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それにしては、あまりにも強く目立つ力。
圧倒的誇示を齎すのが相変わらず好きなのね。
[ くすり、と微笑む。]
私のオリジナルが属していた、政府のback up管理システム−Mother Systemのセキュリティアンだった頃から、統制機構は変わらない。
あなたの容姿が、オリジナルの私と同じく呆気なく殺されたセキュリティアン zero 01に似ているのは偶然だとして。何とも面白い話。
初めまして。
私は盲目の時計職人のAI、Lost One.
エントリーでは、Charlotte。
[ 冷たい微笑を浮かべる。
それは白い肌と相俟って死の女神を思わせる表情。]
それとももっと別の話が必要かしら?
あなたは、イラ?アイラ?
憤怒と名付けたのは、そこにいるCorneliusなのね。
/*
←新語がどんどん出て来ると覚えきれない残念脳。
特にアルファベットとカタカナに弱いんですがどうしたら。
拘束?そう――
[敵性反応。
ant-lionの見せた動きに、即座に起動しかけた防御行動を抑制した。
襲いかかる少女のAIを受け入れるように緩く胸を開いた所で、対象の攻撃行動が止まる]
………。
[誰何、そしてCharlotteの声]
アイラ。
[短く、Charlotteに伝える。頭に柔らかな母音を乗せた名]
拘束?そう――
[敵性反応。
ant-lionの見せた動きに、即座に起動しかけた防御行動を抑制した。
襲いかかる少女のAIを受け入れるように緩く胸を開いた所で、対象の攻撃行動が止まる]
………。
[顔を上げる]
[誰何、そしてCharlotteの声]
アイラ。
[短く、Charlotteに伝える。頭に柔らかな母音を乗せた名]
アイラだよ。 シャルロッテ?
[感情を持たない筈のAIは、新しく現れた少女に、思いのほか、興味を抱いたようだ]
>>25
お前ガLostOne. Charlotte…カ。
データでは、良く見知っテいる。イや、正確にはgame開始前に一度顔を合わせているか?尤も、今はバックアップを使っているようダが。
成程…、実にIraに良く似ているな。感情的で惰弱ナAIの様だ。
私ハ、イらでもアいラでもない。
「Ant-Lion」。統制機構のAIダ。
そシて、この攻撃システムは統制機構が作っタものではない。
私、「Ant-Lion」の所属する組織に対してこウ言うのモナにだが、今の統制機構にコレだけノ攻性プログラムを組めるニンゲンなど居ない。
…アあ、気を悪くするナ。ヴィんせんと。
私は、客観的な評価を言ったダけだ。
[まさか気を使ったわけでもあるまいが、すました顔で、さらりと、ヴィンセントに向かって、言う]
…加えて言うなら…オマエと容姿が似てイるのも、偶然ではナい。
このアバターや、この攻撃システムは
お前達がIraと呼ぶAIの製作者、ゼロフォードや、お前の製作者「盲目の時計職人」達、「Redfeathers」が、示し合わせて共同で開発したもノだからな。
言ウなれば「Ira」は、お前の姉妹の様なものだ。
私はシャーロット。
でも、あなたが呼びたいなら、シャルロッテでも良いわ。
[ Corneliusへ小首を傾げるように微笑む。
>>28そして、Ira=Ant-Lionへ、]
あら、そう思ってると痛い目に合うわよ?
[ 唇が、笑みを深める。
Ant-lionが指摘したback up使用については、「Blue room」という特殊な部屋による効果であり、その効果がAnt-lionにも同じく行なわれるのかどうかについては、定かではなかった。また、「Blue room」についての詳細を「ソレ」は知らない。]
そう、成果を横取りしたということ?
確かに政府へのテロ・制圧行為を行なうには、これ以上ない電脳兵器とも言えるわね。
―checkpoint.>>20―
いいえ。
私なりの評価です、ant-lion。
一切の無駄なく。速く。そして対象を場に残すこともない。
これを総称して私は美しいと評価したのですから。
[男は笑う。MARIAは男に寄り添うように立っていた。ant-lionに警戒や敵意を向けることはない。]
[男の視界に、メタリカルブルーの髪色が映った。]
おや、まあ。
何とも面白くないですね、告発など。
今更隠す気もありませんけれど。
[おどけるように軽く両手を開いて見せて、肩を竦める。
楽しげに薄笑いを浮かべながら、ant-lionに話しかける少女の姿を見やる。]
私は別に攻性プログラムに特化したプログラマでもありませんし。
主観的でも適うつもりはありませんよ。
[ant-lionのフォローには、こちらもすまし顔。元来本当に収容者であったためか、サイバージェイルそのものに対する忠誠心などはこの男には然程ない。
故に、個人に向けた評価として受け取り、そしてそれを否定した。]
( LOGICが、同じような容姿を作ったのは。
私のデータを掻き集めている時に、zero 01、Ninaの事を知ったから?確かに彼女の容姿は、私によく似ていた。
zero 03、Audreyとは全く違って。
そして私だけが、偶然にもコピーとして存在することになった。ある事件が切欠で。でもそれも、オリジナルの私そのままの私ではない。)
[ 赤いゴーグルの下、Ira=Ant-Lionを見つめ続ける。]
あなたの本当の名前は、何というのかしら。
[少女は、落ちる水滴が一定のリズムであき缶を叩く様な、無機質な合成音声で、話しかける]
返す返スも思うが、「感情」とは、我々、AIにとって最も無用なモノだ。
無駄に、リソースを使ウ、論理的判断を妨げル、意味の無イ所作を取ル…
横取り…。その通リダ。
統制機構も、牢獄に繋がれている筈の囚人たちが、僅かな間隙を縫って、
お互いに示し合わせて、一つのシステムを作っていたとは中々、気づかなかった。
この超攻性システム…「Dione(ディオーネ)」は、牢に繋がれたRedfeathers達の最後の希望だっタ。
牢獄に囚われていたRedfeathers達はこの、システム「Dione」を使って、いつか牢獄破りをしようと企んでいたのだろうナ。
だが、最後の希望も、統制機構に見つかってしまっタ。
統制機構の研究者は驚いタだろうよ。
電脳牢獄の隅にこの様な化け物が隠されていたのダからな。
統制機構ハ、システム「Dione」を破壊するのではなく、自分達が転用しようと考えタ。
そこで、本来、このシステムを管理するはずだったAI…お前達が「Ira」と呼ぶそれを削除し、私「Ant-lion」をインストールした。そして、動作テストの為にこコに送り込んダ。
だが、削除は不完全だった様だ。
…いヤ。AI、「Ira」の製作者であるゼロフォードは、AIのスペシャリストだカらな。
もしかしたら、何かトラップを仕込んでいたのかもしレん。
いずれにしテも、今、その厄介ナAIのせいで、私が迷惑を被ってイると言う事ダ。
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