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――……本能のまま食らっている最中。
声は聞こえていても理解にはほど遠い。
愚かと言われようが、仕方ないこと。
そう、老人の村とはいえど、仲間と二人で、一日もたたないうちに人間らをほろぼし、数日食らっていた。それは事実…。
っ…。
[目尻に涙を浮かべ、ふるふると。
もしかしたら、昔のことを思い出しているのかも知れません。
まだ、誰も彼もが生きていて。
しあわせで。
そんな、おとぎばなしのようなむかしむかしの話を。
まるで、走馬燈のように。]
お…おい、なにするんですか、ちょ、おやめなさい…!!
僕なんて骨と皮しかないんですから…!!
あっち行け、あっち行けですよ…!
ひぃぃぃ!!
[必死で追い払おうとする手は、対象をすり抜ける。
何とかしようと焦る端から、狼の食事が始まってしまい、慌てて目を背ける。
自分がディナーにされている姿は、まず見たくない。]
あ、やっぱり駄目だ。
あの躰ならともかく……奴等にとって、この躰は美味しそうなんだな。
さて、どうしたものか。
騒ぎになっている。今更声を掛けるのも、不味い。
それよりはこの状況を利用して、私は奴等のエサに過ぎないことを印象づけた方がいいか。
まあ、いざとなれば……。
[ちょうど、クローゼットの扉が破れた時だった。
カチューシャの鳴き声が見えた時、
その行為に、追いかけてきたロランの銃が火を噴く。
轟音とともにそれは客室の壁に刺さるだろう。]
――………グルルル
[明らかな敵意の攻撃に獣は動きを止め、振り返る。]
[>>62 ふと、獣の生臭い匂いが遠のき、うずくまっていた部屋の隅でぎゅっと閉じていた目を見開いた。]
あ〜あ〜…。
素材を昇天させる男ですねぇ…。
[何となく、狼の正体を察しつつ、美味しく頂かれた自分の亡き骸に妙な感心をしてみせる。
が、すぐに隣の部屋からガリガリと何かをひっかく音がして、血相を変えた。]
…なるほど、幽霊になると俯瞰で物が見えるというか…、察しが良くなる物なのですねぇ。
[しかしだからといって、生者に干渉することはもはやできないのだと気づき、ぎゅ、とこぶしを握りしめた。]*
― 一等車両 ―
[血と肉に、酔ったような唸りと煌々とした紅い眸、
黒い毛並みから“獲物”の体液を滴らせながら、獣が動く。
それは わるいゆめ のように絶望的で]
……ミハイル、ッ…
[押し殺す小さな呟きは掠れる、
それを聞き取れた者がいたかどうかはわからない。
火器は、比較的小さなものだったけれど、それでも柔らかな手に余る。
陶然とその光景を見つめていたサーシャが視界に入れば、黒い瞳は一層悲痛に歪んだけれど。両手に鈍い輝きを手に、彼の後を追う]
[黒い獣がクローゼットを揺らしている、
動きは激しいわけではないのに、狙いは上手く定まらない。
銃の扱いに慣れているわけではないのだ、その中に誰かがいるのだとしたら、]
――……ッ、
[トリガーを弾けば威嚇のような一撃、
細い身体は、反動を受け止めきれずに弾道がぶれた]
[黒くて大きい獣が、ミハイルと呼ばれるのをどこか他人事のように聞いています。
ミハイルおじさんと、ローラお兄さんは、とても仲が良さそうでした。
それなのに今は、武器を向けて。
とても悲しそうに。
訳もわからず、張り裂けそうになります。
一体自分は、どうなるのでしょうか。一体二人は、どうなるのでしょうか。少女はただ、黒い獣の赤い瞳をじっと見上げるだけです。]
/*
おおう紛らわしい。
↑の死亡フラグ云々は自身のことですです。
死亡票集める動きってどんなんだろうかな…いつも難しいと思うんだけどorz
飛び込むのはアレかどうか。
俺の癒しがクローゼットにいるんだぜ。
(最初カバンに入ってるのかと読み違えていたのは内緒だ。)
[次射に備えて、ハンマーを起こす。
今度は、反動に備えてじりと脚の感覚を広げる。
照準を構えれば、その背後に少女の金色の髪が覗いた]
――はやく、逃げて。
[眼差しは振り返った獣の紅い眸を見据えたまま、
荒い呼吸に上下する肩とは裏腹に、
黒い瞳は哀しいほどにその静寂を取り戻していて]
[感じているのは、涙が出るほどの、張り裂けそうに為る程の―――悦び。]
最高だよ。
最高だよ、ミハイル。
お前は最高の見せ物だよ、ミハイル。
これだよな、特等席って奴は。
全く、素晴らしい。
どうせ借り物のこの身だ。少しぐらい齧らせてやってもいいぞ?
ガオオオンッ!!
[銃に獣の怒りがあふれてくる。
カチューシャは逃げ出しただろうか。
歩みはロランのほうへ。
銃など怖くないとばかりに、あえて近づいていく。
紅い眼は、もう完全に化け物の領域。]
[獣が、シュテファンの身体を喰らう。筋肉をぶちぶちと千切り、鮮やかな内臓から血を溢れさせ。
血の臭いは部屋中に溢れかえり、呼吸のたび澱のように肺にたまる。人の身にそれが甘いはずもないのに。うっとりと獣を見つめている。だが。]
ろらん、やめて!
[ロランが持つ物に気づけば。彼を止めようと、慌て手を伸ばした。……弾の早さにかなうはずもないのに。]
っ! ロラン、やめて、お願い!
[倒れたロランを取り押さえようと。押し倒そうと。細い腕が伸ばされた。]
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