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[抱き起こされれば、その体温が優しくて。
まどろみの中に誘われそうになる、けれど]
……カチューシャ、
[問いには答えなければ、と
色のない口唇が、ゆっくりと動く]
……そう、あの子、
サーシャを撃とうとし てた……
サーシャ、は……?
無頼な整体師 ミハイルは、落胤 ロラン を能力(襲う)の対象に選びました。
落胤 ロランは、陽気な女将 サンドラ を投票先に選びました。
[どこの傷口が開いたのか、もう把握できない。足下に、ぽつぽつと血の跡。]
ぁ……
[前方に明かりが見えた。燭台の炎。誰かが居る。]
ろらん……?
[友人の元気な姿を、一瞬期待する。けれどそこに立っていたのは、数刻前に薬をくれた少女だけ。]
なたりー……
[足を速めようとして、前に倒れる。手当が出来ると言っていた、先ほどは拒んでしまったけれど。]
おねがい、ろらん、たすけて……!
あのこ、カチューシャ、ピストルで、ろらんのこと……
[途切れ途切れな説明。赤黒く汚れた指が、すがるように彼女の腕をつかんだ。]
青年 サーシャは、沈黙の カチューシャ を投票先に選びました。
>>150
カチューシャ、だ と?
[一瞬、耳を疑う。
あの子どもが撃ったというのか……。
だが、この場で嘘を言うとは思えない。
そう、カチューシャの中がシャノアールだということにはまだ気づけず…。]
サーシャ?
いや、サーシャは見ていない…。
[その声に力がない。
それは、確実に死の予感を感じさせていた。]
-回想:シュテファンの部屋前-
[何があったのかと部屋の中を覗こうとし、ナタリーからの説明で足が止まった]
…な に
シュテファンなの…?
[アナスタシアを捕縛したいと。武器はないかと問うてきた姿を思い出す]
ぁ…
[何かを告げようとしたが、口元を抑え頭を振る。…の顔は酷く青ざめていた]
―一等車両・自室―
[列車内の騒ぎをぼんやりと感じ取っている。
そこに居ない自分は果たして幸運なのか、不運なのか。
くるくるとそれは翻って、今結論が出ることはない。]
それにしてもアナスタシアさん、聞いておられますか?
あなたには悪い事をしました。
[彼女が列車から飛び降りたこと、人間である事は把握している。
ふう、と溜息をついて、男の魂は続ける。]
僕は―、僕の両親は僕が幼い時分に死にましてね。
その後僕は親戚の家に引き取られたのですが、そもそもそこは子沢山でですね―。
明らかに厄介者でしたから、学校に行くのもそこそこに僕はそこから出て、写眞館の親方の所に弟子入りしたのですよ。
親方はいい人でしたけれども、やはり早くに亡くなりました。
その後、お客さんを喜ばせるだけの腕はありましたので、幸いにして仕事の方はそこそこ上手く行きましたけれども、結局、それだけだったんですねぇ。
どうにも人間関係というのが上手く築けなくて。
結局、仕事と、列車の話ぐらいしか、人とすることがなくってですね。
だから、僕の居た町で人狼騒ぎが起こった時も、誰一人、僕に目を向けなかったのですよ。
親兄弟、親戚同士やご近所さんがそれぞれ疑いの目を向け合う中で、疑いをすり抜けるといえば聞こえはいいですが、僕はまるで透明人間みたいな扱いを受けてました。
僕の方も、誰を疑う訳でもなく、また疑うこともできずに、ただ流れを見て、悪目立ちしないようそっと投票を合わせるだけでした。
まあ―、卑怯と言われようと、誰かが吊られてくれれば、その日僕も生き延びられる訳ですからねぇ。
[反省はしてません、と肩をすくめる。]
そんな状況は、それはそれで幸いな事だったのかも知れませんが、亡くなった方が写っているポートレイトを、店のショーケースから外す度に、何だか無性に辛くなってきましてね。
僕の人生は常に、ファインダー越しに、誰かの人生を覗いているだけなのではないかと。
皆さんが乗っている列車を、一人、窓の外から眺めているだけなのではないかと、そんな気がしましてね。
変な話ですが、そんな時に、そんな濃い人間関係が無性に羨ましくなってしまったのですよ。
それで、今回僕は思い切って自分が列車に飛び乗ってみる事にしたのです。
北の新天地で、何かを築き直すために、ですね。
まあ、結果は―このザマですけれどもね。
[言って自嘲的に腕を広げてみせる。]
だから、あなたに怒られる事は覚悟で言いますが、僕はあなたが羨ましかったのですよ。
そして、シャノアールさんを信じる、と言ったのは、つまりは僕のそんな気持ちが―誰かかと繋がりを求めようとする欲求が理由だったのです。
つまりどちらも信じ、どちらも信じきることができなかったのは、全て僕の弱さが原因なのです。
[それぞれの女性に惚れ込んでしまった。―言ってみればスケベ心。
吐き出して、気が楽になったのかは自分でも解っていない。
けれども、言っておくべき事ではあったと思っている。]
ろらん……どこ……?
[ナタリーが手当を申し出たとしても、拒否してシャノアールの部屋へと向かう。
だが、窓が割られ、雪が吹き込む部屋に、求める姿はない。
ただ、白い白いマフラーが、落ちているだけ。]
どこ? ねえロラン! ロラン!!
[マフラーを握りしめて叫ぶ。おいて行かれた子供のように。]
…サーシャ、さん?
[前のめりに倒れながらも、自分の傍に近づこうとするサーシャに
慌てて駆け寄れば、腕を掴まれた。]
え?ロラン、さんを?
カチューシャさんがピストルでって。
銃を持ってたのはロランさんじゃないの?
そもそもカチューシャさんがどうして?
[隣の部屋で何が起こったのだろう。
錯乱しているのだろうか?]
…とりあえず、あなたの手当をしなきゃ。
[救急箱は食堂に置きっぱなしだった。]
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