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そこまで言うなら、特別サービスやナルキッソス。
――ええもん教えたる。
[酒瓶の蓋を開け。
――その中身を、一気に飲み下した。
顎を伝い、幾滴かは羽織をぬらし、地に落ちる。]
[魔力が足りぬ。ひと波で止まった黒杭にギリリと歯軋りをし、杭の山より降り立ったバーサーカーを睨む。
と、再び動き始める狂った車輪。狙うは当然我が首か。
咄嗟に腕の中にしがみつく契約主の腕をとる。その腕に流れる鮮血を舐め啜れば――]
ぅぅぅぅううるわぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!!
[再度、瞬間的に得た魔力を猛り振るわせ己が周囲全てに黒杭を穿ち突き立てた。]
今のうちに――
いつぞやの質問に、答えようかと思ったんだけど。
[溜息。]
揺れろ。
[音の波が空間を揺らす。空になった瓶が割れ、圧縮された空間が大きく揺らぐ。]
[最早垂直に限らず、総ゆる方向から獲物を串刺しにせんと、切り取られた世界が唸る。
相手も無傷ではなかろう、だのに反響する耳障りな哄笑は止まない。
――戦闘狂。バーサーカーの名の証のように]
な、……あぁ、……。
[瞬間、セイバーが己に牙を剥き、何事かと目を見張る。
くらりと、陶酔に蕩ける。
血が。魔力が。身体を支えるべき生命力が、奪われて]
[酒に宿る魔力が、体に巡る。
回路に染み渡る瓶に集められた「想いの欠片」。
その一つ一つが、泥濘のように流れ込む。]
痛っ…
[痛いのは、回路であり、脳であり、――許容量を越えて外から流れ込む魔力であり。
人智を超えた速度で叩き込まれる、魔術理論。]
[ぐらぐらと揺れているのは、ナルキッソスのせいだけではない。
脳全体が、体全体が、揺れている。]
づっ―――
[揺れる空間が、内から壊そうと、迫り来る。
――真っ先に、伸ばしていた腕の骨が、壊れる音がした。]
[音波が脳を砕く、その前に。]
―――た、き川、さん。は、なれといて。
[千切れそうになる意識の中で、そう呟き。
瞬間、真っ白な濃い靄が、姫倉の立っていた位置に広がった。
遅れて音波がそれを砕けど、そこに彼女の姿はなく。
音波に破られた靄からは、――酒の臭いがした。]
[『鋸(ノコギリ)』を振るった腕は、奇妙な角度に捩じれたまま、だらりとぶら下がり動かない。己の身体が壊れていると言うのに、腹の底から沸き上がる愉しさ。腹部から血を流しながら、『拷問の車輪』の側面に身を預ける形で地上から付き立つ黒杭を避けた。
バーサーカーが乗った横からの加圧によって車輪が描く軌道はずれる。
肉を轢く感触を身体の下で感じた後、そのまま、弾き飛ばされるように車輪ごと空高くへ。]
……っ
[思考回路が重く沈み込む。
彼の――ナルキッソスの言葉が、まるで全身を拘束していくように、四肢へと伝わって行く。
だから 判断が遅れた。]
ひめくら……さんっ!!
[咄嗟に彼の前に立ち、盾になろうとするも、まるで泥に足を取られたかのように、まるで思い通りに動かない。]
……っ…
[歯痒さに、思わず唇を噛んだ。]
[そこが、世界を保つ限界であった。
偽りの世界が揺らぎ、そして溶けるようにして消え失せる。後にはまた、崩れ落ちた廃墟の如き街並みが広がる。]
く。
決着、は………あずける、ぞ…。
[バーサーカーが地面に落ちる様へと言葉を投げ、胡蝶を抱え、残る力を振り絞り虚空へと沈むように消え去った**]
[「飛んで」いる間に、どうやらあばらも折れたらしい。
空間ごと揺らすのは厄介だ。それでも。
次に靄が現れたのは、ナルキッソスの周囲。
ゆっくりと靄が、ナルキッソスを取り囲むと、
景色が変わった。
何もない草原を、ただ酒の靄だけが包んでいる光景が。]
[腕を伝っていたのは既に体内からは失われた血液。
だた、ドラキュラが吸うのはそれを媒介とした生命力そのものだ。
伝承の通りならば、それはパスを通して魔力を送るより、効率よく彼の力を補えるはずで、]
――――ふっ、……、
[血液と酸素の不足した頭がまともに働かない。
返り血で汚れた顔は、それを拭き落としてしまえばきっと白蝋の如き色だろう。
また決着を見届けることも適わぬまま、意識はかすれ*途切れてしまう*]
君、変わってるよね。
[水が靄とせめぎ合う。
やがて靄がしびれを切らすようにして広がり、水ごと周囲の空間を取り囲んでいく。
その向こうには、断たれた空間の先。]
人間の所業じゃないな。
僕が弱いんだ、けどね。
それでも、
こんなところで、
こんな君には。
負けられないなあ。
[エコーを呼ぼうとした刹那――]
ひめ――
[落下した姫倉の姿が視界に入る。]
た――
[ぶるぶると震えながら、動かない唇を、死ぬ気で開いた。]
――忠勝さん !!
ここへ !
[下腹部の令呪が熱を持って、光る。]
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