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―― 食堂 ――
[クロノは席に座らず、適当な机の前にコアのまま移動した。]
… で、 何だ ?
[ダグラスとイノウエを一瞥する。]
おい、何か飲み物を―― フン 水で構わん。
[程なく、『水』がクロノの元に運ばれてくる。
運んできたのは、小さな掌サイズの赤い小型コアが下部についた、自動ロボットだった。]
[ズィルバーンが堕ちた、その時。
全空域に、不可思議な咆哮が響き渡った。
『コォォォォォオオオォォォォ!』
それはクヴォルの咆哮だとわかったものは、少ないだろう。
そして、クヴォルの出力が再びあがっていく]
97、99、100。
…110%
なんだと、この計器、狂ちまったのか。
[しかし計器は狂っていなかった。そのまま120%まで出力は上がっていく。
それに気が取られ、太陽と月が衝突し、その影響で黒い壁が消え去る事や、リトルアースから気が逸れた]
けど、おれも、聞いただけなんだ。
たしかめようよ、シャーロット!!!!!
もしかたしたら…まだ、生きているかもしれない。
[希望。持てば、絶望が待っているかもしれないけれど。
それでも、もう一度マリンブルー・スネイル――
青紫色の美しい甲殻のBFに。
会いたかった。
それに――――アルトキュムラスにも。]
― 食堂 ―
じゃ、あとはイノウエ君に任せる。
[クロノの向かいに座り、適当にメニューを物色するダグラス。]
「真面目にやってくださいよ、局長……。
ええと、私はGR社の研究局員のイノウエ、こちらは局長のマクドネルと申します。
以後お見知りおきを。」
[名刺などはなかったが、研究員が堅苦しく自己紹介をする。]
「それで質問というのは……今回のコア停止について、何事かご存知じゃありませんか?」
ああ、俺はとりあえずホットティーね。
「……。」
[ロジャーは、拙い言葉で、研究員に聞いたこと、
ユージーンに聞いたことを話す。
赤い光がコアを停止させる力を持っていること。
ユージーンは、BFが死ぬ瞬間の声が聞こえるということ。
BFの停止は、つまり人間の死と同じ、であると考えたこと。]
[マシマにもそれは聞こえていただろう。]
[光の柱が、烏羽の左の翼とレイジングブラストの一つを貫いた。
機体が大きく揺れ、誘爆はしなかったものの、左右バランスは崩れ、烏羽の翼はよろよろと機体を保つ]
チッッ
あまりの事に、気を取られすぎた。
どうやら、赤い光を放つ機体が堕ちたみたいだな。
これはクヴォルが…歓喜して、いるのか?
[相変わらず、オープンチャンネルで男は話す]
あと、マリアが赤い光で堕ちたか。
…シュート。
[男は光を収束させ、稲妻を放つ。
稲妻と、光弾の二つの弾幕は、まるで荒れ狂う海のように、リトルアースに迫っていく]
―― 大会本部 ――
フヅキと話していたみたいじゃないか。
「うん。色々お話したよ。」
[本部へ一度戻り、肩に乗った白兎と話しながら歩く。]
「沢山のこと。
ボク達が外側から知ってるものを、内側から教えてもらった。」
[僅かに瞳を細め、黒隗は大切なものをしまうように、胸の辺りで両前脚を、そっと少しだけ重ねる。]
「ボクの事も少し話した。
紅蓮の事も。」
私の事も?
[目をぱちくりして、恥ずかしそうに頬をかいた。]
――中央エリア/高層――
[マリアが放った倶利伽羅不動ガンが、宙をうねる光跡を描いて飛来する。『アンギャルド』のスクリーンに表示されたのは、それが直撃する寸前。強い衝撃がコクピットを揺らした]
――つっっ、ここで――
(落ちるのかな)
[機体制御が間に合わない。内部にまで振動が伝わってくる。球体スクリーンのそこかしこにノイズが走り、視界が不鮮明な部位が増えていく]
……だ、め、かな……
[ブゥン、と遮断音が聞こえ、コクピット内が真っ暗になった]
――コクピット内――
[内部を暗闇を満たしたのはほんの一、二秒だった。
回復した映像にも明らかな異常。
赤く滲む様な色合いでフィルタが掛かっているように見えた]
もしかして、これ。外に……?
[四囲を見回せば、自機の周辺に薄くぼんやりとした光球が纏わりついているのが確認できた。そして、それはナサニエルの機体にも、同様に]
……あの機体のせいって、こと……?
[『ズィルバーン』を取り巻く光球は、黒騎士の周りのそれよりも明らかに鮮明かつ強い光を放っていた]
[真紅の輝きがナサニエルの機体周辺から発せられる。
マリアの騎乗する、『ウィルアトゥワ』が同色の光に包まれた。
一瞬の後、それはコアに向かうように収束していく]
――!
じゃあ、ナサニエルが――!?
[視線を『ズィルバーン』へと振り向ける。
答える声は無い。そして、彼の機を取り巻いていた光も、今は全く見当たらなかった]
「何を……ですか。」
[研究員は言い淀む。]
さあな。お偉いさんが何を考えてるかは分からんが、大方、軍事転用でも考えてるんじゃないのか?
「局長……!」
[開けっ広げなダグラスに、研究員は批難めいた声を上げるが]
んなことは言わなくてもバレバレだろ。
あ、公式な見解じゃないからな。俺は今休暇中だ。
「卑怯な……。」
[ぐぬぬと唸る研究員。]
…直接、核の機能を停止する装置を兵装に組み込んでいる機体が参加しているようでね。
[少女に問われて答える声はやや硬い。]
うちのもやられた。
ゴードンのも…恐らく君のカタツムリさんもだろうね。
コアの稼働原理と基盤システムには、現代の技術でもいまだに解明されていない部分が多い。
…意志の宿るものも、あるいはあるのかもしれないな…。
[暫く思慮に沈むよう。]
気になるなら、行っておいで。
無理しないなら、そのくらいかまわないとおもうよ。
―― 食堂 ――
ハッ ハッハ …
[クロノは乾いた哄笑をあげた。]
軍事転用か。
フン
ヲレは事前に、
コアが停まるシステムが持ち込まれた事を知っただけだ。
拡散して、誰が持ち込んだかまでは分からなかったがな
[拡散して。それはデータ収集を行うに際して行った方法、それに関する用語である。]
[昔の話をしよう。
そう、初めて墜ちた時の話を。
きりもみ回転して落ちたせいで三半規管がやられたため丸一日くらいまともに物が食えなかった。終]
――大会会場・屋台通り――
[リーダーと別れた少女は結局余ってしまった焼きそばと焼きそばパンを前に迷っていた。
本部にお見舞いと称して向かうか否かを。
しかし少女は過去の経験から、墜ちたばかりの者に食べ物をあげるのはあまり喜ばれない場合があると知っていた]
とりあえず花でも買って行きますか……
[ちなみに本部に入れるか否かの心配はしていない。
なぜなら自分は焼きそば屋台のお手伝い。立派な関係者だと思っているから]
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