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かり… かり…
家の中に聞きなれない音がかすかに響いたんだ。
この家には今アタシしかいないはず。
時計の音とは違う。何かを引っ掻くような、耳障りな音。
一度気になると、それがもう耳から離れなくなっちゃって、
眠気も一気に吹っ飛んじゃった。
ほんとは寝ちゃいたかったんだけど、どうしても眠れなくって、
仕方がないから音の正体を探りにいったの。
部屋を出て、廊下、階段、台所。
音はだんだんはっきりしていく。そして―――。
きゃ、きゃあああああ!?
[>>210のシャトの声に一緒に叫んだ]
………は、え……あ、あれ?
かぶとむし……。(瞳をぱちぱち)
い、いえ、夜中にカリカリするのって怖いですよね…!
気になりますし…!
[卒倒していたうさぎは途中から怖い話を聞いてしまい……しかし最後のオチで、がふっ]
[勢い余って水筒に口を付けた。ごっくん]
う゛…!?
[えもいわれぬ味が口の中に広がった]
[ちょうどマリのもとへと真っ直ぐ突き進んできた弓矢に、ツバメは+表+
表⇒ますます警戒を高めて攻撃度を増した
裏⇒ひるんだ]
.oO(よくわかんないけど、これ、なんかついてる!)
[矢に結ばれた手ぬぐいをほどくと、そこにはツバメの頭を模した帽子と、大きなツバメの尾羽が。]
.oO(????)
[小さな狼耳ぴこんぴこん]
……なんだかマリさんが戦っているような気がします。
ご無事でしょうか……。
もしピンチになったら呼んでくださいね…!
>>213 デンターさん
あ……! 気が付きましたか!?
………『う”』?
ど、どうしましたか、むせたのですか?
それとも何かが見えたとか……?
[尻尾をぐりんとデンターの背中に持ってきて撫ぜた]
はい、アタシの怖い話はこれでおしまいっ!
みんなも何かあるかな?もしあったら聞きたいかもー♪
[一同に怖い話をしたいかどうか促す。何かあるようなら
ちょっとどきどきしながら、それでも興味しんしんに
耳を傾けるだろう。ないようならばこのまま進行しても
構わない]
[一同の反応を伺いながら、今夜はここで休もうかと
思案している]
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