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― 格納庫 ―
〘ピー〙
[ダグラスの持っていた端末から、コール音が鳴った。]
おお、 イノウエ君か。
テストは終わったのか?
<<それどころじゃありませんよ! 今観客席にいるんですが……局長、どこにいるんですか!?>>
[イノウエと呼ばれた通信相手――シミュレータでダグラスを叱りとばしていた研究員だ。]
俺か? 俺は格納庫で堕ちた奴のお迎えさ。
どうした? 一段と慌ててるじゃないか。
<<そりゃ慌てますとも! Red Wolfが止まるの、局長も見てたでしょう?>>
悪い、堕ちるとこからしか見てねえ。
<<あー……まあいいです。>>
[呆れたような空気が端末越しにも伝わってくる。]
<<ざっと説明しますと、何かヘンな力が作用して「堕とされた」みたいなんですよ。>>
ああ、そんなことを言ってる野次馬もいた気がするね。で、俺にそれを伝えてどうするんだ?
<<上層部が興味を持ちまして…… 調査をせよとの命令が。>>
[その言葉でダグラスの顔色が変わった。]
おいおい、俺はただの老いぼれ飛行士だぞ? 調査つったって何もできやしない。
<<だから私が来たんです。>>
<<格納庫でしたっけ? 丁度よかった。今から向かいますんで入れてください。私招待パス貰ってないんですよ。>>
[数分後、合流した研究員はどう見ても*見物スタイルだった*]
夢幻の竜騎士 マリアは、記憶喪失 シュウ を投票先に選びました。
<<もう間に合わなかったのだからと腰を据えて書いたら、濃すぎるソロールになってしまった。>>
<<逆に削れないかと試行錯誤していたら、大幅に路線変更するしかなくなった。>>
そのまま寝落ち、と。
☆設定メモ
Q. OR-22-A-11 Firebird って?
A. オメガは滅びぬ、何度でも蘇えるさ!
機体モデルは F-22 Raptor。
世界初のステルス戦闘機で、現代においては「最強」とも言われている。
オメガの元ネタである Ace Combat 04 の主人公イメージ機体。
最終ミッションではメビウス中隊の全僚機に配備される。
機体愛称 Firebird は、モデルのRaptor(猛禽) に関係ある言葉から、隼を意味することもあるらしい firebird を。
また不死鳥のイメージから、何度撃墜されても戦場に現れるオメガ11にも因んでいる。
型番らしき文字列 OR-22-A-11 は、Omega 11、Raptor、F-22A (計画当初の名称) の適当な組み合わせで、あまり意味はない。
―― 回想 南 高空 ――
[こちらにやって来てくれたサンダーエース。
私はクローズドと同時に動作命令も出した。
私は顔を上げて、私の瞳でその機影を捉え、またたきする]
[そうして――]
[オープンチャンネルで届いた、クロノからの挑発。
マリアの弾幕は、届くかと思いきや全て相殺されてしまう]
『大会に参戦したときからもとよりそのつもり』
(やれるものならやってみればいい)
[挑発には挑発で返す。
被弾情況では予め登録されたテンプレートしか返せはしないが]
[中央エリアからもそちらにやってくる機体。
マリアは顔にかかる髪を払いながらその姿を捉えた。
鈍くなるナノマシンを叱咤し、もう一度魔導銃を構えた]
[攻撃コマンドを入力しようとマリアが口を開いた時、
ニーナとのクローズド回線が開かれた]
[ちょっと今、マリアの機能が手一杯で、なおかつ腹や尾からナノマシンが零れ続けていて回線の切り替えまでナノマシンがまわらない。以降、落ち着くまでは全てオープン回線で通信を発する]
[矢継ぎ早に告げられるニーナの言葉。
索敵はマリアに任せ、私はすこししゅんと瞳を上にめぐらせた]
『……ごめんなさい、ニーナ。
これが一番はやかったの』
[謝る時は、ドラゴンではなく女の子で。
叩き込まれたマニュアルを礼儀だと私は思っている。
全て自分がリモートコントロールする単独ショーやプログラムされた通りのショーばかりやってきたので、実は私は共闘は不慣れだ。
この大会のシミュレーションプログラムにもなかったし]
『……シャノンは平気?』
[近くで同じく弾幕の滝にさらされた仲間に、私はマリアを通じて声をかけた]
[それから、あの弾幕や小型機の雨をどう切り抜けたか。
私は記憶を再生する余裕がなかったのであまり覚えていない]
[ニーナの指示通り相殺に専念するも、途中で炎が切れて気まずくて、マリアでルーンを乱射したことは覚えている]
[その場が落ち着けば、ニーナとシャノンが無事とはいえないまでも墜落していないことだけ確認して、手近なピットに転がりこんだ]
[待ち構えていた小人たちが、私とマリアに修復ゼリーをバケツリレーし、乱暴に倶利伽羅不動ガンが取り替えられる]
『……ありがと』
[ようやく個別回線にまわせた意識で、双方に**]
[ピットインすれば、そこで再び回線が開かれる]
好きに飛んでるだけでも、私は嬉しかった。
意識しないでそうさせるのがヒーローの条件だと聞く。
……「おっちゃん」に怒られる時は、一緒に謝りに行くさ
[修復材を受けているさなか、情報を反芻する。
まだ声の奥に怯えは潜む。それが消えることはない。
けれど、相手は少なくとも犯人ではないだろうから]
誰が、何故
[与太話をしていても、思考はそこに戻る]
……分からない。どんな手を使っても勝ちたいのだろう。
それでもたらされる喪失が、どんなものか知っているだろうか。
シャノンは怖いか?
ならばリタイアという手もあるだろう。
私には許されてはいないが……
[私の迷いが漏れてしまう]
犯人の乗る機体に攻撃をすれば、止められてしまうのだろうか。
[私は現在まだ堕ちていない機体一覧を呼び出して、唸った**]
―西空域、下層ピット―
[出迎えたのはGRAVEの研究員たちと
「こら、黒ピチ、あたしのフィリアちゃんを壊すんじゃなーい」
担当研究員長のピコハンだった]
まだ壊してませんよ。
それよりも、見てましたよね。
[担当研究員長は真面目な顔をして
「見てたけどわかんない。専門外の分野だと思うー。
けど、あの光は物理干渉を弾いてたように思えるのよね。ただ…」
あとの話は打ち切る。
戦闘のレポートを手早く書くと、研究員の一人に渡し、同じくピットインしているアルトキュムラスのところへ行った]
おい、さっきの光はなんだ。
―西/ピットエリア―
[ガタガタガタ、と機体の右半分が傾いたままピットの床を削る。
いつものようにふわり、とは着地できず、
アルトキュムラスは不恰好にフロアに突き刺さるようにピットインした。
暫く、操縦席から動けない。
自分でも驚くほど酷く、消耗していた。]
…はぁーーーー、びっくりした…
さっきの、あれ…
[核の声をはっきりと、聞いた。
王者のBF、それに、さっきの黒い竜。
核に見たことのない異変が起きているのは間違いない。
それを防ぐ力―――?]
なにが、おきてるんだよ。
アネキ、おれどーしたらいーんだ。
[ロジャーは、右手をぐっと握り締めて、それから開いて。
放心したように、それを見つめていた。
それから、はっと気付いたように通信記録を確かめる。
マリンブルー・スネイル――シャーロットからの通信は入っていない。
試しにクローズドの回線を繋ごうとしたが、反応はなかった。]
うわーーーー一緒に行くって言ったのにーーーー
ごめん、シャーロット。
あいつ、どーなったかな。追いつけたかな。
…機体、整備しなきゃ。
…さっきの、光。
うん、おれも、初めてだよあんなの。
―――けど。
[少しだけ迷って、それから、真剣な表情を向ける。]
あのさ。
ユージーンさん、「お前も声が聞こえるのか」って言ったよね。
おれが聞こえるのは――核’コア’の声。
あの光はたぶん、おれの――アルトキュムラスの、コアだ。
[言葉を探すように、時折口篭った。
はっきりしたことはなにも言えなかった。]
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