情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[52]
[53]
[54]
[55]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―中区 教会前―
[たった数秒の後。降り立ったのは、教会の前。
――中立区域であれば、滅多な事では他の者に手を出される事も無い筈。
…合わせて令呪を失った以上、彼女の参加資格は当然失った。
保護されるべき立場で有る以上、遅かれ早かれこの場所へは来る必要がある。
ならば、 己が現存出来る今の間に。
召喚主から指示を受けた訳ではないが、
――この場所を選ぶのは至極当然と言えた。]
ハ――……ヘイズ、君は、律儀だな。
[抱え上げられ、運ばれるままに。
腕のなかから顔を見上げて、素直な感想を吐く]
……捨て置いても、構わんよ?
私を置いて、魔力を持つ人間を探しに往くほうが、まだ、可能性がある。
いまの私じゃ、君に魔力を与えられんからね。
ま……抱かれてやってもいいが、血染めじゃ、ムードに欠けるからな。
[小さく、笑みを漏らす。無論、冗談だ。
そうして作ったパスだけでサーヴァントを維持するなど、出来るはずもない。
第一、そんな悠長なことをやっている間に、たぶん、私が死ぬだろう]
今でも気が狂いそうなほど、痛いの。
私が寂しいのもあるけど。
あなたの中に居るveritàにも、
温もりが伝わるように。
[お願い、と。
枕に頭を埋めたまま、力なく頬笑む。
持ち上げっ放しの左手は、
やがて瓜型した爪先から小さく震え始めた。]
[離脱する二人を追うことはしない。
令呪はたしかに落ちて、マスターが減ったことに変わりはないのだから。
フェイの方を見る]
…そっちは、怪我は大丈夫か?
[転がった腕の欠片を見下ろす。このまま残せば烏か野犬の餌になるだけだろうと。
小さく炎を点す]
[背を向けたまま、言葉を聞いていた狂戦士は
静かに、カレンの方へと振り返る。
伸ばされる手に、視線だけを向けて……。]
……聞くだけ、聞いてやろう。
[うろたえるライトメントと、抱えられるパトリシア。
魔術師としての気配はともかく、
彼女の英霊からは、ほんの薄い気配しか感じ取れない。
いや、弱まってきていると表現するが、正しい。]
――、
[パトリシア殿、と呼ぼうとして、ライトメントが先に呼ぶ。
彼女の無残な傷跡を見て、それから彼女の英霊を見た。]
――莫迦を抜かしてくれるな。
…あの場に、捨て置けと?
[召喚主の言葉に、眉を寄せる。]
私の事より、君は自分の命を心配しろ。
今のままでは、――…、
[声は、途切れる。
夜も深く、雨音だけが響く周囲に投げられた声。
そちらへと視線を向ける。覚えのある顔に榛を細めた。]
――……ああ、ゾーンか。
[と――覚えのある声が、鼓膜を揺らした。
セイバーに、地面に下ろすように求めて、己の足で立つ。血を失い過ぎたのか、少し、揺らいだ]
どうしたとといっても、見てのとおりさ。
……私の聖杯戦争は、終わったということさ。
[額に滲む脂汗を拭おうとして、肘から先のない左腕が空を切った。
一度、舌打ちして、右腕で同じ動作を繰り返す]
[泥水が地面に薄く蛇行する川を作っている。
月季紅の血の花を散らしながら、Jの傍に立つ。パトリシアを生かした以上、追撃の命も出ないのだろう。]
──……
如何して?
[殺さなかったの。
黒髪から滴り落ちる雫。泥はねで汚れてもなお輝く白い肌。紅いくちびる。足元で燃える肉片には多くの意識は向かない。闇色の瞳でJを覗き込む。]
あなたの中にはどんな秘密が埋まって。
何が起きているの。
よく……分からないわ。
え……、だってサーヴァントは生きてるじゃない。
契約だって生きてるでしょ!!
それにそんな弱気、似合わない。
僕が知ってる、パトリシア=オコーナーはそんな弱くなかったっ!!
[そうだ、何を知っているわけじゃないけども、
こんなに弱気な表情はパティには似合わない。
強気で少しいやみなアメリカ人こそ、パティに違いない]
――契約は、最早無いと同じだ。
[向けられる視線。
相対する英霊には、己の気配が確実に希薄になっているのは
恐らく知れているのだろう。小さく零すのは、苦笑か自嘲か。]
令呪を、奪われた。
…そちらのサーヴァントは、気付いているようだがな。
[背を向けたまま、言葉を聞いていた狂戦士は、
静かにカレンの方へと振り返る。
伸ばされる手に、視線だけを向けて ]
……良かろう。
[伸ばされる手を強く握る。]
だが、覚えておくがいい。
我が最も優先するのは、主に他ならぬ。
――邪魔となれば、容赦なく……殺す。
そっちの眼鏡もだよ!!
パティのサーヴァントなら何でも護ってあげないの!?
ねぇ、どうして!?
[満足を行く答えなんてきっと返ってこない。
だって、もう既に終わってしまったことだから。
だけど、叫ばずにはいられない。
パティが傷ついた事もそうだけど、
戦争の現実を思い知ってしまった気がしたから]
……馬鹿か。
片腕が吹き飛んで、強気でいられるわけがないだろう。
それに――、
[ゾーンの言葉には、小さく、首を振った]
確かに、まだヘイズ――私のセイバーは生きている。
だがね――私は令呪を失ったんだよ、ゾーン。
もう、マスターじゃあない。サーヴァントに、魔力を送れないんだ。
……その意味は、君なら判るだろ、立花。
[如何して。その声に首を振る]
殺す必要性を感じなかった。
と、言えればいいんだがな。
[覗き込んでくる闇色を見返し、その頭をゆるく抱いて、離す]
知りたい、か?
別に面白い話でも、なんでもないんだがな。
[燃える腕の破片を見ながら、後は勝手に燃えるだろうと背を向ける。燃やし尽くすまであの炎は消えない。
骨まで燃えればいずれ雨で消えてしまうだろうと]
―――、
[叫ぶように投げられる問い。
一度榛をゆると瞬いて――
…しかし其れに返す言葉を持たない。
ただ沈黙のまま、向けられる視線から目を逸らした。
…悔いならば、幾らでも抱いてきたが。
――嗚呼、慣れる事は無いとその度に実感する。]
[契約は無いと同じ――
令呪を失った――
無情なる宣告が二つ]
っ……。
[状況は嫌と言うほど理解できた。
僕には何もできない事もすぐに理解できた]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[52]
[53]
[54]
[55]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新