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……、随分と「セイバー」に固執するな、マスター。
[…さて。
彼女の発する言葉は聞き慣れている音では無いが、雰囲気だけは充分に判る。
主に cooooooool!! の辺り。これはまた凄い喜びようではないか。
意図せぬ者を喚びだしたと嘆かれるのも居た堪れぬが、…これはこれで。]
さて、ね。 確かに錚々たる業物には違いないが――
そうも著名な剣を羅列された後に、名を持ち出すのは聊か気が引ける。
――“Tyrfing(ティルヴィング)” 其れがこいつの名だ。
[腰から下げたその金柄を、掌でそぅと撫ぜる。
他にも、幾つかの名は持っているらしいが、
其れらが示すモノは全て同一、聖剣とは真逆に位置する其れ。]
は、はい!?
[制止の言葉に驚いて竦み、へたりと尻餅をつく。
青年の纏う光は、少女の網膜を焼くことはない。]
ど、どどどどちらさま?
別に、持ち主不明なら拾った者勝ち、
骨董屋なら高く売れるかなラッキー、とか
思ってないし。
ないし。
[動転して余計なことまで口走っていた。]
は、はい!?
[制止の言葉に驚いて竦み、へたりと尻餅をつく。
青年の纏う光は、少女の網膜を焼くことはない。]
それ、刃物?
確かに触ったら危ないけど……。
それより、どちら様?
[警備員さえも帰宅したのを確かめたのに、と奥歯を噛む。]
≪え、マジで?≫
――Oh, Really?
いや、まさか、ティルフィングとはね!
担い手に栄光と破滅をもたらす魔剣か!!
しかし、名を出すのに気が引けるだって?
ははっ、謙遜が過ぎるぞ――世界で一番有名な魔剣じゃあないか!
ストームブリンガーにムラサメ・ブレード、ダインスレフでさえ、名では一歩を譲るだろうさ!!
[英霊の強さが知名度に影響されるのだ。
宝具の威力もまた、知名度に影響されるはずだ。
ああ、これは。
やはり、最高のカードを引き当てたのでは、あるまいか――?]
深夜にピアノを弾いて怒って現れる……。
まさか、ベートーヴェンの亡霊?
[青年の顔があるよりややずれた位置を向いて、怖々尋ねる。
剣の持ち主、とまで頭は働かなかった。]
亡霊……そうだね、違いない。
この世に呼ぶべきでも、呼ばれるべきでもない亡霊だ。
[その言葉に、少し自嘲気味に言葉を返す。]
すまない、この剣には絶対に触れてはならないんだ。
俺以外には主に選ばれない筈だけど……万が一もある。
そうなればこの剣は、君を必ず不幸にする―――
[違和感に気付き、続く言葉を飲み込む。
逢わない目線、わざと逸らしているわけではないだろう。
と、すれば。]
君、もしかして眼が……?
鷲を使い魔にするはずだったのに、
どうして剣とベートーヴェンの幽霊……。
[己が魔術の才能を疑ってしまう。
没むあまり、うっかり聞き逃しそうになった声を慌てて拾った。]
触ると不幸になる剣?
[ベートーヴェンなら指揮棒ではないのか、
と疑問が湧いたところで一つ琥珀が瞬かせ、]
……見えない。
[隠す意味もないので、素直にこくりと頷いた。]
……、やはり物好きだ。君は。
[先程は脳内のみに留めた言葉を、今度こそ口にした。
確かに名匠な魔剣に違いは無い。…無いのだが。
聖剣と呼ばれる物と、魔剣とでは大きく性質が異なる。
――それを彼女が、判っていない筈は無いと思うが。
…苦言を口にしようとして、再度開きかけた口を閉ざす。
まぁだからと言って嘆かれても面倒な所、歓迎の意思を示すのであれば
其れに甘えるべくなのだろうと考え直した。]
…まぁ、良いだろう。精々君に応えられるように尽力するさ。
しかしてマスター、 …疲れていないのか?
[黒衣の内にあるとはいえ、流石に出したままでは拙かろう。
剣をその場から一度消して、 はたと気付いたかのように視線を向ける。
己に流れ込む魔力に違和感は無い。充分にパスも通っている。
…のは問題ないが、如何せん召喚直後となれば
魔力を随分と持って行ってしまった筈だ。]
もしかして私、喚んではいけないものを喚んでしまった?
[青年の口振りに、どんな表情をしていいやら分らぬまま、
僅かに首を傾げる。
何の因果か儀式の失敗で喚び出した曰くありげな剣と、
その持ち主の亡霊。そう理解した。]
クーリングオフとかできないの?
除霊とか専門外だけど。
もう目が見えなくて十分不幸だし、
祟りの類なら勘弁して欲しいな……。
――ん?
ああ、勿論、疲れているさ。
君はあれか、私が、君らの生きた時代の魔術師と同じだと勘違いしているのじゃないだろうね?
――違う? なら、いいけどね。私の魔力に過剰な期待はしないこと、いいね?
そうだね、まあ……有体にいって、テンションが高いから保っているようなものだ。
正直なところ、早く腰を落ち着けたい気分だよ。
ということで――最初の命令だ、ヘイズ。
私を、麓に停めてある車まで運んでくれ。
そうしたら、なにか適当に食べ物を買って、街に戻ろうか。宿はとってあるからね。
[鷲にベートーヴェン。
ひょっとしてこの少女は、無自覚に英霊を召喚したのだろうか。
だとすれば運が悪いと言う外が無い。
何故ならこの少女は、他ならぬ己を呼んでしまったのだから。]
……俺みたいな『最弱の英霊』を呼ぶなんて、ね。
[いや、最弱と言うよりも最悪か。
どちらにせよ変わりは無いだろうが……。]
そう、この剣は……その主に不幸を齎す。
故に、俺以外に触れる事はあってはならない。
[呟くように、問いに答える。]
見えない、か。
ならお互いの為に提案だ……今あったことは全て忘れて、俺に命じてくれないか?
…いや、過去には喚び出されたと思った途端
一言も交わす前にぶっ倒れたマスターならば見た事もあったがな。
此方がたじろぐような喜びっぷりを目の当たりにしたのは、流石に初めてだったのでね。
[まさか疲労を感じていないのではと疑いたくなった、と言葉を付け足した。
まだどの様な人物かも判らぬ内に、過剰な期待などは勿論する心算も無い。
心配には及ばないと言葉を返して――続いた命に、ぱちりと瞬いた。]
…、承知した。マスター。
[失礼する、と一言添えて僅かに屈む。
片腕を相手の膝裏へ通すと、そのまま再度立ちあがって抱え上げた。
さて。一寸の空白の後、応と返したは良かったが――
運転、出来るのか。
否、失礼な意味では無い。 体力的な意味でだ。]
[剣の方は、超音波を飛ばして何度も確認するに、
確かにここに"在る"。
その在り様は、眼前に居るだろう幽霊と近似値。
実体を伴うそれは、少女の考える亡霊とは少し異なる。]
祟られたくはない、けど。
幽霊が、もう一度死ねるの?
[スカートの裾を払って、立ち上がった。
青年と、真正面から向き合う位置で。
除霊の手続きなど知りはしないが、
とりあえずは促された通りに。]
"今此処で、己の命を断て"――?
[変な詠唱だと、棒読みに近く繰返した。]
/*
ちょwwwwwwwwwwwww
カレンwwwwww命じちゃだめwwwだめぇwwwww
シリアスなのにギャグっぽく見える不思議(
*/
[刹那、焼け付くような痛みが左太腿の皮膚表面に走った。
数日前に幼馴染が、変なところに痣ができていると、
少女以上に大騒ぎしていた箇所だ。]
――ッ!?
[魔術回路とは別の機構が、なけなしの体中の魔力を掻き集め、
ちりちりと火花を散らす。
少女は思わずその箇所を押さえて、見えぬ両目を閉じた。]
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