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[前回の王者、ゴードンの赤が空へと駆け上がっていく]
さて、行くかね。
[指数が上昇傾向になっているのを感じる。
なるほど、プレッシャーとかだろうな。そう思いつつ、男は空を目指す。
スラスターを半分だけ起動させて、一定の距離を保ちながら、その烏羽の翼は飛び立った]
さて、問題はない。次の行動に移る。
[やっきになってゴードンを目指す者も多い中、ゆっくりとしたペースで与えられたものをこなす]
ブラスター、稼動。
[後方に向けたブラスターが火を吹く。
まだ上昇しかかっていないいくつかの機体を落ちない程度に焼き尽くす]
48%、54%、よし。
[ブラックボックスの稼動を示す指数がさらに上がるのを確認すると、男はゴードンへと距離を縮めようとする]
[程なくして、フヅキが照準の最終調整を終え…準備は整った]
…ルシファア!
[天に弓引く宵の明星の名を持つそのコードを受け、一筋の光条が、上空から赤い機体を狙って撃ち降ろされた。
…その一撃は、おそらく手傷を与えることはできただろう。
上手くすれば、弾幕兵装の一つももぎ取ることができたかもしれない。けれど、きっと、それまでだ。
撃ち落すには足りず、そしてそれならば更なる追撃をしなくてはならない。
できたばかりの仲間に連絡を入れておきはしたけれど、だからといって頼りきりになるわけにも行かず…
ここまで好きにやった分も合わせて、サポートに入りに行かねば。
…そう、思うのだけど…]
ちょっと。ほんのちょっとだけ時間を…!!
うくっ…うぅう…
[ここに来るまでぐるんぐるんこれ以上ないほど回ったせいで、酔った]
[とまぁ、一言二言は交わしただろうか。
開始も迫っているだろうし、そろそろ戻ろうかと思っていれば。
黒で上下ぱっつんな男の人が、先程少女が部品を撒く原因となったビニール入りの焼きそばか何かを、ぐちと踏み潰して、あろう事が邪魔だと。その上自分のだから文句言うなとの捨て台詞まで。]
―――あんた、ちょっと避けるぐらいの頭は無いの!?
しかも捨てたのに俺のだですって?所有権を主張するなら最後まで責任持ってゴミ箱に捨てなさいよね、バカなの!?
[失礼されて何かかちんと来たのか、男の背中に向けて少々声を荒立てる。効能の程は知らないし、何か言い返されるかも知れないが、そんな事はどうでも良いと。
戻ってくる気配も無しなので、仕方無しとちゃんとゴミ箱に入るまでを見届けて。]
……もう、何なのあr―――ちょっと通信です!
……あー。おっちゃん?ゴメンゴメン今すぐ向かうからー。
――失礼、ちょっと最終確認しろだそうです。時間も無いので失礼します、また上で!
[と、途中で呼び出しのコール。ぱっとニーナに頭を下げると、小走りで自分のブースの方に向かった。]
[空へと向かう間に思い出したのは、出発前に出逢ったナサニエルとの会話だった>>11]
大会に慣れて、結果はともかくとして楽しむ事…
そんな事を言ってもらったのは…初めて。ね、スネイルネン?精一杯、やりましょう。1つ1つの事を、悔いの残らないように!
[ナサニエルの言葉が、...の気持ちを良い方向に向けて行く。いつもの不安気な表情は其処にはもう無かった。
戦闘空域の上方からの星型の弾が降り注いで来る>>15のを確認したが、笑顔は崩れない]
大丈夫よ、スネイルネン…雨を呼びましょう。
Rainy day、『強い雨の日』
[パネルに素早く、くぃと弧を描く。マリンブルー・スネイルの背の渦を巻いた外周部分が開き、短いレーザーが連射され、星型の弾を撃つ。多少は外すだろうが頭部を短く収納する事で回避して行くだろう]
狂人役
人狼役が、「何か危なげなものを持ち込んだ」という事前情報を手に入れています。
狼役の味方につくのか、それとも狼役の敵に回るのか。一切をお任せします。自由度高く遊んで下さい。
中身が書いたってのを読み返すのも、何だか不思議な気分だ。おまかせ狼になるんじゃないのかって思ってたからな。
/*
でんでんむしェ…
実際に動かしてみたら愛嬌あるように思えるのですが、こいつに落とされたら泣くに泣けないだろうな…。
という所で明日はパレード本番なのでにゅるん。**
ほう、綺麗だな。
屑も屑なりに、散る時には綺麗になるのかね。
[まっさきに打ち上げられた、花火、もとい星型の弾幕。
まばらに空を埋め尽くすが、男は避けようともしなかった]
被弾確認、装甲値94%
当たった箇所は、ほんの一部か。
この程度なら、避ける必要はないな。
[機体に異常がない事を確認すると、男は進路を東側に取る]
さて、挨拶くらいはさせてもらおうか。
ヴォルレイ、シュート。
[中ほどの位置から、狼の耳を狙うように、光を収束させていく。
その光の流れは、無数の弾となりて、一直線に向かっていく。
光の河を思い起こさせるような弾幕が、チャンピオンの頭を狙った**]
――上空・南西エリア→中央エリア――
[グン、と凄まじいGが発生する。
視界が赤く染まり、同時に機体各部のスラスターから発せられたエネルギーが光の軌跡を描いた。接近に気づいたのだろう、数機のBigFireがこちらに砲口を照準した]
ふふ、見えてる、よ!
下へ潜って、2時方向2機にレーザーロック。
11時方向の3機をその次!
[背面の『響洞膜』が左右へと展開、柔軟な動きで目標を捕捉する。紫色の光線が発射され、電光と共に撃墜した]
さて、っと、次は?
−戦闘空域−
[他の者のBFも続々と飛び立っている。まず探すは……前回の覇者である男、ゴードンの機体]
あそこか。
[ゴードンの機体位置は発見したものの、近づこうとはしない。ゴードンの機体を狙うものは多いが、ゴードンは優れたパイロットであり、下手にゴードンの機体を狙いに行くと逆に返り討ちに遭いかねないし、他の機体に巻き込まれ不測の事態が起こる可能性もある]
それに私も不名誉なあだ名であるが、シルバーコレクターだ。私を狙ってゴードンにと考える輩も多いだろう。
なぁ、そこの機体。
[既に自分を狙う機体があるのに気が付いたらしい。そして、即座に装甲を起動させるスイッチを押す。狙っていたのは今まで会話を交わしたり、姿を見た事のある機体とは違う機体]
/*
んー…あれ?
なんだかモブBFとの戦闘が始まっているような気配…でありましょうか?
んっんー…とりあえずまずはゴードン撃墜最優先ということで、モブNPCはゴードンの引き立て役的な意味合いかと思っていたので、なんかもうその辺一掃するくらいの勢いで☆ばら撒いてみたのでありますがー…ふぅむ。
予想以上に参加機体が多い感じになっているのでありましょうか。
まずは様子見でありますなー。
せっかくゴードンの機体も詳細な設定がなされているので、明日辺りはその辺踏まえて今度は『応酬』ッぽいこともしたいところでありますが…さて。
まずゴードンに行かず私に向かった事に敬意を示すよ。……だが、気が付いていなかったか?私が既に準備をしていたことに。
[ナサニエルのつけているヘッドセット経由で、対象機のパイロットのえ、という声がナサニエルに届いただろうか。
次の瞬間、炎が対象機に迫り、それを避け切れずに墜ちていく
ナサニエルを狙っていた、あるいはナサニエルを狙っていた機体を狙っていた機体は炎を避けようとして、次の炎へとぶつかって撃墜される]
私にこうして撃墜される、という事はゴードン相手でも厳しいだろう。次回の大会で会う時こそは、強くなっている事を期待する。
[それは、中層の北東側空域での話。
目標とするゴードンは、高層の北側空域にて戦闘を繰り広げている]**
―回想・自ブース―
へいおっちゃん差し入れコーヒー!
『おう、って時間ねーからさっさと乗りやがれ嬢ちゃん』
あいよ!
[ポケットに入れていたコーヒー缶を投げ渡すと、その勢いでサンダーエースのコクピットに着替えは後回しと乗り込む、アナログとデジタルが混在するような二昔ほどレトロなデザインのコクピットが、しっくり馴染む様で心地よい、ぎゅ、と操縦桿を握る手にも力が入る]
『おおよその仕様は変えて無い、ただスラスターやらバイパスギヤか何か細々を強化品に替えてあるだけだ。
よし、細部メーター類を確認しつつ起動させてやれ。』
[核を待機から起動へ、変換機への回路を繋ぐ、ぱちりぱちりと何時もの手順でスイッチをOffからOnへ。
計器類の数値は、首を絞めるように規定の数値を指し示す。
何も、問題は無い。]
『よーしよし、いい子だ。』
[起動手順の最後に、今では殆ど生態認証に変わり消えてしまった『鍵』を廻す。
その時ばかりは、何時もより重かったその行為が、何よりも機体に何かを生み出させるようで。
小さく細い高周波数の音が、一気に高らかに歌い上げるように。]
『問題無し、流石俺の整備した機体だ。
時間も押してる、早く着替えて来な。』
[通信用のヘッドセットに、通常の交信用のチャンネルとは違う物が用意されているのに気が付いた]
……一体これは何だ?
[正体を確かめるべく、チャンネルを切り替えてみる]
聞こえるか。私はナサニエル・ウエクサだ。
応答せよ。**
[おもちゃ箱をひっくり返したような様々な色の弾幕の雨あられ。
鋼の白鳥はその中を掻い潜って飛翔、追ってきたものか、背後で避け切れず爆散する気配が幾つか。]
この程度は小手調べ。抜けられぬようでは敵わないな。
[目指すは王者たる赤き狼、天上からの流星に怯んだ隙へと飛び込む。]
斬月・上弦っ!!
[青白く輝く白鋼の翼。急上昇しながら逆袈裟に、赤い機体を掠める光子刃。
だが、わずかに浅い。]
くっ!!
[急角度に旋回して離脱。コンマ一秒前の残像が、いつかのように三本の三日月に切り裂かれた。]
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