域内では幾分か幼く、素直にもなる女は、
ほっとしたように口にする。]
[...は俺のせいで悲しむカーチャと呼ばれる少女は受け取る姿勢が無い]
…一緒に食おうか?
[...はカーチャに一言を言う。カーチャはシャルロートカが欲しいらしい。
…そうか。
[...はカーチャに一言を言う。そして、...はカーチャにこの事は内緒と言われる]
カーチャ、俺も内緒にする。
[...も小声でカーチャに返事をする。そして、家に帰るカーチャを見送った]
…流石に寒くなってきたな…。
[...は散歩を終え、一時的に皆の所へ移動した。**]
そう、さっきは晴れていた気もするけど…
この冷えこみじゃ、そのうちヨールカも雪を被っちゃいそうよ。
それってマロース氏からのプレゼントかしらね。
[医者には歓迎されないのでしょうけど、雪。と呟いて。
[薬の用意が整うまでの間、
手近な椅子の上に膝を抱えて座りこんでいた。
こちらの症状を問う言葉には、いつも通り
とのみ、覇気のない声が返る。]
[薬を手渡された際には、すっかり冷たくなった指先で、
サンドラの手を包み込むようにして受け取った。]
……悪いんだけど、ここでちょっと
温まっていっても構わないかしら、
いっつも(例年)通り、そろそろ広場で集まりが始まるんでしょう。
サンドラはこれからあれに加わるのかしら。
[サンドラが出かけるなら、
鍵とかはあたしがかけておくからと続ける。
この女にしては珍しく、話ぶりに遠慮が滲んでいた。
暫しの間、膝を抱えて身体を温めて、
それから診療所を辞すだろうか。**]
/*
ナタリーは呪われた子的な設定にするなら人狼より呪狼希望のがいいんだろうか……
でも呪狼になるまでの経緯とか考えてないのでやっぱり人狼のままで!
―少し前:広場入口―
…………
[料理がすべて振舞われ、ナタリーが森にいる頃だろうか。
ヨールカを中心に料理が並び、その周囲には村人が集まっては、楽しげに話をしている。
そんな賑やかな空間に、この男が近づきたがるわけもなく。
ヨールカを、そこに飾られた人形と飾りを近くで見たいと思いつつ、喧騒からは離れていたいという板挟みに、先ほど緩めたはずの眉根が再び寄った。]
/*
おいユーリーがかわいいんだが。
負縁故結ぶならユーリー?と思ってたがこれせっかくの対応だから勿体無い。
負縁故作りしなくても、誰かと仲悪くはなれそうだが。
おっさん人付き合いよくないし。
*/
/*
ここまでのあらすじ。
・隙があれば喧嘩を売る。アナスタシアもびっくりの投球精度で石を投げる。
・どうやら「村」に入っていない人が好みらしい。ただしサーシャは妖魔の森関係者なので例外。
・粉末は妖魔引く引かざるにかかわらず、灰でいいか。
/*
ランダムも使い方一つな気がするんですよねー。
此処はネタ成分少なめな村っぽいし、あんまりランダムを多用するのは避けた方が良いのかなぁ。
まぁ、RP村でランダム使った事無いので良く解らないですが……
/*
匿名さん>
表ログでのランダム機能の使用についてですが、
吊り票決定がランダムということもあり、
村の設定としては特に禁止しておりません。
村建て個人的には、
気になるという声があるなら独り言でこっそり振る
など、ご配慮いただけると嬉しいかな、と思います。
*/
[叔父が広場へ姿を現した頃>>385だったか。
料理は大分量を減らしており。]
残りのお料理、運んできますね。
叔父様、折角久し振りに戻られたんですから、ゆっくり楽しんでらしてくださいな。
[叔父の家に置いてある分を運び出そうと断りを入れ、広場を後にする。
もし、叔父を含む誰かから手伝いの申し出があれば、有難く*受け容れるだろう*]
― 広場←→ドラガノフ宅往復開始 ―
―― 回想・広場 ――
[服の裾をひっぱられて少し目を見張ると、常にはあまり話しかけてこない少年の言葉に笑みがこぼれる>>275]
あら、ちゃっかりしてるのね?
聖夜だからうなずいてあげたいところだけど、余裕がないのは毎年のことね。
[オリガに頼んだ人形にしたところで好意で安くしてもらっている状態なのだから>>194]
ほほえましいこと・・・。
[ラビのオリガに対する反応>>279>>280を見つめるまなざしはやわらかく、けれどほんのわずかに憂いを含んで――]
さあ、まだ準備は終わっちゃいないわ。
[広場を後にするオリガにはまたねと声をかけて>>278、飲み物の準備に取り掛かるとしようか]
[ビール、クワスにメドブーハ、もちろんヴォートカにシャンパンも。
モルスにタルフン、チョールヌイ・チャイ]
おいしそうね。
[ナタリーが続々と料理を運んできたなら、お疲れ様とねぎらって*]
―中央広場―
[...は中央広場に来る。聖夜の日なので大変だ。
ナタリーが...の料理を運んでいる。そして…]
ナタリー…俺が運び出そうか…。
[...は一緒に料理を運ぶ事にした]
/*
時系列が…わからん…どうなってんだ?
おっさん動きづらいよ。
多少ねじ曲がるくらい問題ないだろうが、どっちにしろ自分から話しかけたりしないから結局おっさん自分からはすることない。
時間すっとばして寒いから帰る!!ってのもアリだが、そうすると本気でぼっちだな。
*/
[広場の入り口で、所在なさげなミハイルをみつけたなら>>389、少し強引にでもひっぱってこようか]
ミハイルさん!
こんなところでどうしたんです?
一緒に楽しみましょうよ!
[こっちこっちと手を引いて―ミハイルが喧騒を好まないことなど百も承知の上でしらんぷり]
ヨールカはおかげさまでずいぶん華やかになったわ。
[ユーリーの飾り付けじゃシンプルすぎてと苦笑い]
たまにはこんなのもいいでしょう?
[いささか一方的ではあるけれど、たやすく振り払える程度の力しかはいってはいやしない]
オリガの人形もとっても素敵。
[それでもどこか期待するように――日常には倦んでいたから]
―回想・中央広場にて―
[ブリンチキを齧っている間、あちこちでそれぞれの会話が在った。
その内のひとつの会話…ユーリーと誰かが話をしている姿>>253が見えたが少しばかり離れていて、近視である男にはハッキリとはその姿を確認する事が出来ず。]
ん…ユーリー、誰と話をしているんだろう?
良く見えない。
[それでも、この村に居るのだから少なくとも知っている人だと思いながら2人の会話が終わるのを待っていた。
…もちろん、シャルロートカを手渡す為に。]
なんだか、今話に割って入るのは凄く悪い気がするしなあ。また後で良いかな…。
[もごもごとブリンチキを頬張りながら、改めてベルナルトが菓子を食べている様子を眺めた。
その味に対する感想>>303>>304をもらうと恥ずかしそうに、それでも嬉しそうに笑って返す。]
んー…。
いや…なんだかね、売る為のお菓子を作るのに疲れちゃったって言うかねえ。
街に居た頃…22年前になるのかな、店を構えた時は「ずっと此処でお菓子を作り続けるんだ!」って思ったよ。
でも…珍しいだけの食材を使用する事、見た目優先。折角美味しいお菓子が出来たっていうのに、時期はもう終わってるからって店に出せなくなる上に、代わりに新しいお菓子を考えて作らなくてはならない。そんな事の繰り返しがたまらなく嫌になっちゃってね。
[そこで一旦言葉を切り、ヨールカを見上げ]
街での生活は確かに沢山の刺激は得られたし、それを応用したお菓子も作っているけど…なんて言えば良いんだろう?原点に帰りたくなったって言うか、そんな感じなんだよ。
君がそう言ってくれるのは嬉しいから、それならもっと作って配って歩くぞ?
[それは男にとっては冗談では無く、本気の言葉。
そこで何かを思い出したように手を叩き、話を続ける]
――村長邸――
[特に挨拶もせず上がり、まっすぐ地下の冷蔵庫へ。食卓の方から何か聞こえても、まだ無視したまま。
氷棚の下の瓶を数本取り出すと、片手で抱えて持ち出した。
純度の高い井戸水を使用したストリチナヤや、街から取り寄せたスピリタスなど、どれも度数の高いヴォートカばかり]
これくらいでちょうどいい。
[満足げにひとり笑むと、一階に戻る]
―回想・中央広場にて―
[男は更にベルナルトへ続けて]
あぁ、そうそう。一応注文があった時はお代を頂いている事もあるよ、本当に時々だけどね。
一度大変な注文があったのを覚えてるかな…まだドラガノフが此処に居た頃だから相当前になるけど。
ハルヴァを期限付きで村の人数分用意して欲しいって注文をもらった事があってね?
[ハルヴァ。と言いながら指でなにやら台形のようなものを宙に描いて見せる。その菓子の形状を示しているようだ]
あの時は参ったよ、そんな大口の注文なんて街に居た頃にも無かったんだから…流石に1人では手に負えないとドラガノフと…アナスタシアに3日間だけ手伝いに来てもらったっけ。
無事に納品出来たのは良かったけど、あの後の片付けがもう大変で大変で……
[苦笑して話すその様子はどこか楽しげで、本当に当時は大変だったのかを疑わせてしまうかも知れない。
少なくとも街で居た時より楽しかったのであろう事は、口ぶりから察する事が出来るだろう]
女の子からの…人気かい?
そうだなぁ…あんまり、かな。
[女性からの人気について問われた>>305ほんの一瞬の間、笑顔が消えた。
それはすぐに苦笑へと変えられるが、ベルナルトにはその一瞬は垣間見えただろうか。]
ほら〜、お菓子が身近にあると太ってしまうし、何より…常に甘ったるい。最初の方は良くても段々と飽きて来るみたいだよ?
と、言ってもだ。食べても太らないお菓子を作ることが出来たらそれはもう大人気だろうね。
ベルナルト、一度挑戦してみたらどうだろう?
[材料に工夫をすれば、もしや?と悪戯っぽい笑みを向けた]
[そろそろ、とユーリー達の方を見るが未だ会話の最中の様子。
その手前に居たオリガとラビの2人>>279をチラリと見やる]
…微笑ましいね。
[小さく、小さく独り言。男の長年の癖]
そうだ、ラビ。ヨールカの飾り付けお疲れさま。
もしも良かったらこれを…それから、お母さんにも。
[2人の会話に区切りが出来、オリガが店へと戻って行くのを見送るとそっとラビに声をかけて手に持つ籠を差し出した。彼がどういう態度であっても子供のような笑顔は崩さず、頷いて聞いて。]
―回想終了―
/*
回想を早く終わらせてしまわないと、と思ったら結局おっさんタイムになってしまいました…すみませんー!
間のユーリーさんで癒されて下さい、下さい。
/*
あっ。
なんだかこう、>>400があまりにもモテないから無表情になったって思われるかも。
ありそうだ…普通にありそう…。
一応お付き合いのあった女性は居たけれど、こっぴどく失恋した事にしておこうかな?それか事故で喪ったか。
前者だと涙出そう。
………………たまになら。
[返答は小さく、かなり間をおいたものだったけれど、肯定。
気になっていた、オリガの作と聞かされた人形を職人の視点から見つめる。
そう大きな村でもなく、男が出不精とはいえ、職人同士の横のつながりがないわけではない。
といっても、師匠である人形師とごくたまのやりとりがあるのみで、オリガとの交流はほぼなく、人形師としての作品を見るのは初めてだった。
幼い頃から弟子入りしているとはいえ、まだまだ見習いの域を出ていないだろうと思っていたが]
……へえ。
[存外、やる。感嘆は短い一言に込められていた。]
開いていないと困る日はね。
[招き入れた女が言うのに、小さく肩をすくめつつ笑う。
診療所、休みの日が無いわけではないが、それは結局、自分が居ないときだけのような気もした]
おやおや、とんだプレゼントだ。
一緒に身体が温まるような物もくれるんだろうかね、マロースは。
[気安く言って。
歓迎されていないといえば、まァねェと、顎をしゃくるように天井を見上げたりもするが]
[決して本意ではないのだろうけれど、振り払われない手にうれしげな笑みが浮かぶ]
ふふっ。
見に来てよかったででしょう?
[無愛想な男が作ったとは思えないほどに繊細なその意匠]
きれい・・・・。
[なんだかんだとあちこちせわしなく動いていたから、改めて眺めたなら昼間とはまた違った趣で。
人形に向けられるのは、もとより言葉少なな男のまぎれもない賛辞]
今日と同じ明日が繰り返されるようでいても、変わらないものなんてないのよね。
[どこかさみしさをはらんでつぶやく――ちらちらと雪が舞いはじめただろうか]
風が・・・・。
[さわさわとヨールカをゆらす]
―中央広場―
[...とナタリーが料理を全て運び終えると、...はその場で背伸びした]
これで全部か?
[...はナタリーに全て運び終えたかどうか聞く。そして、ヨールカの近くにやってきた]
皆、久し振りだな。
[...は中央広場にいる人達に声を掛ける**]
― 少し前・店内 ―
[暖炉の火が赤々と燃える。
細い鈎針を動かす手も、滑らかに。
糸端の始末をして、最後に丁寧に引き抜けば。]
完成――!
[掌に収まるサイズの、小さな編みぐるみが出来上がる。
撚紐の輪を通しリボンで飾ればちょっとしたアクセサリーにもなるだろうか。]
[元々は、幼い頃よく迷子になっていた自分の為に師匠が作ってくれた物だった。
名前と家の位置とを書いた布を入れておけば、どこでどのように迷っても戻って来られる、と。
今はそのように使うことは無いし、デザインも大きく違うけれど、編みぐるみには思い出も思い入れもたっぷり籠っている。]
……。
[いつも通り、と返る答えに。
声なく視線だけを向けて]
なにより、さ。
[感情を落として、言う。
薬を、1回分ずつ薬包紙で包み、揃えて、手渡した。
触れた冷たい感触に、わずかな時間、女と目を合わせる]
茶でも飲んでいくかい?
[もしかすると、アナスタシアが温まって言って良いかと問うのと同時だったかもしれない。
少しだけ目を見開いて、くすりと吹き出して笑う]
丁度、コケモモのヴァレージエがあるし紅茶、淹れようか。
あたしは、祭りはいいよ。ほら、いつ急患がくるかもしれないし。
[それでも毎年、強く誘われれば重い腰を上げるのだけれど。
今は誘うものもいないから。
膝を抱えるアナスタシアに紅茶を淹れたら、しばらく無言で紅茶を啜っているだろう]
折角のお祝いだし、ね。
こっちは、ナタリーちゃんに。
そしてこっちは――…
[ユーリーやフィグネリアに会って思い出したのだ。
彼らの家には小さな女の子が居たことを。
正確な年齢も知らず、言葉を交わしたことも数える程だと記憶しているが、時折窓の外――広場を笑顔で駆け抜けて行く様子を目にすることがあった。
人伝に聞くところによれば、森で村長に拾われたのだと。
恐らくは両親の顔も知らずこの村に来たその境遇に、何か感じるところがあったのかも知れない。]
カーチャちゃん……カチューシャちゃん、だっけ。
[夜に広場に来るのかどうかは分からないけれど。
もし居なくても、フィグネリアかユーリーにささやかなプレゼントの受け渡しを頼む心算でいた。]
……何でも変わる。変わる前のものは、帰らん。
[>>405 人形と飾りを見つめたまま、隣の女の呟きに独り言のように返した。
ちらつく雪に、今夜は吹雪くんだったかと思い出し、ため息を吐く。
どうせ中まで来てしまったなら、もう変わらない。
並んだテーブル上の料理でも食べていくか、と見やり。
食べるためには、しっかりと装備している防寒具を外さなければいけないことに気づき、少し躊躇う。
しかし帰宅してから改めて夕食を作る手間を考えると、軽く舌打ちしてからマフラーを外し、人の少なそうなテーブルへ。
温かいスープを飲めば、防寒具が減った寒さも気にならない。
喧騒の中にいるにしては機嫌が良く、上品とは言えない食べ方ではあるが料理を腹に収めていった。]
[どれほどたった頃か、戸を叩く音。
ほらね、と今更診療所を開けなかったことを正当化して女に片眼をつぶってみせた]
はいはい、はい。
[小走りで行き、戸を開けて。
見えた姿に、ぱちりと一度、瞬きした]
戻ってたのかい。
[唇に力を込めたのはほんのわずかな時間。すぐに笑みを作って、戸を大きく開けて、入りなよ、と声をかけた*]
[ひゅぉーーと風がなる
つぶやきにいらえがあったことにわずか驚く]
そう、よね。
[男にそんなつもりはみじんもないのだろうけれど、変わってもいいんだといわれた気がしてほっこりと胸があたたかくなる]
私も、いただきましょう。
[聖夜のための料理に舌鼓を打つ]
あら、ナタリーから戻っていらっしゃるとは聞いていましたが、お久しぶりですね。
お料理、とてもおいしいです。
[ドラガノフの声が聞こえたなら>>406、挨拶と料理への賛辞を]
― 村長邸 ―
とうさまあ
[ 食卓へ。
中央の椅子に座す養父。 ばたばたと駆けよる。 ]
にいさまが、にいさまが、にいさまが、
[ 養父は動かない。
落ちつきなさい。 それだけ。 ]
ユーにいさまが、燃やしちゃう。
なにを。 ……家を。ううん。 森を!
[ 呆れたように、息つくおと。 ]
……いつもの・ことだ・ろう。
――いつもの・ことだ・けど。
でも、さっき
[ ふりむいた。
そこに、いた>>398。 ]
……あ。
ああ。
次の仕事が未定だから、今回は割と長くいる事になりそうだ。
[ サンドラに笑みを返し。開けられたドア越しに先客を見る。]
さっき見かけて人違いかと思ったんだが、合ってたようだな。
今年は離れてたやつらが戻ってくる巡り合わせなのか?
[ 嫁に行った筈のアナスタシアが何故此処に居るのか、理由は問わない。人には触れられたくない話題もあるものだ。]
―人形店―
[大方の料理が揃い、広場に集う者たちが手をつけ始める前だっただろうか。
青年はヨールカの傍を離れ、近くの店へと向かう。
慣れた手つきで扉を開ける。
りぃん。
微かに響くは、鈴の音。
まだ小さな頃この鈴の音を聞きたくて、無闇に開けたり閉めたりを繰り返していたらオリガに叱られてしまった思い出が残る扉]
オリガ、いるかい?
[店内は赤々とした暖炉の火のおかげでだいぶ暖かい。
カウンター兼作業台には、先程話した幼なじみの姿。
あれからもまた人形を作っていたようで、その手には小さなぬいぐるみのようなものが収まっていた]
―中央広場―
あ…しまった。プリャーニキを放ったままにしていたんだ…取りに戻らないと。
[此処へ来たのも、菓子に施した砂糖のアイシングが落ち着くのを待つついででもあった事を思い出す。
ナタリーが忙しなく料理を運んで来るのを見て、自分の菓子もこちらへ運んでおかねばと急ぎヨールカから離れた所で]
あ、カチューシャ。
お帰り、お菓子は美味しかったかな。
[スパシーバ!と、こちらへと声を飛ばすのを見てカチューシャの元へ>>314と歩み寄る]
サーシャに…そうか。
伝言を伝えに来てくれたんだね。こちらこそ、スパシーバ。
うん、これから新しいお菓子を取りに行くからそれも一緒に持って行くつもりだよ。
カチューシャの分も取り置いておくから、良かったらまた食べておくれ。
[カチューシャからサーシャの事を伝えられれば頷いて、頭の中の道順を家から森へと変更して行く。
新しい菓子の事をお返しにと伝え、彼女が家へと戻っていくのをじっと見送った]
― 回想 ―
[シュテファンの受けた大口注文のハルヴァ作りを手伝った。
七年以上も前の話だ。
それを行う切欠となったのはドラガノフ。
シュテファンの手伝いにと、彼から勧誘されのだった。
シュテファン単独では到底こなしきれない程の仕事量、膨大な負担の軽減。
勿論第一にはそうした目的がドラガノフにはあったのだろう。
その担い手としてアナスタシアを選んだのは。
当時から気が強く、人当たりの宜しくなかった娘を、村内の先輩分として心配し、村に馴染ませる狙いがあったのかもしれない。]
で。 だ。
えーと、背中、なんだがな。
[チラ、とアナスタシアを見る。
サンドラは見慣れているが、彼の身体には多数の傷がある。更に、今回は背中の火傷。不審に思われそうで気が引ける。]
……悪ぃ、治療中は、ちょっと目、離しといて貰えないか?
/*
シュテファン・ベルナルトのやりとりそんな前のことだったんかい!w
ラビはとっくにいないんだろうとは思ってたが…ロランは今いずこ。
明日5時に開始か。
*/
[鈴の音が響く。
顔を上げると、買い物の予約客――もとい幼馴染の姿。]
はい、居ます。
いらっしゃいませ、お客様。
[手にしていた編みぐるみを近くの完成品トレイに揃えて置きカウンターから立ち上がる。
来客への出迎えの挨拶は、お決まりのもの。]
……何だか、寒くなってきましたね。
火は入れていますから、何ならお買い物の話は暖炉の方ででも?
[ぱちぱちと爆ぜる火の方を示した。]
[この件には両親も賛成してアナスタシアを手伝いへと送りだした。
良い花嫁修業になると喜んでもいたようだ。
しぶしぶ従いはしたが、菓子作りなんてガラじゃないとぶつぶつと、
親友のフィグネリアに愚痴を零したのを覚えている。
[手伝いの日々では。
細やかな作業や微妙な調節に関して筋が良かったのは、圧倒的にドラガノフの方で。
だからもっぱら砂糖やバターの計量だの、調理器具の洗浄だの、包装だのの、主に雑用の部類を
アナスタシアはかってでたのだった。]
……あ?
[食卓の方で騒ぐ音を聞き、顔を出す。>>416
振り向いたカチューシャと眼があった。眉根を寄せて睨みつけた。
すぐに目を離すと、事情を促すように、同じような視線を父親に向ける。
呆れた声とともに彼は告げる。――お前が森を燃やすと言っていた、と]
それが何か問題でも?
お前やあの引きこもりのガキが困るだけじゃねえか。
[笑い飛ばす。酒瓶の中身がゆらりと揺れた。]
にしても盗み聞きなんて、ガキの癖にタチの悪い。
[酒瓶を持ったまま、一歩彼女へと近づく]
そうかい、まァなんにしろ、生きたあんたに会えてよかった。
[そういうのは、まるきし冗談の口調。
自分は、傷は診なければ薬は出さない。
男は説明しないし自分も聞かないが、男の「仕事」が穏便なものではないことは、わかる]
戻ってくるって、他にも帰ってきた奴がいるのか。
[アナスタシアの返事は何だっただろう。
自分は口を挟まずに。あんたも飲むかい、と、返事を待たずに紅茶を淹れる]
うん、背中?
[ああ、と。今更この男がお茶を飲みに来るような人間では無いことを思い出して、いくらかの苦笑。
アナスタシアを気にするダニールに、衝立を引っ張ってきて]
悪いね、アナスタシア。
[これでいいかとアナスタシアとダニールを一度ずつ、見やった]
ちょっと遅くなったね、ごめん。
そんなにかしこまらなくたっていいのに。
[立ち上がるオリガの挨拶にはひらひらと手を振りながら返したが、次の言葉で暖炉を勧められればお言葉に甘えることにした。
暖炉の元へと歩く途中、完成品トレイの編みぐるみをじいっと見つめて何かを思い出す様子]
懐かしいね。
[小さな頃オリガがよく身につけていたそれだとわかると、そういえばそんな人形あったあったと笑う。
迷子になっていた少女に道を問われて。
案内しようと少女の前を歩くも、自分まで一緒に迷子になったこともあったっけ。
彼女が今も、覚えているかはわからないけど。]
あー……悪ぃ。茶は後でくれ。
結構痛いんだよ。
[ 衝立で遮られれば、服を脱ぐ。シャツに皮が癒着していたのだろう。抵抗を無理矢理引っ張れば、激しく痛んだ。]
……ッ、う。
―現在・診療所―
[紅茶で指先を温めているうち、やがてダニールの姿を認めた。]
…あら、お久しぶり。
[先程、川で見かけはしたが、
こうしてちゃんと言葉を交わすのは久方ぶり。]
結婚に失敗して、実家に戻って来たのよ。あたし。
[単調に、唇を開け閉めして。]
>>421
はいはい。わかりました。
ヒトの診察や治療を、覗き見る趣味は無いわよ。
…なあに、怪我なの?
病弱な身体つきには見えないし。
[目を離すよう言われれば>>421、
ちらとダニールを一瞥してから、椅子の上でくるりと彼と反対方向へと転換するも、遠慮なく発言がとぶ。]
―自宅―
[それからしばらくの後に、大急ぎで家へと戻って調理台の上で静かに家の主を待っていた菓子達の元へと駆け寄った]
ん、よしよし…ちゃんと仕上がった。
皆喜んでくれると良いね。
[台の上には、蜜菓子の類であるプリャーニキが様々な姿で並べられている。]
鳥、動物、人…ふふ、飾っておいても良さそうだ。
あの子にも持って行ってあげよう、ヨールカも一緒に見られたら良いけど、どうだろう。今年こそ誘えるかな…?
[あの子の、と呟きながら仕上がったばかりの蜜菓子を紙で包む。それが人の姿をしているのは意図的なもの]
妖魔だとか、忌み子だとか…何を言っているんだろう?
どこからどう見たってまだ小さな、人間じゃないか。
[暖炉の傍までくると安らいだように、他の村人に比べて薄着に身を包む身体を暖める。
その状態のままオリガに視線を移すと]
ここに来たのはもちろん、聖夜のささやかな一時を暖かな部屋で君と過ごすためさ――って言いたいとこだけど。
いつも通りだよ。
母さんたちの、今年の墓参りに供える人形がほしくてね。
別に適当に見繕ってもいいんだけど。
そうだな…何かおすすめとかはあるかい?
[家族と過ごす、聖夜。
自分の思う家族は、あの義父母ではない。
街の雑貨屋で買い求めた人形もあるにはあるけれど、青年の亡くなった母はこの人形店の人形がとても大好きだったから。
ごく幼い頃のオリガとの接点も、大体は人形店に向かう母について行ってできたものが多い。]
何か川でも懐かしい顔を見たぞ。名前忘れたが。
[他にも、の問いにドラガノフを思い浮かべ。]
今年は何か特別なンかと思ったが、偶然のようだな。
[ 話しながら椅子に腰かけて、背中をサンドラに晒した。]
[わかっていないらしいミハイルに>>413芝居じみて呆れてみせる]
ドラガノフさんを忘れたなんてことないですよね?
今日の料理だってドラガノフさんとナタリーちゃんがずいぶん頑張ってくれたんですから。
[そこら辺りは準備中にでもナタリーに聞いている]
奇跡がほんとに起きるなら、どんな奇跡を望みますか?
[普段は無愛想なミハイルも、こんな日にはわずかに口が緩むこともあるだろうかとふと尋ねてみたくなった]
馬鹿だねェ
[無理に服を脱ぐ手を押さえようとするが間に合わず。見えた傷に思わず漏らす]
ちゃんと手入れしないと、年取ってから大変だよ、こういうのは。
[火傷を一瞥して、軟膏をとる。空気を通さない油紙とガーゼと包帯と。傷を余さず覆えば結構な範囲だっただろう]
ほら、これでいい。
全く、無茶ばっかりしてからに。
[後半は、ぶちぶちと独り言の様子]
[わかっていないらしいミハイルに>>413芝居じみて呆れてみせる]
ドラガノフさんを忘れたなんてことないですよね?
今日の料理だってドラガノフさんとナタリーちゃんがずいぶん頑張ってくれたんですから。
[そこら辺りは準備中にでもナタリーに聞いている]
ジェット・マロースは奇跡をよんでくれるかしら。
ミハイルさんなら、どんな奇跡を望みますか?
[普段は無愛想なミハイルも、こんな日にはわずかに口が緩むこともあるだろうかとふと尋ねてみたくなった]
懐かしい顔? だれだろうね。
[ヨールカの周りに行けば会えたんだろうと、ふと例年より薄化粧なその姿を思い浮かべたりしながら。
痛み止めを、1回分だけダニールに渡して]
しばらく居るんだろう。また来なさい。
[そういう時だけ、医者の顔]
[アナスタシアがさらりと事情を話すのを聞き、へぇ、とだけ。
慰める語彙は彼の中には存在しない。]
怪我っつか、火傷だな。グロいから見ない方が良い。
…………!!
[ 返ってきた視線>>424。 びくりとすくみあがる。 ]
ひき、こもり・の……?
[ 意味はわからない。
でも。
褒めてるのではないのと。だれを指してるのかは。 ]
――ひ。
[ 瓶のなかみが、硝子にぶつかる、おと。
思わず一歩、引く。 ]
や……
また籠がいっぱいになってしまったぞ。
聖夜だからって、少し張り切り過ぎたかなあ…。
[手に持つ籠の中には、シャルロートカに合わせて新しく詰め込まれたプリャーニキの包みが山ほど。そして空いたもう片方の手には別の包みを抱えて]
今日はちゃんと逢えると良いけど、時々迷子になってしまうから気を付けないとなあ。
いっそ自分で地図でも作ってしまった方が良いのかな。
[家を出ても止まらぬ独り言、それは道々呟かれて森へと続く]
→森へ
これですか?
[立ち止まり、懐かしい、という言葉にはふと微笑む。
引き取られて来たばかりの頃、迷い込んでしまった村外れ。
編みぐるみのクマをぎゅうと握り締めて、半泣きで。
小さな少年と初めて出会った時は、確かそんな風だった。]
……覚えていたんですね。ずうっと昔の事なのに。
そう、いつも持って歩いていました。何処に行くにも一緒で。
[紅茶を注いだカップを、入り口の丸テーブルにコトリと置く。
上等な物ではないけれども、濃さと甘みの配分は数年前までのベルナルトの好みに合わせたもの。]
これは、ナタリーちゃんのお誕生日のお祝いに作ったんです。
迷子用の布は入れませんけど、ね。
[冗談めかして付け足して。]
―診療所―
[立てられた衝立の向こうから、
何やらうめき声>>428やら、医者の台詞がきれぎれに耳に届き、
唇の端をひくつかせて、眉をひそめる。
治療が終わるまで、衝立に背を向けたまま。]
火傷…。
[話の流れからして、背中に火傷を負っているのだろう
と考えはするが。]
どうやったら、背中に火傷なんてできる訳よ。
随分と、器用な真似ができたものね。
[息をついて、やがて紅茶のカップを置いた。]
お墓参り―――……。
[小さな少年の手を引いた、優しげな女性の姿を思い浮かべる。
彼の母親程見知ってはいなかったけれど、今は亡き父親の姿も。
たどたどしい自分の接客にも笑顔で応じ、修行中に作った不恰好な人形ですら褒めてくれたことを、今も覚えている。]
そうですね…水に濡れても気にしない……?
モヘア調の生地を使ったクマさんだとか。
[窓辺、ショーケース、長椅子。
並んだ人形をひとつひとつ解説してゆく。
人型のものも有るにはあるが、何となくお勧めは憚られて]
あ、このファーを使ったものは最近作った中で一番の出来ですよ。
ほこほことあったかい素材だから、持って歩くにもオススメです。
[少し薄着の青年を見遣って、僅かに瞳を細めた]
盗み聞きなんてわるいことしちゃいけませんって、親に言われなかった?
ああ、いなかったっけそーいや。
[わざとらしく鼻で笑うと、大きく一歩カチューシャに近づく。>>438
覗き込むように屈むと、彼女の眼を覗き込む。
灰翠の瞳を、錆びたナイフのような鈍色の瞳が捉えた]
怯えてんの? 大事な森なら守ってみろよ。
なあ。
[一気に身を戻すと同時に、左足を軽く彼女に向けて蹴り上げた]
[フィグネリアが...に挨拶をした]
おお、フィグネリアか…。久し振りだな…。
[フィグネリアの隣は…確か…服職人のミハイルだったかな…]
あっ、隣は服職人のミハイルか?
[ミハイルらしい人に聞いてみる…]
[ 奇跡。夢見る言葉。
ありえないことが起こること。
ありえないからこそ望む。
望んだところでありえない。
叶わない。
ちらつくのは、二度と会えない女の――]
望んで、それが叶うのか?
[冷えた声。
叶わない望みならば――
は、と息を深く吐き。]
……無駄だ。
[感情を荒げかけたことの後悔を滲ませながら、付け加えた。]
― 回想:料理運び出し中 ―
[幾分か疲れた様子で、叔父が手伝いを申し出る>>393]
あら、叔父様ってば……
良いんですよ。
叔父様は皆さんとお祭りを楽しんで下さっていれば。
[それでも首を縦に振らない叔父に。]
……ご無理はなさらないで下さいね?
[娘も折れて、彼の申し出を受け容れる事にした。]
――ええ、これで全部。
今日は本当にお疲れ様です、叔父様。
叔父様のお陰で、皆さんとても楽しんでくださっていますよ。
後はゆっくり皆さんとお話して、それからゆっくり休んでくださいな。
[もう、一度お疲れ様を謂うと、叔父の背中をぽんと叩き。
ヨールカの方へ向かう叔父を見送り。]
[自身は群れから少し離れた場所で、その様子を*見守っていた*]
― 回想終了 ―
/*
中発言ではない独り言を活用してみたくて「誰にも話さない過去」というのを試してみてるが、表ログだけで読みづらくはないだろーか。
でせっかく即連投のためにまとめて書いてたのにwドラガノフ挟まっとるwいやドラガノフはなんも悪くないけどタイミングww
*/
[ 鈍色に捉えられ。 そのまま。動かない、灰翠。 ]
かー・ちゃ…… かーちゃは……
だいじな、もり…… まも・っ……
!!!!
[ 蹴りあげられた、左足。 カーチャの足元をすくい。
ぐらりと体勢を崩し。
がつん、と。 鈍いおと。 ]
…………ぁ……
[ テーブルに打ちつけた鼻。 じわりと熱をおびて。
床に落ちる。 紅い雫。 ]
/*
>オリガさんメモ
おっさんおっさん飛び交うメモってわたしのメモの事ですよね?
ちょっと貼り替え過ぎちゃったかな、すみません…。
[どうやったら、とアナスタシアが問う。
答えを持たない自分は、さあとばかりに肩をすくめた]
紅茶、おかわりいるかい?
[治療を終えて、手を拭いたら。
まだ膝を抱えて居るんだろうかと、ふとそんなことが頭をよぎって。アナスタシアに声をかけた]
[思わぬ強い言葉に>>445>>447この男にもそれだけの望みがあるのだろうと知れる]
ふふ、それでも願ってしまうわ。
[女の脳裏をよぎるのは在りし日の幸運の残像]
うん、でもそうね。
望むだけではかなわない。
[深く、深く自身にいいきかせるように]
貴方の腕はすばらしいけど、最初からそうだったわけじゃないものね?
ドラガノフさんだって、そう。
[わずかに論点をずらすと、いたずらっ子のように微笑んだ]
/*
治療の描写はあんまりしなかったのは意図的なので、もうちょっと詳しく! が望ましかったらごめんなさいダニール。
うーん。医者の肩書きにしたけれど。
どんな物なんだろう。
治療の描写は長くてもおもしろくないかなあと思ってるんだけど……短くてもそっけないかなあ。悩む。
あーあ。話にならねえ。
[はたりと落ちる血痕を見て、鼻で笑う。
刺すようにこちらを見るも、腰は上げない父親を一瞥すると、さらに笑みは濃くなる。
これもやはり常のことで]
そんなにあそこが好きなら、いっそ棲むといい。
森ごと一緒に潰してやるよ。
[最後の一言だけは、ひどく低い声で告げて。
くるりと背を向けて玄関へと向かおうとした]
ふふ、初めて君を見たときから僕は思ったね。
この子は絶対成長したら可愛くなるって…その予感は見事に当たったよ。
[紡ぐ言葉は軽口だけれど。
当時の少年も、思い切って声をかけた初めて見る少女に迷ってしまったと告げられると。
それはもう空回りながら必死で案内していたから、そんなことを考えていた余裕がないのは明白だった]
[>>446 尋ねられれば頷きで返す。
記憶にある顔と、目の前の男の髭のない顔を想像したものを重ねようと、とっくりと見つめた。傍目から見ると、睨んでいるようにも見えたかもしれない。]
………ごつくなったな。あと…老けた。
[二つ年下のはずが、自分より年を食っているように見えるのは明らかに髭のせいだが。
特に言葉を選ばず、そのまま言う。
年が近いため、昔はドラガノフが自分を外に引っ張り出しに来ることもあった。
面倒臭がる男を、おっさん臭いぞと言い放ったのは彼だったか、他の彼の遊び仲間だったか。
まあこの寒いのに精力的に動いている姿を見るに、見た目はどうでも体力的には相手のほうが上なのだろうななどと考えていた。]
/*
何か暗い過去持ってる人がかなり多いので、
妖魔弾かれたら粉末はなかったことにして、ただの性格悪い奴にした方がいい気がした。
それでも森嫌う理由考えないといけないんだけど。
鬱蒼としてて鬱陶しい、でいいかなもう。
[テーブルの上のカップには、ありがとうと礼を言ってから口をつける。
自分の好みにぴったりはまったそれを飲むと、オリガに賛辞の美辞麗句を送った。
実際よその村の女たちに紅茶を出されたことは何度もあるが、自分の好み通りの紅茶が飲めたためしはなかったのだ]
ナタリーへの贈り物なんだ、きっと彼女も喜ぶだろうね。
ああ、僕も今日が誕生日だったらよかったのに。
もう一つは…もしかしてカチューシャ宛てかな?
フィグネリアさんやアナスタシアさんは、流石にこう言ったものをもらうには歳が過ぎてるし。
[別に年増と貶すつもりもなかったが(というかフィグネリアぐらいの年齢なら普通に射程範囲内だ)、聞こえようによっては失礼なこの発言を本人たちが聞いていたらどうなるだろう]
大丈夫。
[治療をおえたらしいサンドラと目が合う。紅茶のおかわりを聞かれ>>451、
そんな風に、ぽつり、と返した。
この一杯で十分だからと。次いで小さくつけ加えて。]
…お邪魔したわね。
ここらで失礼するわ。
薬の代金はいつもの通り、月末にまとめて支払うわね。
[膝の上に置いていた薬をポケットへ。ひどく無造作に突っ込むと、足を伸ばす。
玄関へと向かい、きぃと戸を開いた。]
……紅茶、ごちそうさまでした。
――ふ
[ 紅のうえに。おちる、とうめい。
ゆがんだ世界に、低い声。
とける、はしばみ。 ]
もり、ごと…… つぶ
……ぅあ。 ――――ぁああぁあああん!!
[ べたりと座り。 声をあげる。 ]
もしお前がミハイルなら少し話そう。七年振りだからな…。
[ミハイルの発言に...は…]
俺が老けた?まあ、長く生きていたらきっとこうなるはずだ。
長い修行もやっているので、その分老けているはずだが…。
昔はお前に「おっさん臭い」と言っていたが、俺の方がおっさんになってしまった。運命ってわからんな。
[...はミハイルにこう発言する]
/*
反撃は来ないか。酒くらい割られたら愉しいなーと思っていたが。
じゃあ進行中に反撃受けられる隙を思う存分作ろう。
ま、四回も聖夜の墓参りをさぼった親不孝な息子だからね。
父さんにも母さんにもご機嫌をとっておかないと、いい加減祟られてしまいそうだ。
[おそらく母の姿を思い浮かべているのだろうオリガには、冗談めかして答えた。
彼女が所狭しと並んだ人形たちの解説を始めれば、その丁寧さに心の中で感心しながらも茶化すことはなく相槌を打っていく]
うん、確かにこれはすごくかわいいね。
母さんも気に入りそうだ。
[オリガの勧めてくれたテディベアを持ち上げると、手にとって持ち上げながら縫い目をざっと確かめる。とても丁寧に作られていた]
持ち歩くって……さすがにテディベアを服の中に入れて歩くほど、僕は少女趣味じゃないよ?
実際そうしたらあったかそうだけどね。
[大きく開けた上着の襟から、かわいいクマの顔がちょこんと出ている光景を想像すると苦笑いした。
手触りのほわほわ感には目を細めていたので、まんざらでもなさそうだったが]
[女から返る声、大丈夫、と。
その続きは幽かで聞き取れなかったけれど]
そうかい。
[浮かべるのは、笑み。
やがて椅子を立って女は診療所を出て行くんだろう]
金は、まあ遠くない未来でいいよ。
いつでもおいで……って言うのも変か。
[少しだけ、見送る。
玄関までではないけれど、玄関が見えるところまで]
まァ いつでも居るよ、あたしは、ここに。
また紅茶飲みにおいで。
[扉の向こうに消えるアナスタシアに、ひらり、手を振る]
/*
とりあえずプロ見てる限りだと妖魔希望多そうなので弾かれる覚悟はできてます。RP村に参加する度これ言ってないか?
一応どれに飛ばされてもいいよう、すっごく大雑把だけど各役職ごとの設定も考えてるので。
一番突込みどころ多いのがC狂バージョンかな。まあこれに飛ばされることはほぼないと思ってるけど。
むしろ妖魔設定が厨設定&設定厨気味だから(いつものことですが)、他ぐらい大雑把な方がちょうどいいのかもしれない。
鬱陶しい。
[背後から響く泣き声に吐き捨てた。うんざりしたように左手だけで耳を塞ぐ]
[そのまま振り返ることなく、屋敷を出た。
広場に着けば、強さを増す寒さに凍える者達に、面白半分でヴォートカを勧めるだろう**]
っ、う……、ぅえ……
だめぇ……
サーシャも、くまさんも、おはなさんも、ようまさんも、
しんじゃう…… みんな・しんじゃう……
そんなの、だめよ、だめなんだからぁああぁあ!!
[ テーブルのうえの、なにかをつかむ。
たちあがる。
かける。
はしばみめがけて。
――養父はきっと、ためいきつくだけ。 ]
−広場での回想−
[ロランからどっさと荷物をわたされると>>371]
うはっ 久しぶりなのにいきなりの兄貴風かよっ
まあ、いいや一つだけ持ってやる
ところで・・・
[笑いながら受け取る。その後は自分はまだいった事のないよその町の話を聞かせて欲しいとねだるだろう]
ああこの荷物は家に届けておくからっ!
[家路に戻る頃>>332にはロランはそばにいただろうか、約束をして彼の荷物は抱えたまま走り出していた。
「母を大事に」その時背中に掛かるベルナルトからの思いもかけない優しげな言葉に>>374]
あっ・・・うっ うん
[戸惑いながらも少し照れくさそうに笑顔をかえした]
[ がしゃあん! ]
[ とじた扉に、グラスがあたる。くだける。
ばらばらきらきら、おちる破片。 ]
……だめなんだからぁ…………
[ そのまま、座りこむ。
冷えてつめたい、*玄関の床*。 ]
/*
森が燃やされれば妖魔は…どうなんだろう。
希望が通れば、妖魔は人間に取り憑いて四年村空けてても平気な奴になるんだけどwwwww
まあ、多分なくなったら困るんじゃないかなあ(適当
/*
このまぞいカチューシャはどうみてもあさくらさんである。
改行の癖を見ても。
まあ、俺なんてもう速攻バレてるだろうけどな!
あ。それって、失言ですよ。
フィグネリアさんやアナスタシアさんに怒られてしまうかも。
[くすりと笑って、カチューシャ宛てを見事に当てられれば頷いた。
けれど、慣れたような調子の良い美辞麗句には眉を下げ、笑みには苦味が混じった。]
………また、そういうこと。
[知っている。
現在の彼の言葉を聞くときは、まず過剰な装飾を切り離して、世辞の類をさっ引いてようやく丁度良いという事も。
方々で聞く、彼の噂も。
父親を亡くしてしまってから、数年間の不在。
村に戻ったベルナルトは、自分の知る少年とは別人の様に様変わりしていて。
衝撃と困惑、そして躊躇から、事情も様々な評判の真偽も問うことも出来ぬまま、もう二年。
気の置けない物言いは中途半端な敬語に変わり、困ったような顔をする癖が身についてしまって久しい。
それでも、時折だが。
昔と今と、変わらぬ部分を垣間見る瞬間もあり。
それがまた、接し方を迷わせている。]
/*
しかしこのSATUX《サツバツ》具合、求婚引いたらユーリー刺すしかねえwwwwwwww
そしてその後ロール回せる気がしねえwwwwwwwwwwwwwwww
………。
ええ。お母さん、喜んで下さると良いんですけど。
[お薦めを気に入ってくれたのか、持ち上げてあれこれ検品する様を見つつ。
続く言葉を聞けば、思わずくすくすと笑みが漏れる。]
どういう想像してるの、それ。
服の中に入れるとまでは言ってません。
抱えて行くだけでもあったかいでしょう、って意味です。
[それはそれで可愛いかもしれない、などと思いもしたが。
一頻り笑った後で、首を振って指を二本立てた。]
でも、きっと服には入りませんね。
……二つです。
色違いのこの子も、一緒に持っていってあげて。
こっちのお代は要りません。
[隣に置いてあった、少し濃い色のティディベアを掌で示した。]
村長の子息 ユーリーは、燐寸をひと擦り。 ( B54 )
―森―
妖魔が棲む森か…。
そんなもの、今の今まで何も無かったじゃないか。人はちょっと悪い事があるとすぐ他の何かのせいにしたがるんだ。
[道中、やはり止まらない独り言を紡ぎながら歩き森へと入って行く。
あっちこっちと下を向き、何かを指差し確認をしながらとある方へと進み行くと]
やあ、目印はちゃんと合っていたみたいだね。小石を積み上げただけなのに結構役立つもんだ。
おーいサーシャ、居るかい?僕だ、シュテファン。
[辿り着いたのは木々に隠れるように建っている炭焼き小屋。
男は扉の前に立ち、あまりにも間の抜けた声でサーシャを呼んだ。
その声に応じてもらえたならば人の型をした蜜菓子と、既にカチューシャからもらっていただろうに、更に追加とシャルロートカをいくつかを渡し。
反応が無かったならば、扉の前に菓子の包みを置いて何度も振り返りながら元来た道を辿り、目印の小石の組む形を変えながら戻って行った。]
[玄関が見える距離までやってきた、医者の位置取り
それを、アナスタシアの視線が追う。
[また紅茶を飲みにおいで。そう、声がした。
言葉も無く、一つ二つ瞬いて。
頷いているか頷いていないか、微妙でもある角度で
其方へ首を縦にしてみせてから、診療所を出た。]
[そうして。外気の中へと踏み出せば。
先程よりも、風が強まって来たようだった。]
/*
28のフィグネリアがストライクゾーンで、何故27のアナスタシアに言及しないのかちょっとふきました。
多分村での遣り取りがあったからなのだろうけど。
そういうところとか拾いっぷりとか、細かくて尊敬する…!
[短い返答ながら、久しぶりに長い会話が続き。
しかし、風が強まり雪の粒が大きくなれば、大きく体を震わせる。]
っ………さみ…
[食べたいものはひと通り食べた。
袖で適当に口をぬぐってから、マフラーをしっかり巻きつける。]
帰る。
[別れの挨拶にしては素っ気ない一言で、さっさと背を向ける。
呼び止められない限り、振り返りもせずまっすぐ帰宅するだろう。
誰かに話しかけられれば、また愛想もない返事は返しただろうが。**]
[寒さが増して行く。ミハイルが帰ると言う。...も]
ちょっと寒い上、明日も料理を作るかも知れんので俺も帰る。
それじゃあ、また明日な。
[最後に一言を言い、...は自宅へ向かった。**]
/*
えーと、後はサンドラさんとダニールさん、ドラガノフさんとロランさんとミハイルさん。
け、結構逢えてないな…。
[照れているらしくそらされる眼差し。
年上ながらにほほえましさを感じる>>467]
じゃあ、教えてっていったら教えてくれるんですか?
[帰るという男を引き留めるつもりはなく、むりやり引っ張ってきてしまったようで謝罪と礼を述べる]
また、店のほうによらせてもらいます。
私に似合うものを見立ててくださいね?
[なんだか今日の男には少しばかり親しみがわいたよう。
雪が吹雪と変わる前に、女も家路についたろう**]
[アナスタシアは、静かに静かに出て行った。
こちらを、何か確認するように見た気がした。
かたり。風が振るわす窓の音が、幽かに響いた]
また、おいで。
[他に、送り出す言葉を、思いつかなかった]
−ラビの家−
[広場から家まではずっと走って帰ってきた。
粗末な小さな家の扉の前ではぁはぁとあがる息を整えると何気ないように扉をあける]
母さんただいま、遅くなってゴメン
ほら・・・祭りの食べ物、それとシュテファンさんからお菓子も貰ったんだ
[ほらっとぎゅうぎゅうに詰めたお弁当箱とシュテファンに貰った紙袋を蒔ストーブの前の椅子に座った母親にみせた]
い、いや…別に貶すつもりはなくてさ。
それにほら、三十路にかかる女性には若い女性にはない美しさがある。
[フィグネリアとアナスタシアに二人がかりで怒られる光景を思い浮かべると、暖かいはずなのに背筋に寒いものが走った。
しかし後の言葉も、到底フォローとなるかは怪しい]
……。
[困ったような顔には、外面はにこにこと微笑むけれど。
内心は複雑で。
彼女が自分の変貌に困惑するのは当然のこと。
言葉遣いが変わってしまったのも寂しくはあったが、まだまともに応対してくれるだけよかった。
本当は、ユーリーに嫌味を言われていたあの時のような困った顔を見たいわけじゃないのに。
ただ彼女に村を出た理由も、その間起きた出来事も――全て話す覚悟は、まだなかった。
故に、聞こえのいい言葉で取り繕っている。
それが彼女を困らせるだけなのは、承知していて]
[診療所を去りがけに、
ふいに気まぐれを起こしたか、ダニールにも声をかけた。]
そうだ、あなた。
治療が終わって帰るんなら、途中まであたしをおくりなさいよ。
[ダニールの住居も知らないくせに、
途中までなら構わないだろうと、高飛車に。]
―暫く後―
[やがてはアナスタシアは自宅に入りもせず、
雪の舞い始めた空、黒々とわだかまる遠い森の影へと目を移す。
小さく足音を立てて、森の方角へと進み始めた。**]
ああ、そういう意味なんだ…………ごほん。
[オリガに笑われたのは、自分も思わぬ所。
普段なら女性に笑われても、その動作を誘うためにジョークを言ったまでであるからおどけるだけなのだけれど。
だから、照れを誤魔化すように咳払いひとつ]
へえ、この色違いもただでつけてくれるんだ?
随分思い切ったサービスだけど…いいんだよ、お金ならあるし。
[それでもお代はいらないと言われれば、とりあえずは納得した。
二つのテディベア。
ならば父と母で一つにして。もう一つは――――]
ありがとう、母さんも君が腕を上げているのを見たらきっと喜ぶな。
はい、お代は此処に。お釣りは結構。
[示された値段よりも、多めの金を手持ちから払う。
多い分は気持ちというか、これで何か足しになる物が買えればいいという発想からきたものだったが。
真面目な彼女は一体どういう顔をしただろう]
[母親の食事の用意をしながら シュテファンからお菓子の籠を差し出された時の事をふと思い出す>>401
俺はもうお祭りにお菓子なんて・・・年じゃないよ−。
シュテファンさんここは男らしくウォッカでも差しだすとこだよ。
まあ 母さんはシュテファンさんのお菓子が大好きだから貰っとく
などいいながらもすばやく籠を受け取ったのだが]
・・・母さん お祭りのご馳走は俺いっぱいくってきたからもういらないけど、シュテファンさんのお菓子はとっておいてくれよ。
後で一緒にお茶を入れて食べようよ。
酒なんかよりもっとおいしいものね
[にっこりと嬉しそうに母親と話す]
[食事を終えた母親をベットに運びながら窓の外を指差す]
ほら・・・ここからヨールカの先っちょがみえるだろ?
ここからでも母さんがみえるように・・・一番高い所にさ
あのてっぺん飾り俺が飾ったんだ
[カチューシャにしたと同じように母親に自慢気に語る]
[“あの日”娘は奇跡の花を求めた。
これからもいつも通りの日常を送れる様、願いをかけるために。]
[ある時は神へ祈った。
お父さんとお母さんを返してくださいと。]
[またある時は星へ願った。
せめて二人の声を聞かせて欲しいと。]
[結局どの願いも叶わなかった。
……否、願っても仕方の無い事ばかりだったのだが。
それでも何かを恨まずには居られなかった。]
[奇跡の花なんて無い。
神様なんて居るもんか。]
……お星様の、
[ばか、と謂いかけて。
すぅ、と流れ星がひとつ、落ちる。]
ぁ……
…………
[いつかと同じ願いを、心の中で呟く。
けれど。]
やっぱり……おめでとうを謂っては、くれないのね。
[二人の声は、聞こえない。]
……ばか。
[ダークブルーの眸の中、きらきらと輝く星空がすこし、揺れた。]
[叔父は帰路へ就き。会場から姿を消す人達をぼんやりと見送って。]
[ユーリーからヴォートカを勧められるような事があれば。だめですよ、私まだ未成年なんですから、と苦笑しながら首を横に振っただろう。]
[フィグネリアの用意してくれたモルスを飲み干せば、木陰から出てテーブルへ近づき。
空いた皿を片付け始める。]
[風に混じって雪がちらつき始めたのは。
きっと、*その頃*]
また、なんて縁起が悪いか。医者だもの。
[廊下で、つぶやく。
病を、治す。
傷を、治す。
そうして別れて二度と会わない、それが理想。
けれど現実はそうじゃない]
治して、送り出して、戻ってくれば、まだいい。
[特に軍に属していたあのころは。
何のために、治すのか、わからないあの経験は。
今の穏やかな生活でいくら塗り込めても消えたりはしなくて]
ダニールご指名だよ?
[診察室に居るだろう男に声をかける。
この男の傷は、あの頃を思い出させる傷。
だから、自分はこの男と顔を合わせるのが少し恐くて――同じくらい安堵する**]
医者 サンドラは、公証人 に希望を変更しました。
[あんな高い所に!と心配する母親に]
大丈夫だよ。
俺村の誰よりもすばしっこいし、高い場所でも平気だから
心配しないで
それより早く元気になって一緒にヨールカのジェット・マロースにお祈りにいかないとっ
[突然咳き込みだした母親の背中をさすり]
薬・・・薬 あれ?もうなくなってた?
大変だっ 俺今からサンドラさんの所に薬を貰いににいってくるから
[心配する母親にすぐ戻るからと笑って安心させる。
マフラーと帽子を被り外にでるとふわりと白い雪が目の前を舞った]
あぁ 振り出したかぁ
[急ぎ足で医者のサンドラの元へ向かう。もしかしたら家路を辿るアナスタシアやダニールとすれ違ったかもしれない]
[心なしか焦りを帯びたような口調で年嵩の二人の女性のフォローをする様へはじとりと視線を送るけれど。
何時もの微笑を見れば言葉を切る。
自分の顔を見ることは出来ないから、どんな表情になっていたのかは分からないが。
恐らくは上手には聞き流すことが出来なかったのだろうと思う。]
……ごめんなさい。
[悪気がないことは分かっている。
だから。聞こえぬよう、内心で小さく呟くのだ。]
[咳払い。近年では見かけなかった珍しい表情をきょとんと見上げて、もう一つ自然に笑んだ。]
元々、揃いで作った物ですから。
連れて行ってあげてほしいな、って。
だから、代金はいいんです。
[とはいえ、別々の場所に収められようと構わないのだ。
この場所から、揃って送り出したいだけのこと。
視線が後方のドアに流れたのは一瞬、直ぐに戻された。]
…………ちょっと多いわ。
[置かれたお代に目を丸くする。
実のところ、多めに渡されることも見越して安めの値段を提示したのだが。それでもやはり、少し多い。
む、と難しい顔をして、ベルナルトとカルトントレーとを交互に見る。]
[やがて、頬を膨らました儘、ゆるく首を縦に振った。
今度はもっと少なく提示しよう、そう思いながら。]
ありがとう。
お母さんとお父さんに宜しく伝えてくださいね。
寒いから、風邪を引かない様に……とも。
[あなたもです、と言いたげに見る。
口にはしないが、目は口ほどに物を言うというから、伝わってしまうかもしれないが。]
あれ、そんなに多かったっけ?
ちょうど払ったつもりだったんだけどな。
[ややわざとらしい調子で驚いてみせるが]
でももう払っちゃったし、持って行きなよ。
何なら多い分は、君の淹れてくれた美味しい紅茶代ってことで。
[強引に押し切ったせいでオリガにはやはり難しい顔をされてしまったが、受け取ってもらえたのでよしとする]
わかった。君が可愛くなっていることもちゃんと伝えておくから。
[父母への言付けも、また装飾を加えながらちゃんと承る。
りぃん。
扉を開けて、再び鈴の音。
その時聞いた、風邪を引かないように…の言葉は、彼女の気遣わしげな常葉緑の眸を見るに自分にもかかっていることは明白で]
僕なら大丈夫だよ。馬鹿は風邪引かないって言うしね。
君もあんまり根詰めて作業をしちゃだめだよ?
[悪戯っぽく笑む。
最後にもう一度礼を言うと、扉を閉めた]
―中央広場―
[日暮れの鐘が鳴ってから随分と経つ。
中央広場へと戻った時には、既にドラガノフの料理やナタリーのケーキの大半は村人の腹に収まった頃で、空いた皿も所々に見られ…男は大きく肩を落とした]
ありゃぁ…ちょっとばかり、遅かったなあ。
ああ、でも全滅ってわけじゃなさそうだ。ナタリーのケーキもまだあるのかな?どれだろう。
[きょろきょろと料理を見、お目当てのものを見つけると即取り分けて口へと運ぶ。職人の癖か風味や歯ざわりを確かめるように租借した後]
……ああ、ナタリーだけにしか作る事が出来ないケーキ。
基本は僕の作り方と同じだろうけどこっちのが美味しい。嬉しいなあ、嬉しいなあ。
[満面の笑みを浮かべ、喜び。人が見ているかも知れないのも気にも留めず、美味しいと何度も言いながら食べていた。]
[きょろきょろと辺りを見回す男の姿を見止めた>>499
その様子から、自分のケーキを探していたのだと解る。
[彼がケーキを口に運ぶ姿をじぃ、と見詰め、感想を待つ。
すると、彼は満面の笑みを浮かべて。]
……もう、シュテファンさんってば大袈裟ですよ!
でも、あの、そう謂っていただけると私も嬉しいです。
[シュテファンさんの作るケーキの方が美味しいですけどね、と加えるが。
満更でもない様子で、照れ臭そうに頬を掻いた。]
[その後は広場へ戻り、その場にいる者と話したりもしながらドラガノフの料理やナタリーのケーキに舌鼓を打つ。
どこで修行してきたのかはわからないが、彼がますます腕を上げているのは確かで。隣村の酒場の娘には悪かったが、やはりあそこで燻ったままではこんなご馳走も味わえなかっただろう]
ナタリーのケーキも美味しい。
…ドラガノフさんの姪でシュテファンさんの弟子だけあるな。
都会の菓子屋で売られてるケーキみたいなごてごてした感じもないし、やっぱりお菓子は家庭的なのに限るね。
[装飾はともかく、菓子や紅茶などの飲食物に関しては昔と好みは全く変わっていなかった。
料理と酒を楽しみ、席を立つ頃にはシュテファンがやって来ただろうか。>>499
プリャーニキの包みを目ざとく見つけると、ありがたく数個ほどもらっておいた]
― 回想 ―
[コツコツと戸を叩く音が聞こえた。
薄くヘイゼルを開くと、音が聞こえた方へと向ける]
…………開いてる。
[聞えた声と名前とを確認して、扉の向こうへと声を掛けた]
[扉を開ければ、幾つかの菓子を手に持った男の姿があった。
男から漂う砂糖とバターの香りに、すんと鼻を鳴らす]
……シャルロートカならカーチャに貰った。
美味かった。とても。
[スパシーバと感謝の言葉を口にして。
さらに渡される幾つもの菓子に、ヘイゼルをぱちぱちと瞬かせる]
[気遣いに礼を言い頷けば、閉められる扉。
幼馴染の背が見えなくなるまで窓から見送る。
暫くして、乾いたコートを着込み、
完成した編みぐるみを手に取った。]
― →中央広場 ―
遅くなりました――!
こんばんは!
[少し遅れて広場へと足を運んだのは、きっと殆どの村人が集まった後。その場にナタリーは居ただろうか。まず真っ先に彼女の姿を探す。]
シュテファンにはいつも貰ってばかりだ。
[人の形をした蜜菓子を見ながら、ぽつりと呟く。
サーシャには何も返す事が出来ないのに物好きだと、苦く笑いながら]
[恥ずかしそうに頬を掻いているナタリー>>500へ、続けて強い調子で答えた]
だって、自分が作り方を教えた人がより美味しいものを作っているのが、どれだけ嬉しくて幸せな事か。
また、それによって僕自身も頑張ろうと思えるんだから良い事づくめだね。
[スパシーバ、と食器を置いて]
僕の作るお菓子は人と話す為のものだからね。
…誰かの為に、なんて滅多にない。
[ぽつり、呟く。
話をさえぎるかのように、少しばかり冷たい風と雪が滑り込んで来る]
ナタリーちゃん、ズ・ドゥニョーム・ラジジェーニヤ!
はいっ、これ。
ささやかだけど……お誕生日のプレゼント。
新作デザインなんです。受け取ってくれますか?
[リボンを掛け、ラッピングを施した小さな包みを笑顔で差し出す。
彼女の手に無事にそれが渡ったなら、周囲を見回して感嘆の息を吐く。]
お料理を運んでくれたのはナタリーちゃんよね?
ドラガノフさんも一緒かしら。
こんなに沢山、大変だったでしょう。
[付近には綺麗に盛り付けられた―――盛り付けられていたらしいお皿が幾つも並んでいる。
空のお皿も少なからずあるけれど、残っている料理は誰かが手をつけずに置いてくれたようだ。]
[シュテファンの姿が見えなくなれば、
森はまた、何時もの孤独な世界へと戻る]
…………?
[不意に。
誰かの泣き声が聞こえた様な気がして。
振り向いたのは、森の入口の方角]
[小さな声が運ぶ、友達の少女の嘆き]
ああ……。
[子供の唇から洩れるのは、憂いの溜息。
森の外に出ることを禁じられた子供には、
彼女の涙を拭う事も出来ないから]
―墓地―
[辺りはすっかり暗くなり、だいぶ雪が強くなってきた。
祭りから帰る住民が、今夜から吹雪くと言っていた気がする。
この分では、当面は遊びを自重して村に留まる方が吉か]
贈り物を持ってきたのがジェットマロースじゃなくて申し訳ないね。
聖夜にシャンパンは欠かせないからね。
さすがに中身がないのは仕方ない。
だから瓶のミニチュアで我慢してくれ。父さん、酒好きだからってあんまブツブツ言わないでよ?
[何度も何度も足を運んだ場所。
だから、暗かろうとたやすく辿り着けた。
並ぶ二つの墓標は、十字架の形。
荷物から街の雑貨屋で買った包みを取り出すと、包装を剥いで。
高級銘柄のシャンパン――の精巧なミニチュアを二本、墓前に供える。
ままごとに使うというよりは、コレクターが集めそうだ]
それと、こっちはオーリャの手作り。
可愛くて暖かいテディベアだ。手触りもよくてね…実際触らせてあげられないのが残念かな。
あの子は成長しても、僕みたいに捻くれずに優しいままだよ。二人とも風邪を引かないように…ってさ。
[幼なじみの名前を無意識のうちに、家出する前まで呼んでいた愛称で出しながら。
二体の愛らしいテディベアも挨拶するように、ひょこりと包みから顔を見せる]
悪いけど今はまだ、こっちは供えてはやれないんだ。
じきに吹雪だからね。
母さんも、瓶はともかくぬいぐるみが雪まみれになるのは嫌だろ?
[そう言って、テディベアたちは顔を隠した]
!?
[背後から元気良く、誕生日おめでとうと呼びかけて来たその声の主は。]
オリガさん。
あ、ありがとうございます。
[にこ、と笑みかければ、可愛らしい小さな包みを差し出されて。]
え、あの……いいんですか?
[どぎまぎしつつも、その包みを手に取って。]
スパシーバ!
[もう一度礼を謂って。ぎゅ、と大事そうに両腕で抱いた。]
―回想・森の奥にて―
[扉の前で待つ事ほんの少し。
サーシャの返事があって、>>502ほぅと息を吐いた]
プリヴィエート、サーシャ。
もしかして休んでいたかい?もしもそうだったなら済まない。
これ、また作ったんだ。良かったら保存が利くし気が向いた時にでも食べて。それから…同じものになるけど、シャルロートカ。
[サーシャへ人を象った蜜菓子の包みを手渡した。
彼女は人なのだという思いをその菓子に込めて。]
物好き、ね。
どっちかと言うと偽善者じゃあないかな。
[礼を言う彼女から視線を外し、不意に笑みが消す。そしてまたすぐにへらっと笑って見せるが、普段から自分に対して思っている事はまさにそれ。]
[それからしばしの間、父母に今の自分についてや幼い頃の聖夜の思い出話などを語りかけた。
ついでに今の義父母の愚痴も。
この時ばかりは、父さんがあの女の化けの皮の本性に気づいていたらとか、やや恨みがましい口調になったか]
…………………。
[そして、ひとしきり話が終わった後。
二つの墓標の隣の、何も無い空間を見つめる。
もし共に育っていれば、“彼女“も。
両親と同じように、ここに眠っていたのだろうか。
それとも、健やかに今も生きているのだろうか。]
……私も口は上手な方じゃないから。
人と話す為に作っているのは、シュテファンさんだけじゃ無いですよ。
でも、人との交流の為に何かを作るって、悪い事じゃないと。
思うんだけどな。
[誰にも聞こえないような小さな声で、呟いた。]
― 村長邸 ―
……ぅ…… っ、く…… ぐす……
[ しゃくりあげる。声がひびく。
血のあじがひろがるから。 鼻から落ちるものは、そのまま。 ]
…………、かなしい。
[ 水没した灰翠。 あげる。見あげる。 玄関のとびら。
こころが、かなしいときは。
ふらと、立ちあがる。
手をのばす。 ドアノブをつかもうと。 ]
――あ。
[ ふいに、ぐいと。
うしろに、ひかれる。 ]
………………リーサ。
[小さな呟きは、北風のせいで全ては聞こえない。
憂いを帯びる、勿忘草。
青年の眸には、“そこ”に逆十字の墓標が在るかのように。
実際は、*何も無い空間*]
かあさま。
[ 養母だった。
怒るでもなく、笑うでもなく。
つかまれた首巻き。
剥ぐようにとり払われ、顔に宛がわれる。 ]
……ごめん・なさい。
[ 止血が済んだら、さし出されるのは箒と塵取り。
かわりに持っていかれる、茶色いしみのついた白。 ]
あ……
[ とおざかるそれを、じっと。見つめて。 ]
偽善であろうと、善は善だ。
何も為さない善よりも、
誰かに何かを為す偽善の方が尊いと、サーシャは思う。
[フードを下に引っ張りながら、ヘイゼルと僅かに反らす。
偽善であろうとも、蜜菓子に込められた思いは嬉しかったから]
[ とうさま。 かあさま。 ねえさま。 にいさま。
そう呼べと。 ことに、人前ではそう呼べと。
養父のいいつけ。
しかられたことはあれど。しいたげられたことはない。
養父も養母も。ただ、だまって、掃除や片付けをさせるだけ。 ]
「ああ、こんなみっともないきのどくなこをひろって。そだてて。
村長さんは、なんてすばらしいひと。」
[ だれかが、そう呟くのを、なんどもきいた。 ]
[渡した包みをぎゅうと抱く腕。>>513
すっかり女性らしくなったものの、可愛らしい仕草の少女に頬が綻ぶ。]
どう致しまして、です。
お誕生日は特別なものだから……
何と言ったって、この世に生を受けた日だもの。
["その日"に対し抱く想いは様々であると知っていても。
祝うべき日を持たない自分には、やはり眩しくて。]
良かったら、使ってあげてね。
[微笑を湛えたままそれだけ告げて、ひらひらと手を振った。]
―回想・森の奥にて―
[思っていなかった彼女の返事。>>519
ものを施すだけで他者に対し何の働きかけもしない自分に、善だと彼女は言う。
未だ視線は合わせられぬまま、不意に話題を変える。]
それから…その、サーシャ。良かったらヨールカを見に行かないかい?
今年のヨールカも素晴らしいんだよ、ジェット・マロース人形が一番てっぺんにあってね……
[男は時折、こうして村での話をいちいち伝える。サーシャはこれに対し、どのような思いを抱えているのか。そんな事も考えず。]
/*
メルヘン担当のNPCは双子の姉or妹の方がよくね?と思い、ちょっと設定に微修正かけつつ。
・最年長のシュテファンさんはちょうど街に出てた時期だから知らない
・身重の時の母はあまり外に出歩かなかった
・医者は診療所じゃなくその時贔屓にしてた町医者をわざわざ呼び寄せてた(以後はその町医者が亡くなって診療所に通うように)
・サンドラさんも当時13〜14歳だからさすがに医師じゃなかったと思われる
これぐらいしとけば生き別れの双子の存在を村人が知らなくても不思議じゃない…はず。きっと。
[あちらこちらを回り、残った料理を少しずつ取り分けてゆく。
ふとリクエストの品に行き当たれば]
あ、
ああっ、サリャンカ………!
ドラガノフさん、作ってくれたんですね。
こっちの海の幸のプローフも美味しい。
[人々から離れた所に腰をかけ、至福の表情で好物を口に運ぶ。
少し前にも、美味しい嬉しいと口にしながら食事を取るシュテファン>>499の姿を見かけた。
一際寒い夜でも、暖かな手料理は心を解してくれるのだろう。]
スチェおじちゃん・だって。
[ 森がつぶされたら。 かなしむはず。
集めた破片。 塵取りのなか。
とびらをあけて。 外のごみ捨て場へ。
空になる塵取り。
ふりかえる。
灰翠にうつる、碧。 ]
おかし。
とどけて、くれた・かしら。
[ 聖なる夜に。
おなかがすいてないと、いいと。 ]
ヨールカ……。
[昼にも聞いたお祭りの飾り。
綺麗だったと笑うカーチャを思い出し、僅かに表情が緩む。
だけど――]
……だめ。サーシャは森を出られない。
だからサーシャの分までシュテファンが見てほしい。
[結局、カチューシャには会うことが出来なかった。
例え会えたとして、プレゼントの理由はと問われれば、言葉に窮してしまうのだろうけれど。
思いつきで用意した包みは、肩から下げたポーチの中に。
誰が置いたのか、或いは勧められたのか。
誤って口にしたヴォートカ>>463に意識が飲まれてしまったのは――今年最後の*不覚*]
―回想・森の奥にて―
……どうしてだい?皆が何か言うからかい?
森の中でしか居られない事はないはずだ、だって君は…!
[気付けば顔を上げて彼女のヘイゼルを真っ直ぐに見て。そこで、言葉を切った。]
…イズヴィニーチェ。
無理矢理に、というわけではないんだよ。
君がそう言うのなら、でもね。
[一緒に行けたら]
気が、向いたら、おいで。
僕はヨールカを見上げているだろうから、すぐ見つかるだろうしね。
[言いたかった言葉を飲み込んで、菓子を届けると告げて炭焼き小屋を後にする。
何度も振り返って小屋を見つめたが、大きな溜息を付いて前を向いて中央広場へと急ぎ足で戻って行った。]
―回想終了―
[粗方片付け終えた後だっただろうか。
大地は大分白みが掛かっていて。少し吹雪いてきていたかもしれない。]
あらら、オリガさんたら……
風邪引いちゃいますよ?
[先程ヴォートカを口にしていたオリガが広場で眠ってしまっている>>526
揺すってみるものの、反応は無く。
誰か手伝ってくれる者が居るならば、お願いしますと彼女を預けて。周りに男手が無ければ、彼女に肩を貸して人形店まで連れて行っただろう。]
[ おうちのなかへ。
ご飯を食べて。
お風呂にもいれられて。 ]
おやすみ・なさい。とうさま。
おやすみ・なさい。かあさま。
[ ――かれらの子どもたちとは、会ったかしら。
姉のほうには、おかえりなさいと。
弟のほうは、気配がちかづく前に、外へ。 ]
は……
[ 白い息が、散る。 つよい風と、雪。
ばさ。 うすぞらいろの寝巻きを煽る。
うでに抱いた、おともだち。 ぼろぼろの、くまのメドヴェージ。
飛ばされないよう、しっかと手をつなぐ。
邸宅より、すこしだけ、はなれたところ。
使い古された、ちいさな馬小屋。
とびらをあける。 ]
[言葉を切ったシュテファンへ、
ヘイゼルはその色に金を滲ませ、真っ直ぐに見詰める]
サーシャは妖精の子供だよ。
シュテファンがどう思っていても。
[ 馬たちは、とっくのむかしに、りっぱな小屋へお引越し。
おへやがあいたから、ここがカーチャのおへや。
寝床へはいり、毛布を2まい、3まい、かぶる。 ]
おやすみ・なさい。
[ 腕のなかのおともだちに、おやすみのキスを。
かたかた、屋根をゆらすおと。
すきま風にふるえながら。
灰翠を、*とじる*。 ]
―現在・中央広場―
[残っている料理も美味しい美味しいと連呼し、平らげて行く。ヴォートカも入れば気分は良い事この上なく、少し前の不甲斐ない自分の態度>>527も一時だけは和らいだように感じられる]
ん……あ、今日は…!!
[オリガがナタリーへ何か贈り物を手渡している>>508のを見て、弾かれたように駆け出した。]
今日は、ナタリーの!!
贈り物!置いて来て何をやっているんだ僕は!
[それでも、ドラガノフの料理とナタリーのケーキ。双方を味わう事が出来たのはやはり嬉しい事だった。
急いで家へと駆け込み、用意していたはずの贈り物を探すが何処に仕舞ったのかと部屋を引っかき回す事数十分。随分と*手間取っていた*]
[祭りもお開きとなって。
残っている人が居たならば、おやすみなさい、冷えてきたので温かくして寝てくださいと告げて。
娘もまた、小さな包みを抱いて。
台車と共に、家へ戻っていく。]
― 自宅 ―
[今のソファへ腰掛けると、早速リボンをしゅるりと解いて包みを開ける。]
ふ、わぁ……
[掌サイズの、小さな編みぐるみ。
それを両手で掲げてから、胸元へ寄せる。]
可愛いっ。
[自分の部屋に飾っておこうか。
……否、人目につかないなんて勿体無い。
だから、首飾りの入っているポケットとは、反対のポケットへ。顔だけを出すような形にして、すっぽりと収める。]
皆にも君を見てもらわなくっちゃね。
[それから、貯蔵庫から小さなケーキを取り出して。]
…………
[それを口へ運ぶでもなく、暫くじっと見詰めてから。]
……星、見えなくなっちゃった。
[窓の外へ目を移せば、空はすっかり暗く。
吹雪が村を*包んでいた*]
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