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な、何故スネイルネンだけフルボッコ!ww
でも、ちょっと色見本見たら結構きちゃない色してますよね、マリンブルー。ターコイズブルーにしておけば良かったかな?まぁ渋い色も悪くはないかな?
後、誰がどう見ても空飛ぶカタツムリは不気味ですね!
しくったなー。
――観戦スタンド――
[掛けられた声と差し出された手。そちらを見遣って、小さく声を上げた。少女が付けているのと同じピンバッジ――出場証]
……う、ごめん、なさい。
[男性客らの囲みから逃げ出て、彼らとマシマとを何度か見て]
ぁ、あたし。出場者、なんです。もう、行かなきゃ。
……時間、だよね?
ふん?
[ぽんぽん、とマリンブルー・スネイルの機体側面を叩く(と言ってもぽふぽふな感じだ)]
チキュウは青いからな。
チキュウの青かと聞いた。
[ちらっと遠くの側近を見、それから周囲のBigFire達を目だけで見渡した。]
おい、中を見せろ。
[参加者同士である事を忘れたような、強引な言葉。]
突然ですまない。
君は先程の弾幕ショーを行っていたパイロットだね。
私はこの大会の参加者の一人のナサニエル・ウエクサだ。
先程の弾幕ショー、なかなか良い物を見させていただいたよ。
そのお礼と言っては何だが、これを差し上げよう。
[そう言って、手に持っていた焼きそばをニーナへと手渡そうとする]
先程走ってきている君の様子を見ていると、どうも疲れているというか、何も食べていないのではないかというような気がしてね。
先程の弾幕ショーでも体力を消耗しただろう。それでこの状況では、本戦で万一の事があったら君自身も大変だろう。
遠慮せずこの焼きそばを食べていいよ。もちろん、売店で買ってから手はつけていないしずっと手元を離してはいないから心配もしないでいい。
――格納庫――
[格納庫の中には様々なBigFireがあった。
が、大半の機体が整備を終えているのか人の姿はまばらだった。
おまけによからぬものの進入を防がんとする警備の姿もない。
拍子抜けしつつ一歩足を踏み入れる]
街の工場の格納庫より数段デカいですね……
と、それはさておき、何かイメージの手がかりになるようなものを……
[あたりを見回すとこちらに近付くさっきの黒い服の男が視界に入った。
「悪くはなかった(>>251)」というセリフに思わず笑みがこぼれた]
焼きそばもう一つですね。
[だが次のセリフに笑みが凍りつく]
BFに喰わせてやった……
それはつまりBFに食べ物をぶっかけるか何かして……
食べ物を粗末にしたのみならず……
[素直に手を取る様子にニコッと人懐っこい笑み。]
すいませんね、ちょっと飲み物買ってたらはぐれちゃったもんで。
あっちで見学する?それとも一旦倉庫戻ろうか?
[保護者ですよーって顔で少女を確保し、周りの大人達にペコリと頭を下げた。]
[正確にはぶっかけられる形状をした食材ではないため、引っかけたという表現が正しいのだがそんなこと少女が知る由もない]
誇れるものを……粗末に扱ったんですね……
[果たしてその小さな呟きは聞こえたのか]
うん、そろそろ時間かな?
行こっか。
[少女の手を引いて、格納庫へ向かう。
こんな小さな手の持ち主が操縦桿を握るのかと思うと、やはり人の親だけに思うところは無くはなかった。]
シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサは、霊能者 に希望を変更しました。
……?
[『これを、』の言葉とともに差し出されたパックを思い切り警戒の目でじぃっと見つめ、男の姿と見比べて観察する。
鼻を突く香ばしいかおりから察するに、焼きそばと呼ばれるそれはどうやら食品であるらしい。そういえば、酒店で働いていたときも先ほど屋台の中を走り抜けたときも、その名前はちらちらと目に入っていた気がする。
それは、とてもとてもすばらしい誘惑に満ちていた。いたが、しかし…]
い、いえ、見知らぬ方からの施しは受けてはいけないと聞かされておりますので、え、えええええええ…え、え、遠慮いたします!!
[その言葉に思い切り躊躇をにじませながら、それでもきっぱりと断る。誘惑を振り切るように、焼きそばから必死で目をそむけ。香ばしいかおりからじりじりと後ずさりをして。
…我慢ができなくなる前にと、格納庫の中へと逃げ出した。
もっとも、格納庫はすぐそこなので、追おうとすればすぐにも追いつかれるだろうけど]
(この黒い兎さんは、地球に興味があるのかしら…)
は、はい、中…ですか?
ちょっと待って下さいね…。
[青、そこに注目していた黒い兎の言葉に従い、慌てて立ち上がってBFの側面へと移動した]
スネイルネン、お客様を中へ。
[そう呼びかけながら、触覚のようなものへ手をかざすと頭部にあたる部分が弾けるように左右に開き、操縦席が現れた。
大人が1人収まる程度の座席、側にはヘッドセットが掛けられている]
――観戦スタンド――
[ごく自然な様子でその場から連れ出してくれた青年に感謝しつつも、少女の視線は落ち着かなくあちこちを見回す]
え……ええっ、と……どこか、落ち着いた場所、の方が。
[少女が意識を取り戻してから、地球時間でおよそ一年ほど。地球に到着してからどれもこれも初めての経験ばかりで、考えてみればちゃんと休息を取ってすらいなかった]
……休憩所とかって、ある、かな?
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