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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゼロ
Nymphaea overload.
[ B1Fから、青白い光が放射される。]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゼロ
Nymphaea, overload.
[ B1Fから、青白い光が放射される。]
[ ――は、
ソレは、結合の果てに生まれたものだった。
電脳。人の魂の量子データ化が可能にした、偶発的存在の模倣体(コピー)の一つだった。
電脳世界に降り立つ人の存在は意識。では、現実世界から切り離され、彷徨う事になったものは、まるで幽霊。
還る躯も器もなく、電脳世界にのみあるそれは、人とは最早言えない。更には、別のAIと結合したソレは、本質的な意味で人間と言えるのだろうか?いや、。
01のバイナリで表現され、その輪郭は魂のように丸みを帯びようと、けして人ではない。]
[ 青白い光に包まれながら、小さな赤い羽を羽ばたかせると2Fへと浮上し、満身創痍なIra=Ant-lionの眼前に降り立つ。]
犬っころ犬っころうるさいな……。
確かに、あいつはAIとしての枠は破れなかったさ。
[それは、gameの勝利に近付けるための、最低限の調整だった。
――この世界-Babylon-において存在し続ける事を第一義とする]
世界の外側の存在を知りながら、そこに到達する事を諦めた。
……ああ、満足はしていないさ。
あいつが真に人間としての意志を持つなら、その条件付けすら越えなくてはならなかった。
たとえそれが僕を道連れにした破滅であろうと、な。
[Tanatos――死の神、あるいは破滅欲を示す名を持つ男は嘆息した]
そう――僕はお前のようなキャラクターを作りたかったのかもしれないな。
[黒のsquareを躊躇なく踏み抜き、足を失いながら尚も笑う男。
thenoiseは、その手をこちらに向けて伸ばすが、その動きは不意に止まった]
……ふん。その暇を突けば、勝負は簡単に決するだろうに。
僕の組んだプログラムは、何もない場所では威力を発揮しにくいんでね。
[メインプログラムであるHurtfulHeartですら、既に完成したAIに組み込む事でしか発動出来ないのだ。
object――つまり、"乗っ取る"物のない場所は、Tanatosにとって不利となる]
ま、死後の世界で無だの有だの言ったって、仕方がないが――な。
[右手を天に翳せば、5mほど上空に、天井のごとく床面と対称のグリッドが現れた。
ぴしり、とひび割れの音が響く。
次の瞬間、天井はグリッドと同じ六面を持つ、黒の立方体としてランダムに落下を始め、thenoiseに向けて降り注いだ]
[私は立ち上がると赤とオレンジのフレームに近付いた]
そういえば、他にも何かを忘れているような気がしているんだが……
[その時、少女――の姿をしたそいつが、起き上がるのが見えて、思考は中断された]
ふむ、木っ端微塵になっているかと思ったが、元気そうじゃないか。
[ >>2:90pierrotは言っていた。LOGICは取引をしたと。
pierrotは言っていた。「優勝した暁にアンタが政府を選べば」と。
Babylonを打ち破り脱獄可能とすら見える超攻性Dione-System。LOGICが永年囚人となったのであれば、どのような事があったとしても看守の目を盗み、幾ら時間がかかっても、このような超攻性プログラムを作ろうとした筈だろう。Redfeathersの過激派達の希望であったらしいが、LOGICの希望にはなりえるだろうか。
では何故?Ira=Ant-lionが、この場に居たのは偶然ではなく必然だったとは思えないだろうか。そんな演算結果が導き出されていた。
Clock-eye−盲目の時計職人。彼が己が電子の手で作り出した時計盤が、Ira=Ant-lionを見下ろす。]
[ >>2:90pierrotは言っていた。LOGICは取引をしたと。
pierrotは言っていた。「優勝した暁にアンタが政府を選べば」と。
Babylonを打ち破り脱獄可能とすら見える超攻性Dione-System。LOGICが永年囚人となったのであれば、どのような事があったとしても看守の目を盗み、幾ら時間がかかっても、このような超攻性プログラムを作ろうとした筈だろう。Redfeathersの過激派達の希望であったらしいが、LOGICの希望にはなりえるだろうか。
では何故?Ira=Ant-lionが、この場に居たのは偶然ではなく必然だったとは思えないだろうか。そんな演算結果が導き出されていた。
Clock-eye−盲目の時計職人。彼が己が電子の手で作り出した時計盤が、赤いゴーグルの下で、Ira=Ant-lionを見下ろす。]
[夜闇の宙に溶けていたデータが、一点に集中する]
////// defrag/gula AI...100% System all green //////
[解析と判断を行っていた補助プログラムを喪い、表出の補助プログラムは自律行動をとった。
蛹が羽化するように、gulaプログラムは新しいシステムを駆動する。
結果、黒い光を放ちながらカタチを為したのは、もっともinvidiaが慣れた姿=Corneliusのアバターを基盤としたモノ]
あ…ぅ…
[産まれたての喉を鳴らす。
臥した顔を上げ、薄蒼色の眸を瞬かせた。
avaritiaというフィルタの入らない視覚刺激に、涙が溢れる。夜闇を、gulaは眩しそうに見上げた]
いたい… いた
[灰色の髪を揺らし、少年――とも少女ともつかないアンバランスな肢体を操作して、雪面に華奢な腕をつく。
起き上がった背に、双翅の幻影。蠅の薄翅は金緑の光沢を雪に照らして、微かに震えた]
どこ… ?
[立ち上がった金髪のアバター>>36の動きを、薄蒼の眼差しが追いかけた。
眩しさに涙が溢れ、潤んだ眸から雫が落ちる]
だんさー
Carole Redfeathers
[メモリーのクラッシュファイルから記録を引っ張り出し、細い頚を傾ける]
ゆきが とけちゃう ね
[独り言のように紡ぐ音声は金属性の響きを帯びて細く掠れた]
あめ――は きらい
LostOne. Charlotteは、LittleDancer Carole を能力(占う)の対象に選びました。
[赤とオレンジのフレームに〈FANFARE ECLATANT〉のフレームを重ね合わせて、私は少女の姿をしたそいつに近付いた]
人間の役に立ちたかった。
そんな姿になってなおそんなセリフを吐けるとは、……まあいい。話は後だ。まずは生きていることを喜べ。
[私も喜ぶ。
私が組んだプログラムは――〈Sonne〉は使いようがなくなってしまったが――全てまだ「生きている」。]
――探査開始。
『対象は、Lost One.』
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