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ん?
[距離が縮まったかと思うと。]
[少し、様子が変わった。]
……あー。
[相手の口から発せられた言葉に、僅かに眉を顰めて。]
人狼、ねえ。
[俯いた彼の頭を、軽く。撫でようと。]
[手を伸ばし。]
……知らん。
[明らかに嘘をついた。]
―ちょっと前―
ナタリーさん、風邪ひくよー。
[くしゃみをしかけた彼女の姿に気づいて、肩を揺らす]
はい。貸してあげる。あったかいよ。
[マフラーを外して、彼女に差しだした。
よく考えたら此れは相手の店で買ったものだったような気もするが、深く気にしないことにした]
行ってきまーす。
[疑問形の挨拶へ、元気良く返事して、白い道を歩き出す]
……ぬ。
[ばれた。]
[どうしたもんかと考えていると。]
[上目で見られたので、視線を外す。]
[それから続く言葉に、再び視線を相手に向けると。]
[ふう。]
[とひとつ、溜息。]
……なにも、難しいことじゃねー。
[だから、説明しづらいのだと。]
[肩についた雪―さっきナタリーにぶつけられたやつ―を払い落としながら、ぼんやりと思う。]
― 宿・食堂 ―
[他の人の様子を窺うもの、一度宿から外に出るもの、奥に引っ込んでしまうもの、それらを遠目にぼんやりと見ながら、...は壁に寄りかかる。
村長ならばもっと詳しい事を知っているだろうが、自分に答えられる事はそう多くない]
(人狼についてなどは――)
[全て自分で調べた付け焼刃の知識に過ぎない。
唯一度、父の意思に背いて友の亡骸を引き取りに向かった時からの]
― 宿・食堂 ―
[他の人の様子を窺うもの、一度宿から外に出るもの、奥に引っ込んでしまうもの、それらを遠目にぼんやりと見ながら、...は壁に寄りかかる。村長である父ならばもっと詳しい事を知っているだろうが、自分に答えられる事はそう多くない]
(人狼についてなどは――)
[全て自分で調べた付け焼刃の知識に過ぎない。
唯一度、父の意思に背いて
友の亡骸を引き取りに向かった時からの知識]
(とんだ茶番となるのか、それとも…)
[父の警戒の仕方、そして直接告げられた言葉も、随分ときな臭いものはある]
(何もない白い世界に、全て覆われてなくなってしまうのか)
[人の意思も、その想いも遠く、遠く吹雪く思考の奥へと沈んでいく*]
[相手のことを、驚いたようなまなざしで見上げるが。そこに疑いの色は無い。
おそらくは、慕っている相手のことを疑うという発想も、青年にはない]
あの宿に、「いる」の?
[問いかけた後、ごくりと唾を呑んだ]
[自分のマフラーをひとつ、外して。イヴァンに差し出す。]
[あんまり襤褸だから、女の子に貸す気にはならなかったのだが。]
いる。
[問いかけには、頷いた。]
……いなくなっても、わかる。
と思う。 多分。
[そっちはあんまり、自信がない。]
[なんせまだ、いなくなってない。]
[渡されたマフラー、しばし見つめて思案して。
いろいろ逡巡したけれど結局巻いた]
温かい。……雪だるまだったら溶けるなあ。
[確かに自分の店で売ったものだけれど。
こうして他人が使っているのを見ると、やはり嬉しい]
よし、完成。
[口元をほころばせたまま、かまくらを作り上げると。
その中に、手の生えた雪だるまをそっと移した]
[差しだされたマフラーを、遠慮なく受け取って首へ巻く。温かい]
―――――…!
[「いる」という。きっぱりとした返答に、思わずびくりと肩が揺れた。
そして躊躇うようなしばしの間が空いて、おずおずと口を開く]
「誰」が、っていうのは。…分からない?
[分かったら、どうするというのか。
答えが見つからないままに、問うたのはきっと反射的なこと]
いなく、なっても……。
[いなくなるというのは、具体的にはどういうことなのか。
宿を後にするということか。それとも、それとも]
人狼を見分けるという秘術。
俗に占いと呼ばれていた行為。
それは妖魔にとっては凶器そのものであり。
正体すら破られる前に、
その存在を消滅に追い込まれるというもの。
まさか、まさか、目の前の人物がその術を持っているというのか。
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