情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[52]
[53]
[54]
[55]
[56]
[57]
[58]
[59]
[60]
[61]
[62]
[63]
[64]
[65]
[66]
[67]
[68]
[69]
[70]
[71]
[72]
[73]
[74]
[75]
[76]
[77]
[78]
[79]
[80]
[81]
[82]
[83]
[84]
[85]
[86]
[87]
[88]
[89]
[90]
[91]
[92]
[93]
[94]
[95]
[96]
[97]
[98]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―教会から少し離れた場所―
[魔力は、刻一刻と消費されている。
令呪による魔力の余裕も、
先程の宝具の使用によりほぼ無くなっていた。
鎧は既に無く。
ポケットから、志乃に渡された姫倉の石を取り出す。]
お守り代わり……ね。
俺に渡してアンタが死んじゃ、意味無いでしょうに。
[姫倉、そして志乃。
戦には確かに、犠牲はある。
戦に参加した兵ならば誰しもが、死と隣合わせだ。
それでも、思わずには、いられない。]
ふーん、そうなんだ?
よくわからんね、俺には。
継ぐ人がいれば、たしかに意思は残るね。
でも、悔やむのは普通なんじゃないの?
穢れようが、それは別にいいと思うよ。
まぁ、思いつめてないならそれはそれでいっか?
…無頼。
[彼はこれからどうするのだろうか。
分からないが――]
まだ世界作り替えたいとか
思っとんのかな、あいつ…。
[呟いた。
彼女が生き、死んでいった世界を。
彼はなかったことにしまうのだろうか――と。
無惨にくたびれた天使の背中に、目を細めた。]
世界ね、いい迷惑だよ。
だれもが望む世界なんて空想だよ。
幸せの量なんて有限だよ。
だから、誰かが嬉しければ誰かが悲しい。
それを無理やり均等になんてむりだよ。
結論は皆が我慢する、自己満足の世界だ。
―――…
[人との別れは当たり前でも。
それが当たり前だと容認することは、難しい。
滝川が、無頼に懐いていた感情のように。]
…そやな。
悲しくないわけ、ない。
[オルグロスを、後ろから抱き締めた。]
今、物凄く情けない顔しとるから――見んといてな。
はいはい、平気平気。
俺、驚かすのは好きだけど、泣いてる顔は好きじゃないしね。
[口から出るのは適当な言葉だけだった。
もちろん後ろを見ることはない、背中を貸すのもたまには悪くはないから]
[―――なるほど。]
…俺も泣いてる顔より
笑ってる顔見る方が、…ええかな。
[自分は、我慢ならない側の人間らしい。
そんなことを思った。
オルグロスの背中で、ひとしきり目を瞑る。
――色んなものが零れて
色んなものが、入り込む。
そうして他者の想いで満たされれば、気持ちの整理は完了する。]
――よし。
ありがとう。オルグロス。
[抱き締めていた手を緩め、目元を擦った。
上手く笑えたかは自信ないが、何とか笑ってみせた。]
…あはは。 相手が子供じゃ――物足りないでしょ。
[伸ばされる黒。
手前で止まる指先に、遠慮がちに持ち上げた手で、そうと触れる。
既に、その輪郭も朧気で 消えてしまうのが、怖い。]
――…、
[教会へ。 その言葉に、触れた手に僅か力が籠る。
一緒に行こう。 そう言った所で無意味だと、判っている。
わかっているけれども。…口に出したいのを、必死に飲み込む。
喉が痛い。引きつって、肝心な言葉は欠片として出て来そうにない。]
…やくそく。
まもれなくて、ごめん。
――死なせないって、言ったのに。
[まだ喚んだばかりの時交わした、約束にも満たない言葉。
それでも、 消えて欲しくなかったのは、ずっと。]
[触れあう指先の感覚は遠く、遠く。]
私に出来る事は此処まで だ。
ルナの 願いを 願いを
叶えたかったが……。
後は、君が自力で掴めるものを掴むしかない。
[首を振ったのは何についてか。]
…………。
[無理に笑う姿は、若干不自然にみえた。
なんだか気に入らない。
だから、驚かせて笑わせようとすばやく横っ腹を指で突こうとした]
[暗闇を照らす一筋の光。銀月の煌めき。
額を合わせる様にして灰銀の瞳を覗き込む。]
嗚呼、
願わくば、
もう少し──近く で
……を 、
愛している。
[戦慄く唇を自嘲するように歪めるポーズを取る事はなく。閉ざされる目蓋。消える真紅。バーサーカーとして召還された英霊は、光の渦となって消える**。]
[そうしてまた一つ。
英霊が崩れる声を聞く。
また、見届けようと顔を上げて――]
うひゃわっ
[なんかつつかれた。
びくりと身がはねた。]
な、な、な、な。
なんや。
[目を丸くしてオルグロスを見た。]
ふふ、あははははっ……!!
よしよし、兄さんはそれでいい。
[予想通りの反応、そして丸くなった目に満足の表情を浮かべる。
湿っぽい空気は苦手だし、姫倉にもふさわしくない気がする]
―――、
[覗き込まれる。 酷く近い。呼吸すら 触れそうな程の。
耳に届く、最後の声に。
真紅に映った灰銀が僅かに、見開いた。]
――セム ルク、
[嫌だ、と。
声にならないまま、口唇が動く。
薄れゆくのを拒むかの様に、捕まえる様に。
強く握ろうとした指先から、
光の渦は、するりと溶けて、*消えた*]
―――
[大笑いされている。
理由は分からない、分からないが]
へ、へんっ。
姫倉達生を語ろうなんざ十余年早いっ
[オルグロスの両頬をつまんで引っ張ろうとと手を伸ばす。
――分からないが。
少しだけ、軽くなった気がした。]
ひょっと、ひゃめろひぃさん。
[当然巧く喋る事など出来ない]
ひゅうねんでょころひゃない!!
もょっといきてるっての!!
[悔しいから頬をつまみ返そうと手を伸ばす。
それが相手の気持ちを軽くしていたかもなんて知る事はなかったが]
っ
ひょのっ
[自分の分もつままれてしまった。
目の前にあるオルグロスの顔が、なんだかおかしい。
自分もああなってるのだろうかと、想い]
――
ふぁひはほうな。
[もう一度だけ、感謝を口にした。
そっと頬から手を離し、――笑う。]
何言ってるかわからんよ……。
まったく、子供かっ!!
[周りから見たらきっとお互い様だといわれるに違いない。
自分でもそれ気づいてしまったのが可笑しくて――
そして、なにより笑う姫倉につられて――
姫倉と共にしばらくの間笑い続けた**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[49]
[50]
[51]
[52]
[53]
[54]
[55]
[56]
[57]
[58]
[59]
[60]
[61]
[62]
[63]
[64]
[65]
[66]
[67]
[68]
[69]
[70]
[71]
[72]
[73]
[74]
[75]
[76]
[77]
[78]
[79]
[80]
[81]
[82]
[83]
[84]
[85]
[86]
[87]
[88]
[89]
[90]
[91]
[92]
[93]
[94]
[95]
[96]
[97]
[98]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新