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/*
というわけでどうも飛び入り見物人さんです。しばらくの間よろしくお願いします・∀・
そんなに気合いを入れたわけでもないのにキャラ設定広がるわ広がるわ。おそるべしSF。
*/
─ 格納庫 ─
あー…ご苦労様っす!
[整備スタッフ達は最終調整に忙しい様子。
ペコリとお辞儀をして、白鋼色の機体を見上げた。
ベースの機体は最新型ではないが、次のモデルチェンジの時に標準搭載予定の機能の実験機でもある。
サラリーマンパイロットである真嶋にとっての大会は、ある意味自社製品のデモンストレーションの絶好の機会。
上位に食い込むのはモチロンのこと、如何に全宇宙にこの小さな島国の技術の粋を魅せつけるか…それが彼の社員としての使命だった。]
[チームは完全分業制。
テイクオフ前のシンクロドライヴ調整までは自分の出番は殆ど無い。
ぼんやりつったって居るのも邪魔だろうからと、少しそこらへ散歩に出る。
陽気なBGMに乗ったざわめきと、香ばしいソースや甘いものの混じったような祭り特有の匂い。]
あ、ゴードンさん!ご無沙汰してます。
[格納庫から出たところで、タバコをふかしていたたくましい背中に声をかけた。
がっちりと交わした握手は相変わらず痛いくらい力強い。
大会常連の彼とは、一昨年・昨年と攻戦しあった仲。
昨年は確か、花火のようにスパークする光球の群れをチャフグレネードで拡散させて懐に入るも、両の爪から放たれた鎌鼬の如きレーザー刃をもろに喰らって爆散。
皮肉にも、新型コアの緊急防護装置の性能の素晴らしさを全宇宙にアピールする結果になった訳だけれど…]
あぁ、今年は連れてきてないんスよ。
先月、二人目が産まれたもんで。
[妻子はどうしたと問われて、照れくさそうに頬を掻いた。
今年四つになる息子は、生中継を楽しみにしているらしい。]
私も子供欲しいぞ…!嫁も欲しい!とか中の人交じりの独り言では思うけれど、
中の人:紅蓮にも子供居たら良いよなあ。
紅蓮:ははっ、こういうのは(色んな意味で)出逢いだよ。
こんな風なのですよね、実際には。
やっとPCの感覚が戻って来た感じか。
マシマ、格好良いなー。凄く機体も格好良いなー。
ゴードンさんも、これくらい格好良くしたかったなー。
村進行中は、見るのをwktkしていよう。
―― 格納庫 ――
[マリアの瞳が通常より長い時間捉えていた白いもこもこのBF。マリアはその傍らにいた少年の歓声を耳にした]
『こんにちは、キミ』
[ぶんぶんと勢いよく振られる手。にこりと表情筋を動かして、マリアは大きく手を振りかえした。マリアがふと気がつけば、マリアの隣で私も金色の瞳を開けて、サービスとばかりにちろちろ炎を躍らせていた。熱量のない、飾りの機能]
『―― へぇ。あんな小さい子も選手なんだ』
[彼が白いもこもこのBFに乗り込むのを見かけて、マリアは小さく呟いた。その隣で私が鼻を鳴らす]
『子どもに勝ったら、まずいかな?』
(マリア=カリラはおとなげないから平気だろう。
【妖精と時計ワニ】のクエストでは子ども達のレースに乱入して優勝している。勝った後、フォローに入れば問題ないね。レース中、余裕があれば1度くらいアシストに入るくらいはしておいた方が宣伝効率は良さそうだけど)
『……やっぱり、マリアよりウィリーの方がライブラリ検索早いのは間違ってる気がするわ』
(ナノマシン量の差だ、諦めると好いよ、私)
[マリアが拗ねたように唇を尖らせ、水晶の瞳で私を睨む]
『……その涼しい顔って、外から見るとすごくむかつくわ。
勝ったら、報奨金で私の鼻をデザインしなおさないと』
[マリアはつんと顎を跳ね上げて、私から離れた]
(それはいい。ああ、マリア。
ここを出るならついでに装備調整班の様子を見てきてほしい。
私はここから動けないから)
[ちらりと格納庫の方を振り向いて、少年の歓声に苦笑い。
どう見ても見学の児童ではなさそうだ。]
(参ったね、やり辛い相手だ。
びーびー泣かれちまったりしたら困るなぁ…)
[参加するからにはそう言う覚悟は出来ているはずだろうけれど、
それでもあまりいい気がしないのは自分の息子とついついダブるからか。]
――大会会場の売店――
[ホログラフポスターだのゴードン饅頭だの売り場にあふれるゴードングッズに驚愕の声をあげる]
うあおう。ゴードンがいっぱいだあ。
すげえやつだぜゴードン。
俺の相手に不足はない!
ん?
何だあの叫んでいるのは。
[クロノの目がイターをとらえる。]
「ババルウという星の者のようです。」
[クロノの疑問に、データ探索をした側近が答える。]
あのチキュウ人を倒そうというのは見上げた心がけ。
だが残念だったな。
あのチキュウ人を倒すのはヲレだ!
[ふはははは、と高笑いをするクロノ。]
/*
絡もうと思ったらこれだよ!
ん?
何だあの叫んでいるのは。
[クロノの目がイターをとらえる。]
「ババルウという星の者のようです。」
[クロノの疑問に、姿からデータ探索をした側近が答える。]
あのチキュウ人を倒そうというのは見上げた心がけ。
だが残念だったな。
あのチキュウ人を倒すのはヲレだ!
[ふはははは、と高笑いをするクロノ。]
8人目、シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ がやってきました。
シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサは、おまかせ を希望しました。
−地上・B.F.Fブース−
[B.F.F。BigFireFans、すなわちBigFireのファンマガジンである。定期的に刊行され、各参加者のBigFireの解説や紹介、パイロットの素顔やファンの声などを乗せた物である。
公式の動画配信等も行っている、大会関係者の間ではよく知られた存在となっている。
もちろんこのB.F.Fも大会にブースを出し、バックナンバーの販売等も行われている]
やぁ。
……このB.F.Fで連載を持っているんだ、挨拶に来るの位は当然だろう?
[突然の来訪者にブースにいたB.F.F関係者は半ば驚いた様子ではあるが、さも当たり前のことであるかのように振舞う。
B.F.Fブースに立ち寄っていた他の参加者からは、「ほら、あのシルバーコレクターよ」「今回もどんなシルバーっぷりを見せてくれるのか期待してるぞ」「いや逆に今回こそ陥落するんじゃないのか?」等と小声で噂話がされている。
ファン達の戯言は耳に入ってはいるが気にしないことにして、ブースの「記者」の腕章を付けている者やブースにいる社員と話し込む。
時折、握手やサインを求めるファンがいればそれに答えながら。]
[持っている連載、それはBigFireに関しての事とは全く毛色の異なる人生相談。最初は、もう少しまともな事をさせてくれと嫌々ながらもやっていたが、何だかんだで続けている。]
お疲れ様。
……編集長がここに現れるとは珍しい。
前回は忙しいとか言ってブースにも顔を見せなかった編集長がどうしてここに。
[編集長に挨拶をする。すると編集長はにこやかに笑いつつ、このブースで来た相談だよ、と言ってペーパーを手渡す]
どれどれ。
……まぁ、どれもこれもよくある相談だな。
わかった、これを締め切りまでにこなせば良いのだろう?
[よくある相談だな、の言葉の後に編集長の目の色が変わったような気がしたが、ナサニエルは気が付いた様子も無く話を続ける。]
それにしてもだ、どうしてこう私のこれを載せてくれというものを載せないで、これだけはやめてくれという物ばかりを載せるのかね。
色々と世話になった縁もあるし、何よりもこうして相談を寄せてくれる者もいるからそちらから打ち切って欲しいと言われない限りは続けるつもりではいるが。
まぁ、シルバーコレクターなんて言っている奴らを黙らせるような見出しを、次のB.F.Fに載せるからせいぜい見るがいいさ。
それじゃあ、そろそろ格納庫に行かせて……。
[格納庫に向かおうとするナサニエルを再び編集長が呼び止める。せっかくここに来たのだから少しの間でも生の人生相談をやってもらおう、という事で無理やり椅子に座らせられた]
……私はこの大会の参加者なんだが。
[と、ぼやいていると早速相談者が現れ時間まで相談に乗る。
その時間がナサニエルにとってとてもながく感じられたのは言うまでもない。]
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