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やだ、やだ……っ!
[きつくきつく握られた手。泣き出す寸前のように呼吸は浅い。]
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……っ!!
[この言葉がなんの効力も持たないことは知っているのに。ただの条件反射。]
ロラン…
別に近くにいなくたって、オレはお前が好きだし。
それに、おまえは人間なんだから、人間のところにいなさい。
別にお前がいないところに消えるつもりなんかないし……。
[少し、遠くにいるだけだと、諭す。]
[...は>>102ユーリーの言葉に軽く頭を振った。もう、何も言う気はなかった。
そして、エーテルの行動に体が固まっていたが、嘆くユーリーと対照的に、冷静なナタリーがじっと自分を見つめた>>111
何を考えているかわからず、息を呑んで見返した。その後に響くくぐもった銃声]
[ナタリーがユーリーに造反したことはわかったが……体が怯えで動いてくれない。ただ見守るのみだった]
友達の傍にいてやれよ。
オレは一人でも大丈夫だし……。
[そして、きつく己を握り締めるサーシャをさした。]
友達は大事だろ?
しかも、お前のことを本当に心配してくれてんだ。
いい奴じゃないか。
……サーシャ、手が。
それでは痛いだろう。
[ミハイルを掴んでいるこの手を離したくはないけれど、
きつく握られた彼の手の痛みを、思うから。
サーシャへ、手を、伸ばして]
……彼は、何を求めているんだろう。
[気付けば、また食堂車の中。
己の身体の横に佇み、生者の場を、ただ見詰める]
[血溜まりの中に落とされたエーテルの身体。
現れる獣]
私には――彼に……愛があるようには、見えないんだ。
[見える感情は、愛と言うよりも執着。
ただ子供が気に入りの玩具を壊されたくないと、ぐずっているような。
縋る者を持てば、己もそうなっていたのかもしれないと思わせる様]
……縋る対象を無くした彼は、どうするんだろうね。
[ユーリーと対峙するナタリーの姿。
その足元に倒れ臥したエーテルの姿]
[死者は、其れ等をただただ、見詰めるばかり――]
>エーテル
[聞えるかどうかは分からないが。
せめてこの音は聞えるようにと。
エーテルの耳朶に唇を寄せ、キスをした。
そのまま呟く]
なぁ。俺の為を思うなら。
狂っちまえば良かったのに。
まぁ、それが出来ないからこそ…俺も変な気を起こしたのかもな。
…俺は最後に、お前を喰いたかったぜ?
……っ!
[ロランの手に導かれるように、ふらり、二人の方に歩み寄る。]
……いかないで……!!
[そのまま、ミハイルの方に倒れ込むように。彼の手を握った。]
[喉奥だけを、ぐるると鳴らし。
…は人の姿を捨てた。
薄茶色の毛並みに覆われた狼の姿に。
伏せられた腹側と四肢の先は乳白色をしていたが、赤い血で染まっていた]
/*
「確定につきあう必要なかったな」って、それ、喧嘩売られてる様にしか聞こえないんですけど…。
良いデスヨ、良いデスヨ。
俺は俺で終わらせますから。
>>+198
お前は、それだからお前だよなぁ。
まぁ、許されないのもいいか。
[それはアナスタシアの論からいくと、忘れられないから、になるだろうか。]
ん?あぶねぇな。
[つんのめるようにこちらに転げてきたサーシャが腕を掴んできて、やれやれ、と言った顔]
だから、少し離れたところにいるだけだって。
お前、ロランをちゃんと守れよ?
[サーシャにはそう言って…たら引っかかれた。]
だーーーッったく
[手を引っ込める。]
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