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[ゆっくりと体を起こす。
視界はもう無い。だが、それでもぼんやりと魂の場所くらいは掴めている・・・・・・気がする]
まだ見えるようだ。
だが、それでも大分ましになった。
[手探りでベッドの隅に手をつき、立ち上がる]
これで十分だ。脳の負担はほとんど無くなったし・・・・・・予感だが、じきにこのまま何も見えなくなると思う。
礼を言う。
いや、たとえ見えなくなっても君の人生がどうにかなるわけじゃない。
[無頼の手を取り、滝川の子宮が入ったケースを渡す]
これを彼女の家に渡した後、君はどうするんだい。
何も決めてはいない。
だが、償うつもりだ。
[もしかしたら、滝川の家にこれを届けた直後命を失っているかもしれない。
だが、それでもいいと思っている]
自害はするな。
そんなつまらない事で君の犯した罪は償われない。何も戻らない。
君は人とは違ったかもしれない。だが、人と違ったからといって何も赦されないし、君という存在が無残に散る必要も無い。
罪をこれからも背負って、生きていけ。
・・・・・・ 判った。
[何故だろう。
視界を失ったのに、それ以上に何かが見えるようになった気がする。
目の前にいる男性の心。抱きしめたケースのぬくもり。
見えるものが多すぎて、大事なものが見えていなかったのかもしれない]
これで、失礼する。
[沖田から貰った杖を持ち、沖田に軽く会釈して、ゆっくりとその場を立ち去った]
―聖杯戦争から五年後・東北/滝川家―
[炬燵に足を突っ込んだまま、窓の外を見る。
霜の降りた庭は、庭の植木の葉も白く染め、葉のひとつひとつにまるで花が咲いているように見えた。
それをぼんやり眺めたまま、小さなくしゃみを一つ。]
……染谷さーん。
ストーブって、まだ壊れたままなんだっけ…?
[障子がすっ、と音も無く開き、初老の男性が顔を覗かせる。]
『申し訳ありません、業者を呼んではいるのですが…。
ああ、蔵に火鉢がありますので、そちらをお持ち致します。』
[そう言って障子を閉めようとするので、慌てて炬燵から飛び出した。]
いやいやいや、私が取ってくるよ!
染谷さんは、家の中で暖まってて!!
『ですが、真珠さま……』
いいからっ!
[先代の頭首――志乃様が急に亡くなられて、突然ここに引っ張って来られた遠縁の自分にとっては、いくら自分付きの執事とは言え、顎で使えるようになる事はなかなか難しい。
袢纏を羽織って外に飛び出すと、途端に顔に刺すような痛み。吐く息が白い。
服から出ている両手を擦り合わせ、息を一つ吹きかけると庭の隅に建っている土蔵へと急ぐ。]
ギィ…
[重く軋む扉を開き、朽ち果てそうな土蔵の中に足を踏み入れると、埃の匂いが鼻についた。
ずいぶん、誰も足を踏み入れなかったのかもしれない。]
ええと…。
[火鉢、火鉢、と呟きながら辺りを見回すと、足元に鈍く光る何かの破片がある。
不思議に思ってそれを拾い上げると、うっすらと土埃に塗れた何かの――青みがかった貝のようなものの欠片だった。
汚れを指で拭き取り、開け放したままの扉から漏れ入る光に当てると、きらきらと七色に光を反射する。
それを見た時、何故か。
―何故か、胸が詰まるような]
……?
[何かの装飾品の欠片だろうか。
ポケットから真っ白いハンカチを取り出すと、大事な宝物を仕舞うようにそっとそれを包み、もう一度ポケットに戻した。]
おっと、火鉢…
[ここに来た目的を忘れそうになって、再度辺りを見回すと、それはあった、が。]
げ……
[思ったよりもデカイ。そして重そうな物体に、短く唸る。
これは引き返して誰かの手を借りるべきか。
しばしの躊躇の後、諦めてくるりと方向転換した時に肘が備え付けの棚にぶつかった。]
いっ
[痛みに声を上げる前に、棚から落ちてきた物で自分自身が埋まる。それらの多くは布やら紙類で支障は無かったが、最後に重量のある硬い物質が頭にぶつかって来た。]
『ごんっ』
[鈍い音を立てて落ちてきたそれは、そのまま地面に落ちてその中身を散らばせる。]
『……真珠様?』
[痛みに声も出せずにしゃがみ込んでいると、開け放したままの入り口から、染谷の声が聞こえた。]
……そめ…やさん…だ、だいじょぶ…
[心配そうに尋ねて来るその声に、取り急ぎそれだけ答えると、あちこちにばらばらと散らばっている物を大急ぎで掻き集めていく。]
ご、ごめんなさい。うっかりばら撒いちゃって…
急いで片付けるか…
[そう途中まで言いかけた言葉は、蔵の中に入って来た染谷の手元を見て、止まる。
そこには、落ちて来た箱――よく見ると漆塗りの文箱であったらしい、それから落ちた一通の手紙らしきものを、手に持って立っていた。]
……染谷さん、それは…?
[興味がわいてそう尋ねて見ると、初老の男は一度私の方を見て、そのまましばらく黙っていた。
聞いてはいけない事だったのかと思い、質問してしまった自分の発言をどう取り消そうか悩んでいると、静かで落ち着いた声が紡ぎ出される。]
『…これは、志乃様…先代の頭首様がお書きになった手紙でございます。
志乃様が亡くなられたという訃報の後、御遺品の整理をしていました時、引き出しの中にそれが仕舞われておりました。』
[淡々と、けれど、どこか微笑みに似た柔らかな表情を浮かべたまま、染谷は話を続ける。]
『……おそらく、出そう出そうと思って、そのままお出しになれなかったのではないかと…。
私が代わりにその方にお渡ししようとも思いましたが、行方がわからず、このままこの手紙は朽ちてしまうのだろうかと嘆いていました所…』
うん…
[遠くを見るように語る染谷に、一つ相槌を打つ。
出せなかった手紙。それには何が書かれているのだろう。
手紙の中身を見てみたくなったが、さすがに人様の手紙を覗き見るのは失礼に当たるだろうなと、思い直して口を噤んだ。]
『……ここに尋ねて来られたのです。
けれど、その方は、……御目に包帯を巻かれていまして、代わりに私が手紙をお読み聞かせ致しました。
……涙を、流されていましたよ。』
[そう言うと、そっと私の手に、白い封筒を渡してくれた。
封筒の表には
『 陣さんへ 』と、墨でそれだけが書かれている。]
……読んでいいの…?
[何故だか、手が震える。
初老の男の顔を見ると、柔らかな微笑を浮かべ、ゆっくりと頷いた。
壊れ物を扱うように、そっと
封筒から一枚の便箋を取り出す。
三つ折に折られたそれは、長方形の紙の、最後の行に、一言だけ――]
……そう、なんだ。
来て、…くれたんだね…。
[そっと、微笑む。
空白の行間には、何も書かれていないけれど、たくさんの想いが詰まっているようにも見えて。
言葉にならない想いが、自分にも伝わってくるような気がして、そっと目を閉じた。**]
−聖杯戦争終了より数日後−
[無頼は滝川家へと志乃の子宮が入ったケースを持ち、現れた]
・・・・・・・志乃の子宮を届けに来た。
[聖杯戦争に参加すると決めた時点で、滝川家はこの結末を覚悟していたようだ。しっかりと無頼の顔を見て、そのケースを受け取った。
無論、その表情を見ることは今の無頼では出来なかったが、彼らの声でその風景は理解出来た]
言わなければいけない事があります。
[顔を上げ、まっすぐの姿勢で伝えようとする。
”自分が、志乃を殺した”
と。
だが、その言葉を滝川の人間に遮られた]
・・・・・・手紙?
[志乃が生前、無頼に出せずにいた手紙を応対してくれた人が預かっていたらしい]
生憎、この眼では手紙を読むことは出来ない。
何と書いてあったか、教えてくれないか。
[そう告げると、滝川の人間が手紙を開く。
そして、たった一言、その文面を読み上げた]
○CAST
<サーヴァント>
セイバー/ワラキア公ヴラド3世 ・・・ 魔王タカアキ
アーチャー/カルナ ・・・ azuma
ランサー/本多忠勝 ・・・ 戸田
キャスター/聖ニコラオス ・・・ azumi
ライダー/エウロパ ・・・ migya
アサシン/ハサン・サッバーハ ・・・ KAME
バーサーカー/ハインリヒ・クラマー ・・・ yummy
ゲームマスター/ナルキッソス ・・・ utumi
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