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[その赤が刻まれる刹那。
男はトリガーを引いた。
――大気が、蠢いた。
ゴードンの近くに居合わせた機体は聞いただろうか。
亡霊の呻き声のような、金切り音が]
…シュート!
[男は、その低い声で強く音を発した。
赤い機体は何かを感じ取ったのだろう。爪先を翻して、それの方向を逸らす。
その後に、赤黒い軸線が、西の空を凪いだ。
赤い三つ爪の一つが、被弾し、ひしゃげていく。
そのまま赤い機体は距離を取り、烏羽の全翼は下へと降下していった]
[なんだこの天邪鬼な通信機。
ノイズが酷くて聞こえるんだか聞こえないんだか。
向こうの都合もあるんだろうけどさ。]
もしもーし、CQ、CQ、BBQ。
こちら、過去の複製品ー。
[幾ら密度の低い空域でも、飛んでくるものは飛んで来る。通信ばかりに意識を向けていられない。]
[ナサニエルの呟き。含まれていた固有名詞が耳に届く]
……『ダレイオスIII』は、私が居た惑星だわ。二十年前……。
そんなに、経ったの。
[合図とともに空に次々と飛び出していくBF。
いくつかは格納庫で見たもの、見たことのないもの、どれもぐんぐんと高度を上げてゆく。
一際高く、抜き出た真紅の機体にロジャーは歓声を上げる。]
わーーーーー
始まったーーーーーーーー よおおーーーーーーし
いっくぞーーーーーーーー
[乗り込んだアイボリーのBFは風にふわりと乗った。
機体はまるで重力から解き放たれたように軽く滑るように飛び出す。
東→西→東と風を確かめるように左右に振れながら、いくつかのBFの間をすり抜けた。]
………っ!!??
[黒い機体へと収束する何かに、ざわりとうなじの毛が逆立つような気配。
光学兵器にも、実弾兵器にも、こんな挙動に該当するものは無い。
目の前をかすめていく赤黒い射線はまるで……]
[気を取られたのは実時間にしてほんの1秒ほどか。
操縦桿を握っているときは時間の感覚が普段とは違うとはいえ、やけに長いような気がした。
ひしゃげた鈎爪。
距離をとろうと下がる赤狼を、光子の翼はさらに追った。]
湿度20、高度○○、
上昇気流、南西へ40度、旋回。
いっけーーーーーアルトキュムラス!!!!!
[上空。
戦闘空域。
星屑のように降り注ぐ弾幕の中、ロジャーは、機内のスクリーンを切り替える。
カスタマイズされた全方位の壁内に、外の様子が映る。
まるで空に浮かんでいるように。
いくつもの閃光が飛び交う。
ロジャーは、コアに右手を翳し、真剣な表情で操縦桿をぐっと引いた。]
・・・・・・・っっ
→南西上空/高層域
―東空域・中層―
[出逢った人々を相変わらず捜しながら、近接攻撃を仕掛けて来るBFへと体当たりを見舞う。
大型で装甲が厚いマリンブルー・スネイルにはなんでもない事だが、相手には体勢を崩す位の衝撃があったようで僅かにぐらついたのが見えた。
すかさず追い討ちをかけるように『鉄砲雨』のレーザーを見舞う]
……?
あれは…
[自分の放ったレーザーに、見知った人々が巻き込まれていないかどうかを案じながら上の方から放たれた光弾>>83を捉えた]
スネイルネン、回避し切れる…?
[光弾にはやや隙間が空いているようには見えるが然程大きなものでは無く、つい今しがたまでその大きさを活かしていた自BFにとっては度はそれが都合の悪い事になりそうだった]
―東空域・中層―
[出逢った人々を相変わらず捜しながら、近接攻撃を仕掛けて来るBFへと体当たりを見舞う。
大型で装甲が厚いマリンブルー・スネイルにはなんでもない事だが、相手には体勢を崩す位の衝撃があったようで僅かにぐらついたのが見えた。
すかさず追い討ちをかけるように『鉄砲雨』のレーザーを見舞う]
……?
あれは…
[自分の放ったレーザーに、見知った人々が巻き込まれていないかどうかを案じながら上の方から放たれた光弾>>83を捉えた]
スネイルネン、回避し切れる…?
[光弾にはやや隙間が空いているようには見えるが然程大きなものでは無く、つい今しがたまでその大きさを活かしていた自BFにとって今度はそれが都合の悪い事になりそうだった]
−開始前、地上での話−
この人生相談をこなせばよいのか……。
[ぱらぱらとめくった中に、一枚の設計書があった。
不審そうに見たが、その設計書は何故だかはわからないが、実に興味を引かれるものであった。]
これは……。
[ぜひ自分の機体に載せなければ。説明書を一見してそんな気分になったのは初めてだった。
早速、格納庫へ向かい、整備を担当するロボット達に事情を話して一部をその設計書の通りに作り変えて貰う事にした。
ナサニエルは知らないが、その設計書は編集長が隠し持っていたもの。]
― BF搭乗ゲート → 観戦フィールド ―
「BigFireシート -Angel's Egg- のご利用、まことにありがとうございます。座席番号はゲスト席35となっております。
ご着席なさいましたら、シート右側にございます水色のボタンを――」
[移動兼客席用のBFに乗り込むと、優しげな女性の声が再生された。
上空の戦闘がまるで別世界でのできごとであるかのように、やたらと丁寧な案内メッセージがゆったりと響く。]
[指示通りにボタンを押すと、座席を包むように外郭が閉じ、周囲の景色が映し出される。
BFは微かな揺れもなくふわりと浮かび上がり、小さな翼が開いて]
[周りから見れば、それはまるで翼の生えた天使の卵。]
……ファンシーすぎんだろ……こいつ……。
[無骨な老人には微塵も似合わないデザインだった。]
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