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―― 回想 格納庫 ――
[私が声をかけたなら、遊星の落とし子は足を止めた。
どこかほっとしたような相手の姿に、私とマリアは同時に同じ角度で首をかしげた。尤も、私に張り付いた修復剤が邪魔をしてそれは一瞬のことだったのだけれど]
『ううん、いいっていいって。
あんな面白そうな話って乗らなかったら勿体無いじゃない。
あれやるなら、テスト飛行サボるんじゃなかったなあ』
(真面目にやった方がいい時もあると学べてよかったじゃないか、マリア)
[私の代わりに掌ぱたぱた振ってニーナに答えたマリアは私の台詞に、片目を細めて私をみやる。つん、とマリアは直後、顔を私からそらした]
『………お礼?』
(私たちがするもののことではないのか?)
[ニーナが考え込んでいる間、マリアと漫才じみたやりとりをしていた私は、マリアに差し出されたものを見てマリアとニーナを交互に見た。
マリアはそれを受け取って、同じく私と彼女へ交互に視線を動かしている。マリアの手指は、そのフィルムを丁寧に破れやすいものの様に預かっている]
『それはこちらにとっても大歓迎。
……信用できないとか、要らないなんてないわ』
[マリアは胸元の宝石を外すと、手早くそのフィルムを端末に読み込ませていく。殴りあった相手と共闘とは、上層部にとても喜ばれそうな話だ]
『でも、ウィリーってばドラゴンの癖にずるい。
こんなにはやくナンパしちゃうなんて』
[石の煌きはニーナの情報の登録完了作業が終わったサイン。
マリアは教わったアドレスと周波数帯に、同様に自分のアドレスや周波数を送信する]
『じゃあ、私たちのも。
ウィリーへだけの回線はないの。ごめんね』
(望むなら、今から作ってもいいんだがね)
『友だちの独り占めはずるいのよ。
―― ああ、でもここで新しい友人が出来るとは思わなかった。なんだか嬉しい。そりゃ、お互いお互いの勝利が一番だけど、ライバルとしてもよろしくね』
[マリアはにっこり笑みを作ってニーナに片手を差し出した。私も、瞼と首をゆっくり動かし会釈をしてみる。この格納庫では満足に動けないのがいかんともしがたい]
―― 回想 格納庫 ――
『じゃあ、記念にお茶でも飲んでいく? ご馳走するわ』
[ニーナにはそんな風に誘いかけたが、乗ってもらえたかどうか。いずれにしろ、去っていった相手の背を並んで見送ると、マリアは私にことんと寄りかかって座り込んだ。私は鼻面をマリアにこすりつける]
『ねえ。ドラゴンは人間と友だちになれる?』
(大丈夫だろう。元は人間なのだから)
『今は?』
(さてね。生きてはいるのではないかな)
『コアが動いている限りはね』
[自問自答をしたいとき、2つに分かれていることは便利だ]
―― 回想終了 ――
―格納庫―
[ユージーンに背を向けて走り出した先は、もちろん格納庫だ。
ロジャーは息を切らせて駆け込んだ先に、星模様を見つけ手を振った。
もしかすると、まだシャーロットや、初めて見る兎人――
データはめずらしいのでよく覚えていた――
クロノもいたかもしれない、が。]
グレンさーーーん!
間に合ったーーー??
ゴ、ゴードン、と「Red WOLF」………
まだ、いるーーー?
[大きな声は、格納庫に反響して、
ワンワン鳴った。
そのあたりにいる者の耳には届いただろう。]
―― 回想・屋台村>>442 ――
[ロジャーが、一つだけ間違っているのは今もBF乗りではあるということ。そして日に焼けていたのは、地球の厳しく美しい自然の中を歩き回っていた所為もあるのだろう。
高い文明を誇り、比類する素晴らしい自然環境を持つ。青い、星。
地球の自然環境について補助管理を行う機械存在G.Mother。けれども、細かい手間暇は、蒼穹から見下ろせば小さくてちっぽけに見える存在達が手をかけてやらなければならない。それが生物であろうと生物以外であろうと。手を取り合って生きるこの星が、紅蓮は好きだ。
少年の決意>>444に嬉しくなる。青空と同じ瞳に紫の瞳が頷く。
丁度、「界渡りのウィルアトゥワ」――天の川銀河の星系を一つ買い取った「MiddanEden」によるもの――が、上空を横切る。
年は幼くても体が憶えた知識>>445。その声を聞きながら、空を仰ぎ見た。眩しそうに目を細め――]
―― 回想終了・格納庫 ――
[――そのウィルアトゥワが、今格納庫に居る。]
―― 格納庫 ――
[黒い大きな円形の耳をした人型鼠の一団が、パレード音楽を演奏しながら格納庫に兵装を届けに来たのは先ほどのこと]
『……わお』
[マリアは私の前に胡坐をかいて、ビーム居合い剣をチェックしていた]
[グレンが連れて行ってくれた、Red WOLFの格納スペース。
ロジャーは興奮を押さえきれず、震える手をぎゅっと握った。
目の前にいる「王者」を目を輝かせてじっと見つめた。
本物だ。]
………
…あの!………おれ
[声が少しだけ掠れ、途切れる。
普段のように話せず、困ったようにロジャーは頭を掻いた。]
―回想 格納庫・入り口―
[兎人はクロノであるか、その問い>>441に対する返答は2人のいずれからも無い。しかし、その事からクロノの事なのだと...は把握した]
は、はぃ…
無事に何事もなくなるので、あれば…それは良い事だと、思います。
でも…
(魂……不思議な事を言うウサギさん…)
[目の前の黒隗は人の心や感情に敏感なのだろうか。今しばらくの動作を見つめてそう捉え、また気持ちを大事に>>459と真っ直ぐに自分を見つめられた時には頬を朱に染めてうろたえた]
ぁ……は、はい…
[言葉が続かない、続けられない。
今、黒隗は自分の何かを見つめてくれた。その事に対する気持ちを表したいのに、出来ない自分を歯痒く思う]
―回想 格納庫・入り口―
[言葉に詰まっているその間に、今度は下の男性が口を開いた。彼が教えてくれたのはクロノに関わりのあるニュースがあるらしいデータバンク>>461
...は教わった座標を端末に記録する]
ニュース、データバンク…。
[それ以上は2人には問わなかった。全ては其処にある、クロノに関する出来事を確認してからでないと、手伝いも何もないと思ったからだ]
わかりました、一度…見てみます。
クロノさんの…困った事が、少しでも早く解決するようお手伝い出来る事を探してみます。
[じわじわと荷物を持つ腕が痺れ出す]
―― 格納庫 ――
「ナノマシン。」
[ウィルアトゥワ。その巨体。
ファンタジー世界から抜け出した西洋の竜(ドラゴン)。
燃えるような真紅の鬣は、マリアを映えさせるようにも思われる。
水晶緑の鱗で覆われた体とその長い尻尾。リボンをつけたら可愛く見えるかもしれない――ドラゴン本人はどう思うか分からないが――。]
「それに、とても賑やか。」
[耳だけを動かす白兎を肩に、離れた所からウィルアトゥワとマリアを眺めている。計算されて造られた美しさ。取り囲むパレード隊で、そのブースは一層楽しげだった。
記者、中継を行う取材クルー達が、アーネストも居る格納庫の上部通路>>337>>340や、ブース近くからその様子を撮影していた。]
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