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死を持っての制裁なんて…
ここでは無意味だよ
(崩れ落ちるオズマの体を抱き留めて、また自分のベットへと寝かしつける)
血液の循環がよければよいほど、解毒も効くのでしょうか。――――くっ
(くらりとめまいがする。毒を盛られて彼が立っていられたのは、尻を突いたあの瞬間に、別の毒を打ち込んで、一時的に効果を打ち消してきたに過ぎない。打った毒が弱まれば、オズマから受けた毒は徐々にこの体を蝕むだろう。それでも…構わないと思いながら、ベットの横に倒れた)
>>@63
こらw
ああ、でもそうだな…もし今夜、どちらかに何かがあれば墓下でその時は叫んでもいいぜ?
……フェイには災難だがなw
(どの位の時間が経った頃だろうか。)
…ッ
(暫く眠り続けたが、突然、獣の遠吠えに似た声が聞こえた気がして、目覚める。一瞬状況が思い出せないが、左腕の傷の痛みに全てを思い出した。手を握りしめてみる。)
…動ける。
(指先に痺れは残るものの、動くことは可能だった。起き上がって、辺りを見回し、すぐ側にヤブラスが倒れているのを発見すると、ベッドを滑り降りて、ヤブラスをベッドにあげようとする。が、対格差で無理なことを悟ると、諦めてそのままに、足早に自室へ向かった。)
…3時間…
(触れた様子から、タイムリミット迄の時間を予測する。解毒剤を調合するのにかかる時間とほぼ同じだった。)
…急がないと…
(自室に入るとベッドのしたから鞄を引っ張り出す。結構な大きさのそれをよいしょと持ち上げると、ヤブラスの部屋へ戻っていった。)
………又か。(誰に云うわけでも無くはき捨てる。
一度だけ叫んだ後の記憶が無い。……変わりに自分の周りが惨憺たる状況が何をしたのかを物語っていた。
草木は圧し折られ、爪痕が方々に舞い踊り、兎や野鼠、狐などの死骸が散乱している血なまぐさい異様な光景。血の臭いは雨で消す事は適わず、むせ返る様な錆びた鉄の臭いを放っている。
衣服は雨を吸い込むだけ吸い込み歩くたびに重々しい水音を立てた。身も心も芯まで冷えきっており、その目の色こそ燃える様な紅い色をしていたが、凍える様な光を宿していた。)
………戻ろう。この状態まで暴れたと云う事は日が沈んでいるに違いない。………流石にあのヤブラスだとて情事を終えたに違いない。
もし、ヤブラスが部屋に戻って我が居ないと知ったのなら、あの子はどんな目に合わさ………。
(そこまで言い掛けて思い出す。………自分を狂わせた感情を忘れたくて自我を消し飛ばして暴れたと云うのに………。自分の知らない間に此処まで深く入り混んで居る現状を再び目の前に突き付けられたティラエルは堪らずに叫びだした。)
がぁあぁぁぁぁ!うわぁぁあぁぁ!消えろ!消えてしまえ!何故お前がっ……あっぁ…………。
(夜の静寂を彼の叫びが少しだけ支配して、やがて又闇に飲み込まれた。)
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