550 証を負う運命の話
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飛んで火にいる ジラ
[棚に近付いたは良いが、棚の前につっ立ってじーっと棚を見つめ続けること暫し。]
…………。
[暫しして、何かを諦めたように棚を片っ端から開け始めた。引き出しも全部引っ張り出して、あさって。片付けて閉めて。
そんなのを繰り返した揚句に、一番目につく所の薬を手にとってため息をついてた。]
【独】 飛んで火にいる ジラ
/*
いや、単純にあんまり人と話ししてないから、
出て誰かきたら話しして―なー。フランがこの時間空いてて話ししてくれる気あるなら、出てきて欲しいな―。
位で出たから、目的が何も無いんだが。
妹死んでからやる行動でも無い気がするぞ。まぁええわ。
*/
【独】 飛んで火にいる ジラ
/*
これで犯人外してたら大笑いなお呼び出し。
さっきの黒候補からさりげにヨシュアが外れてるんやけど、ヨシュアはなぁ……怪しいけど、ジラ的に疑えないしなぁ……。
フラン、ヨシュアの姉やから辛いけど…。
*/
【独】 飛んで火にいる ジラ
/*
先に出てたらフランの人がＯＫでも出にくい気もしたから、適当に去った方が良いかなぁ。
ほんとに何で出たんだろう私。
*/
【墓】 夢喰らい レム
>>謎
【再び日が沈んだ頃。】
[彼女の意識は唐突に現れた。
目を開いたのでもない。眠りからさめたのでもない。
ふと我に返ったようなそんな感覚で、彼女は"女"の周囲を知覚するだろうか。]
………… 。
[部屋の壁。天井。床。空気中の埃。壁板のへこみ。風を示すちり。空気が揺れる。音が伝わる。壁に、窓に、床に、天井に、そして女に、女の髪に、女の肌に、女の 女の――]
[眼のない彼女は何も見ない。耳のない彼女は、何も聞かない。唇のない彼女は、何も言わない。]
[それなのに、彼女は"見ている"。ほら、今、女が息をした。吐き出された息が空気を揺らして、鼻先の埃を揺らした。
それなのに、彼女は"聞いている"。埃がゆれて、埃同士がぶつかって立てる音。女の唇を空気がかすめる音。]
ぃ、 ちゃ ん
[それなのに、どこからか呟きが漏れた。いつも起きて、一番に口にする言葉を口にした。]
飛んで火にいる ジラ
[そうして、見つけた薬と包帯を手にとって。
やや慣れない手つきのために時間はかかったものの、適当に掌などへと治療を施して。それから元の通りに医務室を片付けた。]
[医務室の鍵を元の通りに返却して。そうして自分の部屋へと戻った所で扉に見つけたメモ。
剥がして文字を読み取れば、握って歩きだす。]
飛んで火にいる ジラ
[辿りついたのは屋上へと続く階段だ。
たんたんと軽い足音を立てて階段を登れば【屋上】へと続く扉を押し開ける。
相手は既に来ているだろうかと確認するように周りを見回しながら、屋上へと歩みだして、]
【赤】 謎の雑貨屋 フランベル
>>+57 喰
[待ち合わせの返事を出した女は、闇の奥から蘇る少女のことに気付いていない。青ざめた顔、落ち窪んだ瞳、疲労困憊を全身でありのままに表現している]
[死人にも似たような顔で、女は屋上へ向けて歩き出す。ろくに物が入っていないお腹を抱えて、黙々と、黙々と]
【独】 飛んで火にいる ジラ
/*
フランへのメモに返答しようとしたところで、机の上にパソコンを置いたら、お茶が一杯入ってたカップを押し転がしてお茶を思いっきりソファとか畳みに零してしもうた。
*/
謎の雑貨屋 フランベル
>>30 飛
【屋上】
[少年より少し遅れて、女はふらりと姿を現す]
……すまない、待たせたかな。
[手を振る仕草にも、微笑を浮かべようとする顔にも力は無い。ゆっくりと、ゆっくりとした足取りで少年へと近づいていく]
【墓】 夢喰らい レム
/*野次ですので、表優先でお願いします。返信いただけるのであれば、手すきの時にでかまいません。*/
>>*23/謎
[呼んだ相手は傍にいない。応えは帰らない。]
[女が歩くたびに、こちらもゆっくりと上がっていく。こんな感覚は数年ぶりだ。"階段を上がっていく"なんて、車椅子じゃ出来やしない。
それをたまに、可能にしてくれていた人は、いたのだけど。それは女ではない。だから、こんな感覚は久しぶりだ。]
……へんな感じ。
[恐ろしく冷めたような思考から、そう呟いた。或いはこれを夢とでも思っているのだろうか、そうだ、妙に現実味がない。]
[何かの扉が開いて女のほほを風がなぜて、その産毛が揺れたのを見て少女は女が屋上に出たと知る。]
もう夜なのに。ね。 へんなの。
[また。]
飛んで火にいる ジラ
>>31 謎
[扉から少し離れたところで手持ちぶさたにリュックに付けた犬の首輪を触りながら立っていた。表れたあなたへと視線を向けて、]
あ、ううん。
今来たばっかりだから大丈夫。
[近寄ってくるあなたを見上げて、]
ごめんね、急に呼び出したりして。
…、何でフランを呼んだか分かる？
[少しだけ笑いを作って首を傾げた]
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