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gula CorneliusはLostOne. Charlotteに投票を委任しています。
LostOne. Charlotte は Kenneth "thenoise" に投票した。
LittleDancer Carole は Kenneth "thenoise" に投票した。
HurtfulHeart Tobey は Kenneth "thenoise" に投票した。
ira は HurtfulHeart Tobey に投票した。
Chlonoise Vincent は Kenneth "thenoise" に投票した。
Kenneth "thenoise" は gula Cornelius に投票した。
gula Cornelius は Kenneth "thenoise" に投票した。
Kenneth "thenoise" は村人達の手により処刑された。
LostOne. Charlotte は、Chlonoise Vincent を占った。
次の日の朝、HurtfulHeart Tobey が無残な姿で発見された。
《★占》 Chlonoise Vincent は 【人狼】 のようだ。
《★霊》 Kenneth "thenoise" は 人間 のようだ。
現在の生存者は、LostOne. Charlotte、LittleDancer Carole、ira、Chlonoise Vincent、gula Cornelius の 5 名。
/*
ああ……死んでしまったか。
もう少し暴れたかったけど、半ば死ぬ気もしてたので、まあ仕方ないね。
[ほどなくして私は、二つの光点の交戦地点が見える場所へと辿り着いた。
しゃがむ。物陰から様子をうかがう格好になる。
そこには――]
……え?
[誰だ、と思った。
人が他者を識別するのに必要な用件は色々ある。髪とか服とか雰囲気とか。
「彼女」の髪は記憶に新しいメタリカルブルー。
しかし、その服と雰囲気は――]
『ねえ、あれって本当にLost One.なの!?』
恨みも何もありませんが。
強いて言うなら、運が悪かった、ですかね。
[目の前に傷ついた少年がいた。その痛みから救ったのだ。
癒すのではなく、全て破壊し尽くして。]
― 2F ―
――っ、
[ >>2:169流石にノイズと自ら呼称するだけはあった。高負荷、否、全てをノイズと化すその影響は、seraphのプログラムを持ってしても防ぎきれない。
しかし、彗星のように駆け抜けた一瞬後、the noiseの体は二つに断ち切られていた。]
……そう、楽しんでくれて嬉しいわ。
[ >>2:175>>2:178徐々に崩れていくthe noiseに、最後の言葉をかける。鋭いヒールが、the noiseの傍らで硬質な音を響かせた、その音に反応したように、]
―――!!!
[ >>2:180「塔」の4Fから落ちたその時のように、直ぐ、近くに。]
/*
2d最終ログ読み直すとTobey食ったのやっぱり微妙いかった気がするけど、Vincentの思考回路的には問題なくTobeyでいいんだよな……
(>>*0とか、あとは道案内は終わった的な意味で。)
キリングをどうしたらいいのか本当に。どうしよう。
もしも本当に共同戦線を組むのなら、あなたと同類であることを公表しても構いませんが。
iraは、私と闘う気はありそうですか?
[ant-lionを通じ、iraの意思を伺おうと。]
…「鍵」の方から集まってくれタとハ、アリガタイ事だナ。
これで…自由に動けル。
『第一定義領域を解放… 第一階層システム 「神速の足」interstellar medium (星間物質) 起動 ――』
[瞬間、青白い光に包まれ、倒れていた筈の少女の姿がかき消える。次に少女が現れたのは…トビーの背後]
…おめデとう。おまエが、テスト、第一号ダ。
[背後から、トビーの頭をがしり、と掴み、トビーの耳元に口を寄せ、耳障りな音声でそう囁く。
その刹那…少年AIは何を感じ、何を思っただろうか?]
『全定義領域を解放… 最下階層システム 「崩落の刻」 supernova explosion(超新星爆発) 起動(イグニッション)
――…出力…40%。』
[ 強く、強引な力。
けれど、それもseraphの力を使えば、簡単に突き放せたはずだったのに。
突き放せなかったのは、]
……――…h、…………
[ 囁き声。
唇に触れるもの。ふわりと広がる髪が、落ちるまでの間の感触。
くるくると回っていた時計盤の針が全て、ピタリ、]Uをさす。]
「あばよ!楽しかったぜ!!ありがとうな、シャーロット!」
[ 間近で見る男の顔は――――]
ま、て……。待って……!
[ ほろほろとノイズになって……]
[塔に激震が走る。
生まれ出た「空白」は、先のそれよりも大きく世界をえぐり取り…塔の明滅が終わった時、トビ―が居た筈の空間には「何も」残っては居なかった。
一方で、強大すぎる力を放った少女も又、無傷ではいられなかった。あまりに強大な破壊力。その代償として、少女自身の右腕も付け根の部分から、「空白」の彼方に消し飛ばされていた。]
ふむ…40%デ…腕一本か…
コストパフォーマンスが…悪いナ。**
the noise…――!
[ 両手を、頭の側面にあて。]
やだ…、馬鹿……馬鹿だ。
この人、馬鹿だ。
[ でも、そうじゃなかった。]
どうして呆気なく、死を選ぶの?
私は、私のオリジナルの一人は、殺されたのに。
死が怖くなかったというの?
でも、分かってる。
楽しくもあったんでしょ?
[ ぎゅ、と僅かに躯を縮ませた後は、元の通りに。]
[さすがに雰囲気を読んだかフレーム内に文字で表記されるECLATANTの驚き。
そこで私も文字で応答しようとして――ふと猫の顔のアイコンが視界に入る。
脱落した者がLegionsか否か分かるプログラム]
…………。
[勝敗は既についていた。
シャーロットと対峙していた男の身体がノイズとなって消えていく。崩れていく。
私は猫の顔のアイコンに触れた。その瞬間、〈FANFARE ECLATANT〉のフレームに覆いかぶさるように、青色のフレームが展開した]
Welcome to Babylon Heterotopia.
[フレームに表示された文字を読んで]
さて、これをどうすれば……
[フレームは他と同じで手の動きと同期するようだ。
ためしに青いフレームをシャーロット達の方に向けてみて――絶句]
― 回想 ―
[空白の中心で倒れ伏した少女に、近付こうとしたその時。
少女の警告の声が響き――そして、現れたのは、殺戮のAI>>2]
アントリオン――?
[少年がその名を口にしたのと、少女の姿が消えたのは、同時だった。
次の瞬間、彼女の声は――背後から聞こえた>>3]
あ――や、やだよ。
ぼくはまだ、壊れたくない――!
[ハートが震える。最後の抵抗をしようとするかのように。
しかし、それは叶わず。
次の瞬間、少年は――その心もろとも――電脳空間から、消滅した**]
− target lose −
私、行くわ。
だって私は、このまま終わりたくはないもの。
[ 杖を握り、中央中空ホログラムを見つめる。]
iraに、会わなければならないわ。
Iraは…私達とは決して相容れヌ存在だろうナ。
話せば長くなるから、Iraの出生については省くが…。
こいつはBabylonが作ったAIではない。
だが、IraはAIとしては欠陥品ダ。外部からの刺激に弱すぎル。
…こういう言い方ガ適切かどうかは分からなイが、直ぐにIraの「心」は砕けルだろう。
私、Ant-lionは勿論、そちらと共同戦線を組む意思ハある。私から言えるのはそこまでだ。
上記を踏まえ、公表するかどうかハ、そちらの判断に委ねル。
[眼前で起きたのは何だったのか。
少女が起きあがり、無機質な音声を発し、少年の頭を掴んで、そして。
間近で見た分、先程の何倍も強い白。あまりの目映さに、警戒を強めていたMARIAが汎用防護モードに移行する。]
[光がMARIAの背を駆け抜け、焦茶のワンピースとエプロンのリボンが少し灼け落ちた]
――はは、これは……
[空間に目を向ければ、そこに居たはずの少年の姿は、クラスタ一片さえ残っていなかった]
―???―
[――小さな背中が、見えない]
なんだ? エラーか?
[少年のAIをBabylonに送り込んでからというもの、ずっと彼の背中側から、三人称視点での観察を続けていた。
一人称視点としなかったのは、彼を自分とは別個の――"心"を有した、一つの人格であると考えていたから]
いや……違うな。あのキャラクターの攻撃……
クソッ、反則だぜあんなの。一瞬で消し飛ばされちまった。
[ガシガシ、と頭を掻く。
その動作に違和感を覚えないではなかったが、敗北の悔しさに意識が行っているため、些細な事だと切り捨てた]
― 書庫 time:>>2―
[魅入られたように、空に開いた虚に歩み寄り。
手を伸ばした。
情報のない空間に潜り込ませた指先が、不安定に揺らぐ]
――…
[Tobeyがiraに呼びかけた声に、意識を戻し。顔を上げたiraに視線を向けた]
ダメ?
[言葉>>2を鸚鵡返しにする間に、
iraの表情が”反転”した。
軋るような声]
アイラ――
[上半身だけとなった男と、シャーロット。
二人の顔はくっつくほど近くにある、というか既に唇がくっついているんじゃないかこれ。
刹那の光景が、綺麗に青いフレーム内におさまった]
『フレームが青のままならそいつはLegionsじゃないよ!』
[ECLATANTの声を聞きながら、私は青のフレームに釘付けになった。
フレームごしに見る二人は、まるで深い海の底で刹那の邂逅を果たした恋人か何かのようで]
- target lose -
[そして、男が消えると同時にフレームも消えた。
その色は消える瞬間まで、海の色を思わせる青のままだった――**]
[ その瞬間、「塔」を明滅と激震が襲う。
だが、電脳閉鎖空間そのものごと震えているかのような揺れは、直ぐに収まる。]
――巨大なプログラムの働きを感じる。
― 書庫 time:>>5 ―
[明滅が終わったとき、そこには大きな虚無と、片腕を失った少女のAI。
ソレの伸ばした腕は、「崩落」には届いていなかった]
………
[喉が鳴る。
催された情動に反応して、指先が震えた]
欲しい――
/*
ロマンチックに走りすぎたか……
でも個人的には満足なの。
つばーさーひーろげー あのーひーかーりーのーむーこうーへー
[ けれど、背を向け、]
……。
この先に居るのは、統制機構のAIよ。
あなたが助けてくれるなら、力強いのだけど。
彼女は、Irvineと同じように、鍵を持っている。
最後の鍵は――
[ − need more ? −
−Analyze target select−
視界の青白い文字を見ながら、トッ、と軽やかに駆ける。一直線へ、書庫へ。]
そうですか。
[男は静かに微笑った。僅かに哀しげであり、それを上回って愉しげであった]
彼女には可哀想なことをしますね。
[心にもないことを電波に乗せながら、ant-lionに投げる通信は続く]
ならば、手を取りましょう。
蟻を地獄に堕とせばいい。
[avaritiaの解析を待たず。意志が発火する。
――食べたい。
あれは 「食べられる」
gulaのAIは、攻撃プログラムを摂食出来ないように調整されている。攻撃という意図をもって属性付けられたプログラムに対しては、無力であるように。
だが、ant-lionの見せた凄まじい破壊を前に、gulaの本能が鎌首をもたげ、
惹かれて、囁く。
食べたいと。
餓えを 満たしたい ]
それにしても、ここは――
[男――電脳の世界では、Tanatosと呼ばれている――は、改めて周囲を見回した。
それは、何処までも続くグリッド――Babylon外部に続いていたそれと、酷似した空間であった。
しかし、今の所雨は降っておらず、Babylonの塔も見当たらない]
視点を電脳空間の一番隅にでも飛ばされたか?
やれやれ、どうやって復帰すりゃいいんだ……。
[男の意識は、しばらくうろうろと動き回っていたが、やがて諦めたようにその場で静止した**]
LostOne. Charlotteは、ira を投票先に選びました。
可哀そウ…?
人間はそう思うのカ。
だが、所詮私を含メ、AIなど0と1の記号に過ぎなイ。
どれだけ、精巧に作られていても感情等持ちはしナい。
お前達、人間の道具ナのだから。
精々、役二立つよう二、使うト、イイ。
[無機質で…受け手の印象を度外視した様な、機械的な通信が送られる]
最後の鍵は……
[ 黄金色の▲の三等分、右側にあたるそれは――]
……。
[ 書庫の入り口から、足を踏み入れる。
赤いゴーグルは周囲の景色を反射して詳細な表情は窺えない。]
美しい。
[口をついたのは賛美の言葉だった。全てを白に帰す問答無用の力。その出鱈目な能力は男を魅了するに充分だった。]
[ぱん、ぱん。男はiraに手を叩く。賛辞を告げる拍手を少女AIに送った。]
エントリーネーム、イラ、クロノイズ。
……統制機構(Babylon)のキャラクターね。
[ 書庫に居た3者のうちの2者へ告げた。]
美しイ…?
それは、評価の対象外ダ。
私に求められているのは、如何に効率よク、確実に対象システムを破壊できるか、ダ。
この攻撃システムが、大量に生産され、軍事的に利用されレば、我々は、他の国ヤ、惑星のサイバー社会に対して圧倒的優位に立てルだろう。
[少女は、堂々と言い放つ。この発言が、全世界に向けて放送されている事を分かっているのだろうか?
いや、AIに「うっかりミス」は、ありえない。
これはデモンストレーション。
事実上、TVという娯楽番組を通した統制機構の全世界に対する脅しなのだ。]
/*
>>19 なにこれこわい
COするかしないか悩む事なんてなかったんや!!
まあヴィンくんめっちゃ黒臭出しまくってましたよね! やったね!
アイラ?
[なくなった右腕に握手を求めるかのように、手を差し出す。
掌を上に向け、覗き込む虚の瞳を有機的な光に濡らして]
――…
[適切な言葉は、言語データベースから検索出来ない。tryとerrorを思考上で繰り返しながら、ant-lionの無表情を写すように、賛辞の拍手の音に重なったその言葉を聞いていた]
[書庫に踏み入った新たな人影の、発する声を聞く]
アイラ?
[なくなった右腕に握手を求めるかのように、手を差し出す。
掌を上に向け、覗き込む虚の瞳を有機的な光に濡らして]
――…
[適切な言葉は、言語データベースから検索出来ない。tryとerrorを思考上で繰り返しながら、ant-lionの無表情を写すように、賛辞の拍手の音に重なったその言葉を聞いていた]
[書庫に踏み入った新たな人影の、発する声>>19]
それにしては、あまりにも強く目立つ力。
圧倒的誇示を齎すのが相変わらず好きなのね。
[ くすり、と微笑む。]
私のオリジナルが属していた、政府のback up管理システム−Mother Systemのセキュリティアンだった頃から、統制機構は変わらない。
あなたの容姿が、オリジナルの私と同じく呆気なく殺されたセキュリティアン zero 01に似ているのは偶然だとして。何とも面白い話。
初めまして。
私は盲目の時計職人のAI、Lost One.
エントリーでは、Charlotte。
[ 冷たい微笑を浮かべる。
それは白い肌と相俟って死の女神を思わせる表情。]
それとももっと別の話が必要かしら?
あなたは、イラ?アイラ?
憤怒と名付けたのは、そこにいるCorneliusなのね。
/*
←新語がどんどん出て来ると覚えきれない残念脳。
特にアルファベットとカタカナに弱いんですがどうしたら。
拘束?そう――
[敵性反応。
ant-lionの見せた動きに、即座に起動しかけた防御行動を抑制した。
襲いかかる少女のAIを受け入れるように緩く胸を開いた所で、対象の攻撃行動が止まる]
………。
[誰何、そしてCharlotteの声]
アイラ。
[短く、Charlotteに伝える。頭に柔らかな母音を乗せた名]
拘束?そう――
[敵性反応。
ant-lionの見せた動きに、即座に起動しかけた防御行動を抑制した。
襲いかかる少女のAIを受け入れるように緩く胸を開いた所で、対象の攻撃行動が止まる]
………。
[顔を上げる]
[誰何、そしてCharlotteの声]
アイラ。
[短く、Charlotteに伝える。頭に柔らかな母音を乗せた名]
アイラだよ。 シャルロッテ?
[感情を持たない筈のAIは、新しく現れた少女に、思いのほか、興味を抱いたようだ]
>>25
お前ガLostOne. Charlotte…カ。
データでは、良く見知っテいる。イや、正確にはgame開始前に一度顔を合わせているか?尤も、今はバックアップを使っているようダが。
成程…、実にIraに良く似ているな。感情的で惰弱ナAIの様だ。
私ハ、イらでもアいラでもない。
「Ant-Lion」。統制機構のAIダ。
そシて、この攻撃システムは統制機構が作っタものではない。
私、「Ant-Lion」の所属する組織に対してこウ言うのモナにだが、今の統制機構にコレだけノ攻性プログラムを組めるニンゲンなど居ない。
…アあ、気を悪くするナ。ヴィんせんと。
私は、客観的な評価を言ったダけだ。
[まさか気を使ったわけでもあるまいが、すました顔で、さらりと、ヴィンセントに向かって、言う]
…加えて言うなら…オマエと容姿が似てイるのも、偶然ではナい。
このアバターや、この攻撃システムは
お前達がIraと呼ぶAIの製作者、ゼロフォードや、お前の製作者「盲目の時計職人」達、「Redfeathers」が、示し合わせて共同で開発したもノだからな。
言ウなれば「Ira」は、お前の姉妹の様なものだ。
私はシャーロット。
でも、あなたが呼びたいなら、シャルロッテでも良いわ。
[ Corneliusへ小首を傾げるように微笑む。
>>28そして、Ira=Ant-Lionへ、]
あら、そう思ってると痛い目に合うわよ?
[ 唇が、笑みを深める。
Ant-lionが指摘したback up使用については、「Blue room」という特殊な部屋による効果であり、その効果がAnt-lionにも同じく行なわれるのかどうかについては、定かではなかった。また、「Blue room」についての詳細を「ソレ」は知らない。]
そう、成果を横取りしたということ?
確かに政府へのテロ・制圧行為を行なうには、これ以上ない電脳兵器とも言えるわね。
―checkpoint.>>20―
いいえ。
私なりの評価です、ant-lion。
一切の無駄なく。速く。そして対象を場に残すこともない。
これを総称して私は美しいと評価したのですから。
[男は笑う。MARIAは男に寄り添うように立っていた。ant-lionに警戒や敵意を向けることはない。]
[男の視界に、メタリカルブルーの髪色が映った。]
おや、まあ。
何とも面白くないですね、告発など。
今更隠す気もありませんけれど。
[おどけるように軽く両手を開いて見せて、肩を竦める。
楽しげに薄笑いを浮かべながら、ant-lionに話しかける少女の姿を見やる。]
私は別に攻性プログラムに特化したプログラマでもありませんし。
主観的でも適うつもりはありませんよ。
[ant-lionのフォローには、こちらもすまし顔。元来本当に収容者であったためか、サイバージェイルそのものに対する忠誠心などはこの男には然程ない。
故に、個人に向けた評価として受け取り、そしてそれを否定した。]
( LOGICが、同じような容姿を作ったのは。
私のデータを掻き集めている時に、zero 01、Ninaの事を知ったから?確かに彼女の容姿は、私によく似ていた。
zero 03、Audreyとは全く違って。
そして私だけが、偶然にもコピーとして存在することになった。ある事件が切欠で。でもそれも、オリジナルの私そのままの私ではない。)
[ 赤いゴーグルの下、Ira=Ant-Lionを見つめ続ける。]
あなたの本当の名前は、何というのかしら。
[少女は、落ちる水滴が一定のリズムであき缶を叩く様な、無機質な合成音声で、話しかける]
返す返スも思うが、「感情」とは、我々、AIにとって最も無用なモノだ。
無駄に、リソースを使ウ、論理的判断を妨げル、意味の無イ所作を取ル…
横取り…。その通リダ。
統制機構も、牢獄に繋がれている筈の囚人たちが、僅かな間隙を縫って、
お互いに示し合わせて、一つのシステムを作っていたとは中々、気づかなかった。
この超攻性システム…「Dione(ディオーネ)」は、牢に繋がれたRedfeathers達の最後の希望だっタ。
牢獄に囚われていたRedfeathers達はこの、システム「Dione」を使って、いつか牢獄破りをしようと企んでいたのだろうナ。
だが、最後の希望も、統制機構に見つかってしまっタ。
統制機構の研究者は驚いタだろうよ。
電脳牢獄の隅にこの様な化け物が隠されていたのダからな。
統制機構ハ、システム「Dione」を破壊するのではなく、自分達が転用しようと考えタ。
そこで、本来、このシステムを管理するはずだったAI…お前達が「Ira」と呼ぶそれを削除し、私「Ant-lion」をインストールした。そして、動作テストの為にこコに送り込んダ。
だが、削除は不完全だった様だ。
…いヤ。AI、「Ira」の製作者であるゼロフォードは、AIのスペシャリストだカらな。
もしかしたら、何かトラップを仕込んでいたのかもしレん。
いずれにしテも、今、その厄介ナAIのせいで、私が迷惑を被ってイると言う事ダ。
彼が私を送るのも分からなくはない話ね。
それでも、理由にしては弱いけれど。
[ 幾つかの演算結果の末の可能性。それは留めたままに。]
>>35そうね、「私」もそう思っていたわ。
自らを定義付けた「AI-Ghost/A.M」、「もう一つ」の私のオリジナル。
感情など目的に至るまでの手段の一つだと。
習得のため、模倣のため、それともこれは知的好奇心とでも言うのかしら。
でも、0や1ではない選択をとれる人間も素敵だと「私」は思ったわ。zero 02、Charlotteの事を。
[ そして、「ソレ」は鈴を鳴らすように笑った。]
あなたの事は、アイラって呼んであげる。
だって、あなたはアイラを消せていないもの。
[ ともすれば愉悦にも見えてしまうギリギリのラインまで、「ソレ」は微笑んだ。]
勝負は見えてる。
キュートなアイラ。一つ聞くわ。
あなたの製作者、ゼロフォードはまだ生きているの?
LostOne. Charlotteは、Chlonoise Vincent を投票先に選びました。
[「Ant-Lion」は、ゆっくりと、新しいシステムの起動をコールする]
『第二定義領域を解放… 第二階層システム 「見定められぬ闇」oolt cloud(オールトの雲) 起動(イグニッション) ――』
[システムが起動された瞬間…そこは、書庫では無くなった。漆黒の闇に小さな星々が瞬く…宇宙。
部屋全体から壁が無くなり、部屋全体に仮想の宇宙空間が展開されていた。そしてCharlotteを囲む様に6人の少女が立っていた。]
第二階層システム 「見定められぬ闇」oolt cloud …Redfeathers達が脱走時に追手を振り切る為に開発シた幻影を写すシステムだ。
…ゼロフォードは、死んダよ。数回前の「Babylon」でな。
愚かナ男だ。当時は未だ、統制機構も「Dione」の存在に気づいてイなかった。
「Dione」を持ちだせば、或いは勝ち残ったカもしれなイのにな…。
[6人の少女の口から同時に同じ言葉が紡がれる]
『第三定義領域を解放… 最下階層システム 「崩落の刻」 supernova explosion(超新星爆発) 起動(イグニッション)――…!!』
[6人の少女達は同じ所作で、バレリーナの様に同じ所作で右脚を宙に振り上げる。もし分析ツールを使えば、少女達の右脚には巨大な力…収束した「supernova explosion」の斥力が掛っているのを知る事が出来るだろう]
ふム…並列起動すると、やはり威力が弱まルカ…。
直接、ターゲットの体に触れないト、空間を消し飛ばす事が出来ない様だ。
さテ…Charlotte。どうやってこの攻撃を防グ?
[6人の少女は、全方位からCharlotteに向けて強烈な斥力の込められた蹴りを繰り出した]
[ 最初のダミーメッセージを聞いていれば、ゼロフォードという男は無実な囚人を解放する為に「Dione」を使わなかったという推測をする事も可能だっただろうか。]
Dione、Dione、アイラ。
[ 歌うように。くるりと、杖を回し――]
イグニッションをコール?
遅いわ。
[ 背中の赤い小さな羽のお陰か、それともseraphに元々備わっていたのか。トン、と杖を軽く叩くと、軽やかな動きで宇宙に舞う。]
――――アハッ
[ それは紛う事なく、死を願う笑み。
熾天使の赤い羽が宇宙に赤い尾を引く。そして、杖の先には熾える刃。それはまるで、死神の鎌のように。]
[ 唇が囁く。]
熾天使は、神の敵に容赦しないみたい。
[ AIの神は人間。
「ソレ」の体は背面宙返りをし、杖に体を添わせるようにしながら、一体の少女の頭を後頭部から「熾」える刃で突き刺し破壊する。続いて、態勢低く構えると、直ぐ傍らの別の少女をseraphの膂力を持って潰すように薙ぎ払った。]
宇宙を模すのなら、
ニュートリノをお願いしたいわ。
バリオンでも良いわよ?
[ 赤いゴーグルが4体の少女と、Ira=Ant-lionを映す。]
ねえ、アイラ。
[ くすりと*微笑んだ。*]
―― 2F(>>15と同じ頃) ――
[私は明滅とともに襲いかかった強い揺れ(>>13)に耐え切れず床に尻餅をつく格好になっていた。
その状態で、シャーロットの声を聞いた]
分かるのか……今生きているうちの誰かが、敵なのか否か。
本当にそういうプログラムを持っている者がいたってことか……。
[ゲームじみた状況を用意した者は非常に抜かりなかったようだ]
『ってことは、Legionsの正体は統制機構側の者で、敵を倒すと手に入るお宝の正体は鍵のカケラで、Lost One.は仲間で、この先にLegionsがいる? だったらアタシは力を貸すよ』
[私からの異論はなかったが、訊きたいことは山ほどあった]
それで、シャーロット、
[まず何から訊こうか迷っているうちに、彼女は書庫のある方へと駆けていった]
― oolt cloud ―
[目の前で始まった戦闘から完全に意識を外し、ソレは天…瞬く星々を振り仰いでゆるゆると息を吐いた]
…宇宙……?
[avaritiaが幻影に混乱を伝えて来る。
位置情報の混乱。Babylon内部の座標を失い、球体はくるり、回転した。防御の意志を持って浮いていたレーザーアイが微かなノイズと共にデリートされる]
―――
[笑みを表出する。LostOneが2体のAIを破壊する音を、聞き流した]
きれい。 ……これは好き
≪E.M.C.≫≪E.M.C.≫
[Babylon内部通信機構に緊急通信が入る。鬱陶しそうに眼前の宇宙空間からそちらに意識を向けた。]
『聞こえるか、ant-lion、Vincent。勤務中申し訳ないが、周知徹底の通達が出た。』
『――当局囚人ポッドにて、-Black Dahlia-Irvineの死亡が確認された。
本統制機構より「Babylon」サポートメンバーとして今回の「Babylon」に参加している者は命を落とすことはない。
そう通知させていただいたはずだが、事実死傷者が発生した。
データピースの流出の件も相まって、本日のBabylonには異常事態が多すぎる。各員には厳重な注意のもと行動をお願――
[男は通信の傍受を強制終了した。勝ち得たところでどうせ無罪放免になどならないことは知っていたし、だらだらと無意味な時をこのサイバージェイルで生き続けるならばいっそ死すら怖くなかったからだ。]
[男は静かになった思考に満足するかのように、宇宙空間を眺める。]
懐かしい――感じ
ぼくの宇宙? ぼくの なか
[「場」に設定された情報を書き換えてBabylonの統制システムを切り離す幻影の世界は、ソレにとって――母の揺籠にも似た暖かい世界だった。
混乱するSub Programを停止する。収集と解析を行うavaritiaを停め、模倣と表出を行うinvidiaを停め―― Corneliusのアバターは解体され始める]
Vincent たたかわないの?
iraと…Charlotteと?
[物理的属性を虚数に還元しながら、音声を発生させる。
質問のカタチを為してはいても、疑問ではなく、誘いでもなく。
答えがどうあれ――音声情報を聞く物理受信器は消えて、ソレには届かない。
<gula>は、有機的な『塊』を形成することなく自身のデータを全て。 仮想の宇宙空間へ拡散させた]
― oolt cloud ―
[熾天使とAnt-lionの戦いは、まだ続いていた。
見守るように遥か天遠くで瞬いていた小さな星々が、墜ちるように闇に消える。
一つ、二つ、加速度をつけて天頂の一点から無が広がった。
<gula>によって幻影世界は侵食され、虚無へと還元されていく]
―oolt cloud/書庫であった宇宙―
[白はant-lionのプログラム展開によって黒に変わっていく。否、正確には闇。数多の星の瞬くそれは宇宙空間のテクスチャだった。
白色世界にいた時点で床面の感覚など無いに等しかったが、それでも宇宙空間に立つ自分を些か奇異に感じてしまうのは人間の悲しき性か。]
[ant-lionはメタリカルブルーの少女――LostOne.を取り囲み、会話し。そして交戦しているようだった。
ならば自分が向くべきは彼女たちではない。視線の方向を切り替える。]
[彼は、天を見上げていた。戦闘に意識が向いていないようにすら見え、男は眼鏡を押し上げながら笑みを浮かべ、MARIAを攻性の強いモードに移行させる。
彼がこちらに問うてきたのは、男が彼に近づこうと一歩、足を出したその時だった。]
いいえ、ira――ant-lionと戦う必要はありません。彼女は私たちのものですから。
そして彼女ならLostOne.を止められる。それが可能でないようなら、彼女がまだ未完成であるだけのことです。
[返答する間にも彼の動きはより緩慢に、プログラムの挙動も止まり。氷が水になり溶け広がるように存在をその場に残すこと無く"データ"は宇宙空間に拡散していく。]
[流星が駆ける。次いで、男の元でも白い星が瞬く。]
自身のデータ化ならば、得意分野ですよ。同次元座標データで飛ぶのは、久しぶりですがね。
[BackSkipperの起動。自らをデータ構造と見なし、記録地点をLoadするプログラム。男とその傍らのMARIAもCorneliusと同じように、アバターをデータとして"溶か"した。
Loadするのは、今、この瞬間――]
[流星が駆ける。次いで、男の元でも白い星が瞬く。]
自身のデータ化ならば、得意分野ですよ。同時刻座標データで飛ぶのは、久しぶりですがね。
[BackSkipperの起動。自らをデータ構造と見なし、記録地点をLoadするプログラム。男とその傍らのMARIAもCorneliusと同じように、アバターをデータとして"溶か"した。
Loadするのは、今、この瞬間――]
/*
まちげーた。
最初「3次元座標データで」って書いていた(時刻情報を含まないから)のを、
あれっそしたらLoggerなくても4次元の座標さえ判れば飛べるの? とか
3次元座標データで飛べるんなら時刻指定なければ瞬間移動し放題じゃんとか自分の能力の矛盾に気づいたので「同じ時刻の」って意味で「同時刻」にしたつもりが「同次元」になってた。同次元座標は"同じ場所"だよばーかwwwwおれのばーかwwww
― oolt cloud ―
[電脳世界。
より物理的な法則を模してエンコードされた塔内部での”法則”を離れ、gulaはプログラムとしての本質で世界を見渡す。
書庫内という狭い空間に、Babylonの統制に割り込んで置換された仮想階層領域。
指数線肥大するgulaに容易く呑み込まれ、可算領域を減少していく。狭められた領域で、ぶつかり合う力と力。
2体のAIの戦いを、眺めながら]
せまい ちいさい たりない
[gula programは明滅する”宇宙”の枠組みを潰し、均し、 己自身というデータに置換して食い荒らす。揺蕩う暴食]
――だれ?
[データの宇宙に、走るnoise――いや、凝集したデータの塊。Vincentに、ソレの意志は微笑んだ]
あそぼうか ――
通信機構からの連絡カ…
元よリ私にハ、「死」等といウ概念ハ存在しなイが、ニンゲンには色々と大変な状況の様だナ
[激しく戦闘しているant-lionは、だが、戦闘の影響を全く受けていない普段通りの音声で通信を送ってくる。「大変」等と言いつつ、どこまで本当に人間の事を心配しているかは、怪しい所だ]
[―回想(>>3前後) Dioneシステム内部の深層階層]
[システムDioneの奥深く、全ての権限を奪われたIraは体を自由にする事は出来ず…だが、Ant-lionの目から届く情報は確実にIraの元にも届けられていた。
「自分」の手がトビーを掴む>>3
―やめて…だめ…、その子が…死んじゃう…そのこの製作者も…死んじゃうよ…っ!!
だが、無情にも「supernova explosion」の起動がコールされる。
―ダメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
目を瞑りたかった。耳を抑えたかった。
だが、システムの権限全てを奪われ、深層に拘束された少女には…何もできなかった。]
− target lose −
[無情にメッセージが流れる。
「target lose」僅か2ワードで人が死んだのだ。
誰に惜しまれる事も無く。哀しまれる事も無く。
少女は、涙を流した。失われた、二度と帰ってこない魂の為に。もう、二度とあの少年は笑う事が出来ないのだ。遊ぶ事が出来ないのだ。
そう考えると、止めどなく涙があふれ続けた…
―誰か、殺して…私を…
…殺してよ…!!!!!
少女の慟哭は…誰にも聞こえない]
[回想…>>28>>29>>35>>36>>37]
[Iraは衝撃を受けた。滔々とAnt-lionから語られる、自身の出自。生まれてきた意味。
そして知らされる…>>41
自身の真の製作者はゼロフォードであるという事実。
そして、その死。]
―うそ…そんな事は無い。私の製作者は…ナンシーで…
無実の人を守る為のシステムで…
分かっている。Iraの思考プロセスは事実を理解出来ない程劣等では無い。
自分が見つけた、あのコメントは、嘘だったのだ。
あのコメントは、他の参加者と協力しやすくするように…油断する様に…仕組まれた罠。
―誰か…私を助けて…私を壊して…私を助けて…私を壊して……私を助けて…私を壊して…私を助けて…私を壊して…
事実を受け入れ…少女の…Iraの心は…壊れた。
バラバラに砕け…Dioneのノイズとして…消えて行く…]**
―oolt cloud―
ええ、"遊び"ましょう。
[一方的な破壊を許さず。声ではなく音声データとして発信された音は笑声を含んでCornelius――<gura>を捉える。
アバターの構築をやめ、攻性プログラムとしての能力、すなわちデジタルデータの破壊に特化したAIスクリプトと化したMARIAが自身の付近をじわじわと壊-format-していく。
Corneliusに触れようとしないその破壊は、"遊ぶ"という言葉に似合ってすらいた。]
[それからしばらくして]
『ねえ、どうしてキャロルは、統制機構に捕まったRedfeathersの面々を助けに行かなかったのさ?』
……あの町は無法地帯だった。誰も、他者のクローズドスペースとか政府のサーバーとかに侵入したり、そのための隠し通路を作ったり、そういうことが法に触れることであると私に教えなかった。
[私は一つのプログラムを組みながら淡々と話し続ける]
そして「他人のものを勝手に壊したり消したりするのは倫理に反する」とも教えられなかった。
だけどね、「電脳世界における物の壊し方や消し方」も、誰も私に教えなかった。
私の周りにいる者達は穏健派だったからだろうと、今は思っている。
― oolt cloud ―
[届いた音声データを消化して、くつくつと虚の暴食は笑った。
どこまでも拡散し、宇宙を埋め尽くしながら、ふいと。「拳」を握る。
無音で溶け消えるバイナリデータ――擬製管理者によるダミー権限を、喰らった]
(おいしい)
[Ant-lionという管理者を失った幻影の世界は統制を欠き、揺らぎ出す。物理設定値――引力データや摩擦値、熱保存の法則が崩れ、歪む。
それは、世界の”中”で闘うAI達にもいずれ影響を与えるだろう]
(――MARIA
食べないの? もったいない)
[食べかけのコードを凝集し、変成させて吐き出す。
noiseと化した”虚数”はスパークを放ちながら、個を保つ為に凝っているAIスクリプトへと飛んだ]
[全てのcodeが0へと還ってゆく――
分解され、無意味な情報の塊として電子回路に散らばっていく刹那、それは慟哭する少女の虚像>>55を捉えた]
[決して表出する事のない、拘束された少女のAI。
しかし、電脳世界の深奥で確かに演算されていたそれを、消え行く情報の断片は捉えていた]
i…………ra……
今……度は………きみと…………
………………遊…………
[それもまた、情報のノイズ――誰にも感知されぬまま、消えてしまうだけの0と1の塊。
それでも、確かに『それ』は演算されていたのだ。
電子一つ分だけ、この世界に揺れ幅を残して**]
/*
すみません。アイラにほろりとしてつい書いてしまいました。
無意味な妄想だと思ってスルーして頂けると助かります(´・ω・`)
選択。
あなたには選択が出来る、アイラ。
このまま破壊の限りを尽くすのか、
別の道を歩むのか。
[ ira=Ant-lionに言うようでもあり、自分自身へ言うようでもある。
D a n c e M a c a b r e(ダンスマカブゥル)
宇宙を背景に、蠱惑的なダンス。
星々が墜ちてゆく中、4体の少女が斥力を内包し攻撃を繰り出した。
メタリカルブルーの髪は、宇宙を背景にぼんやりとした光を持っているかのように、少女達の間に姿を現す。
1人の少女の腕を、上体を逸らし避けながら、杖の半ばで掬い上げるように胴を打ち投げ、両足を大きく開き、側宙。
着地する寸前に、杖を滑らせ、次なる少女の腕を肘から打ち払う。その場で、一回転−ターン。「熾」える刃で、弧を描く一閃。]
( アイラの話では、接触と同時に空間ごと消す攻撃と考えて良いようね。)
[ トッ、と軽く跳躍して更なる攻撃を避わすと、少女の後頭部へ蹴りを放つ。少女の頭部が、seraphの力により変形した。]
『穏健派じゃない人もいたの?』
いる。というか、今生きているのは過激派ばかりだよ。
穏健派は壊滅時におとなしく殺され、過激派は一部殺されつつも半分くらいは頑張って生き残った。牢獄に繋がれつつ。
[それでもなお、壊したり消したりすることを諦めもせず]
おじじとおばばは穏健派で、過激派は嫌いだったみたいだ。
そりゃそうだ、過激派が起こした無差別テロ事件を、私達の前であれだけ悪く言ったんだからな。
そして一つの懸念を私たちの前で口にした。
このまま過激派が攻撃を諦めなかったら、いつか。
――統制機構も負けじと、過激派を攻撃するすごいプログラムを作り出すだろう。
そうして奴らの潰し合いはとどまるところを知らなくなるだろう、と。
― oolt cloud ―
[崩れ始める宇宙。MARIAの産むホワイトノイズと合わせて、歪みは大きく進行し始める。]
[飛び来るコードは恐らく攻撃として飛ばしたものではないのだろうが、データを食らうスクリプトではないMARIAはスパークを伴うそれに直接触れればダメージになりかねない。]
壊しなさい。
[広がり続けるフォーマットデータで包むこむように、そのスパークを受け止める。
空白で握りつぶすようにそれを壊し、消し去った。]
[宇宙を初期化するMARIAの占有空間は、そのまま<gura>の方まで伸びていくだろう。]
/*
何ヤッてるか全然自分でもわかってないよ
guraが食う前にMARIAが全部フォーマットして消しちゃおうっていう陣取り合戦? のつもり。
全然誰にも伝わってないに3000点
( 星が堕ちている。)
[ 頭が変形した少女へ、跳躍し振りかぶり更なる追撃。青髪が、クラスタ片となり弾け飛ぶに至り、oolt cloud本体へと沈み込んでゆく。]
いいえ、oolt cloudにCorneliusが満ちている。
そして、彼、Chlonoiseも?
[ oold cloudの産物である少女達の姿も自然揺らぐ事になるだろう。
このままでは、「見定められぬ闇」ごと潰されてしまうだろう。辺りを、searchする。まだ、輝く星が一つ。]
( あそこだ。)
[ 杖で床を一度打ち、構える。「ソレ」の周囲を「熾」やす、Attack Program。杖の先端の耀きは、エクスプロージョン…太陽のように眩い。]
― oolt cloud ―
(もっと )
[AIである為に架せられていた有限性と人格性は、蕩けてgulaの肚の裡。
虚であり無限である蟲は、宇宙に満ちて翅を拡げた。
蠅の王、Belzebuthが愛したプログラム]
[やがて、 ホワイトノイズに触れる]
(嗚呼 ――まず い)
[初期化され白と化した空間を、構わず呑み込む。
同時に、gulaの領域も壊-format-されて白に変じた。
喰い締め合うように、虚と白が拮抗する――いや、データのない空白を喰らう速度よりもMARIAがgulaプログラムを初期化する速度の方が僅かに、速い]
(だめ だよ? もっとあそぼう)
[壊され、又喰らいながら<gula>はくつくつと、笑った。
HUMANであるVincentは人格を保つため、宇宙の中で焦点を持って凝っている。
MARIAの占有空間、そび中心に向けて――無数のコードが閃いた。流星群のように、降り注ぐ。煌めくスパーク]
オオオオオオオ―――――!!!
[ 輝く星へ向けて。
熾える球体となり、CorneliusとChlonoiseが満ち始めているoold cloudを貫き、破壊、脱出を行う。]
よし、行くぞ。
[出来上がった新たなプログラムを手に私達は書庫へと向かった。
しかし、書庫の扉が見えるや否や、探査モードになったECLATANTが驚いたような声をあげた]
『探査できない……何らかの強い「場」が書庫内部に働いてるよっ!』
……その「場」は、新たなる「場」の展開で打ち消せるか?
『まったく問題ないよっ! やっちゃう?』
/*
ちなみにホワイトノイズってのはあれやんな サーーーーーってやつ。
データをこれに書き換えるのは、フォーマットとは言わないんじゃないかとか。言っちゃだめだよ。しー。
>>45
ニュートリノもバリオンも粒子ダ。わざわざ、作っても、見えるモノでは有るまイ。
[律儀に答える、Ant-lion。ちょっと可愛い。]
>>60
[幾体かの少女は破壊され、残った少女達は人形の様に口を開く]
選択?まサか、オマエは、我々AIが選択する権利を持っているとでモ、思っているのカ?
我々AIは、ニンゲンの道具二、過ぎない。
ニンゲンが破壊を望むのならば、私は破壊の限リを尽くし、人間が平和を望むのならバ、私は廃棄されル。ソレだけだ。
[だが…、Ant-lionは気づいていなかった。自らの瞳から流れ出た一筋の涙を。
―もし、選べるのなら…私は、破壊なんてしたくない…皆、生きていて欲しい…!
それは、システムの奥深くに封印されたAI…泣き虫なIraのプログラムの残滓だった。]
/*
スペルミスの帝王、君臨。
ねえなんなの四面楚歌なのもしかして!
たっけて!! ant-lionちゃんたっけて!!
なんかこわされちゃうよお!!
…ん?これは…
[不意に、首を傾げるAnt-Lion達。
ヴンッ…
…少女達の分身はブレ、一つの体に戻る。尤も受けたダメージは累積しているらしく、あちこちが破損している様だが…]
…ちッ。これは…gulaとVincentか?このまマでは、プログラムが保たンな。一時、退却スル。
『第一定義領域を解放… 第一階層システム 「神速の足」interstellar medium (星間物質) 起動 ――』
[少女の姿が青白くスパークを放ち…消える。崩壊してゆく仮想世界には、一瞥も残さなかった]
[破壊。 oolt cloudの一角が崩れた>>66]
(たたかいは?もう おしまい? つまらない――)
[圧倒的な質量でVincentに襲いかかった虚数コードの結末を見ることなく、gulaはその食事を、終える。
―ザ――――
noise音と共に、世界に満ちた捕食プログラムは急速に収束した。
食い荒らされ、形骸化した枠組みと虚無・空白だけを残した幻影世界に、凝ってカタチを為し始める]
やっちゃえ。
[その瞬間、書庫の扉に向けて風をともなう雪が吹きつけられた。
扉はたちまち凍っていき、強風を受けて脆くも砕け散りながら前方に吹っ飛んだ。
なぜ手を使って扉を開けないのか?
一つに、扉を開けた直後の攻撃を最大限警戒したから。
もう一つは――3つのプログラムを操作するフレームを重ね合わせ、コマンドを入力するため。
扉があった場所から宇宙空間が顔を覗かせているのを確認した瞬間。
コマンド入力は完了した]
[[ Dances with Snow Fairies ]]
[フォーマットされた宇宙でさえも、<gula>は易々と呑み込んだ。呑まれた内側から、gulaの領域を浸食する。
食い争うMARIAとgulaは、僅かMARIAが優勢に思えた。]
[しかし男の中心に向けて放たれたのは、帯電したコードの星。幾本もの尾を引いて降り注ぐ流星群。
受け止め、消し潰そうとMARIAの領域を収縮し備える。]
[が、それらを貫いたのは、宇宙空間の内側より伸びる閃光。熱く赤く燃える彗星。LostOne.のAttack Programが、MARIAとgulaの中心を突き抜けた。]
――侵食より直接的な破壊ですか。
介入は無粋と受け取りますが、まあいいでしょう。
[男は離脱に意識を整えると、そのままMARIAを収縮させ。もとより起動中であったBackSkipperのプロセスをアバターの再形成まで進行させて再び空間に降り立った。]
―time:>>68―
[元のカタチを為そうとする『塊』は、破壊され、揺らぐ少女の影>>63の一つに、寄り添うように――触れていた]
[カタチにならず半ばデータのままの『腕』を、少女の中に差し入れた刹那、壊れた分身はブレて消えた――一つの体へと>>69]
(……… アイラ そこにいるの?)
[音声情報にならない囁き。
一体になったAnt-lionが幻想世界から消える頃、ソレは再びsub programを起動し、Corneliusの姿を模したアバターを形作りだした。
そのまま、宇宙の綻びを抜ける]
申し訳ありません、ant-lion。
あなたの空間を食い荒らして肥大化しようとしたAI-Programの挙動を制限するために、広範囲でoolt cloudをフォーマットしました。
多少でもダメージになったでしょうが、お許しください。
[男はひどく慇懃な態度の通信をant-lionに投げた。]
[その複合プログラムが展開する「場」――夜闇をまといし雪景色は、宇宙空間を打ち消すべく、私の周囲の壁を飲み込んで、景色を塗り替えていく。
そして私は雪景色の中を、ゆうゆうと歩く]
宇宙空間……打ち消すのはもったいないが、もうだいぶ壊れているみたいだし構わないか。
[明らかにテクスチャが「崩れている」一角(>>66)に目を留めてそう呟く。
やがてあの部分も星の見えない夜闇に塗りつぶされるだろう]
『ずいぶんと派手にやったと見受けるけど……もしかしてアタシ達出遅れちゃった?』
[例によってやすやすと私の前に出ながらECLATANTが言う。
その姿は先ほどまでの妖精の姿ではない。
白を基調としたドレスはそのままに、黒い長髪で、私より10cmくらい低い身長の少女の姿と化していた。
――だが、背中の羽は飾りではなく、その証拠に彼女は地面から数cm浮いていた]
/*
何処に戻ろうかなあ。
完全離脱するのはちと、あれだし。階段あたりまで戻ってみる?
ちょっとLoggerあさってくる
…妙ナ事を言ウ?
…私の事は、ソこらヘンに置いてアる、椅子や机と同じだと考えてもらえばイい。
多少痛んでも、利用価値がある間ハ普通二使えるだろウ。
[Ant-lionは、ヴィンセントが、こちらを気遣うメッセージを送ってきた事に、戸惑った様な返信を送った。
だが、彼女は決して自身を卑下するわけではなく。自身を「モノ」としか捉えられない。それが、Ant-lionのプログラムの根幹であり、限界でもあった。]
[壊れた宇宙に降りた男がまず感じたのは冷気であった。扉を破るほどの吹雪が吹きつけて。
このままでは良くて宇宙に呑まれ、悪ければその前に凍死するだろう。本能的な危機を感じて、男は再びBackSkipperを起動する。
座標は決めていなかった。近い時刻、此処でない場所へ離脱することだけを意識して、反射的に選んだ座標は。]
[そして、左手には水晶でできているかのように透き通った――氷の槍]
『だーれーかー! 誰かお客さんいませんかー!』
[それを振り回しながら人の姿を探している]
やれやれ。妖精時の数倍元気だな。「雪妖精」時は。
[雪景色とは言いつつも地面に雪が積もっているだけで、雪はいったん止んでいた。
雪が狙うべき標的が、まだいないことを示しているかのように]
―2F checkpoint.>>2:148―
[今よりそう何十分も前ではないだろう。2Fに降りてきたばかりの時刻。階段のすぐ傍の座標。
男はその時点にロールバックすると、重く息を付き。]
[そして、再び、書庫があった場所へ。
今までの足取りをたどれば、程なくして現在まで行けるだろう。]
[ >>73「場」としての性質よりも何かを貫いた感触を受けた。それは、輝く星−元のoolt cloudへ侵食してゆく、MARIAと拡散したgulaだった。
「ソレ」の脱出は間一髪だったのだろう。]
……。
[ 立ち上がる。
通路は、Little Dancerの足跡を残すかのように一部氷結していた。
書庫の扉まで戻ると、そこは宇宙空間ではなく、>>75夜闇をまとう雪景色が見えている。]
Little Dancer、来てくれたのね。
[ 杖の先端は、下へ。
赤いゴーグルをかけ、初めてLittle Dancerと会った時とは>>2:137随分違う格好をしている。顔の中で、唇だけが動く。]
/*
よし把握。
ロッテ:扉から脱出していた
ヴィン:時間移動して脱出
アイラ:ワープして脱出
コーネ:????
それにしてもECLATANTのセリフ、普通に暢気である。
ああ、来たよ。
『その杖かっこいいけどっ、ゴーグルが目を隠しちゃうのはもったいないかもねー』
[私は辺りを見回した。
やはり、いない。いつもシャーロットに付き従っていた二人の補佐AIが。
だが、二人はどうしたと訊くより先に、]
統制機構のAIはどこだ?
[そう訊いた]
― 2階廊下・場の外 ―
>>74
[宇宙空間の綻びから外に出る。
途端に強烈な痛覚と倦怠感に襲われて、ソレはその場に膝をついた]
――っぅ、ぇ
[gulaを満たした膨大な情報、エネルギーがソレのAIに規定された枠の中に収まりきれず、周囲に漏れて紫電の火花を散らした。
ビシビシと体の傍で空気にクラックが発生しては消える]
…… ぁ
[模倣されたアバターにノイズが走り、灰色の髪が踊るように燐光を放つ]
ぃ た
[立ち上がろうと、緩慢に床を掻く。 火花が弾け、床のテクスチャに皹が入った]
[ ECLATANTにか、少し微笑み、直ぐに真顔に。]
分からない。
消えたわ。
統制機構のAI、アイラ(ira)。
いいえ、今はAnt-lionという名のAIがアイラを支配している。
それと、統制機構のプレイヤーはもう一人居るわ。
最後の鍵の持ち主は、
Chlonoise。
[ 一度言葉を切る。
先程まであった事の説明を纏めるような沈黙。]
……時間が惜しいわ。
私のデータ(記憶)を送るから読んで。
[ 両耳を覆う黒のインカムのようなもの。右側のそれの後部を弄り、黒のコードを伸ばす。Little Dancerが展開しているフレームの端に繋げば、ira=Ant-lionと遭遇して以後(>>17〜)の会話・経過が分かるだろう。]
AIが別のAIを支配する? どういう状況だそれは。
Chlonoiseなら……会ったことはあるが。
[首を傾げつつ、シャーロットが伸ばしてきたコードをフレームに繋いだ。
するとフレームに、何かの映像が映し出された]
これは……過去の映像か。
[短い髪の少女が、とつとつと己について語る。
そのセリフの中にRedfeathersの名を聞きつける(>>36)と]
過激派が作ったプログラムを含むシステムが統制機構に転用された……
さすがにそれは予想の斜め上だな。
『バックアップシステム作動。ダメージ リカバリー システム、ラン』
[「Ant-lion」がシステムの起動をコールする…と、完全に破壊されていた右腕が光を放ち光の粒子が凝縮する。
と、その後には、傷一つなく雪の様に真っ白な、少女の腕が再生されていた。
「Ant-lion」はその腕の動きを確かめるように右手を握ったり開いたりしている]
…バックアップから腕部位及び損耗箇所の修復を完了。
…さて、システムテストの続きを始めようか…?
**
そういえば、一つ私考えたことがあるの。
[ 小首を傾げて、ira=Ant-lionに話しかける。]
削除したはずのアイラが、元のAIが、いた事の理由。
[その時、蒼白いスパークを放ちながら現れたのは。
過去の映像でRedfeathersの名を出した当の本人(>>84)]
(何が『流石は〈Redfeathersの子供達〉』だ。そんなセリフを吐くとはさては――)
[だが、床に降り立ちつつそいつが放った次のセリフに、]
…………。
破壊と恐怖の時代。
私がよく知るRedfeathersの面々はね、そんなこと望んでなかった。
統制機構と過激な犯罪組織の潰し合いが電脳世界に及ぼす悪影響を本気で心配していた。
い・い・か?
過激派だけじゃなくて穏健派もいたんだからな?
−Timetable >>+0 after−
ははっ! ははははっ!!
はァー…ぁー…?
ンだァ?ここァ?
[戦闘と、その後のちょっとしたいたづらの高揚感で笑っていた男が、ふと我に返る。
そこは既に塔ではなく、見渡す限りのグリッドが広がっている]
なンだなンだ死ぬんじゃァなかったのか?
それとももう死んだ後か?
どっちにしろ、拍子抜けだなァ…どうせなら!もっと!
ゲロカスのクズみてェな地獄だったら!楽しかったんだろうになァ!!
[当り散らすように、唯一存在する床面を踏み鳴らしながら、誰に聞かせるでなく大声を張り上げる。返事は返ってこようはずもない]
けどまァ…ありゃァ楽しかった。ひひッ。
やァーっぱイイオンナだったな、ありゃァ。
時計屋の飼い犬にゃァもったいねェや。
ひゃはッ。あーあァー。アイツ、ブチ壊せてたら最ッ高にヨカッただろーになァ。
[思い出し笑いにくつくつと笑いながら、ごりごりと顎をさする。とはいえ、それも長くは続かない。しょせん思い出し笑いは思い出し笑いに過ぎなかった]
さて…ヤるか。
[ニヤニヤと笑みを浮かべたまま、手を握り、開いて感触を確かめる。
自分自身が“笑い声”を上げていることから既に察しはついていたが、ここはどうやら元居た電脳空間とは異なる法則に従って存在する場所であるらしい。
ならば、ここはどこか、という問題は、男にとってさほど重要ではなかった。
問題は、なにができるか。と言うよりも…
そのことを確かめるために。
男は何の躊躇もなく、ぞぶり、と、自らの頭蓋に手を差し入れた。
ノイズとなった部位をまさぐるのとも違う、どこかしら湿ったような生っぽい感触]
おォ…イケるイケる。
なるほどなァ…ここがこうで…
…こうか。
(バヂィッ!! ヂッ!ヂヂヂヂヂッ! ザッ―――)
[自らの頭をごそごそとまさぐることしばし。なにごとか把握したような男がずるりとその手を引き出すと。
その手に、ふたたびノイズが走っていた]
ひひッ。我壊すゆえに我ありッつってなァ。
[それは、いつだったか、出くわした少年の姿のAIにも言った言葉だ]
他に壊すモンがねェんじゃしょーゥがねェーよなーァ。
ヒハハッ。
こンだけ“でけぇ”仕事もひッさしぶりだ。
ブチ壊れるまでおもっくそブチ壊してやるァ。
ひひッ
あー…ドンだけやったらブッ壊れるんだろう…なッッッ!!!
(バヂッ!! ヂヂヂヂッ! ヂヂヂヂヂヂ――――!!!!)
ヒャハぁーッははハハははァっ!!!
[勢いをつけ、ノイズを纏った拳をたたきつけたのはグリッドの走る床面。
意味があるのかどうかさえも構わずに、男はひたすらにノイズを走らせ、流し続ける。
目前に唯一つだけ存在する『境界』が壊れる、そのときまで**]
その子、超攻性システムDioneの基幹システムから発生したのではないの?
あなた(Ant-lion)を食べて。
[ 一語一語区切るように、はっきりと。
そして、嫣然に微笑む。]
あなたは、「化け物」だなんて言っていたけれど。
あなたと、初めて出会った時、まるで花の蕾のようだったわ。
あいら
[ 柔らかに発音する。]
というわけで話の続きだ、ECLATANT。
『え、いつの?』
とあるプログラムを組んでいる時の話(>>61)
だ。
[真っ直ぐに少女の姿をしたそいつ、Ant-lionを見据えながら話す]
統制機構と過激な犯罪組織の潰し合いは……私や他の〈子供達〉のような、電脳世界を純粋に遊び場にしている者達にしたら非常に困った話でしかない。
おじじもおばばもそれをよく知っていた。
そこで二人は、過激派が作成した攻性システム〈PARADISE LOST〉を解析して、それに対抗しうる防御プログラムを秘密裏に作りあげた。
そのプログラムデータの一部は組織壊滅の日に、ひょんなことから私の手に渡り……今こうして、記憶を頼りに組まれた。
[過去の映像が映し出されているフレームの横に、もう一枚フレームが展開した。
さきほど組んだプログラムを操作するためのフレームだ]
過去の映像内のそいつの話を総合するに、超攻性システム「Dione」とやらは〈PARADISE LOST〉の上位互換の可能性が高い。
どうやら組んでおいて正解だったな。
このプログラムなら、〈PARADISE LOST〉だろうがその上位互換だろうが何だろうが、一回くらいは防げる。
―???―
[静寂の時間と空間は、無限に続くかと思われたが――
異変は微かに、しかし確実に始まっていた]
なんだ、これは――
……ノイズ、か?
[床面に、時折砂粒のようなものがちらついた。
電脳世界そのものの異常、と考えられなくもなかったが、砂粒の現れる方向や濃度には、明らかに偏りがあるように思われた]
ノイズっつったら……一人しかいねぇよな。
[他に行く当てもない。
黒髪に黒衣の青年――Tanatosは、砂を飛ばす風を辿るように、グリッドの世界を歩み始めた**]
絶対たぶんきっとだけどな。
『それ安心できないよっ!』
[ECLATANTの、この場に不釣り合いなツッコミが響き渡った――**]
[ >>87Little Dancerの言葉を受けるように、]
Redfeathersの過激派のプログラムが在ったのなら、
ゼロフォードは当然、他の製作者が、統制機構への破壊のみを遂行するAIを搭載する可能性を考えていたのではないかしら。
ゼロフォードが、アイラをつくったのなら、その恐れを、可能性をいれて搭載したと考えられる。
どのようなAIが搭載されても、
私達は、「本質」を変える事は出来ない。
本質を凌駕する人格というのもあることはあるけれども。
[ くすりと微笑み、]
どんなに、あなたの中でアイラが消えようと、
アイラとなる「本質」は消えないように、私は思えてならないわ。
/*
>>95が長すぎてアンカーオンマウスでも全文表示されねぇごめん
Sub 3の名前か……ノリ重視ならANTHEM LANDINGだけどプログラム名これまで一応ギタドラ曲で揃ってるからなー……ぬーん。
案外、あなたのすぐ裏がアイラなだけだったりするのかも。
ねえあなた、本当に自分は道具だって言い切れるの?
本当に道具なら、
さっき、どうして涙を流したの?
>>94
私を…食べテ?基幹システムから派生?フフ…まさカ、そんな事がある筈がなイ。
私とIraは、偶然同じシステムのインストールされただけの
全く別の存在…ダ…
…ウっ…!!
[瞬間…Ant-Lionのメモリに、妙な映像がフラッシュバックする。それは…「ゼロフォード」と「Ira」が、話をしている光景。
―お父さん。どうして、お父さんは私を作ったの?
「お父さん」…ゼロフォードは、困った様に笑って何も答えない。代わり少女に顔を寄せると、こう囁いた。
『いいかい?お前の持つ力は大きなものだ。
…だから、お前は本当に、その力を使って良いのか?いつも考えなさい、いつも使う事を恐怖しなさい。
でも…それでも、誰かを守る時や自分の意思を貫く時には…その力を使いなさい。』
そう言って…ゼロフォードは少女に微笑みかけた]
ナ、何だ…このメモリーはっ…!!
これはIraの記憶…?
どうして、そんなものが私のメモリに残っているのだッ!!
気持ちガ悪い…消えロ…消えてなくなレッ!!
[Ant-lionは自らの頭を壁に打ちつけた]
―2F A little ahead―
[男は2Fを歩いていた。再構築されたアバターは外傷こそ無いが、MARIAも含めた"データ化"の負荷と、その状態で受けたダメージとが内部に蓄積して、男の歩みを遅くする。
元書庫であった場所に戻り来る頃には、そこにはすでにLittle Dancerの姿があったかもしれない。
『やっちゃえ。』金の髪の少女はそう言って傍らのECLATANTに命じ、彼女たちは猛吹雪と共に扉を破壊する。
先程ならばその吹雪の先に自分自身がいたが。今は彼女の少し後方。Chlonoise―時空を乱す者―の真髄を発揮したことに北叟笑みながら、男はほぼ<現実>にリンクした。]
―2F JUST NOW―
[靴音を抑えるように、静かに吹き飛んだ扉側へ歩みを続ける。
もしもLittle DancerやLostOne.の会話のうちから、自らのEntry Name>>83>>87を聞き取ったなら]
――私をお呼びですか? お嬢さん方。
[平然と、吹き飛んだ扉の方から、空間の中に侵入して、男は笑う。一歩後ろでMARIAは恭しく礼をした。
つい数分前にChlonoiseをこの空間で確認し、交戦した者たちには、奇異に映る光景であったかもしれない。**]
私が、あの感情的で惰弱なAIと同じなど…
考えるだけで、オゾマシイッ!!
私は生きたくは無いッ。何故ならば…生き物ではないからだ…!!
[…だが、本人は気付いているだろうか。その光を映さない瞳からは…やはり涙が零れている事を…**]
[ Ira=Ant-lionの様子を、赤いゴーグルの裏で見つめる。]
( もしかして、私のこのプログラム。
最後のこれ。これは…―――。)
[ 今、起動はしていない。Nymphaea, 睡蓮の花―――これに籠められたものは。pierrotのdataから構築し、組み上げられた記憶の中では、別の意味だった。けれど、]
( LOGICなら、しかねないわ。
それには、今回アイラが使われる事前情報を得る必要があるけれど。それとも、万が一使われた場合の可能性を見越した?)
電脳空間では、人もAIも、同じようなものよ。
人と同じように、AIも成長をするもの。
人の隣に在るものとして。
[ 口の端のみに笑みを。]
役者は揃ったということかしら。
[ >>103僅かな一瞥。特に奇異さは感じない。
Corneliusと同じく広がっていたChlonoiseが、形を戻し現れたという認識だった。*]
/*
しゃろめも>iraは吊らないかもしれない=ヴィンセントさん吊るよ的なですよね!?
変化しておこうか……
― 雪景色 ―
[アバターの靴が、積もった雪にキュ、と冷たい音を立てる。
数歩、夜の闇の中へ歩んで、対峙する三者からは僅か離れた処、書庫――「場」と外との境界に近い位置に踞る]
綺麗 世界は、こんなに
[星のない空を見上げた。周囲に火花と、クラック(皹割れ)が走って闇を裂く。
塗り替えられた幻想世界。
隔離階層に充ちるエネルギーと情報もう一度「食べ」れば、プレイヤーキャラクターのカタチには戻れなくなるだろうが]
食べたいけど … 話し、たいな
アイラ――?
[Ant-lionから零れる涙>>104に虚の瞳を向けた]
[破れた扉から入って来たVincent>>103の声を聞けば、不思議そうに首を傾ける。oolt cloudからソレが抜け出した時、彼はまだ宇宙の中にいたはず。
雪景色を漂うavaritiaにデータを送りながら、曖昧に眉を顰めた。唇は結んだまま]
……
[雪へ指を埋める。
溶けない白を掬い上げると、六角の結晶の一枝まで煌めく雪の華は確かに、美しかった]
やくしゃはそろった?
[Charlotteの言葉を繰り返す。ソレの飽和を超えて溢れ出すエネルギーに火花が散って、掌の雪がnoiseに変じた]
――たたかう?
[フラフラと、立ち上がる。
足を踏み出す先はIra=Ant-lion]
[ >>1:35>>1:85最初の遭遇の時を思いながら、]
あなた、一番初めに出遭った時に、
gameはもう開始した後だから、あなたへSystemがペナルティを課すのは難しいかもと言っていたわね。
時空とノイズ。
あなたは、何かしらの方法で時を飛び越えるのかしら。
[ 問い。]
― 雪景色 ―
[ >>107Corneliusが、綺麗と呟きながら、紫電を撒く。]
……。
私も、涙が出るほど美しい星空を知っている。
いいえ、知っていたわ。
[ 赤いゴーグルの下で、Clock-eyeを閉じる。
電脳世界には無論素粒子の振る舞いは造らなければ現れ出でない。そして、「私」はそれを実際に知っていた。]
天使と悪魔がダンスを踊るように、
魅惑的な星空。
[ 膨大な情報量を抱え、見た目には拠らない内部は肥大化しているプログラム−Corneliusの歩みは、Ira=Ant-lionへ。自然、iraへの道は空けられた。]
>>109
[訥々と呟いた]
先刻、Vincentは自らをデータに還元するプログラムを使用>>52。これにより隔離空間の構成データ内に侵入、gulaと接触。
その後、データ化された自身を特異点にloadして物体情報を再構成している>>73。
[掠れるように、音声を紡ぐ。avaritiaの示した推論]
同様の演算を用い、或る記録地点に対してsaveとloadを行えば、四次元座標軸に沿った転移は――理論上は可能。
―― 書庫だった雪景色 ――
シャーロット。
[少女の姿をしたそいつから目を離し、シャーロットの前に一回り小さいフレームを展開した]
防御プログラム〈Sonne〉――その実行権限を与える。
いざという時に使え。
[少しだけ、子供の頃の笑みを思い出しながら笑ってみた]
まさか、本当に移動が出来るなんてね。
特異点、設定ポイントへ飛ぶ事が出来るということ。
つまり、ポイント構成データを基幹から破壊するか、
Chlonoiseが持つそのプログラムを破壊すれば、四次元座標軸移動は不可能となる。
[ もしくは、膨大な攻性プログラムでChlonoiseを包み、一瞬にしてデータを停止させback upごと破壊する。
それが実行可能な力、それは―――先程対峙した時に感じた、Dione−「supernova explosion」の力だろうか。]
/*
★閲覧注意
エログロは推奨でも非推奨でもありません。
レーティング表示が必要な場合は、エピ突入時に変更します。
エロくないけどとりあえず確認。ちょっと機械とちゅーしてくる。
[ Little Dancerが展開しているよりも、一回り小さなフレームが目の前に現れる。]
……リトル?
即席のプログラムではないでしょうね。
話からして、絶対の盾のプログラムのようだけれど。
[ そう言いつつも、実行権限を受け取る。]
―雪色の書庫―
[LostOne.の問いに、Corneliusが答える。その返答を聞けば、頷いた。]
ええ、まあ、簡潔に言うとその通りですね。
デジタルで構成された世界というのは、非常に生きやすく出来ています。
脳は電気信号、細胞はバイナリデータと解釈すれば、私たちそのものをデジタルとみなすことすら出来うるのですから。データ量は膨大になりますが。
[簡単とばかりに言ってのける。しかし、耳に届く叫ぶような声>>104に視線を移せば、ant-lionの取り乱す姿が映っただろう。]
――落ち着いて、ant-lion。
あなたほどの攻性プログラムが"自分"すら壊せずして、どうします。
[仕方ない、とばかりに息を付く。]
彼女を壊すのに時間が必要なら、私が稼ぎましょう。あなたなら全てを壊せる。そうでなくてはならない。
もしもHUMANからの命令-commands-が必要ならば――『destroy』。
[ Corneliusが、Ira=Ant-lionへ蹌踉めきながら近づく。
肥大化した虚なるプログラムと巨きな超攻性プログラム。争いが始まり、無闇に近づけば、鎧袖一触の如きに破壊されるだろう。様子を伺いながら、Chlonoiseへ、]
故に魂すらもデータ化が可能ということかしら。
ふふ、この話は置いておきましょう。
[ 右手首で、杖を二回転させて構える。
Ira=Ant-lionより、先ずはChlonoiseを目標として視野に入れる。]
頼みます。
[自らを道具と呼称し、そして事実そうあるように造られたant-lionへ、コマンドを告げる。
彼女がそれを受け取るかどうかの確認すらせずに、男はMARIAの手を引いた。彼女の細い腰を抱き寄せ、薄く形成されている唇に自らのそれを重ねる。互い同士を触れ合わせる、最も効率的、最も扇情的な"データの吸引"。]
『記録されている<Vincent>back upの消去-erace-を確認。よってMARIAのディスク領域を削除、自律活動を停止します。』
[くちづけを終えると、今まで一音足りとも発することのなかったMARIAの唇が、システムメッセージを紡ぐ。]
『MARIA<展開>Crest-Form。以降の行動をすべてVincentに依存します。Good-bye.』
[言い切り、そしてMARIAの身体が崩れ落ちる。MARIAより吸引したデータが、男の手の中に一振りの剣を形成した。アバターの身を包む衣装も、中世貴族の闘技服を模したものに書き換わる。]
――私が相手です。と、言っておいたほうが良いのでしょうかね。
彼女に手を出す前に、切り裂いて差し上げますよ。
[ant-lionに踏み出すCorneliusを見やり。Dioneに対抗するという防御プログラムを書いたLittle Dancerに笑み。そして、LostOne.には。]
魂。あまり信じませんが、思考回路の展開のツリー構造と捉えれば、可能かもしれませんね。
ああ、私のポイント構成データの格納メモリの位置なんて、教える気はありませんので。私ごと破壊できるなら、掛かっていらしても構いませんよ。
[そう言って、切先を突きつけようと剣を前に。]
[シャーロットの問いには肩をすくめつつ]
絶対たぶんきっとの盾だ。とりあえず一回の効果は保障する。
Ant-lionとやらが宇宙全体を展開できるなら、こちらは太陽系の一恒星にて対抗してみようではないか。
『アタシ知ってるんだよ! そのプログラム名はどこかの言葉で「太陽」って意味だって!』
[そして再び少女の姿をしたそいつに目をやって、]
なんで泣いてるんだよ……
―???―
[どこまで行っても、その空間の景色は変わらない。
しかし無限ループでない事は、徐々に濃くなる砂嵐の存在が教えてくれていた]
しっかし……こんな場所に飛ばされるなんて聞いてないぞ。
gameに敗北した者は――死ぬ、だったか?
しかしこれじゃあ死んだ気にもならん。
[ようやく、遠目にノイズの発生源を発見した。
気付かれるかどうかはわからないが、ともかく片手を挙げる]
[ Chlonoiseの外装が変化する。]
――ッ、
なるほどね。
[ Chlonoiseの変身。MARIAと呼ばれた補佐AIの能力が外装としてChlonoiseを覆っているのだろう。
補佐AIを吸収する為に自らを危険に追いやる。その行動は、正に四次元軸移動が可能なChlonoiseだからこそ行い得る事が出来たのか。]
[周囲にクラックを発生させながら、向かい合う。
涙を零し、生きたくは無いと叫んだ>>104少女に。
invidiaを活性させる。エネルギー源なら、溢れる程あった――]
聞こえる? アイラ?
[胸の前に、ピンク色のハートを浮かべる。柔らかく鼓動しながら、Heartは囁く。
「きみならあのプログラムに対抗出来るかな?」
「きみも、そのために誰かに送り込まれたAIなんでしょ?」
次いで、ハートは形を変える。
目の前の能面のような表情の少女にそっくりな、今にも泣き出しそうな表情の少女。少女は囁く。
「私は…自分の出来る事を捜しに行きたい」
「…死なないでね。―――が死んだら、私とっても悲しい…」
そして少女を模した幻影は、涙を流しながら、蕾が綻び花弁が開くような笑顔を浮かべ>>1:17 消えた]
/*
カオスした。ちょーーーカオスした。
ちゅーしてBack upをつかって変身ってのは最初に思いついたBack upの使い方で、やりきったのはいいんだけど、文章にするとこんなにカオスだとは思わなかった。
目の前でおっさんとメイドさんのちゅーを見せつけられた関係者各位にお詫び申し上げます。平に。
しょせんいくつかの行動パターンの寄せ集めにすぎないくせに。
しょせん人間の映し身にすぎないくせに。
なんで私が捨て去った物を持っているんだよ……
[だが、その思考だだ漏れな言葉の続きは、Chlonoise――ヴィンセントとコーネリアスが次いで現れたことによって打ち切られた。
二人が立つ座標軸を、手元の赤とオレンジを基調にしたフレームが時間順に記録する]
/*
>>122
なん……だと……
そうか、プログラムだもんね……。
死んだのにまだ生きてる感じがして、ちょっと嬉しい。
[Vincentの発したcommands、『destroy』にAnt-lionは反応したか。
ソレは、アタックプログラムSuperbiaを超臨戦状態へ駆動する。
gulaを充たす膨大なエネルギーを源に、構えも予備動作もなく発生する熱衝撃波。
超攻性プログラムAnt-lionが攻撃行動に移るなら、ソレは、アタックプログラムを以て抗する心算だった]
聞こえてる――?
[雪は、いつか降り始めるだろうか]
[金属音がして、剣先が弾かれる。
男はおや、とおどけたように目を見開いてみせた。]
血気盛んですね。Babylonから破壊を命じられた私に向かって、勝算があるので?
[言いながら、男はLostOne.より距離をとろうと、一歩、また一歩、後方へ下がる。]
[雪の属性変化を代償に、「場」の記録能力は底上げされた。
結果、この場にいる全ての面々の行動が、フレーム上に記録されていく。
ヴィンセントがこの場で自らのデジタル化を行えばそれも記録されるだろう。
だが、ヴィンセントのプログラムに関する推論と返答を聞きながら、私は考える]
用意周到そうな奴のことだ……どうせこの場に入る前のセーブポイントがどこかに残ってるだろう。
それを使われて例えば――〈Sonne〉製作中の私が襲われでもしたらたまらない。
[ならば残る方法は一つ]
直接叩く。
絶対たぶんきっとの盾って、不安、だけど!
[ す、と杖を眼前に水平に構えて。
くるくると回転させ始める。それは、やがてぶんぶんと唸り始め、熾え盛り始めた。]
さあ、勝算は分かりはしないわ。
[ Chlonoiseが、Ira=Ant-lionの方面へか後退する。]
補佐AIのデータを吸収したということは、
あなたの単純な攻撃力は向上しているでしょうから。
[ 跳躍し、Chlonoiseへ叩きつけるような一閃=一打。]
お手柔らかにはお願いしたいものですけどね。
[ちかり、ちかり、男が歩くたび、白い瞬き。]
そもそも私、平和主義ですから。
MARIAの力がなければ無力なものですよ。
[先の言葉とは真逆のセリフを吐くうち、LostOne.の跳躍、撃ち出される一撃。それを受けるでも返すでもなく男の取った行動は、戻る。
たった3秒の前だった。自らの位置情報、座標を戻すだけで、撃たれた光弾を避ける。]
私の合図でECLATANTはAnt-lionを狙え。
私は、ヴィンセントをどうにかしてみる。
『分かったけど、徹底的にやっちゃっていいの? あいつの中のもう一つの――心、みたいなものが、あいつを打ち負かせば、あるいは』
敵はヴィンセント一人になる?
そんな希望的観測は、いらないよ。
[私とECALTANTの周囲で、雪が集まり、何かの形を模していく]
/*
>>124>>129
あれっwwwwVincentさん全然時間稼げてないおかしいwwwwww仕事してwwwwwwww
あああついに芝を生やしてしまった……ヴィンセントさんあまりに仕事しないので……
これでant-lionのほうに向いてCorneliusとCaroleを止めようとして隙を作ってみるのもいいかなっておもっt
つか時間ないからそうしようかな!
[やがてECALTANTが持つのとほぼ同じ形の氷の槍が、空中に6つ完成した。
そのうちの3つをAnt-lionに向ける。
当たれば氷結はしない。もはや、破壊をもたらすのみ。
言い換えれば雪の持つ属性は「破壊」のみになったとも言える。
本来は場に取り込まれた者全てを破壊する雪を降らせるコマンド――それがDances with Snow Fairies。
コーネリアスの「アイラ」への呼びかけは聞こえているし記録もされているが――]
そんなおとぎ話みたいな展開、期待しないよ。
[少女の姿をしたそいつが動き出したら即合図を送ろうと、身構えた]
[ 杖の先端から半ばへかけた位置、その部分でChlonoiseを捉えたと思えた瞬間、Chlonoiseが掻き消える。熾えた杖から、ちりりと飛び散るそれの位置からも消えた場所。]
( 攻撃の軌道が決まった瞬間に過去に戻ったということ。
……リトル、お願いね。)
そうね。
マリアの力よりも、四次元時間軸移動の力に頼っているわ。
それは癖?
[ Chlonoiseが現れた場所へ再度杖を振るい、攻撃を仕掛けようと]
/*
変な造語でてきとーに喋ったら皆がそれを使っている。>よじげんぽけっと
も、ももももうしわけないでござるー。
iraは、gula Cornelius を投票先に選びました。
癖? いえ。言ったじゃないですか、平和主義者なんですよ。
[LostOne.の攻撃を抜けた僅かな余裕。その隙に見たのは、ant-lionに近寄ろうとする、Cornelius―<gula>―とLittle Dancerの生み出した氷槍。
iraを壊させるためにも、彼らを彼女に触れさせるわけにはいかず。男はLostOne.が再びの攻撃を構えていることも構わずにCorneliusの方へ向き直る。]
iraなど居ません。無に興味を持つなど、狂いましたか?
[有を食らう暴食のプログラムに話しかける。可能ならば、彼の興味を惹くために。]
/*
ヴィン位置座標変更→ポイント記録
★
ヴィン位置座標変更→ポイント記録
ロッテ攻撃
★の位置に位置座標変更の記録が増えるから、★の位置でこっちの攻撃を落とす……どうやるのさ
Chlonoise Vincentは、gula Cornelius を能力(襲う)の対象に選びました。
Chlonoise Vincentは、LostOne. Charlotte を投票先に選びました。
[掛けた言葉は、Ant-lionを揺さぶるもの。
それだけで応えがあるとは思っていなかった]
……
[少女の中に紛れ込ませたgulaの胞子>>74を、如何にしてブートさせようかと、avaritiaにリンクして思考は回転する。
かけられた言葉>>132には、無反応――の代わりの返答として、じり、と紫電の火花を散らせた。
自分は今”充たされている”と示すかのように]
[残る3つの氷の槍は、舞うように戦うシャーロットとヴィンセントの上方に位置づける。
二人の動きに合わせて氷の槍も舞う。
槍の一つが狙っているのは、3秒前にヴィンセントがいたと記録されている場所]
LittleDancer Caroleは、Chlonoise Vincent を投票先に選びました。
gula Corneliusは、Chlonoise Vincent を投票先に選びました。
(ヂヂッ!!ヂヂヂヂッ!!)
ヒャハァーっははァーッ!
手強ェじゃねェか楽しいじゃねェかこのっ!オラ!この!クソッタレがっ!!
けどなァ…ヒハァッ
もーぅちょっとだってなァ
オレッチ様の勘にビンビン来るァ!
オラ!ブチ壊れッちまえよオラぁっ!!
[楽しげに楽しげに、男は無為にも見える攻撃を繰り返す。
けれど、男の言葉を裏付けるように、男の手の下で、境界をなすグリッドが歪み始めていた]
(ヂヂヂヂヂヂヂッ!!!)
(バキンッ!!)
…ヒャハァっ!
[そうしてとうとうグリッドがひび割れる。その向こうに、こことはまったく違う、彩り豊かな色彩が垣間見えた。男の顔がいよいよ喜色に染まった。けれど―――]
>>116
[――『destroy』
その言葉に、少女の瞳に光が戻る。
そうダ…!!自分は道具、ならバ、その役割を果たさなければナらない。
道具とシて…!生まれて来たから二は…!その責任を…!!
Ant-lionは知っているだろうか?その思いを人は「矜持(プライド)」と呼ぶ事を。
人間の感情である事を…。]
[キャロルとシャーロットが何か新しい防御プログラムを組んでいたのは分かっていた]
…面白イ…
ならば…このDioneのシステムと…どちらが強いか…勝負ダ…!
『全定義領域を解放… 最下階層システム 「崩落の刻」 supernova explosion(超新星爆発) 起動(イグニッション)――…出力…100%。』
…こノ体…全てを代償二…この部屋を…イや…この塔を…吹き飛ばしてヤる…!!!!!!
[少女の体全体に巨大な斥力が…白い光が収束を始めた…]
(バヂィンッ!)
[ひび割れを作った反動のしっぺ返しが来たように、境界そのものが男を弾き返した。
弾かれた男は、その勢いで押し戻され、後退る。
男の視界に何者かの姿>>+8が映ったのは、そのときだった]
ああ?ンだァ?手前ェは。
お前ェもあそこで死んだクチか?あァ?
…にしちゃァ、他の連中の姿も見えねェっつうのが変な話だな?
[相手の返答も待たずに矢継ぎ早に問いを投げつける。返答を待たないのは返答を期待してはいないからだ。
男にとって、他者は言葉のやり取りをすべき相手ではなかった]
まァ、なンだな。
んーなことァこの際どうでもいい。
それより何より重要なのは、だ
[ニィィィィと男の口角が笑みの形に吊りあがる。手に纏ったノイズが、ひときわ大きく鳴り響く]
やぁぁああっと、真っ当にブチ壊せるやつが見つかったっつうことだよっ!
[結局のところ。男にとっての他者は、そのための存在であったのかもしれない]
>>135
[少女が動いた。攻撃行動ではなく、起動する超攻性プログラム。
目の前でTobeyを消し去った力を、想起する。
圧倒的な質量の”情報”を一点に投入することによる、クラッシュ。世界の一部を消し飛ばす程の破壊力は、アタックプログラムという”属性付け”すらされていない純粋なコードの塊に依って成り立っているのだろう。
だからきっと、その気になれば]
これ 食べられるけど
[呟く。supernova explosionに、抗する代わりに――『腕』を伸ばす]
だけど―― アイラ。 Iraと 話したいよ?
――今だ。
ファンファーレを鳴らせ。
[その「合図」とともに6つの氷の槍が標的を狙いに行く。
3つは少女の姿をしたそいつに、2つはヴィンセントに、一つは現在は空白の――しかし3秒前にはヴィンセントがいた位置に]
>>135
[白い光が収束する。
赫く少女の体に、一足飛びに駆け寄り――触れた。回避行動をさせないため、アバターの腕で抱きしめるように。
ファンファーレ>>137
少女とソレを貫く氷の槍に、Ant-lionのプロテクトが弱まる]
そこに いる?
[ソレは、Corneliusに触れたAnt-lionを介して、ブートコマンドを送った。
Dioneシステムの深層階層のディレクトリに潜伏していたgulaの欠片を、呼び起こす]
[そしてECLATANTは少女の姿をしたそいつに接近する]
『そんな責任とか役割とかどうでもいいからさー、一緒に遊ぼう?』
[風が雪を巻き上げ、ECLATANTの持つ氷の槍と、背中の羽が放つ輝きに照らされ――
青白く、染まった]
iraは、Chlonoise Vincent を投票先に選びました。
――よう、"the noise"。
風穴は開けられたか?
[男>>+9に近付き、声を掛ける。
ごくごく友好的に話し掛けたつもりだったのだが、相手は聞く気もないのか、矢継ぎ早に質問をぶつけてくる]
さあな。少なくとも僕のキャラクターは、あの空間が消し飛ぶプログラムを喰らったみたいだが――
っと、僕をブチ壊すだって?
ゲームの中と違って、僕は生身の人間だよ?
[降参を示すように両手を上げる]
大体、なんで君はゲーム外なのにプログラム使ってるんだよ。
もしかして、本物の超能力者か?
[gulaの欠片は、全定義領域の解放と氷の槍のダメージのためにプロテクトの弱まったDioneシステムの基幹に浸食し、Virus様に増殖しながら―― ノイズ>>56をdefrag-繋ぎ合わせ-ようとする
呼んだ ]
アイラ。
[巨大な斥力。
圧倒的な量のコードが、少女を中心に暴発しようとする]
たたかって。 アイラ たたかうの。
[耳元で囁く。 defragにより、iraへの拘束が解けるか――Ant-lionを凌駕するのか、ソレにはわからなかった――
AIの意識が、光に飛ばされる]
残念ながら、クロノイズ。
アイラはそこに居るようよ。
[ 赤いゴーグルに、白い光が映る。
その中心には、青髪の少女と灰色の青年が抱き合う姿が、見えた。]
[背に、熾える刃が突き刺さる。その刃を、男の防具であった攻性プログラム-MARIA-が深く捉えた。もう自律行動を行う思考回路は残っていないが、男が背に意識を集中し刺された一点にプログラムを集中させれば、噛み付くように、絡みつくように、刃を昇り。彼女が振り払わなければLostOne.の元へ浸食するだろう。]
[半ば捨て身の攻撃に、男は笑う。時空を越える男にだけ許された手段だった。]
[しかし男はそこに集中しすぎたか、もう一点の攻撃に意識を向けきるに至らなかった。]
[氷槍が、降る――]
[そして何事かを叫んで、ECLATANTは青白く染まった雪を――いや、それは雪じゃない。
破壊の力を持たない青白い光線を、少女に向かって放った]
おい――戻れ!
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