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[それから、どう帰ったのか――覚えていない。
ただ、何か 何かを見た。
その事を覚えている。
思い出そうとすると、掻き消えてしまう程随分と霞む記憶。
知らない場所だった。
見た事の無い筈の場所で けれど、何故か知っている。
遠くて――近しい、 嗚呼、此処は『 』だ。
見たことが無い筈なのに 知っている。
荒涼とした風景、
何も無い――虚無が支配する、
]
ラナ ヴラニェシュが「時間を進める」を選択しました。
―朝・拠点(南ブロック)―
――、
…、ゆめ。…?
[何かに呼び戻されるように、意識は覚醒する。
目に入ったのは、見覚えのある天井。
其れが現実だと確かめるように、ぽつりと声が漏れた。
身じろぎする。身体が重い。瞬きをするのも凄くゆっくりと。
…暫しの沈黙に、漸く耳が違和感を覚えて、首を横へと向ける。
掌程の紫トナカイが、枕元で己を呼ぶように小さく鳴いていた。
自室だ。 どうやって帰ってきたのか。
歩いて帰ってきた…ような、…あれ?
よほど疲れていたのか、記憶は欠片として残っていない。]
…おはよ、
[重い腕を上げて、トナカイを一度撫でる。
そうして、漸く寝台から身体を起こした。一つ溜息を零す。
嗚呼、どうしたものか――魔力の減りが、尋常ではない。
…しかし何だったのだろう、先の夢は。
一度起きてしまってから思い出すには随分、朧気ではあるけれど
凄く、 厭な感覚だけが残っている。
知っている場所のような気がするのに、判らない。
思い出せば思い出そうとするほど、記憶は遠のいた。]
…まぁ、いいか。
――思い出して、いい夢って訳でも…なさそーだし。
[一度首を傾ける。 ぽきりといい音がした。
背伸び身体を解して一先ず、支度を整えるべく漸く立ち上がる。
知りもしない。己のサーヴァントが――聖杯越しに見た其れと同一のものだとは。
令呪との繋がりから、僅かながら影響を受けているものとは四方や。]
―西ブロック教会・夜―
[自分の身体が動くようになった時は すべてが遅かった。
忠勝が、姫倉の骸を抱き上げ
自分が、落ちていた赤い蛇の目傘と何かの――石のようなものを拾い上げる
さほど重そうでなかった傘が、腕に、ずしりと重い。
いのちの
想いの重さだと ――思った。]
[白い布が敷かれた安置室。
そこに彼―――いいえ、彼女は横たわる。
闇に慣れた瞳に、電灯の下の白は眩し過ぎて
色が、脳裏に焼き付く。
しばらく彼女の ――何故か安らかな顔を見つめ、目を閉じた。]
……行きましょう。
[それだけ短く言うと、忠勝と共に、教会を後にした。]
―中央ブロック・ホテルグランパシフィック―
[ベッドに潜り込んだ後も眠れず、何度も寝返りをうっているうちに、気付けば朝と呼ばれる時間になっていた。
鈍くて重い頭に手を当てて、ゆるりとベッドから降りる。]
……おはようございます。
[低位置の彼にそう声をかけてから、しばし、そのまま無言で立ち尽くす。]
……傷の、手当をしませんと、ね。
[しばらくたってからそうぽつりと呟くと、救急箱を開けて、ガーゼと消毒液を取り出した。]
[気だるい身体を引き摺るようにして、シャワーを浴びる。
なかなかハッキリしない意識を無理やり起こすと、漸く身支度を始めた。
スクエアネックのチュニックに、パンツレギンス。
身体が重い分、せめてもの軽減に楽な服装を選んで着る。
手乗りのトナカイをいつものポジションの如く、ショルダーバックに入れた。
トナカイ、財布、手鏡。バッグの中身を確認するように漁る内、
奥から出てきた魔石に、眉を寄せる。
…これを渡されたのは、己を含めて二人。しかしもう一人は昨夜――。
ならば、どうなっただろう。…考えても詮無いけれど。
思考を中断させる様にして、再びカバンの奥へとしまう。]
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