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[あらかたの荷物をまとめて、部屋を片付ける。
もう一つ使われていた部屋に入ると、畳んである衣服を見て、――なきたくなった。
衣服を処分しようとして、出来ずに。
テレビをつける。
焦土と化した森林公園の様子が映っていた。ここ一週間のニュースをダイジェストで映していたらしい。
見た覚えはあったから、きっと忘れているだけなのだろう。
カーテンを閉めようとしてもう外が暗くなり始めていることに気づいた。
水色から、空が夕焼けに染まっていく。
その色を、知ってる。
最後に、見た色だから]
[誰かがいたのに、――おそらくは呼び出したサーヴァントだ――
思い出せないことよりも、いなくなって寂しく思っている自分に驚いた。
サーヴァントは、聖杯戦争が終わればいなくなる存在で、それほど心を傾けるべきではない。
いわば使い魔の上級版。
何があったのかわからないけれど。
こんな風に思う自分が新鮮で、これでいいのだと思うことにした。
空が朱に染まって、やがて紺色に変わるまで、窓をあけてずっと見ていた。
太陽が沈んで、朱色が消えるころぽろと涙が一粒落ちた。
首を傾げて拭う]
[誰を呼んだのかは知ってる。実際に呼べたのかまではわからないけれど、呼ぶのはその英霊だと決めていたから。
でも、呼ぶ名前はそれではなかった。違う呼び方をしていたはずなのに思い出せなくてそれがとても切ない。
窓を締める。
飛行機のチケットが取れたら、明日帰ろう。
そう思うのに、離れがたく感じる。
そのことに一つ、苦笑を浮かべた]
ばかだなぁ、アタシ。
ほんと。
[置き忘れてきた声はもう聞こえない。
代わりに、一つまたあそこにおいてきたのだと思った。
取りに行く術はもうない。
目を閉じる。
『アル』と自分を呼ぶ声が、耳の奥で聞こえた*気がした*]
―― 西ブロック/教会 ――
[薄灯りの部屋の扉を開ける。中央のベッドに寝かされているジュリア。
いまにも灰になろうとする掌で頬に触れると、そこには確かな血のぬくもり。]
………。
[言葉はない。表情もよくは見えない。だがヴラドの口元には穏やかな笑みがあった。]
−西ブロック・教会−
[長い夢を見ている。
アーチャーの矢に貫かれ、霞んでいく世界。
父の声。母の背中。彼の顔。
傷付いたレコードのように、延々と繰り返される景色。
――不意に、そのリピートが途切れた。]
……ん。
[ごく僅かな灯りすら眩しく感じて、瞼が力む。
視界が光に浸食し尽くされるのを待って、ゆっくりと目を開いた。]
……ぁ……オジ、サマ……?
おわった……?
[自分の身体が、頭が、長い間使われていなかった機械のように鈍い。
それでも一生懸命考えて、答えに辿り着いた。]
……そう、勝った……のね……。
[なかなか思い通りに動かない身体を起こして、己が従僕の姿を確認する。
左腕は失われ、服装も襤褸のよう。]
な、によ。……ボロボロじゃないの。
いまはこれが精一杯であるよ。
[我が身をみれば、また灰がぼそりとこぼれ落ちる。聖域にいるためそこかしこより塵の如き煙も浮かぶ。
――目が霞む。そろそろ時間のようだ。]
それでは、帰るであるかね。
[身を起こすようにと、ジュリアに右手を差し出した。]
ええ。
[差し出された手を握り返して、立ち上がる。]
今度は私が約束を守る番ね。
帰ったら、飛びっきり美味しいカレーをご馳走するわ。
次に逢えたときには、必ずご馳走になるであるよ………。
[その言葉も薄灯りに溶け、灰となった姿は床に落ちるより早く塵となり消えていった――*]
[従僕の言葉にはっとして振り返る。
既にその姿は無かった。]
もう……、お別れの言葉くらい、言わせなさいよ。
……バカ……。
[教会の外に出ると、日の光が先ほどまでの灯りと比べ物にならない強さで網膜を焼いた。
眩しそうに目を細めて、従僕の消えた建物を振り返る。]
さよなら、オジサマ。
[伝えられなかった言葉を声に出すと、教会に背を向けて歩き出した**]
よし、と。
[朝。令呪を剥がされたマスターの施術がひと段落し、汗をぬぐう。
封印指定となった男性も、大事には至らなかったらしい]
今回も終わった、か。
[近くにある、滝川の子宮が入ったケースが視界に入る]
・・・・・・・いや、まだ僕の仕事は終わってないか。
[少し休憩してから、最後の患者の為に施術の準備を始めた]
― 聖杯 ―
[勝者は決定し、願いは叶えられた。
聖杯戦争が終わったのだから、英霊は座に帰るが道理。
もはや去りゆくしかない運命の、ほんの僅かな有余。
少女は父親と対面していた]
・・・・・・
[エーテルの波の中、娘に手を伸ばす]
君のマスターの願いだが、それで私の願いも叶う。
・・・・・・来い。
この私と融合すれば、お前はハサンの一人となれる。
そうすれば、ハサンが終わったという概念も消え、お前はハサンの一員となれよう。
[父親の手が差し伸べられる。
選択は、三つ。
父と融合し、20番目の正統なハサンとなるか。
新しい真名を得て、別の英霊となるか。
それとも、イレギュラーのハサンのままで座に帰るか。
選択は]
はい。私は、あなたと融合し、正統なハサンとなります。
[言葉に迷いは無く。しかし少しばかり躊躇したように、視線を逸らし……一呼吸、間を置いてから父親へと近寄る。
手を伸ばせば、触れられる位置]
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