情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
−遠い昔・実験惑星ダレイオスIII−
[ダレイオスIIIの様子を宇宙船から見守っている一組の男女と、物心もまだついていないと思われる子供。その横には、B.F.F編集長の父親もいた。
男女はナサニエルの両親で、実験惑星ダレイオスIIIへの派遣の決まったGalacticAssemblyの社員。B.F.F編集長の父親はナサニエルの両親とも親交が深かった。]
「ナサニエル。あれが……私達の作るBF。アンギャルド(EnGarde)。」
[まだ物心ついていないナサニエルに、試作品のさらに試作品であった漆黒の騎士を見せる。幼いナサニエルに、その姿は数少ない幼い頃の記憶の一つとして残った。
やがて、宇宙船がダレイオスIIIの地上へと降りる。]
「ナサニエル……やっぱり、私はナサニエルを置いてはいけないわ。ナサニエルもここに来ましょう。」
「何を言っているんだ。あの子は優秀な子だよ。この実験惑星に置いて、命を落とすような事があってはいけない。」
[母親をなだめる父親。ナサニエルにはも何が起こっているのかすらもわからなかった。
やがて意を決して、両親はタラップを降りる。]
「ナサニエル……達者でな。」
「……さよなら、ナサニエル……。」
―南西/高層域―
[Red WOLFを追い、追撃する群の先端を白い鳥のような機体が空を切る。
その瞬間、まるで小さな惑星――クロノのBFメテログラフトから全方位に向かって光弾が放たれる。
>>83気流に乗っていたロジャーの機体は、避けようにも空域が近づきすぎていた。]
くっ…霧雲’stratus’!!!!!
[軽い機体は爆風に回転する。上下左右映る空がくるくると回る。
操縦桿をぐっと握ったまま、翳した右手に力を込める。
コアの赤が、ロジャーの小さな手を包むように大きくなり一際濃くなった。]
[回転するアイボリーがベールがかかったようにぼんやりする。
発動されたリフレクトバリアは、メテログラフトの放った光弾を吸収して
アルトキュムラスは回転を止め、きゅっ、と空中で止まった。]
[それが、ナサニエルが父と母の姿を見た最後。
編集長の父親は、いつの日か機会があればナサニエルにその設計書を役立ててもらおうと、あらかじめ両親から手渡されていた設計書を胸ポケットにしまった。]
[それからしばらくの年月がたち、ナサニエルは実験惑星ダレイオスIIIの事故を知るが、そこに両親がいた事は全く知る由も無い。
さらに、B.F.F編集長の父親は亡くな直前にB.F.F編集長に「しかるべき時が来たらナサニエル・ウエクサに渡して欲しい」と言い残し、編集長に設計書を託した。
ナサニエルにB.F.Fでの連載を依頼したのも全てはその設計書を渡す為であった。]
[一瞬の空白。
シュゥン。
吸収された光弾がエネルギーをそのまま包み込んで、
バシュ。
霧雲が拡散する。
リフレクトバリア――跳ね返された光弾は、発射されたもとの方向へ――
…クロノのメテログラフトを追う。]
―南西空域下層・ピット付近―
少々厄介な位置でありますな…
[ピットがあったのは迫り来る弾幕の下層にあたる空域。
上空に比べて密度が低いとはいえ弾幕の中に自ら飛び込んでいくことには変わりない]
フヅキ。
フルムーンの出力調整をマニュアルに。コメットの調整は任せるであります。
[告げて、弾幕の間をすり抜けるようにフルムーンの放出で軌道を変えながら、ピットに向かってなお進む。
しかし、その真正面に、ちょうど壁となるように、大型弾の群れ]
…フルムーン!
[叫んで、軌道修正に使っていたフルムーンを、本来の用途に使用する。つまりは、弾幕の相殺に。
巨大な光弾によって弾幕が消失したその空間に、ふたたびコメットの噴射によって飛び込んで]
こちら参加登録機体リトルアース。
機体の収容を要請するであります!
[指向性通信を使ってピットに要請を出す。即座に放たれた牽引ビームによって小さな球体の機体は受け止められ、ピットに迎え入れられた]
さて、すぐに修理を済ませて戻らなくては…
[すとん、とパイロットスーツのままピットの整備区画に降り立つと、すぐさま機体を開いて過剰駆動により焼きついたパーツを、パイロットスーツの断熱性に物を言わせて手早く取り替えていった**]
[編集長が設計書を預かり、渡していた事は知らないが、自分がダレイオスIIIを宇宙船の上から見た事、父と母がダレイオスIIIにいた事は、アンギャルドを見て思い出した。]
そうか……。
私の父と母は、ダレイオスIIIにいたのだったな。
私は人狼の血を継ぐ者で、父と母も一般の人間よりも体は丈夫だったとは思うが、あんな事故に巻き込まれていては恐らくは……。
[あの設計書に惹かれたのは、本能的なものであったのだろう。
ほんの短い期間ではあっても、自分の父母であるのには変わりは無い。その父母が時を越えてこうして伝言を送ってくれている事に感慨を覚えていた]
うっわあーーーーーびびった!!!すっげーーーーーびびった!!!
アルトキュムラス、サンキューーーーー
[暫くリフレクトバリアは使えない。
ロジャーの機体は飛び交う弾幕を、ランダムに角度を変えながらすり抜けた。
装甲はそれほど強くはない。被弾すればダメージは大きいだろう。
ピットイン出来るまで、うまく攻撃を避け、Red WOLFに接近するしかない。
ロジャーはぐるりと周囲を見回した。
心臓はバクバクと波打っていたけれど、
空色の瞳は大きく見開かれ、口元は少し震えながら笑っていた。]
プレイヤー。祈る者、か。
あの惑星にいたという事は私の父母もそうだったのかも知れないな。
もし私の父母がそれならば、私にもそれが出来るという事になるのかな。
――北西エリア・上空――
[高度を上げつつ目標までの距離を測定、構成区画を設定していく。少女と機体それぞれの左手首で、球体表面に虹の彩りが躍動する]
発動までのカウント、……2,1,0.
“籠の中で唄う小鳥よ!”――『フォースケイジ』!
[“起動言語(トリガー)”と共に、『Red Wolf』の居る空間へ向けて緑色の矩形をした高速弾が発射される。それらは空中で一旦停止、互いに連結するように伸びていった]
[それは対象とした中規模の空間を取り囲む“檻”を設置する、特殊弾幕。持続時間は約十秒。
内部では低速の小型弾が格子状に生まれ、端から端へと飛び交う。小型機なら、その間を抜けるのは集中すれば難しくは*無いだろう*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新