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な…にッ。
[油断した。
詰んだ、と思った。
ブライの方へ防護を多く振り向けたままだ。
エコーも間に合わない。]
ち…っ
[舌打ちひとつ。
後方へ跳ぼうとするが、動きを封じられる。]
[逃げようとする腕を掴み、抱き寄せるようにして捕まえる。
ナルキッソスの線の細いあごをつかみ、顔を寄せてニヤリとした笑みを見せると。
――そのまま、首筋へと牙を立てた。]
[別の衝撃が胡蝶の身を震わせた。
なんという斬新ないやいやいやいやむしろ吸血鬼はこうでなくてはいけない!
絶世の美青年がドラキュラの牙の餌食となり悶える様を、草葉の陰から爛々と瞳を輝かせて見守っている。
よくやった。ぐっじょぶドラキュラ公! 思わずサムズアップ]
[つぷり、と音。
首筋に熱さ。]
ああ、う…っ。
[力の抜ける感覚。
セイバーを押しのけようと手を動かすが、思うように身体が動かない。
膝から崩れ落ちるのを必死で我慢する。]
く…っ、は。
[ひとしきりの血を吸いとり、口を離す。]
高尚なことを言っていたようだが――
[青白い顔色のナルキッソスへと語りかける。]
人などは所詮、エゴの塊。
だから我が輩のようなものが生まれるのよ。
そして他者を犠牲として願いを叶えようなどと、それこそエゴの最たるものではないか。
[捕まえていたナルキッソスを足元へと投げ落とす。]
だが、だからこそ――――
――――人は美しいのではないのかね。
[手に取り出した黒く長く荒々しき杭を、無造作にナルキッソスの胸へと突き立てた。]
高尚なことなんて、言っているつもりは、ない。
自分の意思を通すって、それだけの、こと。
[セイバーを見据える。]
言ったはずだ。
僕らは、君たちと、同じ――。
[流れる血すら少なく。
意思だけが身体に残る。
闇を這う僕。
闇に喰われるのだけは、勘弁だ。]
まだだ…ぞ。
まだ僕は、消えてない。
[だが、手が上がらない。
水を呼ぶ気力もない。]
[御馴染みの魅了の術とは違ったどす黒い愉悦が、身体の芯を熱くする。
いや眼福眼福。ほどほどいいタイミングで催涙ガスも収まった]
本来なら、儂の手で流血の色に染め上げてみたか った、が……、
……?……
[魅了の術の効果も薄れてしまえば、何故彼にあれほど執着していたのかもさっぱり分からない。
むしろ今は別の妄想が埋め尽くしてしまった。
嗚呼、ヤンデレこじらせて「あなたの子よ!」とかいうレベルにわけわからんことを口走る前で本当によかった。もう一生恋なんてしない。忍者に不純異性交遊は危険過ぎる。
ただ美形は何やってもサマになるなあ、性格はちょっと残念でも。程度にじーっと眺め]
ナルキッソス!!
[重たい足取りで、ナルキッソスの傍へと駆け寄る。
令呪から、ナルキッソスの魔力がどんどん失われているのを感じる。
終わりの瞬間が、近づいていた]
[意識が遠のく。だが]
闇が消えることはない。
その闇を、君は。
いつまで、そうして、
受け入れていられるかな…。
心の底からさ。
楽しみに、する。
期待しているよ。
愛がないのは、もうたくさんだ。
[笑う。
望月を見る。]
君もいつか、愛を知るかもね。その時は、自分で勝手に線を引くことをやめて、人を愛せればいい。
そうでなければ、また「僕」は現れるよ。
[ナルキッソスへと駆け寄る無頼など見向きもせず。]
さあ……… 聖杯、よ。
[こちらとて限界である。
一歩、一歩と歩けば身体中から灰が零れ落ちる。
目を上げれば、契約主の無事な姿。ぐい、と指差すは神社の社。
すでに発動している聖杯を目指し、歩き出した。]
ブライ。
悪いね。
[片目を瞑る。]
バーサーカーのマスターに…
よろしく言っておいて。
[そのまま、両目を瞑る。]
じゃあね。
[簡単に別れを。]
ナルキッソス・・・・・・
さらばだ、相棒。
君に会えて、良かった。
[光と消えていくナルキッソスを見つめ続けた。
こうして、無頼の聖杯戦争は*幕を閉じた*]
−教会−
[忍神町の上空の闇が、強まっていく気がする。
だがその先に不安を感じない。
きっと、戦争は終わったのだと感じた]
ですの。
愛などなくとも。
聖杯戦争の勝敗には関わりないことじゃ。
[ナルキッソスの笑顔を睥睨。
最早、聖杯を手に入れる資格があるのは、――一対のサーヴァントとマスターは自分たちだけ。
まあ、何を期待されても困るのだけど]
勘違いして貰っては困る。
魔術師も、忍者も、
本来より闇に生きるものじゃからな……。
光に焦がれ、表の世界の生に憧れ、愛を求めることはあっても、所詮は――、
[力なく、首を横に振った]
血生臭い生き方しか、できぬよ。
[腕から力が抜け落ちる。
滑りかけた玄い刃は無頼の眼前に投げ捨てた]
命の責任、と。言うたな。
――選ぶのはおぬしじゃ。
[無防備に晒す背中。
たとえ無頼がその刃で以て斬りかかってきても、傍らのセイバーがそれを許すはずがない]
[ふらつく身体を二本の足で必死に支える。
そういえばラナはどうしたのだろう。
面差しはただ真っ直ぐ正面を――社を見据えたまま。
意識が、ぷつりと途絶えた]
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