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[ユーリーがサーシャの身体を丁重に横たえようとすれば、聞き取れぬ位に小さな礼を。謝罪には緩く首を振る。]
何も謝るこたねーだろ。
……ユーリーこそ、あちこち傷出来てんじゃねえか。
サーシャは……死んじまったん、だな。
[突き立てたナイフは、酷く重かった。]
………なのに、
こんなになっても、まだ俺の心臓は動いてやがる。
[人間の生命力とは案外侮れない、と呟く声は、酷く苦い響き。
赤に染まった自分の掌に視線を落とす。]
…そうね。ユーリー…怪我が大丈夫なら、手伝ってもらえるかしら…?
[諾を貰えるなら、一緒に近くの客室のベッドにサーシャを運び、寝かせる。]
…また、一人犠牲者が…。
[…目を伏せる]
あ、エーテルさん、手当て、お願いできる?さっきみたいに。
[そういって、エーテルに持っていた救急箱とタオルを手渡した。]
私、自室に荷物を取りにいきたいの。
― 食堂車 → 後方車両 ―
[がつりがつりと、刃が薄い扉を穿つ音。
それを頼りとして、列車の後方部へと足早に向かう]
[ナプキンに残されていた文字を己の背後から覗き込んで居た者の存在や、
何処かで行き違っていた者の存在には、気を払う余裕などあろう筈も無い]
[やがて見付けた扉の前。
扉が立てる厭な音、人々が争う音、サーシャの叫ぶ言葉]
[其れ等の喧騒に、直ぐ届く所にある光景に、手を伸ばす]
――――だめだ!!
サーシャくん、だめ……っ!!!!
[手を伸ばした。それなのに]
[彼に触れる事も、言葉を届ける事も、叶わない。
ナイフに掠めた指先だけが紅を散らす]
何があったかしらない!
でも、話を――……
[死体で発見された自称占い師を人狼だと告げたアナスタシア。
その彼女と話したいと言ったシュテファン。
そしてシュテファンの判断を甘いと断じ、アナスタシアを殺すべきと告げた自分]
[それなのに、話をしようと、したいと。
今更になって、目の前の狂乱する青年に求める矛盾]
はな、し……っ、――――。
手当て…。
あぁ、そうだよ、ベルナルトが一番酷いんだ。
…ダニールは?
[サーシャを再び見下ろす]
(…お前の狂気を止められなくて、悪かったなぁ)
[目の前に、辺りに、鮮やかな紅が散る。
彼の身に彼自身の持つ凶器が沈んだのだと理解するには、一拍の間が必要で]
――――ぁ。
[サーシャの、怒りに煌く瞳から急速に光が失われて行く。
唇が、彼の友の名を形作るのをただ呆然と見守って]
………………ねえ、君は。
もう、道を違えていた者かい?
[彼の肉体を見下ろす彼自身の姿に、薄く力無い笑みを浮かべた]
>>14
…分かったわ。
[救急箱とタオルを受け取り…]
ベルナルトさん、ユーリー、適当な客室に行きましょう。
手当をしないと。
…それに、カチューシャさんも、擦り傷が出来ているわ…
[と、カチューシャを見て]
…使いたいの?
[箱を手渡す]
お疲れ様。相討ちになってしまうのかしら、と思っていたけど、
多勢に無勢?ベルナルトさんが止めをさしたのね…。
…ジョーカーに言われてたモノ、
皆がいなくなってから、取りに戻ろうと思ったけれど、
それじゃ拙いかしら?
とりあえず一旦離れるわ。
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