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それと、最後の部分は誤りであります。
たしかに情報の改竄は行いましたが、それは誤った表記を訂正しただけで、おおむね偽った部分はありませんよ。
…多少こちらに有利になるよう、一部情報の隠蔽はさせていただきましたが…
[それはたとえば兵装に関する部分であったり、エントリーのための身元に関する部分であったりするのだが。さておき。
反論のような言葉を言い終えるころには、視界の端に機体状況の総合評価が表示されていた。…正直戦闘をするにはかなりきつい数値だが、有象無象の小型機ならばまだなんとでもなる範囲だろう。
ただ、相手がエース級の機体となると、逃げに徹したとしても、逃げ切れるかどうかといえばかなり厳しい]
…?
っ…
[そこまでを確認して、なにごとか言いかかったクロノの機体に目を向ける。
それは、ちょうど二機の人型機体が、本体がむき出しになったメテログラフトに攻撃を加えようと殺到した瞬間のこと。
騎士を模した二体は、こちらに一瞥をくれて、去っていく。それを追うことはしない。如何にクロノが窮地と言え、助けるほどの理由もなければ余力もない。
むしろ、自らが助かり、敵機が沈みえる今の状況は好都合とさえいっていいほどだろう。けれど、いや、だからだろうか]
…ご武運を。
[誰に言うともなく呟いた小さな声が、オープンチャンネルの通信に乗っていた]
夢幻の竜騎士 マリアは、シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ を投票先に選びました。
…こちらもあまり油断はできんでありますな。
フヅキ、コード・スターリィスカイ…
[エース級と思しき二体こそ素通りで去っていったが、それに続くようにして小型機が群がってくる。
数で押し包まれたら、切り抜けるのは難しい。なんとかその場を脱して活路を見つけようとする視線がさまよって…
…そして、目が合った]
(……なぜ、それを――っ)
[専用回線で響いてくる低い問いかけに、その意図を聞き返すことはない。
今まで聞いたいつよりも感情の込められたその声は、そこに込められた恐怖と動揺は、『それ』はやはり自分が知ってはいけないことだったんだと教えてくれた。
きり、と、小さく、歯噛みする。一瞬の、瞑目]
マリアさん。ウィルアトゥワ殿。
[今度は、あえて『役者名』で相手を呼ぶ。仮面が身を守るものでもあるのなら、群がる敵機の中で仮面が剥がれたままではあまりに無防備だ。…その原因を作ったのがほかでもない自分かと思うと、自分自身がいやになるけれど]
―――先刻、前大会勝者ゴードン殿の機体が撃墜される直前、不自然なBFコアの停止を確認しました。それに抗する手段として、外部から『それ』を行うことのできる機体を調査しようと試みた際に―――
[できるだけ感情を込めないように、機械的に事実を『報告』する。けれど、すべてを告げようとすれば、その意思が鈍る。
もう一度深呼吸して、覚悟を決めて、言葉を続けた]
―――その際に、今大会の出場者の中で、もっとも接触が多く、また、アドレスも伺っていたあなたから調査させていただきました。
…結果、不用意に触れるべきでなかった情報にまで調査の手を入れてしまったこと、申し訳なく思います―――
[言葉を切って歯の根をかみ締める。怖かった。それは、赤い光を見たときとはまったく異質の恐怖。けれどその原因を作ったのはほかでもない自分自身なのだから。逃げるわけにはいかない。向き合わなければいけない]
…それでも、まだ、ウィリアムさん、あなたが…自分を 友人と、呼んでいただけるのなら…
[口にして、言いかかった言葉を飲み込む。それは、あんまりに虫が良く、卑怯な言い方だ]
…いえ、あなたが小官を許さなくともかまいません。
ただ、なにを知ろうと、以前に誓った言葉に、約束に、嘘偽りはないと、それだけはどうか、忘れないでください―――
[そこまでいうのが、限界だった。こらえきれずに、送信していた回線を切る。バイザーを上げて、ぐいっと目を拭った。
通信の間、群がる敵機からは、フヅキが守ってくれていた。自動制御の機動と弾幕で、小型機をいなしていてくれた。
ここからは、自分の番。
なんとしてもこの場は切り抜けなくては。
誓いの言葉を、嘘にしないためにも…
加減を知らず、自らを追い込みかねないほどにエネルギーを吐き出しかねない、マリアとウィルアトゥワを守るためにも]
―――その際に、今大会の出場者の中でもっとも接触が多く、また、アドレスも伺っていたあなたから調査させていただきました。
…結果、不用意に触れるべきでなかった情報にまで調査の手を入れてしまったこと、申し訳なく思います―――
[言葉を切って歯の根をかみ締める。怖かった。それは、赤い光を見たときとはまったく異質の恐怖。けれどその原因を作ったのはほかでもない自分自身なのだから。逃げるわけにはいかない。向き合わなければいけない]
…それでも、まだ、ウィリアムさん、あなたが…自分を 友人と、呼んでいただけるのなら…
[口にして、言いかかった言葉を飲み込む。それは、あんまりに虫が良く、卑怯な言い方だ]
…いえ、あなたが小官を許さなくともかまいません。
ただ、なにを知ろうと、以前に誓った言葉に、約束に、嘘偽りはないと、それだけはどうか、忘れないでください―――
[そこまでいうのが、限界だった。こらえきれずに、送信していた回線を切る。バイザーを上げて、ぐいっと目を拭った。
通信の間、群がる敵機からは、フヅキが守ってくれていた。自動制御の機動と弾幕で、小型機をいなしていてくれた。
ここからは、自分の番。
なんとしてもこの場は切り抜けなくては。
誓いの言葉を、嘘にしないためにも…
加減を知らず、自らを追い込みかねないほどにエネルギーを吐き出しかねない、マリアとウィルアトゥワを守るためにも]
スターダスト!
[群がる敵機を払いのけ、あるいは撃ち落そうと、ぼろぼろになった青い機体が、青空に星屑を撒き散らした**]
『非道なる行い。』
『我ら誇り高き騎士。』
『『いざ、成敗。』』
――― の割りに、二人掛かりカ。
[オープンチャンネルに返事をせずに、呟く。
ひゅっと、クロノの手がぶれる。
ブババババと、激しく光弾を吐き出す状態なのを止めもせず、]
だが、まだ温い。
閉鎖された環境での強者だ。
[クロノの両手がゆっくりと、両脇のパネルに置かれる。
BigFireが落ちる――― 一方的な力で叩き落されてゆく。 その事に、クロノは、何故か心が落ち着いていた。チキュウ人が、特定の感情時、暗闇の部屋に行きたがり、部屋に篭れば落ち着くのに似ているのかもしれない。
悪い事の中でも、これは"小さい"。]
―― 南最上層 ――
[チョーカーで繋がったサンダーエースが猛スピードでこちらへやってくる。私は喉をちりちりさせて最後の炎を飲み込んだ]
[『ハミングバード』と登録された搭乗者むき出しの箒型小型機が、私の尾を霞める。私は思いきり振りぬいた。近づきすぎた1機、2機。払いのけるように落とす]
『……来ないで。嫌。触らないで』
[ぶつぶつと、それでも「らしく」フィルタリングされたマリア呟きがオープンチャンネルに漏れる。ニーナからのクローズドチャンネルから、彼女の声がマリアの耳に届く]
ああもう……。邪魔だ、この欠けた月目が。
[コクピットの中で誰も表情を読まれていないのを良い事に、苦虫を噛み潰したかのような表情をして苛立ちをあらわにする]
『どうしたどうした……。
ナサニエル・ウエクサ。
またの名を"シルバーコレクター"。
不釣合いな呼び名だよ、"シルバーコレクター"ってさ。』
[苛立ちを持っているのがわかっているのか、けたけたと笑いながらの挑発をやめない。
おまえのルナこそルナの雰囲気に不釣合いじゃないか、と心の中で呟きつつ、ルナを振り切る方法を考える]
[防御力のある鱗で固められた私の尾。
けれど、近接戦闘用にデザインされてはいない。
尾に激突したハミングバードが堕ちていくと同時、尾から白い液体も舞う]
『何故知っているの誰に聞いたの誰も知らない筈』
(それを知ってどうするのだ私を殺すのか
コアを壊すために知るのか)
[思考そのままのように私とマリアは次々と言葉を出す。
マリアの耳はニーナの声を収拾し、蓄積しているが私の脳がそれを解析しきっていない。尾から流れ出るナノマシンによるスイッチと、各種回線が覗かれていたのかもしれない。極度の興奮状態と判断した自己修復用のナノマシンが、緊急手段として鎮静作用のある物質を運びこむ。私の動きが鈍くなり、ニーナからの通信の解析がようやく始まる]
[それがどんなに彼女を傷つけることになるかは私は知らないが、少しリトルアースから距離をとる。サンダーエースが近くに来たのなら、きっとその背後まで]
『不自然なコアの停止――』
(そうか、やはりあれはそうか)
『……それをニーナ、あなたが言うの?
私を殺すために調べたのではない……?』
[かけつづけてもらっていた声の方にマリアの聴覚は向いていた。マリアの瞳がサンダーエースの機影をとらえた。
幾度か上空で弾幕を避ける時などすれ違っていたのかもしれないが、直接認識してとらえるのははじめてのような気がする]
シャノン
――すまない。
[私の脳に運ばれた鎮静剤の影響で、思考の駄々漏れは少し落ち着いてくる。けたたましい尖った思考ではなく、低く沈んだ声音が乗った]
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