人狼物語(瓜科国)


578 Babylon Heterotopia.


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HurtfulHeart Tobey

 へえ……雪を降らせるプログラム。
 あなたが作ったの?

[自分の区画に降っていた雪と、彼女の作ったそれが同一かどうかはわからなかった。
 首を傾げる少年の前で、キャロルは過去を語り、そして俯く。
 赤黒く――と聞いた時に何かに気付きかけたが、表面には表れない]

 ふうん。雪景色を壊されるのは嫌いなんだね。
 一度壊されただけで、雪景色そのものを作らなくなってしまうなんて。

[少年はにっこりと、無邪気に見える顔で笑う。
 雪が好きだという言葉に嘘はない。
 けれど少年に埋め込まれた破壊衝動は、美しい景色さえも容易に壊してしまう――それだけのこと]

 ニンゲンの言う事は面白いや。
 じゃあ、またねキャロル。
 ……あ、ぼくの名前はトビーだよ。

[少年はキャロルに手を振ると、書庫から駆け出していった**]

( 84 ) 2010/12/01(水) 02:36:34

LittleDancer Carole

[最後にトビー、と名乗った子供を見送ると、私は再びうつむいた。
その表情はたぶん、叱られてしゅんとなっている子供そのもの]

だって、その一度のせいで、おばばにはこっぴどく叱られるし、みんなは慰めてはくれたけど、……結局誰もあの景色を褒めてくれなかった。
誰かに見せる前に壊されたから。
私に、力がなかったから。

『へえ……キャロルは褒めてもらいたいのか? 〈Redfeathersの子供達〉に』

[私は半ば無理矢理笑って頷いた]

……正確には、認めてもらいたい、かな。

( 85 ) 2010/12/01(水) 02:59:15

【削除】 LittleDancer Carole

[誰が雪景色を壊したのか。
組織内で独自調査は行われたが、結局誰がやったのかは分からずじまいだった。

分かったことは、
そいつはあの雪景色に侵入して、あの雪景色の中フルートを吹いているだけだった男の子のAIに「破壊をさせるプログラム」を送り込んで、自らの手を汚さずに雪景色を壊した――それだけのこと**]

2010/12/01(水) 03:01:28

LittleDancer Carole

[誰が雪景色を壊したのか。
組織内で独自調査は行われたが、結局誰がやったのかは分からずじまいだった――**]

( 86 ) 2010/12/01(水) 03:02:23

LostOne. Charlotte

― 回想/電脳世界の独房 ―

 「……。」

 LOGIC

[ 電脳世界の独房の中、ベッドに腰掛けた電脳犯罪者――盲目の時計職人と呼ばれし、LOGIC――の膝に頭を乗せ、目を閉じる。両手はそっと顔の近くに添えて。]

 これがあなたの電脳世界でのからだ

[ 無言。蒼い髪に置いた手の感触。静謐。厳密には言葉は不要。]

 ……。

[ 何百年でも待てた。数千年でも待てた。刑期の終わり。彼が望む限り。彼が解放されるその時まで。けれども、彼は「私」の体を作った。]

( 87 ) 2010/12/02(木) 23:22:38

LostOne. Charlotte

[ 言葉は不要だった。全ては語られていた。語られなかったのは、これからの事。持たされたプログラムの事。

 やがて時は来たりて、独房の扉=塔へのゲートが開かれる。]

 行ってくるわ。

[ この独房に「体」が作られてから、ずっと彼の膝元に居た。永遠分の邂逅にも似ていた。膝に置いた手に力をこめ、立ち上がる。]

 〔charlotteが立ち上がると、LOGICは黒く覆われた両手を両側に掲げる。二つの水晶◇◆、精緻な気配、解放される専用兼補佐の二体のプログラム。「塔のゲート」の光に影が伸びた。少女の歩みと共に、小男と熾天使という不似合いで吊り合いのとれない二体は歩む。輝ける「塔のゲート」の光に、三つの影が呑まれた。残るは、LOGIC一人。〕

 「……。」

〔やはり、独房に在るのは沈黙だけだった〕

( 88 ) 2010/12/02(木) 23:42:56

LostOne. Charlotte、1F/ワープゾーンへ向かって歩いている。

( A11 ) 2010/12/02(木) 23:43:17

LostOne. Charlotte、ワープゾーンの近くに、片腕が凍り付いている人物が居る事に気付いた。

( A12 ) 2010/12/02(木) 23:51:02

【独】 LittleDancer Carole

/*
DATA:〈子供達〉三人のこと
最年長の男の子がWから始まる名前でー、色々未定。
お姉さん的存在の女の子がステラって名前でー、二つ名はSoundDesigner of Redfeathers。
キャロルと最も歳の近い男の子がLから始まる名前でー、時計職人さんに憧れて〈Timepiece〉シリーズを作ってた。

つまりステラで入ればもれなく踊り子さんと因縁フラグが立つよ!

( -33 ) 2010/12/02(木) 23:52:57

【独】 LittleDancer Carole

/*
名前が同じというだけで気になる、そんな因縁。

( -34 ) 2010/12/02(木) 23:55:43

LostOne. Charlotte

― 現在/1F ―

 「the shadow」…、
 あなたと同じように誰かと交戦したのかしら?

[ 傍らの熾天使を見上げて、その男を、凍りついた腕を見つめる。それが気に障ったのだろう。その男は、苛立ちながら話しかけてきた。]

「てめぇ、何じろじろ見てる。くっくく、知ってる。知ってるぜ。お前、「盲目の時計職人」に作られたAIらしいな。」

[ どこかで情報を手に入れたのだろう。けれども、周囲に居た他の者の注意は惹いたかもしれない。]

「落ちぶれたもんだよなあ。こんな、なよなよした外見のAIを組むたぁ。こっちのでかい奴の方が、エントリーに相応しいんじゃねぇか?なあ?」

[ 腕から、その男の顔を見つめた。男は周囲に同意を求めるように嘲笑っていた。特に特徴のない顔をしており、LOGICと彼が出遭った事もない。]

( 89 ) 2010/12/03(金) 00:03:44

HurtfulHeart Tobey

 ― 4F ―

[ワープゾーンに戻り、階層を移動する。
 辿り着いたのは、最上階と思しき場所]

 ――外だ。

[その階層に壁がない事に気付くなり、呟いた。
 外、と言ってもその空間は真っ暗で、遠くが見渡せる訳ではない。
 手近な縁に近付くにつれ、noiseのようなものが次第に大きくなる。
 ――なんの事はない、それは雨音だった]

 ……雨。

[腕を伸ばし、掌に雨を受ける。
 微弱ではあるが、それは攻撃プログラムのようだった。
 塔の外に出る事は、余り歓迎されてはいないらしい――そう判断すると、手を屋根の下に引っ込めた]

( 90 ) 2010/12/03(金) 00:12:28

HurtfulHeart Tobeyは、村人 に希望を変更しました。


【独】 LittleDancer Carole

/*
the shadowって曲は
なかなかいかすからね!

( -35 ) 2010/12/03(金) 00:13:08

LostOne. Charlotte

― 1F ―

[ 嘲笑う男へ、微笑みながら告げた。]

 LOGICは間違えないわ。

[ 男は、邪気も悪意も感じられない笑顔に、顔を顰めるようにし、]

「良いとこ、セクサロイド用の顔ってt―――」

[ the shadowは最後まで言い切れない。顔面に、seraph−熾天使の拳がめり込み、床へ一番短い距離で叩き込まれた。]


【侮辱と相当】


『ああ。口は災いの元って奴だな。吼える犬は何とやら。ロッテ、こんな奴と話すだけ無駄だ無駄だ。相手の実力くらい、確認しとくんだな坊主よ。』

[ pierrotが、お手上げだとばかりに両手をあげる。]

( 91 ) 2010/12/03(金) 00:17:26

LostOne. Charlotte、the shadowは呻き声を上げている。

( A13 ) 2010/12/03(金) 00:17:54

LostOne. Charlotte

― 1F ―

「痛ぇ、痛ぇじゃねぇか、このXXXX。」

 もう良いわ。

[ 頭を左右に振って、その場を過ぎようとした。だが、]

「腕がよぉ、折れちまったじゃねぇか!どうしてくれんだ、こら。」

[ どうやら凍りついた腕が砕けてしまったらしい。]

『お前さん。最後の忠告だ。止めておきな。お前さんの腕がどれだけあるか分からんが、「盲目の時計職人」のAIと知り、今の攻撃を回避も出来ないなら、お前さんの負けは決まったも同じだ。
そもそも、ゲームに勝ち残る事すら出来んよ。』

[ 哀れむように真摯に。その実、相手の激情を煽るような抑揚で、pierrotは悲しい声音でthe shadowへ話しかけた。]

「うるせぇ!!!」

[ これくらいの煽りで逆上するのなら、そもそも話しかけもしなかったのだろう。the shadowは、既に待機状態に入っていたプログラムを起動し、攻撃を仕掛けてきた。]

( 92 ) 2010/12/03(金) 00:28:57

LostOne. Charlotte

― 1F ―

[ 僅かな硬直。pierrotが手を引く。]

『ロッテ、こっちだ。』

[ 二人と、the shadowの間には、seraph。
 the shadowが仕掛けてきたのは、名前通りの「影」。
長く伸びながら相手を補足しようと床を奔る「影」を、熾天使の足が、床を砕きながら踏みつけ縫い付ける。]

【――】

[ 赤いゴーグル>>4は周囲全ての光景を反射している。「影」が怯んだように撓んだ瞬間、熾天使の躯は宙を駆け、一足の元にthe shadowの元へ辿りついていた。]

「ひっ、」

[ 次なるプログラムを起動。上下から、巨大な鉄の円柱が突如現れ、熾天使を押しつぶそうとする。熾天使は両手で、上下の柱を押し留め、横方向に一回転しながら蹴りを放つ。]

( 93 ) 2010/12/03(金) 00:41:07

LostOne. Charlotte

[ その勢いのまま柱を抜け、よろめいたthe shadowへ追撃。破壊に特化された拳が、相手の頭を捉える。]

「ぐっ、」

[ the shdadowが間一髪避け、頭を掠ったに留まった。]

「お、おい…。おい、お前ら。俺達、同盟を組んでただろ?
 な、助け合おうぜ。な、なあ!」

[ the shadowは慌てふためきながら、後退しつつ、周囲の参加者へと話しかける。渋い顔をしながら、幾人が嫌そうに首を振る。]

「くそっ、お、おいお前。あいつらも俺の仲間だ。
 俺をやるなら、あいつらからにしろ。な?」

[ 挙句の果てに、the shadowは、仲間達を先にseraphに襲わせようという言葉をseraphへ向かって告げ始めた。the shadowは仲間達を巻き込もうというように、更に後退する。]

【――】  セラフ、

[ pierrotに手を引かれながら、補佐AI−seraphへ呼びかける。]

( 94 ) 2010/12/03(金) 00:54:43

LostOne. Charlotte、補佐AIの動きを追いきれていない。だが、seraphが相手に肉薄したのを見る。

( A14 ) 2010/12/03(金) 00:55:33


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