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定時連絡ガ出来ていなクて、済まナい。
スこし、厄介ナ事が起きタ。
私は、とアる犯罪者の作った大量破壊プログラムにBabylonから上書き、搭載されてAIなのダが、あろうことか、元のプログラムのAIが完全に削除されておらず、体ヲ乗っ取られテしまった。今は、この通信を送ル事が精いっパいだ。
スマないが、暫くの間、囚人達の処刑はそちらに任せたい。
以上ダ …又、おって連絡すル。
『ゲームみたい? アタシは色んなおとぎ話(Fairy Tales)みたいな状況だと思うけどねっ!』
[私の切羽詰まった言葉に軽口を返した後]
『こーんーにーちーはっ』
[この場に不釣合いな挨拶に返すのは、やはり、この場に不釣合いな、明るい声。
男の傍らに浮かぶ球体の動きを視線の端にとらえ、ECLATANTはあろうことかその球体に手を振った。
一方私は、男が球体に触れるのを見て]
あんたが聞いてなくともその球体が記録してたのか?
だったら話は早い。
――私なんかに構ってないでBabylon's Characterを倒しに行け、コーネリアスとかいうやつ。
[これは遊びじゃない。ましてやおとぎ話の中でもない。
だから、危険な力を持つ者を、自ら倒しに行くような真似はしない]
/*
それから大技暴発フラグだが。
目の前でロッテが死ぬ
これ個人的には大ありだけど世界観的にはどうなのさー
すまんね頭がディストピアしてなくてー
レギオン――?
[avaritiaが収集し、ソレに理解出来る形で還元されている情報を咀嚼して、虚の瞳をCaroleに向ける。
手を振る妖精に、不自然なほど自然に表情が緩んだ]
Babylon’s Character?
なぜ ゲームにいるのかな
[開始時に流された放送から、お互いに闘い、殺し合うという主旨だけを汲み取ったソレの定義と理解から、主催側の人間が参加者に混ざっているという状態は外れていた]
たおす?たたかう?
LittleDancerは たたかわない?
[iraは何処へ行ったのか――しばらくは1Fを探索していたものの、その姿は見付からなかった。
そもそも同階層に向かうのならば、瞬間移動の必要はないのではないか。
そう判断するに至り、少年は階段へと向かう。
更に上の階層から降りて来る人影には、今はまだ気付けない]
― 2Fへ ―
― 外 ―
[ pierrotは暫し黙り込む。熟考という名のシミュレーション。]
……。
イラ。
[ 細かい意匠が施された「塔」外観、黒の景色、終わる事なく降り続ける雨。
塔の外には、殆どセンサーアイは見られない。大多数のセンサーアイは塔内を漂い、塔の中で行われる闘争を送信しているのだろう。]
― 2F ―
[迷路のような階層。
特に目的がなければ、通路を歩く事そのものを楽しみたくなりそうな設計であるが、今は事情が違った。
この階層で一際memoryに色濃く残っているのは、Carole、そしてECLATANTと遭遇したあの書庫だ。
そこへ向かう通路を正確に辿り――そしてホログラムに視線をやれば、二つの光点が近付きつつあるのがわかった。
移動しているのが自身を示す光点。
書庫の位置で静止しているのが――他の、参加者]
――そこにいるのは、誰?
[書庫の前に立ち止まり、声を掛ける。
defence mechanismsには起動準備をさせていた]
これはゲームじゃない。
[男――コーネリアスの発した言葉に表情が露骨に強張るが、それも一瞬のことだった]
なぜいるか……?
Babylonのキャラクター、殺し合いの側のキャラクター。
おおかた犯罪者達を効率よく殺すためだろう。つまり……ああ、やっぱり危険だな。
[何か特殊なプログラム、ECLATANTが言うところの「ずるい力」を持っていてもおかしくはない]
私は――
[迷う。命が惜しいから戦わないと言うつもりだったのに、なぜか、言葉が出てこない]
アイラ……ira。
そう、きみがそうなんだね。
[呟いて、少女>>98ににこりと微笑む]
さっき……1Fできみを見掛けたとき。
不思議な顔をしていたけど、あれはどうしたの?
[問い掛けるのは、純粋な興味から。
攻撃プログラムはまだ使わない。
ピンクのハートは、常と変らぬ様子でゆっくりと浮かんでいた]
[なんだろう?不思議な顔…言われて、随分泣き続けていた事を思い出した。何故か思わず、「恥ずかしさ」を感じ、少女は赤くなった顔を俯ける]
その…私…ここに来る前の事を何も知らなくて…何故、ここに居るのかもわからなくて…
そう考えたら、凄く寂しくて…うぅ…ぐす…っ
[喋っている間に、今度は「寂しさ」を思い出した少女はまた、ぐずり始めた。でも、自分の生きる意味を探しに行こう、と。スクラップから立ちあがった少女は涙を振りはらい、先を続ける]
…だから!私は、探すことにしたの。私がここでするべき事を。ここで何をすればいいのかを。
―階段―
それはよかった。
[『ごきげんは問題ない』と発言するCorneliusに人好きのする笑みを向ける。
先を促す仕草は警戒の色一つ見せていないようだった。このまま殺してしまおうか、という意識がほんの一瞬だけ過ぎる。]
いえ、特別用があって降りてきたわけではありませんので。
[譲られた段は降りない。事実ただ当て所なく移動していたので、むしろCorneliusやLittle Dancer達と出会ったことそのものが収穫であり、この場を移動する必要はなく思えた。**]
犯罪者?
[困惑したように、眉が数mm、寄る]
――罪のあるもの
[AIが破壊され消失すれば、マスターも死ぬらしい。ならば犯罪者を殺すというのは、そういう意味だろうと解釈する。
ソレが自身の制作者に関して所有する情報は極めて少ない。作り出し、ここに送り込んだ。
指示は「お前の好きにしろ」――勝利も生存も、マスターの解放も、求められはしなかった]
[戦う、とも戦わない、とも言わない女性を虚で見つめる。
餓えを感じた]
Little Dancerは たたかわない?
金のdata… カケラ あれの解析には pieceがたりない
そう。ぼくも何故ここにいるのかはよくわかってないけど――
……どうして泣くの?
[泣く、という感情表現は理解出来る。
が、少女の寂しさまでは理解出来なかった。
同情するでも、慰めるでもなく、ただ疑問を浮かべて少女を見詰める。
ややあって、少女は涙を振り払うように立ち上がった]
……するべき、こと?
[彼女はBabylon側の参加者。Charlotteにはそう聞かされていたのだが。
gameの主催者に遣わされた者が、目的を知らないなどあり得るのだろうか?]
アイラ。
[名を呼んで、少女に一歩近付く]
『これ』は、どういうこと?
きみは何か、知っている?
[両手の掌を受け皿の形にして、その上に黄金の鍵―code―を具現化させる。
そして単刀直入に切り出した]
[彼らの会話を聞きながら、意識層に直接介入してくる声に答える。機械音じみた、会話より機能に容量を割いたらしいプログラムからの通信。
定時連絡の有無についてから語りはじめる彼に、同じく通信を割りこませた。]
いいえ、別に構いませんが。
どうせIrvineもまともな連絡は寄越してきませんでしたし。
しかし、処刑プログラムが動けないのは厄介ですね。
私はそれほど戦闘向きのプログラマではないんですよ。
[game開始から何人の参加者を手にかけたか数えきれないレベルに達しているというのに、何でもない事のようにあはは、と笑ってみせる。]
― 外 ―
ねえ、私はコピーなの?
[ 雨が続く。pierrotは熟考中だ。
>>1:71 メッセージの言葉を投げかける。
pierrotは、顔だけをこちらへ向けた。]
zero 02 and A's copy.
この事知ってる?
私に何か関わりはあるのかなって。
[ seraphが、◆黒い水晶になってから、やや強張っていた空気を解すような微笑みを浮かべた。けれど、pierrotは、]
/*
2時やで!
うーんしかしなんというかこの…もっさり感。コアズレがこんなに恐ろしいものだったとは。
すいません私もちょっと活発に動けない理由が……
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