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―妖魔の森 いつか―
……………あれ、また来たの。
[見かけた姿に、感じた気配に、ふわりと傍へ降り立った。
嫌がられているのが分かっているのに、それでも後ろを付いて行くように歩きながら、楽しげに笑う]
だって面白いんだもの。君の意地っ張りのしかめっ面。
[邪気無い様子でそう告げてから、枝にかかったマフラーを見上げた。
あれは何?思い出せない。けど、まあ、いいか]
あはは、其れは良かった。
[「キライ」と言われても気にする素振りなんて見せず]
[白い森に色を落とすマフラーは、風に靡いて揺れている]
君だって、笑えばいいじゃない。
[去り行く人狼の後ろ姿を見送りながら、いかにも簡単なことのように嘯く]
あ、そうだ。
折角だから、君にお礼を上げよう。
[何故彼女がこれを森に持って来たのかは知らないけれど。
モノクロの世界を彩るマフラーを、妖魔は気に入ったらしかった]
[どさり]
[と、唐突に人狼の上に大量の雪が降って来る。正確には、人狼が傍にいた樹に降り積もっていた雪が落ちてきたのだが。
―――勿論、妖魔の仕業だ]
(くすくす)(くすくす)
[その様を見て、妖魔は例の笑い声を残して森の奥へと消えた]
[人狼は気づくだろうか。
振って来た雪の中、埋もれるようにして咲く一輪の氷の華**]
俺はずるくない。
[にい、と。唇の端を吊り上げて。]
……変わんねえだろ。
人間が、兎の皮引ん剥いて食うのと。
俺は、お前が。
――――……
[軽く、ナタリーの額を小突く。]
お前が、そんな顔してるほうが。
嫌だ。
……やっぱりずるいもん。
[にい、と笑うその顔が、間近に見えて。
思わず、むくれて唇をとがらせた]
ミハイルは兎じゃないし。
そんな正論――っ
[聞かない、と言いかけたらこづかれた]
もう、どんな顔してればいいの。
[額を撫でて、顔を隠すふりしてぎゅうと抱きつく。
と、めいっぱい背伸びをして、キスを]
仕方がありません。
あの”虹”は育たないでしょう。――御覧なさい
[眼下には村が滅亡へと向かうさまがありありと見える。]
[光は静かに告げる]
私たちは暫くはねむりに入ります。
また、お前のように命を捧げる資格を持つ者が現れるまで―
――そう、私たちは”絶望のあとの希望”なのだから――
[その言葉の最後の方は殆ど音楽のようで聴き取れなかった。
光は幾つかの色の波に分裂して、どこかへ飛び去った。]
・・・俺は、結局何も出来なかった。
村に希望を齎す事も、イライダの気持ちに報いる事も。
まさか俺を追って死んじまうなんてな。
[イライダの魂が傍にいれば、そっと髪を撫でたかもしれない]
/*
>イヴァン
わあわ、お返し有り難う。
氷の華が、こんな所に……!
>ドラガノフ
わくわくして待ってる!
>ミハイル
終わるのが勿体なくて躊躇う自分があれそれですw
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