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(カオスだ………。と心の中で呟く。オレオは朦朧としている。さて、実験だ。ヌラヌラと紅、白、ピンクに塗れて光る男根を引き抜いて、一度狼に戻ってじっとしていよう。コイツはどうするんだろう?)
わぉ………ん。(と、一声鳴いてみる。)
>>63>>64
(口走った自分の言葉が頭の中でぐるぐると回る。彼の撫でる手の暖かさに力を抜き長い息を吐く)
――んぅ…ッ!! っく…あ、ふッ
(脇腹を掴まれ、望んでいたモノがゆっくりと入ってくる。腹の中へ侵入される感覚に、背を反らせ悲鳴を噛み殺す。浅く早い呼吸を繰り返し、しゃくりあげるような声が自然に出た。
奥まで貫かれ、体内を探るように捏ねまわされる。湿った音とお互いの呼吸音がやたら耳に響きいてくらくらした)
んぅ、あ…こんどは、――っく! な…に…?
(中のあらゆる場所を突かれ、その度に身体が勝手に跳ねあがり喘ぎが漏れる。
そんな折、不意に彼が自分の脚を取り、ただでさえ支えている腕が崩れそうな状態が危うくなる。更に最奥まで挿さる感覚に甘い悲鳴が零れた)
(血の薫りに、くらくらする。薄れかける意識の狭間、聞こえた言葉に呟いた。)
…哀れな…奴…
(愛は人を狂わせる。そう、意識の片隅で思った。理性が本能に塗りつぶされていくのを、はっきり感じる。喉の奥で、低い唸り声が生じるのを、他人事のように感じた。)
……っは、や、あ…ン、よう…じ…?―うぁッ
(激しくなった突きあげにされるがまま、必死で身体を支えて嬌声をあげる。時おり脳内が真っ白になり、その合間にタオが話す声がどこか遠くで聞えるように感じた。
――用事?そういえば俺もあったような…ああ、でもそれはもう済んだか。
そう一人ごちて、ふと窓から見える月を見上げた。
月か自分の視界が揺れて見える)
なんだろう、この長閑さ…
とりあえずヤブ吊りで正解みたいだな。
終わったらオズマの部屋に向かうか…。
それとも飯?それともシャワー?w
それでも、幸せでした。
(オズマの呟きにそう答えると、本人からは見えないだろうが、どこか愛おしげに微笑んだ)
……貴方から人の姿を奪うこと
許して下さい
(ぽそり。そう呟いて)
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