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―――……ふん。
[己の腕から流れ出る血を、腕を振って地へと飛ばす。
パタタタッ……と、足元に引かれる一筋の鮮血。]
我の腕を獲る……か、大きく出たものだな。
その代償、汝の首でも足りぬと思え―――。
[両腕で剣を握り直し。
渾身の力を以って、迫り来る英霊ごと
一刀の元に切り伏せようと…… ]
[ミシェルに抱きかかえられ、黒馬から下りる。そして聞かれた言葉に、自分の魔力残量を確かめた。
昨夜、平賀の宝具により自分の魔力は枯渇寸前にはなった。
それなりには回復しているが、心許なくはある。
だが……やれるかと聞かれれば、やらないという選択肢は、ない]
……行けます。存分にやりなさい、ミシェル。
[地面に立ち、背筋を伸ばし、毅然と言い放つ。
自分から魔力供給を切った平賀を思い出す。自分を庇って消えた相方を思い出す。
魔力残量が少ないことは、おくびにも出さなかった]
[空中にいるという油断が、孫の反応を遅らせた。
そして、武器も魔力も無かった。
風を切り裂いて飛来する“復讐”の刃は、なす術も無い孫の体に次々と突き立っていく。
突き立った刃は、揺らめくように消え、穿たれた傷から血が噴出した。]
勝機をつかんだと思ったんだが……さらに、その上を行くか……。
大したもんだぜ……。
[がくりと雲の上に、ひざを突く。]
すまねぇ……国華……しくじっちまった……。
お前は、うまく逃げてくれ……。
[そう言いながら、雲の上に体を横たえる。]
[風が雲を押し上げる中、死を意識した孫の脳裏に、過去の光景が明滅する。]
「まあ、安心しろよ、俺が最後まで旅に付き合うんだから、必ず無事に終わるさ。」
俺のその言葉に、三蔵は何て返してきたんだったか……確か……そうだ……。
「ならばその約束を果たせない時は、めっぽう強い猿の従者がいたと言う事にしてやろう」
ああ、そうだ……。
そしてその後に、「生き残った物勝ちという事だ」と、面白そうにあいつは笑ったんだ。
[腕を薙ぎ払おうとした脇差を、咄嗟に軌道を変え
"視えた"迎撃せんと振るわれる刃へと合わせる。
――が、脇差一本でまともに受けきれる道理も無い。]
―――、解せんな。
[呟きは一言。
押し切られぬ内に腕を捻り、剣を斬り流して捌き、
身を横あいへとずらしながら、下段に待機させていた
氷気纏う雪色の刃で、彼を斜め下から斬り上げる。]
[閃光の中、咄嗟にパトリシアを追うように走らせた刃は、下方からパトリシアの左の肩を僅かに抉り、揺れる赤毛を切り取っただけ。]
──…ッ
[紅い舌を小さく打ち。召還されるセイバーの気配に全身の意識を配る。天帝穿つ覇者の剣 《ティルヴィング》を操る黄金の王気纏うサーヴァント。
それから、おのれのマスターの位置の把握を。]
それならば、西遊記とは……西遊記の元となった説話の発端は、玄奘三蔵が語った物語だったのか?
それは罰であると同時に、三蔵自身の思い出や願望の類が混ざった物語ではないのだろうか。
土砂崩れで死んだ自分、山の下から開放される孫悟空、与えられた頭の環――
もしも、そうならば……。
―――、
[其れは、唐突に。 ふつと、視線が緩やかに上がる。
ハッキリとした、声では無い。
何と謂われたかも判らない、ただ脳へと直接響く声。
ただ、――“呼ばれた”と。そう本能で理解した。
瞬間。
まるで、その場に元から存在していなかったかのように
色鮮やかに咲き誇る傘の群れから忽然と、男は姿を消す。]
[唯一、其れが幻ではなかったと伝えるように
持ち主を失い支えの無くなった傘が
からりと、乾いた音を立ててアスファルトの上を転がった。]
―東地区 有吉川河川敷―
…――っ、
[天に向けて掲げていた右手を、下ろす。
肋骨がやられたか。
咳き込んで口から毀れた、血。
左肩、そして右腿が大きく裂けていた。
――それでも立てる。立てという宿命。
空を睨むように、見上げる。
復讐は――為されたのか。
暴風が収まり視界が開ければ分かる。
隕石が落ちたかのように大地は抉れ
川の流れが、変わっていた。]
[大地から遣された嘆きと苦しみのビジョンは、大地が凍てついた事により閉ざされた。
右手を構えるとそこには、重厚な一冊の本
ミシェルの姿は、黒い絹のガウンに黄金のベルトという井出達に変化する]
―――――≪時の未来を詠いし百詩篇集≫
第十巻
67篇
Le tremblement si fort au mois de may,
五番目の月に大地震が起きる……
[彼が生前残した百の預言詩――
その範囲は狂刃の青年とそのマスター、そして隣接している梅香にも届いたろうか……
非常に狭い範囲に、震度5程度の直下型の地震が起こった]
[己の現れた空間が閃光に包まれる中
目が慣れるよりも先に、主の置かれた状況を瞬時に理解した。
其れが令呪の――否、聖杯の力なのか。
考えるよりも先]
マスター!!!!
[王が姿を現したのは、己のマスターと
――妖艶、麗しい美を形作る女の正面、その、頭上から。
真白から切り裂かんとするべく
その刃を抜き放つと、 二者の間を離すべく、振り下ろす。]
逃げろって───
莫迦か、何いきなり勝手なこと言ってるんだよ!
[空に向かって吼えるように聲を投げるけど、嫌でも解るのだ。
径がどんどん細くなっていく。まるで、切れ目の入った糸のようだった。
一本の糸が、どんどん力に負けて、細くなって]
旅を終わらせるんじゃなかったのか。
なのに何で、こんなところで
[ぷちんと]
独りで、勝手に───
[弾けて、切れた]
[妖美な刀と苛烈な魔剣の織り成す剣戟。
その一振り毎に、際まで絞られた魔力が散るのが分かる。]
…………ッ、ぅ、
[がくがくと膝が笑い始めたのは、
窮地に追い込まれた恐怖故か、魔力の欠乏か、それとも――]
―東地区 有吉川河川敷―
[轟音に死んでいた聴覚が戻ってくる。
水の流れる音。
彼方、雲、雨に混じり降る赤。
遠く、星のないはずの空に 光。
――消える“存在”の気配。]
…、ソン ゴクウ
[呟くは 名前。
一度、祈るように眼を閉じてから――探すのは己の主]
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