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[フォーマットされ、終焉の刻を告げる定義領域と化したDione内を、蟲は翔る。
崩壊を呼ぶシステムを喰らい荒らしながら――深層へ]
どこ…?
[AIのスペシャリストだったゼロフォードの作ったシステム内。
最奥のそこで、静謐な0と1に囲まれた、2つのAIを―――]
みつ け ―――――
[少女は、半分のひび割れた顔で…笑った。それは…表情豊かな少女の顔だった。少女のつぶやきは…誰かに聞こえただろうか?]
キャロルさん、
人間って難しいね。求めない事を求める…。
アイラ達AIは…ずっと、何かを求めてるんだ。多分、それは人間の…お母さん、お父さん達の愛情だと思う…。
キャロルさんは…AIに愛情を与えてあげて…って、いまさら言うまでもないかな?ね?ECLATANT。
シャーロットさん、
アイラは少しだけ貴女がうらやましいよ。
作った人の愛情を目いっぱい受けて…大切にしてくれる盲目のお父さんが居て。
でも…でもでも!アイラのお父さんも、同じくらい、Iraを大切にしてくれたんだから。
シャーロットさんは…盲目のお父さんを大切にしてあげてね。それは、もう、アイラには出来ないことだから…
[そして、システムの深層、最奥にまで来てくれた…アイラの名付け親に向かい]
コーネリアス、名前本当にありがとう…。アイラ、コーネリアスの事だいすき。
あのね…アイラ少しだけ思い出したことがあるの。あのね、ゼロフォードお父さんもベルゼビュートさんの事大好きだったんだよ。
アイラ、もし、生まれ変わっても、私はきっと「アイラ」って名乗るね!
あり がと う。
[そっと、コーネリアスに…蟲に口づけをする…少女の体は…AIの依代である領域をフォーマットされ、ゆっくりと虚空へと消えていく]
皆…ありが…とう…ばい…ばい…**
/*
そういえば、どっかで投票委任のまま放置したような気がする。
それもルール違反じゃね?>自分
んー。村全体で吊り先を決める村みたいだからどっちでも同じだと思って。
分かった。
じゃあ、いざとなったら助けるから、基本的に自分の身は自分で守れ。
[――幸運を祈る。
その言葉は心の中だけにとどめて、私は〈Concertino in Blue〉のフレームを展開した。
雪が降る。今も変わりなく懐かしい雪が。
そういえば先程は非効率な音声指示を使ってしまったが今回はどうしようか。
――今回も使おう。どうせ舞台も終焉が近い。少しばかりかっこつけるのも悪くはない]
領域指定はこの場にある全ての雪、
属性変化は羽+衝撃吸収、
――[[ BALLAD THE FEATHERS ]]
[それは世界の法則に干渉する*奇跡の調べ*]
ー Dione内 ー
[AI iraの口づけを gulaは受ける]
あいら
あいら
[Dioneの総てがフォーマットされ、残された最奥まで、領域が塗り替えられた。
抱きしめた少女の体が薄まり、ぼやけて、消える]
ぜろふぉーどの子―― だいすき
[虚空へ囁く]
― 終焉のBabylon ―
[gulaのアバターが、地面に刺した腕を引き抜く。
薄い唇に消え入りそうな温もりの感触だけを伝えて、Dione内に残した蟲とコンタクトを切った。
音を立てて崩れる灰色の空、天へ墜ちる巨岩が響かせる轟音を、掻き消すような奇跡の調べが、振り戻された聴覚に届く]
………
[華奢な腕で、自らの体を抱きしめるように、gulaは体を丸めて息を吐く。
Charlotteが壊れた少女と唇を重ね合わせる様を、涙で潤む薄蒼で*見つめた*]
はァん?
まァ、手前ェ様のご希望なんざオレッチ様にとっちゃァ全然まったくこれっぽっちも知ったこっちゃァねぇんだが。
作りてェモンがあンならぜひとも作れ。
ヒヒヒッ。
出来がいいほどぶち壊し甲斐もあるってモンだからなァ。
お前ェがなんか作ってる間くらいはブチ壊すの待ってやってもいいぞ?
[ごりごりと顎をさする。その表情は、目の前の青年が作り上げた精緻なAIを破壊する瞬間を思い描いているのか、期待にニヤニヤと歪んでいた]
ハッ!
簡ッ単に勝負決めたって詰まんねェだけなんだよこのド馬鹿様め。
強ェやつがカッコヨク向かってきたのを、真ッ正面からブチ潰すのが最高に楽しいんだろーが。
なんもできねェドカスごときブチ壊すだけならわざわざ手前ェに“使い方”教えたりなンざしねェっつぅンだよ。
分かったらオラ。さっさとあがいて見せろ。
ヒャハッ
オレッチ様がソイツごとブッ壊してやっからよォッ!
ひひッ ヒャハはハハハッ!!
[男が笑う。その頭上に、黒のグリッドが降り注ぐ。男が煽るまでもなく、黒衣の青年の攻撃は再開していた。
男は、ただ右手を上に掲げ、それを迎え入れた。走るノイズ]
(ザッ!ザザザッ!!)
そォーだよ、できンじゃねェか!
ヒャハァッ
楽しい!楽しいなァオイ!?
(ヂヂヂヂヂヂッッッ!!)
[次々と襲い掛かる黒のキューブを一つ一つ破壊し、分解し、ノイズへと変えていく。そのざらざらとした音だけが、しばしの間、響いていた]
あァン?
[その音が、不意に止まる。男は何かに―――傍らのひび割れから聞こえた音に気を取られたように、動きを止めていた。とたん、殺到する無数のキューブ。
男は、その存在する空間を埋め尽くされ、キューブの中に消えた]
ひひッ
なンだァ。向こうはいよいよ面白ェことンなってるじゃねェか。
[そんな声が、キューブの外から響く。そちらに目を向ければ、たった今潰されたはずの男が、なにごともなかったように自らの作ったひび割れを覗き込んでいる。ヒビから聞こえる、一つの世界が壊れようとする音。
それに耳を傾けていた男が、おもむろにそこへ手を伸ばした]
ひひッ!ヒャハハッ!クソッ!ああ、クソッタレめ!!
なァんでオレッチ様ァあそこにいねェんだろうなァ
(バヂィッ!!)
[たった今まで対峙していた青年の存在さえ忘れ去ったようにヒビを覗き込みながら、その腕に、体に、ノイズが走る]
アイツも!
[いつか塔の中で見た、妖精を引き連れた女を見る]
アイツも、アイツも!!
[気まぐれで自らが起動させたAIと、それに寄り添う、仇敵だった塊の…今は男の姿をなしたAIを見る]
どいつもこいつも、オレッチ様がブチ壊すはずだったのになァ!!
[果たして、本当にあの場に残っていたとして、それが叶ったかどうか。
そんなことは構わずに、男はヒビへとノイズを叩きつける。あちらとこちらを隔てる境界を破壊しようとするように。男自身の体が破壊され、ノイズとなって溶けることさえ構いもせずに]
なァ、オイ。
なんでオレはそこにいなかったんだろうなァ。
えぇ。オイ。こら。聞いてンのか?オイ。
シャーロットッ!!!
[そうして、男は。この塔の中で、ただ一人、たったひとつのAIを、“個”を示す名前で叫んだ**]
母、か……参ったなこれは。
私がECLATANTに向ける感情は、姉が妹に向けるそれに近いと思うのだがな。
/*
もしくはどこかのおねーさんが近所の子供に向けるそれ。
[ 青い光の奔流が、かつて2Fだった場所を駆ける翔ける。
全ては青白く染まる。
閉鎖領域ごと壊れてしまえば、出る事は出来ない。電脳世界だけでなく、もし現実世界で物理的に切り離されているなら、尚更だった。
mori。
’Dione-System’へ向かうプログラム。]
LostOne. Charlotteが「時間を進める」を選択しました。
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