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うぅ、さかのぼってレスとかもできそうにないですね。
>>-576 アナスタシア
おばちゃん言うなー!ヽ(`Д´)ノ(笑)
おばちゃんといわれると怒るというキャラ立てだったのを、皆さんがちゃんと汲んでくれてて、サーシャだったかがあえて「おばちゃん」地雷を踏んできてくれたのが、この村の皆さんの感度の高さに感動した私www
でもほんと、ありがとうございます。
シリアスな中で一人ギャグキャラというか、普通っぽい人やりたかったんで…。
しかし、アナスタシア格好良かった!!
vsシュテファンのシーンが好きだったので、「信じ抜くには迷うけど、信じたい人」みたいに何度も回想しちゃった…。
*/
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空気を読まず、ハッピーエンドよりも馴染む気がして書いちゃったバッドエンド……こっそり。
[とても長かった夜が明ける。
生き残った人たちが列車を降りて、警察がたくさんやってきて。
いいのと悪いのとごちゃ混ぜの夢だったような一夜が明ける。]
……ろらん。
[大好きな人の名前を呼んで、彼女の手をきゅっとつかんで。近くにはミハイルもいたかもしれない。
もう辛くないし、寂しくない。ずっと一緒って約束したから。]
いこ。
[笑顔で踏み出す。あっちの明るい方へ。雪の上へ。
──行かせない。
声が、聞こえた気がした。]
……え?
[もう片方の腕を、すごい力で掴まれている。右足が、左足が、なんだかひどく重い。
──許さない。
いつの間にかあの子が居た。自分が吊らせた子。カチューシャによく似た女の子。
足下にはその子の母親。頭から血を流して。あの村の共有者とサーカスの座長と、それから、それから。]
……やだ
[繋いでいたはずの暖かい手がどこにもない。足下が赤くて、苦しくて、振り払おうとしても振り払えなくて。]
ろらん、たすけて、おおかみさま。
[呼ぶ声が誰にも届かない。……ああ、やっぱりあれは夢だったんだ。幸せな夢を見ていただけだったんだと。
絶望の涙を一粒だけ流した。]
[──雪の舞う夜には、青年の亡霊が出るという。
線路沿いをさまようその亡霊は、青白い顔で、悲痛な声で、誰かの名を呼び続けるのだという。
ずっと、ずっと。*]
>>-565
そか……。
じゃ、お前もオレにつけてくれ。
約束忘れないしるし……。
[目を合わせられない人を少し強引に向かせる。
そして、口付けながら、その身をぴたりと寄せた。]
ちゃんと傍にいろよな。
[その顔は、ちょっと甘えた風だったか。
ともかく、細い体躯をその後は抱えて…。*]
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ということで、暗転、とさせてもらうッ
/*
そろそろ良いでしょうか。
エログも完結してますしねぇ。w
黒猫さんの嫌な展開かも知れませんけども、まあご勘弁。w
―時は流れて・とある村―
「なんだい牧師さん、それ気に入ったのかい?
良かったら、持ってって下さいよ。どうせ捨てるだけなんだ。
その方が爺さんも喜びますよ」
その日私は、つい先に初めて葬儀を執り行ったモーリッツ老人のご家族を―様子を見ようと訪ねていた。
老人はたくさんの子供や孫に囲まれて、穏やかに神の元へ旅立って行った。
そして今、息子であるその男性は、老人の部屋で遺品の整理をしている所だった。
「え。あ。
―はい。」
思わず私が見入ったのは、古い古い、傷だらけのカメラ。
「それは、―っと、何てったかな、ライ…カ?そうそう、ライカとか爺さん言ってたっけ。
写真好きの間じゃ、結構有名なカメラらしいんですよ。
爺さんは好きだったけど、俺は良くわかんないんだよねぇ。
何でも―昔むかし、どっかの古道具屋の店先で、叩き売られてたスクラップを直したんだとか―」
彼の話の最後の部分は、私の耳には届いていなかった。
何故だか胸が高鳴る。
まるで恋でもしているかのように、頬が紅潮するのを感じる。
私はそっと。
震える指でカメラを持ち上げた。
これまでカメラになど無縁の生活だったのだが。
この指先は、まるでこの重さを、感触を待っていたかのように―。
知らず、安堵の溜息が零れていた。
その様子を見て、男性は「やっぱ牧師さんも男だ。機械いじりが好きなんだねぇ」と、和やかな笑い声を上げている。
否、カメラと無縁とは言えないのかも知れない。
いつからか、―物心がついた頃からか、私は頭の中にアルバムのようなイメージがあるのを感じていた。
そして眠る前や、何か事あるごとにそのイメージを、ページをめくってみるのだった。
そこに収められているのは、茶を淹れる女性の姿。
一見少年にも見える少女と、ひょろりとした青年のじゃれあうような姿。
または精悍な男性が、睦ましげに少女と寄り添い、写っている様子もある。
その他、実際には会った事もない人々の、ポートレイトの数々。
取り分け私が気に入り、何度も見返すのは、夜明け前の寒々とした、それでいて神秘的な、靄に煙る地平線の写真。
その大地は白銀に覆われ、美しいながらも何故か僅かに、胸に疼痛さえもたらすのだった。
エーテルさん来られたようで良かった良かった。
まあ、小説意識してると、に関しては皆さんも言われていますが、エーテルさんのその意識だと(わたしの読解力がないだけだったら申し訳ないのですが)、「あの時の生存者の多くの目指す吊り=より良い物語を作ろうとする意識」が、「推敲者/批評者/監修者 エーテル」さんから見ると「美しくない」「完成されていない」=「劣っている」と読めてしまうので、そういう意味でも小説意識での参加は対立の元になってしまうのではないかと思います。
この村がエーテルさん村建てによる「枠組みが決められている村」ならそれもありかもしれませんが、一参加者が「村のテーマ」を決めて自PCを中心人物にしてしまうと、どこかで他PCを「自分の物語を引き立てる材料」扱いしてしまう。つまり、「エーテル自害で物語は完成するので、サイドストーリーのベルカチュは物語の外側(エピ)でやればいいじゃない」というように読み取れてしまうのはやはり対人ゲームである以上良くないと思います。それならサンドラ・ナタリーは?それも「完成された物語の外」に追いやられてしまうでしょう。という事です。
「牧師さん、牧師さん。
大丈夫かい、どうかしたの?」
男性の声で、夢から醒めたように私は目を瞬いた。
「あ、いえ、何でもありません。では、お言葉に甘えて。
このカメラ戴いて行きますね。
明日からまた布教のため旅立つので、任地の風景でも撮ってきましょう。」
それを聞いて、男性は眉を潜める。
「また出張かい。あんた、―いや牧師さん、独身だからこき使われるんですよ。
そろそろ身を固めちゃどうなんだい?」
言われて私は微かに苦笑する。
これが私の務めなのだからと。
正直に打ち明けたいけれども、それはできない。
幼い頃から、私は何かに導かれるように神の道へと入り、そして必然のように教会に置かれる「研究機関」と呼ばれる組織へと進んで行ったのだった。
そこでの勤めとは。
人が狼に変じ、集落に害を為す事件。
または魔女と呼ばれる存在の儀式。
その他災いを為す亡霊や、悪魔、吸血鬼。
一言で言えばそれは、人の世に害を為す存在を認め、退魔する組織なのだった。
見習い期間を加えると、正式な教会の仕事よりもそこでの経験の方があると言って良いかも知れない。
明日からもまた、遠い北の地に赴いて、そこの有力者と「共有」関係を結び、狼退治に励まなくてはならない。
私が生まれる以前に、とある女性が創設したという、人狼を専門に駆逐する組織からも応援が来てくれると聞いてはいるのだが。
毎回のことながら、常に命を落とす危険はあるので、―
「妻を娶るなど、―まだまだ若輩者の私には荷が重い事です。」
とだけ言ってはにかんで見せる。
新米牧師に、それはさぞ似合いの表情だったのだろう、男性は少し呆れたように苦笑いして首を振っている。
「でも、いつかは理想の女性に、神が引き合わせて下さると。
そう、信じています。」
それは真実。
しかし、その女性の像は、私が今浮かべている表情とは全く逆の感情を胸に呼び覚ます。
心の中の、アルバムの片隅。
滅多に捲ることのないページに、そのイメージはある。
それは、長い髪の菫色の瞳をした若い女性であったり、何か白いぬいぐるみのような物を抱いた少女だったりと、その時々で印象を変える。
しかしその背後にある、昏い色をした魂は確実に一つー。
微かに甘い感覚を呼び覚ますその面影は。
間違いない、この女性を追うことが、私に負わされた宿命。
そのために、今の私の生はあるのだろうと、そう確信していた。
もし、失敗したら?
その時はまた―…。
「そうだ聞いてください、トーマスさん。
明日乗る列車はねー」
私はそんな昏い思考を打ち切るように話を変えた。
そして男性は、やれやれまた始まった、と言わんばかりに、再び苦笑いしてかぶりをふってみせるのだった。
私はカメラを、ライカを取り上げ、務めの事は一時脇に追いやって、しばし列車から見る風景に思いを馳せてみるのだった。*
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