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―― 南空域最上層 ――
[マリアの視界がまっすぐに空を駆けるリトルアースと、その後を追う天球儀をとらえた]
(……追われているのか)
[2つの球体の軌跡を水晶の瞳で計算しながら、マリアは巨大なランチャーと一体化した左腕を目の前に掲げた]
『……キングが堕ちた直後が、第二波、ね。
倶利伽羅不動 ―― eorh ――』
[ヘラジカのルーンがくるくると私達の周囲を舞い、いくつもの輪を持つ天球儀へとランダムなホーミング軌道を保って漂いだした]
[ニーナの泣きそうな声が、クローズド回線に乗る]
[私の情報が探られたことなど知らない。
……マリア=カリラの情報もウィルアトゥワの情報も、パンクするほどに乱舞しているのだろうが、それは全てゆめまぼろし]
[ニーナが大会関係のアクセスログにダイブしたのなら、きっと分かってしまう。MiddanEdenが機密にしていること]
[マリア=カリラはウィルアトゥワの装備品の1つであり、"搭乗者"としては登録されていないこと。BFに搭乗者が必須のこの大会において搭乗者登録されている人物のIDは、MiddanEden内のホスピスに10数年前から入院している筈の、植物状態から回復していない筈の地球人男性だということ]
『ニーナ、頑張って』
[マリアの喉をナノマシンが動かし、明るい声が相手を励ます]
『私たちがやられそうになったら逃げちゃうからね』
[ラガリアの刺塵より放たれたレーザーの1つを私はかいくぐりながら言った。マリアは避けたレーザーの軌跡を目で追って、ぱちぱちと瞬きをしながら予想軌道を計算する]
――コクピット内――
[老兄弟からコンタクト。開かれたウィンドウに、それぞれの顔が映る]
『いいか、シュウ。こっからが本番だ』
『ゴードンを落としたからって、油断するな。ベテラン機はまだ、幾らでも残ってる。残存機の情報を更新してある、確認しろ』
[機体情報の確認と共に、更新されたデータをチェック。残りはおよそ4,50機というところだろうか]
『エース級と呼べるのは、その中の約1/3って所だな。
二位常連のナサニエル。白川のテストパイロット、マシマ。
GRAVEのユージーン。他には――』
『Camelot社の『ペンドラゴン』と『ランスロット』の二機。
こいつらはお前と同じく人型の機体、赤と緑の騎士だ。
コンビネーションに注意しろ』
『特殊なタイプだと『ウィルアトゥワ』に『ファフニール』。
それに、ラントの機体。『メテログラフト』。そのへんだな』
――うん、わかった。じゃあ、行ってくるね。
『ああ――行ってこい。
危ないと思ったら、いつでも戻ってこいよ』
『さっきみたいな隙の大きい技はあまり使うな。小刻みな機動を重視するんだ』
[それぞれの言葉に頷き、『アンギャルド』を*発進させた*]
―上空・FlashTaker機内―
[前回王者であるゴードンに向けて放たれる攻撃を、
広がる弾幕を見上げるようにして収めながら、赤い機体の行方を追う。
大会の第1波を越えられずに落下していくBFもファインダーには押さえているが、
その時点で落ちるようなBFは、技術的な面でも扱いは低い。
それよりは序盤の大一番を押さえる方を選んだわけだ。]
墜ちるのか、しのぐのか―?
[飛び交う弾幕へ向ける視線は二つ。カメラのレンズと、自身の瞳。
なるべく多くの攻撃が写るように引き気味に画角を決め、後はオートのまま。
自身は照準を見ながら自機の操作をし、楽しそうに笑んでいた。]
ん、んっ?
なんや?!
[赤い機体が動きを止めたのはその後のことだ。
思わず身を乗り出すようにしながら、前回王者へとズームする。
墜ちてゆく赤は鉤爪を伸ばすように、下へと。
一瞬だけ映った王者―ゴードンの表情はどうだったのだろう。]
な……。
[まさか、と思った。
いずれは、とわかってはいたがあまりにも早すぎる墜落だった。
しばらく呆然と、ぽかりと空いたように思える空間を見ていた。]
……そゆときも、あるもんやろか。
[釈然としない表情ので小さく肩をすくめ、再び手元のトリガーを握る。
弾幕が掠るだけだった照準のウインドウに第2波へと突入するエース急の機体を収め、
しばらくは撮影を続けるが]
追っかけんのはここまでやろか。
あまり張り付いてても取材にならんからな。
[頃合を見て場を離れようとじりじりと後退し始めた。**]
― 格納庫 ―
「今回も連覇ならずか……あいつにゃ期待してたんだが。」
「相当ひどい有様らしいぜ。」
[格納庫には人集り。
メカニックや記者の姿だけでなく、多くの野次馬達が回収された機体を見に集まっていた。]
やれやれ……一般客はそうそう入れないんじゃなかったのか。
第一波の収拾でスタッフが足りないのかもしれないが――
「おい、誰かゴードンの奴が脱出するのを見たか?」
[どこからかそんな声が聞こえる。]
―― …→地上/大会本部 ――
[会場の喧騒を背景に。]
分かった。
「Red WOLF」の決定に応じる。
[腕章から現れた矩形のホログラムウィンドウを閉じ、通信を終える。]
「残りは、50機程度になったね。
どうだった?」
[最初の言葉は、空で戦うBigFire達の数。
次の問いは、ゴードンの容態。]
あそこは大したもんさ。
顔色一つ変えずに、ゴードンに休養が出来たと言っている。
コアが、
/*
帰路につきつつ妄想してみたがヒーロー思考は大して持っていなかった。
そんな感じのクロノ注目ルート、開始。
*/
――上空/観客席(南西エリア西より・中層)――
[前回王者(チャンピオン)ゴードンの墜落という事態に良くも悪くも興奮していた観客席には緊張感が戻りつつあった。
なにせエース級の面々がまだ多く残っているのだ。一瞬たりとも見逃すわけにはいかない。
ゴードン機が「急に止まったようだった」と言う者はいたが、戦闘空域にいた者の何名かが見た、ゴードン機を包みコアへと収束した赤い光を見た者は、観客の中にはいないと思われた]
≪BigFire≫が動かなかった。
搭乗者は、助け出される時に親指を立てる元気はあったようだ。
[救出時の状況。全ては回収用BF機内で行われた為、ゴードンの様子は中継されていない。操縦席の状況は見れたものではなく、天空の覇者たるゴードンは、自機狼王のように赤く染まっていた。
狼王――「Red Wolf」が堅固に作られてあった事が幸いした。
弾幕兵装、装甲が破壊されても、搭乗席は全壊ではなかった。
今は、治療室(メディカルルーム)で治療中だが、程なく集中治療も終わるとの事だ。傷自体も、すぐにではないが消える事だろう。
最後の一言は、陽気に答えたものの、紅蓮の横顔は考え込んでいる。]
―回想 東空域・RedWOLF墜落前―
[「盾になる」その意思が伝わったのか、ロジャーからのオープンチャンネルの声は一瞬だけ遠のく。
その後、注意されて困ったように微笑んだ。それは音声のみの会話であるから彼に届く事は決して無かったのだが。]
もちろん、私も出来る限りは回避出来るようにします。
…お?
[何かを言い掛けて止めた、>>20言葉の続きを待つ。]
(だって、私は、「お」…?)
[放っておけば延々探り続けたかも知れないが、今自分達が居る場所は戦闘空域。兵装も展開したままなのだから気を緩めてはならないと、頭の隅に追いやった。
速度を上げて赤い機体へと向かうアルトキュムラスを追ってRainy Dayをいつでも放てるよう、集中する]
はい、ロジャーくんも…気を付けて下さいね。
[本当に、この後に彼と闘う事が出来るのだろうかと少し…考えながら進んで行った]
―回想終了―
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