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……、それも、嫌。
[ 分からないまま、芯の篭った口調で言い返した。]
あなたを残すのは、駄目な気がするもの。
……。
あなた、私に会った事はない?
[ the noiseの前に回りこみ、秘め事を囁くように問いかける。
けれど、その時計盤−Clock-eyeの眼差しは真面目だった。]
それと、私の名前はシャーロット(Charlotte)。
LostOne.とも呼ばれているわ。
[ 背後で、seraphが「塔」から綺麗なフォームで落ちる。
赤と白の熾天使。それは、重力操作を仕掛けていたbluebirdを捉える。ぐちゃりという厭な音が響く。]
[新しい、城、軍団。
いったいどこからそんな発想が出てきたのかといぶかしんでいると、小男――確か、pierrotという名だったか――に声をかけられた]
解析か……
[今は「それ」の解析より、目の前の妖精への質問を優先したいのだが。
ECLATANTはどういうわけか、私の知らない何かを知っている。
その可能性が、高い]
……待て。
なんで、そう気安く私に話しかけるんだ。
お互い、命がかかってるんじゃないのか?
[だが、その問いはおそらくはpierrotにも、シャーロットのもう一人の補佐AIたるseraphにも届くことはなく。
彼らは塔から身を躍らせ、主のもとへ]
― 屋根の上 ―
[見下ろす。虚ろの瞳よりも正確に、avaritiaが地で何が起こっているかを伝えて来る]
ノイズ?
bluebirdとたたかう?
[瞬く。どちらにも、加勢する気も邪魔する気もなかった。
有害な対象とは既に離れた。取り込んだ情報の整理と――出来れば新たな捕食をしたい。
塔の4階から赤と白の体躯のAIが飛び降りて、鳥を潰したところまでを確認して、ソレは屋根を離れた]
――どこへいこう
[細い柱に沿ってふわりと、4階の床に降りる。冷気は既に去り、氷も溶け消えていた]
/*
>>19 全身全霊全力……だと……!?
あ、いえ、ちょっと親近感を……(最近の中身の口癖らしい
the noise……シャーロットを、助けた……?
[目の前に展開された出来事をそう解釈したが、the noise本人は、後々シャーロットを壊すと言っている。
そういえば、彼と最初に遭遇した時の言動も――]
……うーん。やっぱり、ニンゲンの考える事はわかんないや。
ただ壊せばいいってだけじゃないってこと?
[その時、落下してきたAI――ゴーレムに似ている奴だ――が、彼らの対峙していた青い鳥を破壊した]
――――!
こっちに来る……かな?
[相手の動きを観察しつつ、遭遇するべきか、さっさと逃げるべきかを思案した]
/*
怖いこと言うなコーネえええええ
ただでさえまともじゃない人達ばかりでガクブルしてるのにいいいいい
逃げるか?
あなたに擁かれる事は、「死」を意味するのね。
[ 形の良い唇が言葉を紡ぐ。
pierrot、seraphの思考。前者の思考−最終的にロッテが勝利者となれば良い。後者の思考−目的と感謝の表出は同一にはならない。]
後で、ってどういうことだよ……
後で殺し合おうって意味なのか?
『アタシはそんなに怖がることはないと思うよ! 彼らから敵意はあんまし感じなかったからねっ!』
それは……そっちの方がこっちを安心させられるからだ!
そんなことも分からないのか!
[叫んで、走る。今度こそこのフロアから出ようと。
ワープゾーンが使えなくとも階段はある。今度こそ、誰もいない場所を捜そう。そしてECLATANTから話をじっくり聞こう。
視界の端に、4Fに降り立った人影が映ったが、構うことなく階段を目指して進んだ――**]
―???―
[ああ、失敗しただろうか。
雨の音一つ聞こえない、黒に塗られた空間を漂いながら男は思った。
バイナリを書き換えられたワープゾーンはあちこちでエラーを返し、自らを0に塗り替えてゆく。
BackSkipperでの"過去"への離脱もやむなし、と発動準備を開始した、その時。
目の前を漂うバイナリデータに座標情報らしき数値が格納されているのを見つけた。一部が欠けて読めなくなり、正確な位置情報の体を成していないそれにアトランダムな数値を追加して、無理矢理座標データを構成する。
飛びゆくのは、何処やら。]
――ッ!
[ざざざ、とけたたましい音を立てて男が落下する。
ノイズとノイズの間を漂い、ワープゾーンが選んだ出現座標は3Fの上部空中。重力が身体を濃い緑の世界に落とした。
3Fで交戦していた参加者が、男の出現に驚きと疑惑の視線を向ける。]
おや、まあ。お邪魔しました。
[葉や果実にまみれたアバターを表面のみ再描画し身奇麗にすると、向いた目線に頭を下げた。]
/*
もうロッテ占い師でいいんじゃないかこれ
トビー、ケネス、コーネ、ヴィン、アイラの中に狼二人。
妖精さんは狼をLegionsと呼ぶ。
/*
発覚したこと:誰も居ない
3Fに残ってるNPCは皆殺しちゃうよー。の前に、鍵を受け取っておこうかな。
[『お前……どうやって。』階段でもワープゾーンでもなく、中空にいきなり現れた男に交戦していた参加者の一人が、訝しげに声をかけてきた。]
ワープゾーンを利用しただけですよ。別段怪しい行為はしていません。
[しれっと返答する。虚偽発言ではないが、事情を知らぬ者からすれば信じるには値しない発言だったのだろう。不信、もしくは危険人物と判断したのか、自分の相手のことも放ってこちらへアタックプログラムを向けてくる。
が、それはさらに別方面からの介入により中断された。]
[思考領域に直接流れこんできたのは、バイナリコード。ところどころゼロフィルされたそれは、おそらく一部なのだろうと推測された。
見れば、他の参加者も同じ情報を貰っているようだった。
同時にホログラムに脱落者名が点る――Irvine。]
ピース……?
[何の為に、もしくは何の意味があって。どうせ皆が皆自分以外を殺そうと躍起になっているというのに、今さらこの殺し-game-に目的を追加する意図が読めなかった。]
まあ、Puzzleは嫌いではありません。
[ピースを集めるのに一人でも多い参加者の脱落が近道と悟ったのか、3Fで一番異彩を放つ登場をしたばかりの男に殺気が向く。
数は一つ二つ、三つ。3Fにいた参加者3人全員が、隙を窺って男を見据えている。
男は眼鏡の奥の目を細めると、応戦せんとばかりにMARIAを傍に従えた。**]
[何の為に、何の意味があって。実際は、男の抱いた疑問はそれだけではなかった。]
[ [ 何故。 ] ]
[本来起きるはずのないEventの発生。悠然と行動する男の思考に、僅かな動揺が揺らいだ。]
/*
ああっと! >>14の訂正がまだだよ! 帰ったら即刻訂正しないと!
狼3+ダミー処刑人設定なら鍵のファイル名統一も可能だったな。
Burning
Glory
Palms
Legions
フレーム名は〈D/A〉で。
― 4階 ―
[大きな声>>25。早足で階段へ向かう女性アバターと、追うように飛翔する小さな影を見遣る]
……蟲?
なにかな。おいしそう?
[羽を細かく震わせて階段へと消えていく青い髪の妖精に、母たる制作者―Belzebuthに連なる情動が発火する。
理由のない懐かしさにつられて、階段へと虚の瞳を据えた]
敵性存在 不明
移動 可
[中央のホログラムを振り返る。等間隔に並べられた参加者一覧は、色を落とした矩形――死者のために、既に疎らになり始めていた]
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