情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
ウートラ は蝶の刺青の聖痕者に決定されました。
集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が1人、占い師が1人、霊能者が1人、妖魔が1人、囁き狂人が1人、聖痕者が1人、呪狼が1人、智狼が1人、求婚者が2人、照坊主が1人含まれているようだ。
アナスタシアが「時間を進める」を選択しました
[夕食の片付けをしながら、窓の外の空を見上げる。]
――――星が、遠いわ……
[やがて片付けを済ませたならば。
その場に人が居れば一礼して、自分の部屋へと戻るだろう。]
― 回想・自宅 ―
[一度自宅へと戻れば、ロランから聞いた手紙の事を、母へと尋ねて]
ね、母さん。
村長さんの所のロラン坊から聞いたんだけど。
あたい宛に手紙か何か、来てなかった?
[母からの返事が来るよりも先に、自宅の扉近くに落ちている封書を見つけて]
……ああ、これだわ。
[差出人の名前が自分宛てになっているのを見れば、
封を切り、中の文面に視線を落とす]
……相変わらず母さんったら、ものぐさなんだから。
モノを置きっぱなしにしちゃだめだよって、
何度もあたい、謂ったでしょ?
[くすくすと零れる笑み。
笑う娘に母はなんと返したのか、ますます女の唇は弧を描いて]
はいはい、判ってるよ。
[母親へと肩を軽く竦めると。
女は簡単に何日分かの着替えを小振りのバッグへと詰めていく]
……またこのバッグを使うとは思わなかったよ。
[街へと逃げ出す様に飛び出して行った時にも使ったバッグは、
少しくたびれていて。
女は過去を想い、眸を揺らす]
[それを振り切る様に一度かぶりを振ると、
きゅっと、ファスナーを締めて]
それじゃあたい、何日かナースチャの所に厄介になってくるよ。
その間、留守をよろしくね?
え? あたいに謂われなくても、
今まで通り留守番してるって?
[眸を一つ瞬かせて]
……そりゃ、もっともだわ。
[くすくすと。またも笑みがこぼれた]
それじゃ、行ってきます。
[両親へとそれだけを告げて、
女は小さなバッグを手に宿屋へと向かう。
その先にどんな運命が待っているのか。
今はまだ知らないまま――**]
[そして女の家には、静寂だけが残された。
濃密な血のにおいと、
物言わぬ姿となった両親の亡骸だけが、
宿へと向かう女の背を見送るだろう――――]
― 早朝 ―
[昨日の朝より、濃い靄。
少し先も見えない状況だけれども]
ん。
……はぁ。
[窓をパタンと開けて、外の空気を吸う。
村のほうから何か騒がしい気配がするでもなく。
湖や森に何か変化があったようでもなく。
いつもと同じ、静寂。
今は、まだ何もない。
いつもと同じ、静寂]
[先生が居なくなって、それからは一人での食事。
作るのも、食べるのも、片付けるのも、一人]
昨日は、楽しかったな…。
[アナスタシアやオリガ、従業員達に。
夕食を取る他の客が、笑い、話す。
穏やかな時間が流れていた]
噂が、何なのかは
未だに良くわからないけれど。
久しぶりに、ノンビリと
楽しく過ごせたのは、収穫だわ。
[それでも、ちくりと残る何かは*あるけれど――*]
オリガは、イヴァン を能力(求婚)の対象に選びました。
/*
人5の狼2か。
なんだこのレギュひどいな
そして今確認した。霊きた!霊ktkr!
イタコ愛してる。 ほんとうに 中身を隠す気がなくて すまない!
/*
さすがにソロール連投は辛いのだけど、絡みに行くにも人がいない予感。
…どうしようどうしよう。
求婚どうしよう。
会話したのはフィグネリア・ロラン・サーシャ。
他の人はまだ会えてないし。
あーうーあー。\(^o^)/
― 回想:宿 自室 ―
[ロランが飲み物を運んでくれたなら>>0:152、火傷しそうに熱いホットチョコレートをそっと受け取る]
ありがとうございます、兄様。
後で作ってくれた人にもお礼を言わなきゃ。
[問いかけるように、首を傾げてみせる。
ロランが作ったと聞いたなら、わずかに目を見開いて見せただろうか]
兄様らしいけど、たまにはゆっくりなさったらいいのに。
[言葉とは裏腹に嬉しげに――不穏な噂さえ未だ知らぬまま]
夕飯は辞退いたしますと伝えてもらえますか。
作っていただいているのに、申し訳ないのですけれど。
[階下へと向かおうとする彼に頼む。
最後に今一度礼をのべたろう]
夢に見るのはアナスタシアが伴侶を失ったそのときのこと…?
時折彼女の夢に現れる、見知らぬ風景。
それは幸せな家族の団らんであったり、幸せな恋人たちの逢瀬であったり――。
彼女には思いも寄らぬこと。
もしや人狼の過去をのぞき見ることも、あるかもしれないなんて――。
サーシャが「時間を進める」を選択しました
/*
自分で対象選べる占い方法じゃないから、ランダムでいこうと思ったら…。
ランダム禁止だったのね〜(/_;)
さいころにしよう!!
*/
他の従業員は判らないが、
アナスタシアさんとオリガは宿にいるだろうから、
何かあれば二人に言うといい。
[男の自分では云い難い事もあるだろう、そんな意味合いを込めて]
わかった。伝えておこう。
[部屋を*後にした*]
ロランが「時間を進める」を選択しました
そういえば、何で呼ばれてるんでしょうね?
[本当に今頃気づいて、手紙を注視してみたり。
ほどほどに、と釘を刺す男と。
驚いたのか……はわからないけれど、墓地の方へと別れる男と]
ええと。
行ってらっしゃい。
[二人ともを曖昧に手を振って見送った]
父さんも、お墓に埋めてもらえば良かったね。そうしたら毎日お参りに行けたのに。
[誰もいなくなった頃、ぽつりとつぶやいて。
それきり押し黙った**]
ドラガノフが「時間を進める」を選択しました
―回想 宿―
アナスタシアさん、薪を持ってきたよ。
[オリガと共に宿へ戻ると、女主人へと明るく声をかける]
――――――…?
[ふと少女の笑顔>>162が目にとまり、其処に滲む感情の色に気を奪われる。その間にアナスタシアと言い争っていたミハイルは、青年の横を通り過ぎて行ってしまった]
あ、ミハイルに…
[振り返って声をかけようとして、言い淀んだ。アナスタシアの前で、ミハイルを兄と呼ぶことに少しだけ抵抗を覚えて。小さな呼びかけは、彼にきっと届かなかった。やがて扉の閉まる音が響き、立ち尽くしたままその場に残される]
[一瞬の静寂を破るように、アナスタシアの声>>164]
夕食かぁ。ここでの食事は久しぶりだな。
お腹すいてるし、楽しみだ。
[場を取り繕うように笑顔を浮かべるも、視線は心配そうにミハイルの出て行った扉へ何度か向けられていた]
―回想 宿→墓地付近の小屋→自宅―
僕、荷物を準備してくるね。
今まで村を回っていたから、一度家に戻らないと。
[食事はそれから、と付け足して、一度頭を下げると宿の外へと。空はすでに紫がかり、やがては夜の闇が訪れるだろう]
今日は綺麗な星が見えそうだ。
[積み荷が殆ど無くなり軽くなった台車を駆け足で引きながら、白い息を弾ませる。
少し回り道をしてミハイルの家へ寄ってみたけれど、不在だったようで。彼が墓地に居たとしても、その姿に気づくことは無く。仕方がなく彼の小屋の前に残りの薪を積み上げてから、自分の家へと引き返した]
―回想 自宅→宿―
[宿に泊まると言っても、荷物はそう多くは無く。
簡単な着替えと、それから―――彫り掛けの木細工を鞄に詰めると、自宅を後にする]
あっ。
[途中、宿へ向かうフィグネリアと道が同じになった]
…………………。こんばんは。
[僅かな空白の間の後、静かな声で挨拶だけを述べ。小さく頭を下げると、そのまま駆けて宿まで向かった**]
[ぎゃあ。]
[ぎゃあ。]
[ぎゃあ。]
[鴉の声に、目が覚めた。]
―朝・自宅―
[ゆっくりと起き上がり。]
[一旦、元に戻る。]
[……………………]
[しばらく天井を見上げて、もう一度。]
…………げ。
[窓の外の景色に、思わず声をあげ。]
[軽くコートを羽織ると、外へ。]
[屍体に鴉が群がることは、ままある。]
[が、鴉が屍体で群がるのは、珍しい。]
[ちらり、と辺りを見回した。]
[濃い靄。]
[よく見えない。]
まだ、あれあんのか?
ウォトカに生姜を漬けた酒。
あればそれも持ってきてくれ。
まずこれでいいか。
[そう言ってウォトカを生で呑み始めた..勿論何も食べずに。]
― 井戸/早朝 ―
[吐く息がことさら白い。
井戸の縁に手をついて。
深い、暗い、底を覗き込む]
……。
[薄く、目を閉じて、呟きを落とす。
いつもの、日課]
[深い、暗い、闇の底に。
今日もひとつの誓いを落とす]
私は。
[毎日繰り返すことが。
毎日繰り返し続けた時間が自分の枷になるように]
私は、今日も人を食べません。
食べるときは――
[今日も今日とて、同じ誓いを繰り返す]
ドラガノフは、アナスタシア を能力(下駄を蹴上げる)の対象に選びました。
さて、行かなくちゃ。
[言って、ふと首を傾げた。
そう言えば、昨日もそんなことを言った気がした]
まあいいか。
[悩んだのは、ほんの数瞬。
なんとなく宿の方角へと歩き出した]
―宿 回想(夕方〜深夜)―
[その日の夜は、久しぶりに宿で食事をとった。窓を揺らす冷たい風が嘘みたいに、夕食の席は温かな空気が流れていたと思う。
イライダさんとも久しぶりによく話をした。頭はあまり良くないと自負しているので、難しい話は理解できなかったと思うけれど。森や湖の話が出るなら、多分、子供みたいに目を輝かせながら興味深そうに聞いていた。
ちなみに水車小屋の前にいたのを彼女に見られていたことには、まったく気づいていなかったらしい]
それじゃ、お休みなさい。
[あまり遅くなる前に、割り当てられた部屋へと向かう。
作り掛けの細工と木堀ナイフを取り出して]
――――――……よろこんで、くれるかな。
[一人、少しだけ笑って。
その日は夜が更けるまで、木を彫る小さな音が部屋に響いていた]
―宿 1日目―
ふわぁ。
[眠そうな目を擦りながら、一階へと降りてくる。
揚々と酒を飲む男の姿が一番に目にとまった]
おっちゃん、随分派手にやってるなぁ。
[豪快にストーブへ足を投げ出す姿に、ニイと笑い。
猟師の彼と、樵の父。森で生活を立てる彼らは、親交があったようだ]
僕は朝ご飯をください。……え、もうお昼だって?
[寝ぼけた顔でずれたことを言えば、訂正する誰かの声が挟まれるか。誤魔化すように頭をかくと、席に付いた]
[しばらく、じっとそれを見つめたあと。]
[5・6本ほど持って、家の中に入る。]
[暖炉に薪を放り込むと。]
[ふと、思い出し。]
[ポケットに入ったままの、ぐちゃぐちゃの封を切ってみる。]
[ざらっと目を通し。]
[それから。]
[ライターの火を灯すと、暖炉に放り込んだ。]
―使用人部屋―
[胸の奥を、つんとした痛みが襲った。
――多分、それは、身体の調子の悪さからきたものでは、なくて。
両親を失った後のくすんだ世界の中で、唯一と言ってもいいくらいの光があったこと。
それを、久し振りに思い出したから、だろう]
[ゆっくりと給仕服に着替えると、使用人室を出る]
おはようございまーす。
[精一杯の明るい声を、その場に響かせる]
『――/――.――――。
早朝から靄がかかっている。
例年に比べ濃い為、そのうち濃霧になるやも。』
[研究日誌に、まずそれだけを書き込む]
………
他の事は、ここに居ちゃわからないわね。
[日誌にお手製の栞を挟み、ミニデスクから離れる。
ベッドに腰掛けて、編み上げブーツの紐を締めなおした]
[下にある食堂へと降りて朝食を取った後もその場に居れば。
釣りを終えたドラガノフがやってくる。
来たと同時にオリガへと酒を注文するのを聞けば]
ふふ
ドラガノフさんは、相変わらずね。
[オリガと二人で顔を見合わせて、笑ったかもしれない]
― 宿 ―
[宿への道すがら、掌サイズの雪だるまを作りながら。
振り返れば無数の雪だるまが並んでいる]
うう、冷たい。
[わずかな雪でも降れば、すぐ埋もれるだろう。
かじかんだ手で宿の扉を開ける]
こんにちは。
[宿を覗けば、食堂兼バーには見知った顔がいくつもあっただろうか]
あらら、みなさん、お揃いで。
[ぱちぱちと瞬きした後、驚いた顔のまま、言う]
あさからお酒ですか?
寒いですしね。
[イライダと目を合わせて小さく笑う。
視線の先にはイヴァン。少しだけ息を呑んだ後に]
朝でも、お昼でも、
とにかくご飯をもってくればいいのね?準備するわ。
[まずは酒をドラガノフに差し出し、その呑みっぷりにいつもながら感嘆する。
その後はカウンターで軽食を用意し、イヴァンの所へと]
オリガが「時間を進める」を選択しました
― 宿の自室 1日目 ―
[部屋割りには特に希望を持たなかった。
階段側を男性陣が押さえた方が何かあった時にいいとは思ったが]
(その何かとやらを、仮定として持ち出すのも、な)
[他の人の希望を優先して最後まで残っていれば、
ぐらいの気持ちで部屋を用意してもらっていた]
昨晩は、賑やかだったな。
[イライダの話は新鮮で、村の特に若者達の興味を惹くのには十分だったようだ。彼女やアナスタシア達に賑やかさは任せて、自分は邪魔にならないように控えながら、時折会話に加わる程度にしていた]
村の若い人間が老人を交えずにこれだけ集まったのは、いつ以来だ。
[村から逃げるように出て行く若者が増えた事で、
こうした集まりは周りの目もあって自然なくなっていた]
(姉さんやサーシャ、ミハイルのように普段あまり人前に出てこない人もいる)
[子供の頃は考えもせず、想像もできなかったような事がいくつも起こる。こうして頭を悩ませるような事も]
面倒なことなど、ない方がいい。
[部屋に篭ったまま、何度も読み返した本を拾い上げて頁を捲った*]
おはよう、イヴァン
もう……お昼と言っていい時間だけど、ね。
[まだ眠そうなイヴァンを軽く茶化すように、挨拶。
それから、ローズジャムを一口。
そして、暖かいティーを一口]
ペラ…
ペラ…
[古ぼけた革表紙の本を捲る。かつて彼の友が命を落とした街の古本屋で買い求めたその本は『人狼とそれに狂れたもの』と背表紙に書かれていた]
(――――… お前は…)
[街人から埋葬すら拒絶された遺体を眺めたあの日を思い出す]
[パチパチと薪がはぜる音を聞いていれば。
やってくるのは]
あら……、ナタリー。
外はやっぱり寒いかしら?
[外から来たせいか、何時もより少し頬の赤い彼女を見て。
ひらひらりと手を振った]
何になりたかったんだ。
どうしたかったんだ。
[村を嫌い抜いて飛び出した彼は、肉の一遍さえも拒絶されてこの村に帰ってきた。
この村から出ることなどできなかった。
彼が悪いのか、あの街が悪いのか、それとも―――]
この村が、悪いのか。
[...はこの村が嫌いではない。けれども]
好きだった、わけでもない。
[朝から本を読んでいたらいつしか昼になっていたようだった]
ああ、食事を忘れていた。
[ボロボロになった本を枕元に置き、ベッドから起き上がると部屋を出て1Fの食堂へ]
おはようございます。
[食堂にいる人達に対して軽く頭を下げて挨拶し]
何か軽いものをお願いできますか。
[空いている席へと腰を下ろした]
[適当な席を探しながら]
アナスタシア、なんか暖かいの……ええと、紅茶ください。
[丁度イライザが見えて。
他人が飲んでいるものは美味しそうに見えた。
そのまま、彼女の近くの席に腰を下ろす]
寒いですよ。
今日はことさら寒い気がします、ほら。
[雪だるま作りで冷えた手は、早速しもやけじみて真っ赤だった]
[パンと紅茶とヨーグルト。
卵を焼いて、香ばしい匂いはそのままに皿に盛る]
はい。
朝から食べてないなら、ゆっくり食べた方が良いわ。
[イヴァンの前に食事を降ろし、一言告げた]
こんにちは、ナタリーさん。
そうですね、お客様も結構いらしてるみたい。
[賑やかになった宿を振り返り、そんな事を言う]
/*
一日目でもう宿封鎖されると思っていたので、ちょっと様子見。というか仕切るの止めた方が良さそう。
コミットも…結局はウートラさん待ちかな。
RP村って把握して入ってきてますよね…(フツーに挨拶で入ってきたのでちょっと不安です
*/
[やって来た面々には、その都度、軽く声を掛け。
頼まれたものがあれば、微笑んで提供する。
――フィグネリアの姿を見たならば、何か言い掛けようとして――
……――止めた。]
[やって来た面々には、その都度、軽く声を掛け。
頼まれたものがあれば、微笑んで提供する。
――やがて、フィグネリアの姿を見たならば、何か言い掛けようとして――
……――止めた。]
こほん? あ、おはよう。
[挨拶に咳を混ぜるイヴァンに、なにも考えずに返事をして]
本当、いつにも増して、大繁盛みたい。
[イヴァンの傍にいたオリガの言葉につられて、宿内を見回すと、くすりと嬉しげに笑った]
こんな手紙なかったらなあ。
あ、みんなは違うのかな。
[もはや原形をとどめない役場からの手紙をひらひらさせて……はっきりとした内容は知らないから、気軽な様子で]
[ナタリーが見せてくれた手をじっと見]
なるほど……
これは今夜あたり吹雪いてもおかしくないかも。
[彼女が雪だるまを作っていた事など露知らず。
至って真面目そうに、こくこくと頷く。
ナタリーが紅茶を飲み。
ロランとイヴァンが軽食をするのを、横目で見ながら]
これで、全員なのかしら?
[ふとした疑問を口にした]
ありがとう、オリガ。
[食事が用意されれば、簡単に祈りを捧げてからパンを手に取る]
(まだ外には出られる、のか…)
[穏やかな宿の光景を見て、安堵のような拍子抜けのような感情が過ぎる]
(あの老父のことだから、平然と数日間宿を封鎖ぐらいしてくるかと思ったが…)
まあ、何もないのならそれが一番だ。
[食べながら、小声でボソリと呟いた]
[アナスタシアが用意してくれた紅茶、礼を言って受け取った。
口を付ける……熱い]
ロランおはよう。昨日はお世話になりました。
[結局すぐは来なかったから、様子を伺うようにじっと階段から下りてくるロランを伺った。
そう言えば、ミハイルの姿がないのに気がづいて、ほら気まずい、とつぶやいたりする]
はい、おはようございます。
[ナタリーにはアナスタシアが紅茶を用意していた。
イヴァンの姿、ロランの姿、ナタリーの姿を静かに見ているが、やがて手紙の事に話が及べば]
……だから、皆さん集まっていらしたんですね。
[納得した様子で面々を見やり、一人頷く]
……。
[何か事情がある事は察せた。
だが、それ以上を問う事は無粋に思えて]
はい、わかりました。
[アナスタシアに言われたとおり、食器を片づけ始める]
何も起こらないと良いんだけど……
[ぽつりその場に残された呟き。
ふうっと息を吐いて、カウンターの向こうで皿を洗いはじめる**]
[ナタリーの持つ手紙やら、自分の疑問やらが、話の中心になり。
挙句の果てにアナスタシアが溜息までつく]
……そう…。
[顎に片手を当てて、首を傾げる、が。
昨日の様子と、皆の表情を見れば。
来ていないのが誰か、何てのは察しがついて。
視線をティーカップに移せば、眉を顰めた**]
/*
そもそもこの村の人狼の由来がわからない以上、
どう絡んでいいのやらです。
ナタリーは元々っぽいし、
姉さんは発症系か入れ替わり系か…
*/
/*
求婚どうしよおおおおおおおおおおおおお。
キャラチップの好み:シュテファン⇒居ない\(^o^)/
女の子に刺して、ゆりんゆりん…?\(^o^)/
…………………。
[誰かを呼びに行く風なアナスタシア。一瞥を送るも、声をかけることは無く]
御馳走様。
[食事を終えれば、カウンターの傍まで皿とカップを運んだ]
今日は、森が、遠い。
[霧の中、曇った窓越しに見える景色は遠く。
やがて睡魔に襲われて、ソファの上でこくりこくりと舟を漕ぐ**]
/*
メモの現在地の小ネタは女の子縛りなのは必然です。
ガス抜きガス抜き。
人狼(呪狼、智狼):フィグネリア、ナタリー 囁き狂人:ロラン
占い師:? 霊能者:? 妖魔:? 聖痕者:?
求婚者:?? 照坊主:?
求婚者でイヴァンとオリガのどっちかはありそう。
もう一人はイライダあたりかな?
サーシャ、ミハイルは妖魔か照坊主か。
*/
― 昼過ぎ:宿・自室→食堂 ―
[朝食を食べないのはいつものこと。
少々遅くなったけれど調子もさほど悪くなく、食堂へと足を運ぶ。
思っていたよりずっと多い人声に、いつもこんなに繁盛しているのだろうかと首を傾げる。
聞き覚えのある声がほとんどで、村人が自主的に宿に泊まることも皆無ではないだろうけれど、皆手紙に呼び出されたのだろうとあたりをつける]
こんにちは、にぎやかですね。
[アナスタシアには夕食を辞退した謝罪を述べ、少し遅い昼食の席に着く]
―自宅―
[とん。]
[とん。]
[戸を叩く音に、目が覚めた。]
[どうやら、眠っていたらしく。]
[ゆっくりと腕を上げると。]
[時計の針は昼近くを指していて。]
[しばらく、天井を見上げていると。]
[足音が近づいて来ただろう。]
……回りくどいこと云いやがって。
[ソファに横になったまま。]
[上げていた腕を、額の上に。]
[靄。]
[昨日の様子。]
[いつかの、話。]
出たんだろ。
[眼球だけを相手に向けて。]
[唇の端を歪める。]
[アナスタシアの顔から、血の気が引いた。]
[兎に角、宿へ来るようにと告げて。
逃げるように走り去って行ってしまう。]
[ティーポットが空になったタイミングで、席を立つ]
ん。
少し一服してくるわ。
[背もたれに掛けていた、ファーショールを肩に巻いて。
かかる髪をはらえば、ブレスレットとお揃いのイヤリングが、しゃらりと鳴った]
[日が昇っているはずの時間なのに、辺りは暗い。
靄はますます、その濃度を増している]
どこかの村では、靄が人を襲う
そんな言い伝えがあったわね。
[靄のかかるような視界の悪い日に出歩くのは危ないよ、と。
親が子供へと、少し誇張表現を入れながら、言い聞かせる。
そのような、よくある話だと思ってはいるが]
伝承のように、襲われるなんて
思わないけれど
……視界がはっきりしないと
不安になるのは、確かね。
[自分の両手で、肩を抱くようにしてから。
宿の壁に軽くもたれかかる。
手にしている薄荷煙草から流れる一本の煙。
靄の白と同化しては*消えゆく*]
[指に挟んだそれが、ほぼ灰の塊と化したころ。]
[ようやく、ソファから立ち上がり。]
[暖炉に投げ込み、火を消した。]
[それから、簡単に。外に出る用意をすると。]
――人狼、か。
[扉を開けた。]
**
― 食堂→水車小屋内部 ―
[普段めったに家を出ることのない彼女の姿に、驚かれたり体調を心配されたりしただろうか。
フィグネリアの存在に気がついたなら、懐かしく感じたかもしれない]
少し宿の中を散策してきますね。
[誰にともなく告げると、とりあえずは水車小屋へと向かう。
好奇心と住み慣れた家でない不安に、宿の様子が知りたく思った。
水車小屋の内部のからくりは動いているはずもなく、凍り付いたまま――**]
[目がさめれば、とっくに昼を過ぎていた。
幾ら陽光遠い村だとしても、その太陽の位置で今がどのくらいなのか。
それぐらいの時間は、判る。
苦く笑い、軽く下腹を撫でて]
なれない場所で寝たからかしら。
寝坊してしまったよ
[誰に言うでもなしに、そう一人五散る]
……昨日父さんと母さんを食ったばかりだと謂うのに。
もうお腹が減ったのかい?
食い意地の張った子だね、この子は。
[呆れたように呟くも、その声はとても優しい。
そっとそっと。
胎越しに、中の子を撫ぜる]
― 食堂 ―
[食堂へと降りれば、人影がまばらに見えた。
きっと自分と同じ、この騒ぎに巻き込まれた不運な者たちだろう。
女はそう結論を付ける。
水車小屋へ向かうサーシャの姿を見つければ、
少し驚いた様に目を見張る……が、すぐに笑みを浮かべて。
片手を軽く上げ、いってらっしゃいと見送った]
おはよ、ナースチャ。
なに? もう昼過ぎだって?
固い事謂うでないよ。
[渋い顔をする友人に、けらけらと笑う]
この子が宿ってから。
どうにも眠る時間が長くなっちまってね。
二人分眠ってるみたいだよ。
[下腹を撫ぜながら、無邪気に笑う]
[カウンターのスツールに腰をおろす。
其処は女の指定席。
友人を訪ねる時は、必ず其処に座るようになっていた]
……ねえ、ナースチャ。
何か貰えるかい?
昨日のストロガノフの残りとパンでも構わないから。
[ぽんっと。
まだ目立たぬ下腹を叩き]
この子がお腹減ったっていうもんだからさ。
[そう謂えば、ちょうどぐうっとお腹が鳴って。
ほらね?と。何時ものように笑う]
―宿へ―
……はぁ。
[出てきたとはいえ、気乗りはしない。]
[呼ばれたということは。
自分にはなんらかの。容疑が掛けられているという、ことなのだ。ろう。]
[宿に、というのも。 合点がいく。]
[呼んだものを、拘束でもするつもりなのか。]
[それとも。]
[ボコッ。]
…………ぼこ?
[なにか、蹴飛ばした。]
[見れば、足元に転がった雪玉。]
[それもふたつ。]
[しゃがんで、拾う。]
[さらに見れば、無数に並んだ……]
……こうか。
[もう片方の雪玉に、手に持ったそれを乗せる。]
[とんとん、と2回。軽く掌で、上から叩いて。]
[首を傾ぐ。]
[ポケットの中を、探ってみる。]
[なにかの木の枝。]
[魚の頭。]
[十字架。]
[黒曜石のナイフ。]
[馬の蹄。]
[他。]
[どこで拾ってきたのか、全く覚えていないけれど。]
[手の部分として、生やらかす。]
よし。
[頷いた。]
**
アナスタシアが「時間を進める」を取り消しました
アナスタシアが「時間を進める」を選択しました
[アナスタシアが用意してくれた食事を取りながら、
暫くは食堂で。とりとめのない会話を続けるだろう。
他に話しかけてくるものがいれば、
二言三言、言葉を交わして。
部屋に一人でいるのが寂しいのか、
暫しその場に留まり、ゆったりとした時間を暖炉のそばで過ごす*だろう*]
[靄の向こう。
誰かが向かってくる気がして。
急いで薄荷煙草を消しては、宿の中へと戻る]
はぁ……っ。
[両手を胸にあてて、目を閉じてから。
ゆるく首を振った後、深呼吸を数度]
[再び目を開けた時は、何も無かったかのように。
冷えた身体をさすりながら、食堂へと。
フィグネリア達が部屋には戻らず、暖をとっているのを見れば。
暖炉近くに行って、カーペットにぺたりと座る]
やっぱり外は寒かったわ
まだこんな時間だってのに、嫌になっちゃう。
[肩にかけていたストールを、膝掛けのようにしてから。
ボトルの横に伏せてあったグラスを手に取り、ウォッカを注ぐ]
私も少し頂くわね。
[そしてカツンとグラスを鳴らした**]
/*
さて、全部は使わないけど、さいころふろう♪
占い先+刺繍の柄〜
<<ウートラ>>
*12殿様蛙*
宍◆
*05木星*
{19太陽:逆}
*/
/*
どうしよう…さすがに過去の予想もできません…
ふりなおしていい?
耳を澄ませば、いいよという声が聞こえた気がする…多分。
<<イライダ>>
*08海王星*
*10雪兎*
{07戦車:逆}
lightyellow◆
*/
[まるで東洋の娘みたいに
カーペットにぺたりと座ったイライダをぼんやりとみつめた]
・・・なあ。
こんな深い霧なんて初めてだ。
なんつーか、あまり気分の良い天気じゃねぇな。
お前さんならこういうのは何でだか
解るんじゃねぇのか?**
サーシャは、イライダ を能力(占う)の対象に選びました。
[水車小屋の内部をゆっくりと歩き回ったなら、入ってきたのとは別の扉を見つける]
多分、直接外に出られるのね。
[扉をあけたなら、濃霧がぶわりと身体を這う。
その湿った空気にぶるりと身をすくませる]
・・・さむい。
[急いで扉を閉めたけれど、もしもすぐ近くまで来ていたならミハイルの影が動くさまをちらと目撃したかもしれない]
ええ…
確かにこんなに濃いのは、珍しいわね。
[自分を見るドラガノフを、見つめ返して]
霧や靄と云えば
様々な伝承があるけれども
この村の場合
近くにある森や湖と言った要素が絡むから…
[あの本に、書いてあった事は、確かなんだったかな。
なんて、そんな事を思えば]
[しばらくは気の向くままに宿の中の散策を続ける。
――酒倉の奥に隠された地下牢の存在には気がつかぬまま]
ここ、いつ頃から宿をやってるんでしたっけ。
[隣村出身だったか隣村に嫁いだんったんだか、アナスタシアはずっとこの村にいたわけではないと聞いた気がする。
もしかしたら勘違いだったかもしれないけれど、折を見て問いかけてみただろう、この宿の来歴を]
………
あ、いえ。
[ウォッカを一口飲み、グラスを両手で抱える]
こんな「何で」なんてのは
書籍での知識が中心の私より
村の人のほうが
思い当たる節があったりするものなのよね。
[少しだけ眉尻を下げて、笑った]
―宿―
[夢を見ていた。少年の両親が亡くなった日の夢を。
あの日も確か今日のように、村は深い霧に覆われていた]
(まだ若いのに)(ああ、やはり)(あの家は―――…)
[一人ぼっちになってしまった寂しさに、囁く村人たちの声に、耐え切れなくなった少年は逃げるように森へと駆けだした。
行くあてなどある筈もない。けれど霧に覆われた森は、何もかもから逃避させてくれる気がして]
[だけど、そんなの幻想だった]
[視界が悪い中、ただでさえ危険な深い森。
小さな少年は、容易に道に迷い、彷徨った揚句、終いには崖から足を踏み外す]
[深い谷に落ちた少年を、助けに来てくれたのは誰だったか]
―――――ドサリ。
[静かな暖炉の火が爆ぜる音に、大きな落下音が重なる。
寝ぼけた青年が、ソファから転げ落ちた音だ]
痛たた…。
[首を押さえながら半身を起こす]
へへ。寝相の悪さだけは、しっかり父さん譲りだよ。
[ドラガノフと目が合えば、苦笑を浮かべつつ軽口を。でも、あながち間違ってもいないかもしれない]
/*
,,ヾ..;i ,,; .i
,,,丶,○○○ ,,i ;;,
○*・ω・)○ ,,i; ,, .
,, ○○○ アッ !! ポンデライオン ,,,
c(,_uuノ ,,∧_∧ ○ ,,
,, ,,i,. ⊂ (´∀`*⊂⌒ ̄`つ←イヴァン
*/
/*
,;⌒⌒i. _____
( ,;;;;;) | |
( ,,,:;;;) │ 森の奥 |
ヽ| |/|;,ノ | → |
.,.,, ,i., | / .,i |_____|
,, ,;,,, | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
.;,i ○○○ |.,,,;. .;i, ‖ヽ
*○(・ω・ )○ .. ´ヽ (,, ‖丿.,,,
ズルズル/~⌒。Д。)..,, ´ヽ ,;,; ‖,,, ..,
((((⊂_ノ~UV Vu、 ,, ヽ丶,.ヽ ‖、,,
*/
[ちょうどイヴァンが転げ落ちた時間に食堂に戻ってきたようで、思わず足が止まる]
え、なぁに?
[その後に続く言葉に、イヴァンと知る]
・・・そんなに寝相悪いんですか。
[特に悪気はないつもり]
この宿、4階層なんですね。
おもったよりずっと広いわ。
[誰にともなくつぶやく、他の人々には周知だったのかもしれないけれど]
[階段を下りてきたフィグネリアの姿に、やはりぱちぱちと瞬きして]
フィグネリアも、ですか。
[も、呼ばれた、とも。
も、朝寝坊さんなのか、とも。とれる呟きを漏らして]
みんなにおんなじ用件っていうのも、なんだろうなあ。
[疑問というよりは、不安の響きで言って。
紅茶と共に運ばれていた蜂蜜を一匙すくって、口に運ぶ]
[姿を現したフィグネリアと共に。
ふわりと、なにかを嗅いだ気がした。
ぐるりと臓腑をかき回すような。
くらりと目を回すような。
口に含んだ蜂蜜の香りで、なにかはすぐに消えたけれど]
[居眠りしたらしいイヴァンがソファから落ちて。
サーシャが遠慮無く言うのと。
ロランがいつもの調子で言うのとを聞いて。
思わず吹き出して笑った。
みんな結構酷い、とは言わなかったけれど]
サーシャお帰りなさい。
3階から見える景色もけっこう良いですよ。
[彼女がどれほど見えるのか、詳しくは知らなかったから、つい、そんなことを言っていた]
少し、出る。
すぐに戻ってくるが。
[特定の誰かに言ったわけでもなく、ただそれだけを口にして宿の入り口に向かう]
ああ、これを置いてくるだけだ。
[扉を開けて一旦、閉めると
その場で入り口の外で村の誰かを呼び止める]
すまないが、これを家に届けてくれるか?
ああ、ん? なに? ……それで?
……そうか。なら頼む。
[相手から何かを伝えられた後、短い会話を交わして紙の束をその誰かに渡す。
これで本当にすることがなくなったな。
[すぐに扉を再び開けてそのまま宿の中に戻ってきた。
宿の扉脇にひっそりと置かれていた小さな雪だるま(>>80)には、気づくことなく扉を閉めて]
[紙の束の中には引継ぎの書類も混ざっていた。
父が自分を切り捨てる必要が生じた際、
戻ってくるかもしれない次兄に円満な村の役職の移行できるように]
(あの人は抜け目がない。役場の動きとは別に、噂を独自で調べているようだ)
[自分は何も知らされていないが、伝達を頼んだ村人がある一軒家について変な事を云っていた]
(姉さんに聞いてみるべきかも知れないが、もし不測の事態が起こったとしてそれで姉さんがここを出たいと騒がれても困る、か)
[自分の中だけに収めておく事にする。この判断が彼にとって村にとって正しかったかどうかは、今は定かではない]
村おこしか。
観光になりそうなものはどうなのだろうな。
[余暇ということもあって、雑談に参加する]
そうだな。
凍れる湖なんかは…
研究所が出来るぐらいだ。何か珍しいのかもしれないな。
[イライダがいれば彼女の方へ視線を向けたかもしれず]
あの子、いつもサーシャさんの話ばかりしていたよ。
宿の地下に「冒険」に行った時も、姉様に帰って楽しい話をたくさん聞かせるんだ、って。
[思い出し笑いをくすくすと零す。遠い昔のことだけど、変わり映えのしないこの村を流れる時間は緩やかで、過去の出来事は遠くて近い]
……………。
[次いで、淡々としたロランと彼の身を案じるサーシャのやり取りを見れば、小さく瞬いた。
ロランが彼女の見舞いへ行っていたことは知らなかったが、仲良さげな様子に目を細める]
[店の主の顔は。
あの日の約束を思い出させる。
『いいかナタリー 約束だ』
血だらけの腕を押さえて、蒼白の顔で。
『もし、それでも我慢出来ずに。
人を食べようと思うことがあったなら――』
震える唇で、それでも眼光鋭く幼い自分を見据えて。
人生でたった一つの約束を、交わしたのだ]
夢見たことが真実かもしれないだなんて、今まで確かめようと思ったことすらありはしないのだ。
彼女の世界はとても狭く、広げる意味を彼女自身が見出しはしなかったのだから――。
[ナタリーの店の、どこか心配性な陰を持った店主の顔を思い出しながら]
業務に支障が出る分は後で補填が出るかもしれない。
全てが終われば、その辺の話もあるだろう。
[やはりどこか外れたような話を、ナタリーや他の仕事を持つ者達に対して交わした]
なんで。
[と、約束の内容に問い返す幼い私は。
口元を血で汚し。
全身を血で汚し。
がたがた震えながら居て。
伯父は、腕を押さえていた手で、私の頭を撫でて。
私は、今し方食い千切ろうとした伯父の腕の傷を。
恐る恐る手で押さえて。
泣きそうな顔をして、何故か微笑む伯父の顔を見上げたのだった――]
昔は湖って凍っているのが普通だと思っていたけど。
実は珍しいみたいだね。
[この村からただの一度も出たことのない青年は、平然とそう告げる。村の外のことは、書物や絵画で知っているだけ。文字を読むのだって、そんなに得意なわけじゃないし]
観光地になって人が沢山集まれば、
この村も賑やかになるのかな。
大きな道が出来たりしてさ。
[わくわくとした面持ちで話す。気晴らしにこんな話題を持ち出したことも忘れて、人の集まる村の風景に想いを馳せた]
ミーシャさん、酷いや。
僕は立てこもったりしたことなんて、……ある、なぁ。
[さらりと話題に出されて、少しだけ不満げに口をとがらせるも。彼女の言葉はもっともだったので、結局苦笑を浮かべることとなる]
いいね。家族って。
[愛しげな姉の顔に、呟きが零れる。嫌味とか嫉妬とかではなく、それは純粋な憧れで]
僕は仕事を終わらせてきたから、暫くは心配ないけど。
[本当に気になっているのは、補填とかそんなことではなくて]
……あ。
[その声を遮るように。窓のずっと遠く、向こう側から、獣の遠吠えが聞こえた気がした**]
[ドラガノフのピッチにつられるように。
何杯目かわからないウォッカを飲みながら]
観光になりそうな話…ね。
[人差し指を唇に当てて、しばし考える]
「一年に一度だけ…
湖のどこかに、氷の華が咲く」
そんな話が
凄く凄く古ぼけた本に書いてあったわ。
[この村の森や湖、井戸なんかに明るい話は、聞かない。
自分が知っているのは、ただ、それだけ―――]
私も見た事は無いし
それ以上の情報はないのだけれど
もし本当に咲くのであれば
見てみたいわね。
[その幻想的な光景を想えば、自然と表情は柔らかくなっただろう]
[ロランに頷き返すと]
――実は……
皆さんに、お伝えしておかなければならないことが
……あるんです。
[女主人は、何やら言い辛そうに目を伏せて――
暫くの沈黙の後に、再び唇を開くだろう。]
此処へ集まって頂いた皆さんには、
ある『疑い』が掛けられているんです。
――勿論、あたしにも。
――ヒトを喰らって生きる、獣です。
昼間は人間の姿をしていて、夜になれば本来の姿を現すと謂われています。
……その人狼が、村の中に紛れ込んだというのです。
[其処で一旦、女は言葉を切る。]
[先ほどまでの笑みは一変。
グラスをぎゅっと握り締めつつ、アナスタシアへと視線を向ける]
――人、狼………。
[研究者として、人狼探しに協力させたいのか。
それとも村の出身ではない異端として疑われているのか。
その両方なのだろう、と]
そう…
そういう事、なのね。
[そっと、息を吐いた]
[静かに首を振る]
噂の真偽は、わかりません。
ただ――あたし達は、人狼ではないかと疑われている。
それは、確かです。
(……それに、あたしは――)
[言い掛けて、口を噤む。
まだ、本当に人狼がいるかどうかなど、わからない。
むやみに不安を煽るような事は……]
/*
,.、 ,r 、
,! ヽ ,:' ゙;
. ! ゙, | }
゙; i_i ,/ ミッフィーさんがログインしました。
,r' `ヽ、
,i" ゙;
!. ・ ・ ,!
(ゝ_ x _,r''
ヽ,:`''''''''''''''"ヽ.
| r';
゙';:r--;--:、‐'
゙---'゙'--゙'
[ドラガノフの言葉に、思わず彼を見つめる]
ありがとう。
そうね……
私も、ここにいる皆が
人を殺めるなんて、思えない。
……そうよね。
[握っていたグラス。
中のウォッカを一口飲んで、こくりと頷いた]
イライダは、ドラガノフ を能力(求婚)の対象に選びました。
[そうは言ったものの。
続くアナスタシアの『人狼』の言葉には]
うそ……
[今し方の遠吠えが、人狼のものであるように思わせるには十分で]
そんなわけ、ない。
[ゆるゆると首を振る]
/*
_○ <ナスさんがログアウトしました。
ノ>..,,,_
,ィーァ-‐'"~ ̄<::::..... `ヽ
r',, ;;=;;>:::::::::::::::::::::::. .::i
`-'rrー-fl、;;;,,..___;;;rr;:ノ
,|| .|i || |i
,|| || || ||
この村に人狼が紛れたっていう噂で。
私たち疑われて集められたなんて。
[被っていた毛皮の帽子、ぎゅっと胸に抱きしめて]
そんなの、嫌だ。
[ドラガノフの様には、強く言えない。
ぽつりと、つぶやいて俯いた]
[そんな今頃になって。
抱きしめた毛皮の帽子の下で、心臓が早鐘を打ち始める。
ずっとずっと人のふりをしていた。
今までずっとうまくいっていたのに。
今更ただの「噂」で全てが台無しになるなんて」
[いや。でも。
人狼は「私」なのだから。
私が何もしなければ。
みんなの疑いは晴れるのだから。
私が何日でも我慢すれば。
それで、噂に惑わされた人たちも諦めるだろう
何日でも。何十日でも。
今まで大丈夫だったのだから、きっと、大丈夫]
[大丈夫。
自分自身に言い聞かせて、こっそり深呼吸をする。
大丈夫。大丈夫。大丈夫。
だけれど何故だろう。
いくら言い聞かせても、ざわりと肌が泡立つ感覚が消えないのは]
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゙;
|┃. ! ゙, | }
|┃≡゙; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゙; < 話は全部聞かせてもらったぞ!
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゙';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゙---'゙'--゙'
――おもっ…… う。
[思ったより、眩しかった。]
[眉を顰めたまま、2,3度瞬き。]
[食堂の連中に近づくが。]
[そんなに近づかない。]
……昨日ぶり。
[ナタリーに気がつけば、そう呟くように。]
[カーペットから立ち上がれば。
レースのついたスカートを、撫でるように掃う]
少し飲みすぎたかも、しれないわ
何か違うものを貰えるかしら。
[カウンターの向こうにいるオリガに声をかけ。
適当な場所に腰掛ける。
誰かの隣に座れれば、良かったのかもしれないけれど。
何故か、それは出来なくて。
そんな自分が少し情けなくて、下唇を噛んだ**]
[確かに眩しさに顔を顰める様は、他の誰とも重ならないか]
……うん、あたり。昨日ぶり。
[男の視線が自分を捉えて、幽かに呟きが聞こえて。
笑おうと思ったのに、泣きたい気もして、うまくいかなかった]
人狼とは何か。
具体的なことはわかっていない。
人間以外の混じった旧い血が先祖帰りのように覚醒してとも、
病気として感染、発病してとも、
そもそも人狼という種族がいるとも、云われている。
人狼は、人に混ざって人を襲い、人を喰らう存在だという事。
人狼は、別の人狼を惹きつけるとも、生み出すともされている事。
人狼は、人間に化けることができる、と云われている事。
[書物や伝聞で得た知識を披露する。無論確証は何一つないと前置きをした上でだが]
目撃されたのが若者だから化けている先も若者とは限らない。
それと昔からの馴染みだからとか、余所者だからとか、それで人狼かどうか見極めるのは危険だと付け加えておく。
件の目撃された人狼らしいものが、この村に来たとは誰も見ていないし、どこからかそう強く訴えがあった訳ではない。
人狼という存在自体、懐疑的な者もいるだろう。
それでも、この村に対して「人狼の噂への対策」をしたということが強く求められている。
恐らく数日間、ここに篭って何も起きなければそれで終わりだろう。
正直なところ迷惑だろうが、国の意向ということで村としても協力願いたい。
[そう言って、頭を下げた]
/*
ロランwwwwwwwwwwww
おめー設定よくわかんなくてちょっと悩んだじゃねーかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww最初から説明しろしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
[アナスタシアが謂いだした言葉には、
一瞬眸を瞬かせて。小さく吹きだした]
やれやれ。何を言い出すかと思えば。
[友人の傍へ行き、その肩をそっと抱いて]
あなた、少し疲れてるのよ。
後片付けはやっておくから、休んでおいでよ。
[一度その背中を撫ぜた後、ドラガノフと一言二言会話し、
自室へ戻る友人を心配そうに見送った]
/*
とりあえず。
占われたら、吊られます。
思ったより早く終わりそうなら、吊られます。
あとは、狼COするまではおとなしくしてればいいのかな……というかすでに怪しさに充ち満ちております。
う、うざくないかな。
空気読めなくてごめんなさい。
/*
ちゅーか表どうしよう。
よし、なにか元気になる方法を考えよう。
てか赤も、思念OKぽいのに通話してないよね!
よ、良かったのかな。このまま行くのかな……(あせあせ
あ、あと。
赤勝ち気な襲撃先は……吊り先がランダムなので、気をつけないと、ですね。
求婚位置が恐いです。
というか! みんな深夜に起きて来すぎ!w
私寝るもん、寝るんだもん。また明日。お休みなさい。
実際どうなのかは俺も知らない。
噂でも人は死ぬし、疑いでも人は殺される。
だから迂闊な事は云えない。
[人狼として疑われ、死んだ友の亡骸を思い起こしながら]
村としては「対策をしましたが何もおきなかった」という状態を望んでいる。
できれば明るい話題で集まれればよかったのだがな。
[先ほどの白々しい会話を思い出しつつ]
まあ、恐らくは暫くは暇を持て余すことになるだろう。
ここにいる限り、諸経費は全て村が持つ。好きにしてくれ。
遊具など持ち込んで、遊ぶのもいいかも知れない。
酒を飲むのも構わんが、飲み過ぎないようにな。
[誰にも気づかれぬよう、食堂に面していない方の扉から廊下を出た。
階段を上り、向かうのは――――旧友の部屋。]
あたしよ。
……開けてくれる?
[部屋に入れて貰えたなら、女は唇を開くだろう。]
御免ね、びっくりしたでしょう?
でも、もっとびっくりする事、あんたに話しときたいの。
うちの人が死んで、あたしが村に戻って来た時の事…… まだちゃんと、話してなかったわね?
あの人――――、殺されたの。
人狼に。
[別の村で、人狼騒動に巻き込まれたこと。
夫が殺されたこと。
そして自分はその時の生き残りであること。
金緑石を握り締め、時折、肩を震わせながら。
フィグネリアだけに、打ち明けただろう。]
― 自室 ―
[納得いかないまま、自室に籠っていると戸をノックする音が聞こえる。
開いてるよ、と。
一言だけ答えれば、開いたドアの向こうから姿を見せたのは旧友で]
……ナースチャ。
どうしたの? 顔色悪いよ。
暖炉あたる?
[と、ぱちぱちと薪を爆ぜる音を響かせる、
暖炉の傍へと彼女を導いた]
殺された―――…?
[アナスタシアが口にした言葉に、思わず眸を数度瞬かせる]
あ、んたまで、なに謂ってるんだい…?
そんな冗談、
[笑えないよと謂おうとして、
彼女の眸が真剣であることに気づく]
……嘘じゃ、ないようだね。どうやら。
[大きく息を一つ吐いて]
聞かせて。詳しくその話。
[彼女と対面するように寝台に腰をおろし、
真剣な面持ちでアナスタシアを見据えた]
[金緑石を握りしめ話す友人が話す男の最期に。
女も、眸を揺らす。
肩を震わせるアナスタシアを抱き寄せ、その背を叩き]
あんたも……辛い思い、してきたんだね…。
[呟く声は、自身が街で経験した想いも含んで。
重く重く、床へと落ちる]
ありがとう。あたいにだけ、打ち明けてくれて。
[彼女の眸に涙が浮かんでいたならば、
その雫をそっと拭っただろうか]
……しかし。
ただの噂だと思っていたのに。
本当に”い”るなんて、ね。
[何が、とは口にしない。
ただ不安からなのか、がり、と。親指の爪を噛んで]
あたいは……死にたくない。
この子を産んで、育てるまで。絶対に……。
[呟き、下腹を撫でる。
まだ目立たぬ腹であろうとも、この中には確実に。
新たな命が芽生えているのだ。
それを生まれ落ちる前に摘ませる訳にはいかない]
あの人を喪って、
傷ついてるあんたにこんな事を謂うのは、酷い事だって判ってる。
でも――――
[唇を僅かに噛み、下腹をそっと撫ぜて]
教えて。
あんたがどうして生き残れたのか。
その村の事、狼の事。そしてあんた自身の事を――
死にたくない、死ねない。
[下腹を撫でる。
何度も何度も何度も。指が赤く擦り剥けるまで、何度も]
この子を……あの人を喰らった時に授かったこの子を。
産み落とすまでは、絶対に。
死んでなどやるものか――――…**
/*
ここで占い師を騙れば、死亡フラグが!
とも思うけど、真占い師に悪いので。
狩人でもいいけど、今村人なこと考えると元共有かなー。
しかしそれだと真っ先に狙われる意味がわからんけど。
狼に丸投げしちゃえ☆ イヒーヒ!
[アナスタシアの話しを聞いて。
ロランの話を聞いているうちに。
何となく宿の外に出てきてしまった]
とんでもない疫病神だわね、あんた。
[手紙に向かって、唇をとがらす。
宿から出れば何となく、視線を感じる気がした。
遠巻きに、疑いと哀れみと恐れの混じるような]
気に、しすぎ。
[村中に知れ渡っている訳がない、はずだ。
宿の壁に寄りかかって、ぽり、と頭を掻いた]
――あたしにはね。
絆が、あったのよ。
お互いを信じあえる、唯一つの絆……
[あの人と繋がっていた、絆。]
村は……、疑わしい人達を次々と殺していったわ。
その間にも、人狼に襲われて何人も死んだ。
最後に残されたあたしは――…… 護られたの。
[死闘の末に最後の人狼を仕留めた守護者もまた、その毒牙からは逃げられなかったのだ――
……――そうして、女だけが、残された。]
[聞かれたならば、総てを話すだろう。
村であった事も。人狼の事も。
そして自らに与えられた、『結社』と呼ばれた力の事も。
女の識る、総てを――……]
/*
ナタリーかわいいよナタリー
ごめん俺自重しないwwwwwwww
終わってログ見返して俺の灰がほぼナタリーかわいいよで埋まってたりしたらすまんwwwwwwww
[友人が話す事を、一つ一つ頷きながら。
女は真剣な面持ちで聞いて行く。
一通り聞いてしまえば、はぁ…と大きく息を吐いて]
なんだか物語の様な話だねえ……。
いや、この期に及んでまだ疑ってるって訳じゃないよ。
あたいはあんたを信じてる。こんな嘘を言う様な人間じゃないってね。
ただ、あまりにも……ね。
情報過多って謂うのかね。頭がパンクしかけてる感じ。
[昔からお頭の出来は良くなかったからねえ、と。
苦く笑う]
ただ……あたいはともかくとして。
他のみんなはこんな話、中々信じにくいだろうから。
今回の騒ぎが、役所の勘違いじゃなく、
本当に村の中に人狼が入り込んでいるのだとしたら、どうしたものか……。
[腕を組み、悩ましげに眉根を寄せて。
ぽつりと*呟いた*]
[まばらに食堂から人影が無くなっていく。
ある者は部屋へ、ある者は外へ]
何も起きない事を望んでいる
……か。
起きないと信じたいけど
話を聞いた後じゃ
……不安の方が強いわね。
[誰が聞いているかも、解からないが。
静かに心境を吐露する。
空になったカップを残し、立ち上がる。
薄荷煙草に火をつけ、マッチの燃え滓を暖炉へと抛った**]
[次いで聞こえてきたロランの言葉に>>151〜>>153>>156>>158、彼のほうを注視する。
不安よりも、怒りが、湧く――安全な場所で保身故のきれいごとを並べる連中に、そして彼女に死をもたらすかもしれないその存在に。
再び伏せられた彼女の顔には、おそらくは家族以外が知ることはなかっただろう冷ややかなまなざし。
アナスタシアとロランの心痛を思う]
・・・年取るごとに愚かしくなっていくのかしら。
[周囲には届かないほどに小さく独りごちる―そんなもの達ばかりではないと理解してはいるけれど。
目を細めて思う先には、彼女をこの場に呼び寄せたもの達のことはすでになく――]
マーシャのことを思う――愛しい私のマリーヤ。
この場にいるのがあなたでなくて良かった。
けれど悔しい。
覚悟していた病ではなく、貴女とあの人たちの知らぬところで朽ちるかも知れぬことが――。
/*
現在の役職
村占霊聖 求求 呪智 囁 妖 照
明日いきなり突然死が発生しそうです。役職が全くわかりません、かおす。ウートラの役職は何でしょう。むむ。
[決意めいたアナスタシアの様子に、何故か此方も真剣に話を聞かなくては悪い気がして、ソファに姿勢を正して座り直す]
………人狼って、あの、お伽話の?
[けれどその内容には些か困ったように眉を寄せた]
僕たちに疑いがかかっているって、
だって、ここにいるのって皆…。
[よく知った相手ばかりである。
ただ、態々大がかりに一か所に集められたということは、あながち嫌疑の話は冗談でも無いのだろう。
オリガの様子が気にかかり、彼女がこの場に居るのならば、そちらへ心配そうな視線を向けた]
―自室―
[机の上には、昨日夜遅くまでかけて完成させた木彫りの水車小屋が佇んでいる]
[からころからころ]
[凍れる湖に固められた水車と違い、指ではじくだけで、軽快な音を響かせる]
人狼なんて怖くない。…けど。
[少し立てつけの悪い窓を開け放てば、冷たい風が吹き込んでくる]
[木彫りの水車小屋の側には、まだ作り掛けの木彫り人形が置かれている。
それは髪の長い少女の形をしていた]
………あ、兄さん。
[窓から外を眺めていれば、真下に外へ出かけようとしている人物の姿が見えるか]
[ミハイルの視線が此方に向いたような気がすれば、嬉しくなって手を振ってみた。返事が返ってきたかは、分からないが]
待って、待って。
[慌てて一度部屋の奥へ引き返すと、長いマフラーを首元に巻き、コートを羽織って再び窓際へ]
えいっ。
[それから、とん、と白い大地へ飛び下りた。2階ならば、高さは知れている。お行儀は悪いけれど、こんなことは日常茶飯事だった]
兄さんが何処か行くなら、ついて行こうと思って。
[雪の上に立ちなおすと、無邪気に笑う]
宿の中、緊迫してて。 …少しだけ、居辛い。
[小さな声で困ったように言い訳を付け足した]
ったく
村長のヤロウ無茶苦茶だな。
だが、ヤツの呼びかけでここから出られねえんだから
ここの宿代は村長持ちって事だ。
羽伸ばさせてもらうとするかね。
本当は、違う。緊迫しているから、じゃない。
いる。この宿にいる。
僕の存在そのものを消し去ってしまうような、
…そんな存在が。
[何処に出かけていたか、ドラガノフが宿に戻ってきて]
おかえりなさい。
[そんな挨拶をしてみた。
宿の外で。手は、小さなかまくらを作りながら]
それじゃ、家に付いてく。
[墓地の方向へ一度顔を向けてから、相手へ向き直る。
「いいよね」と確かめるように、首を傾げながらニイと笑う]
久しぶりに、兄さんのいれたココアが飲みたいな。
[なんて、我儘を挟みながら。先行くように、歩き出す]
イヴァン、ミハイル・・・
あいつら大きくなったな。
こんな村長のたわごとに付き合わされて気の毒なこった。
ふたりとも無事に家に帰してやりたいもんだ。
[さっさと行ってしまった後姿を、しばし見つめて。]
……ま、いっか。
[特に急ぐこともなく、その後を追う。]
[ドラガノフに対しては、軽く目だけやって。]
[途中でナタリーを見たなら、またか、と呟いた。]
はやくー。
[のんびりと後ろを歩くミハイルを振り返り、声をかけるけど。
其れは何処か楽しげな声で、別に本当に急かしている訳ではない]
―――――……兄さん。
[やがて彼との距離が縮まったら。白い息を吐きながら、少しだけ神妙な声で呟いた]
何か、知ってるの?
人狼のこと。
[青年と付き合いの長い彼ならば。そこに不安の色が滲んでいることに気づいただろう]
嘘みたいな話だと、思うけど。
[言葉が続かなくなって、俯いた]
ん?
[距離が縮まったかと思うと。]
[少し、様子が変わった。]
……あー。
[相手の口から発せられた言葉に、僅かに眉を顰めて。]
人狼、ねえ。
[俯いた彼の頭を、軽く。撫でようと。]
[手を伸ばし。]
……知らん。
[明らかに嘘をついた。]
―ちょっと前―
ナタリーさん、風邪ひくよー。
[くしゃみをしかけた彼女の姿に気づいて、肩を揺らす]
はい。貸してあげる。あったかいよ。
[マフラーを外して、彼女に差しだした。
よく考えたら此れは相手の店で買ったものだったような気もするが、深く気にしないことにした]
行ってきまーす。
[疑問形の挨拶へ、元気良く返事して、白い道を歩き出す]
……ぬ。
[ばれた。]
[どうしたもんかと考えていると。]
[上目で見られたので、視線を外す。]
[それから続く言葉に、再び視線を相手に向けると。]
[ふう。]
[とひとつ、溜息。]
……なにも、難しいことじゃねー。
[だから、説明しづらいのだと。]
[肩についた雪―さっきナタリーにぶつけられたやつ―を払い落としながら、ぼんやりと思う。]
― 宿・食堂 ―
[他の人の様子を窺うもの、一度宿から外に出るもの、奥に引っ込んでしまうもの、それらを遠目にぼんやりと見ながら、...は壁に寄りかかる。
村長ならばもっと詳しい事を知っているだろうが、自分に答えられる事はそう多くない]
(人狼についてなどは――)
[全て自分で調べた付け焼刃の知識に過ぎない。
唯一度、父の意思に背いて友の亡骸を引き取りに向かった時からの]
― 宿・食堂 ―
[他の人の様子を窺うもの、一度宿から外に出るもの、奥に引っ込んでしまうもの、それらを遠目にぼんやりと見ながら、...は壁に寄りかかる。村長である父ならばもっと詳しい事を知っているだろうが、自分に答えられる事はそう多くない]
(人狼についてなどは――)
[全て自分で調べた付け焼刃の知識に過ぎない。
唯一度、父の意思に背いて
友の亡骸を引き取りに向かった時からの知識]
(とんだ茶番となるのか、それとも…)
[父の警戒の仕方、そして直接告げられた言葉も、随分ときな臭いものはある]
(何もない白い世界に、全て覆われてなくなってしまうのか)
[人の意思も、その想いも遠く、遠く吹雪く思考の奥へと沈んでいく*]
[相手のことを、驚いたようなまなざしで見上げるが。そこに疑いの色は無い。
おそらくは、慕っている相手のことを疑うという発想も、青年にはない]
あの宿に、「いる」の?
[問いかけた後、ごくりと唾を呑んだ]
[自分のマフラーをひとつ、外して。イヴァンに差し出す。]
[あんまり襤褸だから、女の子に貸す気にはならなかったのだが。]
いる。
[問いかけには、頷いた。]
……いなくなっても、わかる。
と思う。 多分。
[そっちはあんまり、自信がない。]
[なんせまだ、いなくなってない。]
[渡されたマフラー、しばし見つめて思案して。
いろいろ逡巡したけれど結局巻いた]
温かい。……雪だるまだったら溶けるなあ。
[確かに自分の店で売ったものだけれど。
こうして他人が使っているのを見ると、やはり嬉しい]
よし、完成。
[口元をほころばせたまま、かまくらを作り上げると。
その中に、手の生えた雪だるまをそっと移した]
[差しだされたマフラーを、遠慮なく受け取って首へ巻く。温かい]
―――――…!
[「いる」という。きっぱりとした返答に、思わずびくりと肩が揺れた。
そして躊躇うようなしばしの間が空いて、おずおずと口を開く]
「誰」が、っていうのは。…分からない?
[分かったら、どうするというのか。
答えが見つからないままに、問うたのはきっと反射的なこと]
いなく、なっても……。
[いなくなるというのは、具体的にはどういうことなのか。
宿を後にするということか。それとも、それとも]
人狼を見分けるという秘術。
俗に占いと呼ばれていた行為。
それは妖魔にとっては凶器そのものであり。
正体すら破られる前に、
その存在を消滅に追い込まれるというもの。
まさか、まさか、目の前の人物がその術を持っているというのか。
[ありがとう、とサーシャが言えば]
いいのよ。
しばらくは一緒に此処に居るモノ同士ですもの
気にしなくていいわ。
[サーシャが一度ミハイルを見れば、つられるように視線を向けるが。
同じように、何も言わず、何もせず。
暖炉へと視線を戻した**]
わからん。
生きた人間は、みんな同じに見えっし。
[昔から、他人の顔と名前が覚えられないのは。そのせいもあった。]
……教えてくれない。
[主語は省いた。]
[なぜなら、自分でもわからないから。]
多分それは……俺の役目じゃねーんだろ。
よく、わかんねーけど。
/*
イヴァンはなんなんだろう・・・
ナタリーもなんなんだろう・・・
どっちもかわいい陣営であることに間違いはないが
イライダがなんか人外っぽくてオリガが桃っぽく見える、くらいしか役職わかんねーお。
つか霊ってここまで初日に出張る役職じゃねーお。
愛方どこだお。
私みたい、ね。
[手のある雪だるまを、つつく。
他の雪だるまと姿形は似ていても。
確かな違いのあるそれは]
キミも他の子達から疎まれたりするのかしら。
[やはり異端に違いなく**]
[生きた人間は、みんな同じに見えるという。
兄と慕う人の告げたその言葉は、何故かひどく哀しく感じられた。吹き抜ける風が、マフラーを靡かせる]
……………。
[じっと相手の顔を見つめていたが。やがて、視線を伏せる]
死んだら。
[彼の言葉をなぞるように、静かに繰り返した]
[何が起ころうとしているのか、とか。これからどうなっていくのか、とか。考えても仕方のないことは、深くは考えないことにした。少なくとも、今は。
小さく息をつくと相手へ歩み寄り、子供っぽい笑顔を浮かべる]
兄さん。「僕」のことは、分かる?
―――――…分かるよね。
[ポケットから、木彫りの花に紐を通したものを取り出して]
これ、御守り。あげる。
昨日の花代、多かったと思うんだ。そのお礼。
お金返そうにも、ちゃんと値段覚えてなかったし。
[押しつけるように其れを渡すと、再び相手の先を行くように歩き出す**]
どうせ雪が降ったら埋まっちゃうけど。
[立ち上がると、手を打って、手袋の雪を払う。
一度ぐるりと雪の景色を眺めて、宿に戻った。
たぶん、ドラガノフの持ち込んだ苗木類に、目を丸くしただろう]
『援助を貰わないとやっていけない小さな村』
[奇しくも、亡き友も老父もこの村の事をそう言っていた。その解釈は特別なことではない。少しでも見通しの良い場所にいれば誰もがそう思っているということだ]
(だが、そんな外れた村だからこそ――)
[紛れ込み、這入り込む余地がある。
人も、金も、事情も、都合も]
[従業員も気を利かせたのか。
それとも、この場から逃げたいのか。
自分たちの部屋へと戻ってしまい]
……仕方ない、か。
[吸い終わった煙草を捨てれば。
キッチンへと入る]
勝手に使っても大丈夫よね?
[鍋を一つ手にとって。
冷蔵庫から出したミルクを、火にかける]
そして
蜂蜜を、一匙。
[木のスプーンで混ぜながら、食堂に戻ってきた皆の話を*聞いている*]
だから大切に育てて来たんだが、
ここからがなかなか大きくならん・・・。
俺が思うにこの村は、この樹が希望を抱くには
ちっとばかし寒過ぎるのかもしれん。
[再びさっさと歩き出した彼を。]
[やっぱり、特に急ぐこともなく、追う。]
[家に着けば要望どおり、ココアでもなんでも用意するだろう。]
[それ以外には、大した持て成しはしないだろうけど。]
**
/*
ロランは散弾銃だなwwwwwwww
さて、ウートラが狼だった時の判定どうしようwwww考えてはいるけど、考えてないwwww
へえ、木の、希望、か。
イライダさん、虹の樹って見たことあります?
[ドラガノフが語る、虹の樹の話しを聞きながら。
イライダが温めるミルクの香りに、良い香り、と目を細めて]
大きくなって、観光の目玉になったらいいのに。
[昼頃戯れに話していた村おこしの話しの続きをするつもりは無かったけれど。
真面目な顔してつぶやいた]
そんな由来が…
[ドラガノフとナタリーの会話を聞けば、軽く相槌]
先のことは別として、
苗木の今はなるべく暖かいところに
置いておく方がいいのかも知れませんね。
[毛皮の帽子越しの感触は。
頭を撫でる人の手は]
――キライジャ ナイ
[キライ と スキ と。
人間をキライとだけ思えれば、どんなにか**]
アナスタシアは遅延メモを貼りました。
/*
俺も入ってるのはどーなのって思ったが
村側1人もいなかったらなんか微妙かしらーと。
まあ俺は使う気ないよぬ。
明日エピったら意味ないあれだけど。
突死1だと、結構エピる可能性はあるの?
ほんとなんも考えてないな俺!
[告白を終えた友人を見送り、
暖炉の傍の椅子へ腰を掛ける]
…………。
[何か思いつめた様に、眸を伏せて。
死にたくない、死ねない――と、小さく呟き、
子供が宿る下腹をそっと撫ぜた*]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新