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―西ブロック―
なんとかする、か。
論拠も何もあったものではないが、
[ふ、と綻んだ唇の合間から笑みが漏れる。
拠点に戻らず着替えを済ませたことで、進む一択であることは伝わるだろう]
今、儂が頼れるのはおぬししか居らぬ。
信じるしかないな、公を。
[なんとかしろ、と。我ながら理不尽な命令を下したこともあった。遠い夜を想う。
少なくとも、その頃はあんな未曾有の大災害を想定はしていなかったし、二度と起こさせる気がないのは今も変わらない。
双眸が映すは未だ真円に足らぬ月。望月とは呼べぬ、欠けた月白。
隣に居るサーヴァントは、異なるけれど]
……のう、この世界はそんなに……、
[何と続けていいのか、質問していいのか、分からなくなった。軽く首を振る]
カルナは、カースト制度がないことに驚いておったな。
公よ、おぬしにはこの世界はどう映る。
血塗ろの乱世から、抜け出しきれてはおらぬ、か。
人々は武器も持たず勤勉に働いて、幸せを探しておる。
安っぽい享楽も溢れて、欲に溺れる者やどうしようもない悪党も居る。
でも大半は、理不尽や不幸があろうとめげず、頑張って生きておる。
今や世界有数の豊かで平和な国じゃが、それでも不平等で歪さがなくなるわけではない。
……けれどそれも一朝一夕では築けぬ、
一人一人のささやかな努力なくば、維持できるものではない。
こうあればよいと、願う姿に、少しでも世界は近づいておらぬじゃろうか。
聖杯など、奇跡など、なくとも。
壊して創りなおしたいと思うのは。
あやつらが世界を愛することができなかったからじゃろうか。
それとも、愛が過ぎる故に許せなくなったのじゃろうか。
別に無頼に限らずとも、
人は町一つ壊滅できるくらいの兵器は開発しておるが。
……抑止のためであり、使わぬのが肝要なのじゃよなあ。
[サーヴァントこそ、この世界に生きるわけでなし、聖杯さえ手に入れればいいだけで、何が起ころうと本来なら気にする立場ではないだろう。
分かっているのに、言ってしまってから]
……じゃから、甘いと、おぬしにも言われるんじゃろうな。
[後手を組んで歩き出した。その時。
逃げて来た方向――西の空が雷雲もないのに光っている。莫大な魔力が感じられた]
まさか、イカロス!?
いや、でもあちらは人も居らぬじゃろう、し……。
[破壊活動に走ったわけではないらしい。対策も立てぬまま、舞い戻ってどうなるものでもない。逡巡]
誰かが戦っておるのかも知れぬ。
スパルタ……。
[ギリシャ人――恐るべし。]
……。
……いやまて何を想像してる。
[品評された。狼狽えた。
確かにギリシャの「じすいずすぱるた」な者たちと比べれば
体格は少々劣るだろうか、
というかそういう問題か何だその格好は]
[脳の回路が焼ききれそうになっていたが、徐々に落ち着いてくる。
いつもそうだ。そして成人になってからようやく父が失踪した理由が判った。
父は突如発狂した。自分の目の前で。
自分がそれに気がつき、父の書斎へ入るべく襖を開けた次の瞬間に視界に飛び込んできたのは、あの日の再現だった。
虚空を見つめる生きた死骸達。家の者だけでなく父を訪ねてきていた他の退魔の家系の人間までも。
そして、もはや人が発するような声ではない何かを叫びながら、父は消えた。
きっと、脳が壊れてしまったのだ。
次は自分の番だ]
[それからはずっと、苦悶の生活が続いた。
退魔の一族からは同族殺しと蔑まれ。
家族は既に無く。
そして自ら誰かをいとおしく思う事も辞めた]
[誰かを傷つけないために]
[否、自分を傷つけないために]
[自分の魂に、傷をつけた]
[もう、誰かを愛すことはない。そういう回路は失っている]
カルナさま、カレーのおかわりですの、あっ……。
[おかわりのカレールーを運んでいて、躓いた。
宙を舞うカレーポット。
熱々のルーがアーチャーの全身を襲う!]
俺は、聖杯に何を願ったんだ。
[曰く、失った愛への憧れ]
[曰く、無頼という存在意義の追求]
[曰く、いずれは消滅するであろう家系の維持]
[曰く、自分という存在の正義]
[曰く、見果てぬ平穏の生活]
[曰く、自分という不幸を生んだ世界への報復]
[曰く、自分を救う手段などもはや存在しない]
[ならば、自分のような存在が生まれることのない、新たな世界を]
[新たな世界にはすべてを求めたい。
誰もが愛され。
誰もが存在する意義を持ち。
誰もが耐えぬ歴史を紡ぎ忘れ去られる事無く。
誰もが正しいと尊重され。
誰もが平穏な生活を保持し。
誰もが醜い心を持たない。
そういう世界が生まれるなら、この身などどうなってもいい。
この世界など、どうなってもいい]
[気がつけば、何年ぶりかの涙が頬を伝っていた**]
ッ!!!?
[なんてタイミングだ!
とは突っ込む間もなく。
緊急回避してみたものの――]
あっ つ …!!!
[――ルーは熱い。声なき声。]
本来ならば、他の参加者の助成なぞ買って出る余裕もないのじゃが。
相手が八組目なら話は別じゃ。
これ以上、令呪を奪われぬため、
あやつらに力をつけさせぬため……!
[筋金入りの短気を咎められる心地がしたが、止めてくれるなと渋い表情で駆け出す。
いつかのように、本能的に危険を察知して、身体がそちらへ向かうのを拒否していた。湧き上がる恐怖を捻じ伏せ、音たてぬ足は全速力で。奇しくも、また公園のようだ]
ああっ、ごめんなさいですの……。
すぐに冷やさないとっ。
[厨房から冷水とタオルを持ってきた。]
さ、お召し物をお脱ぎになって。
[幸運E--と呪われし運命B-、
最早ランダムという神のお告げを
振るべくもないと思ってしまった時点で負けである]
…、い、いや…なんとか無事、だが…
ええい笑うな…!
[ジュリアに答えつつオルグロスを睨んだ。
ルーのかかった腕のあたりを捲ったところで]
…ここで脱ぐのはさすがに!
[思い直した。
服の下は鎧を引き剥がした時の傷で
一部割と無残。肩とか。]
[ルーまみれのイイ男。なるほど]
脱がすのは良いけど――……、
別に、かれを喰べてしまっても構わないんでしょう?
[いや、構う。主に改変が酷い的な意味で]
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