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[周りの冷たい視線に気付いたのか、小さく咳払いを]
―――いかんいかん、俺の中のロビンが…。
まさか、こんなところで出てくるなんてな…。
あれだ、その、今までのは…忘れるんだ。
(忘れなきゃ、お前らの生物 「1」にしてやる)
[ボソリと呟き、いつものシリアスな顔に戻る]
俺としたことが……
たかだか高校生、毛も生えそろわない子どもらに
優越的地位の濫用(ティーチャ―ズ・エゴ)を発動させちまった。
俺も、まだまだだぜ…。
少し目を離したうちに、なんか先生が、ありえないほどの変態になっていたのを、把握しました。
……………。
[シリアスぶっても遅いわよ! とか思ってたりする]
イズミ…。
優等生なお前さんなら分かるだろう?
――そう、何も見なかったし…何も、聞かなかった。
お前さんの目の前にいるのは、いつものクールなクラヴィス先生だ。
[成績簿をチラチラみせながら、訴えかける]
\虎カ|魔泉|嬢瞳副悪風†▼演南▲兼六
_占狩|狼狼|吸痕痕痕痕†_恋痕_恋封
こうかな。
ロロットさんが誰を吸血したかな…。
生徒を脅すだなんて
なんて恥知らずなの、クラヴィス。
昔のあなたはそんな人じゃなかったのに…
がっかりだわ。
[そんなロロットの、かつての生物の成績は10段階で8(10)くらいであった…]
私の成績よりも、先生の立場の方が、危うい気がしなくもないですけど。
あえて此処は、何も見なかった事にしましょうか。
[PSPやってたしね]
ロロットには、ティーチャ―ズ・エゴは通じないか。
ならば……厨二の黒歴史(タイニーメモリー)で…!
[チラっと卒業文集を覗かせる。
そこには、ロロットが中学時代に書いた詩が…!]
…こほん。
『思い通りにいかないのが世の中なんて割り切りたくないから』
2年*12水星*組 ロロット・ブラウ
[ニヤリと妖しく微笑んだ]
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